JPH05122872A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JPH05122872A
JPH05122872A JP3306987A JP30698791A JPH05122872A JP H05122872 A JPH05122872 A JP H05122872A JP 3306987 A JP3306987 A JP 3306987A JP 30698791 A JP30698791 A JP 30698791A JP H05122872 A JPH05122872 A JP H05122872A
Authority
JP
Japan
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switch
signal
battery
load
level
Prior art date
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Withdrawn
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JP3306987A
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English (en)
Inventor
Sadao Miyazaki
貞夫 宮崎
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2個のバッテリー装置を設け、常に規定時間
のバックアップを行い得るようになった電源装置を提供
することを目的としている。 【構成】 1側のバッテリー側スイッチms1−1がオ
ン、1側の負荷側スイッチms1−2がオン、2側のバ
ッテリー側スイッチms2−1がオン、2側の負荷側ス
イッチms2−2がオフしていると仮定する。この状態
の下では、1側の充電器CHG1がバッテリー装置BA
T1を充電すると共に負荷Lに電力を供給し、2側の充
電器CHG2はバッテリー装置BAT2を充電してい
る。交流入力が停電すると、バッテリー装置BAT1が
負荷Lに電力を供給する。交流入力が復電すると、1側
のバッテリー側スイッチms1−1がオン、1側の負荷
側スイッチms1−2がオフ、2側のバッテリー側スイ
ッチms2−1がオン、2側の負荷側スイッチms2−
2がオンする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1側の充電器と、1側
のバッテリー装置と、2側の充電器と、2側のバッテリ
ー装置とを有し、停電時には何れかのバッテリー装置か
ら負荷に電力を供給するようになった電源装置、特に、
この種の電源装置におけるバッテリー切換方式に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図9(a) は従来の電源回路の全体構成を
示す図である。図9(a) において、CB1−1とCB1
−2は配線用遮断器の接点、Tは変圧器、Q1はトラン
ジスタ、ms1−1とms1−2はマグネット・スイッ
チの接点、BAT1はバッテリー装置、Lは負荷、1は
制御部をそれぞれ示している。交流入力INPUT1は
直流に変換され、変圧器Tの1次巻線に印加される。変
圧器Tの1次巻線にはトランジスタQ1が接続されてお
り、制御部1から出力される信号*CHGONがLレベ
ル(低レベル)になると、トランジスタQ1はオン/オ
フを開始する。変圧器Tの2次側出力は直流に変換さ
れ、この直流がマグネット・スイッチの接点ms1−1
および配線用遮断器の接点CB1−2を介してバッテリ
ー装置BAT1に供給されると共に、マグネット・スイ
ッチの接点ms1−2を介して負荷Lに供給される。負
荷Lは、例えば計算機である。出力電圧OUTPUTは
制御部1に入力され、制御部1は電圧OUTPUTに基
づいてトランジスタQ1のパルス幅制御(出力電圧制
御)を行う。
【0003】図9(b) は図9(a) の制御部1の構成を示
す図である。図9(b) において、2は反転ゲート、3は
ANDゲート、4は反転ゲート、5はドライバ、6は反
転ゲート、MS1−1とMS1−2はマグネット・スイ
ッチをそれぞれ示している。反転ゲート2には信号*P
ONが入力される。操作者が例えば電源投入スイッチ
(図示せず)を押下すると、信号*PONはLレベルと
なる。なお、*が付いた信号はLレベルで有効を表す。
反転ゲート2の出力は、ANDゲート3に入力される。
ANDゲート3には、信号*DISABと信号*BEA
LMも入力される。
【0004】信号*DISABはバックアップ不要指示
信号であり、バックアップ不要指示スイッチ(図示せ
ず)を押下すると、信号*DISABはLレベルにな
る。信号*BEALMはバッテリー放電終止アラーム信
号であり、バッテリー装置BAT1の電圧がバッテリー
放電終止電圧VBE以下に低下すると、信号*BEALM
はLレベルになる。放電終止電圧VBE以下にバッテリー
装置の電圧が低下すると、バッテリー装置は電圧を回復
することが出来ない。ANDゲート3の出力は、反転ゲ
ート4および反転ゲート6に入力される。反転ゲート4
の出力はドライバ5に入力され、ドライバ5の出力はマ
グネット・スイッチMS1−1およびMS1−2に印加
される。反転ゲート6の出力が信号*CHGONにな
る。
【0005】図10は図9の従来回路のタイムチャート
である。最初に配線用遮断器CB1がオンされる。次
に、例えば電源投入スイッチが押下されると、信号*O
NはLレベルになり、これにより信号*PONはLレベ
ルになる。信号*PONがLレベルになると、信号*C
HGONはLレベルになり、マグネット・スイッチMS
1−1とマグネット・スイッチMS1−2はオンされ、
出力電圧OUTPUTはV3になる。
【0006】停電1が発生すると、交流入力INPUT
1の電圧は0Vになり、信号*CHGONはHレベルに
なり、バッテリー装置BAT1は使用状態になり、バッ
テリー装置BAT1から負荷Lに電力が供給される。復
電1が発生すると、交流入力INPUT1の電圧はV1
になり、信号*CHGONはLレベルになり、バッテリ
ー装置BAT1は未使用状態になる。
