JPH05123372A - 按摩装置 - Google Patents
按摩装置Info
- Publication number
- JPH05123372A JPH05123372A JP29322891A JP29322891A JPH05123372A JP H05123372 A JPH05123372 A JP H05123372A JP 29322891 A JP29322891 A JP 29322891A JP 29322891 A JP29322891 A JP 29322891A JP H05123372 A JPH05123372 A JP H05123372A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse
- circuit
- control circuit
- timing
- transistor
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- Percussion Or Vibration Massage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、二つの振動式按摩器が夫々備
えたモータのばらつきによる両振動子の振動の違いをな
くして、違和感なく快適に使用できるようにした按摩装
置を得ることにある。 【構成】第1,第2のスイッチングトランジスタのオン
により二つの振動式按摩器のモータを夫々位相制御す
る。基準パルス発生回路が整流スタックの整流波形と同
じ周期で形成する基準パルスをもとに、タイミングパル
ス発生回路は基準タイミングパルスを形成し、タイミン
グ調整パルス発生回路はタイミング調整パルスを形成
し、これら両パルスの立ち下がり時に第1,第2のトラ
ンジスタ制御部はトリガパルスを発生して、前記第1,
第2トランジスタをオンさせる。前記タイミング調整パ
ルスのパルス幅の大きさを調整可能とすることにより、
一方のトリガパルスの発生タイミングを、パルス幅が変
化しない基準タイミングパルスをもとに形成される他方
のトリガパルスに対してずらす調整を可能とした。
えたモータのばらつきによる両振動子の振動の違いをな
くして、違和感なく快適に使用できるようにした按摩装
置を得ることにある。 【構成】第1,第2のスイッチングトランジスタのオン
により二つの振動式按摩器のモータを夫々位相制御す
る。基準パルス発生回路が整流スタックの整流波形と同
じ周期で形成する基準パルスをもとに、タイミングパル
ス発生回路は基準タイミングパルスを形成し、タイミン
グ調整パルス発生回路はタイミング調整パルスを形成
し、これら両パルスの立ち下がり時に第1,第2のトラ
ンジスタ制御部はトリガパルスを発生して、前記第1,
第2トランジスタをオンさせる。前記タイミング調整パ
ルスのパルス幅の大きさを調整可能とすることにより、
一方のトリガパルスの発生タイミングを、パルス幅が変
化しない基準タイミングパルスをもとに形成される他方
のトリガパルスに対してずらす調整を可能とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、独立した二つの振動式
按摩器を備えて、その振動子により身体の足裏や腰など
を振動によりマッサージする按摩装置に関する。
按摩器を備えて、その振動子により身体の足裏や腰など
を振動によりマッサージする按摩装置に関する。
【0002】
【従来の技術】独立した二つの振動式按摩器を備える按
摩装置は、前記按摩器の振動子が所定間隔をもって並設
されているから、両足の裏等を同時にマッサージするの
に適している。この種の按摩装置に使用される振動式按
摩器は、モータの回転で偏心重りを回転させることによ
って、この重りを収納した振動子を回転させる構成であ
り、従来において二つの振動式按摩器が夫々別々に備え
たモータは、起動スイッチの投入によって同時に運転さ
れるようになっていた。
摩装置は、前記按摩器の振動子が所定間隔をもって並設
されているから、両足の裏等を同時にマッサージするの
に適している。この種の按摩装置に使用される振動式按
摩器は、モータの回転で偏心重りを回転させることによ
って、この重りを収納した振動子を回転させる構成であ
り、従来において二つの振動式按摩器が夫々別々に備え
たモータは、起動スイッチの投入によって同時に運転さ
れるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、モータの性
能にはばらつきがあるため、二つのモータに同一の回転
数を得ることは困難であるとともに、両モータの回転数
を同じにするための工夫は、従来において知られていな
かった。しかし、両足の裏等を同時に二つの独立した振
動式按摩器の振動子でマッサージをするものにおいて
は、両モータの回転数のばらつきに基づく偏心重りの回
転速度、換言すれば二つの振動子の振動数が異なるか
ら、被マッサージ部に対して違和感を与え易く快適に使
用できないという問題がある。
能にはばらつきがあるため、二つのモータに同一の回転
数を得ることは困難であるとともに、両モータの回転数
を同じにするための工夫は、従来において知られていな
かった。しかし、両足の裏等を同時に二つの独立した振
動式按摩器の振動子でマッサージをするものにおいて
は、両モータの回転数のばらつきに基づく偏心重りの回
転速度、換言すれば二つの振動子の振動数が異なるか
ら、被マッサージ部に対して違和感を与え易く快適に使
用できないという問題がある。
【0004】本発明の目的は、第1,第2の振動式按摩
器が夫々備えたモータのばらつきによる両振動子の振動
の違いをなくして、違和感なく快適に使用できる按摩装
置を得ることにある。
器が夫々備えたモータのばらつきによる両振動子の振動
の違いをなくして、違和感なく快適に使用できる按摩装
置を得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の按摩装置は、所定間隔をもって並設され、
かつ、モータおよびその動力により動かされて被マッサ
ージ部に接触する振動子を有した第1,第2の振動式按
摩器を、同時に運転させる制御回路が、
に、本発明の按摩装置は、所定間隔をもって並設され、
かつ、モータおよびその動力により動かされて被マッサ
ージ部に接触する振動子を有した第1,第2の振動式按
摩器を、同時に運転させる制御回路が、
【0006】第1スイッチングトランジスタを有し、こ
のトランジスタがオンされることにより前記第1の按摩
器のモータへの通電をなす第1通電量制御回路と、第2
スイッチングトランジスタを有し、このトランジスタが
