JPH0511929B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0511929B2
JPH0511929B2 JP1072058A JP7205889A JPH0511929B2 JP H0511929 B2 JPH0511929 B2 JP H0511929B2 JP 1072058 A JP1072058 A JP 1072058A JP 7205889 A JP7205889 A JP 7205889A JP H0511929 B2 JPH0511929 B2 JP H0511929B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
chuck
rollers
section
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1072058A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01285147A (ja
Inventor
Furanshisu Bieransuki Jeimuzu
Aasaa Watsutsu Kiisu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Viskase Corp
Original Assignee
Viskase Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Viskase Corp filed Critical Viskase Corp
Publication of JPH01285147A publication Critical patent/JPH01285147A/ja
Publication of JPH0511929B2 publication Critical patent/JPH0511929B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C11/00Sausage making ; Apparatus for handling or conveying sausage products during manufacture
    • A22C11/02Sausage filling or stuffing machines
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C11/00Sausage making ; Apparatus for handling or conveying sausage products during manufacture
    • A22C11/10Apparatus for twisting or linking sausages

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、リンク(鎖状ソーセージ等の一節)
の形成を容易にするために填充作業中食品ケーシ
ングを把持し回転するための回転自在のチヤツク
部材(以下、単に「チヤツク」とも称する)に関
し、特に、ケーシングを回転するためにケーシン
グの外周を把持するチヤツクによつてケーシング
に及ぼされる抗力(摩擦抵抗力)を軽減する減摩
手段を有する回転自在のチヤツクに関する。 従来の技術 米国特許第3191222号に記載された型式の填充
機は、フランクフルタ等の製造に一般に使用され
る。使用において、食品ケーシングの筒状ひだ付
きステイツク(棒状体)(以下、単に「ひだ付き
ケーシングステイツク」、「ケーシングステイツ
ク」、「ステイツク」又は「ケーシング」とも称す
る)を填充ホーンに被せ、ケーシングのひだを伸
ばしながら填充ホーンから排出されるケーシング
に食品エマルジヨン(例えば食肉エマルジヨン)
を填充する。填充ホーンの排出端には、プラスチ
ツク製の回転自在チヤツクが配設されている。ケ
ーシングひだ伸ばしされ、食品エマルジヨンを填
充されていくにつれて、チヤツク内の円筒状内孔
を長手方向に通過する。ケーシングのその長手方
向の移動中チヤツクは、填充ずみケーシングをそ
の内孔の小径区間内へ強制的に圧入する。チヤツ
クは、回転駆動され、それによつて填充ずみケー
シングをリンクの形に撚回するためのトルクをケ
ーシングに伝達する。リンクの形に撚回する操作
は、填充ホーン及びチヤツクの下流に配置された
慣用のリンク形成装置の挟み付け部材と連携して
達成される。 このチヤツク部材は、又、茶悪の内孔を長手方
向に移動するケーシングに長手方向の抗力即ち引
留め力を貸すように設計されている。この引留め
力がなければ、食品エマルジヨンがケーシングに
きつく充填されない。ケーシングに及ぼされる引
留め力は、チヤツク部材の内孔の周りに円周方向
に間隔をおいて配置された長手方向のフルート
(細長片)によつて与えられる。これらのフルー
トは、米国特許第3115668号及び3191222号に記載
されているように、チヤツクの内孔の実質的に全
長に亙つて延長しており、内孔内のケーシングに
長手方向の抗力を及ぼす。 チヤツク内孔の入口端は、比較的大径の第1部
位から内孔の入口端と出口端の間の中間部位に位
置する比較的小径の第2部位にまで半径方向内方
へテーパしている。このテーパした入口は、ひだ
付きケーシングステイツクの前端を受容し、この
区域内のフルートは、填充作業中ステイツクの前
端から順次にひだ伸ばされ引出されるケーシング
を把持し回転させる。填充ずみケーシングは、次
いで中間部位より下流の小径区間を通りその小径
区間においてケーシングを内方へ押圧するフルー
トによつて把持変形せしめられる。フルートは、
填充済みケーシングを把持することによつてチヤ
ツクからトルクを填充ずみケーシングに伝達し、
それによつて填充ずみケーシングを回転させてリ
ンクの形に撚回する。 フルートは、填充のために必要とされる十分な
引留め力を与えるように適正な寸法としなければ
ならないが、ケーシングが過度の量のエマルジヨ
ンを填充されて破裂するほどの引留め力を与える
ことがないようにしなければならない。先に述べ
たように、一方でフルートは、又、填充ずみケー
シングを撚回してリンクを形成するための所要の
トルクを伝達するためにケーシングを把持しなけ
ればならない。 従つて、適正なトルク伝達のための十分な把持
