JPH0513188A - 放電灯点灯用電源回路 - Google Patents
放電灯点灯用電源回路Info
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- JPH0513188A JPH0513188A JP3184187A JP18418791A JPH0513188A JP H0513188 A JPH0513188 A JP H0513188A JP 3184187 A JP3184187 A JP 3184187A JP 18418791 A JP18418791 A JP 18418791A JP H0513188 A JPH0513188 A JP H0513188A
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- JP
- Japan
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- circuit
- voltage
- input
- power supply
- chopper
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 チョッパ回路に加えられる入力電圧の低下に
よって生じる高調波歪みを抑え、皮相電力の増大を防ぐ
とともに、回路素子の破壊を防止できる放電灯点灯用電
源回路を提供する。 【構成】 入力直流電源が供給される昇圧チョッパ回路
１のインダクタンス５に接続したスイッチング素子のＦ
ＥＴ６に、制御回路７からスイッチング制御信号を供給
してＦＥＴ６をオン・オフさせ、このチョッパ動作によ
りコンデンサ９に蓄えられた点灯用の電力を放電灯点灯
用のインバータ回路１０に供給する電源回路において、
昇圧チョッパ回路１に供給される直流電源の入力電圧Ｖ
inを検出する電圧検出回路１４と、この電圧検出回路１
４によって入力電圧Ｖinの一定電圧以下の低下が検出さ
れたときに、制御回路７への制御用電源Ｖccの供給を停
止させるスイッチ回路１３とを有する。
よって生じる高調波歪みを抑え、皮相電力の増大を防ぐ
とともに、回路素子の破壊を防止できる放電灯点灯用電
源回路を提供する。 【構成】 入力直流電源が供給される昇圧チョッパ回路
１のインダクタンス５に接続したスイッチング素子のＦ
ＥＴ６に、制御回路７からスイッチング制御信号を供給
してＦＥＴ６をオン・オフさせ、このチョッパ動作によ
りコンデンサ９に蓄えられた点灯用の電力を放電灯点灯
用のインバータ回路１０に供給する電源回路において、
昇圧チョッパ回路１に供給される直流電源の入力電圧Ｖ
inを検出する電圧検出回路１４と、この電圧検出回路１
４によって入力電圧Ｖinの一定電圧以下の低下が検出さ
れたときに、制御回路７への制御用電源Ｖccの供給を停
止させるスイッチ回路１３とを有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、放電灯を高周波点灯す
るインバータ回路に、昇圧した直流を給電するための放
電灯点灯用電源回路に関する。
るインバータ回路に、昇圧した直流を給電するための放
電灯点灯用電源回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】放電灯点灯用電子安定器に用いられる昇
圧チョッパ回路では、入力直流電源が加えられるチョッ
パ用のインダクタンスにスイッチング素子を接続し、こ
のスイッチング素子をオン・オフさせることで、入力電
流波形を正弦波状に変え、このインダクタンスの出力を
ダイオードを介してコンデンサに充電することで、昇圧
させた点灯用の電力を得ている。この昇圧点灯用電力
は、インバータ回路で高周波電力に変えられ、このイン
バータ回路の出力により放電灯が点灯される。またチョ
ッパ回路のスイッチング素子にオン・オフ用のタイミン
グ制御信号を供給する制御回路には、インバータ回路の
入力電圧を検出した検出信号が加えられ、この制御回路
によってインバータ回路への供給電圧の安定化が図られ
る。このような放電灯用の点灯装置では、負荷側に常に
一定の電力が供給されるような定電力特性を有してい
る。
圧チョッパ回路では、入力直流電源が加えられるチョッ
パ用のインダクタンスにスイッチング素子を接続し、こ
のスイッチング素子をオン・オフさせることで、入力電
流波形を正弦波状に変え、このインダクタンスの出力を
ダイオードを介してコンデンサに充電することで、昇圧
させた点灯用の電力を得ている。この昇圧点灯用電力
は、インバータ回路で高周波電力に変えられ、このイン
バータ回路の出力により放電灯が点灯される。またチョ
ッパ回路のスイッチング素子にオン・オフ用のタイミン
グ制御信号を供給する制御回路には、インバータ回路の