オンされることにより前記第2の按摩器のモータへの通
電をなす第2通電量制御回路と、整流スタックを有して
商用交流電源から供給された交流を直流に変換する電源
回路と、前記整流スタックに接続され、整流出力の波形
の周期と同周期の基準パルスを形成する基準パルス発生
回路と、この基準パルス発生回路に接続され、前記基準
パルスの立ち下がりに応じて基準タイミングパルスを形
成するとともに、この基準タイミングパルスのパルス幅
を決める固定抵抗およびコンデンサからなる時定数回路
を備えたタイミングパルス発生回路と、このタイミング
パルス発生回路に接続され、前記基準タイミングパルス
の立ち下がり時に前記第1通電量制御回路の第1スイッ
チングトランジスタをオンさせるトリガパルスを発生す
る第1トランジスタ制御回路と、前記基準パルス発生回
路に接続され、前記基準パルスの立ち下がりに応じてタ
イミング調整パルスを形成するとともに、このタイミン
グ調整パルスのパルス幅を決める半固定抵抗およびコン
デンサからなる時定数回路を備えたタイミング調整パル
ス発生回路と、このタイミング調整パルス発生回路に接
続され、前記タイミング調整パルスの立ち下がり時に前
記第2通電量制御回路の第2スイッチングトランジスタ
をオンさせるトリガパルスを形成する第2トランジスタ
制御回路とを具備したものである。
のトランジスタがオンされることにより前記第1の按摩
器のモータへの通電をなす第1通電量制御回路と、第2
スイッチングトランジスタを有し、このトランジスタが
オンされることにより前記第2の按摩器のモータへの通
電をなす第2通電量制御回路と、整流スタックを有して
商用交流電源から供給された交流を直流に変換する電源
回路と、前記整流スタックに接続され、整流出力の波形
の周期と同周期の基準パルスを形成する基準パルス発生
回路と、この基準パルス発生回路に接続され、前記基準
パルスの立ち下がりに応じて基準タイミングパルスを形
成するとともに、この基準タイミングパルスのパルス幅
を決める固定抵抗およびコンデンサからなる時定数回路
を備えたタイミングパルス発生回路と、このタイミング
パルス発生回路に接続され、前記基準タイミングパルス
の立ち下がり時に前記第1通電量制御回路の第1スイッ
チングトランジスタをオンさせるトリガパルスを発生す
る第1トランジスタ制御回路と、前記基準パルス発生回
路に接続され、前記基準パルスの立ち下がりに応じてタ
イミング調整パルスを形成するとともに、このタイミン
グ調整パルスのパルス幅を決める半固定抵抗およびコン
デンサからなる時定数回路を備えたタイミング調整パル
ス発生回路と、このタイミング調整パルス発生回路に接
続され、前記タイミング調整パルスの立ち下がり時に前
記第2通電量制御回路の第2スイッチングトランジスタ
をオンさせるトリガパルスを形成する第2トランジスタ
制御回路とを具備したものである。
【0007】
【作用】この構成において、電源回路はその整流スタッ
クにより商用交流電源から供給された交流を直流に変換
する。基準パルス発生回路は、整流スタックから出る整
流出力の波形をもとに、この波形の周期と同周期の基準
パルスを形成する。基準タイミングパルス発生回路は、
基準パルスをもとに、このパルスの立ち下がりに応じた
タイミングで基準タイミングパルスを形成する。この基
準タイミングパルス発生回路の時定数回路の抵抗は固定
抵抗であるので、前記基準パイミングパルスのパルス幅
は、予め一定の大きさに定められている。タイミング調
整パルス発生回路は、基準パルスをもとに、このパルス
の立ち下がりに応じたタイミングでタイミング調整パル
スを形成する。そして、このタイミング調整パルス発生
回路の時定数回路の抵抗は半固定抵抗であるので、その
抵抗値を変えることにより、前記タイミング調整パルス
のパルス幅を任意に変えることができる。第1トランジ
スタ制御回路は、基準タイミングパルスの立ち下がりと
同時にトリガパルスを発生して、第1通電量制御回路の
第1スイッチングトランジスタをオンさせる。同様に第
2トランジスタ制御回路も、タイミング調整パルスの立
ち下がりと同時にトリガパルスを発生して、第2通電量
制御回路の第2スイッチングトランジスタをオンさせ
る。これらトランジスタのオンにより、第1,第2の振
動式按摩器のモータへの通電が夫々なされ、これらモー
タは位相制御されて、その振動子を振動させる。
クにより商用交流電源から供給された交流を直流に変換
する。基準パルス発生回路は、整流スタックから出る整
流出力の波形をもとに、この波形の周期と同周期の基準
パルスを形成する。基準タイミングパルス発生回路は、
基準パルスをもとに、このパルスの立ち下がりに応じた
タイミングで基準タイミングパルスを形成する。この基
準タイミングパルス発生回路の時定数回路の抵抗は固定
抵抗であるので、前記基準パイミングパルスのパルス幅
は、予め一定の大きさに定められている。タイミング調
整パルス発生回路は、基準パルスをもとに、このパルス
の立ち下がりに応じたタイミングでタイミング調整パル
スを形成する。そして、このタイミング調整パルス発生
回路の時定数回路の抵抗は半固定抵抗であるので、その
抵抗値を変えることにより、前記タイミング調整パルス
のパルス幅を任意に変えることができる。第1トランジ
スタ制御回路は、基準タイミングパルスの立ち下がりと
同時にトリガパルスを発生して、第1通電量制御回路の
第1スイッチングトランジスタをオンさせる。同様に第
2トランジスタ制御回路も、タイミング調整パルスの立
ち下がりと同時にトリガパルスを発生して、第2通電量
制御回路の第2スイッチングトランジスタをオンさせ
る。これらトランジスタのオンにより、第1,第2の振
動式按摩器のモータへの通電が夫々なされ、これらモー
タは位相制御されて、その振動子を振動させる。
【0008】したがって、基準パルスの発生から一定時
間遅れて形成される基準タイミングパルスの立ち下がり
時期に対して、時定数を変えることによりパルス幅が調
整されるタイミング調整パルスの立ち下がり時期を早く
或いは遅くずらして、両スイッチングトランジスタがオ
ンするタイミングを調整できる。それにより、両モータ
の性能のばらつきを補正して、その回転数を同じにでき
る。
間遅れて形成される基準タイミングパルスの立ち下がり
時期に対して、時定数を変えることによりパルス幅が調
整されるタイミング調整パルスの立ち下がり時期を早く
或いは遅くずらして、両スイッチングトランジスタがオ
ンするタイミングを調整できる。それにより、両モータ
の性能のばらつきを補正して、その回転数を同じにでき
る。
【0009】
【実施例】以下、図1〜図6を参照して本発明の一実施
