JPH05126827A - 採便保存方法 - Google Patents
採便保存方法Info
- Publication number
- JPH05126827A JPH05126827A JP31744991A JP31744991A JPH05126827A JP H05126827 A JPH05126827 A JP H05126827A JP 31744991 A JP31744991 A JP 31744991A JP 31744991 A JP31744991 A JP 31744991A JP H05126827 A JPH05126827 A JP H05126827A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feces
- hemoglobin
- stool
- filter paper
- colorectal cancer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 常温に保存してもヘモグロビン値が長日数変
化せず、正確な検査ができ、便中ヘモグロビン検査によ
る大腸がん検査の精度が向上し、大腸がんの早期発見を
正確に行うことを可能とする。 【構成】 採便後濾紙に塗布した試料を便中ヘモグロビ
ンの安定性を維持するために乾燥材料を含む水分透過性
のない密封包袋に保存する。る。
化せず、正確な検査ができ、便中ヘモグロビン検査によ
る大腸がん検査の精度が向上し、大腸がんの早期発見を
正確に行うことを可能とする。 【構成】 採便後濾紙に塗布した試料を便中ヘモグロビ
ンの安定性を維持するために乾燥材料を含む水分透過性
のない密封包袋に保存する。る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、常温に保存してもヘモ
グロビン値が長日数変化せず、正確な検査ができ、便中
ヘモグロビン検査による大腸癌検査の精度が向上し、大
腸癌の早期発見に著効があり、社会的に極めて価値のあ
る採便保存方法に関する。
グロビン値が長日数変化せず、正確な検査ができ、便中
ヘモグロビン検査による大腸癌検査の精度が向上し、大
腸癌の早期発見に著効があり、社会的に極めて価値のあ
る採便保存方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】我が国では、大腸がんの発生率は欧米諸
国と較べてまだ低い。しかし、日本人の生活様式の欧米
化に伴い、大腸がんは増加の傾向にあり、近い将来には
胃がんを追い越すともいわれている。大腸がんは予後が
良好で、根治的手術の５年生存率は８０％以上である。
また、早期の場合は、多くは内視鏡的切除により、開腹
術なしに治療する。従って、早期発見のメリットの高い
疾患といえる。
国と較べてまだ低い。しかし、日本人の生活様式の欧米
化に伴い、大腸がんは増加の傾向にあり、近い将来には
胃がんを追い越すともいわれている。大腸がんは予後が
良好で、根治的手術の５年生存率は８０％以上である。
また、早期の場合は、多くは内視鏡的切除により、開腹
術なしに治療する。従って、早期発見のメリットの高い
疾患といえる。
【０００３】大腸の検診には、内視鏡や注腸造影等の方
法もあるが、無症状の検診者へのスクリーニングとして
は、現実的ではない。この用途で注目を集めているのが
便潜血反応である。
法もあるが、無症状の検診者へのスクリーニングとして
は、現実的ではない。この用途で注目を集めているのが
便潜血反応である。
【０００４】便潜血反応は、便中のヘモグロビンの有無
により、消化管出血を調べる検査で他方に較べて安価
で、被検者への負担もなく、大量検体処理が可能なため
スクリーニングに適している。ヘモグロビンの検出に
は、パーオキシダーゼ活性を利用する方法（化学触媒
法）とヒトヘモグロビンを検出する方法（免疫法）があ
る。
により、消化管出血を調べる検査で他方に較べて安価
で、被検者への負担もなく、大量検体処理が可能なため
スクリーニングに適している。ヘモグロビンの検出に
は、パーオキシダーゼ活性を利用する方法（化学触媒
法）とヒトヘモグロビンを検出する方法（免疫法）があ
る。
【０００５】化学触媒法は消化器から出血すれば全て検
出可能だが、魚・肉などのヘモグロビンも検出するため
食事制限が必要である。
出可能だが、魚・肉などのヘモグロビンも検出するため
食事制限が必要である。
【０００６】また、ヒトヘモグロビンを検出する方法で
は、被検者の消化管出血のみに特異的に反応するため食
事制限は不要であるが、胃酸等によってヒトヘモグロビ
ンが破壊されてしまうため、大腸・直腸からの出血しか
検出しない。このため、大腸がんのスクリーニングに有
効である。
は、被検者の消化管出血のみに特異的に反応するため食
事制限は不要であるが、胃酸等によってヒトヘモグロビ
ンが破壊されてしまうため、大腸・直腸からの出血しか
検出しない。このため、大腸がんのスクリーニングに有
効である。
【０００７】さらに、病院にいかなくても手軽にチェッ
クできると利用者個人が採便を郵送する方法が急増して
いる。
クできると利用者個人が採便を郵送する方法が急増して
いる。
【０００８】採便方法を、大きく分けると現在二つの方
法がある。一つは、綿棒で便を取って濾紙に塗布してポ
リ袋に入れて保存又は輸送する方法である。もう一つ
は、スティックで便を刺してそれを緩衝液に入れて保存
又は輸送する場合とスティックをそのままの状態で保存
又は輸送する場合とがある。
法がある。一つは、綿棒で便を取って濾紙に塗布してポ
リ袋に入れて保存又は輸送する方法である。もう一つ
は、スティックで便を刺してそれを緩衝液に入れて保存
又は輸送する場合とスティックをそのままの状態で保存
又は輸送する場合とがある。
【０００９】上記した採便を郵送する場合には、保存温
