JPH05118984A - 赤外線水分計 - Google Patents

赤外線水分計

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JPH05118984A
JPH05118984A JP28272691A JP28272691A JPH05118984A JP H05118984 A JPH05118984 A JP H05118984A JP 28272691 A JP28272691 A JP 28272691A JP 28272691 A JP28272691 A JP 28272691A JP H05118984 A JPH05118984 A JP H05118984A
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infrared rays
paper
moisture
wavelength
cellulose
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JP28272691A
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Tomoyuki Yamada
知行 山田
Takashi Chiba
隆司 千葉
Hitoshi Hara
仁 原
Kenji Isozaki
健二 磯崎
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙質および水蒸気量の影響を軽減し検量線の
ずれが小さく,かつ,水分率を直接出力することが可能
な赤外線水分計を提供する。 【構成】 水分によって吸収を受ける第1の波長域の赤
外線と,セルロ―スによって吸収を受ける第2の波長域
の赤外線と,水分およびセルロ―スによって吸収を受け
ることが少なく,かつ水蒸気による吸収が前記第1の波
長域の赤外線と同程度の第3の波長領域の赤外線と,水
分およびセルロ―スによって吸収を受けることが少な
く,かつ,水蒸気による吸収が前記第2の波長域の赤外
線と同程度の第4の波長領域の赤外線とを紙9に照射す
る手段1〜7と,これら赤外線の強さに対応した出力V
M ,VC ,VR1,VR2を夫々発生する検出手段12〜1
5を備え, V0 ={f(a・VM /VR1)}/{f(b・VC /V
R2)} (但し,a,b:定数,f:関数)なる演算を行って水
分率を演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,紙に含まれる水分量を
赤外線の吸収を利用して測定する赤外線水分計に関し,
更に詳しくは紙質及び水蒸気量(湿度)の変化による出
力変動の影響を低減した赤外線水分計に関する。
【0002】
【従来の技術】赤外線水分計では紙中に含まれる水分に
よって吸収を受ける波長1.94μmの光(M光)と水
分によって吸収を受けない波長1.8μmの光(R光)
とを紙に当て紙を透過したM光の測定光出力VM とR光
の参照光出力VR との比,VR /VM をとって紙の水分
量に関する信号を得ている。オンライン測定では,紙の
原料パルプの種類,坪量によって水分量と水分計出力と
の関係が微妙に変化するため,前もって準備したサンプ
ル紙を使って検量線を作りこれをコンピュ―タに入力
し,抄紙する紙の種類,坪量に最も近い特性の検量線を
選択してこれを使って水分量を求めている。
【0003】しかしながらコンピュ―タに入力できる検
量線の数には限りがあり(例えば8本),すべての測定
対象をカバ―することはできない。従来装置では同じ種
類の原料パルプを使った紙でも坪量が異なると検量線の
ずれが大きかった。図9は従来装置において3種のサン
プル紙を使って得た検量線を示す。図中,縦軸はK・
(VR /VM )で与えられる水分計出力を表わし(但
し,K:定数),横軸は紙に含まれる水分量(g/
2 )を表わす。C1 は坪量が小さいときの検量線,C
2 は坪量が中位のときの検量線,C3 は坪量が大きいと
きの検量線である。
【0004】例えば,水分量が25g/m2 のときの水
分計の出力は検量線C1 の場合が最も小さく,検量線C
3 の場合が最も大きい。同じ水分量でも検量線C3 の方
が出力が大きくなるのは,坪量が大きいと紙に含まれる
セルロ―ス量が多くなり,統計的に光が紙中で反射・散
乱される回数が増え,光路長が実質的に長くなり,M光
は水分による吸収をより多く受け測定光出力VM の値が
小さくなるためと考えられる。水分量が25g/m2
ときの検量線C1 の水分計出力を基準にした場合,検量
線C1 と検量線C3 との間に水分量に換算して12.4
g/m2 のずれD1 が存在する。このずれが大きいと,