例を説明する。
例を説明する。
【0010】図3〜図5において符号1は略直方体状を
なすケーシングで、底板2と、この底板2で下端開口を
塞がれるケーシング本体3とを連結して形成されてい
る。ケーシング1は図示しないが操作パネルを持ってい
る。ケーシング本体3の上壁には、長方形の開口3aが
形成されているとともに、この開口3a内に位置するス
イッチ板4が設けられている。
なすケーシングで、底板2と、この底板2で下端開口を
塞がれるケーシング本体3とを連結して形成されてい
る。ケーシング1は図示しないが操作パネルを持ってい
る。ケーシング本体3の上壁には、長方形の開口3aが
形成されているとともに、この開口3a内に位置するス
イッチ板4が設けられている。
【0011】スイッチ板4は、図4に示すように開口3
aの長辺に沿う基部4aの両端部に突部4bを設けると
ともに、中間部にも突部4cを設けて略E字形状をなし
ている。このスイッチ板4は開口3aの縁部に設けた一
対の取付け部5(図5の一つのみ図示)に板ばね6を介
して取付けられている。板ばね6はスイッチ板4を前記
上壁と面一となるように常に上向きに付勢している。ス
イッチ板4はその長さ方向両端に掛合片4dを夫々有し
ており、これら掛合片4dは開口3aの短い方の縁部下
面に掛合され、それによりスイッチ板4を水平状に保持
するようになっている。
aの長辺に沿う基部4aの両端部に突部4bを設けると
ともに、中間部にも突部4cを設けて略E字形状をなし
ている。このスイッチ板4は開口3aの縁部に設けた一
対の取付け部5(図5の一つのみ図示)に板ばね6を介
して取付けられている。板ばね6はスイッチ板4を前記
上壁と面一となるように常に上向きに付勢している。ス
イッチ板4はその長さ方向両端に掛合片4dを夫々有し
ており、これら掛合片4dは開口3aの短い方の縁部下
面に掛合され、それによりスイッチ板4を水平状に保持
するようになっている。
【0012】図3に示すように底板2には二つの上向き
支え突部11が突設され、これら突部11は互いに逆方
向に傾斜した取付け面11aを有している。そして、こ
れら取付け面11aに接して第1,第2の按摩器12
A,12Bが夫々別々に支え突部11に固定されてい
る。すなわち、按摩器12A,12Bはケーシング1に
その長さ方向に所定間隔をもって並設されているととも
に、前記傾斜した取付け面11aによって図3に示すよ
うにケーシング1の正面から見てハの字配置に設けられ
ている。しかも、以上の配置にあって後述する振動子相
互の間隔は、これら二つの振動子に夫々別々に足裏をの
せた時に両足が競り合うことがない寸法に定められてい
る。
支え突部11が突設され、これら突部11は互いに逆方
向に傾斜した取付け面11aを有している。そして、こ
れら取付け面11aに接して第1,第2の按摩器12
A,12Bが夫々別々に支え突部11に固定されてい
る。すなわち、按摩器12A,12Bはケーシング1に
その長さ方向に所定間隔をもって並設されているととも
に、前記傾斜した取付け面11aによって図3に示すよ
うにケーシング1の正面から見てハの字配置に設けられ
ている。しかも、以上の配置にあって後述する振動子相
互の間隔は、これら二つの振動子に夫々別々に足裏をの
せた時に両足が競り合うことがない寸法に定められてい
る。
【0013】2個の独立した按摩器12A,12Bの構
成は図6に示されている。すなわち、符号13は、モー
タ14が内蔵されるとともに一端部に筒部13aを有し
た按摩器本体で、15は中空の球状をなし、その外面に
筒部15aを有した硬質の振動子である。振動子15に
は偏心重り16が内蔵されており、その軸16aは筒部
15aに軸受け17を介して回転自在に支持されてい
る。モータ14の回転軸14aは筒部13aに挿入さ
れ、この軸14aと軸16aとは、これらに両端部を嵌
着して設けられた湾曲可能なコイルバネ18を介して連
結されている。そして、コイルバネ18は可撓性材料か
らなる蛇腹管19に収納されており、この管19の両端
部は夫々筒部13a,15aに嵌着されている。
成は図6に示されている。すなわち、符号13は、モー
タ14が内蔵されるとともに一端部に筒部13aを有し
た按摩器本体で、15は中空の球状をなし、その外面に
筒部15aを有した硬質の振動子である。振動子15に
は偏心重り16が内蔵されており、その軸16aは筒部
15aに軸受け17を介して回転自在に支持されてい
る。モータ14の回転軸14aは筒部13aに挿入さ
れ、この軸14aと軸16aとは、これらに両端部を嵌
着して設けられた湾曲可能なコイルバネ18を介して連
結されている。そして、コイルバネ18は可撓性材料か
らなる蛇腹管19に収納されており、この管19の両端
部は夫々筒部13a,15aに嵌着されている。
【0014】このような構成の按摩器12A,12Bは
既述のように斜めに取付けられ、それによって振動子1
5がスイッチ板4の突部4b,4c間に位置してケーシ
ング1の開口3aに露出されている。なお、図3〜図5
において符号23は柔軟性を有する布状のカバーであっ
て、前記操作パネルを露出させてケーシング本体3の外
面を覆って設けられている。
既述のように斜めに取付けられ、それによって振動子1
5がスイッチ板4の突部4b,4c間に位置してケーシ
ング1の開口3aに露出されている。なお、図3〜図5
において符号23は柔軟性を有する布状のカバーであっ
て、前記操作パネルを露出させてケーシング本体3の外
面を覆って設けられている。
【0015】ケーシング1内には底板2から起立した取
付け板20を介して起動スイッチ21が設けられてい
る。このスイッチ21には常開形のマイクロスイッチが
使用されている。起動スイッチ21のアクチュエータ2
1aと前記突部4cとの間には連結糸22が張り渡され
ている。この糸22を介してスイッチ板4は前記板ばね
6の力でアクチュエータ21aを常に引き上げている。
したがって、起動スイッチ21はこの按摩装置の非使用
時においてオフ状態を保持するものである。
付け板20を介して起動スイッチ21が設けられてい
る。このスイッチ21には常開形のマイクロスイッチが
使用されている。起動スイッチ21のアクチュエータ2
1aと前記突部4cとの間には連結糸22が張り渡され
ている。この糸22を介してスイッチ板4は前記板ばね
6の力でアクチュエータ21aを常に引き上げている。
したがって、起動スイッチ21はこの按摩装置の非使用
時においてオフ状態を保持するものである。
【0016】また、ケーシング1内には2個の按摩器1
2A,12Bの運転を制御する制御回路25が収納され
ている。この制御回路25の構成は図1に示され、第1