力を提供し、なおかつ、ケーシングの過剰填充や
破裂の原因と成る過度の引留め力を与えるほど強
く把持しないようなフルートを備えたチヤツクを
設計することは、従来の技術においては常に妥協
であつた。従来の技術では、過剰填充の危険を冒
すよりは適正な引留め力を与えるチヤツクを設計
するのが普通であつた。従つて、そのようなフル
ートは摩耗し易いので、ケーシングが所定膨張度
まで填充されなくなるかあるいは異常な撚回及び
リンクが形成されるほどにフルートの摩耗が進行
したならば直ちにチヤツクを交換するのが普通で
あつた。通常、チヤツクは、食肉填充業者にとつ
ては消耗品であると考えられており、毎日交換さ
れるので、維持コストの相当な部分を占める。 チヤツクの問題に対する1つの解決法は、米国
特許第4670942号に記載されている。動特許に記
載されたチヤツクは、チヤツクの内孔の出口単近
くでチヤツク本体にに回転自在に軸承された1組
の自由回転ローラを有する。出口を囲繞するそれ
らのローラは、填充ずみケーシングに対する長手
方向の抗力を増大させることなく内孔から出てい
く填充ずみケーシングを把持し回転させる。 在来のチヤツクのもう1つの問題点は、フラン
クフルタの填充に用いられる、コーチングを施さ
れていない、不強化セルロース質ケーシングでは
なく、外表面にコーチングを施され高い摩擦係数
を有するケーシングに用いるのには不適当である
ことである。そのようなコーチング材の一例は、
木材から抽出された、タールのない液状スモーク
である。そのようなスモークは、例えば米国特許
第4505939号に記載されているようにセルロース
質ケーシングの外面に含浸せしめられる。液状ス
モークを含浸されたセルロース質ケーシングの表
面は少なくとも0.46の動的摩擦係数(COF)を有
するのに対して、通常のコーチングされていない
セルロース質ケーシングの動的COFは0.33程度で
ある。 液状スモークを含浸された不補強セルロース質
ケーシングに、米国特許第3191222号に記載され
た全長に亙つて延長したフルートを有する回転自
在のプラスチツク製チヤツクを備えた慣用のフラ
ンクフルタ填充機を用いて食肉エマルジヨンを填
充した場合、COFが比較的高いため比較的高い
長手方向の抗力即ち引留め力が生じ、その結果得
られるフランクフルタリンクは、コーチングされ
ていない、従つてCOFが低い、不補強セルロー
スケーシングに填充した場合より短く、直径が大
きい。短いフランクフルタリンクへ商業的には受
け入れられない。 発明の目的 本発明の目的は、摩耗しにくく、従来のチヤツ
クより有効寿命の長い食品填充機のためのチヤツ
ク部材を提供することである。 本発明の他の目的は、外表面にコーチングを施
されていないセルロース質ケーシングにも、コー
チングを施されたセルロース質ケーシングにも適
するチヤツク部材を提供することである。 本発明の更に他の目的は、填充ずみケーシング
に及ぼされる長手方向の抗力即ち引留め力を軽減
し、なおかつ、填充ずみケーシングを回転させ、
リンクの形にするのに十分なトルクを付与するこ
とができるチヤツクを提供することである。 本発明の更に他の目的は、セルロース質ケーシ
ングの外表面が比較的高い摩擦係数を有するもの
であると、比較的低い摩擦係数を有するものであ
るとに拘らず、ケーシングに適度に係合し、ケー
シングを回転変形させることによりケーシングを
連続的にひだ伸ばしし、ケーシングに食品エマル
ジヨンを填充し、実質的に一定のリンクを形成す
る方法を提供することである。 発明の概要 本発明の一側面は、食品を填充されたケーシン
グに係合しケーシングを変形させるためのチヤツ
ク部材に関する。このチヤツク部材は、填充ずみ
ケーシングを通すための円筒状中央内孔を有する
本体から成る。この内孔は、入口及び出口を有
し、チヤツクの回転軸線となる長手中心軸線を画
定する。入口は、その第1大径部分から該入口と
出口の間の中間部位の小径部分にまで半径方向内
方へテーパしている。中間部位は、該入口から円
筒状内孔の全長の最大約30%の長さのところに位
置させる。この構成により、該内孔の中間部位ま
でのテーパした入口は、中間部位の上流側にケー
シング係合入口区間を画定し、この内孔の中間部
位より下流の部分は、ケーシング変形区間を画定
する。 本発明のチヤツク部材の特徴は、ケーシング係
合区間内に長手方向に延長した多数のケーシング
係合フルートを設け、ケーシング変形区間内に複
数の隔置されたローラを設けたことである。これ
らのフルートは、入口区間の周壁の周りに円周方
向に間隔をおいて配置されて長手方向に延長し、
中間部位に終端する。各フルートは、チヤツク本
体の回転方向に面し、該周壁に対して垂直関係を
なして該周壁から該本体の軸線に向つて延長した
第1側壁と、該周壁から第1側壁に向つて斜めに
延長し、ケーシング係合縁を画定する頂角におい
て第1側壁と交差した第2側壁を有する。 本発明のチヤツク部材においては、複数のロー
ラが、内孔の長手軸線に対して実質的に横断方向
の平面内に位置するローラ軸線の周りに回転しう
るように前記中間部位と出口との間でケーシング
変形区間内に回転駆動自在の本体に軸承されてお
り、各々、一部分が前記内孔を通る食品填充ずみ
ケーシングに回転自在に係合して該ケーシングを
変形させるようにケーシング変形区間内へ突出し
ている。 これらのローラは、ケーシング変形区間の周壁
の周りに円周方向に間隔をおいて配置された少な
くとも3つの長手方向の列として整列され、各列
には、少なくとも2つのローラが長手方向に間隔
をおいて配置される。各列のローラは、隣接する
列のローラと整列し、それらのローラの回転軸線
が同一平面内に位置するように配置することが好
ましい。 各ローラは、内孔の長手軸線の周りに回転する
本体の回転方向でみて先行する側の第1端面と、
本体の回転方向でみて後行側の第2端面を有す
る。ローラの第1端面と外周面との交差部は、食
品を填充されたケーシングを変形しケーシングに
食込む先行縁を画定し、ケーシングにチヤツクの
トルク即ち回転運動を伝達する。 トルクを伝達するための変形及び食込みは、ロ
ーラの厚みを薄くして、例えばデイスク状とし、
デイスク状ローラの外周面全体が填充ずみケーシ
ングに食込むようにすることによつて達成するこ
とができる。あるいは、別法として、ローラの厚
みを厚くして切頭円錐形とすることもできる。そ
の場合、切頭円錐体の、チヤツクの回転方向でみ