【0007】停電2が発生すると、交流入力INPUT
1の電圧は0Vになり、信号*CHGONはHレベルに
なり、バッテリー装置BAT1は使用状態になり、バッ
テリー装置BAT1から負荷Lに電力が供給される。停
電2が継続している状態の下で*BEALM(放電終止
電圧アラーム)が発生すると、信号*BEALMはLレ
ベルになり、マグネット・スイッチMS1−1とマグネ
ット・スイッチMS1−2はオフ状態になり、電圧OU
TPUTは0Vになる。*BEALM状態が解除される
と、信号*BEALMはHレベルになるが、その他の状
態は変化しない。
【0008】復電2が発生すると、交流入力INPUT
1の電圧はV1になり、信号*CHGONはLレベルに
なり、マグネット・スイッチMS1−1とマグネット・
スイッチMS1−2はオン状態になり、電圧OUTPU
TはV3になる。復電2が継続している状態の下で*D
ISAB指示(バックアップ不要指示)がなされると、
信号*DISABはLレベルになり、信号*CHGON
はHレベルになり、マグネット・スイッチMS1−1と
マグネット・スイッチMS1−2はオフ状態になり、電
圧OUTPUTは0Vになる。復電2が継続している状
態の下で*DISAB指示が解除されると、信号*DI
SABはHレベルになり、信号*CHGONはLレベル
になり、マグネット・スイッチMS1−1とマグネット
・スイッチMS1−2はオン状態になり、電圧OUTP
UTはV3になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来は、図9の回路お
よび図10のタイムチャートに示すように、1個のバッ
テリー装置により停電時のバックアップを行うようにし
ていたが、停電→復電が頻繁に発生するとバッテリー装
置の放電時間が短くなり、規定の時間が取れずに計算機
のデータが消滅してしまっていた。また、従来はバック
アップ不要指示信号(*DISAB)が有効を示す値に
なると、充電器をオフしていたため、交流入力があるに
もかかわらず充電がされないため、規定時間のバックア
ップが出来ないと言う問題があった。本発明は、この点
に鑑みて創作されたものであって、2個のバッテリー装
置を設け、常に規定時間のバックアップを行い得るよう
になった電源装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明の請求項1の電源装置は、2個のバッ
テリー装置(BAT1,BAT2) と、交流を直流に変換する整流
回路と、該整流回路の出力が入力されるDC−DCコン
バータとを有する2個の充電器(CHG1,CHG2) と、負荷
(L) と、1側の充電器(CHG1)の出力と1側のバッテリー
装置(BAT1)の間を接続/切断する1側のバッテリー側ス
イッチ(ms1-1) と、1側の充電器(CHG1)の出力と負荷
(L) の間を接続/切断する1側の負荷側スイッチ(ms1-
2) と、2側の充電器(CHG2)の出力と2側のバッテリー
装置(BAT2)の間を接続/切断する2側のバッテリー側ス
イッチ(ms2-1) と、2側の充電器(CHG2)の出力と負荷
(L) の間を接続/切断する2側の負荷側スイッチ(ms2-
2) と、1側の充電器(CHG1),1側のバッテリー側スイ
ッチ(ms1-1) および1側の負荷側スイッチ(ms1-2) を制
御する1側の制御手段と、2側の充電器(CHG2),2側の
バッテリー側スイッチ(ms2-1) および2側の負荷側スイ
ッチ(ms2-2) を制御する2側の制御手段と、負荷側スイ
ッチの開/閉状態を切り換えることを指示するオン指示
信号パルス(ONIND) を生成するオン指示信号生成手段
と、オン指示信号パルス(ONIND) が入力される度に、出
力である所のスイッチ・オン信号(*MSON) の論理値を反
転する記憶手段とを備え、オン指示信号生成手段は、1
側の停電検出信号(*INVA1)と2側の停電検出信号(*INVA
2)の両方が復電を示した時に、オン指示信号パルス(ONI
ND) を生成するように構成され、1側の制御手段は、1
側の停電検出信号(*INVA1)が復電を示している場合は1
側の充電器(CHG1)を動作させ、1側の停電検出信号(*IN
VA1)が停電を示している場合は1側の充電器(CHG1)を停
止させ、スイッチ・オン信号(*MSON) が低レベルで且つ
バックアップ不要指示信号(*DISAB)がバックアップ要を
示している場合は1側の負荷側スイッチ(ms1-2) を閉状
態にし、開条件が成立した場合は1側の負荷側スイッチ
(ms1-2) を開状態にし、スイッチ・オン信号(*MSON) が
低レベルを示し且つバックアップ不要指示信号号(*DISA
B)がバックアップ要を示している場合、1側の停電検出
信号(*INVA1)が復電を示している場合は1側のバッテリ
ー側スイッチ(ms1-1) を閉状態にし、開条件が成立した
場合は1側のバッテリー側スイッチ(ms1-1) を開状態に
するように構成され、2側の制御手段は、2側の停電検
出信号(*INVA2)が復電を示している場合は2側の充電器
(CHG2)を動作させ、2側の停電検出信号(*INVA2)が停電
を示している場合は2側の充電器(CHG2)を停止させ、ス
イッチ・オン信号(*MSON) が高レベルで且つバックアッ
プ不要指示信号(*DISAB)がバックアップ要を示している
場合は2側の負荷側スイッチ(ms2-2) を閉状態にし、開
条件が成立した場合は2側の負荷側スイッチ(ms2-2) を
開状態にし、スイッチ・オン信号(*MSON) が高レベルを
示し且つバックアップ不要指示信号(*DISAB)がバックア
ップ要を示している場合、2側の停電検出信号(*INVA2)
が復電を示している場合は2側のバッテリー側スイッチ
(ms2-1) を閉状態にし、開条件が成立した場合は2側の
バッテリー側スイッチ(ms2-1) を開状態にするように構
成されていることを特徴とするものである。請求項2の
電源装置は、請求項1の電源装置において、オン指示信
号生成手段は、バッテリー劣化アラーム信号(*BALM1,*B
ALM2) が有効を示す値になった時に、オン指示信号パル
ス(ONIND) を生成するように構成されていることを特徴
とするものである。請求項3の電源装置は、請求項1又
