JPH0513151U - 株元灌水装置 - Google Patents

株元灌水装置

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JPH0513151U
JPH0513151U JP6153191U JP6153191U JPH0513151U JP H0513151 U JPH0513151 U JP H0513151U JP 6153191 U JP6153191 U JP 6153191U JP 6153191 U JP6153191 U JP 6153191U JP H0513151 U JPH0513151 U JP H0513151U
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JP
Japan
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plug
plug tray
pool frame
irrigation
tray
Prior art date
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Pending
Application number
JP6153191U
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English (en)
Inventor
治夫 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yanma Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 碁盤の目状に凹部が設けられたプラグトレイ
のプラグ苗の株元毎に直接灌水や施肥、防除等ができる
ようにする。 【構成】 プラグトレイ載置部上方に軌道を設け、該軌
道上を移動可能な台車を配置し、該台車の下部に昇降可
能なプール枠を設け、該プール枠の下面に該プラグトレ
イの凹部に一致した吐出パイプを設けてポンプと連通
し、プラグ苗の株元に所定量の灌水を行うべく構成した
ものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プラグトレイに栽培したプラグ苗の株元に灌水を行えるようにする ための構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プラグトレイは碁盤の目状に凹部が設けられ、該凹部のそれぞれに床土 、種子を入れ、覆土されてプラグ苗を得られるようにしていたのであり、該プラ グ苗への散水及び液肥の散布は、頭上灌水又は底面給水により行われていたので ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、頭上灌水は、図5に示す如く、プラグトレイ2の上方に配置された灌 水装置21のノズル20・・から、該プラグトレイ2凹部上のプラグ苗5・5・ ・の葉全面に散水及び液肥を散布する構成としていた為に、葉面に遮られて該凹 部内の床土17・17・・に水及び液肥が十分に供給されず、プラグ苗5・5・ ・に養分が行き届かなくなり、該プラグ苗5・5・・が均一に育たなかったり、 病気が広がり易くなったりする等の問題があったのである。また、底面給水の場 合は、凹部底面に開口した孔より給水するために、給水量が的確に把握しずらく 、エアプルーニング効果を増す為に、連続的に給水作業を行うことができにくい と共に該装置のコストが高くつくという問題があったのである。そこで、以上の ような不具合を解消する為に、本考案は、プラグトレイのプラグ苗の株元に直接 灌水を行うことができる装置を得るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以上のような課題を解決するための手段として、本考案は、プラグトレイ載置 部上方に軌道を設け、該軌道上を移動可能な台車を配置し、該台車の下部に昇降 可能なプール枠を設け、該プール枠の下面に該プラグトレイの凹部に一致した吐 出パイプを設けてポンプと連通し、ブラグ苗の株元に所定量の灌水を行うべく構 成したものである。
【0005】
【作用】
作用について説明すると、台車1が軌道9・9上を移動し、プラグトレイ2の 上方に停止し、該台車1下部に設けたプール枠3が下降し、該プール枠3下面に 設けた吐出パイプ4・4・・の吐出口4a・4a・・が該プラグトレイ2の床土 17近傍まで下降すると停止し、プラグ苗5・5・・の株元に灌水を行い、灌水 が終了すると、プール枠3が上昇し、停止すると台車1が軌道9・9上を次のプ ラグトレイの上方へ移動し、前記と同様に灌水を行うのである。このように順次 台車1が軌道9・9上を移動し、プール枠3が昇降移動してプラグトレイのプラ グ苗の株元に灌水を行うのである。
【0006】
【実施例】
次に本考案の実施例について説明する。図1は本考案の株元灌水装置の要部を 示す斜視図と制御ブロック図、図2は株元灌水装置側面図、図3は台車1の正面 図、図4は吐出パイプ4の断面図である。
【0007】 図1・図2において、台車1の前後左右に車輪22・22・・・が四輪設けら れ、台車1の一端にワイヤー16の任意位置を固定し、該ワイヤー16は移動幅 端に設けたプーリー23・24に掛けられ、一側のプーリー23の中心はモータ ー25の駆動軸に固設され、他側のプレート24は回転自在に枢支され、該モー ター25は制御回路6により制御されてプーリー23を回転して台車1をプーリ ー23・24間で適宜移動可能としている。
【0008】 台車1は図3に示す如く、軌道9・9上に載置されて、軌道9・9上を車輪2 2・22・・・が転動するようにし、該軌道9・9はプラグトレイ2の上方に横 架されている。該プラグトレイ2は碁盤の目状に凹部が設けられ、該凹部それぞ れには、床土、種子入れ、覆土されて得られたプラグ苗5・5・・が育苗されて おり、台車1は前記ワイヤー16に牽引されることにより、該プラグトレイ2の 上方の軌道9・9上を往復動するのである。
