JPH05131832A - 走行車両の緩衝装置 - Google Patents
走行車両の緩衝装置Info
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- JPH05131832A JPH05131832A JP29926991A JP29926991A JPH05131832A JP H05131832 A JPH05131832 A JP H05131832A JP 29926991 A JP29926991 A JP 29926991A JP 29926991 A JP29926991 A JP 29926991A JP H05131832 A JPH05131832 A JP H05131832A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】簡略な構成で、種々の走行条件に応じた的確な
減衰力を得ることができる走行車両の緩衝装置を提供す
る。 【構成】車輪に連結したシリンダ1の内周部にコイル5
を巻装する。車体にピストンロッド2を介して連結した
ピストン3を磁石4により構成してシリンダ1に摺動自
在に内挿する。コイル5を走行車両のバッテリに接続す
る。ピストン3の摺動時に磁石4とコイル5との電磁作
用によりコイル5に生じる発電量を制御してピストン3
の摺動に対する電気的制動力を可変とする制御手段を備
える。
減衰力を得ることができる走行車両の緩衝装置を提供す
る。 【構成】車輪に連結したシリンダ1の内周部にコイル5
を巻装する。車体にピストンロッド2を介して連結した
ピストン3を磁石4により構成してシリンダ1に摺動自
在に内挿する。コイル5を走行車両のバッテリに接続す
る。ピストン3の摺動時に磁石4とコイル5との電磁作
用によりコイル5に生じる発電量を制御してピストン3
の摺動に対する電気的制動力を可変とする制御手段を備
える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等に用いられる
緩衝装置に関する。
緩衝装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の緩衝装置(ショックア
ブソーバ)においては、ピストンを摺動自在に内挿した
シリンダ内にオイルやエア等の流体を封入し、該ピスト
ン及びシリンダをそれぞれ車体及び車輪に連結したもの
が一般に知られており、この種の緩衝装置は、車体の上
下振動に伴うピストンの摺動を、シリンダ内の流体の粘
性抵抗や流動抵抗により制動し、これにより車体の上下
振動に対する制動力(減衰力)を生ぜしめるようにして
いる。
ブソーバ)においては、ピストンを摺動自在に内挿した
シリンダ内にオイルやエア等の流体を封入し、該ピスト
ン及びシリンダをそれぞれ車体及び車輪に連結したもの
が一般に知られており、この種の緩衝装置は、車体の上
下振動に伴うピストンの摺動を、シリンダ内の流体の粘
性抵抗や流動抵抗により制動し、これにより車体の上下
振動に対する制動力(減衰力)を生ぜしめるようにして
いる。
【0003】そして、この種の緩衝装置においては、例
えばピストン等の穿設したオリフィスの径や個数を可変
とすることにより、ピストンの摺動時の流体の流動抵抗
を可変とし、これにより種々の走行条件に応じて減衰力
を変更し得るようにしたものも知られている。
えばピストン等の穿設したオリフィスの径や個数を可変
とすることにより、ピストンの摺動時の流体の流動抵抗
を可変とし、これにより種々の走行条件に応じて減衰力
を変更し得るようにしたものも知られている。
【0004】しかしながら、この種の緩衝装置において
は、その減衰力を可変とするためには、一般に、その機
械的構成が複雑なものとならざるを得ず、また、流体の
流動抵抗等を精度よく制御することが一般には困難であ
ることから、種々の走行条件に応じて的確に減衰力をコ
ントロールすることが困難であった。
は、その減衰力を可変とするためには、一般に、その機
械的構成が複雑なものとならざるを得ず、また、流体の
流動抵抗等を精度よく制御することが一般には困難であ
ることから、種々の走行条件に応じて的確に減衰力をコ
ントロールすることが困難であった。
【0005】一方、自動車等に用いられる緩衝装置にお
いては、例えば特開平2−72233号公報に開示され
ているように、その減衰力を電磁力により生ぜしめるよ
うにしたものも知られている。
いては、例えば特開平2−72233号公報に開示され
ているように、その減衰力を電磁力により生ぜしめるよ
うにしたものも知られている。
【0006】すなわち、この緩衝装置においては、シリ
ンダ内に円筒状のコイルを収納すると共に、このコイル
に磁石を装着したピストンを摺動自在に内挿し、さら
に、該シリンダ及びピストンをそれぞれ車輪及び車体に
連結すると共に、コイルに電気的負荷としてのバッテリ
