JPH05121065A - 予備電池 - Google Patents

予備電池

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JPH05121065A
JPH05121065A JP4104569A JP10456992A JPH05121065A JP H05121065 A JPH05121065 A JP H05121065A JP 4104569 A JP4104569 A JP 4104569A JP 10456992 A JP10456992 A JP 10456992A JP H05121065 A JPH05121065 A JP H05121065A
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battery
electrolyte
anode
stack
mode
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JP4104569A
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Marilyn J Niksa
マリリン・ジエイ・ニクサ
Kenneth J Gregg
ケネス・ジエイ・グレツグ
Jay M Noscal
ジエイ・エム・ノスカル
Roger J Chmura
ロジヤー・ジエイ・チムラ
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Eltech Systems Corp
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    • H01M12/04Hybrid cells; Manufacture thereof composed of a half-cell of the fuel-cell type and of a half-cell of the primary-cell type
    • H01M12/06Hybrid cells; Manufacture thereof composed of a half-cell of the fuel-cell type and of a half-cell of the primary-cell type with one metallic and one gaseous electrode
    • H01M12/065Hybrid cells; Manufacture thereof composed of a half-cell of the fuel-cell type and of a half-cell of the primary-cell type with one metallic and one gaseous electrode with plate-like electrodes or stacks of plate-like electrodes
    • HELECTRICITY
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    • H01M10/0418Large-sized flat cells or batteries for motive or stationary systems with plate-like electrodes with bipolar electrodes
    • HELECTRICITY
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 稠密型予備電池は電槽ハウジング、該ハウジ
ングの第一の部分内に含まれる膨張自在の電槽積層、お
よび該ハウジングの第二の部分内に含まれる電解液貯蔵
器を含む。電槽積層は該ハウジング第二の部分の中に膨
張自在である。 【効果】 電槽積層の膨張により該電解液貯蔵器から該
電槽積層の中に電解液を移動させて、電池を活性化す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は稠密型予備電池に関す
る。本発明は、電槽が2極態様に接続される高出力予備
電池に殊に応用自在である。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4,842,964号明細書
は、電池の電極間空間内にエラストマの密封容器を含む
予備電池を開示する。エラストマ容器は拡張状態にあっ
て、電解液を含む。穴をあけた時、エラストマ容器は収
縮すると同時に、電解液を容器から電極間空間に流出さ
せ、電池を活性化する。
【0003】米国特許第3,865,651号明細書も
また電池の電極間空間内のエラストマ電解室を開示す
る。穴をあけた時、電解液室は特許第4,842,96
4号と同様に、電極間空間内に電解液を放出する。
【0004】米国特許第4,695,520号明細書
は、破裂円板によって電槽から隔離される電解液格納室
を有する予備電池を開示する。円板が穴をあけられる
時、電解液は電槽内に流れ始める。圧縮気体が同時にベ
ローズを膨張させて、残りの電解液を電槽内に放出す
る。
【0005】米国特許第4,642,275号明細書
は、電槽ハウジングと、電解液を格納する別個の貯液槽
ハウジングとを含む予備電池を開示する。外部からかけ
られる圧力に応答するピストンが貯液槽ハウジング内で
移動自在であって、貯液槽ハウジングから電槽ハウジン
グに電解液を排出する。破裂円板が電槽ハウジングから
貯液槽ハウジングを隔離する。
【0006】米国特許第3,437,528号明細書
は、電解液が電極隔室の上方に配置される予備電池を開
示する。バネ作動弁が電解液を電極隔室から密封する。
弁はロッキングピンにより、密封モードに保持される。
ロッキングピンを取り除くと、弁は非密封モードに変位
して、電解液は電極隔室に流入することになる。
【0007】米国特許第4,288,501号明細書は
別々に分れた電極室と電解液室を開示する。空気源が電
解液室から電極室に電解液を押し出して、電池を活性化
するように機能する。電解液を電極室から電解液室に押
し戻すことにより、電池を非活性化することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第4,84
2,964号および第3,865,631号を除く全て
の上記従来技術において、別個の電解液ハウジングと電
槽ハウジングを用いることは、或る与えられた出力に対
する電池のサイズを著しく増す。多くの用途ができるだ
け稠密な予備電池を必要とする。米国特許第4,84
2,964号および第3,865,631号明細書は、
他の従来の予備電池よりも比較的小型の電池を開示す
る。しかし、米国特許第4,842,964号および第
3,865,631号の電池は2極ではない。大出力の
ための高電圧の要求は、電槽が2極または直列の態様に
接続されることを必要とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による稠密型予備
電池は、電槽ハウジング、該ハウジングの第一の部分内
に含まれる膨張自在の電槽積層、および該ハウジングの
第二の部分内に含まれる電解液貯蔵器組立体を有する。
電槽積層はハウジングの第二の部分の中に膨張自在であ
り、電槽積層の膨張は電解液を電解液貯蔵器組立体から
電槽積層の中に移動させて、電池を活性化する。
【0010】望ましくは、電槽積層は、整合関係にある
複数の2極型陽極/陰極板を有する。電槽積層は、圧縮
モードと膨張モードを有する。電槽積層を圧縮モードに
保持し、電槽積層を膨張モードに機械的に解放するため
の装置が設けられる。陽極/陰極板の間に配置されるバ
ネが電槽積層を膨張モードに偏倚する。膨張モードにあ
る時、電槽積層は該板の間に、電解液貯蔵器組立体に流
体連通する複数の電解液室を画成する。