入力電圧を検出した検出信号が加えられ、この制御回路
によってインバータ回路への供給電圧の安定化が図られ
る。このような放電灯用の点灯装置では、負荷側に常に
一定の電力が供給されるような定電力特性を有してい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】電源変動などによりチ
ョッパ回路に加えられる入力電圧が低くなると、上述し
た定電力特性により、この電圧の低下を補うかたちで入
力電流が増加する。しかし、入力電圧が一定電圧以下ま
で低下すると、入力電流が大きくなり過ぎて、チョッパ
用のインダクタンスが飽和するなどの不具合が生じる。
インダクタンスが飽和すると、チョッパ回路で作られる
正弦波に歪みが生じて高調波成分が増え、皮相電力が増
大するという問題が発生するようになる。また入力電流
の増大は、回路を構成する素子を損傷させるという問題
も招く。
ョッパ回路に加えられる入力電圧が低くなると、上述し
た定電力特性により、この電圧の低下を補うかたちで入
力電流が増加する。しかし、入力電圧が一定電圧以下ま
で低下すると、入力電流が大きくなり過ぎて、チョッパ
用のインダクタンスが飽和するなどの不具合が生じる。
インダクタンスが飽和すると、チョッパ回路で作られる
正弦波に歪みが生じて高調波成分が増え、皮相電力が増
大するという問題が発生するようになる。また入力電流
の増大は、回路を構成する素子を損傷させるという問題
も招く。
【０００４】本発明は、このような従来の技術が有する
課題を解決するために提案されたものであり、チョッパ
回路に加えられる入力電圧の低下によって生じる高調波
歪み分を抑え、皮相電力の増加を防ぐとともに、回路素
子の破壊を防止できる放電灯点灯用電源回路を提供する
ことを目的とする。
課題を解決するために提案されたものであり、チョッパ
回路に加えられる入力電圧の低下によって生じる高調波
歪み分を抑え、皮相電力の増加を防ぐとともに、回路素
子の破壊を防止できる放電灯点灯用電源回路を提供する
ことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、入力直流電源が供給される昇圧チョッパ回
路のインダクタンスに接続したスイッチング素子に、制
御回路から入力直流電源電圧に応じて出力を一定化する
スイッチング制御信号を供給して上記スイッチング素子
をオン・オフさせ、このチョッパ動作によりコンデンサ
に蓄えられた点灯用の電力を放電灯点灯用のインバータ
回路に供給する電源回路において、上記昇圧チョッパ回
路に供給される直流電源の入力電圧を検出する電圧検出
回路と、この電圧検出回路によって上記入力電圧の一定
電圧以下の低下が検出されたときに、上記制御回路によ
る一定化制御を停止させる手段とを有する構成である。
に本発明は、入力直流電源が供給される昇圧チョッパ回
路のインダクタンスに接続したスイッチング素子に、制
御回路から入力直流電源電圧に応じて出力を一定化する
スイッチング制御信号を供給して上記スイッチング素子
をオン・オフさせ、このチョッパ動作によりコンデンサ
に蓄えられた点灯用の電力を放電灯点灯用のインバータ
回路に供給する電源回路において、上記昇圧チョッパ回
路に供給される直流電源の入力電圧を検出する電圧検出
回路と、この電圧検出回路によって上記入力電圧の一定
電圧以下の低下が検出されたときに、上記制御回路によ
る一定化制御を停止させる手段とを有する構成である。
【０００６】また、上記電圧検出回路では上記入力電圧
を所定の時定数を持たせて検出する構成である。
を所定の時定数を持たせて検出する構成である。
【０００７】
【作用】上述した請求項１に対応する構成によれば、入
力電圧が一定電圧以下に低下したときに、制御回路への
電源の供給が停止するので、スイッチング素子への制御
信号の供給が停止される。これによりチョッパ動作が一
時的に停止して、過大な入力電流がチョッパ回路に流れ
込むのを防げる。
力電圧が一定電圧以下に低下したときに、制御回路への
電源の供給が停止するので、スイッチング素子への制御
信号の供給が停止される。これによりチョッパ動作が一
時的に停止して、過大な入力電流がチョッパ回路に流れ
込むのを防げる。
【０００８】また請求項２に対応する構成によれば、所
定の時定数を持たせて入力電圧を検出することで、比較
的短期な入力変動時には、チョッパ回路の動作を維持す
ることができる。
定の時定数を持たせて入力電圧を検出することで、比較
的短期な入力変動時には、チョッパ回路の動作を維持す
ることができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明による放電灯点灯用電源回路の
実施例を図面に基づき詳細に説明する。図１のブロック
