JPH0513155A - 電熱ヒータ - Google Patents
電熱ヒータInfo
- Publication number
- JPH0513155A JPH0513155A JP3326747A JP32674791A JPH0513155A JP H0513155 A JPH0513155 A JP H0513155A JP 3326747 A JP3326747 A JP 3326747A JP 32674791 A JP32674791 A JP 32674791A JP H0513155 A JPH0513155 A JP H0513155A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- heater case
- heating
- heat
- heating wire
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 温度制御の応答性が良く、所望の熱分布を良
好に得ることができ、かつ製造歩留りを良好とすること
ができる電熱ヒータを提供すること。 【構成】 電熱線12の発熱にて被加熱物を加熱する電
熱ヒータ10において、被加熱物の加熱対象部に適合す
る外形を備え、電熱線12を内蔵するヒータケース11
と、ヒータケース11内の電熱線12まわりに充填され
る耐熱電気絶縁物13とを有してなるものである。
好に得ることができ、かつ製造歩留りを良好とすること
ができる電熱ヒータを提供すること。 【構成】 電熱線12の発熱にて被加熱物を加熱する電
熱ヒータ10において、被加熱物の加熱対象部に適合す
る外形を備え、電熱線12を内蔵するヒータケース11
と、ヒータケース11内の電熱線12まわりに充填され
る耐熱電気絶縁物13とを有してなるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電熱ヒータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被加熱物の加熱対象部に嵌合、被
包する如くにて、被加熱物を加熱する電熱ヒータとし
て、図5及び図6に示す電熱ヒータ1、又は図7及び図
8に示す電熱ヒータ2が提案されている。
包する如くにて、被加熱物を加熱する電熱ヒータとし
て、図5及び図6に示す電熱ヒータ1、又は図7及び図
8に示す電熱ヒータ2が提案されている。
【0003】電熱ヒータ1は、被加熱物の加熱対象部に
適合する外形を備えたヒータケース3にヒータ挿入孔4
を設け、このヒータ挿入孔4にヒータチューブ5を嵌着
することにて構成されている。尚、ヒータチューブ5は
ステンレス管内に耐熱電気絶縁物を介して電熱線を延在
されたものである。
適合する外形を備えたヒータケース3にヒータ挿入孔4
を設け、このヒータ挿入孔4にヒータチューブ5を嵌着
することにて構成されている。尚、ヒータチューブ5は
ステンレス管内に耐熱電気絶縁物を介して電熱線を延在
されたものである。
【0004】電熱ヒータ2は、被加熱物の加熱対象部に
適合する外形を備えた鋳造製のヒータケース6の内部に
ヒータチューブ7を鋳ぐるむことにて構成されている。
尚、ヒータチューブ7は鉄管内に耐熱電気絶縁物を介し
て電熱線を延在されたものである。
適合する外形を備えた鋳造製のヒータケース6の内部に
ヒータチューブ7を鋳ぐるむことにて構成されている。
尚、ヒータチューブ7は鉄管内に耐熱電気絶縁物を介し
て電熱線を延在されたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記電熱
ヒータ1にあっては以下の問題点がある。ヒータケー
ス3に設けたヒータ挿入孔4にヒータチューブ5を嵌着
するものであるため、ヒータ挿入孔4の内面とヒータチ
ューブ5の外面との間に微小隙間が存在し、ヒータチュ
ーブ5からヒータケース3への熱伝達速度が極めて遅
い。従って、ヒータケース3の表面に必要とする目標温
度を迅速に得ることができず温度制御の応答性が悪い。
ヒータ1にあっては以下の問題点がある。ヒータケー
ス3に設けたヒータ挿入孔4にヒータチューブ5を嵌着
するものであるため、ヒータ挿入孔4の内面とヒータチ
ューブ5の外面との間に微小隙間が存在し、ヒータチュ
ーブ5からヒータケース3への熱伝達速度が極めて遅
い。従って、ヒータケース3の表面に必要とする目標温
度を迅速に得ることができず温度制御の応答性が悪い。
【0006】ヒータケース3に収めるヒータチューブ
5の個数を増大するのに限界があり、ヒータケース3の
表面積あたりの電熱線配設密度を高密度化することがで
きず、これによっても温度制御の応答性が悪い。
5の個数を増大するのに限界があり、ヒータケース3の
表面積あたりの電熱線配設密度を高密度化することがで
きず、これによっても温度制御の応答性が悪い。
【0007】ヒータケース3の内部にはその中心軸ま