【0011】本発明はまた、圧縮モードと膨張モードを
有する電槽積層を電槽ハウジング内に配置する段階、そ
して該圧縮モードで電槽ハウジング内に電槽積層を配置
する段階を含む、予備電池を活性化する方法を与える。
電解液貯蔵器組立体も電槽ハウジング内に配置される。
電槽積層が膨張モードに膨張した時、電解液が貯蔵器組
立体から移動するように、電解液貯蔵器が配置される。
本方法は、電槽積層を膨張モードに解放し、電槽積層の
膨張と共に、電解液を電解液貯蔵器組立体から該電槽積
層に流れるようにする段階を含む。
【0012】
【実施例】添付図面を参照しつつ、以下の説明を読め
ば、本発明の、他の特徴が当業者に明らかになるであろ
う。
【0013】本発明の電池10が図1に示される。電池
はハウジング160を含む。ハウジングの内部を示すた
めに、ハウジングの一部が切除されている。ハウジング
は例えば円筒形態を有する。ハウジング160は整合し
た積層関係にある複数の電槽モジュール12を含む。電
槽モジュール12は収縮、つまり圧縮モードで示され
る。このモードで、電池は不活性である。後述するよう
に、各電槽モジュール12は複数の電槽を含む。電槽は
2極態様に接続される。活性化される時、電池は高出力
を出すことができる。例として、8個の電槽モジュール
12を直列に重ねて、例えば5,000Wの出力を与え
ることができる。
【0014】以下の説明においては、主として1個の電
槽モジュール12に言及する。しかし、隣の電槽モジュ
ールも説明することがある。一つの電槽モジュールの要
素と同じ隣のセルモジュールの要素は、同じ番号に、ダ
ッシュ(′)を付けて表される。
【0015】図2を参照すると、各電槽モジュール12
は2個の小組立体、つまり電槽積層14と電解貯蔵器組
立体16から成る。電槽積層14は、電槽積層14の中
に直列に整合する複数の陽極/陰極2極板18、隣合わ
せの陽極/陰極2極板18の間に介在する波形バネ20
および複数のベローズシール22を含む。
【0016】各陽極/陰極板18は、陽極板26と、陽
極板に結合される陰極24とを含む一体構造である。陽
極板26の細部は、図4、図4a、図4bに示される。
図示のように、陽極板26はアルミニウム合金から成る
円板であることが望ましい。陽極板26は、図4aに示
すように、皿形に型打ちされ、陽極板回りに均等隔置さ
れる3個の円環形フィン状張出し部26aと、扁平で、
浅い円形中央部26bとを有する。図4bの拡大図に示
すように、陽極板26は、フィン26aと中央部26b
の間に円環形波形部26cを有する。波形部26cは、
陽極板の片側にくぼみ26dを画成する。波形部26c
は、中央部26bの平面から浮き上った平面内にフィン
26aが入るような形態を有する。後述する仕方で、フ
ィン26aは、放電中に電池内に発生する熱を分散させ
るための、放熱フィンとして働く。この態様での熱伝達
は、電池内の電解液の再循環および電解液の冷却に訴え
る必要のない、電池の温度制御の有効な方法である。
【0017】陽極板26は比較的薄肉の型打ち材で、例
えば、約0.02in(0.51mm)の厚さの金属、
合金または金属間混合物である。陽極板は、例えば純ア
ルミニウム(約99.99%の純度)と、極性化を減ず
るための少量のマグネシウム(約0.8重量%)および
腐食を減ずるためのインジウムまたは錫(約0.2重量
%)との合金である。陽極板26に使用することのでき
る他の金属には、亜鉛、カドミウム、鉄、ベリリウム、
マグネシウムおよびリチウムが含まれる。
【0018】図2に示すように、陰極は、くぼみ26d
(図4b)とは反対の陽極板の側に、陽極板26の中央
部26b内におさまる。陰極24は陽極板26と協調す
るので、波形部26cにまで実質的に陽極中央部26b
と共に延在する、扁平な、円形構造である。陰極24
は、本願の譲受人に譲渡された米国特許第4,687,
533号明細書に開示される方法によって、科学的に調
製された酸化銀を含浸させた網状金属構造である。米国
特許第4,687,533号の開示は引用により本明細
書に取り入れられる。他の金属酸化物、例えば酸化ニッ
ケル、または他の酸化物混合物の使用も考えられるのは
当然である。この網状銀構造が陽極板の中央部26bに
結合され、陽極と陰極の間の2極接続を形成する。結合
は、米国特許第4,687,533号の方法によりこの
構造を陽極上に展延することにより、なされる。導電性
エポキシ接着剤を用いる接着により、陰極24を陽極板
26に結合することが望ましい。電槽の動作中に、陽極
と陰極の界面を苛性腐食から保護するためのプロセスシ
ールを結合工程を与えることが大切である。つまり、陽
極板上への銀などの網状陰極の展延材は実質的に無孔で
なければならず、またはエポキシ接着剤は陽極中央部2
6bを連続的に被膜しなければならない。ユニット化さ
れた2極型陽極/陰極板はこの態様に調製され、陽極と
陰極を密接保持するために大きな圧力を外部からかける
ことなく、2極継目(陽極と陰極の界面)において秀れ
た電気接触を与える。
【0019】陽極と陰極の成分としての、それぞれアル
ミニウムと金属酸化物の組合せの効率を実証するため
に、試験が実施された。電槽はアルミニウム陽極を含
み、網状ニッケル構造内に酸化銀を含む複合材陰極を有
した。ニッケルに銀がメッキされ、酸化銀が網状構造に
圧入された。電槽の有効面積は27cm2であり、隙間
は0.32cmであった。電槽は8.75mlの電解液
を含んだ。電解液は主として7.5Mの水酸化カリウム
であった。電解液はまた、本願の譲受人に譲渡された特
許第4,925,744号明細書の開示による、少量の
腐食防止剤(錫酸ナトリウムの0.02〜0.2モル溶
液)と泡抑制剤をも含む。使用された泡抑制剤は、商標
「ダウェクス1410(Dowex1410)」として
ダウケミカル社(Dow chemical co.)
により市販される界面活性剤であった。この界面活性剤
は過弗化ハイドロキシエチレンである。使用量は僅か
で、例えば約0.5〜20ppmである。約2〜3pp
mが望ましい。電槽は電流密度288mA/cm2、温
度70℃で動作された。電槽は約1.5Vで約18分
間、運転された。電槽電圧はそこで、急激に0に下っ
た。この試験は、アルミニウム陽極と、酸化銀を含む陰
極が電池として有効な組合せであることを実証した。
【0020】図2に示す電槽積層14は、陽極/陰極2
極板18が電解液室28によって隔離される膨張モード
にある。片側に陽極板26を、反対側に陰極板24をも
つ各電解液室は電槽積層14の個々の電槽を画成する。
電流は、2極板18の一つの陽極板26から2極継目を
通って陰極24に流れ、つぎに電解液を通って隣りの2
極板18の陽極板に流れる。図2および図3の例におい
て、各電槽モジュールは12個の電槽から構成される。
【0021】図2に示すモードへの電槽積層の膨張は、
陽極/陰極板18の各々の間に介在する波形バネ20に
よって生ずる。波形バネの細部は図5に示される。波形
バネは薄肉の円環形座金である。座金は、山30と谷3
2を交互に含む正規波形態を有する。波形バネは変形自
在で、扁平形態に平らにされることができる。図2を参
照すると、波形バネ20は各陽極/陰極2極板18の間
に配置され、波形部26cとフィン縁のほぼ中間のフィ
ン26a(図4b)の中で、板の周囲をめぐって各板に
係合する。図2において、測鉛線20が向けられる垂直
線は、図3aの切断線に沿って切断された波形バネの断
面図を表わす。垂直線20から延在する水平線は、図3
aで取られた断面図から見た波形バネの表面を表わす。
図2に示されるように、継続する陽極板は、電槽積層が
膨張モードにある時に、波形バネ20によって相互から
離れて保持され、波形バネの波の谷32が1個の陽極板
26の片側に係合し、波形バネの波の山30が隣の陽極
板26の反対側に係合する。
【0022】波形バネ20は変形自在であるから、電槽
積層14は、図2に示す膨張状態から、図3に示す、2
