JPH05124837A - ガラス基材へ被覆を付着させる方法 - Google Patents

ガラス基材へ被覆を付着させる方法

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JPH05124837A
JPH05124837A JP4085598A JP8559892A JPH05124837A JP H05124837 A JPH05124837 A JP H05124837A JP 4085598 A JP4085598 A JP 4085598A JP 8559892 A JP8559892 A JP 8559892A JP H05124837 A JPH05124837 A JP H05124837A
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JP
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glass
substrate
coating
temperature
pyrolysis
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JP4085598A
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Inventor
Patrice Jacquet
ジヤツク パトリス
Vincent Sauvinet
ソバネ ビンセント
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Saint Gobain Glass France SAS
Original Assignee
Saint Gobain Vitrage International SA
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Publication date
Application filed by Saint Gobain Vitrage International SA filed Critical Saint Gobain Vitrage International SA
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C17/00Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
    • C03C17/34Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions
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    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C17/00Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス基材に性能の向上した熱分解フィルム
を付着させる方法を提供する。 【構成】 熱分解フィルムを付着させる前に、ガラス基
材の厚みを通して温度を均一化させずにこのガラス基材
の該フィルムの被覆を施すべき面を過熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス基材への熱分解
フィルムの付着、殊に干渉フィルム、とりわけSn
2 ,ITO等を基礎材料とするフィルムの付着に関す
る。本発明は、粉体化合物から得られる熱分解フィルム
の付着に特によく適合する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】特に欧
州特許第125153号明細書より、粉末形態のスズ化
化合から、とりわけジブチルスズフルオリド(DBT
F)からガラス基材上に低輻射率のフィルムを形成する
ことは知られていることである。この付着はほぼ550
℃の高温で行われる。この付着は、どんな厚さであれ帯
状のフロートガラスを被覆するのに十分早い速度で、す
なわち3m/min から25m/min 以上までの範囲に及
びことができる速度で、また現在最も普通に生産される
ガラスの厚さについて言えば平均してほぼ12m/min
の速度で行うことができる。
【0003】上述の欧州特許第125153号明細書に
記載されたように製造された、フッ素をドープされたS
nO2 の180nmのフィルム厚さの場合には、およそ
0.35の輻射率が達成され、もっと厚い300〜35
0nmの厚さの場合にはおよそ0.25の輻射率が得られ
る。
【0004】この180nmのフィルムは反射光がわずか
に青味を帯びており、色の変動を避けるべき場合には、
ほぼDBTF分子の大きさの、厚さのほんの少しの変動
が許されるに過ぎない。例えば、厚さがもっと増加する
と色は黄色になる。
【0005】厚さ300〜350nmのフィルムは反射光
がわずかに緑色であって、厚さが変動し過ぎるとその色
も変化し、例えば厚さが増加すると色は赤色になる。
【0006】従って、フィルムの色が変化して見えるべ
きでない場合、局所的に厚さが均一でない場合、そして
全般的に厚さが均一のままである場合には、厚さは非常
