JPH05122476A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JPH05122476A
JPH05122476A JP3302772A JP30277291A JPH05122476A JP H05122476 A JPH05122476 A JP H05122476A JP 3302772 A JP3302772 A JP 3302772A JP 30277291 A JP30277291 A JP 30277291A JP H05122476 A JPH05122476 A JP H05122476A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像メモリに登録された画像データを機密性
高く自動管理できる。 【構成】 CPU21により画像メモリ27,28に登
録された画像データに基づく複写要求がなされると、C
PU21がICカ−ド120による複写要求有無を識別
して画像メモリ27,28に登録された画像データに基
づく複写要求可否を制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿画像情報を画像メ
モリに取り込み、記憶された原稿画像デ−タに基づいて
画像を記録媒体に複写する複写装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年の電子技術の進歩により半導体メモ
リが安価となり、大量のディジタルメモリを利用し、原
稿走査により得られる画像のディジタル情報を信号処理
して、例えば光ビームに変換して感光体上に静電潜像を
形成する、いわゆるディジタル複写装置が実用化されて
いる。すなわち、スキャナ部で原稿をCCD等のイメー
ジ・センサを使用して読み取り、ディジタル画像データ
に変換した後に画像メモリ(半導体メモリ)に記憶する
とともに、レ−ザビ−ムプリンタ等のプリンタ部(ポリ
ゴンミラ−,半導体レ−ザ,結像光学系等から構成され
る)で記録媒体たるプリント用紙に画像を複写してい
る。
【0003】また、画像メモリに記憶された画像デ−タ
は繰り返し読み出すことができるので、複数枚のコピー
を得るのにスキャナ部で繰り返し原稿を読み取ることが
なく、高速にコピー動作が可能である。また、プリンタ
部で紙詰まり等のエラー等が発生した場合、再度スキャ
ナ部で原稿の読み取りが不要になることから、エラー・
リカバリ処理が簡略化される。さらに、原稿自動給紙装
置等を使って複数枚の原稿のコピーを行う場合、プリン
タ部でのエラーを気にせずに原稿のハンドリングが可能
になるので装置の制御,操作が簡略化されるという長所
を備えている。
【0004】このように、画像メモリに記憶した原稿像
を使用して複写処理を実行する複写装置は、複数枚の原
稿を複数部、大量、かつ高速に自動的にコピーする場合
にその効果が顕著となる。
【0005】また、複写後も画像メモリに原稿像が残っ
ているので、複写枚数が不足した場合に原稿の読み取り
なしに不足分のプリントが可能になる。さらに、画像メ
モリの画像デ−タの編集,画像調整等を可能な装置構成
としておけば、試しに1枚コピーを取り、でき上がり具
合を確かめつつ、かつ原稿読み取りを再度行わずにコピ
ー処理が可能となる。例えばCRTのような表示装置に
画像メモリの画像データが表示可能名装置構成とした場
合には、試しのコピーを取ることなく複写状態の確認が
可能となるので、コピー処理の際の無駄コピーを顕著に
減らすことが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、半導体メ
モリを備えた複写装置では、上述したような幾多の優れ
た効果を発揮するが、一旦半導体メモリ上に記憶されて
いる情報は、コピー処理後、次の原稿読み取りが開始さ
れるまでは、容易に読み出して画像出力可能となるの
で、複写出力した情報が第三者に簡単に漏洩してしま
い、情報の機密性が著しく低下してしまう等の新たな問
題が発生する。
【0007】このような問題を克服するため、画像メモ
リに取り込んだ画像デ−タを使用者が意識的にコピー動
作後も「使える/使えない」を選択可能として管理する
方法もあるが、使用者が誤って「使える/使えない」を
選択した場合には、上記と同様の問題が発生してしま
い、コピー使用後における画像メモリ上の情報を機密性
良く管理できない等の問題点があった。
【0008】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、画像メモリに登録された画像データに