わりにヒータチューブ5の挿入部と非挿入部が存在する
ことになり、ヒータケース3の表面の熱分布が限定さ
れ、所望の熱分布を得るのに困難がある。
わりにヒータチューブ5の挿入部と非挿入部が存在する
ことになり、ヒータケース3の表面の熱分布が限定さ
れ、所望の熱分布を得るのに困難がある。
【0008】また、上記電熱ヒータ2にあっては以下の
問題点がある。ヒータケース6を鋳物にて形成するた
め、その肉厚を薄くするには限界があり、約10mm以上の
肉厚が必要である。このため、ヒータチューブ7からヒ
ータケース6の表面への熱伝達速度が遅く、温度制御の
応答性が悪い。
問題点がある。ヒータケース6を鋳物にて形成するた
め、その肉厚を薄くするには限界があり、約10mm以上の
肉厚が必要である。このため、ヒータチューブ7からヒ
ータケース6の表面への熱伝達速度が遅く、温度制御の
応答性が悪い。
【0009】ヒータチューブ7を密に巻いて鋳込む
と、ヒータチューブ7の間への溶湯の入り込みが悪くな
る。このため、ヒータチューブ7を密に巻くことができ
ず、ヒータケース6の表面積あたりの電熱線配設密度を
高密度化することができず、これによっても温度制御の
応答性が悪い。
と、ヒータチューブ7の間への溶湯の入り込みが悪くな
る。このため、ヒータチューブ7を密に巻くことができ
ず、ヒータケース6の表面積あたりの電熱線配設密度を
高密度化することができず、これによっても温度制御の
応答性が悪い。
【0010】上記との関係でヒータケース6の肉厚
を薄くできず、かつ上記との関係でヒータチューブ7
を密に巻くことができないため、ヒータケース6の表面
に所望の熱分布を得るのに困難がある。鋳造にて製造
されるため、巣の発生等により歩留りが悪い。
を薄くできず、かつ上記との関係でヒータチューブ7
を密に巻くことができないため、ヒータケース6の表面
に所望の熱分布を得るのに困難がある。鋳造にて製造
されるため、巣の発生等により歩留りが悪い。
【0011】本発明は、温度制御の応答性が良く、所望
の熱分布を良好に得ることができ、かつ製造歩留りを良
好とすることができる電熱ヒータを提供することを目的
とする。
の熱分布を良好に得ることができ、かつ製造歩留りを良
好とすることができる電熱ヒータを提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、電熱線の発熱
にて被加熱物を加熱する電熱ヒータにおいて、被加熱物
の加熱対象部に適合する外形を備え、電熱線を内蔵する
ヒータケースと、ヒータケース内の電熱線まわりに充填
される耐熱電気絶縁物とを有してなるようにしたもので
ある。
にて被加熱物を加熱する電熱ヒータにおいて、被加熱物
の加熱対象部に適合する外形を備え、電熱線を内蔵する
ヒータケースと、ヒータケース内の電熱線まわりに充填
される耐熱電気絶縁物とを有してなるようにしたもので
ある。
【0013】
【作用】本発明の電熱ヒータによれば以下の作用があ
る。ヒータケースをプレス深絞り加工、切削加工等に
て形成でき、これによりその肉厚を例えば 2〜 3mm程度
に薄くできる。このため、電熱線からヒータケースの表
面への熱伝達速度が速く、ヒータケースの表面に必要と
する目標温度を迅速に得ることができ、温度制御の応答
性が良い。
る。ヒータケースをプレス深絞り加工、切削加工等に
て形成でき、これによりその肉厚を例えば 2〜 3mm程度
に薄くできる。このため、電熱線からヒータケースの表
面への熱伝達速度が速く、ヒータケースの表面に必要と
する目標温度を迅速に得ることができ、温度制御の応答
性が良い。
【0014】ヒータケースに内蔵される電熱線を密に
延在させることができ、ヒータケースの表面積あたりの
電熱線配設密度を高密度化することができ、これによっ
ても温度制御の応答性を良好とすることができる。
延在させることができ、ヒータケースの表面積あたりの
電熱線配設密度を高密度化することができ、これによっ
ても温度制御の応答性を良好とすることができる。
【0015】上記との関係でヒータケースの肉厚を
薄くでき、かつ上記との関係で電熱線を任意の密度で
配設でき、或いはその配設密度状態をヒータケース内に
おいて変化させることもできる。従って、ヒータケース
の表面に所望の熱分布を良好に得ることができる。
薄くでき、かつ上記との関係で電熱線を任意の密度で
配設でき、或いはその配設密度状態をヒータケース内に
おいて変化させることもできる。従って、ヒータケース
の表面に所望の熱分布を良好に得ることができる。
【0016】ヒータケース内に電熱線を配設し、かつ
耐熱電気絶縁物を充填することにて製造され、鋳造工程
がないためそれに伴う巣の発生等がなく、製造歩留りを
良好とすることができる。
耐熱電気絶縁物を充填することにて製造され、鋳造工程
がないためそれに伴う巣の発生等がなく、製造歩留りを
良好とすることができる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の第1実施例に係る電熱ヒータ
