JPH0511875Y2 - - Google Patents

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JPH0511875Y2
JPH0511875Y2 JP10944188U JP10944188U JPH0511875Y2 JP H0511875 Y2 JPH0511875 Y2 JP H0511875Y2 JP 10944188 U JP10944188 U JP 10944188U JP 10944188 U JP10944188 U JP 10944188U JP H0511875 Y2 JPH0511875 Y2 JP H0511875Y2
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needle
wing
winged
catheter
wings
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  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は埋込カテーテル用翼付針に関し、特に
埋込カテーテルのリザーバーに薬液を容易に供給
するために針を翼の平面に対して略直角に折曲さ
せ、かつ翼の基端部の前端部の前端が針の折曲部
分付近に取付けられた埋込カテーテル用翼付針に
関する。
<従来の技術> 従来、ガンの治療や糖尿病治療において薬液を
繰返し血液に供給することが行われているが、注
射針の血管への反復穿刺は血管を硬直化させるの
で、これを防止するための射出部を有するカテー
テルを血管内に挿入して薬液注入部とともに皮下
の体内に埋め込み、薬液注入部の弾性膜面に注射
針を穿刺して薬液を注入する埋込カテーテルを使
つて薬液を供給することが行われている。
この埋込カテーテルの弾性膜面に薬液を持続供
給する薬液注入用具としては、注射針の供給側チ
ユーブに翼部を設けて注射針を皮膚面に固定して
薬液を注入する翼付注射針が考えられる。
かかる翼付注射針としては、実公昭56−22916
号公報に記載のような翼の下面の沿う平面に対し
て針先を下げるように傾斜させて針体を設けた翼
付注射針が知られている。
しかしながら、この注射針は皮膚面に直接刺通
するのには好都合であるが、埋込カテーテルのよ
うな体内に埋め込まれたカテーテルのリザーバー
部に刺通する場合には注射針の安定が悪く、注射
針が埋込カテーテルのリザーバー部から離脱する
欠点があつた。
<考案が解決しようとする課題> 本考案者は、これら従来品の欠点を解消せんが
ために第5図に示すような針を翼の平面に対して
略直角になるように折曲し、針の折曲部分が翼前
端より5〜10mm程離れたところにある翼付針を製
作した。
第5図は、本考案者がまず考案した翼付注射針
の側面図で、11は翼、12は翼の基端部、13
は針体、14はチユーブ、15はクランプ、16
は注射筒と連結するための連結具(ルアーコネク
ター)、17は針、18は針の折曲部分を示す。
しかしながら、2枚の翼を重ね合わせてつま
み、埋込カテーテルのリザーバー部に針を垂直に
穿刺しようとしても針先に直接力を与えることが
できず、片手で垂直に穿刺することは困難で、針
17の部分をもう一方の手で保持して両手を使つ
て行わなければならない欠点があつた。
更に、翼11の基端部12がパイプで出来てい
るため針17が回転し、埋込カテーテルのリザー
バーに刺通しにくいという欠点があつた。
本考案は、如上の問題に鑑みて鋭意研究してな
されたもので、針を容易に埋込カテーテルのリザ
ーバーに垂直に穿刺することができ、かつ針がリ
ザーバーから離脱しにくい翼付針を提供すること
を目的とするものである。
<課題を解決するための手段> 本考案は、2枚の翼の基端部に針体を取付けた
翼付注射針において、針の先端部分が翼の平面に
対して略直角になるように折曲されており、その
角度を保持するため針が翼の基端部に固定され、
かつ、翼の基端部の前端が折曲部分付近にある埋
込カテーテル用翼付針である。また本考案は、前
記埋込カテーテル用翼付針において、翼部と針部
が分離されており、翼の基端部および針体に雌状
または雄状の嵌合部が設けられてなる埋込カテー
テル用翼付針である。
<作用> 本考案翼付針は翼の基端部の前端で針が折曲し
ているので埋込カテーテルのリザーバー部への針
が穿刺が容易である。また翼付針の翼部をテープ
または縫合針で皮膚面に固定して薬液を人体に注
入しているので、埋込カテーテルのリザーバー部
に穿刺された針はしつかりと固定され、容易にリ
ザーバー部から離脱することはない。
<実施例> 次に本考案の実施例について図面に基づいて説
明する。
第1図は本考案の一実施例に係る埋込カテーテ
ル用翼付針の側面図であり、第2図は第1図の翼
付針の平面図である。第3図は穿刺のために翼を
重ねた状態を示し、第4図は翼部と針部とを分離
した場合の斜視図である。なお、第5図は本考案
者が最初に考えた翼付針の側面図である。
図中1はプラスチツク、紙、金属等からなる