基づく複写要求者を特定することにより、画像メモリに
登録された画像データを機密性高く自動管理できる複写
装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る複写装置
は、画像メモリに登録された画像データに基づく複写要
求者を特定する特定手段と、この特定手段による複写要
求有無を識別して画像メモリに登録された画像データに
基づく複写要求可否を制御する制御手段とを設けたもの
である。
【0010】
【作用】本発明においては、特定手段により画像メモリ
に登録された画像データに基づく複写要求がなされる
と、制御手段が特定手段による複写要求有無を識別して
画像メモリに登録された画像データに基づく複写要求可
否を制御し、画像メモリ上の画像データの第三者による
利用を制限することを可能とする。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す複写装置の構
成を説明するブロック図であり、1は原稿から画像情報
を光学的に読み取るための原稿読取り部、2は画像記憶
部で、原稿読取り部1により読み取られた画像情報を記
憶するための画像記憶部で、少なくとも原稿1頁分の画
像情報を記憶することが可能に構成されている。3は前
記画像記憶部2に格納された画像情報に従って紙等の記
録媒体に原稿像を形成する画像形成部、4は前記原稿読
取り部1,画像記憶部2,画像形成部3の制御,管理を
行う制御部である。
【0012】図2は、図1に示した原稿読取り部1の詳
細構成を説明するブロック図であり、以下、構成および
動作について説明する。
【0013】原稿10の画像は、光学系駆動回路16に
より、CCDセンサ12の読み取り方向と直角の方向に
原稿10が、またはレンズ11,CCDセンサ12が移
動され、原稿10全体の画像が読み取られる。CCDセ
ンサ12で読み取られた画像は、A/D変換器13でア
ナログ・ディジタル信号変換され、バッファメモリ14
に一時記憶される。バッファメモリ14に記憶された画
像データは画像データ送信回路15を介し、同期を取ら
れ符号化され、画像記憶部2に送信される。制御回路1
7は、制御部4の信号を受け、原稿読取り部1全体の制
御を行う。なお、20は画像データ受信回路、60はイ
ンタフェース回路である。
【0014】図3は、図1に示した画像記憶部2の詳細
構成をを説明するブロック図であり、以下、構成および
動作について説明する。
【0015】画像デ−タ送信回路15より送られてくる
符号化された画像データは、画像データ受信回路20で
受信変換され、画像メモリ27,画像メモリ28にバス
ライン31を介して転送記憶される。画像メモリ27,
画像メモリ28は、原稿像を少なくとも1頁記憶可能な
メモリであり、必要に応じてメモリ容量の増設可能な構
成とし、メモリ容量アップによる機能アップを可能とし
ている。また、画像記憶部2はCPU21により制御さ
れる。
【0016】CPU21は、実行プログラム格納用のR
OM22,作業用のRAM23を使用し、インタフェ−
ス回路24を介し、制御部4からの指令を受け、メモリ
の制御を行う。例えばディスクコントロ−ラ29を介
し、磁気ディスク30の内容を画像メモリ27,28に
バスライン31を介し転送したり、逆に画像メモリ2
7,28の内容を磁気ディスク30に格納したりする。
また、CPU21は画像メモリ27,28間のデータ転
送を行い、画像の重ね合せ、抜き取り,消去等の処理を
実行させることができる。画像メモリ27,28の内容
は、画像データ送信回路25を介し符号化され画像形成
部3に送信される。
【0017】このように構成された複写装置において、
特定手段(本実施例では後述するICカ−ド120)に
より画像メモリ27,28に登録された画像データに基
づく複写要求がなされると、制御手段(CPU21)が
特定手段による複写要求有無を識別して画像メモリに登
録された画像データに基づく複写要求可否を制御し、画
像メモリ上の画像データの第三者による利用を制限させ
る。なお、25は画像データ通信回路である。
【0018】図4は、図1に示した画像形成部3の詳細
構成を説明するブロック図であり、以下、構成および動
作について説明する。
【0019】画像デ−タ送信回路25から送信されてく
る画像データは、画像データ受信回路40により受信変
換され、同期回路47で同期を取られ、レ−ザドライバ
41,レ−ザ発信器42でレ−ザ光を出力する。また、
同期回路47は、モータ駆動回路48を制御し、ポリゴ
ンミラ−43を回転させるモ−タ46の駆動:停止を行