て先行側の端面の直径を後行側の端面より大きく
する。ローラの食込み縁は、ローラの円錐形表面
と先行端面との交差部に形成される。上記いずれ
のローラ形態においても、各ローラの後行端面の
直径は先行端面の直径より大きくされない。 本発明の他の側面によれば、ひだ付き食品ケー
シングを長手軸線の周りに回転させつつ連続的に
ひだ伸ばししながら、該ケーシングに食品エマル
ジヨンを填充するに当り、ケーシングに食品エマ
ルジヨンを填充しながらケーシングを最初に漸次
直径が減少している区間を通して長手方向に移動
させ、次いで、食品エマルジヨンを填充されたケ
ーシングをケーシング変形区間をとして移動させ
る間にケーシングを直径方向に制限することから
成る填充方法において、前記ケーシング変形区間
内の多数の長手方向に隔置された小区間の各々に
おいて前記長手軸線の周りに円周方向に離隔した
複数の部位において前記食品エマルジヨン填充ず
みケーシングに回転自在に圧接して該ケーシング
を内方へ変形させ、それによつて、該食品エマル
ジヨン填充ずみケーシングを把持しその長手軸線
の周りに回転駆動することを特徴とする方法が提
供される。 以下に、本発明が上記目的を達成すること、即
ち、より一般的な、比較的動的COFの高いケー
シング(例えば木材から得られた液状スモークを
含浸させたケーシング)に填充するのに用いるこ
とができ、しかも、動的COFの低いケーシング
に填充することによつて得られるリンクと直径及
び長さが同様な均一なフランクフルタリンクを形
成することを可能にするチヤツク部材を提供する
ことを本発明の実施例に関連して説明する。 実施例 第1図は、上記米国特許第3191222号に記載さ
れた型式の慣用の食品填充機の主要部を示す。こ
の填充機10は、4本の脚に支持されたフレーム
12を有する。フレーム12に取付けられたポン
プ16は、進退自在の填充ホーン18に連通して
いる。食品エマルジヨン(例えば食肉エマルジヨ
ン)は貯留器からポンプ16を通して填充ホーン
18へポンプ送りされる。食品ケーシングの中空
ひだ付きケーシング(以下、単に「ひだ付きケー
シング」、「ケーシングステイツク」又は「ステイ
ツク」とも称する)20を填充ホーン18の出口
端21(第2図)に向けて前方へ移動させるため
に填充ホーン18に追従部材19が摺動自在に嵌
着されている。 第1,2図に示されるように、チヤツクハウジ
ング22が填充ホーンの出口端21を囲繞するよ
うにしてフレーム12上に取付けられている。
又、チヤツクハウジングの下流側には、リンク形
成機構24がフレーム12に取付けられている。
フレーム12に装着されたループ形成手段26
(第1図)は、リンク形成機構24からリンク状
に形成された填充ずみケーシングを受取り、慣用
の態様で揺動してJ字形フツク付コンベヤ28上
へ載せる。 チヤツクハウジング22(第2図)は、駆動歯
車32に連結された回転被動部材30を有する。
駆動歯車32は、回転動力源(図示せず)に連結
されている。同様にして、食品填充ずみケーシン
グを慣用の態様でリンク状に形成する働きをする
リンク形成チエーン36を回転させるための駆動
軸34がリンク形成機構24に連結されている。 第3図は、回転被動部材30に連結された本発
明のチヤツク部材(以下、単に「チヤツク」とも
称する)38を示す。チヤツク38は、中央円筒
状内孔42を有する円筒形のプラスチツク製本体
40から成る。内孔42は、チヤツク38の回転
軸線である長手中心軸線−を画定し、入口4
4と出口端46を有する。 第4図に明示されるように、内孔の入口44
は、その第1大径部分から該入口44と出口端4
6の間の中間部位45の第2小径部分にまで半径
方向内方へテーパしている。中間部位45は、入
口44から円筒状内孔42の全長の最大約30%の
長さのところに位置させる。この構成により、内
孔42の中間部位45までのテーパした入口44
は、中間部位の上流側にケーシング係合入口区間
48(ケーシングに係合する入口区間)を画定
し、この内孔の中間部位より下流の部分は、ケー
シング変形区間50(ケーシングを変形させるた
めの区間)を画定する。 第4,5図に明示されるように、ケーシング係
合区間48は、長手方向に延長した多数のケーシ
ング係合フルート52(ケーシングに係合する細
長片)を有する。これらのフルート52は、テー
パした入口区間48の周壁の周りに円周方向に間
隔をおいて配置され、入口44から中間部位45
にまで入口区間48の全長に亙つて長手方向に延
長している。各フルート52は、長手中心軸線
−を横断する平面でみてほぼ不等辺三角形の断
面形状(第5図及び第6図参照)を有するナイフ
状のものである。詳述すれば、各フルート52
は、入口区間48の周壁から長手中心軸線−
に向つて内方へ突出した第1側壁54と第2側壁
56を有する。第5図に示されるように、第1側
壁54は、長手方向中心軸線−を中心とする
チヤツク本体40の回転方向(矢印59で示され
る)に向いており、入口区間48の周壁の接線に
対して垂直に延長している。第2側壁56は、入
口区間48の周壁の接線に対して90゜以外の角度
で該周壁から第1側壁54に向つて斜めに延長し
て第1側壁54と交差し、第1側壁との交差頂角
により入口44から中間部位45に向けて半径方
向内方へテーパしたケーシング係合縁58を画定
している。第2側壁56は、回転方向59とは反
対の方向に向いている。 図示の実施例では、第1側壁54は平坦な面で
あるが、第2側壁56は凸面状に湾曲した表面を
有する。第4図の左端中央部に長手中心軸線−
に沿つて示されたフルート52の図から分かる
ように、各フルートのケーシング係合縁58は、
その真上からの平面図でみれば直線である。第4
図の左端中央部に示されたフルート52の平面図
ではフルートのケーシング係合縁58と第1側壁
54とが一致して見えるので参照番号58の後に
参照番号54を括弧して記入してある。第4図の
左端の上下にみられるように、各フルート52の
ケーシング係合縁58は、側面からみれば円弧状
の曲線である。 この構成によれば、テーパしたケーシング係合
入口区間48は、該入口区間へ挿入されたケーシ
ングステイツク20の前端を受取り、ひだ伸ばし
され内孔42を通して前方へ引張られるケーシン
グステイツク20を填充ホーン18上に保持す
る。フルート52は、ケーシングステイツクをチ
ヤツクの軸線−に対して心合状態に維持し、
各フルートの頂角58は、ステイツク20にトル