の按摩器12Aが備えるモータ14(なお、区別の必要
上図1および以下の説明においては符号「14A」で示
す。)に対して位相制御をする第1通電量制御回路31
と、第2の按摩器12Bが備えるモータ14(なお、区
別の必要上図1および以下の説明においては符号「14
B」で示す。)に対して位相制御をする第2通電量制御
回路32と、電源回路33と、基準パルス発生回路34
と、強弱調整回路35と、タイミング発生回路36と、
第1トランジスタ制御回路37と、タイミング調整パル
ス発生回路38と、第2トランジスタ制御回路39とを
備えて形成されている。
2A,12Bの運転を制御する制御回路25が収納され
ている。この制御回路25の構成は図1に示され、第1
の按摩器12Aが備えるモータ14(なお、区別の必要
上図1および以下の説明においては符号「14A」で示
す。)に対して位相制御をする第1通電量制御回路31
と、第2の按摩器12Bが備えるモータ14(なお、区
別の必要上図1および以下の説明においては符号「14
B」で示す。)に対して位相制御をする第2通電量制御
回路32と、電源回路33と、基準パルス発生回路34
と、強弱調整回路35と、タイミング発生回路36と、
第1トランジスタ制御回路37と、タイミング調整パル
ス発生回路38と、第2トランジスタ制御回路39とを
備えて形成されている。
【0017】第1通電量制御回路31は、一方のモータ
14Aに直列接続された双方向性サイリスタ41と、こ
のサイリスタ41の主電極間を接続したフォト・カプラ
42の受光素子42aおよび抵抗43の直列回路と、プ
ラス5Vの電源端子とグランドとの間に接続された抵抗
44、フォト・カプラ42の発光ダイオード42b、第
1スイッチングトランジスタ45のエミッタ・コレクタ
間の直列回路とから形成されている。
14Aに直列接続された双方向性サイリスタ41と、こ
のサイリスタ41の主電極間を接続したフォト・カプラ
42の受光素子42aおよび抵抗43の直列回路と、プ
ラス5Vの電源端子とグランドとの間に接続された抵抗
44、フォト・カプラ42の発光ダイオード42b、第
1スイッチングトランジスタ45のエミッタ・コレクタ
間の直列回路とから形成されている。
【0018】この制御回路31は、その第1スイッチン
グトランジスタ45がオンされることにより、交流 100
Vと直流とを分離しているフォト・カプラ42での光電
変換により発生する小電流を、双方向性サイリスタ41
のゲートに与え、このサイリスタ41を導通させて一方
のモータ14Aへの通電を可能にする。
グトランジスタ45がオンされることにより、交流 100
Vと直流とを分離しているフォト・カプラ42での光電
変換により発生する小電流を、双方向性サイリスタ41
のゲートに与え、このサイリスタ41を導通させて一方
のモータ14Aへの通電を可能にする。
【0019】この第1通電量制御回路31と並列に設け
られた第2通電量制御回路32の構成は、第1通電量制
御回路31と同様である。すなわち、第2通電量制御回
路32は、他方のモータ14Bに直列接続された双方向
性サイリスタ46と、このサイリスタ46の主電極間を
接続したフォト・カプラ47の受光素子47aおよび抵
抗48の直列回路と、プラス5Vの電源端子とグランド
との間に接続された抵抗49、フォト・カプラ47の発
光ダイオード47b、第2スイッチングトランジスタ5
0のエミッタ・コレクタ間の直列回路とから形成されて
いる。
られた第2通電量制御回路32の構成は、第1通電量制
御回路31と同様である。すなわち、第2通電量制御回
路32は、他方のモータ14Bに直列接続された双方向
性サイリスタ46と、このサイリスタ46の主電極間を
接続したフォト・カプラ47の受光素子47aおよび抵
抗48の直列回路と、プラス5Vの電源端子とグランド
との間に接続された抵抗49、フォト・カプラ47の発
光ダイオード47b、第2スイッチングトランジスタ5
0のエミッタ・コレクタ間の直列回路とから形成されて
いる。
【0020】この制御回路32は、その第2スイッチン
グトランジスタ50がオンされることにより、交流 100
Vと直流とを分離しているフォト・カプラ47での光電
変換により発生する小電流を、双方向性サイリスタ46
のゲートに与え、このサイリスタ46を導通させて他方
のモータ14Bへの通電を可能にする。
グトランジスタ50がオンされることにより、交流 100
Vと直流とを分離しているフォト・カプラ47での光電
変換により発生する小電流を、双方向性サイリスタ46
のゲートに与え、このサイリスタ46を導通させて他方
のモータ14Bへの通電を可能にする。
【0021】電源回路33は、 100Vの商用交流電源を
降圧するトランス51と、このトランシ51の二次巻線
に接続された整流スタック52と、このスタック52の
出力端に接続された安定化回路とを備えている。安定化
回路は、ダイオード53と、コンデンサ54と、電解コ
ンデンサ55と、三端子レギュレータ56と、コンデン
サ57と、電解コンデンサ58とで形成されている。
降圧するトランス51と、このトランシ51の二次巻線
に接続された整流スタック52と、このスタック52の
出力端に接続された安定化回路とを備えている。安定化
回路は、ダイオード53と、コンデンサ54と、電解コ
ンデンサ55と、三端子レギュレータ56と、コンデン
サ57と、電解コンデンサ58とで形成されている。
【0022】この電源回路33は、トランス51により
降圧された交流を整流スタック52により直流に変換し
て、この直流を安定化回路で平滑にするとともに安定さ
せて、プラス5Vの直流出力を形成するものである。整
流スタック52は商用交流電源の電源周波数の1/2の
周期の整流出力aを出し、その整流波形は図2に示され
ている。
降圧された交流を整流スタック52により直流に変換し
て、この直流を安定化回路で平滑にするとともに安定さ
せて、プラス5Vの直流出力を形成するものである。整
流スタック52は商用交流電源の電源周波数の1/2の
周期の整流出力aを出し、その整流波形は図2に示され
ている。
【0023】基準パルス発生回路34は、整流スタック
52のプラス出力端およびグランドの間に接続された抵
抗59,60の直流分圧回路と、プラス5Vの電源端子
およびグランドの間に接続された抵抗61とトランジス
タ62のコレクタ・エミッタ間との直列回路とからな
り、トランジスタ62のベースは抵抗59,60の相互
接続点に接続されている。トランジスタ62の動作電圧
は例えば 0.6Vである。
52のプラス出力端およびグランドの間に接続された抵
抗59,60の直流分圧回路と、プラス5Vの電源端子