極板18が相互に接触する圧縮状態に、圧し下げられ
る。
【0023】波形バネ20は、弾性を有し、電解液に対
して耐性のある電気絶縁性プラスチック材から作られる
ことができる。波形バネの望ましい組成は、テフロンの
ような絶縁被膜を被膜させたバネ鋼である。テフロン被
膜は、バネ鋼が陽極に接触して、電槽を短絡させないよ
うにする。テフロン被膜はまた、活性化中の、バネ20
と陽極板26の間の摩擦を減ずる支承表面としても働
く。
【0024】図2を参照すると、継続する陽極/陰極板
18の間に、複数の電解液室28が存在する。これらの
室28はベローズシール22によって密封される。シー
ルは、電解液と環境に対して耐性のある可撓性エラスト
マ材から型成形される。一つの適当なエラストマ材はエ
チレン−プロピレン三重合体(例えば、EPDM)であ
る。シールの細部は図6および図6aに示される。各シ
ール22は、図6aに示すようなわん形断面を有し、シ
ールの一縁に円環形リブ36を、またシールの反対縁に
円環形リブ38をもつ、円環形リングである。リブ36
とリブ38の間で、シールはリブ36に隣接する可撓性
シャンク40と、リブ38に隣接する外向き湾曲部42
とを有する。陽極/陰極板18へのシール22の組み付
けの細部は図10および図11に示される。図10を参
照すると、陽極板26はくぼみ26dにおいて、ベロー
ズシール22の一つのリブ38を受承し、保持する形態
を有する。図10に示すように、網状陰極24は、リブ
36を受承して保持するようにされた円環形みぞ48が
周囲をめぐって座ぐられている。よって、各シール22
は、一つの陽極/陰極板18の陽極くぼみ26dと、隣
の陽極/陰極板18の陰極みぞ48との間に延在して、
各電解液室28を密封する。図11は収縮モードにある
電槽積層を示し、図10は膨張モードにある電槽積層を
示す。各シール22の形態により、図11および図6a
に示す圧縮された屈曲形状から、図10に示す、より平
らな膨張形状に変形することができる。
【0025】電解液貯蔵器組立体16の細部は、図3、
図7、図7a、図8および図8aに良く示される。これ
らの図は、貯蔵器組立体16が圧縮モードにある図2お
よび図10に対比して、膨張モードにおける貯蔵器組立
体16またはその部品を示す。貯蔵器組立体16は一つ
の側が弁組立体52(図3)によって画成され、反対側
が隣の電槽積層14′の陽極/陰極板18′(図3)に
よって制限される。図3において、電槽積層14′の、
陽極板26′と陰極24′を有する隣接の陽極/陰極板
18′のみが示される。弁組立体52と陽極/陰極板1
8′の間に、ブラダー組立体54が配置される。殊に図
8および図7、図7a、図8aを参照すると、ブラダー
組立体54は、ほぼ円筒形の内方ブラダー58を取り囲
むドーナツ形ブラダー56を含む。内方ブラダー58
は、弁組立体52(図7)の方に向く開口部60を有す
る。開口部60は、弁組立体およびブラダー組立体に対
して同中心軸線上にある。ドーナツ形ブラダー56は、
図8aに示すように、開口部60に対して横方向にずれ
ている2個の開口部62a、62bを有する。この2個
の開口部62a、62bは弁組立体52に対面する。図
8および図8aから明らかなように、ドーナツ形ブラダ
ー56は内方ブラダー58よりも容量が大きく、内方ブ
ラダー58の1個の開口部に比べて、2個の開口部を必
要とする。
【0026】あとで、より詳しく述べるように、活性化
機構は、電槽積層14が圧縮モードにあり、貯蔵器組立
体16が電解液を満たした膨張モードにある、図3に示
す形態に、最初、電槽モジュール12を保持する。活性
化にあたり、活性化機構は電槽積層14を解放する。こ
れにより、各2極板18の間に配置される波形バネ20
が電槽積層14を図2に示す膨張モードに膨張させる。
電槽積層14の膨張は貯蔵器16を圧縮して、貯蔵器組
立体から電槽積層の中に電解液を排出する。
【0027】2個のブラダーの目的は、電槽積層14に
多重電解液成分を供給することであり、多重成分は別々
に格納され、混合された時、反応して、反応熱および/
または希釈熱による熱を電槽積層に与える。本発明の電
池は、極寒の大気条件の下で使用され、格納されること
ができるように、考えられている。多重電解液成分は、
混合される時、電池に熱を与え、これが電池の起動早さ
を増す。
【0028】例えば、外方のドーナツ形ブラダー56
は、アルカリ金属水酸化物のような基剤を含むことがで
きる。望ましいアルカリ金属水酸化物は水酸化カリウム
である。本発明に有用な他の基剤には、水酸化リチウム
および水酸化ナトリウムが含まれる。内方ブラダー58
は酸、代表的には無機酸、を含むことができる。望まし
い無機酸は硫酸である。本発明に有用な他の酸には、過
塩酸、燐酸、およびメチル・スルフォン酸が含まれる。
【0029】この2個のブラダー56、58は、電池の
活性化まで、電解液、例えば水酸化カリウムと硫酸、を
分離したままにする。混合された時、酸と基剤との中
和、さらには希釈熱により、2つの電解液が加熱され
る。この熱が次に電池をあたため、電池の起動を加速す
る。
【0030】基剤と酸の濃度は電池への熱入力に影響を
与える。熱入力は、酸と反応する基剤の量を最大にする
ことにより、最大にされる。酸と反応する基剤の量を最
大にする時、稀釈熱によって生ずる熱が電池への熱入力
に寄与する量は少なくなる。酸と反応する基剤の最大量
は、最高濃度の基剤を用いることにより、最も容易に得
られる。例えば、12Mの水酸化カリウム溶液を4Mの
硫酸溶液と混合することにより、高い熱入力が得られる
ことが判明した。必要な熱入力がより少なければ、必要
な酸がより少なくて済む、より低濃度の基剤を用いるこ
とができる。これらの濃度を考慮する時、望ましい電池
放電特性を得るのに十分な量の自由水酸基を考慮するこ
とも当然である。
【0031】混合後の基剤の濃度は約6〜10Mの範囲
が望ましく、約7〜8M、例えば7.5Mがより望まし
い。これは或る程度、使用する基剤と酸の相対量を規制
する。例えば、4Mの酸(例えば硫酸)に12Mの基剤
(例えば、水酸化カリウム)を混合する時、混合後の基
剤濃度、すなわち自由水酸基イオン濃度、約7.5Mを
得るために、約4.1:1の基剤対酸の重量比を必要と
する。
【0032】12Mよりも高濃度の基剤を用いて、発生
する熱を増すことが可能である。しかし、約12Mより
高い濃度は基剤の凝固点を約2℃より高い温度に上げる
ので、或る用途では、12Mの基剤濃度が実用上限とな
る。
【0033】水酸化カリウムと硫酸の反応から得られる
よりも少ない熱が望まれるならば、硫酸よりも反応熱が
低い酸を、内方ブラダー58の中の第2の成分として使
用することができる。また、水酸化カリウムと反応しな
いが、水酸化カリウムを稀釈するだけで、稀釈熱のみを
発生する成分を、内方ブラダー58内の第2の成分とし
て用いることができる。水酸化カリウムと混合した時
に、稀釈熱のみを生ずる成分の例は、水、アルコール溶
液および塩溶液である。
【0034】しかし、第2の電解液成分の選択は、或る
程度、電池に意図される役務によって決まる。2種の電
解液、つまり12Mの水酸カリウムと4Mの硫酸は秀れ
た格納特性を有する。水酸化カリウム(12M)の凝固
点は約−30℃である。硫酸(4M)の凝固点は約−4
4℃である。よって、これら2種類の電解液を用いる本
発明の電池は−30℃までの低い温度において活性化す
る能力がある。
【0035】要すれば、1個だけのブラダーに入れた1
種類の電解液(基剤)を用いることができることは明ら
かであろう。電池の起動時の熱が必要でない場合は、一
種類だけの電解液が使用されるであろう。一種類の電解
液、例えば水酸化カリウム、だけが使用されるならば、
水酸化カリウムの濃度は約7.5Mが望ましい。
【0036】12Mの水酸化カリウムと4Mの硫酸を用
いて、試験が行われた。混合前の電解液組成は、80.