クを伝達するためにステイツクを把持する。かく
して、軸線−を中心とするチヤツクの回転が
ステイツクに伝達され、ステイツクを填充ホーン
18の周りに回転駆動させる。 第5図は、テーパした入口端48の周壁の周り
に縁周方向に等間隔に配置されれた8つのフルー
トを有する好ましい実施例を示すが、ステイツク
に係合しそれを回転させるためのフルートの数
は、必要に応じて増減することができる。 フルート52の数及び寸法は、ケーシングステ
イツクの前端を入口44の全長の約50%〜約90%
の長さに亙つて入口区間48内へ突出させること
ができるように選定する。それによつて、十分な
トルク伝達を可能にするようにフルートとひだ付
きケーシングとの最大限の係合を可能にし、しか
もなお、ステイツクからケーシングが容易にひだ
伸ばしされるようにする。 第4,6図を参照して説明すると、チヤツク3
8は、本体40を貫通して内孔42にまで半径方
向に切込まれた複数の座部62を有する。これら
の座部は、中間部位45と出口端46の間でチヤ
ツクの長手に沿つて分配されている。各座部内に
は、トルク伝達用減摩ローラ60が配設され、チ
ヤツク本体40に回転自在に軸承されている。各
ローラ60の回転軸線Rは、チヤツクの中心軸線
−に実質的に垂直な平面内に位置する。各ロ
ーラ60の一部分は、チヤツクの内孔42内を通
るケーシングに回転自在に係合してケーシングを
変形させるように内孔42のケーシング変形区間
50内へ突出している。これらのローラ60は、
ケーシング変形区間50の周壁の周りに円周方向
に間隔をおいて配置された少なくとも3つの、好
ましくは4つの長手方向の列L1,L2,L3,
L4として整列され、各列には、少なくとも2つ
の、好ましくは第3,4,8図に示されるように
3つのローラ60が長手方向に間隔をおいて配置
される。各列のローラ60は、隣接する列のロー
ラと横方向に整列し、それらのローラの回転軸線
が同一の横断平面P1,P2,P3(第4図)内
に位置するように配置することが好ましい。 第6,7図に示されるように、各ローラ60
は、内孔42の長手軸線−の周りに回転する
本体40の回転方向でみて先行する側の第1端面
64と、本体の回転方向でみて後行側の第2端面
66と、外周面68を有する。ローラの第1端面
64と外周面68との交差部は、内孔42のケー
シング変形区間50を通る食品填充ずみケーシン
グを変形しケーシングに食込む先行縁70を画定
し、ケーシングにチヤツクのトルク即ち矢印59
の方向の回転運動を伝達する。 ローラの厚みを比較的薄くした場合(例えばデ
イスク状とした場合)、ローラの外周面68と先
行端面64の間の夾各Aを最大90゜とすることが
できる。あるいは、第7図に示されるようにロー
ラの厚みを厚くする場合は、切頭円錐形とするの
が好ましい。切頭円錐体の夾角Aは、 ≧Tan2W/D−bである。 ここで、D=先行端面64の直径 b=ローラの中心孔の直径 W=ローラの幅 角Aは、食品店中ずみケーシングへのトルク伝
達を効果的にするためにケーシングに食込む縁を
画定する。ローラの後行端面66は必ずしもケー
シングに接触しなくてもよい(第6図参照)。し
かしながら、ローラの後行端面66の直径は先行
端面64の直径より大きくすべきではない。さも
ないと、夾角Aが90゜より大きくなり、ローラの、
チヤツクの回転方向59のトルク伝達能力を弱め
ることになるからである。 第6図に示されるように、各ローラの先行端面
64は内孔42の周壁に対して垂直に延長するよ
うに半径方向の平面内に位置させる。又、好まし
い構成においては、ローラの先行端面64は、フ
ルート52の、チヤツクの回転方向でみて先行側
の第1側壁54と整列するようにすべきである。 第1,8図を参照して説明すると、本発明の方
法は、填充ホーン18を後退させ、ひだ付きケー
シング20をホーンに嵌挿し、次いでホーンを前
方へ、即ち図でみて右方へ移動させてホーンの排
出端21を中間部位45に近接したケーシング係
合区間48内に長手方向に位置させることによつ
て実施することができる。 ケーシングをひだ伸ばしし填充する方法におい
ては、チヤツクハウジング22内の及びチヤツク
38を長手軸線−の周りに回転させる。 次いで追従部材19がケーシングステイツクを
ホーンに沿つて押進め、ステイツクの前端をチヤ
ツクの内孔42のケーシング係合区間48内へ圧
入する。この区間内でフルート52がステイツク
を把持し、ステイツクをホーンの周りに回転させ
るのに十分なトルクを伝達する。食品エマルジヨ
ン72(第8図)を填充ホーン18を通してポン
プ送りし、ホーンの排出端21を囲繞したケーシ
ング内へ圧入する。ケーシング内へ流入するエマ
ルジヨンの力により、ケーシング74は、ひだを
伸ばされ、ステイツク20から前方へ中間部位4
5を越えてケーシング変形区間50内へ押進めら
れる。変形区間50においては、ローラ60が填
充ずみケーシング(第6,8図)をその長手に沿
つて離隔した部位で内方へ押圧する。これらのロ
ーラは、ケーシング変形区間50内を通る填充ず
みケーシングによつて回転軸線Rの勝りに回転駆
動される。かくして、填充ずみケーシングは、ケ
ーシング変形区間50の小径内孔部分によつて直
径方向に制限され、この区間において平面P1,
P2,P3によつて画定される小区間76内で長
手軸線−の周りに円周方向に離隔した複数の
部位76において回転自在に変形される。長手方
向に離隔した小区間76のうちの1つの小区間に
おいて填充ずみケーシング74は、1組のローラ
60によつて半径方向内方へ押圧され、次いでケ
ーシング変形区間50の制限された直径の内孔部
分にまで膨張し、次の下流の小区間76内の1組
のローラによつて再度半径方向内方へ押圧され
る。ローラ60は、填充ずみケーシングをない方
へ押圧して把持し、それによつてチヤツクの回転
をケーシングに伝達する。図示の構成によれば、
4つの長手方向の列内に配置された3組のローラ
が、チヤツクの長手に沿つてトルク伝達のための
12の接触区域を画定する。 例 1 第1〜2図の型式(米国タウンゼンド・エンジ
ニアリング・カンパニー製のRT−7型)の食品
填充機(「食品ケーシング詰め機」とも称する)
を用いて本発明のチヤツク部材と従来技術のチヤ
ツク部材の作用について一連のテストを行つた。
この填充機に4つの異なる型のチヤツク部材A,
B,C,Dを装着し、米国ビスケース・コーポレ
ーシヨン社製の不強化セルロース質ひだ付きケー