に注意深く管理される必要があると言うことができる。
更に、製品にとって望ましい性能の選定は、性能と厚
さ、従って色が密接に関連していることを考慮に入れず
に行うことはできない。反射光の着色した見掛けが消失
するフィルム厚さの範囲まで移すことによって、色によ
り負わされるこれらの束縛から脱することが可能であ
る。800又は1000nmの厚さから、ほぼ0.12及
びもっと小さい確かに興味ある輻射率レベルが達成され
るが、窓ガラスを通しての光の透過率は低下し、被覆材
料をずっとたくさん消費することから製造費は上昇し、
厚さにほぼ比例してフィルムの外観は鈍くはっきりしな
くなり、製造はより困難になり(粉末の流量がより大き
くなるので粉末噴射ノズルの汚れが増加し、それゆえ清
掃と停止がより頻繁になり、またガラスがずっと着色さ
れることから熱分解がそれほど効果的でなくなり、そし
て一般にプロセスの限界に接近する)、また汚染がより
多くなる。
【0007】付着をより高温のガラス上で行えば熱分解
効率を上昇させることができるということも知られてい
るが、これは、ガラスの変形性が温度と共に増大するた
めガラスの平面性の欠陥に至る。実際、ガラスを余りに
も高い温度に昇温させると、ガラスは軟化してそれを運
ぶ支持用のローラーの間で撓むであろう。
【0008】本発明は、経費を増加させず、汚染を一層
ひどくさせず、はっきりしない外観を作り出さず、プロ
セスの限界に接近せず、且つ基材の平面性に変化を生じ
させずに、性能を向上させるという問題を解決すること
を目的とする。本発明はまた、色の束縛をなくし、同時
に性能の向上により色の束縛なしにもっと都合よくフィ
ルム厚さを選定するのを可能にすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用効果】このため
に、本発明は熱分解可能な化合物を、この化合物を受け
取ろうとする片側でこの側だけを、温度がガラスの厚さ
を通して均等にならないように十分急速に前もって過熱
された高温のガラスの基材上へ分配することを提案す
る。
【0010】従って本発明は、上記の面を当該基材の軟
化温度より高いか又は等しい温度であって、特に690
℃に達することができる温度まで過熱し、そして次に、
この温度の上昇を当該基材のガラス厚さを通して伝わら
させず且つガラスの厚さにおいてガラスの軟化温度より
高い温度まで均等化させずに(ガラスの軟化温度はおよ
そ650℃であると言うことができる)熱分解による付
着を実施することからなる。
【0011】過熱帯域と有効熱分解付着帯域との間での
ガラスの必然的な一定の冷却を考慮して、熱分解を、こ
れらの技術を例えばフロート浴から出て来る帯状ガラス
で使用する場合に遭遇する580℃程度の先に言及した
通常の熱分解温度と比較して実質的な温度の上昇、とり
わけ60℃ほど高くすることができる上昇を維持するガ
ラス基材の片面で実施することが可能である。
【0012】このような高温で付着を実行することによ
って、熱分解の効率はガラスの光学的性質に影響を及ぼ
すことなく向上する。実際のところ、ガラスには心部で
その軟化温度に達するのに「十分な時間がなく」、それ
ゆえにガラスが輸送ローラーで運ばれる場合に撓む危険
がない。
【0013】この方法は、ガラス基材の平面性に影響を
及ぼさないガラス基材の均一温度でフィルムを付着する
ことにより標準的に達成することができるよりも良好な
高性能、特に輻射率性能の熱分解フィルムを達成するこ
とを可能にする。
【0014】これらの付着条件は、高性能を得るため通
常の温度条件で普通に使用される厚さと比べて厚さの減
少したフィルムを可能にしながら、高性能を達成するこ
とを可能にする。
【0015】この厚さの減少は、得られるフィルムの着
色された外観を維持することを伴い、そしてこの着色さ
れた外観を弱め又はなくすためには、本発明は抗着色処
理(anti-colour treatment) を提案する。
【0016】本発明の一態様によれば、この抗着色処理
は適当な指数及び厚さ特性を有する下層フィルムであ
る。
【0017】本発明の枠組内で提案される不着色処理の
中で、特にガラス製造ラインのフロート浴内で行われ
る、諸性質、とりわけ低輻射率の性質を有する熱分解フ
ィルムの上流でのCVD(化学蒸着)として知られる技
術によって付着させられる不着色下層フィルムに言及す
ることができる。
【0018】抗着色下層フィルムはまた、他の熱分解
法、すなわち溶液又は懸濁液中の有機金属化合物の熱分
解、粉体状態の化合物の熱分解、フロート浴外でのCV
D等により得ることもできる。
【0019】「下層フィルム」という用語は、均質な1
枚、2枚重ね、指数勾配を有する1枚、そして一般的に
言えばこの分野でよく知られている下層の単一又は複数
の付着物を包含することを理解すべきである。
【0020】抗着色処理の中では、とりわけ低輻射率で
反射光の着色を弱め又はなくすことが望ましい機能性フ
ィルム上に付着させた単一もしくは複数の付着物又は変
化特性(指数勾配)を有する付着物である上層フィルム
にも、そしてまた下層フィルムと上層フィルムとの組み
合わせにも言及することができる。
【0021】
【実施例】次に、本発明を、本発明に従うフィルムを有
するガラスのための製造ラインの模式配置を示す図面を
参照してもっと詳しく説明する。この製造ラインではフ