は2の電源装置において、1側の制御手段は、1側のバ
ッテリー側スイッチ(ms1-1) の閉条件が整った時には、
直ちに1側のバッテリー側スイッチ(ms1-1) を閉状態に
し、1側の負荷側スイッチ(ms1-2) の閉条件が整った時
には、直ちに1側の負荷側スイッチ(ms1-2) を閉状態に
し、スイッチ・オン信号(*MSON) の変化に基づいて1側
のバッテリー側スイッチ(ms1-1) を開状態にする場合に
は、当該変化が生じた時から時間をおいて1側のバッテ
リー側スイッチ(ms1-1) を開状態にし、スイッチ・オン
信号(*MSON) の変化に基づいて1側の負荷側スイッチ(m
s1-2)を開状態にする場合には、当該変化が生じた時か
ら時間をおいて1側の負荷側スイッチ(ms1-2)を開状態
にするように構成され、2側の制御手段は、2側のバッ
テリー側スイッチ(ms2-1) の閉条件が整った時には、直
ちに2側のバッテリー側スイッチ(ms2-1) を閉状態に
し、2側の負荷側スイッチ(ms2-2) の閉条件が整った時
には、直ちに2側の負荷側スイッチ(ms2-2) を閉状態に
し、スイッチ・オン信号(*MSON) の変化に基づいて2側
のバッテリー側スイッチ(ms2-1) を開状態にする場合に
は、当該変化が生じた時から時間をおいて2側のバッテ
リー側スイッチ(ms2-1) を開状態にし、スイッチ・オン
信号(*MSON) の変化に基づいて2側の負荷側スイッチ(m
s2-2)を開状態にする場合には、当該変化が生じた時か
ら時間をおいて2側の負荷側スイッチ(ms2-2) を開状態
にするように構成されていることを特徴とするものであ
る。請求項4の電源装置は、請求項1,2または3の電
源装置において、オン指示信号生成手段は、バッテリー
の継続指示信号(*SERI) がバッテリー継続指示を示す値
になっている状態の下でバッテリー放電終止アラーム信
号(*BEALM)が有効を示す値になった時に、オン指示信号
パルス(ONIND)を生成するように構成されていることを
特徴とするものである。請求項5の電源装置は、請求項
1,2,3または4の電源装置において、オン指示信号
生成手段は、バッテリー装置(BAT1,BAT2) から負荷(L)
への電力供給が所定時間を越えたか否かを示すタイムア
ウト信号(*TIME) が有効を示す値になった時に、オン指
示信号パルス(ONIND) を生成するよう構成されているこ
とを特徴とするものである。請求項6の電源装置は、請
求項1,2,3,4又は5の電源装置において、オン指
示信号生成手段は、バックアップ不要指示信号(*DISAB)
がバックアップ不要を示す値になっている場合には、オ
ン指示信号パルス(ONIND) を記憶手段に入力しないよう
に構成されていることを特徴とするものである。請求項
7の電源装置は、請求項1,2,3,4,5または6の
電源装置において、1側の制御手段は、バックアップ不
要指示信号(*DISAB)の値に関係なく、1側の停電検出信
号(*INVA1)が復電を示す値になっているときは、1側の
充電器(CHG1)を動作させると共に1側のバッテリー側ス
イッチ(ms1-1) を閉状態にするように構成され、2側の
制御手段は、バックアップ不要指示信号(*DISAB)の値に
関係なく、2側の停電検出信号(*INVA2)が復電を示す値
になっているときは、2側の充電器(CHG2)を動作させる
と共に2側のバッテリー側スイッチ(ms2-1) を閉状態に
するように構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0011】
【作用】請求項1の電源装置の作用について説明する。
最初、スイッチms1−1が閉状態、スイッチms1−
2が閉状態、スイッチms2−1が閉状態、スイッチm
s2−2が開状態であると仮定する。この状態の下で、
停電1が発生すると、バッテリー装置BAT1から負荷
Lに電力が供給される。復電1が発生すると、スイッチ
ms1−1が閉状態、スイッチms1−2が開状態、ス
イッチms2−1が閉状態、スイッチms2−2が閉状
態になる。停電2が発生した場合には、バッテリー装置
BAT2から負荷Lに電力が供給される。
【0012】請求項2の電源装置の作用について説明す
る。いま、バッテリー装置BAT1から負荷Lに電力が
供給されているものと仮定する。この状態の下で、バッ
テリー装置BAT1の電圧がバッテリー劣化アラーム電
圧以下に低下すると、スイッチms1−2が開き、スイ
ッチms2−2が閉じ、バッテリー装置BAT2からス
イッチms2−1,ms2−2を経由して負荷Lに電力
が供給される。
【0013】請求項3の電源装置の作用について説明す
る。いま、1側の充電器からバッテリー装置BAT1を
充電しつつ負荷に電力を供給していると仮定する。この
状態で停電1が発生すると、バッテリー装置BAT1か
ら電力が供給される。復電1が発生すると、スイッチm
s2−1,ms2−2が閉じ、スイッチms1−2が開
くが、スイッチms 1−2はスイッチms 2−2が閉じ
た後に開く。
【0014】請求項4の電源装置の作用について説明す
る。バッテリー装置BAT1から負荷Lに電力が供給さ
れていると仮定する。バッテリー装置BAT1の電圧が
放電終止アラーム電圧以下に低下すると、放電終止アラ
ーム信号(*BEALM)は有効を示す値になる。このとき、バ
ッテリー継続指示信号*SERIが有効を示している
と、スイッチms1−1,ms1−2が開き、スイッチ
ms2−1,ms2−2が閉じ、バッテリー装置BAT
2から負荷Lに電力が供給される。
【0015】請求項5の電源装置の作用について説明す
る。いま、スイッチms1−1,1−2が閉状態にある
と仮定する。この状態で停電が発生すると、バッテリー
装置BAT1から負荷に電力が供給されると同時に、1
側のタイマが動作を開始する。このタイマの値が所定値
を越えると、スイッチms1−1,1−2が開き、スイ
ッチms2−1,2−2が閉じ、バッテリー装置BAT
2から負荷に電力が供給される。2側のバッテリー装置
BAT2から負荷Lに電力を供給している状態の下で、
2側のバッテリー装置BAT2の電力供給時間が所定値
を越えた場合にも、同様な動作が行われる。
【0016】請求項6の電源装置の作用について説明す
