JPH05126328A - 廃棄物燃焼方法 - Google Patents
廃棄物燃焼方法Info
- Publication number
- JPH05126328A JPH05126328A JP31386991A JP31386991A JPH05126328A JP H05126328 A JPH05126328 A JP H05126328A JP 31386991 A JP31386991 A JP 31386991A JP 31386991 A JP31386991 A JP 31386991A JP H05126328 A JPH05126328 A JP H05126328A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waste
- container
- combustion
- waste material
- combustion chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 含水率の高い汚泥，搾りかす，燃焼灰等の廃
棄物をボイラ，燃焼炉等の燃焼室にて浮遊燃焼できるよ
うにする。 【構成】 含水率の高い汚泥等の廃棄物２の塊をホッパ
３、供給装置４及びシュート５を通して分散・乾燥容器
１内に投入する。一方、高温気体１０をダクト１１、風
箱９及び分散板８を通して容器１内に上向きに噴出し、
これにより廃棄物２の塊を有効に分散，微細化及び乾燥
する流動域１２を形成する。そして、その廃棄物粒子と
気体との混合体を配管７を通して燃焼室６に投入し、浮
遊状態にて燃焼するようにする。この燃焼室６に供給す
る廃棄物粒子の大きさを級別する分級装置を容器１内の
上方に設けることもできる。
棄物をボイラ，燃焼炉等の燃焼室にて浮遊燃焼できるよ
うにする。 【構成】 含水率の高い汚泥等の廃棄物２の塊をホッパ
３、供給装置４及びシュート５を通して分散・乾燥容器
１内に投入する。一方、高温気体１０をダクト１１、風
箱９及び分散板８を通して容器１内に上向きに噴出し、
これにより廃棄物２の塊を有効に分散，微細化及び乾燥
する流動域１２を形成する。そして、その廃棄物粒子と
気体との混合体を配管７を通して燃焼室６に投入し、浮
遊状態にて燃焼するようにする。この燃焼室６に供給す
る廃棄物粒子の大きさを級別する分級装置を容器１内の
上方に設けることもできる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、廃棄物、特に含水率の
高い汚泥，搾りかす，燃焼灰等の廃棄物を燃焼する方法
に関する。
高い汚泥，搾りかす，燃焼灰等の廃棄物を燃焼する方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、含水率の高い難燃性の汚泥，搾り
かす，燃焼灰等の廃棄物の燃焼は高水分で塊の状態にて
ストーカ炉，ロータリキルン又は流動層炉により行われ
ている。
かす，燃焼灰等の廃棄物の燃焼は高水分で塊の状態にて
ストーカ炉，ロータリキルン又は流動層炉により行われ
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
含水率の高い汚泥，搾りかす，燃焼灰等の廃棄物を高水
分で塊の状態にて燃焼させていたため、乾燥と燃焼に長
時間かかり、ストーカ炉，ロータリキルン又は多量の高
温流動材を有する流動層炉にてより燃焼させる必要があ
った。一方、一般の重油，ガス，微粉炭焚のボイラ，燃
焼炉等の燃焼室で浮遊燃焼させるには、前記廃棄物を分
散，微細化すると共に、ある程度乾燥させた状態にて燃
焼室に投入する必要があるが、従来、その手段が無かっ
た。
含水率の高い汚泥，搾りかす，燃焼灰等の廃棄物を高水
分で塊の状態にて燃焼させていたため、乾燥と燃焼に長
時間かかり、ストーカ炉，ロータリキルン又は多量の高
温流動材を有する流動層炉にてより燃焼させる必要があ
った。一方、一般の重油，ガス，微粉炭焚のボイラ，燃
焼炉等の燃焼室で浮遊燃焼させるには、前記廃棄物を分
散，微細化すると共に、ある程度乾燥させた状態にて燃
焼室に投入する必要があるが、従来、その手段が無かっ
た。
【０００４】本発明は、このような従来技術の課題を解
決するためになされたもので、含水率の高い汚泥，搾り
かす，燃焼灰等の廃棄物をボイラ，燃焼炉等の燃焼室に
て浮遊燃焼させることができる廃棄物燃焼方法を提供す
ることを目的とする。
決するためになされたもので、含水率の高い汚泥，搾り
かす，燃焼灰等の廃棄物をボイラ，燃焼炉等の燃焼室に