シング、サイズ24(乾燥時折り径約31.496mm)に
いずれも同じフランクフルタエマルジヨンを填充
した。ケーシングとしては、木材から得られた、
タールを除去した液状スモークを含浸させたもの
(以下、単に「スモーク含浸ケーシング」とも称
する)と、液状スモークを含浸させないもの(以
下、単に「透明ケーシング」とも称する)との2
種類を使用した。透明ケーシングの動的COF(摩
擦係数)は0.32であり、スモーク含浸ケーシング
の動的COFは0.46であつた。 チヤツクAは、サイズ24の不強化ケーシングに
填充するのに商業的に使用されている米国タウン
ゼンド・エンジニアリング・カンパニー製のプラ
スチツク製チヤツクである。この商業用チヤツク
は、米国特許第3191222号に開示されたチヤツク
に類似したものであり、チヤツクの内孔の周壁の
周りに円周方向に等間隔をおいて配設され、内孔
の全長に亙つて延長した8つのフルートを有す
る。チヤツクの全長は、65.024mm(2.56in)であ
り、11.176mm(0.44in)長の半径方向内方へテー
パしたケーシング係合入口区間と、53.848mm
(2.12in)長のケーシング変形区間とから成る。
入口の直径は28.575mm(1.125in)であり、内孔の
ケーシング変形区間の直径は16.662mm(0.656in)
である。ケーシング係合区間内ではフルートは、
入口端からケーシング変形区間にかけて幅及び高
さが徐々に増大している。フルートは、その最大
寸法の部分では高さ2.362mm(0.093in)の第1側
壁を有し、第1側壁と第2側壁との交差部の夾角
は45゜、ベース部分の幅は2.362mm(0.093in)であ
る。ケーシング変形区間にローラは設けられてい
ない。 チヤツクBは、チヤツクAと同様のものである
が、チヤツクの内孔の周壁の周りに円周方向に等
間隔をおいて配設され、内孔の入口端から出口端
まで全長に亙つて延設されたフルートは4つであ
る。チヤツクA及びBを用いての填充作業中ホー
ンの排出端21は、ケーシング係合区間48の、
中間部位45に近接した端部と整列するように位
置づけした。 チヤツクCは、チヤツクBと同様のものである
が、ケーシング係合区間からフルートを除去し、
ケーシング変形区間からも、その排出端から後方
へ長さ19.05mm(0.75in)の部分以外ではフルート
を除去した。従つて、チヤツクCは、ケーシング
変形区間の排出端から後方へ長さ19.05mmの部分
以外では、平滑な、切れ目のない内孔壁面を有す
るものであつた。チヤツクCを用いての填充作業
中ホーンの排出端は、チヤツクA及びBの場合よ
りチヤツクの出口端に31.75mm(1.25in)近い位置
に位置づけした。 チヤツクDは、本発明の教示に従つて構成され
たものであり、ケーシング係合区間ではチヤツク
Aと同じフルート形態を有するが、ケーシング変
形区間ではフルートを備えておらず直径21.59mm
(0.850in)の平滑な周壁の内孔を有する。チヤツ
クDのケーシング変形区間には、第3,4,6,
8図に示されるように複数の円形ローラが間隔を
おいて設けられている。即ち、これらのローラ
は、3つの長手方向に等間隔に位置する横断平面
内に整列され、かつ、4つの円周方向に等間隔に
配置された長手方向の列内に整列された、合計12
個のローラである。ローラは、ナイロン製であ
り、各々、幅3.073mm(0.121in)、先行端面の直径
約7.798mm(0.307in)、後行端面の直径約4.572mm
(0.180in)であり、ケーシング係合縁70の幅は
約0.254〜0.381mm(0.010〜0.015in)である。夾角
Aは約60である。これらのローラは、そのケーシ
ング係合縁70がチヤツクの周壁からチヤツクの
内孔へ約2.362mm(0.093in)突出するようにして
該周壁に回転自在に装着した。 上記の各チヤツクを装備した食品填充機を作動
させるにあたり、各チヤツクを約490〜525RPM
の代表的な商業生産速度で回転させた。得られた
各フランクフルタリンク(フランクフルタの一
節)の長さを測定し、ケーシングの破断の度合を
観察した。これらのテスト結果は、以下の表Aに
記載されている。
【表】 上記表Aは、ケーシングサンプル1と2の比較
から分るように、フランクフルタリンクの長さ
は、8つの全長フルート(チヤツクの入口端から
出口端までの全長に亙つて延長したフルート)を
備えた従来慣用のチヤツクAを用いてスモーク含
浸セルロース質ケーシングに填充した場合短くな
ることを示している。フルートの数を8つから4
つに減少させると(チヤツクBの場合)、リンク
の長さを若干回復する(ケーシングサンプル3と
1の比較)。ケーシング変形区間の一部分からフ
ルートを除去した場合(チヤツクC)も、ほぼ同
じ結果が得られた(ケーシングサンプル4と1の
比較)。しかしながら、多数の横断平面内に長手
方向の列をなして配列された複数のローラを有す
る本発明によるチヤツクDを使用した場合、ケー
シングの破断頻度を殆ど増大させることなくリン
クの長さを増大することができる(ケーシングサ
ンプル5と1の比較)。 例 2 上述した本発明のチヤツクDと、米国特許第
4670942号に記載された型式の従来のローラ付チ
ヤツクEの填充性能を比較するために、別の一連
のテストを実施した。チヤツクEは、その出口端
の周壁の周りに配設され、協同して導管を形成す
るようになされた4つのローラを有する。出口端
において全ローラが、同時に填充済みケーシング
に接触してケーシングを変形させる。このテスト
においても、例1の場合と同じ型式、同じサイズ
のケーシングを用いた。又、このテストでは、本
発明のローラ付チヤツクDと、8つの全長フルー
トを有する従来の標準チヤツクAも用いた。食品
填充機は、例1で使用したのと同じ米国タウンゼ
ンド・エンジニアリング・カンパニー製のRT−
7型である。最初に、8つの全長フルートを有す
る標準チヤツクAを用いて、透明な(コーチング
されていない)不強化セルロース質ケーシングに
その推奨填充直径(食品を填充されたときのケー
シングの直径)の上限(22.0mm)にまで填充する
ことによつて填充機の運転速度及びリンクの重量
を決定した。その後、このテスト中ケーシング及
びチヤツクの種類を変更しても填充機の調節は行
わなかつた。 このテストの結果は、以下の表Bに記載されて
いる。
【表】 ーク
含浸
