JPH05119240A - 多心光コネクタ - Google Patents

多心光コネクタ

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JPH05119240A
JPH05119240A JP3281452A JP28145291A JPH05119240A JP H05119240 A JPH05119240 A JP H05119240A JP 3281452 A JP3281452 A JP 3281452A JP 28145291 A JP28145291 A JP 28145291A JP H05119240 A JPH05119240 A JP H05119240A
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JP
Japan
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ferrule
ferrules
housing
fiber
optical connector
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Application number
JP3281452A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Teraoka
達夫 寺岡
Kazuya Murakami
和也 村上
Hidekazu Abe
秀和 阿部
Takeshi Kato
猛 加藤
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Hitachi Cable Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ないスペース内に光配線を収容でき、また
複数個のフェルールを一括して簡単に接続できる多心光
コネクタを提供する。 【構成】 プラグ部の外側ハウジング部27a内に前後
方向に相対移動可能に載置した内側ハウジング部27b
に、これと一体に動くようガイドピン12の一端を固定
すると共に、ガイドピン12に挿通した複数のフェルー
ル11を光軸方向にスライド可能に並置し、その一部を
外側ハウジング部27aに係止し、各フェルールをバネ
40により常時前側へ付勢する。これにより、内側ハウ
ジング部27bが外側ハウジング部27aに対して前側
へスライドする時、まずガイドピン12のみが突出して
相手側に挿入され、次いでフェルール11同志が当接す
るようにする。各フェルールからの多心テープファイバ
14はハウジング内で90°捩じり後端の縦スリット3
5を通して積層縦置きにして収束する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信において有用な
光コネクタ、特にガイドピンを用いて相対向する光ファ
イバの端面を位置決め結合する多心光コネクタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】通信分野では、伝送量の増大,高速化に
伴い、従来のメタル線路に代わり、光ファイバが多用さ
れるようになってきた。更に、近年光ファイバ線路とし
ては、単心光ファイバを撚合わせたケーブルから、より
高密度化を実現できる多心テープファイバを用いたケー
ブルが主流となりつつある。図4に、この例として、複
数本の光ファイバ心線1をテープ被覆2で覆って成る多
心テープファイバ14を示す。
【0003】一方、光ファイバを接続する手段として
は、従来からコネクタが用いられており、多心テープフ
ァイバ用としては、図5のような多心光コネクタが開発
されている。この多心光コネクタは光ケーブルの端末に
装着するもので、ケーブル同志を効率よく接続すること
ができる。
【0004】詳述するに、図5の多心光コネクタは、そ
れぞれテープファイバ14の先端が取り付けられた一対
のフェルール11,11と、両フェルール同志を繋ぎ合
わせるガイドピン12と、繋がれたフェルールを離脱し
ないように押さえる板バネ13とから成り、テープファ
イバ14とフェルール11の装着は接着剤で行う。フェ
ルール11は、光ファイバ(心線1)を正しい位置関係
で配列するための複数のファイバ挿入孔15と、相対向
するフェルール11,11同志を位置決めするためガイ
ドピン12を挿入するガイド孔16とを有する。
【0005】コネクタ使用時には、一方のフェルール1
1のガイド孔16にガイドピン12を挿入した後、他方
のフェルール11を嵌め合わせてファイバ同志を突き合
わせ接続する。その後、板バネ13を取り付けて、フェ
ルール端面の密着を保持し、接続特性の安定化を図る。
【0006】図6に、前記した多心光コネクタを個々の