例えば点線で表わす測定対象に近い特性を持つものとし
て選択した検量線C2 との間の誤差d1 が大きくなり測
定誤差の原因となる。また,この従来方式による出力は
水分量として出力されるが,紙質を制御する数値として
は一般に水分率を用いる方が便利である。このため水分
量の他に坪量を求めて水分率を計算していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する技術的課題は,紙質および水蒸気量の影響を軽減し
検量線のずれが小さく,かつ,水分率を直接出力するこ
とが可能な赤外線水分計を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為に
本発明は,赤外線水分計において,水分によって吸収を
受ける第1の波長域の赤外線と,セルロ―スによって吸
収を受ける第2の波長域の赤外線と,水分およびセルロ
―スによって吸収を受けることが少なく,かつ水蒸気に
よる吸収が前記第1の波長域の赤外線と同程度の第3の
波長領域の赤外線と,水分およびセルロ―スによって吸
収を受けることが少なく,かつ,水蒸気による吸収が前
記第2の波長域の赤外線と同程度の第4の波長領域の赤
外線とを前記紙に照射する手段と, b.前記紙で透過・散乱された光から前記第1の波長域
の赤外線,前記第2の波長域の赤外線,前記第3の波長
域の赤外線及び第4の波長域の赤外線とを検出し,これ
ら赤外線の強さに対応した出力VM ,VC ,VR1,VR2
を夫々発生する検出手段と, c.前記検出手段の出力VM ,VC ,VR1,VR2が加え
られ, V0 ={f(a・VM /VR1)}/{f(b・VC /V
R2)}(但し,a,b:定数,f:関数) なる演算を行う演算手段とを設けたものである。
【0007】
【作用】前記の技術手段は次のように作用する。即ち,
同じ種類の原料パルプを使用した同質の紙でも,高坪量
になるとセルロ―スによる吸収だけでなく紙内部での反
射,散乱によって光路長が実質的に長くなる。このた
め,水分によって吸収を受ける前記第1の波長域の赤外
線は,低坪量の場合と比較してより多くの吸収を受け,
検出出力VM は小さくなる。また,セルロ―スにより吸
収を受ける前記第2の波長も同様の光路長になるため多
くの吸収を受け,検出出力VC も小さくなる。更に装置
が設置された周囲の水蒸気の吸収によっても出力VR1
M が小さくなる。従って,前述の V0 ={f(a・VM /VR1)}/{f(b・VC /V
R2)}の式において,坪量が大きくなることによる光路
長の変化からくる水分計の誤差は同様の光路長を有する
M をVC で除することにより低減される。ここで,V
M をVR1で除するのは散乱による損失の影響と水蒸気の
吸収の影響を除く為であり,VC をVR2で除するのは散
乱による損失の影響を除く為である(VC ,VR2はもと
もと水蒸気に吸収されない)。また,水の吸収信号をセ
ルロ―スの吸収信号で除している為,水分率に相関のあ
る信号(水分量/セルロ―ス量)が出力され,灰分補正
を加えることにより水分率を単独に出力することができ
る。
【0008】
【実施例】以下図面に従い本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の一実施例装置の原理構成図である。図1
において,1はランプ,2は集光レンズ,3はフィルタ
・ホイ―ルで,この上に特定波長域の赤外線を選択的に
透過させるフィルタ4,5,6,6aが同心円上に設け
られている。このフィルタ・ホイ―ルの外周には同期信
号発生用の5つの切り欠き3a,3b,3c,3d,3
eが設けられている。7はLEDとフォトトランジスタ
とをフィルタ・ホイ―ル3の外周部を挟んで対向配置さ
せ,切り欠き3a,3b,3c,3d,3eが通過する
毎に同期パルスを発生するフォトインタラプタ,8はフ
ォトインタラプタ7からの同期パルスに基づき同期信号
を発生する同期信号回路である。
【0009】9は測定対象である紙,10は受光素子,
11は増幅器,12,13,14,15はサンプル・ホ
―ルド回路で,同期信号回路からの同期信号によって,
受光素子10より与えられる交流信号を直流信号に変換
する。16はこれらサンプル・ホ―ルド回路から与えら
れる信号に演算を施し水分計出力 V0 を発生する演算
回路である。
【0010】図2は上質紙(坪量80g/m 2 )に赤外線
を照射した場合の波長λと比吸収係数K(cm2 /g) の関
係を示している。図3は波長と水蒸気の吸光度および本
出願人が用いたフィルタの透過率を示す図で,Cフィル
タは2.1μm,Mフィルタは1.94μm,R1 フィ
ルタは1.82μm,R2 フィルタは1.72μmの波
長の光を透過する。また,水蒸気は1.76μm〜1.