る。バックアップ不要信号*DISABがバックアップ
不要を示す値になっているときは、記憶手段の状態は変
更されず、スイッチ・オン信号*MSONの値も変更さ
れない。
【0017】請求項7の作用について説明する。交流入
力1が復電しているときは、バックアップ不要指示信号
の値に関係なく、バッテリー装置BAT1は充電され
る。同様に、交流入力2が復電しているときは、バック
アップ不要指示信号の値に関係なく、バッテリー装置B
AT2は充電される。
【0018】
【実施例】図2,3は本発明の1実施例の全体構成例を
示す図である。図2,図3において、CB1−1とCB
1−2は配線用遮断器の接点、CB2−1とCB2−2
も配線用遮断器の接点、T1とT2は変圧器、Q1とQ
2はトランジスタ、ms1−1とms1−2はマグネッ
ト・スイッチの接点、ms2−1とms2−2もマグネ
ット・スイッチの接点、BAT1とBAT2はバッテリ
ー装置、Lは負荷、101と102は制御部、111と
112は停電検出回路、120は制御&記憶回路をそれ
ぞれ示している。
【0019】図2について説明する。配線用遮断器CB
1−1とCB1−2がオンすると、配線用遮断器CB1
−1とCB1−2の接点が閉じる。停電検出回路111
は交流入力INPUT1が停電しているか否かを検出す
るものであり、停電を検出すると、信号*INVA1を
Lレベルにする。信号*INVA1は制御部101に送
られる。制御部101は、マグネット・スイッチ1−
1,1−2のオン/オフ制御や,充電器の起動/停止制
御などを行う。
【0020】マグネット・スイッチの接点ms1−1が
オンすると、接点ms1−1を介して、1側の充電器の
出力とバッテリー装置BAT1が接続される。また、マ
グネット・スイッチの接点ms1−2がオンすると、ダ
イオードおよび接点ms1−2を介して、1側の充電器
の出力と負荷Lが接続される。制御&記憶回路120
は、信号*DISAB,信号*INVA1,信号*BA
LM1,信号*BEALM1,信号*INVA2,信号
*BALM2,信号*BEALM2を取り込むと共に、
マグネット・スイッチ1−2と2−2の内の何れがオン
しているかを示す情報を記憶し、取り込んだ信号及び記
憶している情報に基づいて、マグネット・スイッチ1−
2,2−2を制御するための信号*MSON1,*MS
ON2を出力する。
【0021】図3について説明する。配線用遮断器CB
2−1とCB2−2がオンすると、配線用遮断器CB2
−1とCB2−2の接点が閉じる。停電検出回路112
は交流入力INPUT2が停電しているか否かを検出す
るものであり、停電を検出すると、信号*INVA2を
Lレベルにする。信号*INVA2は制御部102に送
られる。制御部102は、マグネット・スイッチ2−
1,2−2のオン/オフ制御や,2側の充電器の起動/
停止制御などを行う。マグネット・スイッチの接点ms
2−1がオンすると、接点ms2−1を介して、2側の
充電器の出力とバッテリー装置BAT2が接続される。
また、マグネット・スイッチの接点ms2−2がオンす
ると、ダイオードおよび接点ms2−2を介して、2側
の充電器の出力と負荷Lが接続される。
【0022】図4,図5は制御&記憶回路及び制御部の
構成例を示す図である。図4,図5において、130は
反転ゲート、140と150はNANDゲート、160
はラッチ、170はNANDゲート、180はANDゲ
ート、190は反転入力付きのANDゲート、200は
ANDゲート、210はORゲート、220は反転ゲー
ト、230はANDゲート、240はNANDゲート、
250は反転ゲート、260はANDゲート、282は
反転ゲート、291と292はNANDゲート、301
と302はORゲート、311と312はNANDゲー
ト、321と322はORゲート、331と332はN
ANDゲート、341と342は反転ゲート、351と
352はドライバ、361と362もドライバをそれぞ
れ示している。
【0023】信号*INVA1がHレベルになると、N
ANDゲート341の出力(信号*CHGON1)がL
レベルになる。また、信号*INVA1がHレベルにな
ると、ORゲート301を介してNANDゲート331
の下側入力端子にHレベルが印加され、ORゲート32
1を介してNANDゲート331の上側入力端子にもH
レベルが印加される。両方の入力がHレベルになるの
で、NANDゲート331はLレベルを出力し、ドライ
バ361もLレベルを出力し、これによりマグネット・
スイッチMS1−1がオンされる。同様に、信号*IN
VA2がHレベルになると、マグネット・スイッチMS
2−1がオンされる。
【0024】信号*INVA1と*INVA2の両方が
Hレベルになると、ANDゲート200の出力はHレベ
ルになり、ORゲート210の出力もHレベルになる。
ORゲート210の出力がHレベルに変化すると、AN
Dゲート230の出力信号ONIND1はパルス状に変
化する。信号ONIND1はANDゲート180の下側
入力端子に印加され、信号*DISABはANDゲート
180の上側入力端子に印加される。ANDゲート18
0の出力が信号ONIND2になる。
【0025】信号ONIND2は、NANDゲート14
0の下側入力端子に印加されると共に、NANDゲート
150の下側入力端子に印加される。信号*ONIND
3はNANDゲート140の上側入力端子に印加され
る。また、信号*ONIND3は反転ゲート130で反
転され、反転されたものがNANDゲート150の上側
入力端子に印加される。NANDゲート140の出力が
信号*ONになり、NANDゲート150の出力が信号
*RSTになる。
【0026】信号*ONIND3がHレベルであると仮
定する。この状態の下で、信号ONIND2がパルス状
に変化すると、ラッチ160はセットされ、ラッチ16
0の出力(反転側出力)はHレベルからLレベルに変化
する。ラッチ160の出力が信号*MSONになる。信
号*MSONがLレベルに変化すると、NANDゲート
291の出力は直ちにHレベルに変化する。NANDゲ
ート291の出力がHレベルに変化すると、T2時間後
にNANDゲート170の出力はLレベルに変化する。
NANDゲート170の出力が信号*ONIND3にな
る。NANDゲート291の出力がHレベルになると、