およびグランドの間に接続された抵抗61とトランジス
タ62のコレクタ・エミッタ間との直列回路とからな
り、トランジスタ62のベースは抵抗59,60の相互
接続点に接続されている。トランジスタ62の動作電圧
は例えば 0.6Vである。
【0024】この基準パルス発生回路34は、前記整流
出力aが供給されることにより、その整流波形の周期と
同周期の基準パルスを含む基準信号bを出力する。すな
わち、図2により説明すれば、整流波形の電圧変動に基
づいてトランジスタ62のベースに動作電圧( 0.6V)
より小さい値の電圧が印加されている期間Aは、トラン
ジスタ62がオフされるから、そのコレクタ電位は高く
なり、逆に前記動作電圧より大きい値の電圧が印加され
ている期間Bは、トランジスタ62がオンされるから、
そのコレクタ電位は低くなる。したがって、前記基準パ
ルス発生回路34は、(A+B) の周期でA期間の基準
パルスを形成して、このパルスをトランジスタ62のコ
レクタと抵抗61との間から出力する。
出力aが供給されることにより、その整流波形の周期と
同周期の基準パルスを含む基準信号bを出力する。すな
わち、図2により説明すれば、整流波形の電圧変動に基
づいてトランジスタ62のベースに動作電圧( 0.6V)
より小さい値の電圧が印加されている期間Aは、トラン
ジスタ62がオフされるから、そのコレクタ電位は高く
なり、逆に前記動作電圧より大きい値の電圧が印加され
ている期間Bは、トランジスタ62がオンされるから、
そのコレクタ電位は低くなる。したがって、前記基準パ
ルス発生回路34は、(A+B) の周期でA期間の基準
パルスを形成して、このパルスをトランジスタ62のコ
レクタと抵抗61との間から出力する。
【0025】強弱調整回路35は、パルス幅を決めるた
めの可変抵抗63およびコンデンサ64からなる時定数
回路が接続された単安定マルチバイブレータからなり、
その入力端は前記トランジスタ62のコレクタと抵抗6
1との間に接続されている。この強弱調整回路35は、
図2に示されるように基準パルスの立ち上がりと同時に
立ち上がるとともに、この基準パルスのパルス幅よりも
パルス幅が大きい強弱パルスを含む強弱基準信号cを出
力するものである。この信号cの強弱基準パルスのパル
ス幅t1は、可変抵抗63の抵抗値を変えることにより任
意の大きさに調整できる。その調整により、前記モータ
14A,14Bに対する通電時間を変えて、これらモー
タ14A,14Bの回転数(すなわち、マッサージ作用
の強弱)を同時に可変できる。勿論、可変抵抗63はケ
ーシング1の外部に臨んだ前記操作パネルに配置されて
いる。
めの可変抵抗63およびコンデンサ64からなる時定数
回路が接続された単安定マルチバイブレータからなり、
その入力端は前記トランジスタ62のコレクタと抵抗6
1との間に接続されている。この強弱調整回路35は、
図2に示されるように基準パルスの立ち上がりと同時に
立ち上がるとともに、この基準パルスのパルス幅よりも
パルス幅が大きい強弱パルスを含む強弱基準信号cを出
力するものである。この信号cの強弱基準パルスのパル
ス幅t1は、可変抵抗63の抵抗値を変えることにより任
意の大きさに調整できる。その調整により、前記モータ
14A,14Bに対する通電時間を変えて、これらモー
タ14A,14Bの回転数(すなわち、マッサージ作用
の強弱)を同時に可変できる。勿論、可変抵抗63はケ
ーシング1の外部に臨んだ前記操作パネルに配置されて
いる。
【0026】タイミングパルス発生回路36は、パルス
幅を決めるための固定抵抗65およびコンデンサ66か
らなる時定数回路が接続された単安定マルチバイブレー
タからなり、その入力端は前記強弱調整回路35の出力
端に接続されている。このタイミングパルス発生回路3
6は、図2に示されるように強弱基準パルスの立ち下が
りと同時に立ち上がる基準タイミングパルスを含む基準
タイミング信号dを出力するものである。基準タイミン
グパルスのパルス幅t2は、前記時定数回路の抵抗65が
その抵抗値を調整不能な固定抵抗であることにより、所
定幅に定められ、調整することはできない。
幅を決めるための固定抵抗65およびコンデンサ66か
らなる時定数回路が接続された単安定マルチバイブレー
タからなり、その入力端は前記強弱調整回路35の出力
端に接続されている。このタイミングパルス発生回路3
6は、図2に示されるように強弱基準パルスの立ち下が
りと同時に立ち上がる基準タイミングパルスを含む基準
タイミング信号dを出力するものである。基準タイミン
グパルスのパルス幅t2は、前記時定数回路の抵抗65が
その抵抗値を調整不能な固定抵抗であることにより、所
定幅に定められ、調整することはできない。
【0027】第1トランジスタ制御回路37は、パルス
幅を決めるための固定抵抗67およびコンデンサ68か
らなる時定数回路が接続された単安定マルチバイブレー
タからなり、その入力端は前記タイミングパルス発生回
路36の出力端に接続されている。この制御回路37
は、図2に示されるように基準タイミングパルスの立ち
下がりと同時に立ち上がるトルガパルスを含むトリガ信
号eを出力するものである。トリガパルスのパルス幅t3
は、前記時定数回路の抵抗67がその抵抗値を調整不能
な固定抵抗であることにより、所定幅に定められ、調整
することはできない。なお、パルス幅t3は前記時定数回
路の時定数により例えば 100μs程度に定められてい
る。この第1トランジスタ制御回路37の出力端は、抵
抗69を介して前記第1スイッチングトランジスタ45
のベースに接続されている。前記トリガパルスの印加に
よって第1スイッチングトランジスタ45はオンされ
る。
幅を決めるための固定抵抗67およびコンデンサ68か
らなる時定数回路が接続された単安定マルチバイブレー
タからなり、その入力端は前記タイミングパルス発生回
路36の出力端に接続されている。この制御回路37
は、図2に示されるように基準タイミングパルスの立ち
下がりと同時に立ち上がるトルガパルスを含むトリガ信
号eを出力するものである。トリガパルスのパルス幅t3
は、前記時定数回路の抵抗67がその抵抗値を調整不能
な固定抵抗であることにより、所定幅に定められ、調整
することはできない。なお、パルス幅t3は前記時定数回
路の時定数により例えば 100μs程度に定められてい
る。この第1トランジスタ制御回路37の出力端は、抵
抗69を介して前記第1スイッチングトランジスタ45
のベースに接続されている。前記トリガパルスの印加に
よって第1スイッチングトランジスタ45はオンされ
る。
【0028】タイミング調整パルス発生回路38は、パ