8μmの波長域で吸光されることを示している。
【0011】図1に戻り本発明実施例装置の動作につい
て説明を行う。フィルタ・ホイ―ル3の回転によって,
フィルタ4を透過した1.94μmの赤外線,フィルタ
5を透過した2.1μmの赤外線,フィルタ6を透過し
た1.8μmの赤外線,フィルタ6aを透過した1.7
2μmの赤外線が順次,紙9に照射される。これら4種
の赤外線に基づく透過・散乱光が受光素子10で検出さ
れ,交流信号の形でサンプル・ホ―ルド回路12,1
3,14,15に加えられる。同期信号回路8からこれ
ら回路に加えられた同期信号によって前記交流信号は個
別の直流信号に変換され,サンプル・ホ―ルド回路12
から出力VM が,サンプル・ホ―ルド回路13より出力
C が,サンプル・ホ―ルド回路14より出力VR1がサ
ンプル・ホ―ルド回路15より出力VR2が各別に出力さ
れる。演算回路16では最適定数a,bが設定され, V0 ={ln(a・VM /VR1)} /{ln(b・Vc /VR2)}…(1)なる演算が行われ
る。
【0012】ここで,最適定数は次の様に設定した。 a=R1a/Ma b=R2a/Ca R1a;紙サンプルのない空気中を透過した時のR1 光の
信号(V) R2a;紙サンプルのない空気中を透過した時のR2 光の
信号(V) Ma ;紙サンプルのない空気中を透過した時のM光の信
号(V) Ca ;紙サンプルのない空気中を透過した時のC光の信
号(V) その結果,V0 は水分量(MW)とセルロ―ス量(CW)のみの
関数( MW/cw)となり,坪量の高低やパルプの違いによら
ず一本の検量線ができた。図4は本発明方式を用いて新
聞用紙7種類の検量線を示し(重なっているものがある
ので図では検量線は5本となっている),縦軸は上記V
0 ,横軸はMW/CW% である。
【0013】また,水分率は 1/{1+(CW/MW)・(1/(1-A)} ・100(%) …(2) A ; 灰分率= 灰分量/絶乾坪量 と表わされる為,(MW/cw) が求まれば水分率を単独で出
力することが可能となる。 但しその場合,紙毎の灰分
補正を行う必要があるが,この(2) 式における灰分率A
の変動による水分率の影響度は小さなものであり,この
灰分率はサンプル紙を用いて予め求めたものを使用する
ことができる。ここで,V0 を算出する(1) 式中でVC
を除するのにVR1を用いずVR2を用いているのはVC
R1では水蒸気の影響を受ける為である。VR1のみを用
いた場合とVR1及びVR2を用いた場合の違いについて例
をあげて説明する。
【0014】図5は本出願人が試作した装置を用いて実
験した水蒸気量(g/m 2 )と信号変化率の関係を示すも
のである。なお,信号は空気層を測定した場合の出力で
ある。 図によれば,水蒸気量が10→30(g/m2 ) に
増加した場合,VC は水蒸気に吸収されず,VR1は吸収
されるので(イ)で示すVC /VR1の信号変化率は1.
06となり6%を越える。一方,VR2は水蒸気に吸収さ
れないので(ロ)で示すVC /VR2の信号変化率は2%
以内となり,水蒸気による変化率が改善されている。
【0015】図6はサンプルとしてトレ―シングペ―パ
を用い,VR1のみを用いた従来の装置により作成した水
分計出力と水分率の関係を示すものである。図6中の線
(ハ)は V0 =f(a・VM /VR1)/f(b・VC /VR1)な
る演算を行った場合の検量線を示している。水分計の出
力は外乱要因をなくすため,サンプル紙を測定した時の
各信号を空気層を測定した時の値で除して規格化して求
める。検量線上の各プロットはサンプル紙を測定した時
と空気層を測定した時の水蒸気量が等しい状態で求めた
ものである。今,実際の水分率が8.9%のサンプル紙
を雰囲気水蒸気量18g/m3中で測定したところ,各信号
は次の様であった。 VR1;1.662V, VM ;0.613V,VC
0.364V 空気層は雰囲気蒸気量7g/m3中で測定され,各信号は次
の様であった。 VR1;4.778V, VM ;4.033V,VC
2.582V 上記の値を演算式に代入すると V0 ={ln(VM /VMa)/(VR1/VR1a )}/
{ln(VC /VCa)/(VR1/VR1a )} a は空気層のみの場合の信号を示す。 V0 =0.917となる。
【0016】この値と検量線から水分率は9.8%(点
ホ)と求められる。実水分率は8.9%(点ニ)なので
0.9%の誤差が生じていることが分る。図7は本発明
装置を用いて作成した水分計出力と水分率の関係を示す
ものである。図7中の線(ヘ)は本発明に従いVR1とV
R2の信号を用いて V0 =f(a・VM /VR1)/f(b・VC /VR2)な
る演算を行った場合の検量線を示している。今,実際の
水分率が10.7%のサンプル紙を雰囲気水蒸気量18
g/m3中で測定したところ,各信号は次の様であった。 VR1;1.301V, VR2;3.735V, VM
1.014 VC ;0.969V 空気層は雰囲気蒸気量7g/m3中で測定され,各信号は次
