JPH0511992U - 五月節句用鎧着人形 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 凛々しい姿態を形成し、美観を向上させた五
月節句用鎧着人形。 【構成】 鎧の背部適所にホルダーを取付け、このホル
ダーに飾矢を納め、鎧の背部に飾矢を起立させた五月節
句用鎧着人形。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は五月節句用鎧着人形に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、五月節句用鎧着人形は、飾台上に載置される鎧櫃に腰座した状態で飾ら れている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、この種の五月節句用鎧着人形は、鎧の背部に何も装置していないから 鎧の背部が単純構成となり、美観が向上しない。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は五月節句用鎧着人形において、この鎧着人形の背部の適所に縫着、釘 着、接着等の手段によりホルダーを取付け、このホルダーに飾矢を納め鎧の背部 に飾矢を起立させる構成とした。

【０００５】

【作用】

この五月節句用鎧着人形は飾台上に載置される鎧櫃に腰を掛けるように置かれ 、鎧着人形の背部に取付けするホルダーに飾矢を納め、鎧の背部に飾矢を起立さ せ、飾矢を鎧着人形の背部に負うようにして飾る、五月節句用鎧着人形を構成す る。

【０００６】

【実施例】

本考案の一実施例を図面について説明する。 図１は五月節句用鎧着人形を示し、飾台上に載置される鎧櫃２の天蓋上に腰座 する。 五月節句用鎧着人形１の背部３の適所には縫着、釘着、接着等の手段によりホ ルダー４が取付けられている。 このホルダー４は適宜布帛、合成皮革等で作られ、このホルダー４に少なくと も３本以上の飾矢５を納めて鎧の背部３に飾矢５を起立させる構成とする。 飾矢５は、鎧着人形１の背部３の右斜め方向位置に所望間隔をあけ、突き出し たかたちで並置される。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は以上のように五月節句用鎧着人形の背部適所にホルダーを取付け、こ のホルダーに少なくとも３本以上の飾矢を納め鎧の背部に飾矢を起立させている ので、鎧の背部に何も装置しない五月節句用鎧着人形のもつイメージを一変させ ることができると共に、五月節句用鎧着人形の凛々しさと、美観が一段と向上し 、鎧着人形との結合性もよく、外観もよい。

【０００８】 また、本考案による五月節句用鎧着人形を、平飾台上やガラスケースの内部に 見映えよく飾ることができ、しかも鎧の背部に飾矢を飾る趣のある姿で雄々しく 眺められ、見映えのよい勇壮豪快な五月節句用鎧着人形ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は背部に飾矢を飾った五月節句用鎧着人形
の正面図である。

【図２】図２は背部に飾矢を飾った五月節句用鎧着人形
の背面図である。

【符号の説明】

１ 五月節句用鎧着人形 ４ ホルダー ５ 飾矢

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 鎧の背部適所にホルダーを取付け、この
   ホルダーに少なくとも三本以上の飾矢を納めて、鎧の背
   部に飾矢を起立させたことを特徴とする五月節句用鎧着
   人形。