表Bは、従来のフルートだけのチヤツク(チヤ
ツクA)は、最も高い抗力即ち引留め力を有する
という表Aの立証内容を裏付けしている。即ち、
チヤツクAを用いた場合、表Bに示されるよう
に、透明ケーシングの場合も、スモーク含浸ケー
シングの場合も、チヤツクD又はE用いた場合に
比べて平均填充直径が最大となり、リンクの平均
長さが最小になる。このことから、チヤツクA
は、最も高い抗力即ち引留め力を有することが証
明される。スモーク含浸ケーシングに填充するの
に従来のチヤツクE(出口端にのみローラを設け
た型式のチヤツク)又は本発明のチヤツクDを使
用すれば、推奨填充直径(22mm)に極めて近い填
充直径が得られる。又、チヤツクD又はEを用い
てスモーク含浸ケーシングに填充した場合、透明
ケーシングの場合に比べてリンクの長さの減少は
極く僅かである。これらのテストからして、チヤ
ツクの型式とケーシングの種類の特定の組合せの
場合は、本発明のローラ付チヤツクDの機能は、
従来のローラ付チヤツクEの機能と同等であるこ
とが分る。 例 3 更に別の一連のテストにおいて、上記米国ビス
ケース・コーポレーシヨン社製のサイズ24の不強
化セルロース質ひだ付きケーシングにいろいろな
異なる填充内圧に対応する異なる膨満圧力をか
け、そのような膨満させたケーシングを用いて3
つの異なる型式のチヤツクA、D、Eをケーシン
グの外周面の周りに回転させるのに要する力(ト
ルク)を比較した。これらのテストを透明ケーシ
ングと、スモーク含浸ケーシングに分けて実施し
た。どのテストにおいても、チヤツクは、ケーシ
ングに填充する際の通常の方向、即ちチヤツクの
入口端側からみて(第5図)時計回り方向に回転
させた。このテストでは、±1/2lb−in以内の誤差
のトルク値は、実質的に同じ値とみなす。これら
のテストの結果は、以下の表Cに要約されてい
る。
【表】 これらのデータから分るように、本発明のチヤ
ツクDは、従来のフルート付チヤツクAが動的
COFの低い透明ケーシングに伝達することがで
きるのと同等のトルクをスモーク含浸ケーシング
に伝達することができる。又、チヤツクDは、よ
り高い填充圧において、従来のローラ付チヤツク
Eより大きいトルクをスモーク含浸ケーシングに
伝達することができる。 例 4 透明ケーシングと、スモーク含浸ケーシングを
3つの異なる型式のチヤツクA、D、Eを通して
移動させるのに要する長手方向の力を比較するた
めに更に別のテストを行つた。このテストでは、
やはり上記米国ビスケース・コーポレーシヨン社
製のサイズ24の不強化セルロース質ひだ付きケー
シングにいろいろな異なる圧力で膨満させ、その
膨満したケーシング各チヤツクを通して手で引出
した。これらのテストを透明ケーシングと、スモ
ーク含浸ケーシングに分けて実施した。抗力即ち
引留め力は1b単位で測定した。このテストでは、
±1/4lb−in以内の誤差のトルク値は実質的に同
じ値とみなす。これらのテストの結果は、以下の
表Dに要約されている。
【表】 このデータから分るように、透明ケーシングに
対しても、スモーク含浸ケーシングに対しても、
本発明のチヤツクDが与える抗力は、従来のチヤ
ツクA又はEが与える抗力より相当に小さい。特
に動的COFの高いスモーク含浸ケーシングの場
合、それに与える抗力が小さいことは、チヤツク
A又はEを用いた場合に比べて、より好ましいリ
ンク長さが得られる。 例3及び4のデータから分るように、本発明の
チヤツクは、在来のチヤツクA又はEと比較し
て、それらと同じか、あるいはそれらより高いト
ルク伝達能力を有し、しかもなお、ケーシングに
与える長手方向の抗力が他のチヤツクの場合より
小さい。このことは、動的COFの高いスモーク
含浸ケーシングに填充する場合に特に重要であ
る。なぜなら、ケーシングがチヤツク内を通して
移動するにつれて抗力が増大すると、許容し得な
い程の短いリンクが形成されるからである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のチヤツク部材を組入れた填
充機の透視図、第2図は、第1図の填充機の一部
の拡大立面図であり、填充ホーン、チヤツクハウ
ジング、及びリンク形成機構を示す。第3図は、
チヤツクハウジング及びチヤツク部材の拡大断面
図、第4図は、チヤツク部材の更に拡大してみた
断面図、第5図は、第4図の線5−5に沿つてみ
たチヤツク部材の入口端の端面図、第6図は、第
4図の線6−6′に沿つてみたチヤツク部材の出
口端の一部断面による端面図、第7図は、チヤツ
ク部材のケーシング変形区間に使用するのに適し
た円形ローラ部材の拡大側面図、第8図は、第4
図と同様のチヤツク部材の図であるが、本発明に
従つてケーシングを連続的にひだ伸ばしし、ケー
シングに食品エマルジヨンを填充する態様を示
す。 10:食品填充機(食品ケーシング詰め機)、
18:填充ホーン、20:ひだ付ケーシングステ
イツク、22:チヤツクハウジング、38:チヤ
ツク部材(チヤツク)、40:チヤツク本体、4
2:内孔、44:入口、45:中間部位、46:
出口端、48:テーパしたケーシング係合区間、
50:ケーシング変形区間、52:ケーシング係
合フルート、54:第1側壁、56:第2側壁、
58:頂角(ケーシング係合縁)、60:ローラ、
62:座部、64:先行端面、66:後後端面、
68:外周面、70:先行縁、A:夾角。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 充填機のためのチヤツク部材であつて、 (a)(i) 入口44及び出口46と、 (ii) 該入口の大径部分から該入口と出口の間の
    中間部位45の小径部分にまで半径方向内方
    へテーパしたケーシング係合入口区間48
    と、 (iii) 前記中間部位から出口にまで延長したケー
    シング変形区間50とを有する、填充すべき
    ケーシングを通すための軸線方向の円筒状内
    孔42を備え、該内孔の長手中心軸線の周り
    に回転するようになされた回転駆動自在の本
    体40と、 (b) 前記入口区間48内に該入口区間の周壁の周
    りに円周方向に間隔をおいて配置されて長手方
    向に延長した多数のケーシング係合フルート5
    2と、 (c) 前記長手中心軸線に対して実質的に横断方向
    の平面内に位置するローラ軸線の周りに回転し
    うるように前記中間部位45と出口46との間