て浮遊燃焼させることができる廃棄物燃焼方法を提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、含水率の高い廃棄物を容器内に投入す
ると共に、この容器の底部に設けた分散板から上向きに
噴出する高温気体により流動させて、前記廃棄物の分散
・微細化及び乾燥を行い、前記容器の上部から排出され
る、廃棄物粒子と気体との混合流体を配管を経て燃焼室
に投入して浮遊燃焼させるようにしたものである。
めに、本発明は、含水率の高い廃棄物を容器内に投入す
ると共に、この容器の底部に設けた分散板から上向きに
噴出する高温気体により流動させて、前記廃棄物の分散
・微細化及び乾燥を行い、前記容器の上部から排出され
る、廃棄物粒子と気体との混合流体を配管を経て燃焼室
に投入して浮遊燃焼させるようにしたものである。
【０００６】
【作用】上記の手段によれば、容器内に投入された含水
率の高い廃棄物は分散・微細化及び乾燥され、容器内の
空塔速度に対し終端速度以下の粒子となった前記廃棄物
は容器の上部より減温された気体と共に排出し、配管を
経て燃焼室に搬送，投入される。よって、燃焼室に投入
される廃棄物は粒子が微細で乾燥されているため、燃焼
室内にて短時間にて、乾燥，燃焼が行なわれ、浮遊燃焼
が可能となる。
率の高い廃棄物は分散・微細化及び乾燥され、容器内の
空塔速度に対し終端速度以下の粒子となった前記廃棄物
は容器の上部より減温された気体と共に排出し、配管を
経て燃焼室に搬送，投入される。よって、燃焼室に投入
される廃棄物は粒子が微細で乾燥されているため、燃焼
室内にて短時間にて、乾燥，燃焼が行なわれ、浮遊燃焼
が可能となる。
【０００７】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【０００８】図１は本発明の第１実施例を示し、１は含
水率の高い汚泥，搾りかす，燃焼灰等の廃棄物２を分散
・微細化及び乾燥するための容器であり、その上部には
ホッパ３、供給装置４及びシュート５が備えられている
と共に、ボイラ，燃焼炉等の燃焼室６にまで延びる配管
７が接続されている。また、この容器１の底部には多孔
板からなる分散板８が設けられていると共に、この分散
板８の下に形成した風箱９に高温気体１０を供給するダ
クト１１が接続されている。
水率の高い汚泥，搾りかす，燃焼灰等の廃棄物２を分散
・微細化及び乾燥するための容器であり、その上部には
ホッパ３、供給装置４及びシュート５が備えられている
と共に、ボイラ，燃焼炉等の燃焼室６にまで延びる配管
７が接続されている。また、この容器１の底部には多孔
板からなる分散板８が設けられていると共に、この分散
板８の下に形成した風箱９に高温気体１０を供給するダ
クト１１が接続されている。
【０００９】以上述べた構成において、含水率の高い汚
泥等の廃棄物２の塊は、ホッパ３にて受け入れられ、供
給装置４及びシュート５を経て分散・乾燥容器１内に投
入される。一方、高温気体１０はダクト１１から風箱９
へ供給され、それから分散板８より高流速にて分散・乾
燥容器１内に上向きに噴出される。この噴出した高温気
体１０により、容器１内を落下してきた廃棄物２の塊は
分散・微細化されると共に乾燥され、分散板８の上部に
流動域１２が形成される。そして、この流動域１２にて
さらに廃棄物２の分散・微細化及び乾燥が行なわれ、分
散・乾燥容器１内の空塔速度に対し、終端速度以下の粒
子となった前記廃棄物２は、減温した高温気体１０との
混合流体となって、分散・乾燥容器１の上部より排出さ
れ、配管７を経て燃焼室６へ投入され、浮遊状態にて燃
焼される。
泥等の廃棄物２の塊は、ホッパ３にて受け入れられ、供
給装置４及びシュート５を経て分散・乾燥容器１内に投
入される。一方、高温気体１０はダクト１１から風箱９
へ供給され、それから分散板８より高流速にて分散・乾
燥容器１内に上向きに噴出される。この噴出した高温気
体１０により、容器１内を落下してきた廃棄物２の塊は
分散・微細化されると共に乾燥され、分散板８の上部に
流動域１２が形成される。そして、この流動域１２にて
さらに廃棄物２の分散・微細化及び乾燥が行なわれ、分
散・乾燥容器１内の空塔速度に対し、終端速度以下の粒
子となった前記廃棄物２は、減温した高温気体１０との
混合流体となって、分散・乾燥容器１の上部より排出さ
れ、配管７を経て燃焼室６へ投入され、浮遊状態にて燃
焼される。
【００１０】次に、図２は本発明の第２実施例を示し、
分散・乾燥容器１内の上部に分級装置１３を設け、配管
７を経て燃焼室６へ投入される廃棄物粒子の大きさをこ
の分級装置１３によって、級別するようにしたものであ
