JPH05135225A - 非接触通信装置 - Google Patents

非接触通信装置

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JPH05135225A
JPH05135225A JP3321306A JP32130691A JPH05135225A JP H05135225 A JPH05135225 A JP H05135225A JP 3321306 A JP3321306 A JP 3321306A JP 32130691 A JP32130691 A JP 32130691A JP H05135225 A JPH05135225 A JP H05135225A
Authority
JP
Japan
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circuit
voltage
point
input
constant voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP3321306A
Other languages
English (en)
Inventor
Keigo Kimura
桂吾 木村
Hiroyuki Sueyasu
宏行 末安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP3321306A priority Critical patent/JPH05135225A/ja
Publication of JPH05135225A publication Critical patent/JPH05135225A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 専用の発信回路を不要とし、受信機側の入力
インピーダンスを高くする。それとともに、受信機の消
費電流を小さくし、通信距離を長くする。また、受信機
を小さくし、価格を下げる。 【構成】 点Nのクロック信号は、タイミングパルスと
して、通信回路5に供給されるとともに、昇圧回路6内
のチャージポンプ6aにも入力されて、所定の電圧(2
0V)まで昇圧される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ユーザがカー
ド状の受信機を携帯することによって、入退出管理が行
なわれる場合に用いられる非接触通信において、効率の
良い、非接触通信における低消費電流化方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、ユーザがカード状の
受信機を携帯することによって、入退出管理が行なわれ
たり、あるいは、ユーザが上記受信機を品物に取り付け
て、その品物の入出荷管理を行ったりする場合に用いる
非接触通信においては、図2に示した構成から成る受信
機8が用いられている。
【0003】ここで、図2において、受信回路2は電磁
結合などにより送信機1と結合されている。受信回路2
はコイルLとコンデンサC1 の共振回路で構成され、定
電圧回路3の入力側に接続されている。また、定電圧回
路3の出力側には、コンデンサC2 と発信信号抽出回路
4及び通信回路5とがそれぞれ並列に接続されている。
そして、発信信号抽出回路4と通信回路5とは点Nで接
続されている。さらに、定電圧回路3の出力側には、昇
圧回路6とメモリ(EEPROM)7とがそれぞれ並列
に接続されている。なお、昇圧回路6にはチャージポン
プ6aと10MHZの発信回路6bが内蔵されている。
また、メモリ(EEPROM)7には昇圧回路6より書
き込み電圧が入力されている。そして、上記受信回路2
乃至メモリ(EEPROM)7がチップになって、カー
ド状の受信機8に内蔵されている。
【0004】次に、その動作について説明する。受信回
路2は電磁結合などにより送信機1側と結合されている
ので、送信機1側より受信機8に信号が送出されると、
受信回路2に内蔵されたコイルLとコンデンサC1 の共
振回路に、共振電圧が励起される。その励起されて生じ
た点Pの入力電圧は、定電圧回路3の入力側に入力され
る。そして、定電圧回路3においては、点Pの入力電圧
が検波整流されるとともに、点Pの入力電圧に多少変動
があっても、定電圧回路3の出力電圧ができるだけ影響
を受けないように構成されている。そこで、定電圧回路
3の出力側に接続されたコンデンサC2 の両端子には定
電圧が発生する。定電圧回路3の出力側より出力された
点Qの定電圧(通信入力信号)は、発信信号抽出回路4
及び通信回路5に供給される。
【0005】そこで、発信信号抽出回路4においては、
定電圧回路3の出力側より出力された点Qの定電圧(通
信入力信号)を基にして、クロック信号が生成されて点
Nに出力される。そして、点Nのクロック信号はタイミ
ングパルスとして、通信回路5に供給される。また、定
電圧回路3の出力側より出力された点Qの定電圧(通信
入力信号)が、通信回路5において情報処理される。さ
らに、定電圧回路3の出力側より出力された点Qの定電
圧(通信入力信号)は、昇圧回路6とメモリ(EEPR
OM)7にも入力される。そして、上記点Qの定電圧を
基にし、昇圧回路6に内蔵されている発信回路6bにお
