JPH05133930A - 酸素濃度センサ - Google Patents

酸素濃度センサ

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JPH05133930A
JPH05133930A JP3326334A JP32633491A JPH05133930A JP H05133930 A JPH05133930 A JP H05133930A JP 3326334 A JP3326334 A JP 3326334A JP 32633491 A JP32633491 A JP 32633491A JP H05133930 A JPH05133930 A JP H05133930A
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JP
Japan
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insulating substrate
oxygen concentration
oxygen
measured
electrodes
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JP3326334A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Fukuda
幸弘 福田
Hiroyuki Tsuboi
宏之 坪井
Tomonori Tokumoto
智憲 徳本
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、被測定溶液中の酸素濃度を測定す
る酸素濃度センサに関し、キャリブレーションを行わな
くても、精度の高い測定を行なうことができる酸素濃度
センサを提供することを目的とする。 【構成】 上記電解液を収納している測定室13は、第
1の絶縁性基板3の上面3aと第2の絶縁性基板11の
窓部9の側壁9aに囲まれて形成されている。第1及び
第2の絶縁性基板3,11は、板材であるので、その上
面を平滑面に形成したり、窓部9を高い寸法精度で貫通
形成することは、通常の製造方法、例えば、焼結成形等
により容易である。よって、第2の絶縁性基板11を、
第1の絶縁性基板3上に積層すれば、寸法精度の高い上
面及び窓部の側壁に囲まれた測定室を一定容量に形成で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被測定溶液中の酸素濃
度を測定する酸素濃度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の酸素濃度センサをバイオ
センサに利用したものとして、例えば、特開昭63−2
38549号公報に記載されている技術がある。すなわ
ち、図3に示すように、バイオセンサ100は、シリコ
ン基板101と、シリコン基板101上に形成されたシ
リコン酸化膜103aと、異方性エッチングにより形成
された収納溝105と、収納溝105の表面に形成され
たシリコン酸化膜103bと、上記シリコン酸化膜10
3b上に形成され、上記収納溝105内に延在する2本
の電極107,109と、上記収納溝105内に充填さ
れ、かつKCl溶液をゲル状物質に含有させた電解液含
有体111と、電解液含有体111の上面及びその周囲
を被覆したガス透過膜113と、このガス透過膜113
上に形成され、被測定物質に対して生体化学反応を触媒
する生体物質を担持した識別層115と、上記電極10
7,109間に接続された電気測定部(図示省略)とを
備えている。
【0003】上記バイオセンサ100は、識別層115
の生体物質を種々に変更することにより、これと生体化
学反応する被測定物質を検出することができる。例え
ば、生体物質にグルコースオキシターゼを用いると、グ
ルコースを検出するバイオセンサとなる。
【0004】次に、上記バイオセンサ100をグルコー
スセンサに適用し、尿中のグルコースを測定する方法に
ついて説明する。まず、尿にバイオセンサ100を浸漬
すると、尿中のグルコースは、識別層115のグルコー
スオキシターゼの作用により酸化され、グルコノラクト
ンと過酸化水素とに分解する。したがって、この生体化
学反応に伴って酸素が消費される。この酸素は、ガス透
過膜113を通じて電解液含有体111から被測定溶液
へ拡散するので、電極107,109の近傍の酸素が減
少する。酸素濃度の変化は、電極107,109での酸
化還元反応に伴う電流の変化となって現れ、上記電流の
変化に基づいて電気測定部にてグルコース濃度が測定さ
れる。
【0005】上記バイオセンサ100は、以下に説明す
る一連の工程により作成されている。 (1) シリコン基板101の外周部に、熱酸化により
シリコン酸化膜103aを形成する。 (2) 収納溝105をエッチングするためのフォトレ
ジストパターンを形成する。 (3) レジストが被覆されていない部分のシリコン酸
化膜103a(図は除去された状態を示す。)をエッチ
ングにより除去する。 (4) シリコン基板101の露出部分を、水酸化カリ
ウム水溶液を用いた異方性エッチングにより、断面V字
形の収納溝105を深さ約300μmに形成する。 (5) 収納溝105上に熱酸化によりシリコン酸化膜
103bを形成する。 (6) フォトリソグラフ法を利用してシリコン酸化膜
103b上に電極形成用レジストパターンを形成する。 (7) レジストパターンをマスクとして、金等を蒸着
して電極107,109を形成する。 (8) 上記収納溝105内に、塩化カリウム溶液をゲ
ル状物質に含有した電解液含有体111を充填する。 (9) 電解液含有体111の上面を覆うように揆水性
ポリマーを塗布し、このポリマーを十分に反応硬化させ
てガス透過膜113を形成する。 (10) ガス透過膜113の上面に、グルコースオキ
シターゼを担持した識別層115を塗布する。 こうした一連の工程により、バイオセンサ100が完成
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のバイオ
センサ100では、電解液含有体111を充填する収納
溝105は、水酸化カリウム溶液を用いた異方性エッチ
ングにより断面略V字形に形成しているが、こうしたエ
ッチングではその深さや大きさを一定に形成することが
難しい。このため、製品毎に収納溝105の大きさ等に
変動を生じて、一定量の電解液含有体111を充填させ
ることができない。このように電解液含有体111の量
が変動すると、製品毎の溶存酸素量が変わり、正確な測
定を行なうことができない。これに対処するためには、
製品毎に面倒なキャリブレーション(較正)をしなけれ
ばならないという問題があった。
【0007】また、電極形成用レジストパターンは、フ
ォトリソグラフ法を用いて形成しているが、通常使用さ
れているフォトリソグラフ法では、焦点深度の浅い場合
しか合わせられず、よって、焦点の合った状態では傾斜
面に微細な電極形成用パターンを収納溝105の上部か
ら底部にわたって形成することは難しい。このため、従
来の技術では、完全に焦点があっていない状態にて、露
光を強くして幅広の電極形成用パターンを形成してい
る。こうした幅広の電極は、センサの微小化への支障と
なっているという問題があった。
【0008】本発明は、上記従来の技術を解決すること
を課題とするものであり、キャリブレーションを行なわ
なくても、精度の高い測定を行なうことができると共
に、微小化を実現する酸素濃度センサを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明は、被測定溶液中の酸素量を測定する
酸素濃度センサにおいて、第1の絶縁性基板と、第1の
絶縁性基板上に形成され、その一部を検出部とする1対
の電極と、上記第1の絶縁性基板上に積層され、上記検
出部を露出させる窓部を有する第2の絶縁性基板と、第
1の絶縁性基板の上面の一部及び第2の絶縁性基板の窓
部の側壁に囲まれて形成される測定室と、該測定室に充
填された電解液と、上記測定室を封止するように覆わ
れ、かつ酸素を透過させるガス透過膜と、を備えたこと
を特徴とする。
【0010】
【作用】本発明にかかる酸素濃度センサを、被測定溶液
に浸漬すると、測定室に充填された電解液と被測定溶液
との溶存している酸素濃度の差に応じてガス透過膜を通
じて酸素が拡散する。よって、電解液に溶存している酸
素が変動する。この酸素の濃度変化に伴って電極間に流
れる電流を測定することにより被測定溶液の酸素濃度が
測定される。
【0011】上記電解液を充填している測定室は、第1
の絶縁性基板の上面の一部と第2の絶縁性基板の窓部の
側壁に囲まれることにより、精度の高い容量で形成され
ている。すなわち、第1の絶縁性基板は、板材であるの
で、その上面を平滑面に形成することは容易であり、ま
た、第2の絶縁性基板も、板材であるので、その窓部を
高い寸法精度で貫通形成することは、通常の製造方法、
例えば、焼結成形等により容易である。よって、この第
2の絶縁性基板を、第1の絶縁性基板上に積層すれば、
寸法精度の高い上面及び窓部の側壁で囲まれた測定室を
一定容量に形成できる。このような一定容量の測定室
は、充填される電解液の量が一定となり、製品毎にキャ
リブレーションを行なわなくても、精度の高い酸素濃度
の測定が可能となる。また、電極は、第1の絶縁性基板
の平滑な上面に形成すればよいので、厚膜印刷法等によ
り微小な形状に作ることも容易であり、センサの微小化
を実現できる。
【0012】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
【0013】図1は酸素濃度センサ上に、識別層を形成
したバイオセンサの感応部を示す断面図であり、図2は
その要部の分解斜視図である。このバイオセンサの感応
部1は、第1の絶縁性基板3と、第1の絶縁性基板3上
に形成された1対の電極5,7と、第1の絶縁性基板3
上に積層され、窓部9及び端子用切欠き10を有する第
2の絶縁性基板11と、第1の絶縁性基板3の上面3a
の一部及び第2の絶縁性基板11の窓部9の側壁9aに
囲まれて形成される測定室13と、測定室13に充填さ
れた電解液含有体15と、上記測定室13を封止するよ
うに覆われ、かつ酸素を透過させるガス透過膜17と、
上記ガス透過膜17上に形成された識別層19とを備え
ている。
【0014】上記識別層19は、被測定溶液中の被測定
物質と反応する生体物質を担持した層であり、例えば、
グルコースオキシターゼをゾル状のセルロースで担持し
て乾燥固化した層である。また、上記電極5,7は、上
記電解液含有体15に接触する検出部5a,7aと、結
線用の端子部5b,7bと、検出部5a,7aと端子部
5b,7bとをそれぞれ接続する配線部5c,7cとか
ら形成されている。この感応部1の電極5,7の端子部
5b,7cは、酸素濃度を求めるべく演算処理する電気
測定部(図示省略)に接続される。
【0015】次に上記バイオセンサを用いた測定法を説
明する。被測定溶液として尿を用いて、尿にバイオセン
サの感応部1を浸漬する。尿中のグルコースは、識別層
19に担持したグルコースオキシターゼの作用により酸
化される。このとき、ガス透過膜17を介して被測定溶
液と電解液含有体15との間で酸素の濃度勾配が生じ
る。この酸素の濃度勾配に基づいて電解液含有体15か
ら酸素が被測定溶液の方へ拡散して、電極5,7近傍の
酸素が減少する。この酸素濃度の変化は、電極5,7を
流れる電流の変化となって現れるので、これに基づいて
電気計測部にてグルコース濃度を測定することができ
る。
【0016】次に上記バイオセンサの製造工程について
説明する。 (1) 絶縁性基板3,11の形成工程 第1及び第2の絶縁性基板3,11を形成するためのセ
ラミックスのグリーンシートを形成する。アルミナ92
重量%、酸化珪素6重量%、及びカルシア等の焼結助剤
1.5重量%をボールミルにて6時間混合する。その
後、混合物に有機バインダとして、ポリビニルブチラー
ルを添加して、溶剤としてトルエンを添加する。さらに
ポットミルで混合してスラリー状にし、ドクターブレー
ド法により第1のグリーンシート及び第2のグリーンシ
ートをそれぞれ形成する。第1のグリーンシートの形状
は、縦20mm×横4mm×厚さ0.5mmである。ま
た、第2のグリーンシートの形状は、縦20mm×横4
mm×厚さ0.3mmであり、その先端部に窓部9とな
る透孔が縦4mm×横2.2mmに形成され、他端部に
端子用切欠き10となる切欠きが縦4mm×横2mmに
形成されている。
【0017】(2) 電極5,7の形成工程 白金黒とスポンジ状白金とを混合し、バインダとして、
上記グリーンシートと同一の材料の粉末及びα−テルペ
ネオール、酢酸ブチカルビトール等の溶剤を添加して電
極用ペーストを形成する。この電極用ペーストを用いて
厚膜印刷法により、第1のグリーンシート上に電極パタ
ーンを形成する。
【0018】(3) 積層工程 第1のグリーンシート上に第2のグリーンシートを積層
して積層体を形成する。このとき、積層体の間には、3
0Kgf/cm2の圧力を加える。なお、グリーンシートの窓
部9には、電極パターンの検出部21aが露出してい
る。
【0019】(4) 焼成工程 積層体を1600℃にて2時間焼成する。この焼成工程
により、第1のグリーンシート及び第2のグリーンシー
トが一体になって第1及び第2の絶縁性基板3,11か
らなる積層体が形成される。
【0020】(5) 電解液含有体15の充填工程 測定室13に電解液含有体15を充填する。電解液含有
体15は、アガロースのようなゲル形成物質に0.1M
塩化カリウムの電解液をしみこませて形成する。
【0021】(6) ガス透過膜17の形成工程 ガス透過性を有する揆水性ポリマー(例えば、東レシリ
コーン製シリコーン樹脂SR2410)を、電解液含有
体15上を完全に覆うようにして塗布し、このポリマー
を十分に反応させた。ポリマーが硬化することにより、
酸素濃度センサが完成する。
【0022】(7) 識別層形成工程 グルコースオキシターゼを溶解した10%牛血清アルブ
ミン水溶液20μlを摘下し、さらに引き続いて25%
グルタミンアルデヒド水溶液10μlを摘下しする。グ
ルコースオキシターゼとグルタミンアルデヒドとの架橋
反応が進行すると識別層19が形成される。これによ
り、グルコース用バイオセンサの感応部1が完成する。
【0023】上記実施例において、上記電解液含有体1
5を充填している測定室13は、第1の絶縁性基板3の
上面3aの一部と第2の絶縁性基板11の窓部9の側壁
9aに囲まれて形成されている。よって、測定室13
は、充填される電解液の量が一定となり、製品毎にキャ
リブレーションを行なわなくても、精度の高い酸素濃度
の測定が可能となる。
【0024】また、電極5,7は、第1の絶縁性基板3
の平滑な上面3aに形成すればよいので、厚膜印刷法等
により微小な形状に作ることも容易であり、センサの微
小化を実現できる。
【0025】さらに、第1の絶縁性基板3と第2の絶縁
性基板11とを焼結して密着させるだけで、電極5と電
極7との間を絶縁することができる。したがって、従来
の技術のように、電極の間を絶縁する絶縁膜を別途形成
する必要がなく、製造工程が簡単になる。
【0026】また、第1及び第2の絶縁性基板3,11
は、アルミナ等のセラミックスで形成されており、従来
の技術のように、価格の高いシリコン基板を用いる必要
がないので、コストの低減を実現できるという効果もあ
る。
【0027】なお、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり、例えば次のよ
うな変形も可能である。
【0028】(1) 上記実施例では、絶縁性基板3,
11は、セラミックスのグリーンシートを焼成したもの
を用いたが、これに限らず、絶縁性及び加工性に優れ、
かつ変形し難い性質を有する材料であれば、ガラスまた
は樹脂、またはそれらの複合材料等の各種の材料を用い
ることができる。
【0029】(2) 図1及び図2に示す絶縁性基板1
1の上表面11aを、PET(ポリエチレンテレフタレ
ート)等のプラスチックフィルムで被覆するか、シリコ
ンでコーティングする疎水化処理を施してもよい。この
ような疎水化処理により、測定の際に、被測定溶液が該
上表面11aに濡れず、主に識別層19の領域に濡れる
ので、小量の被測定溶液で測定することができるという
効果がある。
【0030】(3) 上記実施例では、電極5,7は、
第1のグリーンシート上に厚膜印刷法により形成した
が、これに限らず、平面に容易に形成できる方法であれ
ば、蒸着法、スパッタリング法等により形成してもよ
い。
【0031】(4) 電極の材料としては、各種の金属
を用いることができ、例えば、上記実施例のポーラロ型