る。その他の構成は図１に示した第１実施例と同様であ
るので、同一の部分には同一の符号を付して、重複する
説明は省略する。
分散・乾燥容器１内の上部に分級装置１３を設け、配管
７を経て燃焼室６へ投入される廃棄物粒子の大きさをこ
の分級装置１３によって、級別するようにしたものであ
る。その他の構成は図１に示した第１実施例と同様であ
るので、同一の部分には同一の符号を付して、重複する
説明は省略する。
【００１１】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、含
水率の高い汚泥，搾りかす，燃焼灰等の廃棄物を一般の
重油，ガス，微粉炭焚ボイラ又は燃焼炉等の燃焼室にて
浮遊燃焼させることが可能となり、産業上きわめて有益
な廃棄物燃焼方法が提供される。
水率の高い汚泥，搾りかす，燃焼灰等の廃棄物を一般の
重油，ガス，微粉炭焚ボイラ又は燃焼炉等の燃焼室にて
浮遊燃焼させることが可能となり、産業上きわめて有益
な廃棄物燃焼方法が提供される。
【図１】本発明の第１実施例による廃棄物燃焼方法を示
す図である。
す図である。
【図２】本発明の第２実施例による廃棄物燃焼方法を示
す図である。
す図である。
１ 分散・乾燥容器 ２ 廃棄物 ３ ホッパ ４ 供給装置 ５ シュート ６ 燃焼室 ７ 配管 ８ 分散板 ９ 風箱 １０ 高温気体 １１ ダクト １２ 流動域 １３ 分級装置
Claims (1)
- 【請求項１】含水率の高い廃棄物を容器内に投入すると
共に、この容器の底部に設けた分散板から上向きに噴出
する高温気体により流動させて、前記廃棄物の分散・微
細化及び乾燥を行い、前記容器の上部から排出される、
廃棄物粒子と気体との混合流体を配管を経て燃焼室に投
入して浮遊燃焼させることを特徴とする廃棄物燃焼方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31386991A JPH05126328A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 廃棄物燃焼方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31386991A JPH05126328A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 廃棄物燃焼方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05126328A true JPH05126328A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=18046487
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31386991A Withdrawn JPH05126328A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 廃棄物燃焼方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05126328A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997003320A1 (fr) * | 1995-07-10 | 1997-01-30 | Hitachi Zosen Corporation | Systeme d'incineration d'ordures |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP31386991A patent/JPH05126328A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997003320A1 (fr) * | 1995-07-10 | 1997-01-30 | Hitachi Zosen Corporation | Systeme d'incineration d'ordures |
| US5749307A (en) * | 1995-07-10 | 1998-05-12 | Hitachi Zosen Corporation | Refuse incineration facility including material crusher and melt burner |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990107 |