を接続したものである。そして、この緩衝装置は、車体
の振動に伴うピストンの摺動時に、コイルと磁石との電
磁作用により該コイルに発電エネルギーを生ぜしめると
共に、該発電エネルギーによりバッテリを充電すること
により、該ピストンの摺動に対する電気的制動力(所
謂、回生制動)を生ぜしめ、これにより、減衰力を生ぜ
しめるようにしている。
ンダ内に円筒状のコイルを収納すると共に、このコイル
に磁石を装着したピストンを摺動自在に内挿し、さら
に、該シリンダ及びピストンをそれぞれ車輪及び車体に
連結すると共に、コイルに電気的負荷としてのバッテリ
を接続したものである。そして、この緩衝装置は、車体
の振動に伴うピストンの摺動時に、コイルと磁石との電
磁作用により該コイルに発電エネルギーを生ぜしめると
共に、該発電エネルギーによりバッテリを充電すること
により、該ピストンの摺動に対する電気的制動力(所
謂、回生制動)を生ぜしめ、これにより、減衰力を生ぜ
しめるようにしている。
【0007】しかしながら、かかる緩衝装置は、単に、
コイルに生じた発電エネルギーをバッテリに充電して減
衰力を得るようにしているだけなので、種々の走行条件
に応じて的確な減衰力が得られるものではなかった。
コイルに生じた発電エネルギーをバッテリに充電して減
衰力を得るようにしているだけなので、種々の走行条件
に応じて的確な減衰力が得られるものではなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる不都合
を解消し、簡略な構成で、種々の走行条件に応じた的確
な減衰力を得ることができる走行車両の緩衝装置を提供
することを目的とする。
を解消し、簡略な構成で、種々の走行条件に応じた的確
な減衰力を得ることができる走行車両の緩衝装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するために、走行車両の車体及び車輪の一方に連結さ
れたシリンダと、該シリンダに摺動自在に内挿されると
共に前記車体及び車輪の他方に連結されたピストンと、
前記シリンダの内周部に巻装されたコイルと、前記ピス
トンに装着された磁石と、前記ピストンの摺動時に前記
磁石とコイルとの電磁作用により該コイルに生じる発電
エネルギーを受けるべく前記コイルに接続され、該発電
エネルギーを消費することにより前記ピストンの摺動に
対する電気的制動力を生ぜしめる電気的負荷と、前記走
行車両の走行状態に応じて前記電気的制動力を可変とす
べく前記コイルに生じる発電量を制御する制御手段とを
備えたことを特徴とする。
成するために、走行車両の車体及び車輪の一方に連結さ
れたシリンダと、該シリンダに摺動自在に内挿されると
共に前記車体及び車輪の他方に連結されたピストンと、
前記シリンダの内周部に巻装されたコイルと、前記ピス
トンに装着された磁石と、前記ピストンの摺動時に前記
磁石とコイルとの電磁作用により該コイルに生じる発電
エネルギーを受けるべく前記コイルに接続され、該発電
エネルギーを消費することにより前記ピストンの摺動に
対する電気的制動力を生ぜしめる電気的負荷と、前記走
行車両の走行状態に応じて前記電気的制動力を可変とす
べく前記コイルに生じる発電量を制御する制御手段とを
備えたことを特徴とする。
【0010】この場合、前記走行車両の車速を検知する
車速センサと、前記走行車両の上下方向の加速度を検知
する加速度センサと、前記走行車両の車高を検知する車
高センサとを備え、前記制御手段は、これらのセンサに
よりそれぞれ検知される車速、加速度及び車高に応じて
前記コイルに生じる発電量を制御することを特徴とす
る。
車速センサと、前記走行車両の上下方向の加速度を検知
する加速度センサと、前記走行車両の車高を検知する車
高センサとを備え、前記制御手段は、これらのセンサに
よりそれぞれ検知される車速、加速度及び車高に応じて
前記コイルに生じる発電量を制御することを特徴とす
る。
【0011】また、前記電気的負荷は、前記走行車両の
搭載されたバッテリであることを特徴とする。
搭載されたバッテリであることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明によれば、前記走行車両の走行時に、前
記車体が振動すると、これに伴って、前記ピストンが前
記磁石と共に摺動し、この時、該磁石と前記コイルとの
電磁作用により該コイルに発電エネルギーが生じ、この
発電エネルギーが前記電気的負荷に付与される。そし
て、該電気的負荷は、該発電エネルギーを消費し、これ
により、前記ピストンの摺動に対する電気的制動力が生
じ、この電気的制動力は前記車体の振動の減衰力とな
る。また、この時、コイルに生じる発電量は、前記制御
手段により、前記走行車両の走行状態に応じて変更さ
れ、これにより、該発電量に応じた電気的制動力が変更
される。
記車体が振動すると、これに伴って、前記ピストンが前