コネクタ要素として複数個(4組)用い、伝送機器の光
配線用の多心光コネクタを構成した従来例を示す。これ
は、多心光コネクタフェルール11同志にガイドピン1
2を共通に挿入してフェルール11端面同志の位置決め
を行い、フェルール11を複数個一括して接続する多心
光コネクタであり、ジャック部41にプラク部42を差
し込むことで、光信号を外部に送出できる。
【0007】ジャック部41はテープファイバ14先端
に取り付けた多心光コネクタフェルール11と、該多心
光コネクタフェルール11を収容する複数の角孔を設け
たジャックハウジング23からなり、ジャックハウジン
グ23は伝送機器の基板26あるいは筐体に取り付けら
れる。プラグ部42は多心光コネクタフェルール11
と、該多心光コネクタフェル−ル11を収容する複数の
溝45を設けたプラグハウジング44と、そしてプラグ
ハウジング44の蓋46とからなる。それぞれの光コネ
クタフェルール11は、角孔または溝46によって並列
配置され、光コネクタフェルール11に取り付けたガイ
ドピン12によって正しい位置関係で結合される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した伝送
機器光配線用の多心光コネクタフェルール並列型多心光
コネクタには下記の問題点がある。
【0009】(1)プラグ部42に取り付けたテープフ
ァイバ14の間隔が広くなり、機器内あるいは筐体間の
光配線スペースが大きくなる。
【0010】(2)ジャック部41のフェルール11に
取り付けたガイドピン12が複数あるため、これらをプ
ラグ部42側フェルール11のガイド孔16(図5)に
一括して挿入するのが難しく、挿入の失敗により、フェ
ルールに無理な力が加わって割れやカケが生じたり、ま
た挿入できなかったガイドピン12が、プラグ部22側
フェルール11の端面のファイバを傷付け、接続損失の
増大を引き起こすことがある。
【0011】(3)挿抜を繰り返すとき、接続光損失を
少なくするためフェルール11の端面を清浄(クリーニ
ング)する必要があるが、ガイドピン12を1回ごとに
抜かなければクリーニングできないため接続作業に多く
の時間を必要とする。これを省いてクリーニング無しで
接続したり、またガイドピン12を抜かずにクリーニン
グした場合、低損失な接続はできない。
【0012】本発明の目的は、前記した従来技術の欠点
を解消し、少ないスペース内に光配線を収容できる新規
な多心光コネクタの提供することにある。更に本発明の
他の目的は、複数個の多心光コネクタフェルールを一括
して簡単にしかも短時間で接続することができる多心光
コネクタを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の多心光コネクタ
は、相互に接続すべき複数の多心テープファイバの各端
に取り付けたフェルールを、ジャック部とプラグ部のハ
ウジング内でそれぞれ多心テープファイバの断面長手方
向に並置した多心光コネクタにおいて、プラグハウジン
グ内の多心テープファイバをハウジング内で90°捩じ
り、ハウジング後端で積層収束して引き出した構成のも
のである(請求項1)。
【0014】本発明の他の多心光コネクタは、相対向す
るフェルール同志にガイドピンを共通に挿入してフェル
ール端面同志の位置決めを行いフェルールを複数個一括
して接続する請求項1記載の多心光コネクタにおいて、
上記プラグハウジング内のブロックに、上記ガイドピン
の後端を固定すると共に、これらガイドピンの先端より
若干突出した突出位置から後退可能に上記複数個のフェ
ルールを並置し、これらフェルールを上記突出位置へと
常時付勢する弾性部材を設けた構成のものである(請求
項2)。
【0015】
【作用】上記した請求項1,2記載の構成の下では、各
多心テープファイバがプラグ部のハウジング内部でそれ
ぞれ90°捩じられ、ハウジングの後端で積層収束して
引き出される。即ち、プラグ部のハウジング内部で平行
に置かれた多数のテープファイバは、途中で縦置き状に
向きが変えられ、プラグ部から出るときには積層縦置き
状に収束される。このため、平行状態のままで引き出さ
れる従来のプラグ部に比べ、テープファイバに関しその
配線スペースが小さくすることができる。
【0016】一方、特に請求項2の構成の場合、ジャッ
ク部とプラグ部が接続されていない非接続状態下では、
上記複数個のフェルールは弾性部材によりガイドピンの
先端より若干突出した突出している。従って、非接続状
態下ではフェルールの端面のクリーニングができる。ま
た、ジャック部とプラグ部の接続に際しては、初めにフ
ェルールの端面同志が合わさり、次いで弾性部材の力に
抗してフェルールが突出位置から後退し、ガイドピンの
先端がフェルールより若干突出した状態に変移し、ガイ