    で前記回転駆動自在の本体40に軸承されてお
    り、各々、一部分が前記内孔42を通る食品填
    充ずみケーシングに回転自在に係合して該ケー
    シングを変形させるように前記ケーシング変形
    区間50内へ突出している複数のローラ60
    と、 から成り、 (d) 前記各ケーシング係合フルート52は、前記
    本体40の回転方向に向いており、該周壁の接
    線に対して垂直に該周壁から該本体の長手中心
    軸線に向つて内方に突出した第1側壁54と、
    該周壁の接線に対して90゜以外の角度で該周壁
    から第1側壁に向つて斜めに延長して第1側壁
    と交差し、第1側壁との交差頂角により前記入
    口44から前記中間部位45に向けて半径方向
    内方へテーパしたケーシング係合縁58を画定
    する第2側壁56とを有し、 (e) 前記複数のローラ60は、前記ケーシング変
    形区間50の周壁の周りに円周方向に間隔をお
    いて配置された少なくとも3つの長手方向の列
    として整列され、各列は、少なくとも2つの長
    手方向に間隔をおいて配置されたローラ60を
    含み、該各ローラ60は、前記長手中心軸線の
    周りに回転する前記本体40の回転方向に面
    し、前記食品填充ずみケーシングに接触してケ
    ーシングを変形させるための第1端面64を有
    することを特徴とするチヤツク部材。 2 前記各ローラは、前記長手中心軸線の周りに
    回転する前記本体の回転方向とは反対方向に面
    し、前記第1端面の直径を越えない直径を有する
    第2端面を備えていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載のチヤツク部材。 3 前記各ローラは、第1端面と第2端面の間に
    延長した外周面を有し、第1端面と該外周面との
    間の夾角が90゜より大きくないことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載のチヤツク部材。 4 前記夾角は、約45゜より大きく、約90゜より小
    さい角度であることを特徴とする特許請求の範囲
    第3項に記載のチヤツク部材。 5 前記各ローラの第1端面は対応する前記フル
    ートの第1側壁と長手方向に整列していることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のチヤツ
    ク部材。 6 前記長手方向の列の1つに配列された前記各
    ローラは、それに隣接する長手方向の列内の対応
    する各ローラと横断方向に整列していることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載のチヤツク
    部材。 7 前記ローラは、円周方向に間隔をおいて配置
    された4つの長手方向の列として整列されてお
    り、該ローラの回転軸線は、3つの横断方向の平
    面内に位置していることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載のチヤツク部材。 8 前記本体は、前記内孔のケーシング変形区間
    にまで半径方向に貫通した複数の座部を有し、該
    座部は、少なくとも3つの長手方向の列として配
    列され、各列に少なくとも2つの座部が含まれ、
    前記各ローラは、対応する座部内に軸承されてロ
    ーラの外周面に一部分が前記ケーシング変形区間
    内へ突出するようになされていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載のチヤツク部材。
JP1072058A 1988-04-13 1989-03-27 填充機のためのチャック部材 Granted JPH01285147A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US180914 1988-04-13
US07/180,914 US4812322A (en) 1988-04-13 1988-04-13 Chuck for food encasing machine and method for stuffing a casing with food emulsion

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01285147A JPH01285147A (ja) 1989-11-16
JPH0511929B2 true JPH0511929B2 (ja) 1993-02-16

Family

ID=22662181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1072058A Granted JPH01285147A (ja) 1988-04-13 1989-03-27 填充機のためのチャック部材

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4812322A (ja)
EP (1) EP0337095B1 (ja)
JP (1) JPH01285147A (ja)
CA (1) CA1328572C (ja)
DE (1) DE68904584T2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2612490B2 (ja) * 1989-04-27 1997-05-21 ハイテック株式会社 ソーセージ等の製造装置
US5180327A (en) * 1989-04-27 1993-01-19 Hitec Co., Ltd. Apparatus for manufacturing sausages or the like
US5013279A (en) * 1990-03-30 1991-05-07 Johnsonville Sausage, Inc. Apparatus for encasing a product in a curved casing
US8241096B1 (en) 2010-09-22 2012-08-14 Viskase Companies, Inc. Casing chuck