信号*DISABがHレベルであることを条件として、
NANDゲート311の出力はLレベルに変化する。N
ANDゲート311の出力が信号*MS2ON1とな
る。信号*MS2ON1がLレベルになると、マグネッ
ト・スイッチMS1−2はオンされる。また、NAND
ゲート291の出力がHレベルになると、信号*DIS
ABがHレベルであることを条件として、NANDゲー
ト331の出力もLレベルになり、マグネット・スイッ
チMS1−1がオンされる。
【0027】信号*ONIND3がLレベルの状態の下
で信号ONIND2がパルス状に変化すると、ラッチ1
60はリセットされ、ラッチ160の出力(反転側出
力)はLレベルからHレベルに変化する。ラッチ160
の出力(信号*MSON)がLレベルからHレベルに変
化すると、T3時間後にNANDゲート291の出力は
Lレベルに変化する。
【0028】NANDゲート291の出力がLレベルに
変化すると、NANDゲート170の出力は直ちにHレ
ベルに変化する。NANDゲート291の出力がLレベ
ルに変化すると、NANDゲート311の出力はHレベ
ルに変化する。NANDゲート311の出力(信号*M
S2ON1)がHレベルになると、マグネット・スイッ
チMS1−2はオフされる。また、信号*INVA1が
Lレベルの状態の下で、NANDゲート291の出力が
Lレベルに変化すると、NANDゲート331の出力
(*MS1ON1)がHレベルになり、マグネット・ス
イッチMS1−1はオフされる。
【0029】信号*SERI(継続指示)がLレベルの
状態の下で、信号*BEALM1,2がLレベルになる
と、ANDゲート190の出力はLレベルからHレベル
に変化する。ANDゲート190の出力はORゲート2
10に入力される。ORゲート210の出力がLレベル
からHレベルに変化すると、ANDゲート230の出力
(信号ONIND1)はパルス状に変化する。
【0030】信号*BALM1または信号*BALM2
がLレベルに変化すると、NANDゲート240の出力
はLレベルからHレベルに変化する。NANDゲート2
40の出力がLレベルからHレベルに変化すると、AN
Dゲート260からパルス信号が出力される。即ち、信
号ONIND1がパルス状に変化する。
【0031】図5について説明する。信号*INVA2
がHレベルであると、反転ゲート342からLレベルの
信号*CHGON2が出力されると共に、NANDゲー
ト332の出力(*MS1ON2)がLレベルになる。
信号*MS1ON2がLレベルになると、マグネット・
スイッチMS2−1がオンされる。
【0032】信号*MSONがHレベルからLレベルに
変化すると、反転ゲート282の出力はLレベルからH
レベルに変化する。反転ゲート282の出力がHレベル
に変化すると、T3時間後にNANDゲート292の出
力はLレベルに変化する。NANDゲート292の出力
がLレベルに変化すると、NANDゲート312の出力
(*MS2ON2)はHレベルに変化する。信号*MS
2ON2がHレベルになると、マグネット・スイッチM
S2−2はオフされる。また、信号*INVA2がLレ
ベルの状態の下において、NANDゲート292の出力
がLレベルに変化すると、NANDゲート332の出力
(信号*MS1ON2)がHレベルになり、マグネット
・スイッチMS2−1もオフされる。
【0033】信号*MSONがLレベルからHレベルに
変化すると、反転ゲート282の出力はHレベルからL
レベルに変化する。反転ゲート282の出力がLレベル
に変化すると、NANDゲート292の出力は直ちにH
レベルに変化する。NANDゲート292の出力がHレ
ベルになると、信号*DISABがHレベルであること
を条件として、NANDゲート312の出力(*MS2
ON2)はLレベルに変化する。信号*MS2ON2が
Lレベルになると、マグネット・スイッチMS2−2は
オンされる。また、信号*DISABがHレベルの状態
の下において、NANDゲート292の出力がHレベル
になると、NANDゲート332の出力(信号*MS1
ON2)はLレベルになり、マグネット・スイッチMS
2−1はオンされる。
【0034】図6は本発明の実施例のタイムチャートで
ある。配線用遮断器CB1がオンされると、AC入力1
の電圧がV1になり、信号*INVA1がHレベルにな
り、信号*CHGON1がLレベルになり、マグネット
・スイッチMS1−1がオンされる。この結果、バッテ
リー装置BAT1が充電される。
【0035】配線用遮断器CB2がオンされると、AC
入力2の電圧がV2になり、信号*INVA2がHレベ
ルになり、信号*CHGON2がLレベルになり、マグ
ネット・スイッチMS2−1がオンされる。この結果、
バッテリー装置BAT2が充電される。信号*INVA
1と信号*INVA2の両方がHレベルになると、信号
ONIND1がパルス状に変化し、信号ONIND2も
パルス状に変化する。この時、信号*ONIND3がH
レベルであると仮定すると、信号*ONがパルス状に変
化し、信号*MSONがHレベルからLレベルに変化
し、信号*MS2ON1がLレベルになり、マグネット
・スイッチMS1−2がオンされる。マグネット・スイ
ッチMS1−2がオンされると、出力電圧OUTPUT
はV3になる。信号*ONIND3は、信号*MSON
がLレベルに変化してからT2時間後に、Lレベルにな
る。また、信号*MSONがLレベルになると、T3時
間後に信号*MS2ON2がLレベルになり、マグネッ
ト・スイッチMS2−2がオフされる。
【0036】停電1が発生すると、AC入力1とAC入
力2は0Vになり、信号*INVA1と*INVA2が
Lレベルになり、信号*CHGON1と信号*CHGO
N2はHレベルになり、バッテリー装置BAT1が使用
状態になり、マグネット・スイッチMS2−1はオフ状
態になる。
【0037】復電1が発生すると、AC入力1の電圧は
V1になり、信号*INVA1がHレベルになり、信号
*CHGON1がLレベルになり、バッテリー装置BA
T1が未使用状態になる。
【0038】復電2が発生すると、AC入力2の電圧が
V2になり、信号*INVA2がHレベルになり、信号
*CHGON2がLレベルになり、マグネット・スイッ
チMS2−1がオンされる。また、信号*INVA1と
