JPH05135567A - ストレツチヤー型バブル検出器 - Google Patents
ストレツチヤー型バブル検出器Info
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- JPH05135567A JPH05135567A JP3294572A JP29457291A JPH05135567A JP H05135567 A JPH05135567 A JP H05135567A JP 3294572 A JP3294572 A JP 3294572A JP 29457291 A JP29457291 A JP 29457291A JP H05135567 A JPH05135567 A JP H05135567A
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- Japan
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- bubble
- magnetic
- transfer
- conductor
- pattern
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ストライプ磁区のバブル転送用導体の屈曲部
開放側での不必要な引き伸ばしを回避し、読み出しを確
実に且つ高速に行うことができるようにする。 【構成】 磁気バブルBをジグザグ状の2層導体より成
るバブル転送用導体1を用いてストライプ状に伸ばして
転送し、検出手段3により磁気バブルBの有無を検出す
るストレッチャー型バブル検出器において、磁気バブル
Bの転送領域5をフェンスパターン2で固定されたフェ
ンスストライプ磁区で囲み、フェンスパターン2をバブ
ル転送用導体1の屈曲部1Cより内側に配置するか又は
フェンスパターン2の少なくとも一部をバブル転送用導
体1の屈曲部1Cに重なるように配置して構成する。
開放側での不必要な引き伸ばしを回避し、読み出しを確
実に且つ高速に行うことができるようにする。 【構成】 磁気バブルBをジグザグ状の2層導体より成
るバブル転送用導体1を用いてストライプ状に伸ばして
転送し、検出手段3により磁気バブルBの有無を検出す
るストレッチャー型バブル検出器において、磁気バブル
Bの転送領域5をフェンスパターン2で固定されたフェ
ンスストライプ磁区で囲み、フェンスパターン2をバブ
ル転送用導体1の屈曲部1Cより内側に配置するか又は
フェンスパターン2の少なくとも一部をバブル転送用導
体1の屈曲部1Cに重なるように配置して構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気バブルメモリ等にお
いて用いられるストレッチャー型バブル検出器、特に例
えばブロッホラインメモリ等において、情報に対応した
バブルの有無を読み出すストレッチャー型バブル検出器
に係わる。
いて用いられるストレッチャー型バブル検出器、特に例
えばブロッホラインメモリ等において、情報に対応した
バブルの有無を読み出すストレッチャー型バブル検出器
に係わる。
【0002】
【従来の技術】バブル検出器は、磁気バブルやブロッホ
ラインメモリ等の例えば情報読み出し等に用いられる。
ラインメモリ等の例えば情報読み出し等に用いられる。
【0003】ブロッホラインメモリについては、例えば
日経エレクトロニクス1983年8月15日号141頁
〜167頁の記事や、特開昭60−113389号公開
公報等にその開示があり、この種の垂直ブロッホライン
メモリは、高密度メモリとして脚光を浴びるに至ってい
る。
日経エレクトロニクス1983年8月15日号141頁
〜167頁の記事や、特開昭60−113389号公開
公報等にその開示があり、この種の垂直ブロッホライン
メモリは、高密度メモリとして脚光を浴びるに至ってい
る。
【0004】このブロッホラインメモリは、例えば図4
に示すように、磁壁中に情報の担体となるVBL(垂直
ブロッホライン)を有して成るメインストライプ磁区M
が複数本平行配列されてなるマイナーループ部31と、
その一端に各マイナーループ部31上のVBLの有無に
よって磁気バブルを切り出す例えば2本のチョッピング
導体より成るチョッピング部32と、これをバブル検出
器34に転送するメジャーライン33とを有して成る。
に示すように、磁壁中に情報の担体となるVBL(垂直
ブロッホライン)を有して成るメインストライプ磁区M
が複数本平行配列されてなるマイナーループ部31と、
その一端に各マイナーループ部31上のVBLの有無に
よって磁気バブルを切り出す例えば2本のチョッピング
導体より成るチョッピング部32と、これをバブル検出
器34に転送するメジャーライン33とを有して成る。
【0005】ブロッホラインメモリにおいては、情報の
担体となるVBLは極めて微細な磁化構造であるので直
接電気信号に変換することはできないので、上述したよ
うにVBLの有無によって磁気バブルを形成し、この磁
気バブルの有無を検出することによってそのメモリの読
み出し動作を行う。