ロート法を利用し、また上記のフィルムは、一方のフィ
ルムについてはフロート装置からの出口での熱分解によ
りそして他方のフィルムについてはフロート装置内での
CVD熱分解により作られる。
【0022】図1は、フロート設備2を含めた平板ガラ
スの製造ライン1を示す。
【0023】溶融炉3で溶融されたガラスはフロート設
備2へ供給され、そこで広がって、還元性雰囲気の維持
された囲い容器4内に入れられた溶融スズ浴上に浮かん
で所望される平面性、艶、幅及び厚さの諸特性を獲得す
る。
【0024】こうしてフロート装置2において連続の帯
状のガラス5が形成される。この帯状ガラス5はフロー
ト装置2から排出され、そして自由な雰囲気中を、一つ
の製造ラインから別の製造ラインに至るまで変えること
ができる一定の距離を進んでから徐冷炉6に入る。この
自由な雰囲気の帯域7においては、フロート装置2の後
且つ徐冷炉6の前に、帯状ガラス5を熱分解法により被
覆するための被覆手段8が位置している。この熱分解法
は粉末熱分解法でよく、すなわち先に言及した欧州特許
第125153号明細書に記載されたタイプのノズル9
を用いてフロート装置2から出て来る高温のガラス上へ
キャリヤーガス、一般には空気に浮遊している粉末又は
粉末の混合物をできるだけ均一に分配することからなる
方法でよく、このノズルは帯状ガラスの幅全体を横切っ
て延びており、また上記の粉末は高温のガラスと接触す
ると分解して酸化し、当該ガラス上に薄い金属酸化物の
フィルムを残す。
【0025】この熱分解法は、反応性であり熱で分解可
能である金属化合物が溶液中又は懸濁液中に存在する液
体熱分解法でもよい。この方法は、例えばフランス国特
許第2176760号明細書に記載される。
【0026】それはまた、反応性化合物がガス状態にあ
るCVD法でもよい。CVD熱分解は、ガラスが出てゆ
く前に囲いフロート容器内でその最後の部分においてノ
ズル11を用いて実施することもできる、ということに
注目すべきである。
【0027】粉末熱分解法には、特に溶媒を使用しない
という利点があり、従って汚染、毒性の問題及びガラス
の冷却をより少なくするという利点があり、通常のフロ
ートガラスすなわち1.5〜2mmから8,10,12mm
及びこれ以上の厚さのガラスの製造のために使用される
全てのガラス通過速度を許容するという利点、また殊に
耐性のあるフィルムを提供するという利点がある。
【0028】本発明によれば、導電性の低輻射率熱分解
フィルムの高い性能レベルを達成するため、このフィル
ムを受け取ろうとするガラスの表面は付着の前に、均一
で且つ強力な加熱手段10による高強度の加熱で急速に
過熱される。これらの加熱手段は、帯状ガラスの露出さ
れた面を均一に、急速に加熱できるべきである。従っ
て、高温ガスの火炎なしの燃焼により得られる白熱表面
の存在に由来する輻射現象と燃焼に起因する排出高温ガ
スの対流現象とを組み合わせることにより熱を作り出す
加熱装置を使用することが好ましい。火炎が不規則的に
ガラスと接触することがなければ、加熱はより均一とな
り且つより調節可能になる。
【0029】フィルムの付着を受けるのが帯状ガラスの
上面である場合には、最大の加熱を受けるのはこの上面
であり、そして強力な加熱手段は帯状ガラスの上方にそ
の幅全体に沿って配置され、その上面を加熱するように
向けられる。
【0030】帯状ガラスの他の面へ付着させる場合に
は、強力加熱手段は当然違ったふうに配置される。
【0031】これらの補足的な強力加熱手段は、ガラス
の厚みと反対側の面が帯状ガラスの良好な平面性を損な
うであろうそれらの温度の実質的な上昇を被らずに、熱
分解により薄いフィルムを受け取ろうとするガラスの表
面でより高い温度を生じるように配置及び寸法が定めら
れる。帯状ガラスは、この過度に高い温度ではそれを徐
冷炉6へ供給する輸送手段上で変形する危険があろう。
【0032】一方ではこのために、しかしながら他方で
は熱分解の帯域とフロート装置からの出口との間の距離
の理由からも、強力加熱手段は帯状ガラスの移動方向に
おける長さが短い。
【0033】実際のところ、長い加熱長さ、そしてそれ
ゆえに長い加熱時間は、ガラスの厚さ方向へ追加の熱が
かなり拡散することに通じ、それゆえに上記の指摘され
た欠点に帰着しよう。よって、およそ6〜20m/min
程度、例えばほぼ10m/min のガラスの通過速度につ
いて言えば1m以下、好ましくは50〜60cm程度の強
力加熱長さが推奨され、これは数秒程度、すなわち約2
秒から約10秒までの加熱時間に相当する。
【0034】この加熱は、例えば、ガス加熱手段によっ
て、とりわけアセチレン、プロパン、ブタン等を使用し
て行われる。
【0035】過熱を行う時間及び能力は、被覆されるべ
きガラス面の温度の上昇が熱分解時に約30〜60℃ま
で、平均してほぼ40〜50℃までになるように調整さ
れる。被覆されるべきガラス面のこのような温度上昇に
対して、ガラスの他方の面は熱分解前に昇温せず、ある
いは約20℃以上まで、好ましくは約10〜15℃まで
昇温せず、そのため目立つほどの変形は少しも認められ
ない。
【0036】フロート装置よりの出口から熱分解の場所
までで起こるガラスの自然の冷却を考慮すれば、過熱に
よってガラスをより高く温度上昇させることが必要なこ