を示す縦断面図、図2は図1の一部を破断して示す平面
図である。
を示す縦断面図、図2は図1の一部を破断して示す平面
図である。
【0018】電熱ヒータ10は、ヒータケース11、電
熱線12、耐熱電気絶縁物13、中空管14とから構成
されている。
熱線12、耐熱電気絶縁物13、中空管14とから構成
されている。
【0019】ヒータケース11は銅、アルミニウム合金
等からなり、プレス深絞り加工、切削加工等にて有底筒
状に形成されている。これにより、ヒータケース11
は、電熱線12、耐熱電気絶縁物13、中空管14を収
容する孔状収容室15を備えるとともに、被加熱物16
の加熱対象部に適合する加熱外形部17を備える。この
実施例における加熱外形部17は、ヒータケース11の
先端部に設けられ、被加熱物16としての例えば紙カッ
プの底板ヒートシール部に嵌合してこれを加熱する。
等からなり、プレス深絞り加工、切削加工等にて有底筒
状に形成されている。これにより、ヒータケース11
は、電熱線12、耐熱電気絶縁物13、中空管14を収
容する孔状収容室15を備えるとともに、被加熱物16
の加熱対象部に適合する加熱外形部17を備える。この
実施例における加熱外形部17は、ヒータケース11の
先端部に設けられ、被加熱物16としての例えば紙カッ
プの底板ヒートシール部に嵌合してこれを加熱する。
【0020】電熱線12はニクロム線等の電気抵抗発熱
線からなり、中空管14の外周部に所定の巻き密度で巻
き付けられる。この時、中空管14の外周部にはマグネ
シア(MgO )等の耐熱電気絶縁物が焼付等の手段にて被
着されている。
線からなり、中空管14の外周部に所定の巻き密度で巻
き付けられる。この時、中空管14の外周部にはマグネ
シア(MgO )等の耐熱電気絶縁物が焼付等の手段にて被
着されている。
【0021】耐熱電気絶縁物13はヒータケース11の
内部に配設された電熱線12のまわりに圧密に充填され
る。耐熱電気絶縁物13は電熱ヒータ10の使用温度域
において耐熱性、電気絶縁性が良く、かつ熱伝導性が良
い物質から選定され、例えばマグネシア(MgO)、アルミ
ナ(Al203)、ジルコニア(Zr02)等もしくは合成樹脂等
が用いられる。耐熱電気絶縁物13は粉状もしくは液状
にてヒータケース11の内部に装填された後、プレス等
にて加圧固化され、前述の如く圧密に充填される。
内部に配設された電熱線12のまわりに圧密に充填され
る。耐熱電気絶縁物13は電熱ヒータ10の使用温度域
において耐熱性、電気絶縁性が良く、かつ熱伝導性が良
い物質から選定され、例えばマグネシア(MgO)、アルミ
ナ(Al203)、ジルコニア(Zr02)等もしくは合成樹脂等
が用いられる。耐熱電気絶縁物13は粉状もしくは液状
にてヒータケース11の内部に装填された後、プレス等
にて加圧固化され、前述の如く圧密に充填される。
【0022】中空管14は電熱ヒータ10の熱容量を小
さくするため採用され、例えば鉄管からなり、その外周
部に前述の如く耐熱電気絶縁物が被着される。
さくするため採用され、例えば鉄管からなり、その外周
部に前述の如く耐熱電気絶縁物が被着される。
【0023】尚、中空管14は、ヒータケース11の孔
状収容室15に電熱線12、耐熱電気絶縁物13、中空
管14が収容された後、水圧等の圧力流体がその中空部
に供給されるバルジ加工にて膨径せしめられ、ヒータケ
ース11の内部における耐熱電気絶縁物13の圧密度を
増大化させるものであっても良い。
状収容室15に電熱線12、耐熱電気絶縁物13、中空
管14が収容された後、水圧等の圧力流体がその中空部
に供給されるバルジ加工にて膨径せしめられ、ヒータケ
ース11の内部における耐熱電気絶縁物13の圧密度を
増大化させるものであっても良い。
【0024】次に上記電熱ヒータ10の製造方法につい
て説明する。ヒータケース11に極力大きな孔状収容
室15を形成するとともに、被加熱物16の加熱対象部
に適合する加熱外形部17を形成する。
て説明する。ヒータケース11に極力大きな孔状収容
室15を形成するとともに、被加熱物16の加熱対象部
に適合する加熱外形部17を形成する。
【0025】中空管14に耐熱電気絶縁物を焼付等の
手段にて被着し、その上に所定の巻き密度で電熱線12
を巻く。
手段にて被着し、その上に所定の巻き密度で電熱線12
を巻く。
【0026】ヒータケース11の孔状収容室15に上
記の電熱線12及び中空管14を入れた後、収容室1
5の空間に耐熱電気絶縁物13を入れ、この耐熱電気絶
縁物13をプレス等にて加圧固化する。尚、中空管14
のバルジ加工にて上記耐熱電気絶縁物13を加圧固化し
ても良い。
記の電熱線12及び中空管14を入れた後、収容室1
5の空間に耐熱電気絶縁物13を入れ、この耐熱電気絶
縁物13をプレス等にて加圧固化する。尚、中空管14
のバルジ加工にて上記耐熱電気絶縁物13を加圧固化し
