JPH0513058A - モールド電池 - Google Patents
モールド電池Info
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- JPH0513058A JPH0513058A JP3160715A JP16071591A JPH0513058A JP H0513058 A JPH0513058 A JP H0513058A JP 3160715 A JP3160715 A JP 3160715A JP 16071591 A JP16071591 A JP 16071591A JP H0513058 A JPH0513058 A JP H0513058A
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- Japan
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- battery
- gas
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- molded
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- Pending
Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モールド電池内の素電池内部で発生したガス
をモールド電池外に排出して、高温下でも変形がなくか
つ電池特性が低下しないモールド電池を実現する。 【構成】 素電池１の弾性ガスケット７上に一端が通
じ、他端がモールド電池外に通ずるガス抜き細孔のある
チューブ１４をモールド樹脂体１３内に設けたモールド
電池。
をモールド電池外に排出して、高温下でも変形がなくか
つ電池特性が低下しないモールド電池を実現する。 【構成】 素電池１の弾性ガスケット７上に一端が通
じ、他端がモールド電池外に通ずるガス抜き細孔のある
チューブ１４をモールド樹脂体１３内に設けたモールド
電池。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は素電池を収納した容器に
樹脂を注入固化したモールド電池に関する。
樹脂を注入固化したモールド電池に関する。
【０００２】
【従来の技術】近時、電子機器の機能発展とともに、そ
のバックアップ用電源として使用される電池に長期信頼
性の確保と高温保存の特性向上に関する要望が強く、こ
れに対応してモールド電池が開発されてきた。
のバックアップ用電源として使用される電池に長期信頼
性の確保と高温保存の特性向上に関する要望が強く、こ
れに対応してモールド電池が開発されてきた。
【０００３】以下に従来のモールド電池について図を参
照して説明する。図２において、２１は樹脂製容器２２
内に装入された素電池で、樹脂製容器２２中の端子板２
３に一方の電極が電気的に接触している。２４は前記端
子板２３に接触し樹脂製容器２２外に導出された一方の
極の集電体、２５は素電池２１の他の電極に電気的に接
触し樹脂製容器２２外に導出された他の極の集電体、２
６は樹脂製容器２２中に素電池２１を収容した儘、樹脂
製容器２２に注入固化したモールド樹脂体で、上記樹脂
製容器２２は容器蓋２７により密閉されて、モールド電
池２８が構成されている。以上のように構成されたモー
ルド電池２８が電子機器内に挿入されて電源として使用
されるのであるが、電子機器内が高温になっても、モー
ルド樹脂体２６中に素電池２１が埋込まれているために
素電池２１は直接高温の影響を受けず緩和される。従っ
てモールド電池２８の高温下の放電特性がよい。
照して説明する。図２において、２１は樹脂製容器２２
内に装入された素電池で、樹脂製容器２２中の端子板２
３に一方の電極が電気的に接触している。２４は前記端
子板２３に接触し樹脂製容器２２外に導出された一方の
極の集電体、２５は素電池２１の他の電極に電気的に接
触し樹脂製容器２２外に導出された他の極の集電体、２
６は樹脂製容器２２中に素電池２１を収容した儘、樹脂
製容器２２に注入固化したモールド樹脂体で、上記樹脂
製容器２２は容器蓋２７により密閉されて、モールド電
池２８が構成されている。以上のように構成されたモー
ルド電池２８が電子機器内に挿入されて電源として使用
されるのであるが、電子機器内が高温になっても、モー
ルド樹脂体２６中に素電池２１が埋込まれているために
素電池２１は直接高温の影響を受けず緩和される。従っ
てモールド電池２８の高温下の放電特性がよい。
【０００４】しかしながら、高温下において素電池２１
内でガスが発生した場合、その発生速度が緩やかなとき
は、モールド樹脂体２６内を通って拡散するが、急速な
ガス発生のときはモールド樹脂体２６内のガス拡散が追
いつかず、素電池２１周辺部もしくは素電池２１内にガ
スが蓄積されることになり、モールド樹脂体２６が部分
的に膨れ上がり樹脂製容器２２とかその容器蓋２７が変
形したり、ときには破損したりするという問題点があっ
た。
内でガスが発生した場合、その発生速度が緩やかなとき
は、モールド樹脂体２６内を通って拡散するが、急速な
ガス発生のときはモールド樹脂体２６内のガス拡散が追