記磁石と共に摺動し、この時、該磁石と前記コイルとの
電磁作用により該コイルに発電エネルギーが生じ、この
発電エネルギーが前記電気的負荷に付与される。そし
て、該電気的負荷は、該発電エネルギーを消費し、これ
により、前記ピストンの摺動に対する電気的制動力が生
じ、この電気的制動力は前記車体の振動の減衰力とな
る。また、この時、コイルに生じる発電量は、前記制御
手段により、前記走行車両の走行状態に応じて変更さ
れ、これにより、該発電量に応じた電気的制動力が変更
される。
【0013】この場合、前記車速センサ、加速度センサ
及び車高センサを備えたときには、これらのセンサによ
り検知される車速、加速度及び車高に応じてコイルの発
電量を可変として前記ピストンの摺動に対する電気的制
動力を可変とすることが可能となる。
及び車高センサを備えたときには、これらのセンサによ
り検知される車速、加速度及び車高に応じてコイルの発
電量を可変として前記ピストンの摺動に対する電気的制
動力を可変とすることが可能となる。
【0014】また、前記電気的負荷を、前記バッテリと
したときには、前記コイルの発電エネルギーによりバッ
テリが充電され、これにより該発電エネルギーが有効に
活用される。
したときには、前記コイルの発電エネルギーによりバッ
テリが充電され、これにより該発電エネルギーが有効に
活用される。
【0015】
【実施例】本発明の緩衝装置の一例を図1乃至図3に従
って説明する。図1は該緩衝装置の要部の機械的構成を
示す縦断面図、図2は該緩衝装置の要部の回路的構成
図、図3はその作動を説明するためのフローチャートで
ある。
って説明する。図1は該緩衝装置の要部の機械的構成を
示す縦断面図、図2は該緩衝装置の要部の回路的構成
図、図3はその作動を説明するためのフローチャートで
ある。
【0016】図1で、1は円筒状のシリンダ、2はシリ
ンダ1の上方から該シリンダ1の内部に同心に挿入され
たピストンロッド、3はピストンロッド2の下端部に固
着された磁石4により構成されるピストンであり、シリ
ンダ1の上部には、内周面部にコイル5を巻装した円筒
状のステータコア6が同心に内挿されて該シリンダ1の
内周面部に固着されている。
ンダ1の上方から該シリンダ1の内部に同心に挿入され
たピストンロッド、3はピストンロッド2の下端部に固
着された磁石4により構成されるピストンであり、シリ
ンダ1の上部には、内周面部にコイル5を巻装した円筒
状のステータコア6が同心に内挿されて該シリンダ1の
内周面部に固着されている。
【0017】この場合、ピストンロッド2の上部は、シ
リンダ1の内部から該シリンダ1の上端部に装着した天
蓋7を摺動自在に貫通して該シリンダ1の上方に伸縮自
在に突出され、ピストン3は、ピストンロッド2の伸縮
に伴って、コイル5の内側で摺動自在に、シリンダ1に
同心に内挿されている。
リンダ1の内部から該シリンダ1の上端部に装着した天
蓋7を摺動自在に貫通して該シリンダ1の上方に伸縮自
在に突出され、ピストン3は、ピストンロッド2の伸縮
に伴って、コイル5の内側で摺動自在に、シリンダ1に
同心に内挿されている。
【0018】そして、この場合、シリンダ1は、その下
端部に装着した底蓋8に設けられた連結部9を介して、
例えば自動車等の走行車両の車輪(図示しない)に連結
され、またピストン3は、ピストンロッド2の上端部に
設けられた連結部10を介して、走行車両の車体(図示
しない)に連結される。
端部に装着した底蓋8に設けられた連結部9を介して、
例えば自動車等の走行車両の車輪(図示しない)に連結
され、またピストン3は、ピストンロッド2の上端部に
設けられた連結部10を介して、走行車両の車体(図示
しない)に連結される。
【0019】尚、シリンダ1の下部には、ステータコア
6の下側に、フリーピストン11が摺動自在に内挿さ
れ、このフリーピストン11は底蓋8との間にエアを封
入した空室12を形成している。
6の下側に、フリーピストン11が摺動自在に内挿さ
れ、このフリーピストン11は底蓋8との間にエアを封
入した空室12を形成している。
【0020】かかる構成により、走行車両の走行時にそ
の車体が上下に振動すると、ピストンロッド2が伸縮す
ると共にピストン3がコイル5の内側で上下に摺動し、
この時、該ピストン3を構成する磁石4とコイル5との
周知の電磁作用により、該コイル5に起電力、すなわ
ち、発電エネルギーが生じることとなる。
の車体が上下に振動すると、ピストンロッド2が伸縮す
ると共にピストン3がコイル5の内側で上下に摺動し、
この時、該ピストン3を構成する磁石4とコイル5との
周知の電磁作用により、該コイル5に起電力、すなわ
ち、発電エネルギーが生じることとなる。
【0021】一方、図2において、13は走行車両に搭
載されたバッテリ、14はコイル5に生じる発電量を制
御する制御手段であり、コイル5は、ダイオード15a
〜15dにより構成される整流ブリッジ回路15を介し