*INVA2の両方がHレベルになるので、信号ONI
ND1がパルス状に変化し、信号ONIND2もパルス
状に変化し、信号*ONIND3がLレベルであるので
信号*RSTがパルス状に変化し、信号*MSONがL
レベルからHレベルに変化し、信号*MS2ON2がL
レベルになり、マグネット・スイッチMS2−2がオン
される。さらに、信号*MSONがHレベルに変化して
からT3時間後に、信号*ONIND3がHレベルにな
り、同時にマグネット・スイッチ1−2がオフ状態にな
る。
【0039】停電2が発生すると、AC入力1とAC入
力2は0Vになり、信号*INVA1と*INVA2が
Lレベルになり、信号*CHGON1と信号*CHGO
N2はHレベルになり、バッテリー装置BAT2が使用
状態になり、マグネット・スイッチMS1−1はオフ状
態になる。
【0040】復電3が発生すると、AC入力1の電圧は
V1になり、信号*INVA1がHレベルになり、信号
*CHGON1がLレベルになり、マグネット・スイッ
チ1−1がオン状態になる。
【0041】復電4が発生すると、AC入力2の電圧が
V2になり、信号*INVA2がHレベルになり、信号
*CHGON2がLレベルになる。また、信号*INV
A1と*INVA2の両方がHレベルになるので、信号
ONIND1がパルス状に変化し、信号ONIND2も
パルス状に変化し、信号*ONIND3がHレベルであ
るので信号*ONがパルス状に変化し、信号*MSON
がHレベルからLレベルに変化し、信号*MS2ON1
がLレベルになり、マグネット・スイッチMS1−2が
オンされる。さらに、信号*MSONがLレベルに変化
してからT2時間後に信号*ONIND3がLレベルに
なり、信号*MSONがLレベルに変化してからT3時
間後に信号*MS2ON2がHレベルになり、マグネッ
ト・スイッチ2−2がオフされる。
【0042】図7は信号*SERIがLレベルの状態の
下で、信号*BEALM2がLレベルになった時の動作
を示すタイムチャートである。図7のCB1オンから停
電2までの動作は、信号*SERIがLレベルになった
ことを除いて、図6のCB1オンから停電2までの動作
と同じである。停電2の後で、バックアップを行ってい
るバッテリー装置BAT2の電圧が放電終止電圧以下に
なると、信号*BEALM2がLレベルになる。信号*
SERIと信号*BEALM2の両方がLレベルになる
と、信号ONIND1がパルス状に変化し、信号ONI
ND2もパルス状に変化し、信号*ONIND3がHレ
ベルであるので、信号*ONがパルス状に変化し、信号
*MSONがLレベルになる。
【0043】信号*MSONがLレベルになると、マグ
ネット・スイッチMS1−1がオンされ、同時にマグネ
ット・スイッチMS1−2もオンされ、バッテリー装置
BAT1は使用状態になる。また、信号*MSONがL
レベルになると、T3時間後にマグネット・スイッチM
S2−2がオフし、バッテリー装置BAT2は未使用状
態になる。
【0044】図8は信号*DISABがLレベルのとき
の動作および信号*BALMがLレベルになったときの
動作を示すタイムチャートである。配線用遮断器CB1
がオンされると、AC入力1の電圧がV1になり、信号
*INVA1がHレベルになり、信号*CHGON1が
Lレベルになり、マグネット・スイッチMS1−1がオ
ンされる。この結果、バッテリー装置BAT1が充電さ
れる。
【0045】配線用遮断器CB2がオンされると、AC
入力2の電圧がV2になり、信号*INVA2がHレベ
ルになり、信号*CHGON2がLレベルになり、マグ
ネット・スイッチMS2−1がオンされる。この結果、
バッテリー装置BAT2が充電される。信号*INVA
1と信号*INVA2の両方がHレベルになると、信号
ONIND1がパルス状に変化し、信号ONIND2も
パルス状に変化する。図示の例では信号*ONIND3
がHレベルであるので、信号*ONがパルス状に変化
し、信号*MSONがHレベルからLレベルに変化し、
信号*MS2ON1がLレベルになり、マグネット・ス
イッチMS1−2がオンされる。マグネット・スイッチ
MS1−2がオンされると、出力電圧OUTPUTはV
3になる。信号*ONIND3は、信号*MSONがL
レベルに変化してからT2時間後に、Lレベルになる。
また、信号*MSONがLレベルになると、T3時間後
に信号*MS2ON2がHレベルになり、マグネット・
スイッチMS2−2がオフされる。
【0046】オペレータによってバックアップ不要指示
がなされると、信号*DISABはLレベルになる。停
電1が発生すると、AC入力1とAC入力2は0Vにな
り、信号*INVA1と*INVA2がLレベルにな
り、信号*CHGON1と信号*CHGON2はHレベ
ルになる。また、マグネット・スイッチMS1−1,マ
グネット・スイッチMS1−2,マグネット・スイッチ
MS2−1はオフされる。この結果、電圧OUTPUT
は0Vになる。
【0047】復電1が発生すると、AC入力1の電圧は
V1になり、信号*INVA1がHレベルになり、マグ
ネット・スイッチMS1−1がオンされ、マグネット・
スイッチMS1−2もオンされる。この結果、電圧OU
TPUTはV3になる。
【0048】復電2が発生すると、AC入力2の電圧が
V2になり、信号*INVA2がHレベルになり、信号
*CHGON2がLレベルになり、マグネット・スイッ
チMS2−1がオンされる。また、信号*INVA1と
*INVA2の両方がHレベルになるので、信号ONI
ND1がパルス状に変化する。
【0049】オペレータがバックアップ不要指示を解除
すると、信号*DISABがHレベルになる。バッテリ
ー装置BAT1の電圧がバッテリー劣化アラーム電圧以
下になると、信号*BALM1がLレベルになる。信号
*BALM1がLレベルになると、信号ONIND1が
パルス状に変化し、信号ONIND2もパルス状に変化
し、信号*ONIND3がLレベルであるので、信号*
RSTがパルス状に変化し、信号*MSONがLレベル
からHレベルに変化する。信号*MSONがHレベルに
変化すると、マグネット・スイッチMS2−2がオンす
る。また、信号*MSONがHレベルになると、T3時
間後にマグネット・スイッチ1−2がオフされ、同時に