いつかず、素電池２１周辺部もしくは素電池２１内にガ
スが蓄積されることになり、モールド樹脂体２６が部分
的に膨れ上がり樹脂製容器２２とかその容器蓋２７が変
形したり、ときには破損したりするという問題点があっ
た。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、モールド電池が高温下におかれた場合、その素電
池内で急速なガス発生があったとき、その発生したガス
をモールド電池外に放散することができない点である。
点は、モールド電池が高温下におかれた場合、その素電
池内で急速なガス発生があったとき、その発生したガス
をモールド電池外に放散することができない点である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、モールド樹脂体中に埋め込まれた素電池の
封口部のガスケット部分の少なくとも一カ所と、モール
ド電池外の外気に連通するガス抜き細孔を前記モールド
樹脂体中に設けた構成としたものである。
するために、モールド樹脂体中に埋め込まれた素電池の
封口部のガスケット部分の少なくとも一カ所と、モール
ド電池外の外気に連通するガス抜き細孔を前記モールド
樹脂体中に設けた構成としたものである。
【０００７】
【作用】前記手段によって、本発明のモールド電池は、
素電池内で急激にガスが発生しても、電池を液密に封口
しているガスケットを素電池内部ガスが加圧してできる
隙間から素電池外に排出され、ガスケットの一部にモー
ルド樹脂体を通して外気に連通するように設けたガス抜
き細孔を通って内部ガスがモールド電池外に放散する。
従ってモールド電池は内部発生のガス圧によって変形し
たり破損することがなく、高温下の保存特性はよい。
素電池内で急激にガスが発生しても、電池を液密に封口
しているガスケットを素電池内部ガスが加圧してできる
隙間から素電池外に排出され、ガスケットの一部にモー
ルド樹脂体を通して外気に連通するように設けたガス抜
き細孔を通って内部ガスがモールド電池外に放散する。
従ってモールド電池は内部発生のガス圧によって変形し
たり破損することがなく、高温下の保存特性はよい。
【０００８】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【０００９】図１において、１は樹脂製容器２内に装入
された素電池で、二酸化マンガンを主体とする正極活物
質３、電解液を含浸したセパレータ４、金属リチウムを
主体とする負極活物質５を金属容器６に内蔵し、弾性ガ
スケット７を介して液密に封口板８で封口したものであ
る。９は素電池１の外周部を覆った短絡防止用樹脂チュ
ーブで、塩化ゴム（通称：ハロン）製である。１０は金
属容器６の一部に電気的に接触した端子板で陽極集電体
１１に接触しており、上記陽極集電体１１の端部は樹脂
製容器２外に導出されて陽極端子となるものである。１
２は封口板８に電気的に接触（図示せず）する陽極集電
体、１３は素電池１の周りに注入して固化したモールド
樹脂体で樹脂製容器２内に素電池１を埋込むものであ
る。１４は一端が樹脂製容器２外に通じ、他端が弾性ガ
スケット７の素電池１外の円周部上に通じるガス抜き細
孔のあるフッ素樹脂チューブ（テフロンチューブ）であ
る。１５は樹脂製容器２を密閉した容器蓋で、両者でモ
ールド電池１６の最外側を構成している。なお上記テフ
ロンチューブ１４は直径が０.3〜０.5mmの細孔をもつも
ので、材質は耐熱性のセラミックであってもよい。
された素電池で、二酸化マンガンを主体とする正極活物
質３、電解液を含浸したセパレータ４、金属リチウムを
主体とする負極活物質５を金属容器６に内蔵し、弾性ガ
スケット７を介して液密に封口板８で封口したものであ
る。９は素電池１の外周部を覆った短絡防止用樹脂チュ
ーブで、塩化ゴム（通称：ハロン）製である。１０は金
属容器６の一部に電気的に接触した端子板で陽極集電体
１１に接触しており、上記陽極集電体１１の端部は樹脂
製容器２外に導出されて陽極端子となるものである。１
２は封口板８に電気的に接触（図示せず）する陽極集電
体、１３は素電池１の周りに注入して固化したモールド
樹脂体で樹脂製容器２内に素電池１を埋込むものであ
る。１４は一端が樹脂製容器２外に通じ、他端が弾性ガ
スケット７の素電池１外の円周部上に通じるガス抜き細
孔のあるフッ素樹脂チューブ（テフロンチューブ）であ
る。１５は樹脂製容器２を密閉した容器蓋で、両者でモ
ールド電池１６の最外側を構成している。なお上記テフ
ロンチューブ１４は直径が０.3〜０.5mmの細孔をもつも
ので、材質は耐熱性のセラミックであってもよい。
【００１０】以上のように構成されたモールド電池１６
は、高温環境下にあっても、素電池１内の電解液の一部
が熱によって分解され、電解液によって定まるものであ
るが、数千倍にも及ぶ急激な体積膨張となるガスになっ
ても、弾性ガスケット７を加圧し、封口板８とか金属容
器６との間に僅かの間隙をあけ素電池１外に出て、さら
に、テフロンチューブ１４のガス抜き細孔を通ってモー
ルド電池１６外に放散されるものである。従って従来の
ガス抜き細孔の施されていないモールド電池のように、
変形したり破損したりすることがなく、放電特性もよい
ものである。
は、高温環境下にあっても、素電池１内の電解液の一部
が熱によって分解され、電解液によって定まるものであ
るが、数千倍にも及ぶ急激な体積膨張となるガスになっ
ても、弾性ガスケット７を加圧し、封口板８とか金属容
器６との間に僅かの間隙をあけ素電池１外に出て、さら
に、テフロンチューブ１４のガス抜き細孔を通ってモー
ルド電池１６外に放散されるものである。従って従来の
ガス抜き細孔の施されていないモールド電池のように、
変形したり破損したりすることがなく、放電特性もよい
ものである。
【００１１】上記本実施例によりガス抜き細孔の直径が
０.3mmのテフロンチューブを備えたモールド電池１０個
と、従来のガス抜き細孔がなく、他は本実施例と全く同
構造をなす従来例モールド電池１０個を製作して、いず
れも８５℃の高温中で４週間保存した後の開路電圧、内
部抵抗、変形度を知るための電池総高さを夫々測定しそ
の結果を表１に示す。
０.3mmのテフロンチューブを備えたモールド電池１０個
と、従来のガス抜き細孔がなく、他は本実施例と全く同
構造をなす従来例モールド電池１０個を製作して、いず
れも８５℃の高温中で４週間保存した後の開路電圧、内
部抵抗、変形度を知るための電池総高さを夫々測定しそ
の結果を表１に示す。
【００１２】
【表１】
【００１３】この表１から明らかなように、本実施例に
よるモールド電池は、従来例モールド電池に比較して電
池の特性ならびに電池総高さの変化においてバラツキが
極めて少なくかつ優れたものであった。
よるモールド電池は、従来例モールド電池に比較して電
池の特性ならびに電池総高さの変化においてバラツキが
極めて少なくかつ優れたものであった。
【００１４】
【発明の効果】上記実施例で明らかなように、本発明の
モールド電池は、高温下において素電池内部で急激にガ
スが発生しても、ガス抜き細孔により外気にガスを放散
し、高温保存特性の安定化をはかることができる優れた
ものである。
モールド電池は、高温下において素電池内部で急激にガ
スが発生しても、ガス抜き細孔により外気にガスを放散
し、高温保存特性の安定化をはかることができる優れた
ものである。
【図１】本発明の一実施におけるモールド電池の一部切
欠断面図
欠断面図
【図２】従来のモールド電池の一部切欠断面図
１，２１ 素電池 ２，２２ 樹脂製容器 ７ 弾性ガスケット １０，２３ 端子板 １１，１２，２４，２５ 集電体 １３，２６ モールド樹脂体 １４ テフロンチューブ １５，２７ 容器蓋 １６，２８ モールド電池
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】正負極活物質、電解液、セパレータなどを
内蔵した容器を弾性ガスケットを介して封口板で液密に
封口した素電池を収容し、モールド樹脂体で前記素電池
を埋込んだモールド電池であって、上記弾性ガスケット
の一部に一端が通じ、他端がモールド電池外に通ずるガ
ス抜き細孔を上記モールド樹脂体内に設けたモールド電
池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3160715A JPH0513058A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | モールド電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3160715A JPH0513058A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | モールド電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0513058A true JPH0513058A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=15720907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3160715A Pending JPH0513058A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | モールド電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0513058A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005243338A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 端子付き電池 |
-
1991
- 1991-07-02 JP JP3160715A patent/JPH0513058A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005243338A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 端子付き電池 |
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