担体となるVBLは極めて微細な磁化構造であるので直
接電気信号に変換することはできないので、上述したよ
うにVBLの有無によって磁気バブルを形成し、この磁
気バブルの有無を検出することによってそのメモリの読
み出し動作を行う。
【0006】即ちこの場合、先ず読み出すビット位置の
VBLをストライプ磁区先端部に移動させる。従って読
み出すビット位置にVBLが無い場合は、ストライプ磁
区先端部にはVBLのない状態になる。
VBLをストライプ磁区先端部に移動させる。従って読
み出すビット位置にVBLが無い場合は、ストライプ磁
区先端部にはVBLのない状態になる。
【0007】次に、チョッピング部32においてストラ
イプ磁区に直交する導体にパルス電流を与えると、局所
的な磁界が発生する。ストライプ磁区先端部にVBLが
存在する場合にはこれが切断されてバブルが切り出され
る。これに対して、ストライプ磁区先端部にVBLが無
い場合には、磁壁磁化構造の違いからストライプ磁区の
切断は起こらない。従って、この場合バブルは切り出さ
れない。
イプ磁区に直交する導体にパルス電流を与えると、局所
的な磁界が発生する。ストライプ磁区先端部にVBLが
存在する場合にはこれが切断されてバブルが切り出され
る。これに対して、ストライプ磁区先端部にVBLが無
い場合には、磁壁磁化構造の違いからストライプ磁区の
切断は起こらない。従って、この場合バブルは切り出さ
れない。
【0008】この結果、VBLのある場合はバブルがで
き、VBLが無い場合はバブルができない。つまりVB
Lの有無からバブルの有無へ情報の変換が行われたこと
になる。
き、VBLが無い場合はバブルができない。つまりVB
Lの有無からバブルの有無へ情報の変換が行われたこと
になる。
【0009】このバブルの有無の検出は、バブルを転送
して、磁気抵抗効果やホール効果を利用した検出器によ
り電気信号に変換することによって、その検出即ち情報
の読み出しを行うものであり、磁気抵抗効果によりバブ
ルを検出する技術はバブルメモリにおいて確立された技
術である。
して、磁気抵抗効果やホール効果を利用した検出器によ
り電気信号に変換することによって、その検出即ち情報
の読み出しを行うものであり、磁気抵抗効果によりバブ
ルを検出する技術はバブルメモリにおいて確立された技
術である。
【0010】バブルメモリにおいては、情報の担体とな
るバブルを転送する方法としては例えばパーマロイパタ
ーンと回転面内磁界を組み合わせた回転磁界駆動方式い
わゆるフィールドアクセス法が採られているが、この場
合駆動磁界を発生するコイルのインダクタンスによって
バブルの転送速度即ち情報の転送速度が制限され、30
0kHz程度が限界とされている。
るバブルを転送する方法としては例えばパーマロイパタ
ーンと回転面内磁界を組み合わせた回転磁界駆動方式い
わゆるフィールドアクセス法が採られているが、この場
合駆動磁界を発生するコイルのインダクタンスによって
バブルの転送速度即ち情報の転送速度が制限され、30
0kHz程度が限界とされている。
【0011】ブロッホラインメモリではバブルの転送を
高速化するために、外部磁界によらずに2層のジグザグ
状導体を用いてバブルを転送する電流駆動方式いわゆる
カレントアクセス法が採られている。図5にこのような
電流駆動方式を用いたバブル検出器の一例の略線的拡大
平面図を示す。
高速化するために、外部磁界によらずに2層のジグザグ
状導体を用いてバブルを転送する電流駆動方式いわゆる
カレントアクセス法が採られている。図5にこのような
電流駆動方式を用いたバブル検出器の一例の略線的拡大
平面図を示す。
【0012】図5に示すように、この電流駆動方式にお
いては、互いに位相が1/4周期ずれた2本のジグザグ
状のバブル転送用導体1(図5においては1本のみを示
す)を設ける。そしてこの導体1に位相を90°ずらし
た正弦波状の電流を印加すると進行波磁界が得られるこ
とから、この磁界の谷に同期してバブルBが矢印aで示
すように転送される。
いては、互いに位相が1/4周期ずれた2本のジグザグ
状のバブル転送用導体1(図5においては1本のみを示
す)を設ける。そしてこの導体1に位相を90°ずらし
た正弦波状の電流を印加すると進行波磁界が得られるこ
とから、この磁界の谷に同期してバブルBが矢印aで示
すように転送される。
【0013】そして転送用導体1の一部に、これを横切
るように破線で示すバブルストレッチャー12が設けら
れ、このバブルストレッチャー12によって、磁気バブ
ルBは矢印aで示す転送方向と直交する方向にストライ
プ状に引き伸ばされる。そしてこのバブルストレッチャ
ー12に沿って設けられたMR(磁気抵抗効果)膜13
によって読み出しが行われる。この引き伸ばしは、MR
膜13に充分な磁界を与えるために行うものであるが、
この引き伸ばし時間が律速段階となり、磁気バブルの転
送速度をより高めることが難しいという問題がある。
るように破線で示すバブルストレッチャー12が設けら
れ、このバブルストレッチャー12によって、磁気バブ
ルBは矢印aで示す転送方向と直交する方向にストライ