度を維持できず便中のヘモグロビンが変性し、正しい測
定ができないことが大腸がんの早期発見を妨げる大きな
要因である。この便中のヘモグロビンの変性を放置した
まま測定してもヘモグロビンの検出はできず、しいては
大腸がんの早期発見も不可能である。早期発見さえ可能
であれば、予後が良好な大腸がんは治療可能であり、有
為の人材が早期発見の遅れの為に失われることは社会的
にみても大きな損失である。大腸がんの早期発見、すな
わち便中のヘモグロビンの変性の防止の必要性が叫ばれ
ている所以である。
度を維持できず便中のヘモグロビンが変性し、正しい測
定ができないことが大腸がんの早期発見を妨げる大きな
要因である。この便中のヘモグロビンの変性を放置した
まま測定してもヘモグロビンの検出はできず、しいては
大腸がんの早期発見も不可能である。早期発見さえ可能
であれば、予後が良好な大腸がんは治療可能であり、有
為の人材が早期発見の遅れの為に失われることは社会的
にみても大きな損失である。大腸がんの早期発見、すな
わち便中のヘモグロビンの変性の防止の必要性が叫ばれ
ている所以である。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記した
郵送方式における便中ヘモグロビンの変性を防止するべ
く鋭意研究重ねた結果、郵送のように常温状態であって
も採便を乾燥状態に維持することにより便中ヘモグロビ
ンが変性しないという知見を得て、本発明を完成したも
のである。本発明は、常温に保存してもヘモグロビン値
が長日数変化せず、正確な検査ができ、便中ヘモグロビ
ン検査による大腸がん検査の精度が向上し、大腸がんの
早期発見に著効があり、社会的に極めて価値のある採便
保存方法を提供することを目的とする。
郵送方式における便中ヘモグロビンの変性を防止するべ
く鋭意研究重ねた結果、郵送のように常温状態であって
も採便を乾燥状態に維持することにより便中ヘモグロビ
ンが変性しないという知見を得て、本発明を完成したも
のである。本発明は、常温に保存してもヘモグロビン値
が長日数変化せず、正確な検査ができ、便中ヘモグロビ
ン検査による大腸がん検査の精度が向上し、大腸がんの
早期発見に著効があり、社会的に極めて価値のある採便
保存方法を提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明においては、採便後濾紙に塗布した試料を便
中ヘモグロビンの安定性を維持するために乾燥材料を含
む水分透過性のない密閉包袋に保存するようにしたもの
である。
に、本発明においては、採便後濾紙に塗布した試料を便
中ヘモグロビンの安定性を維持するために乾燥材料を含
む水分透過性のない密閉包袋に保存するようにしたもの
である。
【００１２】上記した水分透過性のない密閉包袋として
は、アルミニウムフィルムとプラスチックフィルムとを
ラミネートして形成したアルミニウム袋、プラスチック
の中でも水分透過性のないポリエステルの袋等を、開口
部を開閉自在に密閉できる構造としたものが好適であ
る。
は、アルミニウムフィルムとプラスチックフィルムとを
ラミネートして形成したアルミニウム袋、プラスチック
の中でも水分透過性のないポリエステルの袋等を、開口
部を開閉自在に密閉できる構造としたものが好適であ
る。
【００１３】本発明でいう乾燥材料としては、粉末状乾
燥剤を袋にいれたものや、乾燥シート（シートの間に塩
化カルシウムとパルプを封入した構造を有する乾燥剤、
（株）アイデイ製）等を用いればよい。特に、乾燥シー
トは、形状、大きさ、厚さ、重量等を自由自在に設定で
きるので、採便を郵送するときには好都合である。
燥剤を袋にいれたものや、乾燥シート（シートの間に塩
化カルシウムとパルプを封入した構造を有する乾燥剤、
（株）アイデイ製）等を用いればよい。特に、乾燥シー
トは、形状、大きさ、厚さ、重量等を自由自在に設定で
きるので、採便を郵送するときには好都合である。
【００１４】
【実施例】本発明方法を実施する場合に用いる乾燥材料
を含む水分透過性のない密閉包袋の具体例にについて、
添付図面に基づいて説明する。
を含む水分透過性のない密閉包袋の具体例にについて、
添付図面に基づいて説明する。
【００１５】図１において、２は水分透過性のない密閉
可能な包袋であり、包袋を構成するフイルムとしてはア
ルミニウムフィルムとプラスチックフィルム等とのラミ
ネート構造のものを用いるのが好適である。該包袋２の
開口部４は密閉可能とされている。６は該包袋２に収納
される乾燥材料、例えば乾燥シート〔（株）アイディ
製〕である。８は濾紙で、便１０が塗布されている。こ
のような状態で便を塗布した濾紙８を包袋２内に密封し
保存しておけば、内部の湿気は乾燥材料６に吸収され、
かつ外部からの湿気は遮断されているから、便は乾燥状
態におかれるものである。
可能な包袋であり、包袋を構成するフイルムとしてはア
ルミニウムフィルムとプラスチックフィルム等とのラミ
ネート構造のものを用いるのが好適である。該包袋２の
開口部４は密閉可能とされている。６は該包袋２に収納
される乾燥材料、例えば乾燥シート〔（株）アイディ
製〕である。８は濾紙で、便１０が塗布されている。こ
のような状態で便を塗布した濾紙８を包袋２内に密封し
保存しておけば、内部の湿気は乾燥材料６に吸収され、
かつ外部からの湿気は遮断されているから、便は乾燥状
態におかれるものである。
【００１６】以下に本発明を実施例及び比較例を挙げて
さらに具体的に説明する。 実施例１〜３ 綿棒で便を濾紙に塗布し、この濾紙を乾燥シート
（（株）アイデイ製）を含むアルミニウム製包袋に入れ
て図１に示した状態に密封し、保存温度を４℃、２５℃
及び３７℃の３段階に分けて、０〜１５日の範囲で所定
の日数保存し、その後ＥＩＡ法による便中ヒトヘモグロ
ビン測定用キット（商品名チェックメイト・ヘモ、三光
