JPH05131361A - バルブシート部表面のバニツシング方法 - Google Patents
バルブシート部表面のバニツシング方法Info
- Publication number
- JPH05131361A JPH05131361A JP29126991A JP29126991A JPH05131361A JP H05131361 A JPH05131361 A JP H05131361A JP 29126991 A JP29126991 A JP 29126991A JP 29126991 A JP29126991 A JP 29126991A JP H05131361 A JPH05131361 A JP H05131361A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve seat
- finished
- burnishing
- diameter
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、規定寸法のア−ル径のシ−ト部を超
精密仕上げ面に加工出来るバニッシング加工出来る方法
を提供するものである。 【構成】バニッシング加工前のバルブシート部のアール
径を製品の仕上がり寸法よりも小さな寸法にして製品の
仕上がり寸法と同じアール径のローラーを用いて押圧し
ながら回転させ、バニッシング加工を行うことを特徴と
するものである。
精密仕上げ面に加工出来るバニッシング加工出来る方法
を提供するものである。 【構成】バニッシング加工前のバルブシート部のアール
径を製品の仕上がり寸法よりも小さな寸法にして製品の
仕上がり寸法と同じアール径のローラーを用いて押圧し
ながら回転させ、バニッシング加工を行うことを特徴と
するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バルブシート部表面の
アール凸状部にバニッシング加工する方法に関する。
アール凸状部にバニッシング加工する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】バルブシート部表面のバニッシング加工
方法では、超精密に仕上げられたローラーを仕上げ面に
対し転圧することにより超精密仕上げ面と同時に表面に
硬化層を得ることが出来ることが知られている。このシ
ート部が凸状アール面に行う場合、従来ではバニッシン
グ加工前のアール凸状バルブシート部のア−ル径とロー
ラーのア−ル径は両方とも製品の仕上げ寸法と同じ寸法
のア−ル径であった。
方法では、超精密に仕上げられたローラーを仕上げ面に
対し転圧することにより超精密仕上げ面と同時に表面に
硬化層を得ることが出来ることが知られている。このシ
ート部が凸状アール面に行う場合、従来ではバニッシン
グ加工前のアール凸状バルブシート部のア−ル径とロー
ラーのア−ル径は両方とも製品の仕上げ寸法と同じ寸法
のア−ル径であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとく従来方法
によると、シート部アール凸状面の硬化層の塑性変形が
ア−ル部の両端より進行し始め、ア−ル部頂上で両端か
ら進行してきた塑性変形層がぶつかる。このためア−ル
凸丈部が一様な硬化層及び均一な超精密仕上げ面に得ら
ず、それぞれの加工精度によりア−ル凸状バルブシート
部のア−ル径が、ローラーのア−ル径に比べて同じかも
しくは大きな場合がある。よって本発明は上記の問題を
解消して、規定寸法のア−ル径のシ−ト部を超精密仕上
げ面に加工出来るバニッシング加工出来る方法を提供す
るものである。
によると、シート部アール凸状面の硬化層の塑性変形が
ア−ル部の両端より進行し始め、ア−ル部頂上で両端か
ら進行してきた塑性変形層がぶつかる。このためア−ル
凸丈部が一様な硬化層及び均一な超精密仕上げ面に得ら
ず、それぞれの加工精度によりア−ル凸状バルブシート
部のア−ル径が、ローラーのア−ル径に比べて同じかも
しくは大きな場合がある。よって本発明は上記の問題を
解消して、規定寸法のア−ル径のシ−ト部を超精密仕上
げ面に加工出来るバニッシング加工出来る方法を提供す
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、バニッ
シング加工前のバルブシート部のアール径を製品の仕上
がり寸法よりも小さな寸法にして製品の仕上がり寸法と
同じアール径のローラーを用いて押圧しながら回転さ
せ、バニッシング加工を行うことを特徴とするものであ
る。
シング加工前のバルブシート部のアール径を製品の仕上
がり寸法よりも小さな寸法にして製品の仕上がり寸法と
同じアール径のローラーを用いて押圧しながら回転さ
せ、バニッシング加工を行うことを特徴とするものであ
る。
【0005】
【作用】仕上がり寸法のア−ル径よりも小さなア−ル径
