JPH0512915Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0512915Y2 JPH0512915Y2 JP2174586U JP2174586U JPH0512915Y2 JP H0512915 Y2 JPH0512915 Y2 JP H0512915Y2 JP 2174586 U JP2174586 U JP 2174586U JP 2174586 U JP2174586 U JP 2174586U JP H0512915 Y2 JPH0512915 Y2 JP H0512915Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass bulb
- metal body
- reinforcing metal
- annular reinforcing
- cathode ray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 19
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 17
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 16
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、補強型ブラウン管、特にそのガラス
バルブ外周に装着する環状補強金属体の構造に関
する。
バルブ外周に装着する環状補強金属体の構造に関
する。
従来、補強型ブラウン管は、環状補強金属体を
ガスバーナ、または高周波通電加熱などにより膨
脹させ、ガラスバルブ外周に装着し、常温に低下
した時の収縮、締付力により補強し耐防爆性を維
持している。
ガスバーナ、または高周波通電加熱などにより膨
脹させ、ガラスバルブ外周に装着し、常温に低下
した時の収縮、締付力により補強し耐防爆性を維
持している。
しかしながら、ガラスバルブのコーナ部の曲率
の大きいフラツトフエースフルスクエア型ブラウ
ン管、あるいは4″〜6″クラスの小型ブラウン管で
は、第5図に図示の如く環状補強金属体の締付力
が曲率の大きいコーナ部のみに集中し、長辺部お
よび短辺部では、バルブ外周面と環状補強金属体
の間にすきまが生じたり、あるいは締付力が充分
に作用しないことがあつた。このためガラスバル
ブ外周全体に均一な締付け力が与えられず第4図
に図示の如くガラスバルブ側面部に内在する引張
応力が解消できないため、この種のブラウン管で
は補強強度の信頼性が低いという欠点があつた。
の大きいフラツトフエースフルスクエア型ブラウ
ン管、あるいは4″〜6″クラスの小型ブラウン管で
は、第5図に図示の如く環状補強金属体の締付力
が曲率の大きいコーナ部のみに集中し、長辺部お
よび短辺部では、バルブ外周面と環状補強金属体
の間にすきまが生じたり、あるいは締付力が充分
に作用しないことがあつた。このためガラスバル
ブ外周全体に均一な締付け力が与えられず第4図
に図示の如くガラスバルブ側面部に内在する引張
応力が解消できないため、この種のブラウン管で
は補強強度の信頼性が低いという欠点があつた。
本考案はこのような欠点を解消し、曲率の大き
いフラツトフエースフルスクエア管あるいは小型
ブラウン管の防爆性強度を向上させ高信頼性を得
ることを目的として、ガラスバルブ外周部の長辺
部および短辺部に対応する各辺の中央付近に、周
長方向に対してほぼ垂直に折曲成形してガラスバ
ルブに対する側に台形状の突起部を有した環状補
強金属体を装着することにより、締付力がガラス
バルブ外周に対し、均一におよぼすようにしたも
のである。
いフラツトフエースフルスクエア管あるいは小型
ブラウン管の防爆性強度を向上させ高信頼性を得
ることを目的として、ガラスバルブ外周部の長辺
部および短辺部に対応する各辺の中央付近に、周
長方向に対してほぼ垂直に折曲成形してガラスバ
ルブに対する側に台形状の突起部を有した環状補
強金属体を装着することにより、締付力がガラス
バルブ外周に対し、均一におよぼすようにしたも
のである。
次に第1図〜第3図の実施例により詳細に説明
する。第1図は本考案による環状補強金属体の斜
視図を表わす。すなわちガラスバルブの長辺部お
よび短辺部に相対応する環状補強金属体1の長辺
部2および短辺部3のほぼ中央部にガラスバルブ
に対する側へ台形状の突起部4を、周長方向に対
してほぼ垂直に折曲部分を形成するようにプレス
加工することにより整形する。さらに突起部4の
強度を強化するために補強板5を突起部4の突出
側の反対側に溶接等により接合する。このように
形成された環状補強金属体1をガスバーナ等によ
り加熱し第2図の如くガラスバルブ6の外周に装
着する。
する。第1図は本考案による環状補強金属体の斜
視図を表わす。すなわちガラスバルブの長辺部お
よび短辺部に相対応する環状補強金属体1の長辺
部2および短辺部3のほぼ中央部にガラスバルブ
に対する側へ台形状の突起部4を、周長方向に対
してほぼ垂直に折曲部分を形成するようにプレス
加工することにより整形する。さらに突起部4の
強度を強化するために補強板5を突起部4の突出
側の反対側に溶接等により接合する。このように
形成された環状補強金属体1をガスバーナ等によ
り加熱し第2図の如くガラスバルブ6の外周に装
着する。
この環状補強金属体1は常温に低下する時、内
側に設けた突起部4がガラスバルブの曲率の小さ
い長辺部および短辺部に接触し、環状補強金属体
1による締付力をコーナ部7のみでなく長辺部2
と短辺部3にも加えることが可能となり、ガラス
バルブ全周にわたつて作用することになる。
側に設けた突起部4がガラスバルブの曲率の小さ
い長辺部および短辺部に接触し、環状補強金属体