ドピンがジャック側のフェルールに挿入される。このた
め、フェルール端面を傷付けることがなく接続損失を増
加させることもない。また挿入失敗によるフェルールの
カケ,割れの問題も解消する。またガイドピンは全てプ
ラグ部側に固定で抜かなくても良いため、接続作業性が
向上し、短時間で低損失な接続が可能となる。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例を図1により説明する。本
コネクタは、従来同様ジャック部21とプラグ部22よ
り成り、4組のフェルール11を一括接続できる構造と
なっている。
【0018】ジャック部21は、テープファイバ14先
端に取り付けた多心光コネクタフェルール11と、この
多心光コネクタフェルール11を収容する複数個の角孔
24を並設したジャックハウジング23とからなり、ジ
ャックハウジング23端面の両縁にはロック用爪25が
設けられている。尚、ジャックハウジング23は図示の
ように伝送器機の基板26或いは筐体に取り付けられ
る。
【0019】プラグ部22は、多心光コネクタフェルー
ル11と、この多心光コネクタフェル−ル11を複数個
並設して収容する断面U字状のプラグハウジング27
と、このプラグハウジング27を上方から覆って閉鎖す
る蓋28とからなる。プラグハウジング27は内部に前
後方向に相対移動可能に載置したガイドブロック(27
b)を有する。このガイドブロックは、本実施例の場
合、プラグハウジング27の外側ハウジング部27a内
に載置した内側ハウジング部27bから成り、両ハウジ
ング部(27a,27b)の両縁間で形成されるスリッ
ト29には、上述したジャック部21のロック用爪25
と係合する内向爪30aを有する抜け止め用ロック部材
30が配設されている。内側ハウジング部27bの内表
面上には、その前側に、複数本の仕切片31が並設さ
れ、これにより多心光コネクタフェルール11を収容す
る複数の収容溝32が区画されている。
【0020】プラグハウジング27は上記収容溝32を
過ぎた任意の箇所から後方に行くほど幅が狭くなるテー
パ形状をしており、その最後端部であるプラグハウジン
グ後端には、収容したフェルール11からの全てのテー
プファイバ14を積層縦置きした形で保持し且つ通過さ
せる縦スリット35が設けてある。本実施例の場合、内
側ハウジング部27bの後端部33を外側ハウジング部
27aの後端開口部34より突出させ、この後端部33
に上記積層縦置き用の縦スリット35を設けてある。
【0021】プラグハウジング27に、多心光コネクタ
フェルール11を取り付けたテープファイバ14を収容
する場合、一方では、フェルール11の部分をテープフ
ァイバ14がプラグハウジング27内面に平行になる向
きにて収容溝32内に嵌入し、他方では、多心光コネク
タフェルール11より後方の部分(P部)でテープファ
イバ14を90°捩じることにより、その捩った後の縦
状領域、つまりテープファイバ14がプラグハウジング
27内面に対して直角となっている部分を、前記縦スリ
ット35内に収納する。このときテープファイバ14は
複数本存在するので積層縦置き状の形にまとめて縦スリ
ット35に通す。その後、プラグハウジング27に蓋2
8をしてプラグ部22を完成させる。尚、プラグハウジ
ング27の形状及び寸法は、各テープファイバ14が縦
スリット35の部分で縦置き状の形にまとめられればよ
く、従って内側ハウジング部27bの深さは上記テープ
ファイバ14が90°捩じられる少し前の領域からテー
プファイバ14の幅をカバーする深さに形成されていれ
ば足りる。
【0022】ジャック部21とプラグ部22の接続に際
しては、それぞれのフェルール11が角孔24または収
納溝32によって並列配置された後、それらフェルール
11,11相互間にガイドピン12が取り付けられ、両
者のフェルール11,11が相互に正しい位置関係で結
合される。そして、プラグ部22の抜け止め用のロック
部材30の内向爪30aがジャック部21の爪25と係
合されて、プラグ部22の脱落が防止される。
【0023】上記実施例によれば、収容溝32の部分で
は平行に置かれた多数のテープファイバ14が、プラグ
ハウジング後端(縦スリット35)部分にて既に積層縦
置き状に集束されるため、従来の図6のコネクタの場合
に比べ、コネクタ前後及びプラグハウジング27より出
たテープファイバ14に関し、その配線スペースを小さ
くすることができる。尚、図1ではプラグハウジング2
7を外側ハウジング部27aと内側ハウジング部(スラ
イドブロック)27bとに分けているが、図2に示すよ
うに、プラグハウジング27を内側ハウジング部27b
のみとしこれに蓋28をする構成としてもよく、同様に
配線スペースの縮小という所期の効果を得ることができ