のバルブシート部に対し仕上がり寸法と同じのア−ル径
のローラーを転圧させることにより、塑性変形層はア−
ル頂上部よりア−ル両端部に進行し、製品の仕上がり寸
法と同じアール径のローラーと同じアール径に仕上げる
ことが出来、一様な硬化層が得ることができる。
のバルブシート部に対し仕上がり寸法と同じのア−ル径
のローラーを転圧させることにより、塑性変形層はア−
ル頂上部よりア−ル両端部に進行し、製品の仕上がり寸
法と同じアール径のローラーと同じアール径に仕上げる
ことが出来、一様な硬化層が得ることができる。
【0006】
【実施例】図3、図4はアール凸状バルブシート面を示
し図4はその横断面図である。ここでア−ル凸状バルブ
シート面1をバニッシング加工するものである。第2図
は、ア−ル凸状バルブシート面1に対し回転可能なロー
ラー3を先端部に装着したバニッシングツール2でバニ
ッシング加工をしている状態を示す。ここでバニッシン
グツール本体2、もしくはア−ル凸状バルブシート面が
回転することにより、凸状バルブシート面1に対しロー
ラー3が回転し、仕上げ面に対して転圧することにより
表面が精密に仕上がる。
し図4はその横断面図である。ここでア−ル凸状バルブ
シート面1をバニッシング加工するものである。第2図
は、ア−ル凸状バルブシート面1に対し回転可能なロー
ラー3を先端部に装着したバニッシングツール2でバニ
ッシング加工をしている状態を示す。ここでバニッシン
グツール本体2、もしくはア−ル凸状バルブシート面が
回転することにより、凸状バルブシート面1に対しロー
ラー3が回転し、仕上げ面に対して転圧することにより
表面が精密に仕上がる。
【0007】第1図はローラー3とア−ル凸状バルブシ
ート面1の詳細図である。バニッシングツール2でバニ
ッシング加工する前のバルブシート面は、ア−ル凸状バ
ルブシート面1の製品仕上がり寸法よりも小さく加工し
たものを用いる。又バニッシングツール2のローラー3
のアール径4は製品仕上がり寸法と同じアール径4に形
成したものを用いる。これを転圧するとシート面1の塑
性変形は最初にア−ル頂上部6より発生しア−ル両端部
7へ向かって進行する。この塑性変形経路により一様な
表面硬化層がシート面1のア−ル部表面に沿って得られ
る。
ート面1の詳細図である。バニッシングツール2でバニ
ッシング加工する前のバルブシート面は、ア−ル凸状バ
ルブシート面1の製品仕上がり寸法よりも小さく加工し
たものを用いる。又バニッシングツール2のローラー3
のアール径4は製品仕上がり寸法と同じアール径4に形
成したものを用いる。これを転圧するとシート面1の塑
性変形は最初にア−ル頂上部6より発生しア−ル両端部
7へ向かって進行する。この塑性変形経路により一様な
表面硬化層がシート面1のア−ル部表面に沿って得られ
る。
【0008】
【発明の効果】以上のように、ローラーとア−ル凸状バ
ルブシート面のア−ル径の形状関係をもって加工するこ
とにより、ア−ル凸状バルブシート面の表面層で一様な
硬化層を得ることができ、また製品のアール径に合致し
た仕上がり表面精度が良好なア−ル凸状バルブシート面
が得られる。このためこのシート面のシール性能の向上
及び品質の安定化がはかることができる。
ルブシート面のア−ル径の形状関係をもって加工するこ
とにより、ア−ル凸状バルブシート面の表面層で一様な
硬化層を得ることができ、また製品のアール径に合致し
た仕上がり表面精度が良好なア−ル凸状バルブシート面
が得られる。このためこのシート面のシール性能の向上
及び品質の安定化がはかることができる。
【図1】本発明の実施例によるローラーとR凸状バルブ
シート面の断面詳細図である。
シート面の断面詳細図である。
【図2】バニッシングツールによるア−ル凸状バルブシ
ート面のバニッシング加工状態図である。
ート面のバニッシング加工状態図である。
【図3】ア−ル凸状バルブシート面の正面図である。
【図4】ア−ル凸状バルブシート面の横断面図である。
1 ア−ル凸状バルブシート面 2 バニッシングツール 3 ローラー 4 ローラーのア−ル径 5 ア−ル凸状バルブシート面のア−ル径 6 ア−ル頂上部 7 ア−ル両端部
Claims (1)
- 【請求項1】ローラーによるアール凸状バルブシート部
表面のバニッシング加工方法で、バニッシング加工前の
バルブシート部のアール径を製品の仕上がり寸法よりも
小さな寸法にした加工面に、製品の仕上がり寸法と同じ
アール径のローラーを用いて押圧しながら回転させ、バ
ニッシング加工を行うことを特徴とするバルブシート部