4重量%の水酸化カリウムと19.5重量%の硫酸であ
った。この組成はまた、腐食防止剤および発泡抑制剤と
して、0.03Mの錫酸ナトリウム約0.1%を含ん
だ。一つの適当な発泡抑制剤は、「Dowex141
0」の商標の下でダウケミカル社が市販する界面活性剤
である。上記の界面活性剤は過弗化ハイドロキシエチレ
ンである。これも、少量、例えば約0.5〜20pp
m、望ましくは約2〜3ppm、で使用される。
【0037】陽極としてのアルミニウムを空気陰極と組
み合わせて含む試験電池電槽の中に、150mlの混合
電解液が入れられた。電槽は、本願の譲受人に譲渡され
た特許第4,925,744号明細書に示されるものに
似た形態であった。電槽隙間は1.14cmであった。
電槽は、150mA/cm2の電流密度を用いて、70
℃で動作した。120分の期間に電槽電圧が測定され
た。電槽電圧は最初、1.4Vで、試験終了時に約1V
まで下がった。この性能は、従来の7.5M水酸化カリ
ウム電解液を用いて得られる性能と同様である。この試
験は、本発明の混合電解液が有効な電池電解液であるこ
とを実証した。
【0038】ブラダー56,58は可撓性を有し、電解
液に対して耐性がある。一つの適当なブラダー材はテフ
ロンである。図8および図8aは、膨張し、広がった形
状のブラダー組立体54を示す。この形状において、ブ
ラダー56,58は、水酸化カリウムおよび硫酸をそれ
ぞれのブラダーに導入するためにブラダー56,58の
内部に連通する充填口64,66を有する。充填口66
は内方ブラダー58に対して中心軸線上にあり、開口部
60のある側とは反対の内方ブラダー58の側に接続さ
れる。充填口64は充填口66に対して半径方向に配設
され、開口部62a、62bのある側とは反対のドーナ
ツ形ブラダー56の側に接続される。ブラダーに充填し
た後、充填口64,66は溶接閉鎖され、例えば図3の
組立図に示すように、折りたたまれる。これにより、ブ
ラダー組立体は貯蔵器組立体16領域内に稠密に配置さ
れ、また充填口64,66においてブラダー56,58
を密封閉鎖することができる。
【0039】図7を参照すると、弁組立体52は、弁板
70、混合板72、および弁板70と混合板72の間に
はさまれた平衡ブラダー74の他に、通気口180(図
7a)を有する。混合板72は、陽極/陰極板18の形
態と実質的に同じ形態を有する円形板である。これは図
2に示される。混合板72は、陽極板26と同じ形態の
陽極板72a、および陰極24と同じ形態を有するが、
本発明の電槽モジュール12においては、後述するよう
に陰極としては機能しない混合表面72bを有する。混
合表面72bは銀を詰めた網状構造ではなく、軽量の円
筒形部品である。その機能は単に、ブラダー56,58
からの電解液が衝突して混合する表面を与えることであ
る。混合表面72bの片側は、例えばエポキシ接着剤
で、陽極板72aに接着される。図7および図7aを参
照すると、混合表面72bはその露出側に、軸線上に配
置される、盛り上がった節98を有する。節98は、弁
板70に対面して、後述するような仕方で停止表面とし
て働く扁平表面を有する。混合表面72bはまた節98
に似た2個の節98a、98bを有し、これらの節も弁
板70に対面して、停止表面として働く平らな露出表面
を有する。図7には、節の一つの98aだけが示され
る。図7および図7aから明らかなように、節98、9
8a、98bは、図8および図8aのブラダー組立体の
開口部60、62a、62bに整合する。
【0040】弁板70もまた、図7および図7aに示す
ように、陽極板72aよりも僅かに直径が小さい平らな
板である。弁板70は、ブラダー組立体の内方ブラダー
58の開口部60に整合する軸中心線上の開口部102
と、ブラダー組立体のドーナツ形ブラダー56の開口部
62a、62bに整合する、開口部102からずれた2
個の開口部102a、102bとを有する。弁板70と
ブラダー組立体54は整合されるように設計される。図
8を参照すると、ブラダー組立体は開口部60におい
て、外側円環形つば84を画成するように形成される。
ブラダー組立体54と弁板70が接合される時、つば8
4は弁板の軸方向開口部102の中に挿入されて、開口
部102の回りに折りたたまれて、開口部102を囲む
ようにされる。同様に、ブラダー組立体54の開口部6
2a、62b(図8a)は、ブラダー組立体と弁板を接
合する時に、弁板70の開口部102a、102bを囲
むように設計された円環形つば86a、86bを有す
る。
【0041】図7および図7aを参照すると、節98、
98a、98bは、U字形のバネ付勢リングシールに着
座するようにされる。図3において、そのようなリング
シールが103に示される。リングシールの方はブラダ
ー56、58の円環形つば84、86a、86b(図
8)に着座する。ブラダー56、58が図8に示す膨張
状態にある時、節98、98a、98bはよって、弁板
の開口部102、102a、102bのみならず、ブラ
ダーの開口部60、62a、62bを閉じる。これは、
節98、98a、98bがそのように着座する時、これ
らの開口部を通ってブラダー56、58から電解液が流
れるのを防止する。混合板72がブラダー組立体54お
よび弁板70から、後述する仕方で離れる時、それぞれ
の開口部が解放されて、電解液がこれらの開口部を通し
てブラダー組立体から流れるのを許す。
【0042】図10を参照して、弁板70と混合板72
の間に配置される波形バネ20aの膨張によって、弁板
70とブラダー組立体54からの混合板72の分離が主
として生ずる。ブラダー組立体54と弁板70からの混
合板72の分離は、部分的に平衡ブラダー74(図7)
によっても助けられる。前記のように、平衡ブラダー7
4は、図7に示すように、弁板70と混合板72の間に
配置される。平衡ブラダー74の細部は図9および図9
aに示される。平衡ブラダー74は軸線上の開口部10
6(図9)を有する実質的にドーナツ形の部材である。
平衡ブラダーはまた、図9にも示されるように、中心か
らずれた開口部108、110を有する。3個の開口部
106、108、110は全て平衡ブラダーを完全に貫
いて延在し、図9aに示すように、平衡ブラダーの内部
に連通しない。軸方向開口部106は弁板70の開口部
102と混合板72の間に延在する。これにより、図7
に示すように、混合板72が弁板70から離れる時、ブ
ラダー組立体54から、平衡ブラダーを通過して混合板
72の混合表面72bに電解液が流れることができる。
図7を参照すると、平衡ブラダーの開口部106、10
8、110の直径は、混合板の節98、98a、98b
をしめしろ無しに受承して、節98、98a、98bを
ブラダー組立体54のつば84、86a、86bのシー
ル103に着座させるのに十分な大きさである。
【0043】図7は膨張状態にある平衡ブラダー74を
示す。図3に示すように圧縮状態にある時、平衡ブラダ
ーは実質的に扁平で、節98、98a、98bをブラダ