ルス幅を決めるための半固定抵抗71およびコンデンサ
72からなる時定数回路が接続された単安定マルチバイ
ブレータからなり、その入力端は前記強弱調整回路35
の出力端に接続されている。このパルス発生回路38
は、図2に示されるように強弱基準パルスの立ち下がり
と同時に立ち上がるタイミング調整パルスを含むタイミ
ング調整信号fを出力するものである。タイミングパル
ス調整のパルス幅t4は、半固定抵抗71の抵抗値を変え
ることにより任意の大きさに調整できる。
ルス幅を決めるための半固定抵抗71およびコンデンサ
72からなる時定数回路が接続された単安定マルチバイ
ブレータからなり、その入力端は前記強弱調整回路35
の出力端に接続されている。このパルス発生回路38
は、図2に示されるように強弱基準パルスの立ち下がり
と同時に立ち上がるタイミング調整パルスを含むタイミ
ング調整信号fを出力するものである。タイミングパル
ス調整のパルス幅t4は、半固定抵抗71の抵抗値を変え
ることにより任意の大きさに調整できる。
【0029】第2トランジスタ制御回路39は、パルス
幅を決めるための固定抵抗73およびコンデンサ74か
らなる時定数回路が接続された単安定マルチバイブレー
タからなり、その入力端は前記タイミング調整パルス発
生回路38の出力端に接続されている。この制御回路3
9は、図2に示されるようにタイミング調整パルスの立
ち下がりと同時に立ち上がるトルガパルスを含むトリガ
信号gを出力するものである。トリガパルスのパルス幅
t5は、前記時定数回路の抵抗73がその抵抗値を調整不
能な固定抵抗であることにより、所定幅に定められ、調
整することはできない。なお、パルス幅t5は第1トラン
ジスタ制御回路37のトリガパルスと同様に 100μs程
度に定められている。この第2トランジスタ制御回路3
9の出力端は、抵抗75を介して前記第2スイッチング
トランジスタ50のベースに接続されている。前記トリ
ガパルスの印加によって第2スイッチングトランジスタ
50はオンされる。
幅を決めるための固定抵抗73およびコンデンサ74か
らなる時定数回路が接続された単安定マルチバイブレー
タからなり、その入力端は前記タイミング調整パルス発
生回路38の出力端に接続されている。この制御回路3
9は、図2に示されるようにタイミング調整パルスの立
ち下がりと同時に立ち上がるトルガパルスを含むトリガ
信号gを出力するものである。トリガパルスのパルス幅
t5は、前記時定数回路の抵抗73がその抵抗値を調整不
能な固定抵抗であることにより、所定幅に定められ、調
整することはできない。なお、パルス幅t5は第1トラン
ジスタ制御回路37のトリガパルスと同様に 100μs程
度に定められている。この第2トランジスタ制御回路3
9の出力端は、抵抗75を介して前記第2スイッチング
トランジスタ50のベースに接続されている。前記トリ
ガパルスの印加によって第2スイッチングトランジスタ
50はオンされる。
【0030】なお、前記構成の制御回路25において、
基準パルス発生回路34、強弱調整回路35、タイミン
グパルス発生回路36、および第1トランジスタ制御回
路37は、マイクロコンピュータにより形成されてお
り、タイミング調整パルス発生回路38と第2トランジ
スタ制御回路39とは前記マイクロコンピュータの外付
け回路として設けられている。
基準パルス発生回路34、強弱調整回路35、タイミン
グパルス発生回路36、および第1トランジスタ制御回
路37は、マイクロコンピュータにより形成されてお
り、タイミング調整パルス発生回路38と第2トランジ
スタ制御回路39とは前記マイクロコンピュータの外付
け回路として設けられている。
【0031】前記構成の按摩装置は、例えば床に置いた
状態で上面に両足を載せたり、腰部や背中を載せたりし
て使用される。そして、例えば両足を載せることによっ
て、その重さでスイッチ板4が板ばね6を中心に回動し
て押し下げられるから、足裏がカバー23を介して按摩
器12A,12Bの振動子15に支持されるとともに、
連結糸22が緩んで起動スイッチ21が自動的に閉じら
れる。
状態で上面に両足を載せたり、腰部や背中を載せたりし
て使用される。そして、例えば両足を載せることによっ
て、その重さでスイッチ板4が板ばね6を中心に回動し
て押し下げられるから、足裏がカバー23を介して按摩
器12A,12Bの振動子15に支持されるとともに、
連結糸22が緩んで起動スイッチ21が自動的に閉じら
れる。
【0032】この起動スイッチ21の投入により、電源
回路33がプラス5Vの直流を作るとともに、その整流
スタック52からの整流出力aが供給される基準パルス
発生回路35では、そのトランジスタ62がオン・オフ
され、基準パルスを形成して強弱調整回路35に供給す
る。そうすると、この回路35は、パルス幅t1の強弱基
準パルスを形成して、それをタイミングパルス発生回路
36とタイミング調整パルス発生回路38とに夫々同時
に供給する。
回路33がプラス5Vの直流を作るとともに、その整流
スタック52からの整流出力aが供給される基準パルス
発生回路35では、そのトランジスタ62がオン・オフ
され、基準パルスを形成して強弱調整回路35に供給す
る。そうすると、この回路35は、パルス幅t1の強弱基
準パルスを形成して、それをタイミングパルス発生回路
36とタイミング調整パルス発生回路38とに夫々同時
に供給する。
【0033】強弱基準パルスが供給されたタイミングパ
ルス発生回路36はパルス幅t2の基準タイミングパルス
を形成し、このパルスが供給される第1トランジスタ制
御回路37はパルス幅t3のトリガパルスを形成して、そ
れを第1通電量制御回路31の第1スイッチングトラン
ジスタ45に印加する。したがって、第1通電量制御回
路31の双方向性サイリスタ41がオンされて、一方の
按摩器12Aのモータ14Aへの通電がなされる。この
モータ14Aの回転数は、基準パルスの立ち上がりから
トリガ信号eのトリガパルスの立ち上がりまでの時間に
依存する。
ルス発生回路36はパルス幅t2の基準タイミングパルス
を形成し、このパルスが供給される第1トランジスタ制
御回路37はパルス幅t3のトリガパルスを形成して、そ
れを第1通電量制御回路31の第1スイッチングトラン
ジスタ45に印加する。したがって、第1通電量制御回
路31の双方向性サイリスタ41がオンされて、一方の
按摩器12Aのモータ14Aへの通電がなされる。この
モータ14Aの回転数は、基準パルスの立ち上がりから
トリガ信号eのトリガパルスの立ち上がりまでの時間に
依存する。
【0034】前記強弱基準パルスが供給されたタイミン
グ調整パルス発生回路38はパルス幅t4のタイミング調