純薬（株）販売）を用いてヘモグロビン値を測定した。
その結果を表１に示した。
さらに具体的に説明する。 実施例１〜３ 綿棒で便を濾紙に塗布し、この濾紙を乾燥シート
（（株）アイデイ製）を含むアルミニウム製包袋に入れ
て図１に示した状態に密封し、保存温度を４℃、２５℃
及び３７℃の３段階に分けて、０〜１５日の範囲で所定
の日数保存し、その後ＥＩＡ法による便中ヒトヘモグロ
ビン測定用キット（商品名チェックメイト・ヘモ、三光
純薬（株）販売）を用いてヘモグロビン値を測定した。
その結果を表１に示した。
【００１７】実施例１（保存温度、４℃）においては、
１５日後でもほとんどヘモグロビン値の減少はなくヘモ
グロビンの変性はみられない。実施例２（保存温度、２
５℃、即ち常温）においては、１週間（７日）以内の保
存であればヘモグロビン値の減少はなくヘモグロビンの
変性がみられない。実施例３（保存温度、３７℃）にお
いては、かなり高温の保存であるにもかかわらず、３日
以内の保存であればヘモグロビン値の減少はなくヘモグ
ロビンの変性がない。このような結果から、採便を郵送
する場合、採便から検査までの日数が常温のままで３〜
４日程度かかるとしても、本発明方法によればヘモグロ
ビンの変性はいまだ始まっていないから、ヘモグロビン
の検出が可能であり、大腸がんの早期発見を効果的に行
うことができる。
１５日後でもほとんどヘモグロビン値の減少はなくヘモ
グロビンの変性はみられない。実施例２（保存温度、２
５℃、即ち常温）においては、１週間（７日）以内の保
存であればヘモグロビン値の減少はなくヘモグロビンの
変性がみられない。実施例３（保存温度、３７℃）にお
いては、かなり高温の保存であるにもかかわらず、３日
以内の保存であればヘモグロビン値の減少はなくヘモグ
ロビンの変性がない。このような結果から、採便を郵送
する場合、採便から検査までの日数が常温のままで３〜
４日程度かかるとしても、本発明方法によればヘモグロ
ビンの変性はいまだ始まっていないから、ヘモグロビン
の検出が可能であり、大腸がんの早期発見を効果的に行
うことができる。
【００１８】比較例１〜３ 便をスティックで刺し、緩衝液（リン酸緩衝液２０ｍ
Ｍ、ｐＨ７．４、牛アルブミン０．２％）に漬けたまま
保存温度を４℃、２５℃及び３７℃の３段階に分けて、
０〜１５日の範囲で所定の日数保存し、その後実施例１
〜３と同様にＥＩＡ法による便中ヒトヘモグロビン測定
用キット（商品名チェックメイト・ヘモ、三光純薬
（株）販売）を用いて測定した。その結果を実施例１〜
３とともに表１に示した。低温保存する比較例１（保存
温度、４℃）においては１日程度は安定しているものの
その後急激にヘモグロビン値が減少し、又比較例１及び
２においては１日経過後には既に急激にヘモグロビン値
が減少している。これでは、ヘモグロビン値の正確な測
定は困難であり、大腸がんの早期発見も不可能である。
Ｍ、ｐＨ７．４、牛アルブミン０．２％）に漬けたまま
保存温度を４℃、２５℃及び３７℃の３段階に分けて、
０〜１５日の範囲で所定の日数保存し、その後実施例１
〜３と同様にＥＩＡ法による便中ヒトヘモグロビン測定
用キット（商品名チェックメイト・ヘモ、三光純薬
（株）販売）を用いて測定した。その結果を実施例１〜
３とともに表１に示した。低温保存する比較例１（保存
温度、４℃）においては１日程度は安定しているものの
その後急激にヘモグロビン値が減少し、又比較例１及び
２においては１日経過後には既に急激にヘモグロビン値
が減少している。これでは、ヘモグロビン値の正確な測
定は困難であり、大腸がんの早期発見も不可能である。
【００１９】
【表１】
【００２０】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明は、常温に保
存してもヘモグロビン値が長日数変化せず、正確な検査
ができ、便中ヘモグロビン検査による大腸がん検査の精
度が向上し、大腸がんの早期発見に著効があり、社会的
に極めて価値のあるものである。
存してもヘモグロビン値が長日数変化せず、正確な検査
ができ、便中ヘモグロビン検査による大腸がん検査の精
度が向上し、大腸がんの早期発見に著効があり、社会的
に極めて価値のあるものである。
【図１】本発明方法に用いられる包袋の一例を示す断面
的説明図である。
的説明図である。
２ 包袋 ４ 開口部 ６ 乾燥材料 ８ 濾紙 １０ 便
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 健治 千葉県千葉市花輪町38−51
Claims (2)
- 【請求項１】 便中ヘモグロビン検査による大腸がん検
査において、採便後濾紙に塗布した試料を便中ヘモグロ
ビンの安定性を維持するために乾燥材料を含む水分透過
性のない密閉包袋に保存することを特徴とする採便保存
方法。 - 【請求項２】 開口部が開閉自在に密封され、内部に乾
燥材料を封入し、かつ水分透過性のない材料で形成され
ていることを特徴とする請求項１記載の採便保存方法に