ー組立体54のつば84、86a、86bのシール10
3に着座させる。図3は、軸中心の節98が内方ブラダ
ー58のつば84のシール103に着座して、開口部6
0を密閉する様を示す。
【0044】図9および図9aを参照すると、平衡ブラ
ダー74はまた、開口部118、110のように偏心位
置にある開口部114を有する。しかし、開口部114
は、図9に示すように、開口部108、110に対して
90°ずれている。図9aを参照すると、開口部114
は平衡ブラダー74の内部に延在する。この開口部11
4はドーナツ形ブラダー56の開口部78(図8)に整
合して連通する。ドーナツ形ブラダー56の開口部78
は円環形つば78aを有する。つば78aは弁板70の
開口部102c(図7)を取り囲んで、その回りに折り
こまれる。弁組立体52が膨張状態、または収縮状態の
いずれにあろうとも、ドーナツ形ブラダーの開口部78
のつば78aは平衡ブラダーの開口部114に押し付け
られる。ドーナツ形ブラダー56のつば78aと平衡ブ
ラダー74の開口部114は、例えば加熱融着によって
溶接結合されることが望ましい。
【0045】運用において、電池の活性化の後、電槽積
層14の膨張と共に、ブラダー組立体54はブラダー組
立体が占有する区域に押し込まれる。これは、図3の膨
張ブラダー組立体54と、図2の圧縮ブラダー組立体5
4を比較すれば判る。ブラダー組立体54の圧縮は、整
合した開口部78、114を通して、ドーナツ形56内
の電解液の一部分が圧力をかけられて平衡ブラダー74
の中に移動させされるようにする。本発明の電池は船舶
用途に使用できる。船舶用途には高い外部圧力を期待す
ることができる。前記のように、波形パネ20a(図1
0)は弁板70と混合板72の間に配置される。平衡ブ
ラダー74の膨張は外部圧力と釣り合って、波形バネ2
0aが弁板70を混合板72から分離するのを助ける。
【0046】弁板70と混合板72の分離中に、それぞ
れのブラダー56、58から、弁板70と混合板72の
分離によって生じた空洞82(図2)の中に、2つの電
解液が移動する。電解液は混合し、続いて起こる発熱反
応が電解液の温度を上げる。波形バネ20の力が平衡ブ
ラダー74と混合板72の間の混合液を電槽積層14の
中に圧送する。
【0047】電槽積層14への電解液の流路は、図9a
および図10を参照することにより判る。平衡ブラダー
74は、円環形フランジ94によって、混合板72に封
合される。フランジ94は、平衡ブラダーの全周をめぐ
って延在し、その端に太くされた先端96(図10)を
有し、この先端が混合板72の周囲をめぐる座ぐり区域
92に受承される。フランジ94の形態とその用途は従
って、ベローズシール22の形態と用法に、この点で類
似する。
【0048】相互から僅かにずれていてもよいが、最も
代表的には整合している、一連の開口部34(図2、図
3、図4および図10)が各々の陽極/陰極2極板18
の最上部近くにある。同様な整合した穴34a(図1
0)が混合板72の上縁近くに設けられる。ドーナツ形
ブラダー56からの流れは、開口部62a、62b(図
8および図8a)および弁板70の開口部(102a、
102b)を通って、混合板72と平衡ブラダー74の
間の空間(図10)に入る。ドーナツ形ブラダー56か
らの流れの或る量は開口部78を通って平衡ブラダーの
中に入り、平衡ブラダーを膨張させて、平衡ブラダー開
口部62a、62bから混合板の節98a、98bが離
れるのを助ける。この平衡ブラダー74の膨張は弁板の
両側での圧力平衡を維持するので、電槽積層波形バネ2
0、20aが打ち勝つのに必要な唯一の力は実質上、3
個の節区域98、98a、98bにかかる外部の液体静
圧である。ドーナツ形ブラダー56からの電解液の流れ
と共に、電解液はまた内方ブラダー58から軸方向開口
部76を通って、平衡ブラダーと混合板の間の同じ空間
に流れる。ここで2種類の電解液は混合し、つぎに混合
板72の開口部34a(図10)を通って電槽積層14
の中に流れる。この流れは、ベローズシール22と、混
合板72に封合された平衡ブラダーフランジ94とによ
って、電槽積層に封じ込まれる。流れは、電槽積層内の
波形バネ20、20aの固有の偏倚力による電槽の膨張
によって開始される。図10および図11を参照して、
この電槽積層14の膨張は、弁組立体52を右方に、図
11に示す電槽圧縮位置から図10に示す電槽膨張位置
に、付勢する。これはブラダー組立体54の圧縮を生
じ、ブラダー56、58から電解液を排出する。
【0049】各電槽モジュール12、12′を組み立て
るのに、ケージ120(図12および図12a)が与え
られる。ケージ120は、複数の隔置された指124が
軸線方向に延在する円環形リング122を含む。図1
2、図12aにおいて、6本の指124が約120°離
れた対をなして軸線方向に延在する。予め組み立てられ
た電槽モジュールが図3に示すように、単純にケージ1
20の中に、はめこまれる。電槽積層14が圧縮モード
にあるように電槽モジュールが締めつけられる(クラン
プは図示せず)。図3は円環形リング122と指124
を示す。電解液貯蔵器組立体16から取り外された、最
も端の陽極/陰極板18が円環形リング122の内側に
当てて着座させられる。図8を参照すると、ブラダー組
立体54はその充填口側に、円環形隔置フランジ126
が取り付けられる。図8aにもフランジが示される。図
3を再び参照すると、これらのフランジ126は、指1
24の自由端128と、次の電槽モジュールのリング1
22′の間に締め付けられる。最も端の陽極/陰極板が
リング122に当たるように電槽モジュールをケージ1
20内におさめると、ブラダー組立体フランジ126は
ケージ指124の自由端128に係合する。これは電解
液貯蔵器組立体16を図3に示す膨張形態に膨張させ、
ブラダー組立体54に充填口64、66から充填するこ
とが可能になる。充填口は溶接され、閉じられ、そして
折りたたまれる。そこで次のモジュールのケージが図3
に示すように、フランジ126に当てられ、図12、図
12aに説明的に示される接続部において第1のケージ
に結合される。前記手順がここで、次のモジュールにつ
いて繰り返される。ブラダー組立体フランジ126(図
7aおよび図8a)にある周囲切欠き132が継続する
ケージの接続部130に整合して受け入れる。
【0050】複数の電槽モジュールが図3に示す形態に
予め組立てられて、電解液が満たされると、3個の細長
い活性化リンク140(図7a)が電槽モジュールの周
囲をめぐって配置される。活性化リンク140は図2お
よび図3に示すように、各電槽積層に対して軸線方向に
延在し、図7aに示すように、円周方向に約120°隔
置される。3本の活性化リンクは全ての電槽モジュール
12を貫通して、電池の実質的に全長に、軸線方向に延
在する。各活性化リンク140は、各電槽積層について
1個づつの複数のみぞが縦方向に刻まれる。弁板70は
活性化リンクのみぞの中にはまり込む周囲キー142