整パルスを形成し、この調整パルスが供給される第2ト
ランジスタ制御回路39はパルス幅t5のトリガパルスを
形成して、それを第2通電量制御回路32の第2スイッ
チングトランジスタ50に印加する。したがって、第2
通電量制御回路32の双方向性サイリスタ46がオンさ
れて、他方の按摩器12Bのモータ14Bへの通電がな
される。このモータ14Bの回転数は、基準パルスの立
ち上がりからトリガ信号gのトリガパルスの立ち上がり
までの時間に依存する。なお、図2に示されたモータ1
4Bの電圧波形において斜線で示す部分は駆動電流が流
されていることを示し、その期間t6ga双方向性サイリ
スタ46のオン時間、つまりモータ14Bへの通電時間
であるとともに、期間t7はモータ14Aにおいても同様
である。
グ調整パルス発生回路38はパルス幅t4のタイミング調
整パルスを形成し、この調整パルスが供給される第2ト
ランジスタ制御回路39はパルス幅t5のトリガパルスを
形成して、それを第2通電量制御回路32の第2スイッ
チングトランジスタ50に印加する。したがって、第2
通電量制御回路32の双方向性サイリスタ46がオンさ
れて、他方の按摩器12Bのモータ14Bへの通電がな
される。このモータ14Bの回転数は、基準パルスの立
ち上がりからトリガ信号gのトリガパルスの立ち上がり
までの時間に依存する。なお、図2に示されたモータ1
4Bの電圧波形において斜線で示す部分は駆動電流が流
されていることを示し、その期間t6ga双方向性サイリ
スタ46のオン時間、つまりモータ14Bへの通電時間
であるとともに、期間t7はモータ14Aにおいても同様
である。
【0035】このようにして両按摩器12A,12Bの
モータ14A,14Bが制御回路25により同時に駆動
される。この運転において、強弱調整回路35の調整に
より、その強弱基準パルスのパルス幅t1を短くすること
により、それに応じて駆動電流を増やしてモータ14
A,14Bの回転数を上げ、逆にパルス幅t1を長くする
ことにより駆動電流を減少させてモータ14A,14B
の回転数を下げることができる。それによって、マッサ
ージ作用の強さを使用者の好みに応じて調整できる。
また、前記制御回路25においては、基準パルスをもと
に、その発生から一定時間(t2+t2)遅れて形成される
トリガ信号eのトリガパルスの立ち上り時期に対して、
基準パルスをもとに発生されるトリガ信号gのトリガパ
ルスの立ち上がり時期をずらすことができる。
モータ14A,14Bが制御回路25により同時に駆動
される。この運転において、強弱調整回路35の調整に
より、その強弱基準パルスのパルス幅t1を短くすること
により、それに応じて駆動電流を増やしてモータ14
A,14Bの回転数を上げ、逆にパルス幅t1を長くする
ことにより駆動電流を減少させてモータ14A,14B
の回転数を下げることができる。それによって、マッサ
ージ作用の強さを使用者の好みに応じて調整できる。
また、前記制御回路25においては、基準パルスをもと
に、その発生から一定時間(t2+t2)遅れて形成される
トリガ信号eのトリガパルスの立ち上り時期に対して、
基準パルスをもとに発生されるトリガ信号gのトリガパ
ルスの立ち上がり時期をずらすことができる。
【0036】この処理は、製造時の調整工程において、
タイミング調整パルス発生回路38の半固定抵抗71の
抵抗値を変化させることにより実施される。この調整に
よりタイミング調整パルスのパルス幅t4の大きさが変わ
る。そのため、その立ち下がり時期、換言すればトリガ
信号gのトリガパルスの立ち上がり時期を、トリガ信号
eにおいて立ち上がり時期が固定(調整不能)なトリガ
パルスに対して遅くできることは勿論のこと、早くする
ことができる。したがって、調整の範囲が広い。なお、
前記調整の後には、半固定抵抗71の抵抗値は変化しな
いように固定される。
タイミング調整パルス発生回路38の半固定抵抗71の
抵抗値を変化させることにより実施される。この調整に
よりタイミング調整パルスのパルス幅t4の大きさが変わ
る。そのため、その立ち下がり時期、換言すればトリガ
信号gのトリガパルスの立ち上がり時期を、トリガ信号
eにおいて立ち上がり時期が固定(調整不能)なトリガ
パルスに対して遅くできることは勿論のこと、早くする
ことができる。したがって、調整の範囲が広い。なお、
前記調整の後には、半固定抵抗71の抵抗値は変化しな
いように固定される。
【0037】以上のようにタイミング調整パルス発生回
路38の時定数回路の時定数を変えて、両スイッチング
トランジスタ45,50がオンするタイミングを互いに
ずらすことができるので、その調整により、両モータ1
4A,14Bの性能のばらつきを補正して、その回転数
を同じにできる。したがって、二つの按摩器12A,1
2Bの振動子15の振動を同じにできるから、違和感な
く快適に使用できる。
路38の時定数回路の時定数を変えて、両スイッチング
トランジスタ45,50がオンするタイミングを互いに
ずらすことができるので、その調整により、両モータ1
4A,14Bの性能のばらつきを補正して、その回転数
を同じにできる。したがって、二つの按摩器12A,1
2Bの振動子15の振動を同じにできるから、違和感な
く快適に使用できる。
【0038】また、この按摩装置の上面から両足を外す
と、スイッチ板5が板ばね6の力で元の位置に戻される
ため、起動スイッチ21がオフされて、運転が自動的に
停止する。なお、本発明は前記一実施例には制約されな
い。例えば、強弱調整回路35は省略して実施しても良
い。
と、スイッチ板5が板ばね6の力で元の位置に戻される
ため、起動スイッチ21がオフされて、運転が自動的に
停止する。なお、本発明は前記一実施例には制約されな
い。例えば、強弱調整回路35は省略して実施しても良
い。
【0039】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の按摩装置に
おいては、二つの振動式按摩器が夫々備えたモータにそ
の性能のばらつきがあるにも拘らず、両モータの回転数
が同じとなるように両モータの運転を制御して両振動子
の振動を同じにできるから、違和感なく快適に使用でき
る。
おいては、二つの振動式按摩器が夫々備えたモータにそ
の性能のばらつきがあるにも拘らず、両モータの回転数
が同じとなるように両モータの運転を制御して両振動子
の振動を同じにできるから、違和感なく快適に使用でき
る。
【図1】本発明の一実施例に係る按摩装置の制御回路の
構成を示す図。
構成を示す図。
【図2】同一実施例に係る按摩装置の作用を説明するた
めのタイムチャート。