信号*ONIND3がHレベルになる。バッテリー装置
BAT1の電圧がバッテリー劣化アラーム電圧以上にな
ると、信号*BALM1がHレベルになる。なお、図8
の停電2から復電4までの動作は、図6の停電2から復
電4までの動作と同じである。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、 (a) 両方のバッテリー装置の交流入力が復電したとき
に、バックアップ用のバッテリー装置を相手側に切り換
えているので、停電→復電が頻繁に発生してもバックア
ップ用のバッテリー装置を交互に切り替えるため、ま
た、交流入力がある限りバッテリー装置の充電を行って
いるため、規定の放電時間が取れて、投入時間も短くて
良く、ユーザに対する使用制限も無くなった。 (b) 交流入力が復電した時にはバッテリー装置の電力を
使用せず、しかも出力を瞬断(切断)しないようにする
ことにより、信頼度の高い電源装置を得ることが出来
る。 (c) バッテリー劣化アラーム(*BALM)の発生によ
り、バックアップ用のバッテリー装置を相手側に切り換
えているので、停電発生時にはバッテリー劣化アラーム
状態が発生していないバッテリー装置でバックアップを
行うことができ、このため、計算機を負荷としたような
場合でも、計算機のデータが破壊されることはない。 (d) バッテリーの継続指示の設定により、停電時にバッ
クアップを行っているバッテリー装置で放電終止電圧ア
ラーム状態(*BEALM)が発生した時は他方のバッ
テリー装置でバックアップを行うため、また、タイマで
時間を監視して規定時間が経過した時には相手に切り換
えるようにしたため、長時間のバックアップが出来る。 (e) バックアップ不要指示(*DISAB)を受信して
も交流入力がある限りバッテリー装置を充電し、交流入
力が停電したときには出力のみを切断するようにしたの
で、バッテリーの放電時間が短くなることもない。 (f) バックアップ不要指示信号(*DISAB)が有効
を示している状態の下では復電してもバックアップ用の
バッテリー装置を切り換えず、バックアップ不要指示信
号(*DISAB)が無効を示している状態の下では復
電した時にバックアップ用のバッテリー装置を切り換え
ているので、2個のバッテリー装置に蓄えられている電
力を略ぼ均等に使用することになり、確実に規定の放電
時間を確保できる。 などの顕著な効果を奏することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の1実施例の全体構成を示す図である。
【図3】本発明の1実施例の全体構成(続き)を示す図
である。
【図4】制御&記憶回路と制御部の構成例を示す図であ
る。
【図5】制御&記憶回路と制御部の構成例(続き)を示
す図である。
【図6】本発明の1実施例のタイムチャートである。
【図7】本発明の1実施例のタイムチャートである。
【図8】本発明の1実施例のタイムチャートである。
【図9】従来の電源回路である。
【図10】従来回路のタイムチャートである。
【符号の説明】
CB1−1とCB1−2 配線用遮断器の接点 CB2−1とCB2−2 配線用遮断器の接点 T1とT2 変圧器 Q1とQ2 トランジスタ ms1−1とms1−2 マグネット・スイッチの接点 ms2−1とms2−2 マグネット・スイッチの接点 BAT1とBAT2 バッテリー装置 L 負荷 101と102 制御部 111と112 停電検出回路 120 制御&記憶回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個のバッテリー装置(BAT1,BAT2) と、 交流を直流に変換する整流回路と、該整流回路の出力が
    入力されるDC−DCコンバータとを有する2個の充電
    器(CHG1,CHG2) と、 負荷(L) と、 1側の充電器(CHG1)の出力と1側のバッテリー装置(BAT
    1)の間を接続/切断する1側のバッテリー側スイッチ(m
    s1-1) と、 1側の充電器(CHG1)の出力と負荷(L) の間を接続/切断
    する1側の負荷側スイッチ(ms1-2) と、 2側の充電器(CHG2)の出力と2側のバッテリー装置(BAT
    2)の間を接続/切断する2側のバッテリー側スイッチ(m
    s2-1) と、 2側の充電器(CHG2)の出力と負荷(L) の間を接続/切断
    する2側の負荷側スイッチ(ms2-2) と、 1側の充電器(CHG1),1側のバッテリー側スイッチ(ms1
    -1)および1側の負荷側スイッチ(ms1-2) を制御する1
    側の制御手段と、 2側の充電器(CHG2),2側のバッテリー側スイッチ(ms2
    -1) および2側の負荷側スイッチ(ms2-2) を制御する2
    側の制御手段と、 負荷側スイッチの開/閉状態を切り換えることを指示す
    るオン指示信号パルス(ONIND) を生成するオン指示信号
    生成手段と、 オン指示信号パルス(ONIND) が入力される度に、出力で
    ある所のスイッチ・オン信号(*MSON) の論理値を反転す
    る記憶手段とを備え、 オン指示信号生成手段は、1側の停電検出信号(*INVA1)
    と2側の停電検出信号(*INVA2)の両方が復電を示した時
    に、オン指示信号パルス(ONIND) を生成するように構成
    され、 1側の制御手段は、 1側の停電検出信号(*INVA1)が復電を示している場合は
    1側の充電器(CHG1)を動作させ、1側の停電検出信号(*
    INVA1)が停電を示している場合は1側の充電器(CHG1)を
    停止させ、 スイッチ・オン信号(*MSON) が低レベルで且つバックア
    ップ不要指示信号(*DISAB)がバックアップ要を示してい
    る場合は1側の負荷側スイッチ(ms1-2) を閉状態にし、 開条件が成立した場合は1側の負荷側スイッチ(ms1-2)
    を開状態にし、 スイッチ・オン信号(*MSON) が低レベルを示し且つバッ
    クアップ不要指示信号(*DISAB)がバックアップ要を示し
    ている場合、1側の停電検出信号(*INVA1)が復電を示し
    ている場合は1側のバッテリー側スイッチ(ms1-1) を閉