(図7a)を有する。つまり、活性化リンク140は1
80°離れた3箇所において各弁板70に係合する。電
池が組み立てられた時、複数のモジュールが図1に示す
ように、重ね合わせられる。モジュール12を非活性モ
ードに保持するクランプが取り外されるが、モジュール
12は依然、活性化リンク140によって、このモジュ
ールに保持される。
【0051】活性化モジュール144(図13、図13
a、図14、図14a)が電池の端に設けられる。活性
モジュール144は、2個のスキブ146と、基板15
2に取り付けられる3個の引張りピン150に終結する
リンケージ148とから或る。引張りピン150は活性
化リンク140に係合する。活性化モジュール144は
終結の電槽モジュールの端に取り付けられる。活性化に
あたり、回転リンク154を中心に対称的に取り付けら
れる2個のスキブ146が並行して発火されて、回転リ
ンク154を押して回転させる。リンケージ148は引
き込まれ、3個の活性化リンク140に係合する引張り
ピン150を引き抜くことになる(図14、図14
a)。活性化リンク140の拘束力が除かれると、モジ
ュールは自由に膨張し、始動する。
【0052】電池の組み立て中、活性化リンク140が
各電槽モジュールの弁板に係合されて、拘束クランプが
取り外されると、つぎに多重電槽モジュールを電槽ハウ
ジング160(図1)の中に入れることができる。例え
ば、電池は8個の電槽モジュールを含むことができる。
【0053】さきに、陽極板26の各々にあるフィン2
6a(図4)に言及した。これらのフィン26aは図3
aの端面図に見られ、ケージ指124の間の円環状隔置
位置に配置される。図3aは外部ハウジング160を示
す。ハウジング160は本発明の電池を含むようにされ
た任意の部材であることができる。ハウジングは、電池
が漬けられる、シリコン流体のような伝熱媒体を含む。
電極間電解液室28はベローズシール22によってハウ
ジング媒体から隔離される(図2)。フィン26aはベ
ローズシールを超えて、ハウジング伝熱媒体が占有する
空間の中に延在する。活性化の後、電槽は放電によって
熱を発生する。この熱は陽極板フィン26aによって、
ハウジング伝熱媒体の中に拡散する。
【0054】図2および図3に示すものに似た電槽モジ
ュール12を用いて、試験が実施された。5kwにおけ
る電槽の動作から生ずる熱と同等の熱入力で電槽陽極板
26が加熱された。複数個所において、電槽陽極板26
とフィン26aに熱電対が接続された。モジュール12
の中心にある1個の熱電対は、試験の最初の約12分間
に約185°F(85℃)への初期温度上昇を記録し、
そのあと、試験の次の16分間に約195°F(90.
6℃)へと、僅かな温度上昇を示した。残りの試験を通
じて、温度はモジュール12の予測温度、またはそれ以
下にとどまった。試験は、電槽モジュールを冷却する上
記の方法が有効であることを実証した。
【0055】いったん活性化されると、電槽モジュール
内に発生した電流は1個の陽極/陰極板18から、電解
液室28内の電解液を通って、次の陽極/陰極2極板に
流れる。電槽モジュール内で発生した電流は、弁組立体
52の一部である、最も端の陽極板72a(図10)に
集められる。最も端の陽極板72aは、図10に示すよ
うに、陽極板の周囲をめぐって陽極板の貯蔵器組立体側
に、ろう付けなどで取り付けられた銅リング164を有
する。次の電槽積層14′の最初の陽極板26′にろう
付けなどで、同様なリング166(図10)が取り付け
られる。可撓性ケーブル(図示せず)がその両端にて、
2つのリングに、ろう付けなどで取り付けられる。よっ
て、最も端の陽極板72aに集められた電流は、可撓ケ
ーブルにより、電槽モジュールから電槽モジュールに伝
達される。電池内の最も端の陽極/陰極板は、図1に1
70、172で示すように、ハウジングに取り付けられ
た端子に接続される。
【0056】本発明の利点は明らかである筈である。電
池10は、殊に広い範囲の温度状態の下で、長期間の格
納に耐える。需要に応じて活性化できる。活性化されれ
ば、迅速な起動と、単位重量および単位体積当たりの大
きな出力とを与える。この電池はまた高い重量当たりエ
ネルギー出力(グラム当たりワット時)を有する。前記
のように、各々のモジュールが12個の電槽を含む、8
個の電槽モジュールを直列に重ねたものは、例えば5,
000wの出力を与えることができる。
【0057】本発明の望ましい実施例についての以上の
説明から、当業者は改良、変更および変形を考えつくで
あろう。当業技術に入る改良、変更および変形は、特許
請求の範囲に含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】電池内に積層関係にある複数の電槽モジュール
を示す、本発明の電池の斜視図である。
【図2】本発明による、膨張モードにある電槽モジュー
ルの、図3aの2−2線に沿う正面断面図である。
【図3】図3は、収縮モードにある図2の電槽モジュー
ルを示す、図3aの、図2と同じ線に沿う正面断面図で
ある。図3aは図2および図3の電槽モジュールの端面
図である。
【図4】図4は図2および図3の電槽モジュールの陽極
の平面図である。図4aは図4の4a−4a線に沿う正
面断面図である。図4bは図4の4b−4b線に沿う、
図4aの一部分の拡大断面図である。
【図5】図2および図3の電槽モジュールの一要素であ
る波形バネの平面図である。
【図6】図6は図2および図3の電槽モジュールの要素
である陽極ベローズシールの縮尺平面図である。図6a
は図6の6a−6a線に沿う拡大断面図である。
【図7】図7は図7aの7−7線に沿う、図2および図
3の電槽モジュールの要素である電解液貯蔵器組立体の
正面断面図である。図7aは図7の電解液貯蔵器組立体
の平面図である。
【図8】図8は図8aの8−8線に沿う、図7の電解液
貯蔵器組立体の要素である電解液ブラダーの正面断面図
である。図8aは図8の電解液ブラダーの平面図であ
る。
【図9】図9は図7の電解液貯蔵器組立体の要素である
平衡ブラダーの平面図である。図9aは図9の9a−9
a線に沿う断面図である。
【図10】図2および図3の電槽モジュールの、膨張モ
ードにある一部分の拡大正面断面図である。
【図11】図2および図3の電槽モジュールの、収縮モ
ードにある一部分の拡大正面断面図である。
【図12】図12は本発明による、図2および図3の電
槽モジュールの要素である電槽ケージの正面図である。
図12aは図12の電槽ケージの、内側から外を見た端
面図である。
【図13】図13は本発明による電池活性化機構の説明
的平面図である。図13aは図13の活性化機構の一部
分の正面断面図である。
【図14】図14は解放位置にある、図13の活性化機
構の平面図である。図14aは図14の機構の一部分の
正面断面図である。
【符号の説明】