いて、クロック信号が生成される。そのクロック信号は
チャージポンプ6aに入力されて、所定の電圧(20
V)まで昇圧される。その昇圧された電圧は、メモリ
(EEPROM)7に点Sの書き込み電圧として入力さ
れる。それによって、データ(通信入力信号)がメモリ
(EEPROM)7に書き込まれる。一方、メモリ(E
EPROM)7に記憶されたデータは、通信回路5にお
いて情報処理される。
【0006】図3(a)乃至(d)は図2に示す回路の
各部の電圧波形を示している。同図において、図3
(a)は定電圧回路3の入力側に入力される点Pの入力
電圧波形を示している。同図に示すように、送信機1側
との距離が適切なときには、上記点Pの入力電圧波形は
±10乃至12Vの正弦波形の信号である。この信号に
はユーザ側に必要な情報が含まれている。また、上記点
Pの入力電圧は送信機1側との距離により変動する。
【0007】図3(b)は定電圧回路3の出力側(点
Q)に出力される定電圧波形を示している。同図におい
て、上記定電圧波形は3乃至5Vの直流成分Eに信号成
分eが重畳された波形になっている。同図に示すよう
に、定電圧回路3の出力側(点Q)には、上記点Pの入
力電圧が検波整流されるとともに、振幅の小さな3乃至
5Vの定電圧(直流成分E)にされた波形が出力され
る。なお、この点Qの信号波形にはユーザ側に必要な情
報(信号成分e)も含まれている。
【0008】図3(c)は昇圧回路6の出力側(点S)
に出力される昇圧波形を示している。同図に示すよう
に、昇圧回路6の出力側(点S)には、上記点Qの定電
圧が昇圧され、直流20Vの昇圧波形(書き込み電圧)
が出力される。
【0009】図3(d)は発信信号抽出回路4の出力側
(点N)に出力されるクロック信号波形を示している。
同図に示すように、発信信号抽出回路4の出力側(点
N)には、区間t1 の間論理Hで、区間t2 の間論理L
であるパルス状のクロック信号が出力される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の非接触通信に用
いられる受信機においては、図2に示すように、受信回
路2からの入力電圧(例えば±10乃至12V)を定電
圧回路3で降圧し(例えば3乃至5V)、その結果得ら
れた電圧を基にして昇圧回路6を用いてメモリ(EEP
ROM)7への書き込み電圧(例えば20V)を生成し
ていた。ところで、受信機8には電源が内蔵されていな
いので、通信可能な距離はメモリ(EEPROM)7を
含むチップ(受信機)の消費電流に依存(反比例)す
る。ところが、昇圧回路6には発信回路6bが内蔵され
ている。しかも、この発信回路6bには高周波数(例え
ば10MHZ)が用いられる。そのため、受信機8側の
入力インピーダンスが低くなり、受信機8の消費電流が
大きくなる。それとともに、通信距離が短くなる。ま
た、発信回路6bの分だけ、チップ(受信機8)が大き
くなり、価格が上がるという問題があった。
【0011】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、昇圧回路6に専用の(高周波数)発信回路
6bを不要とし、受信機8側の入力インピーダンスを高
くする。それとともに、受信機8の消費電流を小さく
し、通信距離を長くする。また、チップ(受信機8)を
小さくし、価格を下げることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の非接触通信装置
は、非接触通信によって信号を受信し、この信号を情報
処理する通信回路5と、受信した信号を書き込むメモリ
7と、メモリ7への書き込み電圧を生成する昇圧回路6
と、通信回路5及び昇圧回路6にタイミング信号を出力
する発信信号抽出回路4とを備えることを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成の非接触通信装置においては、発信信
号抽出回路4よりタイミング信号が出力され、そのタイ
ミング信号が、通信回路5及び昇圧回路6に入力され
る。そして、昇圧回路6においてメモリ(EEPRO
M)7への書き込み電圧が生成される。そのことによ
り、昇圧回路6に専用の(高周波数)発信回路が不要と
なり、入力インピーダンスが高くなる。それとともに、
消費電流が小さくなり、通信距離を長くなる。また、装
置が小さくなり、価格が下がる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の非接触通信装置の一実施例
の構成を示す回路図である。同図において、図2の従来
の場合と対応する部分には同一の符号を付してあり、そ
の説明は適宜省略する。図1において、発信信号抽出回
路4は発信信号抽出回路4に接続されているばかりでな
く、昇圧回路6にも接続されている。昇圧回路6はチャ
ージポンプ6aを有するが、発振回路6bは有していな
い。その他の構成し従来の場合と同様である。
【0015】次に、その動作について説明する。受信回
路2は電磁結合などにより送信機1側と結合されている
ので、送信機1側より受信機8に信号が送出されると、
受信回路2に内蔵されたコイルLとコンデンサC1 の共
振回路に、共振電圧が励起される。その励起されて生じ
た点Pの入力電圧は、定電圧回路3の入力側に入力され
る。そして、定電圧回路3においては、点Pの入力電圧
が検波整流されるとともに、点Pの入力電圧に多少変動
があっても、定電圧回路3の出力電圧ができるだけ影響
を受けないように構成されている。そこで、定電圧回路
3の出力側に接続されたコンデンサC2 の両端子には定
電圧が発生する。定電圧回路3の出力側より出力された
点Qの定電圧(通信入力信号)は、発信信号抽出回路4
及び通信回路5に供給される。
【0016】そこで、発信信号抽出回路4においては、
定電圧回路3の出力側より出力された点Qの定電圧(通
信入力信号)を基にし、クロック信号が生成されて点N
に出力される。そして、点Nのクロック信号はタイミン
グパルスとして、通信回路5に供給される。また、定電
圧回路3の出力側より出力された点Qの定電圧(通信入
力信号)が、通信回路5において情報処理される。さら
に、定電圧回路3の出力側より出力された点Qの定電圧
(通信入力信号)は、メモリ(EEPROM)7にも入
力される。
【0017】一方、点Nのクロック信号は、昇圧回路6
内のチャージポンプ6aにも入力されて、所定の電圧
(20V)まで昇圧される。その昇圧された電圧は、メ
モリ(EEPROM)7に点Sの書き込み電圧として入
力される。それによって、データ(通信入力信号)がメ
モリ(EEPROM)7に書き込まれる。一方、メモリ
(EEPROM)7に記憶されたデータは、通信回路5
において情報処理される。
【0018】なお、点N乃至Yにおける波形は、従来の
場合と対応し、その説明は省略する。
【0019】以上のように、本発明の実施例によれば、
発振回路6bが不要となるとともに、受信機側の入力イ
ンピーダンスが高くなり、受信機の消費電流が小さくな
る。それとともに、通信距離が伸びる。また、チップ
(受信機8)が小さくなり、価格が下がる。
【0020】また、本発明の実施例において、メモリ
(EEPROM)7の書き込みに関与しない回路を動作
させないとか、あるいは、回路素子の定数を高めに選ぶ
などすれば、受信機8側の入力インピーダンスが高くな
り、従って、受信回路2からの入力電圧(点Pの電圧)
が高電圧になるので、昇圧の効率が向上する。
【0021】なお、ここでいう非接触通信は、電磁結合
のみでなく、光やマイクロ波、また、電磁波や超音波な
どを用いる場合も含まれる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明の非接触通信装置
によれば、発信信号抽出回路よりタイミング信号が出力
され、そのタイミング信号が、通信回路及び昇圧回路に
入力される。そして、昇圧回路においてメモリへの書き
込み電圧が生成されるようにしたので、昇圧回路に専用
の(高周波数)発信回路を不要とし、入力インピーダン
スを高くすることができる。それとともに、消費電流を
小さくし、通信距離を伸ばすことができる。また、装置
を小型化し、価格を下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非接触通信装置の一実施例の構成を示
す回路図である。
【図2】従来の非接触通信装置の一例の構成を示す回路
図である。
【図3】図2に示す回路の各部の電圧波形を説明する図
である。
【符号の説明】
2 受信回路 4 発信信号抽出回路 5 通信回路 6 昇圧回路 7 メモリ(EEPROM) 8 受信機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非接触通信によって信号を受信し、この
    信号を情報処理する通信回路と、受信した信号を書き込
    むメモリと、 上記メモリへの書き込み電圧を生成する昇圧回路と、 上記通信回路及び上記昇圧回路にタイミング信号を出力
    する発信信号抽出回路とを備えることを特徴とする非接
    触通信装置。
JP3321306A 1991-11-08 1991-11-08 非接触通信装置 Pending JPH05135225A (ja)

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JP3321306A JPH05135225A (ja) 1991-11-08 1991-11-08 非接触通信装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006092323A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Toshiba Corp 無線通信装置、無線通信システム、及び無線通信方法
JP2007043568A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Seiko Instruments Inc 電子機器

Cited By (3)

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JP4498242B2 (ja) * 2005-08-04 2010-07-07 セイコーインスツル株式会社 電子機器

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990624