る。
【0024】図3は本発明の他の実施例を示す。この多
心光コネクタもジャック部21とプラグ部22より構成
される。ジャック部21の構成は図1と同じであるた
め、ここでは説明を省く。プラグ部22も基本的には図
1と同様であり、プラグハウジング27は外側ハウジン
グ部27a内に内側ハウジング部27bを載置して前後
方向に相対移動可能とし、その内側ハウジング部27b
に仕切片31によりフェルール11の収納溝32を形成
している。
【0025】しかし、図1の場合と異なり、内側ハウジ
ング部27bには、収納溝32の各区画内に、フェルー
ル11の一部(縁17)をゆるく挿通し且つガイドさせ
るスリットから成るガイド溝36が形成されており、こ
れに対応して外側ハウジング部27aにも、上記ガイド
溝36を挿通した後のフェルール縁17をゆるく挿入し
フェルール11の突出位置を規制する目的でスリットか
ら成るフェルール規制溝37が形成されている。ここで
フェルール11が規制される突出位置は、コネクタの非
接続状態下において、フェルール11の先端面がガイド
ピン12の先端より若干突出する位置である。一方、内
側ハウジング部27bの中間部には、収納溝32の並び
と平行に支持壁38が設けてあり、この支持壁38にガ
イドピン12の一端が固定されている。各フェルール1
1は、そのガイド孔16を支持壁38に固定のガイドピ
ン12に挿入して収納溝32に納められ、また、それか
ら出ているテープファイバ14は支持壁38に設けた切
欠39を通して縦置き用の縦スリット35側に導かれ
る。更にまた、内側ハウジング部27bには、この収納
溝32に納められたフェルール11と支持壁38との間
に、フェルール11を常時上記ガイドピン12の先端よ
り若干突出した相対位置(突出位置)まで付勢し且つフ
ェルール11同志の密着を保持するための弾性部材とし
てバネ40が介装されている。尚、図示の場合、バネ4
0はテープファイバ14を取り巻くように配設されてい
るが、ガイドピン12を取り巻くように設けてもよい。
【0026】次に図3のコネクタの接続方法を説明す
る。
【0027】ジャック部21とプラグ部22が接続され
ていない状態では、バネ40はフェルール11と内側ハ
ウジング27b間をフェルール11の光軸方向に押し広
げる力を与えており、フェルール11はその縁17の位
置が外側ハウジング部17aに規制されているため、内
側ハウジング部27bが外側ハウジング部17aに対し
後側にスライドした状態となっている。つまりガイドピ
ン12は内側ハウジング部27bと一体でスライドして
フェルール11の端面から引き込まれており、またフェ
ルール11の端面は内側ハウジング部27bの端面より
出ている。この状態でフェルール11の端面をクリーニ
ングする。この時、ジャク部21のフェルール11端面
もクリーニングする。
【0028】本コネクタの接続は、初めに突出位置にあ
るプラグ部22のフェルール11がジャク部21のフェ
ルール11と当接し、プラグ部22の収納溝32でジャ
ック部21側のフェルール11がガイドされて、フェル
ール11の端面同志がほぼ正規の位置関係に合わされ
る。更に挿入を続けると、内側ハウジング部27bが前
進しフェルール端面がバネ40の力に抗して後退する。
従って、相対的にガイドピン12がプラグ部22のフェ
ルール11から徐々に突出して、ジャック部32側のフ
ェルール11に挿入され、フェルール11同志の端面の
位置関係が正規なものとなる。最後は、抜け止め用のロ
ック部材30の内向爪30aがジャック部21の爪25
に引っ掛かってロックされ、バネ40によってフェルー
ル11同志の密着が保持される。
【0029】上記図3の構成によれば、ジャック部21
とプラグ部22の接続に際し、初めにフェルール11の
端面同志が合わさり、内側ハウジング部27bの収納溝
32によってフェルール同志の端面がある程度位置決め
された後、最後にガイドピン12が挿入される。このた
め、フェルール端面を傷付けたりすることがなく接続損
失を増加させることがない。また挿入失敗による、フェ
ルール11のカケ,割れの問題も解消する。一方、ジャ
ック部21とプラグ部22を外した状態では、どちらの
フェルール端面もハウジングより突出ていて、またガイ
ドピン12はフェルール11端面から突出ていない状態
となる。このため、フェルール端面のクリーニングが簡
単となり、またガイドピン12を抜かなくても良いた
め、接続作業性が向上し、短時間で低損失な接続が可能
となる。
【0030】上記図3の実施例では、フェルール11の
一部を外側ハウジング部27aに係合させることにより
フェルール11の突出位置を規制し、これにより非接続
状態下においてフェルール11の先端面がガイドピン先
端から若干突出した状態を達成しているが、本発明はこ