プ状に引き伸ばされる。そしてこのバブルストレッチャ
ー12に沿って設けられたMR(磁気抵抗効果)膜13
によって読み出しが行われる。この引き伸ばしは、MR
膜13に充分な磁界を与えるために行うものであるが、
この引き伸ばし時間が律速段階となり、磁気バブルの転
送速度をより高めることが難しいという問題がある。
【0014】このような問題を解決するために、例えば
図6の略線的拡大平面図に示すように、電流駆動による
転送を行うバブル転送用導体1を、矢印aで示すバブル
転送方向と直交する方向に、MR膜13が設けられた読
み出し部に向かって徐々に幅広となるジグザグ状パター
ンとして設けることによって、磁気バブルBをMR膜1
3に向かって転送しながら、この幅方向に即ちジグザグ
パターン幅方向の輪郭形状に沿ってストライプ状に引き
伸ばして読み出しを行うようにしたストレッチャー型バ
ブル検出器が提案されている。
図6の略線的拡大平面図に示すように、電流駆動による
転送を行うバブル転送用導体1を、矢印aで示すバブル
転送方向と直交する方向に、MR膜13が設けられた読
み出し部に向かって徐々に幅広となるジグザグ状パター
ンとして設けることによって、磁気バブルBをMR膜1
3に向かって転送しながら、この幅方向に即ちジグザグ
パターン幅方向の輪郭形状に沿ってストライプ状に引き
伸ばして読み出しを行うようにしたストレッチャー型バ
ブル検出器が提案されている。
【0015】このストレッチャー型バブル検出器におい
ては、磁気バブルBは、ストライプ状に引き伸ばされた
ストライプ磁区SとしてMR膜13を通過する。MR膜
13は例えばその長手方向に磁化容易軸を有して成り、
ストライプ磁区Sが通過すると、その短軸方向即ちバブ
ル転送方向に磁化が回転し、つまり磁化困難軸方向に磁
化が回転して抵抗値が変化するので、これを電気信号と
して信号用導体14によって検出することができる。
ては、磁気バブルBは、ストライプ状に引き伸ばされた
ストライプ磁区SとしてMR膜13を通過する。MR膜
13は例えばその長手方向に磁化容易軸を有して成り、
ストライプ磁区Sが通過すると、その短軸方向即ちバブ
ル転送方向に磁化が回転し、つまり磁化困難軸方向に磁
化が回転して抵抗値が変化するので、これを電気信号と
して信号用導体14によって検出することができる。
【0016】そして読み出されたストライプ磁区Sは、
この後読み出し部即ちMR膜13から離間するに従って
その幅が漸次幅狭とされたバブル転送用導体1に沿っ
て、徐々に縮小されるようにして転送される。
この後読み出し部即ちMR膜13から離間するに従って
その幅が漸次幅狭とされたバブル転送用導体1に沿っ
て、徐々に縮小されるようにして転送される。
【0017】更にこの場合、まわりから不要な磁区が転
送領域5に侵入することを回避するために、転送領域5
を取り囲むようにTbCo等の垂直磁化膜或いは磁区固
定用グルーブ等より成る対のフェンスパターン2を設
け、このフェンスパターン2に沿って磁化膜内に生じる
フェンスストライプ磁区(図6においては、フェンスパ
ターン2と同一のパターンとして示す)によって、スト
ライプ磁区Sを挟みこむようにして、ストライプ磁区S
をガイドする構造が提案されている。
送領域5に侵入することを回避するために、転送領域5
を取り囲むようにTbCo等の垂直磁化膜或いは磁区固
定用グルーブ等より成る対のフェンスパターン2を設
け、このフェンスパターン2に沿って磁化膜内に生じる
フェンスストライプ磁区(図6においては、フェンスパ
ターン2と同一のパターンとして示す)によって、スト
ライプ磁区Sを挟みこむようにして、ストライプ磁区S
をガイドする構造が提案されている。
【0018】しかしながらこの場合、バブル転送用導体
1のジグザグ状の屈曲部1Cの開放側での転送駆動力が
弱いことから、ストライプ磁区Sの先端部がこの開放側
に、必要以上に引き伸ばされるため、そのバブル中心位
置の移動軌跡を一点鎖線bで示すようにストライプ磁区
Sが蛇行する。このため転送周波数を上げるとストライ
プ磁区Sが転送できなくなる場合や、駆動磁界がこの引
き伸ばされた先端部に及ばなくなっていわばストライプ
磁区Sがトラップされ、ストライプ磁区即ち磁気バブル
Bを転送させることができず、読み出しを行えなくなる
場合があった。
1のジグザグ状の屈曲部1Cの開放側での転送駆動力が
弱いことから、ストライプ磁区Sの先端部がこの開放側
に、必要以上に引き伸ばされるため、そのバブル中心位
置の移動軌跡を一点鎖線bで示すようにストライプ磁区
Sが蛇行する。このため転送周波数を上げるとストライ
プ磁区Sが転送できなくなる場合や、駆動磁界がこの引
き伸ばされた先端部に及ばなくなっていわばストライプ
磁区Sがトラップされ、ストライプ磁区即ち磁気バブル
Bを転送させることができず、読み出しを行えなくなる
場合があった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述したよ
うなストレッチャー型バブル検出器において、ストライ
プ磁区のバブル転送用導体の屈曲部の開放側での不要な