う。さらに、レ−ザ発信器42,ポリゴンミラ−43
は、ビームディテクタ45で検出したレ−ザ光で同期回
路47で同期をとられ、感光体44上に潜像を形成す
る。本実施例において、画像形成手段として電子写真方
式の使用を想定している。レ−ザと電子写真方式を組み
合わせた画像形成方式は、既に周知の方式であるので、
ここでは詳細な説明を省略する。上記の同期回路47は
画像形成部3全体の制御を行う制御回路49によりコン
トロ−ルされる。制御回路49は、さらに紙送り系駆動
回路50を制御するとともに、制御部4の指令を受け、
一連の制御を行う。
【0020】図5は、図1に示した制御部4の詳細構成
を説明するブロック図であり、以下、構成および動作に
ついて説明する。
【0021】原稿読取り部1,画像記憶部2,画像形成
部3への制御信号は、インタフェ−ス回路60を介して
出力され、同様に原稿読み取り部1,画像記憶部2,画
像形成部3の動作の状態等の情報がインタフェ−ス回路
60を介し、CPU61に入力される。CPU61はプ
ログラム格納用ROM62,作業用RAN63を使用
し、また、CRTコントロ−ラ64で制御されるCRT
65,操作部コントロ−ラ66で制御される操作部67
を使用して、画像読取り部1,画像記憶部2,画像形成
部3への動作/停止の指令を行うと共に各部の状態をC
RT65に表示したりする。また、ICカ−ド・インタ
フェ−ス68は、ICカ−ド120をIDカ−ドとして
装置管理を行うための接続回路であり、ICカ−ド12
0は複写装置本体に対して着脱可能に構成されている。
例えばICカ−ド120は使用者毎のプリント枚数の管
理等の情報を記憶,ROM62の補助プログラムの記憶
等を管理するのに使用し、本実施例では複写装置の使用
者の特定手段として利用している。
【0022】図6は、図5に示した操作部67の一例を
示す平面図であり、以下、構成および動作について説明
する。
【0023】操作部67において、コピーキー101
は、複写動作の起動を行うキーであり、コピー可能な状
態で押下された場合に制御部4は、原稿読取り部1に原
稿の読み取りを指示するとともに、画像記憶部2にこの
データの記憶を指示する。その後、画像形成部3で画像
記憶部2に記憶された画像データの出力の指示を行い、
必要な枚数分のプリント動作を行う。従って、通常コピ
ー終了後、画像記憶部2にはコピーした原稿の画像デー
タがそのまま残っていることになる。
【0024】メモリ出力キー102は、画像記憶部2に
記憶されている原稿像を再度読み出し、コピー終了後も
原稿読み取りを行うことなく、コピー動作(プリント)
を行うためのキーである。メモリクリアキー103は、
画像記憶部2に画像が記憶されている場合に機能するキ
ーであり、画像記憶部2に指示を出し、記憶している画
像データを消失するなどして無効にするか、制御部4で
使えないようにするためのキーである。LED104
は、画像記憶部2に画像が記憶され、使用可能な状態で
あるとの表示および使用中であるとの表示を行う表示素
子である。前者は、例えば連続点灯で、後者は点滅で状
態を識別表示する。なお、色を変えて状態の識別表示を
実行する構成であってもよい。
【0025】リセットキー105は、押下された時に設
定されている動作モ−ドを初期化するためのキーであ
る。従って、リセットキー105が押下されても画像記
憶部2に記憶されている画像および付随した動作モード
は消去されない。しかし、これらの情報を消去したい場
合には、他の特別にキーを設けるか、他のキーとの組み
合わせにより消去できるように構成しても良い。
【0026】IDキー106は、複写装置本体で使用者
の特定を行うキーであり、テンキー109〜118によ
りIDコード(数値)を入力することにより、IDカ−
ド120の機能を補完するものである。
【0027】複写装置の管理者が、あらかじめ使用者に
対しIDコードを割り当て、複写装置本体にIDコード
を登録しておき、使用の際に割り当てられたIDコード
を入力することにより、装置の使用が可能になる。例え
ばIDコードが「1234」であったとすると、利用者
は、テンキー109〜112を順次押下し、「123
4」を入力することにより、複写装置の使用が可能にな
る。そして、コピー終了後、IDキー106を押下する
ことにより装置の利用を解除する。このID機能を利用
することにより、画像記憶部2に登録された画像情報の
機密保持が可能となる。ただし、ID機能は数値の入力
手続きがあるまで操作が煩雑となるので、単に複写装置
本体に抜き差しするだけで同様の機能が実現できるIC