10:電池 12:電槽モジュール 14:電槽積層 16:電解液貯蔵器組立体 18:陽極/陰極板 20:波形バネ 22:ベローズシール 24:陰極 26:陽極板 28:電解液室 52:弁組立体 54:ブラダー組立体 56:ドーナツ形ブラダー 58:内方ブラダー 72:混合板 74:平衡ブラダー 120:ケージ 144:活性化モジュール 160:ハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケネス・ジエイ・グレツグ アメリカ合衆国オハイオ州44060,メンタ ー,バツクハースト・プレース 7037 (72)発明者 ジエイ・エム・ノスカル アメリカ合衆国オハイオ州44047,ジエフ アーソン,ルート・307・ウエスト 1013 (72)発明者 ロジヤー・ジエイ・チムラ アメリカ合衆国オハイオ州44060,メンタ ー,アベイ・シヤイア・ウエイ 9665

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a.電槽ケージ; b.該ケージの第1の部分に含まれる膨張自在の電槽積
    層; c,該ケージの第2の部分に含まれる電解液貯蔵器組立
    体; e,該電槽積層は該ケージの第2の部分の中に膨張し、
    該電槽積層の膨張は該電解液貯蔵器から該電槽積層に電
    解液を移動させて、電池を活性化すること; を含む、活性化自在の稠密型予備電池。
  2. 【請求項2】 該電槽積層は圧縮モードと膨張モードを
    有し、該電槽積層をその圧縮モードに保持し、かつ該電
    槽積層をその膨張モードに機械的に解放するための装置
    を含んでいる、請求項1の電池。
  3. 【請求項3】 該電槽積層は整合関係にある複数の2極
    陽極/陰極板を有し、該板の間に、該電槽積層をその膨
    張モードに偏倚するバネ装置をさらに含み、該積層はそ
    の膨張モードにある時に、該板の間に複数の電解液室を
    画成する、請求項2の電池。
  4. 【請求項4】 該電解液室を円周方向に密封する、該陽
    極/陰極板の間のシール装置を含み、該シール装置は該
    電槽積層の膨張と共に膨張自在である、請求項3の電
    池。
  5. 【請求項5】 該シール装置と陽極/陰極板が膨張自在
    のベローズを画成する、請求項4の電池。
  6. 【請求項6】 該陽極/陰極板は該シール装置の外側に
    延在する熱拡散フィン装置を含む、請求項4の電池。
  7. 【請求項7】 該バネ装置は継続する陽極/陰極板の間
    のバネ座金を含み、該バネ座金は、該バネ装置を通る電
    流の流れを防ぐための絶縁装置を含む、請求項3の電
    池。
  8. 【請求項8】 該陽極/陰極板は、金属、合金または金
    属間混合物のうちの一つ以上の陽極を含み、陰極は少な
    くとも一つの金属酸化物を満たされた網状構造を含み、
    該網状構造は該陽極の一つの側に結合される、請求項3
    の電池。
  9. 【請求項9】 該陽極は、アルミニウム、亜鉛、カドミ
    ウム、鉄、ベリリウム、マグネシウムまたはリチウムの
    板を含み、該陰極は酸化銀、酸化ニッケル、またはそれ
    らの混合物を満たされ、該陰極は導電性エポキシ接着剤
    によって該陽極に結合される、請求項8の電池。
  10. 【請求項10】 該貯蔵器組立体は圧縮自在のブラダー
    装置を含む、請求項1の電池。
  11. 【請求項11】 該電解液は複数の電解液成分を含み、
    該貯蔵器組立体は、該電解液成分を別々に保存して、活
    性化の直前にそれらを混合するための装置を含む、請求
    項1の電池。
  12. 【請求項12】 該貯蔵器組立体は複数の圧縮自在のブ
    ラダー装置を含む、請求項11の電池。
  13. 【請求項13】 該貯蔵器組立体は2個のブラダーを含
    み、該ブラダーのうちの一方はドーナツ形であり、該ブ
    ラダーのうちの他方は該ドーナツ形ブラダー内に軸線上
    に配置される内方ブラダーである、請求項12の電池。
  14. 【請求項14】 弁板と混合板を有する弁組立体をさら
    に含み、該ドーナツ形ブラダーおよび内方ブラダーは該
    弁板に取り付けられ、該弁板とブラダーは整合した連通
    開口部を有し、該混合板は通常、該弁板に押し付けられ
    ていて、該電槽積層が圧縮モードにある時に該弁板の開
    口部を密封する、請求項13の電池。
  15. 【請求項15】 該混合板と弁板の間に配置される平衡
    ブラダーを含み、該平衡ブラダーを該ドーナツ形ブラダ
    ーに連通する開口装置を含み、該電槽積層が膨張する
    時、該ドーナツ形ブラダーから該平衡ブラダーに電解液
    が流れて、該弁板と混合板の分離を助ける、請求項14
    の電池。
  16. 【請求項16】 各々のケージ、電槽積層および電解液
    貯蔵器が電槽モジュールを画成し、積層関係に、直列に
    電気接続された複数の電槽モジュールを含む、請求項1
    の電池。
  17. 【請求項17】 a.電槽ハウジング; b.該ハウジング内に含まれ、圧縮モードと膨張モード
    を有し、圧縮モードにある時に該ハウジングの第一の部
    分を占有する、膨張自在の電槽積層; c.該ハウジングの第二の部分を占有する電解液貯蔵
    器; d.該電解液貯蔵器を該電槽積層に連通する通路装置; e.該圧縮モードから該膨張モードに膨張した時に、該
    電槽積層が該第二の部分の少なくとも一部を占有して、
    該電解液貯蔵器から該通路装置を通して該電槽積層に電
    解液を移動させ、それにより該電槽積層を活性化するこ
    と: を含む、稠密型予備電池。
  18. 【請求項18】 a.電槽ハウジング; b.該ハウジング内に含まれ、電槽積層と、該電槽積層
    に対して端と端を突き合わせた関係にある電解液貯蔵器
    とを有する電槽モジュール; c.該電槽積層は、圧縮モードと膨張モードを有し、間
    に電解液室を画成する複数の整合した2極陽極/陰極板
    と、該電解液室を密封するための膨張自在のシール装置
    と、該電槽積層をその圧縮モードから膨張モードに膨張
    させるための、該板の間にある圧縮自在のバネ装置と、
    該バネ装置の力に抗して該積層を該圧縮モードに保持す
    るための保持装置と、を含み、該電槽積層は該圧縮モー
    ドにおいて該電槽ハウジングの第一の部分を占有するこ
    と; d.該電解液貯蔵器は、圧縮自在のブラケットと該圧縮
    自在ブラケット内に含まれる電槽電解液とを含み、該電
    解液貯蔵器は該電槽ハウジングの第二の部分を占有する
    こと; e.該電解液貯蔵器を該電槽積層に連通する通路装置
    と; f.該保持装置を解放して、該電槽積層が該圧縮モード
    から該膨張モードに膨張されて該第二の部分の少なくと
    も一部を占有し、それにより該電解液貯蔵器から該電槽
    積層に電解液を移動させて該電槽積層を活性化するため