とが、すなわち後に被覆されるガラスの表面をフロート
装置からの出口でのガラスの温度よりもおよそ80℃高
くすることが必要であることが分っている。こうして過
熱されたガラスが熱分解ノズルの下まで移動した後で
は、自然冷却にもかかわらず、30〜60℃の過熱、平
均では40〜50℃の過熱の効果が実質的に残ってお
り、熱分解効率のおよそ20〜25%の上昇を可能にす
る。加熱用の構成要素が位置する過熱帯域とノズルが位
置する付着帯域との間隔は、冷却現象の低減を可能にす
る1m程度又はもっと短い間隔が推奨される。
【0037】更に、他面への影響を軽減させるためにガ
ラス面の一方、一般には上面が過熱されるとは言え、こ
の他面のわずかな冷却を行ってもよい。DBTF(ジブ
チルスズフルオリド)粉末から例えば得られる、フッ素
をドープされた酸化スズの薄い低輻射率フィルムで被覆
しようとする帯状ガラスで行われる40〜50℃ほどの
過熱によって、過熱を行わずに製造された、同じ性質で
あるが厚さが70〜150nmずつ厚いフィルムの輻射率
性能が得られる。
【0038】例えば、過熱後に製造された、フッ素をド
ープされた酸化スズフィルムはほぼ5×10-4Ω・cmの
抵抗率を有することができるのに対し、過熱なしの場合
の抵抗率はほぼ10×10-4Ω・cmであろう。
【0039】次に掲げる表は、フッ素をドープしたSn
2 のフィルムの場合について性能の向上を比較して示
すものである。
【0040】
【表1】
【0041】同等の性能の場合には、過熱はフィルムの
厚さの低減を可能にする。
【0042】とは言え、厚さの変動には色の変化が伴
い、新しい色が満足でない及び/又は意図する用途にと
って適当でないという危険がある。色に関連する束縛を
避けるために、抗着色処理が行われる。
【0043】この処理は、例えばフランス国特許第24
39167号明細書に記載されるように適当な厚み及び
指数の1又は2以上の下層フィルムであり、適当な厚み
及び指数の1又は2以上の上層フィルムであり、あるい
は1又は2以上の下層フィルムと1又は2以上の上層フ
ィルムとの組み合わせである。
【0044】本発明の一つの好ましい形態によれば、ガ
ラス基材は、該ガラス基材と薄い導電性フィルムとの間
に配置されたおよそ550nmの波長について最適化され
たλ/4の厚さ、指数n=(n(ガラス)×n(フィル
ム))1/2 の、少なくとも一つの付着下層フィルムによ
って抗着色機能が達成されることを特徴とする。
【0045】ガラスの冷却及び追加の間隔を必要としな
いで下層フィルムを製造する簡単な方法は、フロート装
置内でCVDにより下層フィルムを付着させることであ
る。このフロート装置内でのCVD技術は、特にフラン
ス国特許第2274572号、第2382511号及び
第2314152号各明細書に記載される。この技術
は、特に抗着色SiO−Siフィルムの製造のために使
用される。
【0046】有利には、この下層フィルムの付着を可能
にするCVDのためのノズルは、フランス国特許出願第
91/01683号及び第91/01682号各明細書
に記載されるタイプのものである。
【0047】CVDにより付着させた抗着色フィルム
は、およそ70〜80nmの厚さと、1.45〜2の指
数、好ましくは1.60〜1.80、より具体的に最適
の効果について言えば1.68〜1.72の指数を有す
るべきである。
【0048】このフィルムを得るために使われるガス状
組成物は、通常、欧州特許第275662号及び第34
8185号明細書に教示されるように、エチレンのよう
な不飽和炭化物と、そしてまたことによっては二酸化炭
素CO2 又は他のガスのような酸化体と一緒のシランを
含んでなる。
【0049】例えば、フランス国特許出願第90/08
530号及び第90/08531号各明細書に記載され
た液体熱分解技術といったような、下層フィルムを製造
するための他の技術もやはり可能であり、この場合下層
フィルムは前者ではAl2 3 /TiO2 に基づくもの
であり、後者ではAl2 3 /SnO2 に基づくもので
ある。
【0050】フランス国特許出願第90/15277号
により教示された固体熱分解による下層フィルムも可能
である。
【0051】ガラスのフロート製造ラインで直接、固
体、液体又はガス熱分解により製造される上層フィルム
も可能である。例えば、フランス国特許出願第91/0
2002号明細書に記載されたおよそ80〜100nmの
厚さと1.4〜1.7の指数を有するAl2 3 の上層
フィルムである。
【0052】従って、抗着色機能は、低輻射率の導電性
フィルムの熱分解前の過熱と関連してかなり有利なもの
である。それは着色の制約を克服することを可能にし、
また、厚さの観点から、過熱が可能にする追加の自由か
ら十分に利益を得るのを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】フロート装置を含めた平板ガラスの製造ライン
を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1…フロートガラス製造ライン 2…フロート装置 4…囲い容器 5…帯状ガラス 6…徐冷炉 8…被覆手段 9…ノズル 10…加熱手段 11…ノズル

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被覆を受け取ろうとする基材の面をこの