図に、この放電灯点灯用電源回路の一実施例を示す。こ
の図で、昇圧チョッパ回路１の電源入力端子２ａ，２ｂ
には、商用交流電源３をダイオードブリッジ４で整流し
た直流電源が供給される。プラス側入力端子２ａは、チ
ョッパ用のインダクタンス５の一端に接続され、このイ
ンダクタンス５の他端はスイッチング素子を構成する電
界効果トランジスタ６（以下、ＦＥＴ６という）を介し
てマイナス側入力端子２ｂに接続される。このＦＥＴ６
のゲートには、制御回路７からスイッチング制御信号が
供給される。インダクタンス５とＦＥＴ６の接続端子
は、ダイオード８を介して充電用のコンデンサ９に接続
される。このコンデンサ９の他端は、マイナス側入力端
子２ｂに接続される。このコンデンサ９の両端はインバ
ータ回路１０の入力端子に接続され、このインバータ回
路１０の出力端子にはコンデンサ１１ａを備えた放電灯
１１が接続される。制御回路７には、端子１２に入力さ
れる制御用電源Ｖccがスイッチ回路１３を介して供給さ
れる。なお、インバータ回路１０の入力電圧は、図示し
ない電圧検出回路によって検出され、この検出出力が制
御回路７にフィードバックされることで、ＦＥＴ６をオ
ン・オフするスイッチングのタイミングが制御される。
これによりインバータ回路１０に入力される直流電圧の
安定化が図られる。チョッパ回路１の入力電圧Ｖinは、
電圧検出回路１４によって検出され、この電圧検出回路
１４の検出出力によってスイッチ回路１３のオン・オフ
が制御される。このスイッチ回路１３は、通常の動作時
はオン状態にある。
実施例を図面に基づき詳細に説明する。図１のブロック
図に、この放電灯点灯用電源回路の一実施例を示す。こ
の図で、昇圧チョッパ回路１の電源入力端子２ａ，２ｂ
には、商用交流電源３をダイオードブリッジ４で整流し
た直流電源が供給される。プラス側入力端子２ａは、チ
ョッパ用のインダクタンス５の一端に接続され、このイ
ンダクタンス５の他端はスイッチング素子を構成する電
界効果トランジスタ６（以下、ＦＥＴ６という）を介し
てマイナス側入力端子２ｂに接続される。このＦＥＴ６
のゲートには、制御回路７からスイッチング制御信号が
供給される。インダクタンス５とＦＥＴ６の接続端子
は、ダイオード８を介して充電用のコンデンサ９に接続
される。このコンデンサ９の他端は、マイナス側入力端
子２ｂに接続される。このコンデンサ９の両端はインバ
ータ回路１０の入力端子に接続され、このインバータ回
路１０の出力端子にはコンデンサ１１ａを備えた放電灯
１１が接続される。制御回路７には、端子１２に入力さ
れる制御用電源Ｖccがスイッチ回路１３を介して供給さ
れる。なお、インバータ回路１０の入力電圧は、図示し
ない電圧検出回路によって検出され、この検出出力が制
御回路７にフィードバックされることで、ＦＥＴ６をオ
ン・オフするスイッチングのタイミングが制御される。
これによりインバータ回路１０に入力される直流電圧の
安定化が図られる。チョッパ回路１の入力電圧Ｖinは、
電圧検出回路１４によって検出され、この電圧検出回路
１４の検出出力によってスイッチ回路１３のオン・オフ
が制御される。このスイッチ回路１３は、通常の動作時
はオン状態にある。
【００１０】このように構成される放電灯点灯用電源回
路では、端子２ａ，２ｂ間に供給される入力直流電源が
チョッパ回路１によって昇圧されて、コンデンサ９に点
灯用の電力が蓄えられる。このコンデンサ９からインバ
ータ回路１０に入力される直流は、インバータ回路１０
によって高周波交流に変えられ、このインバータ出力に
より放電灯１１が点灯される。チョッパ回路１の入力電
圧Ｖinがある一定値以下に下がったことが電圧検出回路
１４によって検出されると、この検出出力に基づいてス
イッチ回路１３が開かれ、制御回路７への制御用電源Ｖ
ccの供給が停止される。これにより制御回路７の動作が
停止され、ＦＥＴ６にスイッチング制御信号が供給され
なくなるので、チョッパ回路１の動作が一時的に停止し
て、入力電圧Ｖinの低下に伴う入力電流Ｉinの増大が抑
えられる。このように入力電流Ｉinの増大が抑えられる
ことで、高調波歪みの発生を防げるとともに、過度な入
力電流Ｉinの増加で発生していた回路素子の破壊も防止
できる。
路では、端子２ａ，２ｂ間に供給される入力直流電源が
チョッパ回路１によって昇圧されて、コンデンサ９に点
灯用の電力が蓄えられる。このコンデンサ９からインバ
ータ回路１０に入力される直流は、インバータ回路１０
によって高周波交流に変えられ、このインバータ出力に
より放電灯１１が点灯される。チョッパ回路１の入力電
圧Ｖinがある一定値以下に下がったことが電圧検出回路
１４によって検出されると、この検出出力に基づいてス