1による締付力をコーナ部7のみでなく長辺部2
と短辺部3にも加えることが可能となり、ガラス
バルブ全周にわたつて作用することになる。
第3図は本考案による突起部4を設けた環状補
強金属体1をガラスバルブに装着したときの斜視
図を表わすが、突起部4の高さ、形状はガラスバ
ルブの大きさ、長辺部、短辺部の曲率の大きさに
よつて自由に選び得ることは勿論である。
強金属体1をガラスバルブに装着したときの斜視
図を表わすが、突起部4の高さ、形状はガラスバ
ルブの大きさ、長辺部、短辺部の曲率の大きさに
よつて自由に選び得ることは勿論である。
以上説明したように本考案による補強型ブラウ
ン管の構造は、第4図に図示の如くガラスバルブ
の真空化時に発注したバルブ側面部の引張応力は
コーナ部のみでなく、長辺部および短辺部におい
ても緩和され、防爆性能を大巾に改善し、その信
頼性も向上させることができる。
ン管の構造は、第4図に図示の如くガラスバルブ
の真空化時に発注したバルブ側面部の引張応力は
コーナ部のみでなく、長辺部および短辺部におい
ても緩和され、防爆性能を大巾に改善し、その信
頼性も向上させることができる。
第1図は本考案による環状補強金属体の斜視
図、第2図は環状補強金属体をガラスバルブに装
着したときの平面図、第3図はそのときの斜視
図、第4図はガラスバルブの真空化時のバルブに
加わる応力分布図、第5図は従来の環状補強金属
体をバルブに装着したときの平面図である。 1……環状補強金属体、2……長辺部、3……
短辺部、4……突起部、5……補強板、6……ガ
ラスバルブ、7……コーナ部。
図、第2図は環状補強金属体をガラスバルブに装
着したときの平面図、第3図はそのときの斜視
図、第4図はガラスバルブの真空化時のバルブに
加わる応力分布図、第5図は従来の環状補強金属
体をバルブに装着したときの平面図である。 1……環状補強金属体、2……長辺部、3……
短辺部、4……突起部、5……補強板、6……ガ
ラスバルブ、7……コーナ部。
Claims (1)
- ブラウン管の外周に環状補強金属体を装着し張
力で締付ける補強型ブラウン管において、環状補
強金属体のガラスバルブの長辺部および短辺部に
対向する各辺の中央部に、周長方向に対してほぼ
垂直に折曲整形して、ガラスバルブに対する側に
台形状の突起部を設けたことを特徴とする補強型
ブラウン管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2174586U JPH0512915Y2 (ja) | 1986-02-17 | 1986-02-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2174586U JPH0512915Y2 (ja) | 1986-02-17 | 1986-02-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62133358U JPS62133358U (ja) | 1987-08-22 |
JPH0512915Y2 true JPH0512915Y2 (ja) | 1993-04-05 |
Family
ID=30818468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2174586U Expired - Lifetime JPH0512915Y2 (ja) | 1986-02-17 | 1986-02-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0512915Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-02-17 JP JP2174586U patent/JPH0512915Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62133358U (ja) | 1987-08-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0512915Y2 (ja) | ||
JPH0743932Y2 (ja) | 防爆バンドを具備した陰極線管 | |
JPS5911335Y2 (ja) | 太陽集熱器 | |
JPS62116438U (ja) | ||
JPS6035167Y2 (ja) | バンド補強形ブラウン管 | |
JPH0515717Y2 (ja) | ||
JPS5812362Y2 (ja) | 偏向ヨ−ク | |
JPS62142441U (ja) | ||
JPS5827846U (ja) | 傍熱形陰極構体 | |
JPS6378428A (ja) | 含浸形カソ−ド構体 | |
JPS61104959U (ja) | ||
JPS59171438A (ja) | 補強形陰極線管の製造方法 | |
JPS60160537A (ja) | 陰極線管の補強バンドの取りつけ方法 | |
JPS5967847U (ja) | 陰極線管用電子銃構体 | |
JPH05182603A (ja) | 防爆形ブラウン管 | |
JPS6022742U (ja) | カラ−陰極線管 | |
JPS59113957U (ja) | 扁平陰極線管 | |
JPH0590796U (ja) | バンド補強形ブラウン管 | |
JPH0323913U (ja) | ||
JPS6199353U (ja) | ||
JPS61154308U (ja) | ||
JPS5918551A (ja) | 補強形陰極線管の製造方法 | |
JPS6455655U (ja) | ||
JPS62169449U (ja) | ||
JPS61153920A (ja) | 防爆型ブラウン管の製造方法 |