    状態にし、 開条件が成立した場合は1側のバッテリー側スイッチ(m
    s1-1) を開状態にするように構成され、 2側の制御手段は、 2側の停電検出信号(*INVA2)が復電を示している場合は
    2側の充電器(CHG2)を動作させ、2側の停電検出信号(*
    INVA2)が停電を示している場合は2側の充電器(CHG2)を
    停止させ、 スイッチ・オン信号(*MSON) が高レベルで且つバックア
    ップ不要指示信号(*DISAB)がバックアップ要を示してい
    る場合は2側の負荷側スイッチ(ms2-2) を閉状態にし、 開条件が成立した場合は2側の負荷側スイッチ(ms2-2)
    を開状態にし、 スイッチ・オン信号(*MSON) が高レベルを示し且つバッ
    クアップ不要指示信号(*DISAB)がバックアップ要を示し
    ている場合、2側の停電検出信号(*INVA2)が復電を示し
    ている場合は2側のバッテリー側スイッチ(ms2-1) を閉
    状態にし、 開条件が成立した場合は2側のバッテリー側スイッチ(m
    s2-1) を開状態にするように構成されていることを特徴
    とする電源装置。
  2. 【請求項2】 オン指示信号生成手段は、バッテリー劣
    化アラーム信号(*BALM1,*BALM2) が有効を示す値になっ
    た時に、オン指示信号パルス(ONIND) を生成するように
    構成されていることを特徴とする請求項1の電源装置。
  3. 【請求項3】1側の制御手段は、 1側のバッテリー側スイッチ(ms1-1) の閉条件が整った
    時には、直ちに1側のバッテリー側スイッチ(ms1-1) を
    閉状態にし、 1側の負荷側スイッチ(ms1-2) の閉条件が整った時に
    は、直ちに1側の負荷側スイッチ(ms1-2) を閉状態に
    し、 スイッチ・オン信号(*MSON) の変化に基づいて1側のバ
    ッテリー側スイッチ(ms1-1) を開状態にする場合には、
    当該変化が生じた時から時間をおいて1側のバッテリー
    側スイッチ(ms1-1) を開状態にし、 スイッチ・オン信号(*MSON) の変化に基づいて1側の負
    荷側スイッチ(ms1-2)を開状態にする場合には、当該変
    化が生じた時から時間をおいて1側の負荷側スイッチ(m
    s1-2) を開状態にするように構成され、 2側の制御手段は、 2側のバッテリー側スイッチ(ms2-1) の閉条件が整った
    時には、直ちに2側のバッテリー側スイッチ(ms2-1) を
    閉状態にし、 2側の負荷側スイッチ(ms2-2) の閉条件が整った時に
    は、直ちに2側の負荷側スイッチ(ms2-2) を閉状態に
    し、 スイッチ・オン信号(*MSON) の変化に基づいて2側のバ
    ッテリー側スイッチ(ms2-1) を開状態にする場合には、
    当該変化が生じた時から時間をおいて2側のバッテリー
    側スイッチ(ms2-1) を開状態にし、 スイッチ・オン信号(*MSON) の変化に基づいて2側の負
    荷側スイッチ(ms2-2)を開状態にする場合には、当該変
    化が生じた時から時間をおいて2側の負荷側スイッチ(m
    s2-2) を開状態にするように構成されていることを特徴
    とする請求項1の電源装置。
  4. 【請求項4】 オン指示信号生成手段は、バッテリーの
    継続指示信号(*SERI) がバッテリー継続指示を示す値に
    なっている状態の下でバッテリー放電終止アラーム信号
    (*BEALM)が有効を示す値になった時に、オン指示信号パ
    ルス(ONIND)を生成するように構成されていることを特
    徴とする請求項1,請求項2または請求項3の電源装
    置。
  5. 【請求項5】 オン指示信号生成手段は、バッテリー装
    置(BAT1,BAT2) から負荷(L) への電力供給が所定時間を
    越えたか否かを示すタイムアウト信号(*TIME) が有効を
    示す値になった時に、オン指示信号パルス(ONIND) を生
    成するよう構成されていることを特徴とする請求項1,
    請求項2,請求項3または請求項4の電源装置。
  6. 【請求項6】オン指示信号生成手段は、バックアップ不
    要指示信号(*DISAB)がバックアップ不要を示す値になっ
    ている場合には、オン指示信号パルス(ONIND) を記憶手
    段に入力しないように構成されていることを特徴とする
    請求項1,請求項2,請求項3,請求項4または請求項
    5の電源装置。
  7. 【請求項7】1側の制御手段は、バックアップ不要指示
    信号(*DISAB)の値に関係なく、1側の停電検出信号(*IN
    VA1)が復電を示す値になっているときは、1側の充電器
    (CHG1)を動作させると共に1側のバッテリー側スイッチ
    (ms1-1) を閉状態にするように構成され、 2側の制御手段は、バックアップ不要指示信号(*DISAB)
    の値に関係なく、2側の停電検出信号(*INVA2)が復電を
    示す値になっているときは、2側の充電器(CHG2)を動作
    させると共に2側のバッテリー側スイッチ(ms2-1) を閉
    状態にするように構成されていることを特徴とする請求
    項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項5または
    請求項6の電源装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003081191A (ja) * 2001-09-13 2003-03-19 Yanmar Co Ltd 船舶の発電及び推進システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003081191A (ja) * 2001-09-13 2003-03-19 Yanmar Co Ltd 船舶の発電及び推進システム

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