て電気的負荷としてのバッテリ13に接続されている。
載されたバッテリ、14はコイル5に生じる発電量を制
御する制御手段であり、コイル5は、ダイオード15a
〜15dにより構成される整流ブリッジ回路15を介し
て電気的負荷としてのバッテリ13に接続されている。
【0022】さらに詳細には、整流ブリッジ回路15
は、ダイオード15a,15bから成る直列回路とダイ
オード15c,15dから成る直列回路とを、各ダイオ
ード15a〜15dの順方向がバッテリ13の−側から
+側に向かう方向となる状態で該バッテリ13の+端子
及び−端子の間に並列に接続したものであり、コイル5
は、ダイオード15a,15bから成る直列回路の中点
と、ダイオード15c,15dから成る直列回路の中点
との間に接続されている。
は、ダイオード15a,15bから成る直列回路とダイ
オード15c,15dから成る直列回路とを、各ダイオ
ード15a〜15dの順方向がバッテリ13の−側から
+側に向かう方向となる状態で該バッテリ13の+端子
及び−端子の間に並列に接続したものであり、コイル5
は、ダイオード15a,15bから成る直列回路の中点
と、ダイオード15c,15dから成る直列回路の中点
との間に接続されている。
【0023】また、制御手段14は、ダイオード15
c,15dにそれぞれ並列に接続された一対のスイッチ
ングトランジスタ16,16と、該トランジスタ16,
16を周期的にON/OFFさせるコントローラ17と
を備え、コントローラ17には、車速Vを検知する車速
センサ18の検知信号と、車体の上下方向の加速度Gを
検知する加速度センサ19の検知信号と、車高Hを検知
する車高センサ20の検知信号とが入力される。
c,15dにそれぞれ並列に接続された一対のスイッチ
ングトランジスタ16,16と、該トランジスタ16,
16を周期的にON/OFFさせるコントローラ17と
を備え、コントローラ17には、車速Vを検知する車速
センサ18の検知信号と、車体の上下方向の加速度Gを
検知する加速度センサ19の検知信号と、車高Hを検知
する車高センサ20の検知信号とが入力される。
【0024】この場合、コントローラ17は、走行車両
の走行時に、両トランジスタ16,16のベースに矩形
パルスPを印加することにより、両トランジスタ16,
16を周期的にON/OFFさせるようにしており、こ
の時、該コントローラ17は、各センサ18〜20の検
知信号に基づいて、矩形パルスPのデューティ(図2
中、TON/T)、あるいは周期Tを例えば2種類に切り
換えるようにしている。そして、詳細は後述するが、コ
ントローラ17は、このように両トランジスタ16,1
6をON/OFFさせる矩形パルスPのデューティ、あ
るいは周期Tを切り換えることにより、コイル5に生じ
る発電量を制御し、さらには、該発電量を制御すること
により、緩衝装置の減衰力を“弱め”及び“強め”の二
種類に変更し得るようにしている。
の走行時に、両トランジスタ16,16のベースに矩形
パルスPを印加することにより、両トランジスタ16,
16を周期的にON/OFFさせるようにしており、こ
の時、該コントローラ17は、各センサ18〜20の検
知信号に基づいて、矩形パルスPのデューティ(図2
中、TON/T)、あるいは周期Tを例えば2種類に切り
換えるようにしている。そして、詳細は後述するが、コ
ントローラ17は、このように両トランジスタ16,1
6をON/OFFさせる矩形パルスPのデューティ、あ
るいは周期Tを切り換えることにより、コイル5に生じ
る発電量を制御し、さらには、該発電量を制御すること
により、緩衝装置の減衰力を“弱め”及び“強め”の二
種類に変更し得るようにしている。
【0025】次に、かかる緩衝装置の作動を説明する。
【0026】この緩衝装置においては、走行車両の走行
時に、図示しない車体が上下に振動すると、前記ピスト
ン3がシリンダ1内で上下に摺動し、この時、前記コイ
ル5と磁石4との周知の電磁作用により、コイル5に発
電エネルギーが生じる。
時に、図示しない車体が上下に振動すると、前記ピスト
ン3がシリンダ1内で上下に摺動し、この時、前記コイ
ル5と磁石4との周知の電磁作用により、コイル5に発
電エネルギーが生じる。
【0027】そして、この時、制御手段14のコントロ
ーラ17はトランジスタ16,16のベースに矩形パル
スPを印加し、これにより、両トランジスタ6,16を
周期的にON/OFFさせる。
ーラ17はトランジスタ16,16のベースに矩形パル
スPを印加し、これにより、両トランジスタ6,16を
周期的にON/OFFさせる。
【0028】この場合、両トランジスタ16,16が
“ON”になるとすると、コイル5が短絡されるので、
該コイル5には、磁石4との電磁作用により短絡電流が
流れて、該短絡電流の二乗に比例する電磁エネルギーが
蓄えられ、これに続いて、両トランジスタ16,16が