用いられる包袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31744991A JPH05126827A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 採便保存方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31744991A JPH05126827A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 採便保存方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05126827A true JPH05126827A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=18088350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31744991A Pending JPH05126827A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 採便保存方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05126827A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001221721A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-08-17 | Sapporo Imuno Diagnostic Laboratory:Kk | 乾燥濾紙便による遺伝子診断 |
| US6539817B2 (en) * | 1999-03-05 | 2003-04-01 | Meridian Bioscience, Inc. | Biological sampling and storage container utilizing a desiccant |
| JP2005241550A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Hitachi Ltd | 糞便回収容器 |
| SG126796A1 (en) * | 2005-05-04 | 2006-11-29 | King Car Food Ind Co Ltd | Dehydration and preservation method for a sanitaryutensil containing bio-specimen and the storage d evice thereof |
| WO2017104132A1 (ja) * | 2015-12-16 | 2017-06-22 | 協和メデックス株式会社 | 採便器、便検体中の成分の測定方法、便検体中の成分の安定化方法、及び、便検体の保存方法 |
| JP2019154382A (ja) * | 2018-03-15 | 2019-09-19 | 株式会社メタジェン | 糞便の保存方法 |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP31744991A patent/JPH05126827A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6539817B2 (en) * | 1999-03-05 | 2003-04-01 | Meridian Bioscience, Inc. | Biological sampling and storage container utilizing a desiccant |
| JP2001221721A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-08-17 | Sapporo Imuno Diagnostic Laboratory:Kk | 乾燥濾紙便による遺伝子診断 |
| JP2005241550A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Hitachi Ltd | 糞便回収容器 |
| SG126796A1 (en) * | 2005-05-04 | 2006-11-29 | King Car Food Ind Co Ltd | Dehydration and preservation method for a sanitaryutensil containing bio-specimen and the storage d evice thereof |
| WO2017104132A1 (ja) * | 2015-12-16 | 2017-06-22 | 協和メデックス株式会社 | 採便器、便検体中の成分の測定方法、便検体中の成分の安定化方法、及び、便検体の保存方法 |
| JPWO2017104132A1 (ja) * | 2015-12-16 | 2018-10-04 | 協和メデックス株式会社 | 採便器、便検体中の成分の測定方法、便検体中の成分の安定化方法、及び、便検体の保存方法 |
| EP3392639A4 (en) * | 2015-12-16 | 2019-08-07 | Kyowa Medex Co., Ltd. | CHAIR DETECTION UNIT, METHOD FOR MEASURING COMPONENTS IN A CHAIR SAMPLE, METHOD FOR STABILIZING COMPONENTS IN A CHAIR SAMPLE, AND METHOD FOR STORING A CHAIR SAMPLE |
| US10859583B2 (en) | 2015-12-16 | 2020-12-08 | Hitachi Chemical Diagnostics Systems Co., Ltd. | Feces sampling container, method for measuring components in feces sample, method for stabilizing components in feces sample, and method for storing feces sample |
| JP2019154382A (ja) * | 2018-03-15 | 2019-09-19 | 株式会社メタジェン | 糞便の保存方法 |
