JPH05120547A - 飲料供給装置 - Google Patents

飲料供給装置

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JPH05120547A
JPH05120547A JP24434791A JP24434791A JPH05120547A JP H05120547 A JPH05120547 A JP H05120547A JP 24434791 A JP24434791 A JP 24434791A JP 24434791 A JP24434791 A JP 24434791A JP H05120547 A JPH05120547 A JP H05120547A
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JP
Japan
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raw material
beverage
common
canister
canisters
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Pending
Application number
JP24434791A
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English (en)
Inventor
Hajime Erikawa
▲はじめ▼ 江利川
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の異種飲料を販売する飲料供給装置にお
いて、装置の小型化と、残留物、においの混入といった
問題点の解決を図る。 【構成】 左右に配した2個の異種原料キャニスタ1
0,11の間に共通原料キャニスタ12,13を配置
し、各飲料専用のミキシングボール14,15を原料キ
ャニスタ10,11の下方に設置すると共に、ミキシン
グボール14,15間の上方位置には、正逆方向に回転
動作して共通原料を任意のミキシングボール14,15
に振分投入するコンベアなどの共通原料搬送手段16を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コーヒー、紅茶等の粉
末原料、および砂糖、クリームなどの添加原料に温水を
加えて、飲料を作り販売する飲料自動販売機などの飲料
供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年商品の多様化に対処して、同一機で
複数の異種飲料を販売できるものが実用化されている。
例えば、特公昭63−57837号公報に示す飲料抽出
装置もその一つである。つまりは、機内に飲料種類別に
複数の原料キャニスタを設置し、客の自由なる選択に応
じて、いずれかの原料を搬出調合して供給するように構
成されている。
【0003】この場合の原料キャニスタ、原料シュー
ト、ミキシングボールの組み合せとして、従来は図3、
図4または図5、図6の方法により実施されている。
【0004】図3、図4に示す第1の従来方法による原
料搬出調合装置では、異種飲料の原料キャニスタ1,
2、および共通原料キャニスタ3,4を順に並べて、原
料シュート5の上方に設置し、ミキシングボール6は1
ヶのみとして共用とする。
【0005】ここで、原料キャニスタ1にA飲料(例え
ばA銘柄コーヒー)を収容し、原料キャニスタ2にB飲
料(例えばB銘柄コーヒー)を収容し、そして共通原料
キャニスタ3,4に添加原料、例えば砂糖およびミルク
が別々に収容しているものとすると、A飲料を選択した
場合には、原料キャニスタ1と共通原料キャニスタ3,
4より原料を供給し、B飲料を選択した場合には、原料
キャニスタ2と共通原料キャニスタ3,4より原料を供
給し、これらの原料に湯が加えられ、共用のミキシング
ボール6で混合されて抽出される。
【0006】これに対し、図5、図6に示す第2の従来
方法による原料搬出調合装置では、飲料種類別に、原料
キャニスタ1Aと共通原料キャニスタ3A,4Aを組と
したAグループと、原料キャニスタ2Bと共通原料キャ
ニスタ3B,4Bを組としたBグループとを設け、それ
ぞれに専用の原料シュート5A,5Bおよび専用のミキ
シングボール6A,6Bを設け、飲料の選択に応じてい
ずれかのグループを動作させる。
【0007】なお、各図において7は原料の送出口であ
り、また各キャニスタの中には、原料送出機、例えばス
クリュー状の回転体が配されて、販売指令により回転動
作に原料を前記送出口7より送出するようになってい
る。
【0008】図7には、図3、図4に示す第1の方法の
原料搬出調合装置を用いた飲料自動販売機の内部構成の
全体的概略を示している。
【0009】同図において、30はカップディスペンサ
ーにして、カップ31が多数積重されて収納され、販売
指令により、カップ31が1個ずつ落とされ、カップシ
