JPH0513157Y2 - - Google Patents

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JPH0513157Y2
JPH0513157Y2 JP11513690U JP11513690U JPH0513157Y2 JP H0513157 Y2 JPH0513157 Y2 JP H0513157Y2 JP 11513690 U JP11513690 U JP 11513690U JP 11513690 U JP11513690 U JP 11513690U JP H0513157 Y2 JPH0513157 Y2 JP H0513157Y2
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bottle
cultivation
mushroom
mushrooms
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は特にホンシメジの栽培に用いて好適な
きのこ栽培ビンに関する。
〔従来の技術〕
一般に、きのこ栽培はビン栽培と原木栽培に分
類される。このうち、ビン栽培は主にエノキ茸の
栽培に採用され、通常、第2図に示す栽培ビンが
用いられている。
同図に示す栽培ビン10は底面11dを有する
ビン本体部11と、ビン本体部11の上側に設け
た小径の首部12からなり、首部12の上端開口
がビン口10rとなる。この場合、栽培ビン10
の軸方向全長Ltoと首部12の軸方向長さLnoの
比率は概ね5:1程度に選定され、首部12の長
さは比較的長く形成されている。この理由は首部
12を作業者又は機械(クランパー等)が把持し
易いようにするとともに、特に、エノキ茸の生長
過程における抑制効果を高め、かつ生長方向を規
制するように考慮したものである。
このような栽培ビン10は内部にきのこ培地が
収容され、所定の栽培工程を経ることにより、ビ
ン口10rからきのこが生長して露出するきのこ
栽培が行われる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、このような従来の栽培ビン10は、
主にエノキ茸の栽培に用いられている。したがつ
て、異なる他のきのこの栽培向けに転用した場
合、そのままでも使用できなくはないものの、栽
培しようとするきのこに対して最適な栽培を可能
とするものではない。
本考案はこのような従来の栽培ビンを改良した
もので、特に、ホンシメジの栽培にとつて最適な
栽培ビンの提供を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はビン本体部2と、ビン本体部2の上側
に設けた小径の首部3からなり、内部にきのこ培
地Bを収容して、きのこ、望ましくはホンシメジ
Mの栽培を行うきのこ栽培ビン1を構成するに際
して、特に、首部3の軸方向長さLnを軸方向全
長Ltの略1/10以下に選定したことを特徴とする。
〔作用〕
本考案に係るきのこ栽培ビン1によれば、首部
3の軸方向長さLnは軸方向全長Ltに対して、十
分短くなるため、ビン本体部2の軸方向長さは相
対的に長くなるとともに、これに伴い容量も大き
くなる。この結果、きのこ培地の収容量が多くな
り、養分の増加等によつてきのこの収量も多くな
る。
また、小径の首部3の軸方向長さLnが短くな
るなどにより、栽培ビン1へのきのこ培地Bの詰
め込み及び掻き出し、特に、掻き出しが容易とな
る。
〔実施例〕
以下には、本考案に係る好適な実施例を挙げ、
図面に基づき詳細に説明する。
本考案に係る栽培ビン1は第1図〜第3図に示
すように、下部に底面2dを有し、かつ上部に上
側が漸次小径となる絞部2uを有するビン本体部
2と、ビン本体部2(絞部2u)の上端から上方
へ突出し、かつ上端にビン口4を有する小径の首
部3からなり、全体を合成樹脂等により一体成形
する。
また、栽培ビン1において、軸方向全長Ltは
前述した従来の栽培ビン10における全長Ltoと
同じであり、かつビン本体部2と首部3の径も従
来の栽培ビン10と同じである。しかし、首部3
の軸方向長さLnは軸方向全長Ltの略1/10以下に
選定した。このため、本考案に係る栽培ビン1の
場合、実質的にビン本体部2のビン容積が増加す
ることになり、例えば、栽培ビン10が850c.c.の
場合、栽培ビン一本当たりの占有高さと占有幅を
変えずにビン容積を略1000c.c.にすることができ
る。
栽培ビン1は第4図に示すように、内部にきの
こ培地Bを収容してきのこの栽培を行うが、その
構成により、きのこは生長方向を規制する必要の
ないホンシメジMの栽培に用いて最適である。特
に、栽培ビン1を用いることにより、きのこ培地
Bの収容量を増大できるため、養分の増加等によ
りホンシメジMの品質及び収量アツプを図れると
ともに、きのこ培地Bの詰め込み及び掻き出し、
特に、掻き出しを容易に行うことができる。
なお、首部3を従来の栽培ビン10に比べて短
くするため、第1図中、仮想線Pで示すように、
ビン本体部2における絞部2uの軸方向長さを長
く形成することもできる。したがつて、この場合
には、ビン容積の増加分は小さいが絞部2uの形
状を緩やかに形成することができ、特に、きのこ
培地の詰め込み又は掻き出しが有利となるように
形成することもできる。
以上、実施例について詳細に説明したが、本考
案はこのような実施例に限定されるものではな
く、細部の構成、形状、素材等において、本考案
の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
〔考案の効果〕
このように、本考案に係るきのこ栽培ビンは首
部の軸方向長さを軸方向全長の略1/10以下に選定
してなるため、次のような顕著な効果を奏する。
栽培ビンの全長と径を変えることなく、ビン
容積を増加できるため、きのこの収量を飛躍的
に高めることができ、特に、ホンシメジの栽培
に用いて最適となる。
栽培ビンの首部を短くし又はビン本体部の絞
部を長く形成できるため、きのこ培地の詰め込
みと掻き出しが容易となり、作業性と作業能率
の向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案に係るきのこ栽培ビンの正面
図、第2図:従来の技術に係るきのこ栽培ビンの
正面図、第3図:本考案に係るきのこ栽培ビンの
平面図、第4図:同きのこ栽培ビンの栽培状態に
おける縦断面図。 尚図面中、1……きのこ栽培ビン、2……ビン
本体部、3……首部、B……きのこ培地、M……
ホンシメジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 〔1〕 ビン本体部と、ビン本体部の上側に設け
    た小径の首部からなり、内部にきのこ培地を収
    容してきのこの栽培を行うきのこ栽培ビンにお
    いて、首部の軸方向長さを軸方向全長の略1/10
    以下に選定してなることを特徴とするきのこ栽
    培ビン。 〔2〕 ホンシメジの栽培に用いることを特徴と
    する請求項1記載のきのこ栽培ビン。
JP11513690U 1990-11-01 1990-11-01 Expired - Lifetime JPH0513157Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11513690U JPH0513157Y2 (ja) 1990-11-01 1990-11-01

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JP11513690U JPH0513157Y2 (ja) 1990-11-01 1990-11-01

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Publication Number Publication Date
JPH0471434U JPH0471434U (ja) 1992-06-24
JPH0513157Y2 true JPH0513157Y2 (ja) 1993-04-07

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