JPH0513145Y2 - - Google Patents

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JPH0513145Y2
JPH0513145Y2 JP1987029419U JP2941987U JPH0513145Y2 JP H0513145 Y2 JPH0513145 Y2 JP H0513145Y2 JP 1987029419 U JP1987029419 U JP 1987029419U JP 2941987 U JP2941987 U JP 2941987U JP H0513145 Y2 JPH0513145 Y2 JP H0513145Y2
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cutting blade
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  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、結球葉菜収穫機の円板状回転切断刃
の上面に水を噴射して洗浄する切断刃洗浄装置に
関するものである。
【従来の技術】
圃場に植生しているキヤベツ、白菜等の結球葉
菜を、その茎根部の両側から左右一対のスクリユ
で後方に送りつつ根を圃場から引抜き、かつ結球
部の左右両側から一対の挟持ベルトで挟持しつつ
後方に移送する間に、円板状の回転切断刃で茎根
部を切断するようにした結球葉菜収穫機が本出願
人によつて提案されている。
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の収穫機においては、圃場から引抜い
たばかりの結球葉菜の根を、回転切断刃によつて
結球部から切断して放出するので、結球葉菜の切
口に土が付着して汚損される、という問題点があ
つた。 本考案は上記の問題点を解決することを目的に
なされたものである。
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案は、圃場に
植生しているキヤベツ、白菜等の結球葉菜を、そ
の茎根部の両側から左右一対のスクリユで後方に
送りつつ根を圃場から引抜き、かつ結球部の左右
両側から一対の挟持ベルトで挟持しつつ後方に移
送する間に、円板状の回転切断刃で茎根部を切断
するようにした結球葉菜収穫機において、前記回
転切断刃は外周が鋭利な刃先角度を持ち、この回
転切断刃の上方に、切断刃の上面中央寄りから外
周方向に向かつて水を噴射するノズルを設け、こ
のノズルには、収穫機の搬送装置駆動部で駆動さ
れるローラポンプから送られる圧力水を供給する
ように構成したことを特徴とするものである。
【作用】
上記の構成によつて本考案の結球葉菜収穫機の
切断刃洗浄装置は、回転切断刃は外周が鋭利な刃
先角度を持つことにより結球葉菜から茎根部をき
れいな切口で切除する。回転切断刃にその上面中
央寄りから外周方向に向かつて水を噴射するノズ
ルを設けたので、回転切断刃により茎根部を切断
した結球葉菜の切口の汚損を防止する。また、ノ
ズルには、収穫機の搬送装置駆動部で駆動される
ローラポンプから送られる圧力水を供給するの
で、収穫機が作動している間のみ圧力水が供給さ
れ、洗浄水の使用量が節減される。
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施について説
明する。 第1図において、符号1は結球葉菜収穫機で、
この収穫機1は、クローラ走行装置3を有する車
体2の前部に、先端部が八字状に開いた左右一対
のスクリユ4を、先端側が低く、後端側が次第に
高くなり、かつ、相互に内側に回転するように設
けている。このスクリユ4,4は、結球葉菜の茎
根部を挟むようにして後方に送りつつ根を圃場か
ら引抜く働きをする。スクリユ4の長さ方向上方
には、収穫物を左右両側から挟持、搬送する一対
の挟持ベルト5が設けられ、スクリユ4、挟持ベ
ルト5の先端部上方には姿勢矯正ベルト6が設け
られている。 姿勢矯正ベルト6は、第2図に詳細に示すよう
に、主フレーム7に一端が枢支された支持枠8の
先端にリンク状に支持枠9を枢着し、この支持枠
9の先端に、揺動中心軸10を介してベルト支持
枠11の中心部が枢支されている。支持枠8,9
は主フレーム7に対しばね12,13を介して吊
持されており、姿勢制御ベルト6は揺動中心軸1
0が上下に揺動することでその全体が上下動可能
であると共に、揺動中心軸10を中心に姿勢制御
ベルト6の前端側および後端側が自在に上下動可
能である。このベルト6の前端側および後端側の
上下動は、揺動中心軸10と主フレーム7間に設
けた枠14に2つのばね15を設けて弾性的に規
制され、常時はベルト6をほぼ水平の姿勢に保持
している。 前記スクリユ4の後端部と挟持ベルト5との間
には、外周が平滑で鋭利な刃先角度を持つ円板状
の回転切断刃16、および回転切断刃16と直交
するサブカツタ16aが設けられている。この回
転切断刃16の上方には、第3図に示すように洗
浄用ノズル17が、切断刃16の上面中央寄りか
ら外周方向に向けて設けられてあり、このノズル
17に連結されたホース18には、後述する搬送
コンベヤ23の回転軸から動力を受けるローラポ
ンプ19によつて加圧された洗浄水が供給され
る。ローラポンプ19には、車体2に搭載された
水タンク20からホース21を介して水が供給さ
れる。 挟持ベルト5の搬送終端に臨んで、収穫物を上
下に挟持して上昇する上下一対の無端ベルトから
なるエレベータ22が設けられている。このエレ
ベータ22の搬送端下方には搬送コンベヤ23が
設けられ、このコンベヤ23の回転軸から前述の
ようにローラポンプ19に回転動力を供給してい
る。搬送コンベヤ23の終端に連続するようにし
て積込みコンベヤ24が設けられている。この積
込みコンベヤ24の終端は収容箱25内に臨ませ
てある。収容箱25は昇降機構26を介して上下
動が可能で積込みコンベヤ24から放出される収
穫物を収容箱25の底面から順次上方に積上げる
よう移動し、満杯になつたとき排出する構造にな
つている。 このような構成の結球葉菜収穫機においては、