表面のバニッシング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29126991A JPH05131361A (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | バルブシート部表面のバニツシング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29126991A JPH05131361A (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | バルブシート部表面のバニツシング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05131361A true JPH05131361A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=17766691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29126991A Pending JPH05131361A (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | バルブシート部表面のバニツシング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05131361A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210110037A (ko) * | 2020-02-28 | 2021-09-07 | 엘지전자 주식회사 | 로터리 엔진 및 로터리 엔진 가공장치 |
-
1991
- 1991-11-07 JP JP29126991A patent/JPH05131361A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210110037A (ko) * | 2020-02-28 | 2021-09-07 | 엘지전자 주식회사 | 로터리 엔진 및 로터리 엔진 가공장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0839936B1 (en) | Production method of a spinning ring for a ring spinning machine | |
US5577323A (en) | Method of manufactoring a race ring for a rolling bearing | |
JPH05131361A (ja) | バルブシート部表面のバニツシング方法 | |
JPS62244545A (ja) | クランクシヤフトの鍛造成形方法 | |
US3317987A (en) | Method and device for rolling thinwall bearings | |
US11951527B2 (en) | Method for producing a ball raceway on a workpiece and a ball screw nut having a ball raceway thus produced | |
US6536092B2 (en) | Plastic processing method of metal rod material | |
JPS6040625A (ja) | 一体成形ロールの製造法 | |
JPH0683872B2 (ja) | ベアリング素材の冷間ローリング加工方法 | |
JPH05138257A (ja) | 平坦底調理容器の製造方法並びに製造装置 | |
US1383747A (en) | Method of making flexible sleeve-valves | |
JP2002210504A (ja) | リングローリング圧延方法および装置 | |
JP3871842B2 (ja) | 焼つき疵のないリング状製品の成形方法 | |
JPH0890129A (ja) | 転がり軸受用内輪・外輪の製造方法 | |
JP3886683B2 (ja) | 中空ボールねじ軸およびその製造方法 | |
JP7429976B2 (ja) | 指輪の製造方法 | |
JP3879190B2 (ja) | スプライン成形方法およびその装置 | |
JP3091430B2 (ja) | 頭部付き軸状製品の転造装置 | |
JPS5910435A (ja) | オイルシ−ル成形型の製造方法 | |
JP3812394B2 (ja) | 等速ジョイント用アウタレースの鍛造成形方法 | |
JPH05228571A (ja) | リングロ−リング方法 | |
JP4076253B2 (ja) | 軸受内輪及びその製造方法、並びにクラッチレリーズ軸受 | |
JP2576534B2 (ja) | 転造ローラによるフランジの成形方法 | |
JPH06238386A (ja) | 曲げ加工型 | |
JPS6123527A (ja) | 絞りしごき加工缶の製造方法 |