“OFF”になると、コイル5に蓄えられた電磁エネル
ギーが、発電エネルギーとして、ダイオード15a,1
5b、あるいは、ダイオード15c,15dを介してバ
ッテリ13に放出されて該バッテリ13が充電され、以
下、かかる作動が繰り返される。
“ON”になるとすると、コイル5が短絡されるので、
該コイル5には、磁石4との電磁作用により短絡電流が
流れて、該短絡電流の二乗に比例する電磁エネルギーが
蓄えられ、これに続いて、両トランジスタ16,16が
“OFF”になると、コイル5に蓄えられた電磁エネル
ギーが、発電エネルギーとして、ダイオード15a,1
5b、あるいは、ダイオード15c,15dを介してバ
ッテリ13に放出されて該バッテリ13が充電され、以
下、かかる作動が繰り返される。
【0029】そして、このように、ピストン2の摺動に
伴ってコイル5に電流が流れると、その電流と磁石10
との電磁作用により、ピストン3にその摺動に対する電
気的制動力が作用し、これにより、車体の振動に対する
減衰力が生じることとなる。
伴ってコイル5に電流が流れると、その電流と磁石10
との電磁作用により、ピストン3にその摺動に対する電
気的制動力が作用し、これにより、車体の振動に対する
減衰力が生じることとなる。
【0030】このように、この緩衝装置においては、車
体の振動を減衰させる減衰力が、コイル5と磁石4との
電磁作用により、電気的制動力として発生し、この場
合、コイル5の短絡時に該コイル5に蓄えられる発電エ
ネルギーが、バッテリ13への充電用として活用される
こととなる。
体の振動を減衰させる減衰力が、コイル5と磁石4との
電磁作用により、電気的制動力として発生し、この場
合、コイル5の短絡時に該コイル5に蓄えられる発電エ
ネルギーが、バッテリ13への充電用として活用される
こととなる。
【0031】尚、本実施例の緩衝装置においては、ピス
トン3の摺動に伴って、フリーピストン11が空室12
内のエアを圧縮、あるいは膨張させるように摺動するの
で、これによっても、車体の振動を減衰させる減衰力が
生じることとなる。
トン3の摺動に伴って、フリーピストン11が空室12
内のエアを圧縮、あるいは膨張させるように摺動するの
で、これによっても、車体の振動を減衰させる減衰力が
生じることとなる。
【0032】ところで、前述したように車体の振動に伴
って生じる電気的制動力は、コイル5に生じる発電量に
よって変化し、該発電量が大きい程、大きな電気的制動
力が得られ、ひいては大きな減衰力が得られる。
って生じる電気的制動力は、コイル5に生じる発電量に
よって変化し、該発電量が大きい程、大きな電気的制動
力が得られ、ひいては大きな減衰力が得られる。
【0033】そして、この場合、コイル5に生じる発電
量は、両トランジスタ16,16がONとなる時間が長
い程、大きなものとなる。これは、両トランジスタ1
6,16がONとなる時間が長い程、コイル5に蓄積さ
れる電磁エネルギーが大きなものとなるからである。
量は、両トランジスタ16,16がONとなる時間が長
い程、大きなものとなる。これは、両トランジスタ1
6,16がONとなる時間が長い程、コイル5に蓄積さ
れる電磁エネルギーが大きなものとなるからである。
【0034】そこで、本実施例の制御手段14は、コン
トローラ17から両トランジスタ16,16への矩形パ
ルスPのデューティあるいは周期を、前記各センサ18
〜20によりそれぞれ検知される車速V、車体の上下方
向の加速度G及び車高Hに応じて、二種類に設定するこ
とにより、両トランジスタ16,16がONとなる時間
を二種類に変更してコイル5に生じる発電量を二種類に
制御し、これにより、ピストン2の摺動に対する電気的
制動力を大小、二種類として、緩衝装置の減衰力を“強
め”及び“弱め”の二種類に変更するようにしている。
トローラ17から両トランジスタ16,16への矩形パ
ルスPのデューティあるいは周期を、前記各センサ18
〜20によりそれぞれ検知される車速V、車体の上下方
向の加速度G及び車高Hに応じて、二種類に設定するこ
とにより、両トランジスタ16,16がONとなる時間
を二種類に変更してコイル5に生じる発電量を二種類に
制御し、これにより、ピストン2の摺動に対する電気的
制動力を大小、二種類として、緩衝装置の減衰力を“強
め”及び“弱め”の二種類に変更するようにしている。
【0035】この場合、具体的には、緩衝装置の減衰力
の変更は、制御手段14のコントローラ17が所定の時
間毎に、図3のフローチャートに示す演算制御を行うこ
とにより、行われる。
の変更は、制御手段14のコントローラ17が所定の時
間毎に、図3のフローチャートに示す演算制御を行うこ
とにより、行われる。
【0036】すなわち、コントローラ17は、所定の時
間毎に、まず、各センサ18〜20により車速V、車体
の上下方向の加速度G及び車高Hを検知し、さらに車速
Vの時間的変化率、すなわち、走行車両の走行方向にお
