JPH051164Y2 - - Google Patents

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JPH051164Y2
JPH051164Y2 JP11832387U JP11832387U JPH051164Y2 JP H051164 Y2 JPH051164 Y2 JP H051164Y2 JP 11832387 U JP11832387 U JP 11832387U JP 11832387 U JP11832387 U JP 11832387U JP H051164 Y2 JPH051164 Y2 JP H051164Y2
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【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、自動車の乗員に対して遠隔からメツ
セージを送り、車内にてメツセージ内容を表示
し、またメツセージのハードコピーを作成できる
ようにした自動車の通信装置に関する。
〔考案の背景〕
自動車の乗員に対する通信手段としては、自動
車電話が一般的であるが、自動車電話は基本料金
が高く、使用頻度が低い場合には不経済である。
また自動車電話ではメツセージを文字表示あるい
はハードコピーとして残すことができない。
また、遠隔からメツセージを通信して、メツセ
ージ内容をハードコピーとして残することができ
る装置の従来例として特公昭59−3900号公報に開
示されているものがある。この従来例は、送信器
において一定のメツセージ内容をマトリツクス文
字データの連続する列を表わす2進パルスに変換
し、この2進パルスに基づく信号を送信器によつ
て発信する。受信器では送信器からの送信信号の
特定コードを読み取り、この特定コードに続く前
記2進コードからメツセージ内容を読み取る。こ
の送信器には印字器が装備されており、この印字
器によつてメツセージ内容のハードコピーが打ち
出される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来のメツセージの送受信装置では、送信
器内にメツセージを2進コードに翻訳する回路手
段が必要であり、また受信器そのものに送信パル
スをメツセージに翻訳する回路手段ならびに、メ
ツセージを打ち出す印字器が必要になる。したが
つて、このメツセージ送受信装置は、専用の送信
器ならびに受信器として構成されるものであり、
専用機器の製作が必要となる。
本考案は上記従来の問題点を解決するものであ
り、ポケツトベルのように数字などを表示できる
受信部材を使用して、種々のメツセージ内容を即
座に送受信できるようにした自動車の通信装置を
提供するものである。
〔問題点を解決するための具体的な手段〕
本考案による自動車の通信装置は、通信内容を
数字または記号によつて表示する受信部材と、こ
の受信部材に表示される数字などをイメージパタ
ーンとして読み取るイメージリーダと、イメージ
リーダによつて読み取つたイメージパターンから
数字などを認識する識別回路と、数字などの組み
合わせを所定のメツセージに符合させて記憶して
いるメモリと、前記識別回路によつて識別された
数字などをメモリによる記憶内容と比較し且つ受
信内容を所定のメツセージ信号として出力する比
較制御回路と、この比較制御回路から出力される
メツセージ信号を文字にして乗員に伝達する伝達
部材とを備えて成るものである。
〔作用〕
受信部材としては、例えば表示付きのポケツト
ベル受信器が使用される。発信者がこのポケツト
ベル受信器に対して数字などの組み合わせによる
メツセージコードを送ると、受信部材に表示され
た数字などがイメージリーダによつてイメージパ
ターンとして読取られる。このイメージパターン
は識別回路によつて判読されて数字などの組み合
わせとして読取られる。この数字の組み合わせが
メモリに記憶されているコードと比較され、この
コ−ドに対応したメツセージ信号が出力される。
このメツセージ信号が表示素子によつて文字とし
て示され、あるいはプリンタによつてメツセージ
内容が文字として打ち出される。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を図面によつて説明す
る。
第1図は本考案による通信装置が装備されてい
る自動車の室内を示す正面図、第2図は通信装置
の外観を示す斜視図、第3図は受信部材の一例と
してポケツトベル受信器を示す斜視図、第4図は
通信装置の主な回路構成を示すブロツク図、第5
図はイメージリーダを構成する光センサの配置の
一例を示す斜視図である。
第1図において符号1は本考案の通信装置であ
る。この通信装置1は、例えば車室内にてカーラ
ジオまたはカーオーデイオ装置2の下側に配置さ
れる。第2図に示すように、この通信装置1の前
面パネル11には、受信部材の挿入口12、液晶
表示装置13、プリントされたハードコピーの出
力口14、文字表示の選択釦15、印刷選択釦1
6、文字表示の消去釦17、その外の操作釦18
が装備されている。この操作釦18には、挿入口