ュート(図示せず)を通り、カップ載置台32上に保持
される。33は湯タンクにして、販売指令により電磁弁
34が所定時間、開放動作し、湯管35を通してカップ
一杯分の湯がミキシングボール6に注がれる。そして、
ミキシングボール6にて、混合された飲料は注出ノズル
36を介してカップ31に供給される。37は自動販売
機の本体ケースを示す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
方法では、ミキシングボール6が飲料A,Bに対して共
通で使用されるため、残留物、香りが異種飲料の販売過
程で入り混じる問題がある。
【0011】一方、第2の方法では、販売経路が飲料ご
とに独立しているので、第1の方法のような問題はな
い。しかし、原料キャニスタ及びミキシングボールの設
置数が増え、そのためその占有スペースが大きく、機械
が大型かつ高価になる難点がある。
【0012】本発明は上記の点に鑑み成されたもので、
原料シュートを廃止し、コンベアなどの水平搬送手段を
設けることにより、異種飲料の販売に対して共通原料キ
ャニスタを共用しつつ、更にミキシングボールを飲料別
に設けて種類別の原料投入を可能にし、高さ方向の省ス
ペース化を実現し、自動販売機の小型化、並びに残留
物、においの混入といった問題点の解決が図れた飲料自
動販売機を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】機内に飲料種類別に複数
の原料キャニスタを設置し、選択に応じて、いずれかの
原料を調合して供給するように構成されている飲料供給
装置において、異種飲料の原料をそれぞれ収納した2ヶ
の原料キャニスタを左右に配し、これらの原料キャニス
タの間に、複数の共通原料キャニスタを挾むようにして
並置し、前記各原料キャニスタの下方には、搬出指令に
従って各原料キャニスタより搬出される原料が直接受け
入れられる各飲料専用のミキシングボールを対応設置
し、前記共通原料キャニスタとミキシングボールとの間
には、正逆いずれの方向にも移送動作可能で、共通原料
キャニスタより搬出される共通原料を任意のミキシング
ボールに搬送投入する共通原料搬送手段を設置したもの
である。
【0014】
【作用】飲料が選択されると、その飲料の原料は原料キ
ャニスタより直接、その下方に設置してあるミキシング
ボールに投入される。一方、原料に添加される共通原料
(例えば砂糖、粉末ミルク)は、共通原料キャニスタよ
り搬出されると、正逆いずれの方向にも移送動作する共
通原料搬送手段により、その選択された飲料側のミキシ
ングボールに向かって移送動作して共通原料を投入す
る。
【0015】両側に配したミキシングボールには、共通
原料は振分投入されるが、いずれの飲料原料も投入する
という共通使用はなく、残留物や香りの混入は避けられ
る。また、高さ方向の寸法がある原料シュートを廃止し
て、コンベアなどの共通原料搬送手段を採用して、コン
パクト構造とできる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0017】10は原料Aを収容した原料キャニスタ。
11は原料Bを収容した原料キャニスタである。原料キ
ャニスタ10と原料キャニスタ11とは、間を離して左
方と右方の両端に設置されている。12と13は共通原
料キャニスタで、共通原料キャニスタ12は砂糖を収納
し、また共通原料キャニスタ13は粉末ミルクを収納し
ている。そしてこれら共通原料キャニスタ12,13は
異種飲料の前記原料キャニスタ10,11の中央に挾ま
れた格好で配置されている。
【0018】A種飲料の原料キャニスタ10の下方に、
A種飲料専用のミキシングボール14が対応配置され、
一方B種飲料の原料キャニスタ11の下方にも、B種飲
料専用のミキシングボール15が対応配置されている。
【0019】そして、共通原料キャニスタ12,13と
ミキシングボール14,15との間には、コンベア16
などの共通原料搬送手段が設置されており、このコンベ
ア16は正逆方向に動作可能となっており、共通原料を
任意のミキシングボール14,15に投入することが可
能となっている。
【0020】コンベア16は、無端の搬送ベルト18
と、この搬送ベルト18を張設している主動プーリ19
aと従動プーリ19bと、コンベアガイド20と、主動
プーリ19aを駆動するコンベア駆動モータ21などよ
り構成されている。21aは原動軸を示す。また22は
従動軸を示す。
【0021】また、コンベア16の両搬出端の下方に
は、夫々、中間を軸支23,23され、下端に備えた重
り24,24により先端をベルト18面に当接させて、
ベルト18上の粉末原料をかき落すよう作用して、ミキ
シングボール14,15に確実に投入させるスクレーパ
ー25,25が設けられている。ベルト18とスクレー
パー25とは、摩擦抵抗がより少なくて当接するような
形成材料を選ぶ。
【0022】例えば、ポリエステルを主材とするベルト