ける加速度Aを算出する。
間毎に、まず、各センサ18〜20により車速V、車体
の上下方向の加速度G及び車高Hを検知し、さらに車速
Vの時間的変化率、すなわち、走行車両の走行方向にお
ける加速度Aを算出する。
【0037】そして、コントローラ17は、検知された
車高Hが、前記ピストンロッド5の略伸びきり状態に相
当するものとしてあらかじめ設定された許容最大車高値
Hma x 以上であるか、あるいは、ピストンロッド5の略
縮みきり状態に相当するものとしてあらかじめ設定され
た許容最小車高値Hmin 以下であるときには、両トラン
ジスタ16,16への矩形パルスPのデューティ、ある
いは周期を大きなものとして両トランジスタ16,16
がONする時間を長くすることにより、コイル9に生じ
る発電量を大きなものとしてピストン2の摺動に対する
電気的制動力を大きなものとし、これにより、緩衝装置
の減衰力を、“強め”とする。これにより、ピストンロ
ッド5の伸びきり状態や縮みきり状態で車体の振動が緩
衝装置に加わることによる該緩衝装置の機械的構成の損
傷が防止される。
車高Hが、前記ピストンロッド5の略伸びきり状態に相
当するものとしてあらかじめ設定された許容最大車高値
Hma x 以上であるか、あるいは、ピストンロッド5の略
縮みきり状態に相当するものとしてあらかじめ設定され
た許容最小車高値Hmin 以下であるときには、両トラン
ジスタ16,16への矩形パルスPのデューティ、ある
いは周期を大きなものとして両トランジスタ16,16
がONする時間を長くすることにより、コイル9に生じ
る発電量を大きなものとしてピストン2の摺動に対する
電気的制動力を大きなものとし、これにより、緩衝装置
の減衰力を、“強め”とする。これにより、ピストンロ
ッド5の伸びきり状態や縮みきり状態で車体の振動が緩
衝装置に加わることによる該緩衝装置の機械的構成の損
傷が防止される。
【0038】また、検知された車高Hが、許容最大車高
値Hmax と許容最小車高値Hmin との間の値であるとき
には、コントローラ17は、さらに、検知された車体の
上下方向の加速度Gが所定時間、継続してあらかじめ定
められた所定値GX 以上となっているか否かを監視し、
G≧GX であるときには、上記と同様に、緩衝装置の減
衰力を、“強め”とする。これにより、車体の大きな振
動が生じたときには、その振動は急激に減衰されること
となり、走行車両が安定に走行することとなる。
値Hmax と許容最小車高値Hmin との間の値であるとき
には、コントローラ17は、さらに、検知された車体の
上下方向の加速度Gが所定時間、継続してあらかじめ定
められた所定値GX 以上となっているか否かを監視し、
G≧GX であるときには、上記と同様に、緩衝装置の減
衰力を、“強め”とする。これにより、車体の大きな振
動が生じたときには、その振動は急激に減衰されること
となり、走行車両が安定に走行することとなる。
【0039】また、G<GX であるときには、さらに、
車速Vの時間変化率Aの正負、すなわち、増速時である
か減速時であるか否かを判定し、増速時であるときに
は、検知された車速Vがあらかじめ定められた所定値V
H (例えば110km/h)以上となった時に上記と同
様に、緩衝装置の減衰力を、“強め”とし、減速時であ
るときには、所定値VH よりも若干、小さい所定値VL
(例えば100km/h)以上の車速Vにおいて、緩衝
装置の減衰力を、“強め”とする。これにより、高速走
行時における車体の振動は迅速に減衰されることとな
り、所謂、車輪のホッピングが防止される。
車速Vの時間変化率Aの正負、すなわち、増速時である
か減速時であるか否かを判定し、増速時であるときに
は、検知された車速Vがあらかじめ定められた所定値V
H (例えば110km/h)以上となった時に上記と同
様に、緩衝装置の減衰力を、“強め”とし、減速時であ
るときには、所定値VH よりも若干、小さい所定値VL
(例えば100km/h)以上の車速Vにおいて、緩衝
装置の減衰力を、“強め”とする。これにより、高速走
行時における車体の振動は迅速に減衰されることとな
り、所謂、車輪のホッピングが防止される。
【0040】そして、車速Vがこれらの所定値VH ,V
L よりも小さいときには、両トランジスタ16,16へ
の矩形パルスPのデューティ、あるいは周期を小さなも
のとして両トランジスタ16,16がONする時間を短
くすることにより、コイル9に生じる発電量を小さなも
のとしてピストン2の摺動に対する電気的制動力を小さ
なものとし、これにより、緩衝装置の減衰力を、“弱
め”とする。
L よりも小さいときには、両トランジスタ16,16へ
の矩形パルスPのデューティ、あるいは周期を小さなも
のとして両トランジスタ16,16がONする時間を短
くすることにより、コイル9に生じる発電量を小さなも
のとしてピストン2の摺動に対する電気的制動力を小さ