カ−ド120のようなものがあった場合は、ありり使用
することがない。すなわち、ICカ−ド120がない場
合に使用する機能である。
【0028】アスタリスクキー(*キー)107は、複
写装置の付加機能を呼び出すためのキーであり、画像の
トリミングやマスキングといった機能を呼び出す。呼び
出された機能はCRT65に表示され、例えばテンキー
109〜118を使用して選択しながら設定する。クリ
ア・ストップ・キー108は、数値入力の際の入力デー
タのクリアや複写動作を途中で停止する場合に使用する
キーである。
【0029】121〜126は書込みシートで、ICカ
−ド120に操作設定等の情報の登録/読出しためのキ
ーおよび内容を書込んでおくために使用される。121
はLEDで構成される装着状態表示器で、ICカ−ド1
20が図中の矢印方向に従って操作部67に装着された
際に点灯する。
【0030】次に、図7に示すフロ−チャ−ト参照しな
がら本複写装置における登録画像の読出しアクセス制御
動作について説明する。
【0031】図7は本複写装置における第1の登録画像
データ出力可否決定処理手順の一例を示すフロ−チャ−
トである。なお、(1) 〜(12)は各ステップを示す。ま
た、通常の複写シーケンスに伴うエラーチェック処理,
エラーリカバリ処理等は省略してある。さらに、上記実
施例ではIDキー106を使用した操作者の特定方法に
ついても説明したが、図7では説明上当該処理を省略し
てある。
【0032】先ず、電源がONされると、CPU61が
各部を初期化し(1)、ICカ−ド120が挿入されてい
るかどうかを判定し(2) 、YESならばコピーキー10
1が押下されたかどうかを判定し(3) 、NOならば画像
メモリ27,28に以前のコピー動作時に記憶された画
像データがあるかどうかを判定し(4) 、NOならばステ
ップ(2) に戻り、YESならば、すなわち常に記憶され
た画像データのある状態ではICカ−ド120に記憶さ
れたIDコードと画像メモリ27,28に記憶されてい
る画像データのIDコードとの比較を行い(5) 、不一致
の(NO)場合は、ステップ(10)に進み、画像メモリ2
7,28に記憶されている画像データをクリアして、L
ED104を消灯し(10)、ステップ(2) に戻る。
【0033】一方、ステップ(5) でYESの場合は、さ
らにメモリクリアキー103が押下されたかどうかを判
定し(6) 、YESならばステップ(10)に進み、NOなら
ばメモリ出力キー102の状態をチェックし(7) 、NO
ならばステップ(2) に戻り、ステップ(3) でコピーキー
101が押下されたら、原稿読取り部1から画像記憶部
2に画像を転送し、画像メモリ27,28に画像データ
を記憶する。その際、ICカ−ド120に記憶されてい
るIDコードを同時に記憶させる。そして、LED10
4を点灯し、画像メモリ27,28に画像が記憶され使
用可能になった旨を表示する(8) 。次いで、画像記憶部
2に記憶された画像データを画像形成部3に転送し、操
作部67で指定された所望の枚数のプリント動作、すな
わちコピー動作を行い(9) 、ステップ(2) に戻る。この
間、動作を操作部67のクリア・ストップ・キー108
により指示することによって停止できるように構成して
も良い。
【0034】本実施例では画像メモリ27,28に画像
データを記憶した後にプリント動作を行っているが、高
速化のため画像メモリ27,28に画像データを記憶す
る際、同時にプリント動作を行うように構成しても良
い。また、ステップ(7) で、画像メモリ27,28に空
き領域のない場合、古い画像データを消去するように構
成しても良い。
【0035】一方、ステップ(7) の判定で、すなわち画
像メモリ27,28に画像データが記憶されている状態
でメモリ出力キー102が押下された場合、画像記憶部
2から画像メモリ27,28に記憶された画像データを
読み出し、操作部67で指示された所定枚数のプリント
動作を画像形成部3で繰り返す。この際、画像メモリ2
7,28からの出力動作であることを示すためにLED
104を点滅させ(11)、その後LED104を連続点灯
表示させ(12)、再び画像メモリ27,28に記憶された
画像データを使ったプリント動作が可能であることを表
示する。複数の画像データが画像メモリ27,28に記
憶されている場合は、操作部67で指示を与えてCRT
65に記憶された画像を表示し画像の確認をして、画像
選択を操作部67で実行可能に構成すれば良い。
【0036】なお、ステップ(6) でYESの場合、すな
わち、画像メモリ27,28に画像データが記憶されて