引き伸ばしを回避し、転送をスムーズに行って読み出し
を確実に行うことができるようにして、転送周波数の向
上をはかって読み出しの高速化をはかる。
うなストレッチャー型バブル検出器において、ストライ
プ磁区のバブル転送用導体の屈曲部の開放側での不要な
引き伸ばしを回避し、転送をスムーズに行って読み出し
を確実に行うことができるようにして、転送周波数の向
上をはかって読み出しの高速化をはかる。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明ストレッチャー型
バブル検出器の一例の略線的拡大平面図を図1に示す。
本発明は図1に示すように、磁気バブルBをジグザグ状
の2層導体より成るバブル転送用導体1を用いてストラ
イプ状に引き伸ばして転送駆動し、引き伸ばされたスト
ライプ磁区Sの延長方向と平行に設けた検出手段3によ
り磁気バブルBの有無を検出するストレッチャー型バブ
ル検出器において、磁気バブルBの転送領域5を、フェ
ンスパターン2で固定されたフェンスストライプ磁区で
囲み、このフェンスパターン2をバブル転送用導体1の
屈曲部1Cより内側に配置するか、或いはフェンスパタ
ーン2の少なくとも一部をこのバブル転送用導体1の屈
曲部1Cに重なるように配置して構成する。
バブル検出器の一例の略線的拡大平面図を図1に示す。
本発明は図1に示すように、磁気バブルBをジグザグ状
の2層導体より成るバブル転送用導体1を用いてストラ
イプ状に引き伸ばして転送駆動し、引き伸ばされたスト
ライプ磁区Sの延長方向と平行に設けた検出手段3によ
り磁気バブルBの有無を検出するストレッチャー型バブ
ル検出器において、磁気バブルBの転送領域5を、フェ
ンスパターン2で固定されたフェンスストライプ磁区で
囲み、このフェンスパターン2をバブル転送用導体1の
屈曲部1Cより内側に配置するか、或いはフェンスパタ
ーン2の少なくとも一部をこのバブル転送用導体1の屈
曲部1Cに重なるように配置して構成する。
【0021】
【作用】上述したように、本発明ストレッチャー型バブ
ル検出器によれば、フェンスパターン2をバブル転送用
導体1の屈曲部1Cの内側に設ける構成とすることか
ら、このバブル転送用導体1に沿って転送されたストラ
イプ磁区Sが、転送駆動力の弱い屈曲部1Cの開放側よ
り外側に引き伸ばされることを回避することができる。
ル検出器によれば、フェンスパターン2をバブル転送用
導体1の屈曲部1Cの内側に設ける構成とすることか
ら、このバブル転送用導体1に沿って転送されたストラ
イプ磁区Sが、転送駆動力の弱い屈曲部1Cの開放側よ
り外側に引き伸ばされることを回避することができる。
【0022】従って、ストライプ磁区Sが蛇行したりト
ラップされることがなく、磁気バブルBを確実に転送す
ることができて、転送周波数の向上従って読み出しの高
速化をはかることができる。
ラップされることがなく、磁気バブルBを確実に転送す
ることができて、転送周波数の向上従って読み出しの高
速化をはかることができる。
【0023】
【実施例】以下図1〜図3を参照して、本発明ストレッ
チャー型バブル検出器の各例を詳細に説明する。各例共
に、垂直ブロッホラインメモリに本発明を適用した場合
を示す。
チャー型バブル検出器の各例を詳細に説明する。各例共
に、垂直ブロッホラインメモリに本発明を適用した場合
を示す。
【0024】ブロッホラインメモリには前述した図4に
示すように、情報の担体となるブロッホラインを蓄積す
るメインストライプ磁区が並置配列されて成るマイナー
ループが設けられ、その例えば一端に図1に示すよう
に、情報の読み出しを行うストレッチャー型バブル検出
器が設けられてメジャーラインが構成される。マイナー
ループとこのメジャーラインとの間にはチョッピング部
が設けられて、垂直ブロッホラインの有無に対応して磁
気バブルBを形成するようになす。
示すように、情報の担体となるブロッホラインを蓄積す
るメインストライプ磁区が並置配列されて成るマイナー
ループが設けられ、その例えば一端に図1に示すよう
に、情報の読み出しを行うストレッチャー型バブル検出
器が設けられてメジャーラインが構成される。マイナー
ループとこのメジャーラインとの間にはチョッピング部
が設けられて、垂直ブロッホラインの有無に対応して磁
気バブルBを形成するようになす。
【0025】図1において1はジグザグ状パターンにフ
ォトリソグラフィ等の適用によってパターニング形成し
た2層導体より成るバブル転送用導体で、図1において
はその1層のみを示している。この転送用導体1は、矢
印aで示す磁気バブルBの転送方向と直交する方向に徐
々に幅広となるように設けられ、転送方向に転送するに
従って磁気バブルBを、この導体1のジグザグ状パター
ン幅方向の輪郭形状に沿って、転送方向と直交する方向
にストライプ状に引き伸ばすようになす。
ォトリソグラフィ等の適用によってパターニング形成し
た2層導体より成るバブル転送用導体で、図1において
はその1層のみを示している。この転送用導体1は、矢
印aで示す磁気バブルBの転送方向と直交する方向に徐
々に幅広となるように設けられ、転送方向に転送するに