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4670942A (en) * 1986-10-20 1987-06-09 Townsend Engineering Company Chuck for meat encasing machine

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB659549A (en) * 1948-09-25 1951-10-24 American Viscose Corp Method and machine for making sausages
US3191222A (en) * 1963-04-22 1965-06-29 Townsend Engineering Co Machine for encasing sausage and the like
US3115668A (en) * 1962-05-14 1963-12-31 Townsend Engineering Co Machine for encasing sausage and the like
AU2635184A (en) * 1983-03-31 1984-10-04 Viskase Corporation Casing article and apparatus for sausage stuffing operation
US4570300A (en) * 1984-02-24 1986-02-18 Union Carbide Corporation Casing article
EP0193062A1 (de) * 1985-02-20 1986-09-03 Kollross, Günter Abdrehfutter bei einer Wurstfüllmaschine zur Herstellung von Strangwurst, insbesondere Brühwürstchen
US4787122A (en) * 1986-09-17 1988-11-29 Envaril, S.A. Rotatable sausage forming sleeve member for the inlet of a sausages producing apparatus

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4670942A (en) * 1986-10-20 1987-06-09 Townsend Engineering Company Chuck for meat encasing machine

Also Published As

Publication number Publication date
DE68904584D1 (de) 1993-03-11
US4812322A (en) 1989-03-14
DE68904584T2 (de) 1993-05-19
EP0337095B1 (en) 1993-01-27
EP0337095A1 (en) 1989-10-18
JPH01285147A (ja) 1989-11-16
CA1328572C (en) 1994-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3097393A (en) matecki
AU2005277627B2 (en) Shirred casing
US5788563A (en) Method and apparatus for manufacturing chain-like food products such as sausages or the like
US3461484A (en) Process for shirring sausage casings
JPH0511929B2 (ja)
US4660255A (en) Method and apparatus for encasing a product
US4727625A (en) Encased product and method and apparatus for encasing same
US4649961A (en) High coherency shirred casings
US5019012A (en) Encased product and method and apparatus for encasing same
JPS5820243B2 (ja) エクテ−シヨン運動を行うリングを使用するひだつけ方法及び装置
JPS59118036A (ja) 平坦な両端を有するソ−セ−ジ製品を自動的連続的に製造するためのパツケ−ジ物品およびその製造方法
JPH07110650B2 (ja) 包装製品、その製造方法、及び装置
US4972547A (en) Encased product and method and apparatus for encasing same
US3310833A (en) Shirring apparatus
JP3723656B2 (ja) ソーセージ等の連鎖状の食品を製造する方法及び装置
US4944069A (en) Encased product and method and apparatus for encasing same
US4972548A (en) Encased product and method and apparatus for encasing same
US4709447A (en) Encased product and method and apparatus for encasing same
AU611015B2 (en) Encased product and method and apparatus for encasing same
US4001914A (en) Process and apparatus for shirring tubular casings
US4956893A (en) Apparatus for encasing a product
US4648428A (en) Shirred tubular material
US8241096B1 (en) Casing chuck
KR100434768B1 (ko) 소시지 스트랜드를 예비크림핑하는 방법 및 장치
US6468144B1 (en) Sausage link forming machine