ても良い。
【0027】次に、上記実施例の作用について説明す
る。ヒータケース11をプレス深絞り加工、切削加工
等にて形成でき、これによりその肉厚を例えば 2〜 3mm
程度に薄くできる。このため、電熱線12からヒータケ
ース11の表面への熱伝達速度が速く、ヒータケース1
1の表面に必要とする目標温度を迅速に得ることがで
き、温度制御の応答性が良い。
る。ヒータケース11をプレス深絞り加工、切削加工
等にて形成でき、これによりその肉厚を例えば 2〜 3mm
程度に薄くできる。このため、電熱線12からヒータケ
ース11の表面への熱伝達速度が速く、ヒータケース1
1の表面に必要とする目標温度を迅速に得ることがで
き、温度制御の応答性が良い。
【0028】ヒータケース11に内蔵される電熱線1
2を密に延在させることができ、ヒータケース11の表
面積あたりの電熱線配設密度を高密度化することがで
き、これによっても温度制御の応答性を良好とすること
ができる。
2を密に延在させることができ、ヒータケース11の表
面積あたりの電熱線配設密度を高密度化することがで
き、これによっても温度制御の応答性を良好とすること
ができる。
【0029】上記との関係でヒータケース11の肉
厚を薄くでき、かつ上記との関係で電熱線12を任意
の密度で配設でき、或いはその配設密度状態をヒータケ
ース11の内部において変化させることもできる。従っ
て、ヒータケース11の表面に所望の熱分布を良好に得
ることができる。
厚を薄くでき、かつ上記との関係で電熱線12を任意
の密度で配設でき、或いはその配設密度状態をヒータケ
ース11の内部において変化させることもできる。従っ
て、ヒータケース11の表面に所望の熱分布を良好に得
ることができる。
【0030】ヒータケース11の内部に電熱線12を
配設し、かつ耐熱電気絶縁物13を充填することにて製
造され、鋳造工程がないためそれに伴う巣の発生等がな
く、製造歩留りを良好とすることができる。
配設し、かつ耐熱電気絶縁物13を充填することにて製
造され、鋳造工程がないためそれに伴う巣の発生等がな
く、製造歩留りを良好とすることができる。
【0031】尚、上記電熱ヒータ10は中空管14を
備えるから、電熱ヒータ10の外形寸法に比して熱容量
が小となり、これによっても温度制御の応答性が向上す
る。
備えるから、電熱ヒータ10の外形寸法に比して熱容量
が小となり、これによっても温度制御の応答性が向上す
る。
【0032】図3は本発明の第2実施例に係る電熱ヒー
タを示す縦断面図である。電熱ヒータ20が前記電熱ヒ
ータ10と異なる点は、中空管14に巻付けられる電熱
線12の巻密度を、中空管14の軸方向にて粗〜密〜粗
に変化させたことにある。この電熱ヒータ20によれ
ば、電熱線12が密に巻かれた部分に対応するヒータケ
ース11の表面では高い加熱温度を得ることができ、電
熱線12が粗に巻かれた部分に対応するヒータケース1
1の表面では低い加熱温度を得ることができ、結果とし
てヒータケース11の表面に所望の熱分布を形成でき
る。
タを示す縦断面図である。電熱ヒータ20が前記電熱ヒ
ータ10と異なる点は、中空管14に巻付けられる電熱
線12の巻密度を、中空管14の軸方向にて粗〜密〜粗
に変化させたことにある。この電熱ヒータ20によれ
ば、電熱線12が密に巻かれた部分に対応するヒータケ
ース11の表面では高い加熱温度を得ることができ、電
熱線12が粗に巻かれた部分に対応するヒータケース1
1の表面では低い加熱温度を得ることができ、結果とし
てヒータケース11の表面に所望の熱分布を形成でき
る。
【0033】図4は本発明の第3実施例に係る電熱ヒー
タを一部破断して示す平面図である。
タを一部破断して示す平面図である。
【0034】電熱ヒータ30が前記電熱ヒータ10と異
なる点は、ヒータケース11の周方向の肉厚分布を均一
肉厚化せず、厚肉部11Aと薄肉部11Bを設けたこと
にある。このとき、中空管14はバルジ加工にて、ヒー
タケース11の内周状態に適合する断面形状を与えられ
ている。この電熱ヒータ30によれば、厚肉部11Aに
対応するヒータケース11の表面では低い加熱温度を得
ることができ、薄肉部11Bに対応するヒータケース1
1の表面では高い加熱温度を得ることができ、結果とし
てヒータケース11の表面に所望の熱分布を形成でき
る。
なる点は、ヒータケース11の周方向の肉厚分布を均一
肉厚化せず、厚肉部11Aと薄肉部11Bを設けたこと
にある。このとき、中空管14はバルジ加工にて、ヒー
タケース11の内周状態に適合する断面形状を与えられ
ている。この電熱ヒータ30によれば、厚肉部11Aに
対応するヒータケース11の表面では低い加熱温度を得
ることができ、薄肉部11Bに対応するヒータケース1
1の表面では高い加熱温度を得ることができ、結果とし
てヒータケース11の表面に所望の熱分布を形成でき
る。
【0035】尚、本発明の電熱ヒータは、温度制御の応