従って磁気バブルBを、この導体1のジグザグ状パター
ン幅方向の輪郭形状に沿って、転送方向と直交する方向
にストライプ状に引き伸ばすようになす。
【0026】そして、このバブル転送用導体1の輪郭に
沿って転送領域5を囲むように、対のフェンスパターン
2を設けるもので、本実施例においては、このフェンス
パターン2をバブル転送用導体1の各屈曲部1Cの内側
に配置する。そしてこのフェンスパターン2に沿って磁
化膜内にフェンスストライプ磁区(図2においては、フ
ェンスパターン2と同パターンとして示す)が形成され
て、このフェンスストライプ磁区によって、外部から転
送領域5内に不要の磁区が入り込まないようになすと共
に、転送されるストライプ磁区Sが、バブル転送用導体
1の屈曲部1Cの開放側に不必要に引き伸ばされること
を回避する。
沿って転送領域5を囲むように、対のフェンスパターン
2を設けるもので、本実施例においては、このフェンス
パターン2をバブル転送用導体1の各屈曲部1Cの内側
に配置する。そしてこのフェンスパターン2に沿って磁
化膜内にフェンスストライプ磁区(図2においては、フ
ェンスパターン2と同パターンとして示す)が形成され
て、このフェンスストライプ磁区によって、外部から転
送領域5内に不要の磁区が入り込まないようになすと共
に、転送されるストライプ磁区Sが、バブル転送用導体
1の屈曲部1Cの開放側に不必要に引き伸ばされること
を回避する。
【0027】更にこの転送用導体1の最も幅広とされた
部分に、引き伸ばされたストライプ磁区Sの長手方向と
平行に帯状のMR膜13が設けられ、このMR膜13の
両端部に接続して信号用導体14をバブル転送用導体1
の外側方に延長するようにフォトリソグラフィ等の適用
によってパターニング形成して、これらMR膜13及び
信号用導体14より成る検出手段3を設ける。
部分に、引き伸ばされたストライプ磁区Sの長手方向と
平行に帯状のMR膜13が設けられ、このMR膜13の
両端部に接続して信号用導体14をバブル転送用導体1
の外側方に延長するようにフォトリソグラフィ等の適用
によってパターニング形成して、これらMR膜13及び
信号用導体14より成る検出手段3を設ける。
【0028】図1におけるA−A線上の略線的拡大断面
図を図2に示す。図2において21はGGG(GdGa
ガーネット)等の非磁性基板で、この上に磁性ガーネッ
ト膜等の、垂直磁化を有する磁性層22が例えば厚さ2
μmとして被着されて成り、この磁性層22の厚さに相
当する深さの磁区固定用のグルーブ23が所要の即ち図
1において示したフェンスパターン2のパターンをもっ
て形成され、これによりフェンスストライプ磁区が固定
されるフェンスパターン2が構成される。このグルーブ
23は選択的なイオン注入とりん酸エッチングを繰り返
すなどして形成することができる。
図を図2に示す。図2において21はGGG(GdGa
ガーネット)等の非磁性基板で、この上に磁性ガーネッ
ト膜等の、垂直磁化を有する磁性層22が例えば厚さ2
μmとして被着されて成り、この磁性層22の厚さに相
当する深さの磁区固定用のグルーブ23が所要の即ち図
1において示したフェンスパターン2のパターンをもっ
て形成され、これによりフェンスストライプ磁区が固定
されるフェンスパターン2が構成される。このグルーブ
23は選択的なイオン注入とりん酸エッチングを繰り返
すなどして形成することができる。
【0029】また、フェンスパターン2としては、その
他例えばTbCo垂直磁化膜を所要のパターンにパター
ニングして形成し、この下に磁区を安定化させる構成と
することもできる。
他例えばTbCo垂直磁化膜を所要のパターンにパター
ニングして形成し、この下に磁区を安定化させる構成と
することもできる。
【0030】そしてこの上に例えばSiO2 等より成る
絶縁層24が、グルーブ23内を埋め込んで、更にこの
上に厚さ1μm程度被着され、この上に例えばSiO2
1000Å、Al1000Å、SiO2 500Åを順次
積層して磁区観察用の反射膜25がスパッタリング等に
より被着形成される。更に例えばNiFeより成る信号
検出用のMR膜13がフォトリソグラフィ等の適用によ
り形成される。図示しないが、このMR膜13の延長端
部において、信号用導体が接続され、これらにより検出
手段が構成される。
絶縁層24が、グルーブ23内を埋め込んで、更にこの
上に厚さ1μm程度被着され、この上に例えばSiO2
1000Å、Al1000Å、SiO2 500Åを順次
積層して磁区観察用の反射膜25がスパッタリング等に
より被着形成される。更に例えばNiFeより成る信号
検出用のMR膜13がフォトリソグラフィ等の適用によ
り形成される。図示しないが、このMR膜13の延長端
部において、信号用導体が接続され、これらにより検出
手段が構成される。
【0031】このMR膜13の上に、厚さ例えば100
0Åの絶縁層27を介してスパッタリング等によって例
えば厚さ200ÅのTi層上に例えば厚さ5000Åの
Au層より成るジグザグ状パターンの導体層28及び3
0が、厚さ例えば7000Åの絶縁層29を介して積層