なものとし、これにより、緩衝装置の減衰力を、“弱
め”とする。
【0041】従って、本実施例の緩衝装置においては、
車高HがH≧Hmax もしくは、H≧Hmin となった時、
あるいは、体の上下方向の加速度Gが所定時間、継続し
てG≧GX となった時、あるいは、車速Vが増速時にV
≧VH となった時、もしくは減速時にV≧VL となった
時に、コイル5の発電量が比較的大きなものとされて緩
衝装置の減衰力が“強め”とされ、これにより、緩衝装
置を損なうことなく走行車両の優れた走行性能が得られ
ることとなる。
車高HがH≧Hmax もしくは、H≧Hmin となった時、
あるいは、体の上下方向の加速度Gが所定時間、継続し
てG≧GX となった時、あるいは、車速Vが増速時にV
≧VH となった時、もしくは減速時にV≧VL となった
時に、コイル5の発電量が比較的大きなものとされて緩
衝装置の減衰力が“強め”とされ、これにより、緩衝装
置を損なうことなく走行車両の優れた走行性能が得られ
ることとなる。
【0042】そして、上記以外の通常時には、緩衝装置
の減衰力が“弱め”とされ、これにより、走行車両の優
れた乗り心地が得られることとなる。
の減衰力が“弱め”とされ、これにより、走行車両の優
れた乗り心地が得られることとなる。
【0043】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、走行車両の車体及び車輪の一方に連結したシ
リンダの内周部に電気的負荷を接続したコイルを巻装す
ると共に、該シリンダに摺動自在に内挿して車体及び車
輪の他方に連結したピストンに磁石を装着することによ
り、車体の上下方向の振動に伴うピストンの摺動時に、
コイルと磁石との電磁作用によりコイルに生じる発電エ
ネルギーを電気的負荷に消費させると共にピストンの摺
動に対する電気的制動力を生ぜしめ、この時、制御手段
により、走行車両の走行状態に応じてコイルに生じる発
電量を制御することによりピストンの摺動に対する電気
的制動力を可変としたことによって、車体の上下方向の
振動を減衰させる減衰力を走行状態に応じて可変とした
緩衝装置を簡略な構成とすることができると共に、走行
車両の車速、車体の上下方向の加速度及び車高等、種々
の走行条件に応じた的確な減衰力を得ることができる。
によれば、走行車両の車体及び車輪の一方に連結したシ
リンダの内周部に電気的負荷を接続したコイルを巻装す
ると共に、該シリンダに摺動自在に内挿して車体及び車
輪の他方に連結したピストンに磁石を装着することによ
り、車体の上下方向の振動に伴うピストンの摺動時に、
コイルと磁石との電磁作用によりコイルに生じる発電エ
ネルギーを電気的負荷に消費させると共にピストンの摺
動に対する電気的制動力を生ぜしめ、この時、制御手段
により、走行車両の走行状態に応じてコイルに生じる発
電量を制御することによりピストンの摺動に対する電気
的制動力を可変としたことによって、車体の上下方向の
振動を減衰させる減衰力を走行状態に応じて可変とした
緩衝装置を簡略な構成とすることができると共に、走行
車両の車速、車体の上下方向の加速度及び車高等、種々
の走行条件に応じた的確な減衰力を得ることができる。
【0044】そして、コイルの電気的負荷をバッテリと
して、コイルに生じる発電エネルギーにより該バッテリ
を充電するようにしたことによって、該発電エネルギー
を有効に活用することができる。
して、コイルに生じる発電エネルギーにより該バッテリ
を充電するようにしたことによって、該発電エネルギー
を有効に活用することができる。
【図1】本発明の緩衝装置の一例の要部の機械的構成を
示す縦断面図、
示す縦断面図、
【図2】該緩衝装置の電気的構成を示す回路的構成図、
【図3】該緩衝装置の作動を説明するためのフローチャ
ート。
ート。
1…シリンダ、3…ピストン、4…磁石、5…コイル、
13…バッテリ(電気的負荷)、14…制御手段。
13…バッテリ(電気的負荷)、14…制御手段。
Claims (3)
- 【請求項1】走行車両の車体及び車輪の一方に連結され
たシリンダと、該シリンダに摺動自在に内挿されると共
に前記車体及び車輪の他方に連結されたピストンと、前
記シリンダの内周部に巻装されたコイルと、前記ピスト
ンに装着された磁石と、前記ピストンの摺動時に前記磁
石とコイルとの電磁作用により該コイルに生じる発電エ
ネルギーを受けるべく前記コイルに接続され、該発電エ
ネルギーを消費することにより前記ピストンの摺動に対
する電気的制動力を生ぜしめる電気的負荷と、前記走行
車両の走行状態に応じて前記電気的制動力を可変とすべ
く前記コイルに生じる発電量を制御する制御手段とを備
えたことを特徴とする走行車両の緩衝装置。 - 【請求項2】前記走行車両の車速を検知する車速センサ
と、前記走行車両の上下方向の加速度を検知する加速度
センサと、前記走行車両の車高を検知する車高センサと