イッチ回路１３が開かれ、制御回路７への制御用電源Ｖ
ccの供給が停止される。これにより制御回路７の動作が
停止され、ＦＥＴ６にスイッチング制御信号が供給され
なくなるので、チョッパ回路１の動作が一時的に停止し
て、入力電圧Ｖinの低下に伴う入力電流Ｉinの増大が抑
えられる。このように入力電流Ｉinの増大が抑えられる
ことで、高調波歪みの発生を防げるとともに、過度な入
力電流Ｉinの増加で発生していた回路素子の破壊も防止
できる。
【００１１】つぎに、この放電灯点灯用電源回路の具体
的な実施例を図２に基づいて説明する。この図で、チョ
ッパ回路１のプラス側電源入力端子２ａと制御用電源Ｖ
ccのマイナス側（以下、接地端子GND という）との間
に、電圧検出用の抵抗１５，１６の直列回路が接続さ
れ、これら抵抗１５，１６の接続点と接地端子GND との
間には逆流防止用のダイオード１７を介して時定数用の
コンデンサ１８が接続される。このコンデンサ１８の両
端には、電圧検出用の抵抗１９，２０の直列回路が接続
され、これら抵抗１９，２０の接続点が比較回路２１の
非反転入力端子に接続される。この比較回路２１の反転
入力端子には、チョッパ回路１への入力電圧Ｖinの下限
を決めるための基準電圧Ｖref を与える基準電圧源２２
が接続される。また抵抗１５，１６の接続点は、ダイオ
ード１７を介して定電圧回路２３に接続され、この定電
圧回路２３から比較回路２１に動作用の電源が供給され
る。制御回路７には、スイッチ回路を構成するＦＥＴ２
４を介して制御用電源Ｖccが供給され、比較回路２１の
出力端子がバッファ２５を介してこのＦＥＴ２４のゲー
トに接続される。
的な実施例を図２に基づいて説明する。この図で、チョ
ッパ回路１のプラス側電源入力端子２ａと制御用電源Ｖ
ccのマイナス側（以下、接地端子GND という）との間
に、電圧検出用の抵抗１５，１６の直列回路が接続さ
れ、これら抵抗１５，１６の接続点と接地端子GND との
間には逆流防止用のダイオード１７を介して時定数用の
コンデンサ１８が接続される。このコンデンサ１８の両
端には、電圧検出用の抵抗１９，２０の直列回路が接続
され、これら抵抗１９，２０の接続点が比較回路２１の
非反転入力端子に接続される。この比較回路２１の反転
入力端子には、チョッパ回路１への入力電圧Ｖinの下限
を決めるための基準電圧Ｖref を与える基準電圧源２２
が接続される。また抵抗１５，１６の接続点は、ダイオ
ード１７を介して定電圧回路２３に接続され、この定電
圧回路２３から比較回路２１に動作用の電源が供給され
る。制御回路７には、スイッチ回路を構成するＦＥＴ２
４を介して制御用電源Ｖccが供給され、比較回路２１の
出力端子がバッファ２５を介してこのＦＥＴ２４のゲー
トに接続される。
【００１２】この構成では、比較的短期の電源変動を検
出しないようにするために、チョッパ回路１への入力電
圧Ｖinを抵抗１５，１６で検出するにあたって、コンデ
ンサ１８により時定数を持たせて検出することができ
る。コンデンサ１８の両端電圧は、電圧検出抵抗１９，
２０によって分圧されて比較回路２１の非反転入力端子
に加えられる。入力電圧Ｖccが正常である通常の動作時
は、比較回路２１の非反転入力端子の端子電圧が基準電
圧Ｖref よりも高いため、比較回路２１の出力はハイレ
ベルにあり、導通状態にあるＦＥＴ２４を介して制御用
電源Ｖccが制御回路７に給電される。チョッパ回路１へ
の入力電圧Ｖinが一定電圧以下に低下し、比較回路２１
の非反転入力端子の端子電圧が基準電圧Ｖref よりも下
がると、比較回路２１の出力電圧がローレベルとなり、
ＦＥＴ２４が非導通状態となって制御回路７への制御用
電源Ｖccの供給が停止する。これにより制御回路７か
ら、チョッパ回路１のＦＥＴ６へのスイッチング制御信
号の供給が停止されるため、チョッパ動作が一時的に停
止し、一定以上の入力電流Ｉinが回路に流れ込むのを防
止できる。
出しないようにするために、チョッパ回路１への入力電
圧Ｖinを抵抗１５，１６で検出するにあたって、コンデ
ンサ１８により時定数を持たせて検出することができ
る。コンデンサ１８の両端電圧は、電圧検出抵抗１９，
２０によって分圧されて比較回路２１の非反転入力端子
に加えられる。入力電圧Ｖccが正常である通常の動作時
は、比較回路２１の非反転入力端子の端子電圧が基準電
圧Ｖref よりも高いため、比較回路２１の出力はハイレ
ベルにあり、導通状態にあるＦＥＴ２４を介して制御用
電源Ｖccが制御回路７に給電される。チョッパ回路１へ
の入力電圧Ｖinが一定電圧以下に低下し、比較回路２１
の非反転入力端子の端子電圧が基準電圧Ｖref よりも下
がると、比較回路２１の出力電圧がローレベルとなり、
ＦＥＴ２４が非導通状態となって制御回路７への制御用