形成されて、これらによりバブル転送用導体1が構成さ
れる。これらバブル転送用導体1の各導体層28及び3
0は例えばその平面パターンが互いに位相がずれるパタ
ーンとなるように形成し、これらに例えば位相を90°
ずらして正弦波状の電流を印加することによって、進行
波磁界が得られる構成とする。図2においては、これら
導体層28及び30はそれぞれバブル転送用導体1の各
屈曲部1Cを示す。
0Åの絶縁層27を介してスパッタリング等によって例
えば厚さ200ÅのTi層上に例えば厚さ5000Åの
Au層より成るジグザグ状パターンの導体層28及び3
0が、厚さ例えば7000Åの絶縁層29を介して積層
形成されて、これらによりバブル転送用導体1が構成さ
れる。これらバブル転送用導体1の各導体層28及び3
0は例えばその平面パターンが互いに位相がずれるパタ
ーンとなるように形成し、これらに例えば位相を90°
ずらして正弦波状の電流を印加することによって、進行
波磁界が得られる構成とする。図2においては、これら
導体層28及び30はそれぞれバブル転送用導体1の各
屈曲部1Cを示す。
【0032】そしてこのときバブル転送用導体1の各屈
曲部1Cの内側にフェンスパターン2を配置するよう
に、即ち図2において破線で示すように、各導体層28
及び30の内縁から磁性層22に垂線をひいた領域内か
らフェンスパターン2がはみ出さないように、各層の位
置を選定する。即ちこの場合、各グルーブ23に囲まれ
た領域が磁気バブルBの転送領域5となる。
曲部1Cの内側にフェンスパターン2を配置するよう
に、即ち図2において破線で示すように、各導体層28
及び30の内縁から磁性層22に垂線をひいた領域内か
らフェンスパターン2がはみ出さないように、各層の位
置を選定する。即ちこの場合、各グルーブ23に囲まれ
た領域が磁気バブルBの転送領域5となる。
【0033】このような構成におけるストレッチャー型
バブル検出器による読み出し態様について説明する。上
述のチョッピング導体によって、ブロッホラインの有無
に対応して形成された磁気バブルBが、このバブル検出
器に沿って転送されてくる。この転送と共に、このバブ
ル転送用導体1及びフェンスパターン2によって囲まれ
た転送領域5の輪郭形状に沿ってバブルBを転送方向と
直交する方向に徐々に引き伸ばしてストライプ磁区Sと
する。
バブル検出器による読み出し態様について説明する。上
述のチョッピング導体によって、ブロッホラインの有無
に対応して形成された磁気バブルBが、このバブル検出
器に沿って転送されてくる。この転送と共に、このバブ
ル転送用導体1及びフェンスパターン2によって囲まれ
た転送領域5の輪郭形状に沿ってバブルBを転送方向と
直交する方向に徐々に引き伸ばしてストライプ磁区Sと
する。
【0034】このようにして転送したストライプ磁区S
は、前述したように信号検出用のMR膜13によって読
み出しを行う。即ちストライプ磁区Sは、ストライプ状
に引き伸ばされた状態でこのMR膜13上を通過する。
MR膜13はその長手方向に例えば磁化容易軸を有して
成り、ストライプ磁区Sが通過すると、その短軸方向即
ちバブル転送方向となる磁化困難軸方向に磁化が回転し
て抵抗値が変化するので、これを電気信号として信号用
導体によって検出することができる。
は、前述したように信号検出用のMR膜13によって読
み出しを行う。即ちストライプ磁区Sは、ストライプ状
に引き伸ばされた状態でこのMR膜13上を通過する。
MR膜13はその長手方向に例えば磁化容易軸を有して
成り、ストライプ磁区Sが通過すると、その短軸方向即
ちバブル転送方向となる磁化困難軸方向に磁化が回転し
て抵抗値が変化するので、これを電気信号として信号用
導体によって検出することができる。
【0035】この場合、ストライプ磁区Sはバブル転送
用導体1及びフェンスパターン2によってその両延長端
部を塞がれる状態で転送されるため、ストライプ磁区S
はこのフェンスパターン2に沿って滑らかに引き伸ばさ
れ、又は縮小されて転送されることとなり、バブル転送
用導体1の屈曲部1Cの開放側に不必要に引き伸ばされ
て蛇行したり、トラップされたりすることを回避するこ
とができて、ストライプ磁区S即ち磁気バブルBを確実
に転送することができる。
用導体1及びフェンスパターン2によってその両延長端
部を塞がれる状態で転送されるため、ストライプ磁区S
はこのフェンスパターン2に沿って滑らかに引き伸ばさ
れ、又は縮小されて転送されることとなり、バブル転送
用導体1の屈曲部1Cの開放側に不必要に引き伸ばされ
て蛇行したり、トラップされたりすることを回避するこ
とができて、ストライプ磁区S即ち磁気バブルBを確実
に転送することができる。
【0036】次に他の本発明によるストレッチャー型バ
ブル検出器の一例を図3の平面図を参照して説明する。
図3において、図1に対応する部分には同一符号を付し
て重複説明を省略する。この例においてもブロッホライ
ンメモリのメジャーラインにストレッチャー型バブル検
出器を設けるもので、この場合、フェンスパターン22
の一部とバブル転送用導体1の屈曲部1Cとの平面パタ