    の装置: を含む、稠密型の機械的に活性化される予備電池。
  19. 【請求項19】 a.膨張自在の電槽積層を電槽ハウジ
    ングの第一の部分内に、また電解液貯蔵器を電槽ハウジ
    ングの第二の部分内に、配置する段階; b.該電槽積層と該電解液貯蔵器の間の流体連通装置を
    与える段階; c.該電槽積層を該第二の部分の中に膨張させて、該電
    解液貯蔵器から該電槽積層に電解液を移動させる段階: を含む、予備電池を活性化する方法。
  20. 【請求項20】 該電槽積層は膨張モードと圧縮モード
    を有し、該電槽積層を該圧縮モードから該膨張モードに
    機械的に解放する段階を含む、請求項19の方法。
  21. 【請求項21】 該電池は2極陽極/陰極板を含む2極
    電池であり、該板は膨張モードにある時、該板の間に電
    解液室を画成し、該電解液は電解液貯蔵器から該電解液
    室の中に流れる、請求項20の方法。
  22. 【請求項22】 該貯蔵器内の複数の電解液と、該電解
    液を該貯蔵器内に隔離保持する装置とを含み、該電解液
    は該貯蔵器から移動した時、混合し、該電解液は混合し
    た時、起動の際に該電池をあたためる熱を発生する、請
    求項21の方法。
  23. 【請求項23】 該電解液の一方は1種類以上のアルカ
    リ金属水酸化物であり、該電解液の他方は1種類以上の
    無機酸である、請求項22の方法。
  24. 【請求項24】 該陽極/陰極板は該電解液室の外側に
    延びる複数のフィンを有し、該フィンを通して熱を拡散
    することにより、該電池を冷却する段階を含む、請求項
    21の方法。
  25. 【請求項25】 混合した時に熱を発生する複数の電解
    液を該電池内に導入し、起動前には該電解液を隔離保持
    することを含む、起動中に予備電池をあたためる方法。
  26. 【請求項26】 該電池は電槽積層と電解液貯蔵器とを
    含み、該電解液は該電解液貯蔵器内に別々に保持され
    る、請求項25の方法。
  27. 【請求項27】 該電解液は基剤と酸を含み、該熱は中
    和熱と稀釈熱である、請求項26の方法。
  28. 【請求項28】 該基剤はアルカリ金属水酸化物であ
    る、請求項27の方法。
  29. 【請求項29】 a.間に電解液室を画成する複数の2
    極陽極/陰極板; b.該板が相互に接触する圧縮モードと膨張した活性化
    モードとを電池が有すること; c.2極陽極/陰極板の少なくとも1対の間でそれらと
    接触し、該電池を膨張して活性化されたモードに偏倚
    し、電気絶縁性被膜を有する金属波形バネ: を含む、機械的に活性化される予備電池。
  30. 【請求項30】 a.複数の整合した2極陽極/陰極
    板; b.該板が相互に接触する圧縮モードと、該板が隔置さ
    れる膨張し、活性化されたモードとを電池が有するこ
    と; c.隣り合わせの陽極/陰極板の間にあって、該板と共
    に該板の間に少なくとも1個の電解液室を画成する円環
    形ベローズ形シール; d.該陽極/陰極板の一つの周囲に取り付けられる円環
    形リブと、該一つの陽極/陰極板の隣の陽極/陰極板の
    周囲に取り付けられる円環形リーブとを該シールが有す
    ること: を含む、機械的に活性化される予備電池。
  31. 【請求項31】 a.間に電解液室を画成する複数の2
    極陽極/陰極板; b.該板が相互に接触する圧縮された不活性モードと、
    該板が隔置される膨張した活性化モードとを電池が有す
    ること; c.該陽極/陰極板の間にあって、該陽極/陰極板を膨
    張モードに偏倚するバネ装置; d.電解液貯蔵器; e.膨張モードへの該陽極/陰極板の運動と共に、該貯
    蔵室内の電解液を加圧する装置; f.該電解液貯蔵室と該電解液室の間にあって、電池が
    不活性モードにある時に、閉鎖、接触関係にあり、電池
    が活性化モードにある時に開放、隔置関係にある弁要素
    を有し、電池が活性化された時に、圧力のかかった電解
    液を受承し、該要素を該開放、隔置関係に動かすように
    されたブラダーを該要素の間に含んでいる弁; を含む、機械的に活性化される予備電池。
  32. 【請求項32】 該弁要素の間の、該要素を開放、隔置
    関係に偏倚するバネ装置を含む、請求項31の電池。
  33. 【請求項33】 a.複数の2極陽極/陰極板; b.該板が相互に接触する圧縮モードと、該板が隔置さ
    れる膨張モードとを電池が有すること; c.電池のためのハウジング; d.隣合わせの陽極/陰極板の間にあって、該板と共に
    該板の間に少なくとも1個の電解液室を画成する円環形
    エラストマ・シール; e.該エラストマ・シールによって該電解液室から分離
    される外方室を、該ハウジングが画成すること; f.該外方室が非圧縮性流体を含むこと: を含む、船舶用の、機械的に活性化される予備電池。
  34. 【請求項34】 該非圧縮性流体はシリコン油である、
    請求項33の電池。
  35. 【請求項35】 該陽極/陰極板は、該電解液室内に発
    生する熱を拡散するために、該外方室の中に延在するフ
    ィンを含む、請求項33の電池。
  36. 【請求項36】 電池に添加される時に混合され、混合
    した時に電池をあたためる熱を発生するようにされた複
    数の成分を含む、予備電池のための電解液。
  37. 【請求項37】 該成分の一つが基剤であり、該成分の
    他の一つが酸であり、該成分を混合すると、中和熱と希
    釈熱を生ずる、請求項36の電解液。
  38. 【請求項38】 該基剤は水酸化カリウムであり、該酸
    は硫酸である、請求項37の電解液。
  39. 【請求項39】 該酸と基剤の相対濃度および量は、混
    合された時に、約6〜10Mの範囲の濃度を与える、請
    求項37の電解液。
  40. 【請求項40】 該酸と基剤の相対濃度と量は、混合さ
    れた時に、約7〜10Mの範囲の濃度を与える、請求項
    39の電解液。
  41. 【請求項41】 該基剤は12Mの水酸化カリウムであ
    り、該酸は4Mの硫酸である、請求項40の電解液。
  42. 【請求項42】 該成分の一つは基剤であり、該成分の
    他の一つは、水、アルコールおよび塩から成る集団から
    選択された、該基剤と反応しない成分であり、発生する
    熱は稀釈熱である、請求項36の電解液。
  43. 【請求項43】 該成分の一つは発泡抑制剤を含む苛性
    溶液である、請求項36の電解液。
  44. 【請求項44】 該発泡抑制剤は界面活性剤である、請
    求項43の電解液。
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