答性が良いから、被加熱物に対する加熱時間の経過にし
たがって、例えば初期段階では低温、中期段階では高
温、終期段階では低温の如く、加熱温度を高精度で経時
変化させることもできる。
答性が良いから、被加熱物に対する加熱時間の経過にし
たがって、例えば初期段階では低温、中期段階では高
温、終期段階では低温の如く、加熱温度を高精度で経時
変化させることもできる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明の電熱ヒータによ
れば、温度制御の応答性が良く、所望の熱分布を良好に
得ることができ、かつ製造歩止りを良好とすることがで
きる。
れば、温度制御の応答性が良く、所望の熱分布を良好に
得ることができ、かつ製造歩止りを良好とすることがで
きる。
【図1】図1は本発明の第1実施例に係る電熱ヒータを
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図2】図2は第1図の一部を破断して示す平面図であ
る。
る。
【図3】図3は本発明の第2実施例に係る電熱ヒータを
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図4】図4は本発明の第3実施例に係る電熱ヒータを
一部破断して示す平面図である。
一部破断して示す平面図である。
【図5】図5は従来例に係る電熱ヒータを示す縦断面図
である。
である。
【図6】図6は図5の平面図である。
【図7】図7は従来例に係る電熱ヒータを示す縦断面図
である。
である。
【図8】図8は図7の平面図である。
10 電熱ヒータ 11 ヒータケース 12 電熱線 13 耐熱電気絶縁物 16 被加熱物 17 加熱外形部 20 電熱ヒータ 30 電熱ヒータ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 電熱線の発熱にて被加熱物を加熱する電
熱ヒータにおいて、被加熱物の加熱対象部に適合する外
形を備え、電熱線を内蔵するヒータケースと、ヒータケ
ース内の電熱線まわりに充填される耐熱電気絶縁物とを
有してなることを特徴とする電熱ヒータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3326747A JPH0513155A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 電熱ヒータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3326747A JPH0513155A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 電熱ヒータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0513155A true JPH0513155A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=18191230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3326747A Pending JPH0513155A (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 電熱ヒータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0513155A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003089310A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-03-25 | Kayaba Ind Co Ltd | 車高調整機能付きショックアブソーバ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55155165A (en) * | 1979-05-23 | 1980-12-03 | Hitachi Ltd | Refrigerating chamber |
JPS56137955A (en) * | 1980-03-31 | 1981-10-28 | Matsushita Electric Works Ltd | Heat insulating composite sheet |
JPS6077395A (ja) * | 1983-10-04 | 1985-05-01 | 石原ヒーター製造株式会社 | 2段絶縁構造を有する金属管装電熱体 |
-
1991
- 1991-11-15 JP JP3326747A patent/JPH0513155A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19961126 |