    基材の軟化温度よりも高いか又は等しい温度、特に69
    0℃に達することができる温度まで過熱し、そして次
    に、この基材の厚み内に当該基材の軟化温度より高くな
    る値までの温度の均質化を生じさせずに熱分解による被
    覆の付着を行うことを特徴とする、ガラス基材へ熱分解
    により被覆を付着させる方法。
  2. 【請求項2】 前記ガラス基材がフロートガラス製造用
    の囲い容器から出て来る移動帯状ガラスであることを特
    徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記被覆を受け取ろうとする基材の面
    を、それが当該熱分解による付着中に特に580℃程度
    の通常の熱分解温度に比べて60℃までの範囲の温度上
    昇を示すように過熱することを特徴とする、請求項1又
    は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記温度上昇が30〜60℃であること
    を特徴とする、請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記被覆を受け取ろうとする基材の面
    を、それが当該熱分解による付着中に630℃程度の温
    度を有するように過熱することを特徴とする、請求項1
    から4までのいずれか一つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記ガラス基材の反対側の面を同時に冷
    却することを特徴とする、請求項1から5までのいずれ
    か一つに記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記過熱を最大で1m程度、好ましくは
    50〜60cm程度の距離にわたって行うことを特徴とす
    る、請求項1から6までのいずれか一つに記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記熱分解による付着の帯域から前記過
    熱の帯域を隔てている間隔が1m程度であることを特徴
    とする、請求項1から7までのいずれか一つに記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 前記過熱をガス加熱手段により、特にア
    セチレン、プロパン又はブタンを使って達成することを
    特徴とする、請求項1から8までのいずれか一つに記載
    の方法。
  10. 【請求項10】 前記過熱を輻射による加熱と対流によ
    る加熱とを組み合わせる加熱要素によって達成すること
    を特徴とする、請求項1から9までのいずれか一つに記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 前記過熱での熱分解に抗着色処理(ant
    i-colourtreatment) を組み合わせることを特徴とす
    る、請求項1から10までのいずれか一つに記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 前記抗着色処理が当該フロートガラス
    製造用囲い容器内でのCVDによりガス状シランと不飽
    和炭化物との混合物から製造されるSiO/Siの少な
    くとも一つの下層フィルムを含むことを特徴とする、請
    求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記被覆が好ましくは粉体化合物の熱
    分解により製造された、フッ素をドープされた酸化スズ
    を基礎材料としている、請求項1から12までのいずれ
    か一つに記載の方法により得られたものの特徴を有する
    基材。
  14. 【請求項14】 当該被覆の抵抗率が5×10-4Ω・cm
    ほどの小さなものに達することを特徴とする、請求項1
    3記載の被覆されたガラス基材。
  15. 【請求項15】 当該被覆の輻射率が170〜340nm
    の厚さの場合に0.17〜0.30であることを特徴と
    する、請求項13又は14記載の被覆基材。
  16. 【請求項16】 抗着色機能を有する1又は2以上のフ
    ィルムを更に有することを特徴とする、請求項13から
    15までのいずれか一つに記載の被覆されたガラス基
    材。
  17. 【請求項17】 前記抗着色機能が、当該ガラス基材と
    当該被覆との間に配置された550nm程度の波長につい
    て最適化されたλ/4の厚さの、指数n=(n(ガラ
    ス)×n(フィルム))1/2 を有する少なくとも一つの
    下層フィルムにより作り出されることを特徴とする、請
    求項16記載のガラス基材。
  18. 【請求項18】 前記下層フィルムがCVD、液体化合
    物からの熱分解及び粉体化合物からの熱分解からなる群
    のうちの一つの方法により付着させられていることを特
    徴とする、請求項17記載のガラス基材。
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