JPH0511868Y2 - - Google Patents

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JPH0511868Y2
JPH0511868Y2 JP9716387U JP9716387U JPH0511868Y2 JP H0511868 Y2 JPH0511868 Y2 JP H0511868Y2 JP 9716387 U JP9716387 U JP 9716387U JP 9716387 U JP9716387 U JP 9716387U JP H0511868 Y2 JPH0511868 Y2 JP H0511868Y2
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container
liquid
foam
pipe
scent
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は香りの発散装置に関するもので乗用
車、家屋等の室内を快適にするものとして利用さ
れるものである。
(従来の技術) 本考案に係る従来技術としては、液体又は固体
の芳香族系物質をある一定の容器に入れ液体の蒸
発又は固形物質の昇華を利用した装置がある。
これを第2図により説明すれば、11は芳香族
系の液体12を入れた容器で、13は液体12を
毛細管現象で上部に吸い上げる繊維の束、14は
適当な大きさの通気孔15a,15bを全周に適
当吸う配置したキヤツプである。
液体12は繊維の束13の上部に上昇し、上端
部よりキヤツプ14の内側の空間に蒸発拡散し、
更にその空間の空気は通気孔15a,15bを通
じてキヤツプ14の外側に拡散するもので、キヤ
ツプ14の開閉度合で空気孔15a,15b,…
…を大きく又は小さくでき液体12の空間への蒸
発拡散度合を調整できる構造である。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、香りを必要な時は、室内に人がいる時
に必要であるが、前記発散装置は人がいなくて
も、発散装置から香りが発散しており、極めて不
経済であり、更に人の好みに合わせて香りを変え
るということは困難であるという問題点がある。
本考案は香り発散装置に於いて人が必要とする
ときにのみ、必要とする香りを発散させる香り発
散装置を技術的課題とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 前記技術的課題を解決するために講じた技術的
手段は、次のとおりである。すなわち、芳香族系
の液体を入れた容器を複数個並列に連続して配置
し、容器の上部に弾性部材よりなる一部通気孔を
有するプツシユ栓と一方向弁を設け、更に発泡体
を配置し、前記容器内に液体を吸い上げるパイプ
を設け、一方端を発泡体の上部まで延長し、前記
プツシユ栓を操作して容器の液体をパイプを通じ
て吸い上げ、容器上部の発泡体に数滴供給するも
ので、他の容器のプツシユ栓の操作により他の好
みの香りも発散できるワンタツチ式香り発生装置
である。
(作用) 前記技術的手段は次のように作用する。すなわ
ち、容器内の香りの液体をプツシユ栓を操作して
容器上部の発泡体に供給して香りを発散させるも
ので、香りの必要時のみに必要量供給することが
でき極めて効率的である。
更に複数個の容器が並列に配置してあり、それ
ぞれに異種の香りを有する液体を入れておけば、
それぞれ好みの香りを発散することができるもの
である。
(実施例) 以下実施例について説明する。
第1図に於いて、1は容器で、他に同じ構造の
容器1a,1b,……が連続して配置してある。
2はAなる芳香族系の液体で2a,2b,……は
B,C,……なる芳香族系の液体である。3は容
器2内に配置した適当の大きさの内径パイプで一
方端は容器底部付近、他方端は容器上部の発泡体
付近まで延長し、4は容器上部に設けたスポンジ
等の発泡体である。5は弾性部材よりなるプツシ
ユ栓で適当な大きさの径の通気孔8があり、通気
孔8を開閉できるように一方向弁6がプツシユ栓
5の内側に取付けてある。
パイプ3の上端部は下に向き、その下に発泡体
4があり、発泡体は容器1の上部の外側にセツト
され、容器の上部の凹部に配置してある。また容
器1のプツシユ栓の下側に通気孔9が設けてあ
る。
前記構成に於いてその作用を述べれば、好みの
香りの素となるAなる芳香族系の液体2の入つた
容器の上部のプツシユ栓5を指先で素早く押すこ
とにより、プツシユ栓5と容器1との間の空気は
弁6により通気孔8を通つて逃げることができ
ず、通気孔9を通つて容器1と液体2で囲われた
空間の圧力をたかめる、その結果液体2に圧力が
加わり、その圧力の逃げをパイプ3を通つて液体
2が数滴発泡体4に滴下し吸収されると同時に、
毛細管現象により発泡体4の全体に広がる。
次に容器1の外側の空間に広がつた液体2が蒸
発し拡散していくものである。
指で押されたプツシユ栓5より指を離すと、プ
ツシユ栓5にあけられている通気孔8、一方弁6
を介し、更に通気孔9、弁7を介して外気が容器
1の空間に侵入し、容器1内の空間と外との圧力
が同じになる。
このような容器1,1a,1b,……と並列に
配置し、香りの異なる液体を入れておけば、好み
の香りを必要時のみに発散できるものである。
〔考案の効果〕
本考案は次の効果を有する。すなわち、殆ど密
閉された容器内に香りの液体を入れてあるため
に、液体の使用量が効率的で、必要の時のみ必要
量発散させることができ、更に異種の香りの液体
を配置することにより混合された好みの香りも発
散させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部省略した本実施例の説明図、第2
図は従来例の説明図である。 1,1a,1b,……容器、2,2a,2b,
……香りの液体、3……吸い上げパイプ、4……
発泡体、5……プツシユ栓、6,7……一方弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 香りの素となる芳香族系の液体を入れた容器
    の上部外側に、弾性部材よりなる通気孔を有す
    るプツシユ栓と一方向弁を設け、更に発泡体を
    配置し、容器内に液体を吸い上げるパイプを設
    け、前記パイプの一方端を前記発泡体の上部ま
    で延ばし、前記プツシユ栓を操作して容器内の
    液体をパイプを通じて吸い上げ前記発泡体に滴
    下するワンタツチ式香り発散装置。 (2) 前記容器が複数個並列に連続して配置してな
    る実用新案登録請求の範囲第1項に示されるワ
    ンタツチ式香り発散装置。
JP9716387U 1987-06-24 1987-06-24 Expired - Lifetime JPH0511868Y2 (ja)

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JPS64946U JPS64946U (ja) 1989-01-06
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