れに限定されるものではない。即ち、フェルール11の
突出位置の規制は、フェルール11を内側ハウジング部
27bの一部と係合させること、例えばガイド溝36の
前後方向幅を適切に設定することにより同様に達成する
ことができ、これによりプラグハウジング27の外側ハ
ウジング部27aを省くこともできる。
【0031】以上の例においては4組のフェルール11
を一括接続できる構造を例にして説明したが、フェルー
ル11の数は本発明を制限するものではない。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば次の
ような効果が得られる。
【0033】(1)請求項1,2記載の発明によれば、
伝送機器内の光配線スペースを大幅に縮小できる。
【0034】(2)また、特に請求項2記載の発明によ
れば、下記の効果が得られる。
【0035】(1) 初めにフェルールの端面同志が合わさ
り、内側ハウジング部の収納溝によってフェルール同志
の端面がある程度位置決めされた後、最後にガイドピン
が挿入されるため、フェルール端面を傷付けたりするこ
とがなく接続損失を増加させることがなくる。また挿入
失敗による、フェルールのカケ,割れの問題も解消す
る。
【0036】(2) ジャックとプラグを外した状態では、
どちらのフェルール端面もハウジングより突出ていて、
またガイドピンはフェルール端面から突出ていないた
め、フェルール端面のクリーニングが簡単となり、また
サイドピンを抜かなくても良いため、接続作業性が向上
し、短時間で低損失な接続が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多心光コネクタの一実施例を示す
分解斜視図
【図2】本発明の変形実施例を示す分解斜視図
【図3】本発明の他の実施例を示す分解斜視図
【図4】テープファイバの縦断面図
【図5】従来の多芯光コネクタの一例を示す斜視図
【図6】多心光コネクタフェルールを複数個一括で接続
できる多心光コネクタの従来技術を示す斜視図
【符号の説明】
1 光ファイバ心線 2 テープ被覆 11 フェルール 12 ガイドピン 13 板バネ 14 多心テープファイバ 15 ファイバ挿入孔 16 ガイド孔 17 フェルールの一部としての縁 21 ジャック部 22 プラグ部 23 ジャックハウジング 24 角孔 25 ロック用爪 26 伝送器機の基板 27 プラグハウジング 27a 外側ハウジング部 27b 内側ハウジング部(ガイドブロック) 28 蓋 29 スリット 30 抜け止め用ロック部材 30a 内向爪 31 仕切片 32 収容溝 33 内側ハウジング部の後端部 34 後端開口部 35 縦スリット 36 ガイド溝 37 フェルール規制溝 38 支持壁 39 切欠 40 バネ 41 ジャック部 42 プラク部 44 プラグハウジング 45 溝 46 蓋
フロントページの続き (72)発明者 阿部 秀和 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社オプトロシステム研究所内 (72)発明者 加藤 猛 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に接続すべき複数の多心テープファ
    イバの各端に取り付けたフェルールを、ジャック部とプ
    ラグ部のハウジング内でそれぞれ多心テープファイバの
    断面長手方向に並置した多心光コネクタにおいて、プラ
    グハウジング内の多心テープファイバをハウジング内で
    90°捩じり、ハウジング後端で積層収束して引き出し
    たことを特徴とする多心光コネクタ。
  2. 【請求項2】 相対向するフェルール同志にガイドピン
    を共通に挿入してフェルール端面同志の位置決めを行い
    フェルールを複数個一括して接続する請求項1記載の多
    心光コネクタにおいて、上記プラグハウジング内のブロ
    ックに、上記ガイドピンの後端を固定すると共に、これ
    らガイドピンの先端より若干突出した突出位置から後退
    可能に上記複数個のフェルールを並置し、これらフェル
    ールを上記突出位置へと常時付勢する弾性部材を設けた
    ことを特徴とする多心光コネクタ。
JP3281452A 1991-10-28 1991-10-28 多心光コネクタ Pending JPH05119240A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107748416A (zh) * 2017-11-30 2018-03-02 金信诺(常州)轨道信号系统科技有限公司 光纤连接器插座
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