翼、2は翼の基端部でパイプ、チユーブ等が適用
される。3は針体、4はチユーブ、5はクラン
プ、6はルアーコネクター、7は針、8は針の折
曲部分、20は埋込カテーテル、22はリザーバ
ー部を示し、その膜面はシリコーンゴム等からな
つている。
第1図および第2図は翼が開いた状態の側面図
および平面図であり、針7は翼1の基端部2の前
端部で翼1の平面に対して略直角に折曲してお
り、針体3は針7を固定し、かつ基端部2と接着
剤等で固定されているか一体成形されている。針
7の先端部は、リザーバー部22の弾性膜面に穿
刺した針7が容易に離脱しないように、若干内側
に傾斜しているのが好ましい。
針の反対側は薬液を充填したシリンジ(図示せ
ず)と連結したルアーコネクター6から薬液が供
給され、チユーブ4および針7を経て埋込カテー
テル20のリザーバー部22の弾性膜面に注入さ
た針7によつて、薬液はカテーテル21を通り血
管(図示せず)に注入される。なお、クランプ5
は薬液の流れを途中で中断するために設けられた
ものである。
第3図は第1図において、埋込カテーテル20
に針7を穿刺する時の翼付針の側面図で、両側の
翼1を針先と反対側に重ね合わせ、指でつまみ埋
込カテーテルのリザーバー部に穿刺する。翼の外
面にはすべり止めの模様が施されたりしており、
穿刺後は針抜け防止のため翼は皮膚面に医療用の
テープで固定するか、皮膚と糸でぬいつけるかし
て固定される。コアリングの防止、穿刺回数の増
加のため、注射針は皮膚および埋込カテーテル本
体に対して垂直に穿刺することが好ましく、第3
図に示すように指でつまんだ翼と注射針、そして
埋込カテーテルが一直線上にあるのが好適であ
る。
第4図は本考案の他の一実施例を示す斜視図
で、翼部と針部が分離しており、翼の基端部2と
針体3とが各々、雌部または雄部を形成して嵌合
するようになつている。これは使用前は翼部と針
部とが分離しているために、翼付針の包装を小型
にして搬送できる利点を有している。そして、翼
付針の針7を埋込カテーテル20に穿刺する際、
翼の基端部2と針体3の各々雌部または雄部を嵌
合して使用する。
<効果> 本考案の埋込カテーテル用翼付針を採用すれ
ば、皮下の埋込カテーテルのリザーバー部に翼付
針を垂直に穿刺する際、保持した翼に加えた力が
そのまま伝達されるので、片手でも容易に穿刺す
ることが可能になる。また針体が翼の基端部に固
定されているため折曲した針の角度が保持された
状態で針を埋込カテーテルに穿刺することができ
る。そして、注射針が埋込カテーテルのリザーバ
ー部から離脱するおそれもなく、長時間持続して
薬液を人体に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例を示す側面図、第2図は
その平面図、第3図は実施例を示す図であり、第
4図は分離させた場合の斜視図、第5図は比較の
ための図である。 符号の説明、1,11……翼、2,12……基
端部、3,13……針体、4,14……チユー
ブ、5,15……クランプ、6,16……ルアー
コネクター、7,17……針、8,18……折曲
部、20……埋込カテーテル、21……カテーテ
ル、22……リザーバー部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 2枚の翼の基端部に針体を取り付けた翼付の
    注射針において、針の先端部分が、翼の平面に
    対して略直角になるように折曲されており、そ
    の角度を保持するための針体が翼の基端部に固
    定され、かつ翼の基端部前端が折曲部分付近に
    あることを特徴とする埋込カテーテル用翼付
    針。 2 翼部と針部が分離されており、翼の基端部お
    よび針体に雌状または雄状の嵌合部が設けられ
    てなる請求項1記載の埋込カテーテル用翼付
    針。
JP10944188U 1988-08-20 1988-08-20 Expired - Lifetime JPH0511875Y2 (ja)

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JP10944188U JPH0511875Y2 (ja) 1988-08-20 1988-08-20

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JP10944188U JPH0511875Y2 (ja) 1988-08-20 1988-08-20

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Publication Number Publication Date
JPH0230350U JPH0230350U (ja) 1990-02-27
JPH0511875Y2 true JPH0511875Y2 (ja) 1993-03-25

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