いる状態でメモリクリア103が押下された場合、ステ
ップ(10)で、画像記憶部2の画像メモリ27,28に記
憶された画像データの消去を行い、LED104を消灯
し、画像メモリ27,28を使用したプリント動作が使
用不能である旨を表示する。ただし、複数の画像データ
が画像メモリ27,28に記憶されている場合、すべて
の画像データが消去された状態でLED104を消灯す
るのが望ましい。さらに、複数の画像データが画像メモ
リ27,28に記憶されている場合は、メモリ出力キー
102が押下された時と同様に操作部67,CRT67
で画像表示,画像選択処理を実行して、所望の画像を消
去できるように構成しても良い。
【0037】また、上記実施例ではICカ−ド120に
記憶されたIDコードと画像メモリ27,28に記憶さ
れている画像データのIDコードとの比較により、画像
デ−タの機密を管理する場合について説明したが、図8
に示すようにIDキー106(図6に示した操作部67
に設けられる)による押下と、IDコード入力状態に応
じて画像メモリ27,28に記憶されている画像データ
出力可否を制御する構成であっても良い。
【0038】図8は本複写装置における第2の登録画像
データ出力可否決定処理手順の一例を示すフロ−チャ−
トである。なお、(1) 〜(12)は各ステップを示す。ま
た、通常の複写シーケンスに伴うエラーチェック処理,
エラーリカバリ処理等は省略してある。さらに、上記実
施例ではIDキー106を使用した操作者の特定方法に
ついても説明したが、図7では説明上当該処理を省略し
てある。
【0039】先ず、電源がONされると、CPU61が
各部を初期化し(1)、ICカ−ド120が挿入されてい
るかどうかを判定し(2) 、YESならばコピーキー10
1が押下されたかどうかを判定し(3) 、NOならば画像
メモリ27,28に既にコピー動作時に記憶された画像
データがあるかどうかを判定し(4) 、NOならばステッ
プ(2) に戻り、YESならば、すなわち常に記憶された
画像データのある状態ではIDキー106とともに入力
されたIDコードと画像メモリ27,28に記憶されて
いる画像データのIDコードとの比較を行い(5) 、不一
致の(NO)場合は、ステップ(10)に進み、画像メモリ
27,28に記憶されている画像データをクリアして、
LED104を消灯し(10)、ステップ(2) に戻る。
【0040】一方、ステップ(5) でYESの場合は、さ
らにメモリクリアキー103が押下されたかどうかを判
定し(6) 、YESならばステップ(10)に進み、NOなら
ばメモリ出力キー102の状態をチェックし(7) 、NO
ならばステップ(2) に戻り、ステップ(3) でコピーキー
101が押下されたら、原稿読取り部1から画像記憶部
2に画像を転送し、画像メモリ27,28に画像データ
を記憶する。その際、IDキー106とともに入力され
たIDコードを同時に記憶させる。そして、LED10
4を点灯し、画像メモリ27,28に画像が記憶され使
用可能になった旨を表示する(8) 。次いで、画像記憶部
2に記憶された画像データを画像形成部3に転送し、操
作部67で指定された所望の枚数のプリント動作、すな
わちコピー動作を行い(9) 、ステップ(2) に戻る。この
間、動作を操作部67のクリア・ストップ・キー108
により指示することによって停止できるように構成して
も良い。
【0041】本実施例では画像メモリ27,28に画像
データを記憶した後にプリント動作を行っているが、高
速化のため画像メモリ27,28に画像データを記憶す
る際、同時にプリント動作を行うように構成しても良
い。また、ステップ(7) で、画像メモリ27,28に空
き領域のない場合、古い画像データを消去するように構
成しても良い。
【0042】一方、ステップ(7) の判定で、すなわち画
像メモリ27,28に画像データが記憶されている状態
でメモリ出力キー102が押下された場合、画像記憶部
2から画像メモリ27,28に記憶された画像データを
読み出し、操作部67で指示された所定枚数のプリント
動作を画像形成部3で繰り返す。この際、画像メモリ2
7,28からの出力動作であることを示すためにLED
104を点滅させ(11)、その後LED104を連続点灯
表示させ(12)、再び画像メモリ27,28に記憶された
画像データを使ったプリント動作が可能であることを表
示する。複数の画像データが画像メモリ27,28に記
憶されている場合は、操作部67で指示を与えてCRT
65に記憶された画像を表示し画像の確認をして、画像
選択を操作部67で実行可能に構成すれば良い。