【0009】 台車1の下部には上下方向に伸縮可能な電動シリンダ10が固設されており、 該電動シリンダ10は台車1内に設けたモーター11により伸縮作動され、該モ ーター11は制御回路6により制御されて、後述する吐出パイプ4・4・・・先 端が床土17近傍まで下降し、灌水後は上昇するように制御している。電動シリ ンダ10の下端にはプール枠3が固設されており、該プール枠3の下面には前記 プラグトレイ2の凹部に一致するように吐出パイプ4・4・・が下方に突出して 配設されている。なお、該プール枠3は図4に示す吐出口4a・4a・・より太 い吐出パイプ4・4・・の流量ムラを防止するものであり、パイプにより構成す ることもできる。
【0010】 前記吐出パイプ4・4・・の先端はプラグ苗5・5・・を傷めないように細く 構成され、プール枠3内に連通し、該プール枠3内とは上面のホース取付部3a を介してホース7が連通され、該ホース7は台車1内を貫通してポンプ26に連 通し、ポンプ26はホース27を介してタンク28に連通している。前記台車1 とプール枠3の間のホース7にはソレノイドバルブ8が介装され、該ソレノイド バルブ8は制御回路6によりプール枠3が下降して所定時間だけ開くように制御 されている。前記ポンプ26はモーター29により駆動され、該モーター29は 制御回路6により作業時のみ作動すべく制御されている。前記吐出パイプ4・4 ・・には図4に示す如く、圧力弁12が介装されており、該圧力弁12はバネ1 3と球14により構成され、該球14に一定以上の圧力がかかるとバネ14に抗 して開放し、灌水できるのである。
【0011】 以上のように構成した株元灌水装置は、定位置に配置された前記プラグトレイ 2の上方に配置し、電源15をONにすると、制御回路6が作動してモーター2 9を駆動してポンプ26を作動し、台車1が軌道9・9上を該プラグトレイ2の 凹部に吐出パイプ4・4・・が一致するように移動して停止し、電動シリンダ1 0が伸長し、プール枠3が下降し、該プール枠3下面の吐出パイプ4・4・・の 吐出口4a・4a・・が、図2に示す如く、プラグ苗5・5・・の床土17・1 7・・近傍まで下降して停止し、同時に、ホース7のソレノイドバルブ8が開放 され、ポンプ26により送られてきたタンク28内の水がプール枠3内に貯めら れ、吐出パイプ4・4・・内が一定の圧力になると圧力弁12・12・・が開放 し、該吐出パイプ4・4・・の吐出口4a・4a・・から水が噴出し、プラグ苗 5・5・・の株元に一定量灌水を行うのである。
【0012】 そして、灌水が終了すると、電動シリンダ10が縮小し、プール枠3が上昇し 、停止すると台車1が軌道9・9上を次のプラグトレイの上方へ移動し、前記と 同様に灌水を行うのである。このように順次台車1が軌道9・9上を移動し、プ ール枠3が昇降移動してプラグトレイ凹部のプラグ苗の株元毎に灌水を行うので ある。但し、プラグトレイをコンベア等で順次移動する構成として、プール枠3 が昇降のみ行い灌水を行う構成とすることもできる。また、タンク28に液肥も しくは農薬を入れて、追肥もしくは防除を行うことも可能である。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、以上のように構成したので、以下のような効果を奏するのである。 即ち、プラグトレイのプラグ苗の株元に灌水や施肥、防除等を行うことができる ようになり、該プラグ苗に応じた均一な灌水等を行うことができ、均質で健康な プラグ苗を作ることができるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の株元灌水装置の要部を示す斜視図と制
御ブロック図である。
【図2】株元灌水装置側面図である。
【図3】台車1の正面図である。
【図4】吐出パイプ4の断面図である。
【図5】従来の頭上灌水を示す図である。
【符号の説明】
1 台車 2 プラグトレイ 3 プール枠 4 吐出パイプ 5 プラグ苗 6 制御回路 7 ホース 8 ソレノイドバルブ 9 軌道 10 電動シリンダ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグトレイ載置部上方に軌道を設け、
    該軌道上を移動可能な台車を配置し、該台車の下部に昇
    降可能なプール枠を設け、該プール枠の下面に該プラグ
    トレイの凹部に一致した吐出パイプを設けてポンプと連
    通し、ブラグ苗の株元に所定量の灌水を行うべく構成し
    たことを特徴とする株元灌水装置。
JP6153191U 1991-08-05 1991-08-05 株元灌水装置 Pending JPH0513151U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6153191U JPH0513151U (ja) 1991-08-05 1991-08-05 株元灌水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6153191U JPH0513151U (ja) 1991-08-05 1991-08-05 株元灌水装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0513151U true JPH0513151U (ja) 1993-02-23

Family

ID=13173785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6153191U Pending JPH0513151U (ja) 1991-08-05 1991-08-05 株元灌水装置

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JP (1) JPH0513151U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010501193A (ja) * 2006-08-30 2010-01-21 プレシジョン・ドリップ・ベスローテン・フェンノートシャップ 基体への注入による植物への物質投与
CN111587768A (zh) * 2020-04-23 2020-08-28 中国农业科学院农田灌溉研究所 一种盆栽作物节水灌溉装置

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