の様であった。 VR1;1.890V, VR2;3.852V, VM
1.014V VC ;0.962V 上記の値を演算式に代入すると V0 ={ln(VM /VMa)/(VR1/VR1a )}/
{ln(VC /VCa)/(VR1/VR2a )} a は空気層の信号を示す。 V0 =0.483となる。
【0017】この値と検量線から水分率は10.7%
(点ト)と求められる。これは実水分率と一致し,水分
率の影響を受けていないことが分る。図8は本発明実施
例装置と,従来の2波長方式における検量線比較を示す
ものである。図から明らかなように,サンプル紙5種の
場合水分率誤差の標準偏差が 1.00 → 0.62(%) 新聞用紙7種の場合水分率誤差の標準偏差が 0.37 → 0.11(%) に減少し,最大水分率誤差も サンプル5種 +3.65,-1.13 →+1.82,-1.12(%) 新聞紙
7種 +1.35,-0.47→+0.20,-0.35(%)と減少してい
る。
【0018】なお,ここで標準偏差とは,各サンプル紙
の検量線から水分率誤差が最小となる一本の検量線(水
分率誤差最小検量線)を求め,その検量線と各サンプル
紙の検量線との水分率誤差の標準偏差(水分率範囲は2
%〜12%)を求めたものである。また,最大誤差とは
2%〜12%の範囲で水分率誤差最小検量線と各サンプ
ル紙の検量線との水分率誤差の正負の最大値である。な
お本発明実施例装置ではフィルタ・ホイ―ル3によって
波長1.72μmの赤外線,波長2.1μmの赤外線,
波長1.82μmの赤外線及び波長1.68μmの赤外
線を分離し,これらを紙9に照射するようにしている
が,これに限らず白色光を紙9に照射し紙で透過・散乱
した光から各波長の赤外線を分離するようにしても良
い。また,本実施例においては関数fとしてlnを用い
たが対数近似値を出力する関数であれば例えばlogや
X-{(X-1) 2 /2}-1 のような多項式近似をしたもの等の
関数を用いても良い。
【0019】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明した様
に,本発明によれば,紙の水分量を測定する際,紙の紙
質の影響が低減され,水蒸気の吸収の影響を受けず,か
つ,水分率を直接出力することが可能な赤外線水分計を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置の原理構成図である。
【図2】上質紙に赤外線を照射した場合の波長λと比吸
収係数K(cm2/g) の関係を示す図である。
【図3】波長と水蒸気の吸光度及びフィルタの透過率を
示す図である。
【図4】本発明の実施例装置で得た検量線の特性図であ
る。
【図5】水蒸気量(g/m 2 )と信号変化率の関係を示す
図である。
【図6】水蒸気量の変化に対してVR1のみを用いた場合
の水分計出力と水分率の関係を示す図である。
【図7】水蒸気量の変化に対してVR1,VR2の両方の信
号を用いた場合の水分計出力と水分率の関係を示す図で
ある。
【図8】本発明の実施例装置と従来装置で得た検量線比
較図である。
【図9】従来装置で得た検量線の特性図である。
【符号の説明】
1 ランプ 2 集光レンズ。 3 フィルタ・ホイ―ル 4,5,6,6a フィルタ 7 フォトインタラプタ 8 同期信号回路 9 紙 10 受光素子 11 増幅器 12,13,14,15 サンプル・ホ―ルド回路 16 演算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯崎 健二 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙に含まれる水分量を赤外線の吸収を利
    用して測定する赤外線水分計において, a.水分によって吸収を受ける第1の波長域の赤外線
    と,セルロ―スによって吸収を受ける第2の波長域の赤
    外線と,水分およびセルロ―スによって吸収を受けるこ
    とが少なく,かつ水蒸気による吸収が前記第1の波長域
    の赤外線と同程度の第3の波長領域の赤外線と,水分お
    よびセルロ―スによって吸収を受けることが少なく,か
    つ,水蒸気による吸収が前記第2の波長域の赤外線と同
    程度の第4の波長領域の赤外線とを前記紙に照射する手
    段と, b.前記紙で透過・散乱された光から前記第1の波長域
    の赤外線,前記第2の波長域の赤外線,前記第3の波長
    域の赤外線及び第4の波長域の赤外線とを検出し,これ
    ら赤外線の強さに対応した出力VM ,VC ,VR1,VR2
    を夫々発生する検出手段と, c.前記検出手段の出力VM ,VC ,VR1,VR2が加え
    られ, V0 ={f(a・VM /VR1)}/{f(b・VC /V
    R2)} (但し,a,b:定数,f:関数) なる演算を行う演算手段とを設け,前記V0 を水分計出
    力とすることを特徴とする赤外線水分計。
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