めのタイムチャート。
【図3】同一実施例に係る按摩装置を図4中Z−Z線に
沿って示す断面図。
沿って示す断面図。
【図4】同一実施例に係る按摩装置をそのカバーの一部
を省略して示す平面図。
を省略して示す平面図。
【図5】同一実施例に係る按摩装置を図4中Y−Y線に
沿って示す断面図。
沿って示す断面図。
【図6】同一実施例に係る按摩装置で使用する振動式按
摩器を示す縦断側面図。
摩器を示す縦断側面図。
12A,12B…按摩器、15…振動子、14(14
A,14B)…モータ、25…制御回路、31…第1通
電量制御回路、32…第2通電量制御回路、33…電源
回路、34…基準パルス発生回路、36…タイミングパ
ルス発生回路、37…第1トランジスタ制御回路、38
…タイミング調整パルス発生回路、39…第2トランジ
スタ制御回路、45…第1スイッチングトランジスタ、
50…第2スイッチングトランジスタ、52…整流スタ
ック、65…固定抵抗、66…コンデンサ、71…半固
定抵抗、72…コンデンサ。
A,14B)…モータ、25…制御回路、31…第1通
電量制御回路、32…第2通電量制御回路、33…電源
回路、34…基準パルス発生回路、36…タイミングパ
ルス発生回路、37…第1トランジスタ制御回路、38
…タイミング調整パルス発生回路、39…第2トランジ
スタ制御回路、45…第1スイッチングトランジスタ、
50…第2スイッチングトランジスタ、52…整流スタ
ック、65…固定抵抗、66…コンデンサ、71…半固
定抵抗、72…コンデンサ。
Claims (1)
- 【請求項1】 モータおよびその動力により動かされて
被マッサージ部に接触する振動子を有し、所定間隔をも
って並設された第1,第2の振動式按摩器と、これら按
摩器を同時に運転させる制御回路とを備えた按摩装置に
おいて、 前記制御回路が、 第1スイッチングトランジスタを有し、このトランジス
タがオンされることにより前記第1の按摩器のモータへ
の通電をなす第1通電量制御回路と、 第2スイッチングトランジスタを有し、このトランジス
タがオンされることにより前記第2の按摩器のモータへ
の通電をなす第2通電量制御回路と、 整流スタックを有して商用交流電源から供給された交流
を直流に変換する電源回路と、 前記整流スタックに接続され、整流出力の波形の周期と
同周期の基準パルスを形成する基準パルス発生回路と、 この基準パルス発生回路に接続され、前記基準パルスの
立ち下がりに応じて基準タイミングパルスを形成すると
ともに、この基準タイミングパルスのパルス幅を決める
固定抵抗およびコンデンサからなる時定数回路を備えた
タイミングパルス発生回路と、 このタイミングパルス発生回路に接続され、前記基準タ
イミングパルスの立ち下がり時に前記第1通電量制御回
路の第1スイッチングトランジスタをオンさせるトリガ
パルスを発生する第1トランジスタ制御回路と、 前記基準パルス発生回路に接続され、前記基準パルスの
立ち下がりに応じてタイミング調整パルスを形成すると
ともに、このタイミング調整パルスのパルス幅を決める
半固定抵抗およびコンデンサからなる時定数回路を備え
たタイミング調整パルス発生回路と、 このタイミング調整パルス発生回路に接続され、前記タ
イミング調整パルスの立ち下がり時に前記第2通電量制
御回路の第2スイッチングトランジスタをオンさせるト
リガパルスを形成する第2トランジスタ制御回路とを具
備したことを特徴とする按摩装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29322891A JPH05123372A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 按摩装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29322891A JPH05123372A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 按摩装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05123372A true JPH05123372A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=17792089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29322891A Pending JPH05123372A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 按摩装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05123372A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5180983A (en) * | 1990-09-27 | 1993-01-19 | Mitsubishi Denki K.K. | Ignition plug for an internal combustion engine provided with an ionization current detector electrode |
RU2730976C1 (ru) * | 2017-08-22 | 2020-08-26 | Сераджем., Лтд | Массажное устройство, содержащее вибратор |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP29322891A patent/JPH05123372A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5180983A (en) * | 1990-09-27 | 1993-01-19 | Mitsubishi Denki K.K. | Ignition plug for an internal combustion engine provided with an ionization current detector electrode |
RU2730976C1 (ru) * | 2017-08-22 | 2020-08-26 | Сераджем., Лтд | Массажное устройство, содержащее вибратор |
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