【0043】なお、ステップ(6) でYESの場合、すな
わち、画像メモリ27,28に画像データが記憶されて
いる状態でメモリクリア103が押下された場合、ステ
ップ(10)で、画像記憶部2の画像メモリ27,28に記
憶された画像データの消去を行い、LED104を消灯
し、画像メモリ27,28を使用したプリント動作が使
用不能である旨を表示する。
【0044】また、上記実施例ではICカ−ド120に
記憶されたIDコードと画像メモリ27,28に記憶さ
れている画像データのIDコードとの比較により、画像
デ−タの機密を管理する場合について説明したが、複写
装置において使用可能なコントロールカード(例えばプ
ラスチック板にIDコードに対応した穿孔を有する)に
よって画像メモリ27,28に画像データの機密保持を
管理する構成であっても良い。また、IDコードをテン
キーから入力する方法であっても良い。
【0045】さらに、上記実施例では画像メモリ27,
28に記憶される画像データがモノクロデータである場
合に本発明を適用する場合について説明したが、RGB
データ(レッド,グリーン,ブルー)の3原色でカラー
情報を持つようなデータを処理可能に構成された、すな
わちモノクロの場合に比べて3倍の画像メモリ容量を備
えるカラー複写装置であっても本発明を適用でき、カラ
ー/モノクロを原稿によって使い分けることにより、メ
モリの有効利用は図れる。特に、法律上問題となる金券
等の複製行為実行を制限することが可能となる。
【0046】また、上記実施例では、すなわち図7に示
したステップ(5) でIDコードが不一致の場合、ステッ
プ(10)において、画像メモリ27,28の内容を強制消
去する場合について説明したが、第三者(画像メモリ2
7,28に登録処理した者以外の者)が複写処理した後
は、画像メモリ27,28上に保持されていた画像デー
タは新たな画像データに書き換えられるので、単にコピ
ーを禁止する様に制御する構成であっても良い。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は画像メモ
リに登録された画像データに基づく複写要求者を特定す
る特定手段と、この特定手段による複写要求有無を識別
して画像メモリに登録された画像データに基づく複写要
求可否を制御する制御手段とを設けたので、使用者が画
像メモリに記憶された画像データに基づく複写処理を実
行終了時に、登録された画像データに対する使用制限等
のための操作を行わなくても、画像メモリに登録された
画像データを機密性高く自動管理できる。
【0048】従って、画像メモリに登録された画像デー
タを特定者のみが使用可能となり、従来のような第三者
による利用の機会を確実に制限しながら、登録画像デー
タによる特有の複写処理を効率よく行える等の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す複写装置の構成を説明
するブロック図である。
【図2】図1に示した原稿読取り部の詳細構成を説明す
るブロック図である。
【図3】図1に示した画像記憶部の詳細構成をを説明す
るブロック図である。
【図4】図1に示した画像形成部の詳細構成を説明する
ブロック図である。
【図5】図1に示した制御部の詳細構成を説明するブロ
ック図である。
【図6】図5に示した操作部の一例を示す平面図であ
る。
【図7】本複写装置における第1の登録画像データ出力
可否決定処理手順の一例を示すフロ−チャ−トである。
【図8】本複写装置における第2の登録画像データ出力
可否決定処理手順の一例を示すフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
21 CPU 27 画像メモリ 28 画像メモリ 120 ICカ−ド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像メモリに記憶された画像データに基
    づいて記録媒体に画像を繰り返し複写可能な複写装置に
    おいて、前記画像メモリに登録された画像データに基づ
    く複写要求者を特定する特定手段と、この特定手段によ
    る複写要求有無を識別して画像メモリに登録された画像
    データに基づく複写要求可否を制御する制御手段とを具
    備したことを特徴とする複写処理。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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