収穫作業を行うとき、スクリユ4、姿勢矯正ベル
ト6等を、圃場に植生しているキヤベツ、白菜等
の結球葉菜A列に対向させ、各部を作動させると
共に車体2を走行させる。すると、結球葉菜Aの
茎根部は第4図に示すように、スクリユ4,4間
に挟まれて下方に向けしごかれるようにして圃場
から根が引抜かれ、結球部は挟持ベルト5に挟持
されて斜め上方に向け搬送される。この搬送当初
に、結球葉菜Aの姿勢は姿勢矯正ベルト6の上下
動で矯正され、正しい姿勢で移動する(第4図参
照)。そして、スクリユ4の終端近くで回転切断
刃16によつて茎根部が切断されて落下し、ま
た、下葉はサブカツタ16aによつて切断されて
落下する。 回転切断刃16は茎根部に付着している泥土と
共に茎根部を切断するので、切断刃16の表面に
は泥土が付着して結球葉菜Aの下面を汚損するこ
とになるが、第5図に示すように、回転切断刃1
6の表面には洗浄ノズル17から噴射される洗浄
水によつて洗浄されているので結球葉菜Aの下面
を汚損することがない。そして、結球葉菜Aはエ
レベータ22で上昇され、搬送コンベヤ23、積
込みコンベヤ24を経て収容箱25内に収容され
る。収容箱25では、昇降機構26により最初は
その底面が積込みコンベヤ24近くまで上昇して
いるが、収穫物が次々と収容されるにつれて順次
下降し、収穫物を傷つけることなく収容する。収
容箱25内の収穫物が満杯になつたときは、収穫
作業を停止し、収穫物を他の運搬容器等に移して
再び収穫作業を続ける。 収穫機が収穫作業を行わずに道路を走行移動す
るときとか、圃場端での旋回走行の際には、収穫
のための各作動部の駆動は停止されるのが当然で
あるが、この作動部のうちの搬送コンベヤ23の
停止によりローラポンプ19の回転が停止し、洗
浄ノズル17からの洗浄水の噴射が停止されて、
洗浄水の浪費が防止される。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の結球葉菜収穫機
の切断刃洗浄装置によれば、以下の効果を奏する
ことができる。 回転切断刃は外周が鋭利な刃先角度を持つて
いるので、結球葉菜から茎根部をきれいな切口
で切除することができる。 回転切断刃の上面中央寄りから外周方向に向
かつて水を噴射するノズルを設けたので、回転
切断刃の回転により水が外周部に均一に広が
り、切断刃の洗浄効果を高め、茎根部を切除し
た結球葉菜の下面および切口の汚損を防止する
ことができる。 ノズルには、収穫機の搬送装置駆動部で駆動
されるローラポンプから送られる圧力水を供給
するので、ローラポンプは収穫機が作動してい
る間のみ逆転することなく作動して圧力水を供
給し、洗浄水の使用量を節減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す収穫機全体の概
略側面図、第2図は姿勢矯正ベルト部分の側面
図、第3図は回転切断刃洗浄部分の斜視図、第4
図は姿勢制御ベルト部分の作用を説明する側面
図、第5図は回転切断刃の洗浄状態を示す側面図
である。 1……結球葉菜収穫機、2……車体、3……ク
ローラ走行装置、4……スクリユ、5……挟持ベ
ルト、6……姿勢矯正ベルト、7……主フレー
ム、8,9……支持枠、10……揺動中心軸、1
1……ベルト支持枠、12,13,15……ば
ね、14……枠、16……回転切断刃、17……
洗浄用ノズル、18,21……ホース、19……
ローラポンプ、20……水タンク、22……エレ
ベータ、23……搬送コンベヤ、24……積込み
コンベヤ、25……収容箱、26……昇降機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 圃場に植生しているキヤベツ、白菜等の結球葉
    菜を、その茎根部の両側から左右一対のスクリユ
    で後方に送りつつ根を圃場から引抜き、かつ結球
    部の左右両側から一対の挟持ベルトで挟持しつつ
    後方に移送する間に、円板状の回転切断刃で茎根
    部を切断するようにした結球葉菜収穫機におい
    て、 前記回転切断刃は外周が鋭利な刃先角度を持
    ち、この回転切断刃の上方に、切断刃の上面中央
    寄りから外周方向に向かつて水を噴射するノズル
    を設け、このノズルには、収穫機の搬送装置駆動
    部で駆動されるローラポンプから送られる圧力水
    を供給するように構成したことを特徴とする結球
    葉菜収穫機の切断刃洗浄装置。
JP1987029419U 1987-02-28 1987-02-28 Expired - Lifetime JPH0513145Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987029419U JPH0513145Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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JP1987029419U JPH0513145Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63138025U JPS63138025U (ja) 1988-09-12
JPH0513145Y2 true JPH0513145Y2 (ja) 1993-04-07

Family

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53103843A (en) * 1977-02-18 1978-09-09 Nouji Shiken Jiyouchiyou Vegetable harvester
JPS58808A (ja) * 1981-06-24 1983-01-06 長野 豪三郎 海苔採取法およびその装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722501Y2 (ja) * 1976-11-09 1982-05-15
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