ーンが重なるように構成する例を示す。14は信号用導
体を示す。
ブル検出器の一例を図3の平面図を参照して説明する。
図3において、図1に対応する部分には同一符号を付し
て重複説明を省略する。この例においてもブロッホライ
ンメモリのメジャーラインにストレッチャー型バブル検
出器を設けるもので、この場合、フェンスパターン22
の一部とバブル転送用導体1の屈曲部1Cとの平面パタ
ーンが重なるように構成する例を示す。14は信号用導
体を示す。
【0037】この場合磁気バブルの読み出しは、上述の
実施例と同様に行うことができる。そしてこの場合にお
いても、ストライプ磁区Sはバブル転送用導体1及びフ
ェンスパターン2によってその両端部を塞がれる状態で
転送されるため、ストライプ磁区Sが蛇行したり、トラ
ップされたりすることを回避することができて、ストラ
イプ磁区Sの転送を確実に行うことができる。
実施例と同様に行うことができる。そしてこの場合にお
いても、ストライプ磁区Sはバブル転送用導体1及びフ
ェンスパターン2によってその両端部を塞がれる状態で
転送されるため、ストライプ磁区Sが蛇行したり、トラ
ップされたりすることを回避することができて、ストラ
イプ磁区Sの転送を確実に行うことができる。
【0038】このようにして、本発明ストレッチャー型
バブル検出器によればその読み出しを確実に行うことが
できることから、その転送周波数を大とすることができ
た。即ち従来のバブル検出器においては転送周波数が最
大790kHz程度であったに比し、本発明ストレッチ
ャー型バブル検出器においては、1.8MHz程度とす
ることができ、2倍以上の高速化をはかることができ
た。
バブル検出器によればその読み出しを確実に行うことが
できることから、その転送周波数を大とすることができ
た。即ち従来のバブル検出器においては転送周波数が最
大790kHz程度であったに比し、本発明ストレッチ
ャー型バブル検出器においては、1.8MHz程度とす
ることができ、2倍以上の高速化をはかることができ
た。
【0039】尚、上述の各例はブロッホラインメモリに
本発明を適用した場合であるが、このときそのマイナー
ループ部においては、上述のフェンスパターン2を構成
するグルーブ、或いは垂直磁化膜パターンによって、他
の磁区固定パターン、例えばブロッホラインを蓄積する
メインストライプ磁区や、これら機能部のまわりを囲ん
だり、読み出し時にメインストライプ磁区をストレッチ
するときのガイドレールとなるダミーストライプ磁区等
を保持するための磁区固定パターンを形成することがで
きる。
本発明を適用した場合であるが、このときそのマイナー
ループ部においては、上述のフェンスパターン2を構成
するグルーブ、或いは垂直磁化膜パターンによって、他
の磁区固定パターン、例えばブロッホラインを蓄積する
メインストライプ磁区や、これら機能部のまわりを囲ん
だり、読み出し時にメインストライプ磁区をストレッチ
するときのガイドレールとなるダミーストライプ磁区等
を保持するための磁区固定パターンを形成することがで
きる。
【0040】また上述のメインストライプ磁区の磁壁内
に所定の間隔をもってブロッホラインを配置するために
周期的な磁界ポテンシャルを与えるビットパターンを設
ける場合は、例えばマイナーループ部において、磁性薄
膜上に例えばAl膜上にTi膜をそれぞれ厚さ1000
Åとして積層形成した後所要のパターンにパターニング
してビットパターンを形成し、この後厚さ例えば300
0Å程度のSiO2 等より成る絶縁層を被着して平坦化
した後、メジャーライン上に上述のフェンスパターン2
やバブル転送用導体1等の各層を形成する構成とするこ
ともできる。
に所定の間隔をもってブロッホラインを配置するために
周期的な磁界ポテンシャルを与えるビットパターンを設
ける場合は、例えばマイナーループ部において、磁性薄
膜上に例えばAl膜上にTi膜をそれぞれ厚さ1000
Åとして積層形成した後所要のパターンにパターニング
してビットパターンを形成し、この後厚さ例えば300
0Å程度のSiO2 等より成る絶縁層を被着して平坦化
した後、メジャーライン上に上述のフェンスパターン2
やバブル転送用導体1等の各層を形成する構成とするこ
ともできる。
【0041】尚、本発明ストレッチャー型バブル検出器
は、上述の構成に限ることなく、その他例えば磁気バブ
ルメモリにおいてストレッチャー型バブル検出器を用い
る場合等、本発明構成を逸脱しない範囲で種々のバブル
検出器に適用することができる。
は、上述の構成に限ることなく、その他例えば磁気バブ
ルメモリにおいてストレッチャー型バブル検出器を用い
る場合等、本発明構成を逸脱しない範囲で種々のバブル
検出器に適用することができる。
【0042】
【発明の効果】上述したように、本発明ストレッチャー
型バブル検出器によれば、ストライプ磁区Sの転送の際
に、ストライプ磁区Sがバブル転送用導体1の屈曲部1
Cの開放側に不必要に引き伸ばされて蛇行したりトラッ
プされたりすることを回避できて、確実にストライプ磁
区Sを転送することができる。