の酸素濃度センサの場合には、アノード側及びカソード
側電極とも金、白金、パラジウムを用いることができ、
また、ガルバニ型酸素濃度センサの場合には、アノード
側電極に、銅、鉄、銀、チタン、アルミニウム、亜鉛、
ニッケル、スズ、及びそれらの合金を用い、カソード側
電極として金、白金等の電極を用いることができる。
【0032】(5) 上記実施例では、第1及び第2の
絶縁性基板を一体的に積層する工程は、セラミックスの
グリーンシートを焼成することにより行なったが、エポ
キシ樹脂等を用いた場合には、熱圧着及び接着剤で接着
したり、また、ガラスの場合には、接着剤で接着するこ
とが望ましい。
【0033】(6) 上記実施例では、電解液含有体1
5は、電解液等をゲル状物質に含有させたが、電解液そ
れ自体でもよく、例えば、その電解液中のイオンが容易
に移動可能なものであれば液体またはゲル状の各種の電
解質を用いることができる。
【0034】(7) ガス透過膜17の材料としては、
疎水性で水溶液が透過しない性質を有すると共に、第2
の絶縁性基板11、電解液含有体15と密着性が良好で
あることが望ましく、上記実施例で用いたもの他に、イ
ソプレン等のゴム系樹脂、ポリブタジエン、ポリエステ
ルであってもよい。
【0035】(8) 生体物質は、被測定物質と生物化
学反応して、酸素の濃度を変化させるものであれば、各
種の酵素のほかに、微生物等を用いることができ。この
ように各種の生体物質を用いることにより、これに対応
したバイオセンサに利用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
解液を充填している測定室は、第1の絶縁性基板の上面
の一部と第2の絶縁性基板の窓部の側壁に囲まれること
により、精度の高い容量で形成されている。したがっ
て、製品毎の測定室のばらつきがなくなるから、充填さ
れる電解液の量が一定となり、キャリブレーションを行
なわなくても精度の高い酸素濃度の測定が可能となる。
【0037】また、電極は第1の絶縁性基板の平滑な面
上に形成すればよいから、厚膜印刷法等により微小な形
状に作ることも容易であり、センサの微小化を実現す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるバイオセンサの感応
部を示す断面図。
【図2】同実施例の要部を示す分解斜視図。
【図3】従来のバイオセンサの感応部を示す断面図。
【符号の説明】
1…感応部 3…絶縁性基板 3a…上面 5…電極 7…電極 5a,7a…検出部 5b,7b…端子部 5c,7c…配線部 9…窓部 9a…側壁 11…絶縁性基板 11a…上表面 13…測定室 15…電解液含有体 17…ガス透過膜 19…識別層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定溶液中の酸素量を測定する酸素
    濃度センサにおいて、 第1の絶縁性基板と、 第1の絶縁性基板上に形成され、その一部を検出部とす
    る1対の電極と、 上記第1の絶縁性基板上に積層され、上記検出部を露出
    させる窓部を有する第2の絶縁性基板と、 第1の絶縁性基板の上面の一部及び第2の絶縁性基板の
    窓部の側壁に囲まれて形成される測定室と、 該測定室に充填された電解液と、 上記測定室を封止するように覆われ、かつ酸素を透過さ
    せるガス透過膜と、 を備えたことを特徴とする酸素濃度センサ。
JP3326334A 1991-11-14 1991-11-14 酸素濃度センサ Pending JPH05133930A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005080954A1 (ja) * 2004-02-20 2005-09-01 Gs Yuasa Corporation 電気化学式酸素センサ
JP2017067596A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社Gsユアサ 酸素センサ

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