電源Ｖccの供給が停止する。これにより制御回路７か
ら、チョッパ回路１のＦＥＴ６へのスイッチング制御信
号の供給が停止されるため、チョッパ動作が一時的に停
止し、一定以上の入力電流Ｉinが回路に流れ込むのを防
止できる。
【００１３】つぎに、図３に示す他の実施例の放電灯点
灯用電源回路を説明する。この実施例では、チョッパ回
路１への入力電圧Ｖinを電圧検出用の抵抗１５，１６で
検出するにあたって、コンデンサ１８により時定数を持
たせることができ、コンデンサ１８の両端電圧が検出電
圧としてヒステリシス・オア回路（ヒステリシスＯＲ）
２６の一方の入力端子に加えられる。なお、コンデンサ
１８の両端に接続される抵抗２７は放電用である。この
オア回路２６の他方の入力端子は接地端子GNDに接続さ
れる。ヒステリシス・オア回路２６の出力端子は、バフ
ァ２５を介してＦＥＴ２４のゲートに接続される。
灯用電源回路を説明する。この実施例では、チョッパ回
路１への入力電圧Ｖinを電圧検出用の抵抗１５，１６で
検出するにあたって、コンデンサ１８により時定数を持
たせることができ、コンデンサ１８の両端電圧が検出電
圧としてヒステリシス・オア回路（ヒステリシスＯＲ）
２６の一方の入力端子に加えられる。なお、コンデンサ
１８の両端に接続される抵抗２７は放電用である。この
オア回路２６の他方の入力端子は接地端子GNDに接続さ
れる。ヒステリシス・オア回路２６の出力端子は、バフ
ァ２５を介してＦＥＴ２４のゲートに接続される。
【００１４】この構成では、チョッパ回路１への入力電
圧Ｖinが正常のときは、ヒステリシス・オア回路２６の
一方の入力端子にハイレベルが加えられ、オア回路２６
の出力がハイレベルに維持されてＦＥＴ２４が導通状態
となり、制御用電源Ｖccが制御回路７に供給される。一
方、チョッパ回路１への入力電圧Ｖinが一定電圧以下に
低下すると、この電圧低下が検出されて、ヒステリシス
特性を有するオア回路２６の一方の入力端子にローレベ
ルが加えられるため、オア回路２６の出力がローレベル
となる。これによりＦＥＴ２４がオフして制御用電源Ｖ
ccの供給が遮断され、制御回路７の動作が停止すること
で、チョッパ動作が一時的に停止し、過大な入力電流Ｉ
inの流れ込みを防げる。
圧Ｖinが正常のときは、ヒステリシス・オア回路２６の
一方の入力端子にハイレベルが加えられ、オア回路２６
の出力がハイレベルに維持されてＦＥＴ２４が導通状態
となり、制御用電源Ｖccが制御回路７に供給される。一
方、チョッパ回路１への入力電圧Ｖinが一定電圧以下に
低下すると、この電圧低下が検出されて、ヒステリシス
特性を有するオア回路２６の一方の入力端子にローレベ
ルが加えられるため、オア回路２６の出力がローレベル
となる。これによりＦＥＴ２４がオフして制御用電源Ｖ
ccの供給が遮断され、制御回路７の動作が停止すること
で、チョッパ動作が一時的に停止し、過大な入力電流Ｉ
inの流れ込みを防げる。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、チ
ョッパ回路の入力電圧が一定電圧以下に低下したとき
に、この電圧低下を検出して、制御回路への電源の供給
を遮断するようにしているので、電圧低下時にチョッパ
回路のスイッチング素子へのスイッチング制御信号の供
給が停止され、一時的にチョッパ動作を停止することが
できる。これにより入力電流の増大を抑えることがで
き、高調波歪みの発生が防止され、有効電力に比べて皮
相電力が増大してしまうような不具合を解消できる。ま
た従来、極端な入力電流の増加によって生じていた回路
素子の破壊を防止できるため、回路の信頼性を高めるこ
とができる。
ョッパ回路の入力電圧が一定電圧以下に低下したとき
に、この電圧低下を検出して、制御回路への電源の供給
を遮断するようにしているので、電圧低下時にチョッパ
回路のスイッチング素子へのスイッチング制御信号の供
給が停止され、一時的にチョッパ動作を停止することが
できる。これにより入力電流の増大を抑えることがで
き、高調波歪みの発生が防止され、有効電力に比べて皮
相電力が増大してしまうような不具合を解消できる。ま
た従来、極端な入力電流の増加によって生じていた回路
素子の破壊を防止できるため、回路の信頼性を高めるこ
とができる。
【図１】本発明による放電灯点灯用電源回路の一実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図２】具体的な放電灯点灯用電源回路の実施例を示す
回路図である。
回路図である。
【図３】他の実施例の放電灯点灯用電源回路を示す回路
図である。
図である。
１…昇圧チョッパ回路
３…商用交流電源
４…ダイオードブリッジ
５…インダクタンス
６…スイッチング用のＦＥＴ
