JPH0513398Y2 - - Google Patents

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JPH0513398Y2
JPH0513398Y2 JP7431289U JP7431289U JPH0513398Y2 JP H0513398 Y2 JPH0513398 Y2 JP H0513398Y2 JP 7431289 U JP7431289 U JP 7431289U JP 7431289 U JP7431289 U JP 7431289U JP H0513398 Y2 JPH0513398 Y2 JP H0513398Y2
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lid
drying
weighing bottle
air hole
cap
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、例えば試料の乾燥減量測定に使用す
る秤量ビンに関する。
(ロ) 従来技術 従来、例えば試料の乾燥減量測定に使用する秤
量ビンは、開口容器(ガラス容器)にガラスキヤ
ツプ(スリ合せ付き)を被せたものを使用してい
た。
かかる秤量ビンを用いて乾燥減量測定を行うに
は、まず、試料を秤量ビンに入れ重量測定後、キ
ヤツプをはずした状態で乾燥器内に収容する。乾
燥終了後、乾燥器から秤量ビンを取り出し、キヤ
ツプを被せ放冷した後重量測定を行い乾燥減量を
算出する。
なお、上記操作を自動化する場合、キヤツプを
被せる工程は非常に困難でめんどうなためキヤツ
プをせずに放冷していた。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記操作では、キヤツプの脱着
の操作を測定毎に行う必要があるため、面倒であ
つた。
また、自動化した場合には、乾燥後の容器(サ
ンプル入り)にキヤツプをしないで放冷するた
め、水分(湿気)の吸着が生じ実際の乾燥減量値
よりも少な目に表われた。
そこで、本考案は上記課題を解決し、キヤツプ
の脱着操作が要らず、しかも自動化に適した秤量
ビンを提供することを目的とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は、上記課題を解決するため試料を収容
すべき開口容器と、該開口容器の開口部を被う蓋
と、該蓋の一部に設けられた空気孔と、該空気孔
を被うように蓋に設置された温度感応板とを備え
てなる。
ここで、温度感応板としては、バイメタル板や
形状記憶合金の板など、温度上昇や下降と共に変
形するものが該当する。
(ホ) 作用 本考案は、蓋に設置されている温度感応板の変
形(反り)を利用して、乾燥効果を高め放冷にな
ると空気孔が閉じられ空気中の湿気の流入を防止
する。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を第1図に示す。
1は、上部が開口したガラス製容器、2は容器
1の開口部を被うステンレス製蓋である。ステン
レス製蓋2の一部(中央部)には、空気孔3が設
けられており、空気孔3は、バイメタル板4で被
われている。バイメタル板4は、例えばアンバー
と青銅との組合せのものが用いられる。
なお、バイメタル板4は、止めねじ5によりス
テンレス製蓋2に取付けられる。
以上の構成において、乾燥減量の測定は次の様
に行う。
まず、ステンレス製蓋2自体を取りはずし、容
器1に原料(サンプル)6を入れる。そして、ス
テンレス製蓋2を取り付け乾燥器(図示せず)に
収容する。乾燥器内は、原料の乾燥のため高温に
保たれているのでバイメタル板4は変形し、図の
点線状態の形状になる。バイメタル板4が点線状
態の形状になると、空気孔3は開放状態となり、
空気が容器内外を流通し乾燥効果が高まる。
乾燥処理の後、秤量ビンを乾燥器から取り出し
放冷状態になると、点線状態のバイメタル板4は
実線状態に戻り空気中の湿気の流入を防止する。
なお、乾燥減量は、乾燥器へ入れる前と取り出
したときの重量を天びんなどで測れば良く、乾燥
器への秤量ビンの出し入れ、重量の測定はシーケ
ンス制御により自動的に行う。
以上の説明では、温度感応板をバイメタル板と
して説明したが、本考案はこれに限定されるもの
ではなく、形状記憶合金の板でも良い。
また、耐食性などの理由で蓋をステンレス製と
したが、前記温度感応板がとりつけられ、秤量ビ
ンのふたとして十分に役立つ材質のものであれば
よい。
(ト) 効果 本考案によれば、乾燥に際しての蓋の脱着の手
間が省けると共に、装置の自動化に対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る秤量ビンの概略図であ
る。 3……空気孔、4……バイメタル板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 試料を収容すべき開口容器と、該開口容器の開
    口部を被う蓋と、該蓋の一部に設けられた空気孔
    と、該空気孔を被うように蓋に設置された温度感
    応板とを備えてなる秤量ビン。
JP7431289U 1989-06-23 1989-06-23 Expired - Lifetime JPH0513398Y2 (ja)

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JPH0315643U JPH0315643U (ja) 1991-02-18
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