を備え、前記制御手段は、これらのセンサによりそれぞ
れ検知される車速、加速度及び車高に応じて前記コイル
に生じる発電量を制御することを特徴とする請求項1記
載の走行車両の緩衝装置。 - 【請求項3】前記電気的負荷は、前記走行車両の搭載さ
れたバッテリであることを特徴とする請求項1記載の走
行車両の緩衝装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29926991A JPH05131832A (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 走行車両の緩衝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29926991A JPH05131832A (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 走行車両の緩衝装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05131832A true JPH05131832A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=17870359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29926991A Pending JPH05131832A (ja) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | 走行車両の緩衝装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05131832A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2162557A1 (es) * | 1999-05-27 | 2001-12-16 | Orti Javier Porcar | Amortiguador electromagnetico. |
KR20050087613A (ko) * | 2004-02-27 | 2005-08-31 | 디아이케이(주) | 금속제 용기의 형성방법 및 제조공정 |
JP2009017612A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-22 | Aisin Aw Co Ltd | 車両制御装置、車両制御方法及びコンピュータプログラム |
WO2012015488A1 (en) * | 2010-07-29 | 2012-02-02 | Zuo Lei | Electricity generating shock absorbers |
CN108638780A (zh) * | 2018-04-29 | 2018-10-12 | 淮阴工学院 | 一种基于麦弗逊式结构的电磁直线馈能悬架 |
-
1991
- 1991-11-14 JP JP29926991A patent/JPH05131832A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2162557A1 (es) * | 1999-05-27 | 2001-12-16 | Orti Javier Porcar | Amortiguador electromagnetico. |
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JP4692521B2 (ja) * | 2007-06-29 | 2011-06-01 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 車両制御装置、車両制御方法及びコンピュータプログラム |
WO2012015488A1 (en) * | 2010-07-29 | 2012-02-02 | Zuo Lei | Electricity generating shock absorbers |
CN103339405A (zh) * | 2010-07-29 | 2013-10-02 | 纽约州立大学研究基金会 | 发电减振器 |
US8941251B2 (en) | 2010-07-29 | 2015-01-27 | The Research Foundation Of State University Of New York | Electricity generating shock absorbers |
CN108638780A (zh) * | 2018-04-29 | 2018-10-12 | 淮阴工学院 | 一种基于麦弗逊式结构的电磁直线馈能悬架 |
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