７…制御回路
８…ダイオード
９…コンデンサ
１０…インバータ回路
１１…放電灯
１３…スイッチ回路
１４…電圧検出回路
１５，１６，１９，２０…電圧検出用の抵抗
１７…逆流防止用のダイオード
１８…時定数用のコンデンサ
２１…比較回路
２２…基準電圧源
２３…定電圧回路
２４…スイッチ用のＦＥＴ
２５…バッファ
２６…ヒステリシス・オア回路
２７…放電用の抵抗
Claims (2)
- 【請求項１】 入力直流電源が供給される昇圧チョッパ
回路のインダクタンスに接続したスイッチング素子に、
制御回路から入力直流電源電圧に応じて出力を一定化す
るスイッチング制御信号を供給して上記スイッチング素
子をオン・オフさせ、このチョッパ動作によりコンデン
サに蓄えられた点灯用の電力を放電灯点灯用のインバー
タ回路に供給する電源回路において、 上記昇圧チョッパ回路に供給される直流電源の入力電圧
を検出する電圧検出回路と、 この電圧検出回路によって上記入力電圧の一定電圧以下
の低下が検出されたときに、上記制御回路による一定化
制御を停止させる手段とを有することを特徴とする放電
灯点灯用電源回路。 - 【請求項２】 上記電圧検出回路は、上記入力電圧を所
定の時定数を持たせて検出することを特徴とする請求項
１記載の放電灯点灯用電源回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3184187A JPH0513188A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 放電灯点灯用電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3184187A JPH0513188A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 放電灯点灯用電源回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0513188A true JPH0513188A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=16148884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3184187A Withdrawn JPH0513188A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 放電灯点灯用電源回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0513188A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006033219A1 (ja) * | 2004-09-24 | 2006-03-30 | Pioneer Corporation | 回路保護装置 |
| US20120210151A1 (en) * | 2011-02-11 | 2012-08-16 | Mediatek Inc. | Communication systems |
| US9566324B2 (en) | 2010-11-10 | 2017-02-14 | Zoetis Services Llc | North American porcine reproductive and respiratory syndrome (PRRS) virus and uses thereof |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP3184187A patent/JPH0513188A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006033219A1 (ja) * | 2004-09-24 | 2006-03-30 | Pioneer Corporation | 回路保護装置 |
| US9566324B2 (en) | 2010-11-10 | 2017-02-14 | Zoetis Services Llc | North American porcine reproductive and respiratory syndrome (PRRS) virus and uses thereof |
| US20120210151A1 (en) * | 2011-02-11 | 2012-08-16 | Mediatek Inc. | Communication systems |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |