JPH0512932Y2 - - Google Patents

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JPH0512932Y2
JPH0512932Y2 JP1988117716U JP11771688U JPH0512932Y2 JP H0512932 Y2 JPH0512932 Y2 JP H0512932Y2 JP 1988117716 U JP1988117716 U JP 1988117716U JP 11771688 U JP11771688 U JP 11771688U JP H0512932 Y2 JPH0512932 Y2 JP H0512932Y2
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saddle
foot
electrode plate
plate
elongation
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、蓄電池極板群用鞍に関する。
〔従来の技術〕
従来の蓄電池極板群用鞍は、一般に合成樹脂電
槽と一体成形の硬質の合成樹脂体で構成されてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の蓄電池極板群用鞍は、合成樹脂電槽
と一体の合成樹脂成形体であるため、その上面に
載置の極板群の極板が伸びた場合、その伸びを伴
う足の下押力を吸収せず、これに対し抵抗するの
で、足は屈曲し、更には、極板の屈曲、隣接極板
との接触短絡などによる電池の短寿命をもたら
す。この対策として、該鞍を柔軟弾性を有する合
成樹脂やゴムなどで構成することも考えられる
が、極板の僅な伸びに伴う足の下動をその弾性収
縮で吸収するが、更に、その伸びの増大に伴いそ
の圧縮された弾性体には逆に上向きの弾発抵抗力
を生じ、極板の伸びを吸収する性質を失い、結
局、極板の足の屈曲を生ぜしめる不都合をもたら
す。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、かゝる従来の不都合を解消した蓄電
池極板群用鞍を提供するもので、電槽の底面に設
ける極板群の足を載せる鞍を、該極板群の極板の
伸びに伴う足の下動圧力でその足の下端が圧着す
る面部で破られて足のめり込みを許容する発砲ス
チロール材料で構成して成る。
〔作用〕
本考案の電槽の底面に設けた前記性質をもつ発
砲スチロール材料から成る鞍は、常時、該極板群
を構成する陰、陽極板の足を載置支承する強度を
有し、極板に伸びが生じた場合は、該鞍は、その
伸びに伴う足の下動に対し何等抵抗なくその下動
押圧力でその足の下端が圧着する面部で破られ
て、足のめり込みを許容し、これにより極板の伸
びを吸収する。更にその伸びの増大に応じて足の
めり込み深さも増大し、常に、極板の伸びに対し
抵抗なく足の下動を許容し、これを常に吸収で
き、常に足を真直ぐに支持でき、又、足の鞍への
めり込みにより、隣接極板との絶縁を保証し、短
絡も確実に防止される。
〔実施例〕
次に、本考案実施の1例を添附図面につき説明
する。
第1図は、本考案実施の1例の鞍を具備したシ
ール形鉛蓄電池1を示し、合成樹脂成形電槽2の
底面2a全面に肉厚の例えば15mm厚の発砲スチロ
ール板から成る鞍3を敷設し、必要に応じ接着剤
を介して底面2aに固着し、電槽2内に収容した
極板群4(陽極板8枚と陰極板9枚を交互にセパ
レータを介して積層したもの)を、その各陽極板
の足5と各陰極板の足6とを該板状鞍3上面に載
置した状態とする。7はセパレータ、8は電槽蓋
を示す。
この電池につき、60℃,2.23V/セル、定電圧
充電(加速試験)の条件で、寿命試験を行つた。
時間経過と共に各陽極板の伸びによるその足5板
状鞍3面内へのめり込み深さを測定した所、第2
図示の如く結果を得た。このめり込み深さは、8
枚の陽極板の平均値を示す。これから明らかなよ
うに、時間の経過と共に陽極板が伸び、これに伴
いその足は下動し、その足の下端が圧着する鞍3
の面部を圧壊し、その面内に侵入し、そのめり込
む深さは、伸びの増大に応じて略直線的に増大す
ることが認められた。このことは、鞍3は、極板
の伸びに伴う足の下押力に対し抵抗せず、そのめ
り込みを許容し、その押圧力を吸収していること
を意味する。試験終了後、極板の足を観察した
所、真直ぐ鞍内にめり込んで居り、その屈曲は全
く生じていなかつた。又、電池内の温度は、60℃
の条件下でも鞍3に何等の異常がなく、鞍は熱に
対しても安定であることが確認された。
該鞍3の肉厚や形状は任意であり、前記の電槽
2の底面2a全面を覆う全ての極板の足を共通に
支持する共通の大きい方形の板体の場合は、電池
電槽2底面への設置が容易であるが、その極板群
4の各極柱の積層極板の一列に並んだ極板の各足
5又は6列に沿い、その全長に延びる断面四角又
は矩形の長尺体を敷設するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案によるときは、電槽の底面に敷く極板群
艶消の鞍として、極板の伸びに伴う足の下押圧力
に抵抗なく、容易に破られてそのめり込みを許容
する性質をもつ発砲スチロール材料で構成したの
で、電池の使用中、極板の伸びを常に抵抗なしに
吸収でき、従来のような足の屈曲を生ずることを
防止し、隣接極板との短絡を確実に防止し、使用
寿命の延長をもたらす等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案実施の1例の裁断側面図、第
2図は、本考案の鞍の伸び吸収効果を示すグラフ
である。 1……蓄電池、2……電槽、2a……電槽底
面、3……鞍、4……極板群、5……陽極板の
足、6……陰極板の足。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電槽の底面に設ける極板群の足を載せる鞍を、
    該極板群の極板の伸びに伴う足の下動圧力でその
    足の下端が圧着する面部で破られて足のめり込み
    を許容する発砲スチロール材料で構成して成る蓄
    電池極板群用鞍。
JP1988117716U 1988-09-07 1988-09-07 Expired - Lifetime JPH0512932Y2 (ja)

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JP1988117716U JPH0512932Y2 (ja) 1988-09-07 1988-09-07

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JPH0239459U JPH0239459U (ja) 1990-03-16
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