型バブル検出器によれば、ストライプ磁区Sの転送の際
に、ストライプ磁区Sがバブル転送用導体1の屈曲部1
Cの開放側に不必要に引き伸ばされて蛇行したりトラッ
プされたりすることを回避できて、確実にストライプ磁
区Sを転送することができる。
【0043】これにより、読み出しを確実に行うことが
できて信頼性の向上をはかることができると共に、スム
ーズに転送できるために転送周波数を実質的に2倍以上
に高めることができて、読み出しの高速化をはかること
ができる。
できて信頼性の向上をはかることができると共に、スム
ーズに転送できるために転送周波数を実質的に2倍以上
に高めることができて、読み出しの高速化をはかること
ができる。
【図1】本発明ストレッチャー型バブル検出器の一例の
略線的拡大平面図である。
略線的拡大平面図である。
【図2】本発明ストレッチャー型バブル検出器の一例の
略線的拡大断面図である。
略線的拡大断面図である。
【図3】本発明ストレッチャー型バブル検出器の他の例
の略線的拡大平面図である。
の略線的拡大平面図である。
【図4】ブロッホラインメモリの一例の略線的構成図で
ある。
ある。
【図5】従来の磁気バブル検出器の一例の略線的拡大平
面図である。
面図である。
【図6】従来のストレッチャー型バブル検出器の一例の
略線的拡大平面図である。
略線的拡大平面図である。
1 バブル転送用導体 1C 屈曲部 2 フェンスパターン 3 検出手段 4 信号用導体 5 転送領域 13 MR膜 14 信号用導体
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気バブルをジグザグ状の2層導体より
成るバブル転送用導体を用いてストライプ状に引き伸ば
して転送駆動し、引き伸ばされた上記ストライプ磁区の
延長方向と平行に設けた検出手段により磁気バブルの有
無を検出するストレッチャー型バブル検出器において、 上記磁気バブルの転送領域が、フェンスパターンで固定
されたフェンスストライプ磁区で囲まれ、 上記フェンスパターンが上記バブル転送用導体の屈曲部
より内側に配置されるか、或いは上記フェンスパターン
の少なくとも一部が上記バブル転送用導体の屈曲部に重
なるように配置されたことを特徴とするストレッチャー
型バブル検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3294572A JP2887991B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | ストレッチャー型バブル検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3294572A JP2887991B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | ストレッチャー型バブル検出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05135567A true JPH05135567A (ja) | 1993-06-01 |
JP2887991B2 JP2887991B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=17809520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3294572A Expired - Fee Related JP2887991B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | ストレッチャー型バブル検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2887991B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7822097B2 (en) * | 2004-08-20 | 2010-10-26 | Imec | Devices and methods for ultra-wideband communications |
-
1991
- 1991-11-11 JP JP3294572A patent/JP2887991B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7822097B2 (en) * | 2004-08-20 | 2010-10-26 | Imec | Devices and methods for ultra-wideband communications |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2887991B2 (ja) | 1999-05-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990119 |
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