18の表面にポリウレタン層を形成したベルト構造と
し、一方、スクレーパー25の先端をポリアセタール系
材料とし、ベルト表面のポリウレタン層と接触させるこ
とで摩擦抵抗の軽少を図る。
【0023】以上の構成で、今仮にA飲料が選択された
場合には、販売指令に基づいて、コンベア16がA矢印
方向に回転し、共通原料キャニスタ12,13より搬出
された原料(砂糖、粉末ミルク)は、コンベア上をミキ
シングボール14に搬出される。A種飲料の原料は、そ
のまま原料キャニスタ10より、その送出口7を介して
直接ミキシングボール14に搬出される。
【0024】ミキシングボール14では、従来と同様
に、これらの原料と湯との混合が成されてA種飲料が抽
出される。B種飲料が選択された場合には、コンベア1
6がB方向の逆回転とし、同様の動作を行うことによっ
て、各原料はミキシングボール15に搬出される。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、異種飲料
を販売するものにおいて、原料キャニスタに関しては、
共通原料キャニスタの共用化を図りつつ、飲料種別に設
置した各専用のミキシングボールへ向けて原料を振分け
て異種飲料の販売を行うことができる。そして、原料シ
ュートを廃止することと相まって、原料キャニスタの設
置数、占有スペースも少なくて済み、しかも飲料調整の
過程で、別な飲料の残留物、香りが入り混じる恐れもな
くなるなど、構造、機能の面で優れた飲料自動販売機を
提供できる。
【0026】また、廃止した原料シュートのほぼ高さ分
だけ、逆に原料キャニスタを拡大化でき、収容量を増や
せて、1台当りの販売総量を高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原料搬出調合装置の外観斜視図。
【図2】同装置の正面図。
【図3】従来の原料搬出調合装置の外観斜視図。
【図4】図3の装置の正面図。
【図5】従来の他の原料搬出調合装置の外観斜視図。
【図6】図5の装置の正面図。
【図7】図3の従来装置を用いた飲料自動販売機の概略
内部構成図。
【符号の説明】
10 A飲料の原料キャニスタ 11 B飲料の原料キャニスタ 12,13 共通原料キャニスタ 14 A飲料専用のミキシングボール 15 B飲料専用のミキシングボール 16 共通原料搬送手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機内に飲料種類別に複数の原料キャニス
    タを設置し、選択に応じて、いずれかの原料を調合して
    供給するように構成されている飲料供給装置において、
    異種飲料の原料をそれぞれ収納した2ヶの原料キャニス
    タを左右に配し、これらの原料キャニスタの間に、複数
    の共通原料キャニスタを挾むようにして並置し、前記各
    原料キャニスタの下方には、搬出指令に従って各原料キ
    ャニスタより搬出される原料が直接受け入れられる各飲
    料専用のミキシングボールを対応設置し、前記共通原料
    キャニスタとミキシングボールとの間には、正逆いずれ
    の方向にも移送動作可能で、共通原料キャニスタより搬
    出される共通原料を任意のミキシングボールに搬送投入
    する共通原料搬送手段を設置したことを特徴とする飲料
    供給装置。
JP24434791A 1991-08-31 1991-08-31 飲料供給装置 Pending JPH05120547A (ja)

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JP24434791A JPH05120547A (ja) 1991-08-31 1991-08-31 飲料供給装置

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JPH05120547A true JPH05120547A (ja) 1993-05-18

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ID=17117352

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017140404A (ja) * 2011-04-15 2017-08-17 ワトソン・インベスター・コミュニケーションズ,エルエルシー 測定量の、ばらけた材料を分配するためのシステムおよび方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017140404A (ja) * 2011-04-15 2017-08-17 ワトソン・インベスター・コミュニケーションズ,エルエルシー 測定量の、ばらけた材料を分配するためのシステムおよび方法
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