| EP3766959A4 (en) * | 2018-03-15 | 2021-04-21 | Metabologenomics, Inc. | WATER STORAGE PROCEDURE |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Santos et al. | Hepatic abscess induced by foreign body: case report and literature review | |
| Rahman et al. | Intestinal hypoperfusion contributes to gut barrier failure in severe acute pancreatitis | |
| Ahlquist | Fecal occult blood testing for colorectal cancer: can we afford to do this? | |
| US2838377A (en) | Blood test | |
| JPH05126827A (ja) | 採便保存方法 | |
| US3634198A (en) | Detection of urinary tract infections | |
| AU2015311609A1 (en) | Test device and method | |
| Arp et al. | Functional characteristics of the blood of the deep-sea hydrothermal vent brachyuran crab | |
| Uibo et al. | Celiac disease in patients with type 1 diabetes: a condition with distinct changes in intestinal immunity? | |
| CN108593633A (zh) | 一种用于快速检测唾液尿酸的检测试纸 | |
| Foy et al. | Colonic ulcers and lower GI bleeding due to disseminated aspergillosis | |
| Shahin et al. | Low incidence of Helicobacter pylori infection in patients with duodenal ulcer and chronic liver disease | |
| Lin et al. | Histological examination of ulcer margin for diagnosing Helicobacter pylori infection in patients with gastric ulcers | |
| CN114621995B (zh) | 一种利用采集的牙垢对胃幽门螺杆菌快速检测的试纸及其制备方法、应用 | |
| Mauro et al. | 13C urea breath test for Helicobacter pylori: determination of the optimal cut‐off point in a Canadian community population | |
| Pezzilli et al. | Pancreatic involvement in Salmonella infection | |
| CN107870238A (zh) | 一种定量测量人血清中肌钙蛋白I（cTnI）的方法 | |
| Shapiro et al. | Wiskott-Aldrich syndrome: Detection of carrier state by metabolic stress of platelets | |
| Tabata et al. | Immunohistochemical demonstration of bleeding in decomposed bodies by using anti-glycophorin A monoclonal antibody | |
| Rozen et al. | Evaluation and comparison of an immunochemical and a guaiac faecal occult blood screening test for colorectal neoplasia | |
| Murray | It's not time to put away the biopsy forceps | |
| JPS63243756A (ja) | 潜血を検査するための糞便試料の保存方法 | |
| SE507682C2 (sv) | Farmaceutisk beredning för behandling av gastrit, refluxesofagit, duodenit, dyspepsi och magsårssjukdom innehållande en blandning av ammoniumvismutcitrat och ett alginat | |
| Raithel et al. | Colorectal mucosal histamine release by mucosa oxygenation in comparison with other established clinical tests in patients with gastrointestinally mediated allergy | |
| Otto et al. | Double immunochemical screening test (hemoglobin and albumin) for the detection of occult intestinal bleeding |