12から受信部材を排出するイジエクト釦などが
含まれている。
図の実施例では、受信部材としてポケツトベル
受信器20が使用されている。このポケツトベル
受信器20は、その表面に液晶表示パネル21が
装備されている。発信者からの通信があつたとき
には、内蔵されている発音体から発信音が発せら
れ且つ、発信者がメツセージを送信した場合に
は、その内容が液晶表示パネルによつて数字で表
示される。
第4図に示すように、この通信装置1の内部で
は、受信部材の挿入口12の奥に位置しているイ
メージリーダ31が設けられている。このイメー
ジリーダ31は、挿入されたポケツトベル受信器
20の液晶表示パネル21に対向している。この
イメージリーダ31によつて液晶表示パネル21
に表示されている数字が走査され、液晶表示パネ
ル21に表示された数字がイメージパターンとし
て読み取られる。第5図に示すように、イメージ
リーダ31の構造として、液晶表示パネル21の
各桁の文字に対しセブンセグメントを構成する各
セグメントの各々に対向する光センサ31aを有
する構造とし、しかも各光センサ31aの受光ス
ポツト径をセグメントの幅寸法よりも大きくする
ことが可能である。このような構造にすることに
よつて、液晶表示パネル21に対するイメージリ
ーダ31の対向位置が多少ずれたとしても、表示
を正確に読み取ることができるようになる。
イメージリーダ31には文字識別回路32が接
続されており、イメージリーダ31によつて読み
取られたイメージパターンが数字として認識され
る。またコード比較制御回路33とメツセージ信
号出力回路34はマイクロコンピユータのCPU
によつて構成される。コードメモリ35には、複
数の数字の組み合わせによる複数種類のコードに
対応した具体的なメツセージ内容が信号として記
憶されている。前記コード比較制御回路33で
は、文字識別回路32によつて認識された数字の
組み合わせを、コードメモリ34に記憶されてい
る複数種類のコードに対応させ且つコードメモリ
35にてコード番号に対応した信号として記憶さ
れている具体的なメツセージ内容が選択される。
この具体的なメツセージ内容は、メツセージ信号
出力回路34によつてメツセージ信号に変換され
て出力される。
このメツセージ信号は表示駆動回路36とプリ
ンタ駆動回路37に出力される。表示駆動回路3
6は、第2図に示した液晶パネル(液晶表示素
子)13を駆動するためのものである。またプリ
ンタ駆動回路37によつてプリンタ38が駆動さ
れる。このプリンタ38によつて打ち出されたハ
ードコピー38aは、第2図に示す出力口14か
ら送り出される。また表示駆動回路36は、文字
表示の選択釦15を押すことによつて始動され、
またプリンタ駆動回路37は、印刷選択釦16を
押すことによつて始動される。
第4図に示す回路においては、メツセージの伝
達以外の遠隔操作を行なうことが可能である。例
えば、通信者が数字によるコードを発信すること
によつてエンジン始動やドアロツク、照明の点
灯、ヘツドライトの点灯などを行なうことができ
る。この場合、コード比較制御回路33によつ
て、発信者からの通信コードをコードメモリ35
の記憶内容と比較して操作内容を識別し、駆動回
路41に駆動信号が送られる。これによつて駆動
回路41が始動し、この駆動回路によつて、例え
ばエンジン始動の場合にはイグニツシヨンに始動
信号が送られる。
なお、前記コードメモリ35には、各桁が全て
数字の8で構成されるコードに対応する異常信号
が記憶されている。液晶表示の場合、車室温度が
高くなると、液晶材料の温度変化によつて、セブ
ンセグメントを構成する各セグメントが全て表示
状態となつて、数字の全桁が8を表示する場合が
考えられる。このとき、イメージリーダ31によ
つて読み取られた数字が全桁8であることが分る
と、コード比較制御回路33によつて、異常コー
ドであることが判断される。この異常コードが判
別されたときには、異常である場合のメツセージ
が表示素子13またはプリンタ38に送られる
か、あるいはメイン電源45が強制的にOFFと
される。
また、光センサ43は、ポケツトベル受信器2
0が受信状態となつたことを検知するためのもの
である。受信部材としてポケツトベル受信器20
が使用されている場合、受信と共にLED22が
点灯するようになつている。光センサ43は、こ
のLED22の点灯を検知するものである。光セ
ンサ43は検知回路44に接続されている。そし
てこの検知回路44からの検知出力によつてメイ
ン電源45が始動し、コード比較制御回路33お
よび他の回路に電源が供給されるようになる。
受信部材が受信動作していることを検知する他
の手段としては、ポケツトベル受信器の発信音を
検知する方法もある。この発信音の検知に基づい
てメイン電源45をONにすることも可能であ
る。あるいは、乗員の操作により電源を手動で
ONにする構造であつてもよい。
次に図に示している実施例の動作について説明
する。
受信部材がポケツトベル受信器20の場合、自
動車に乗るときにこのポケツトベル受信器20を
通信装置1の挿入口12内に挿入しておく。発信
者がメツセージを送る場合には、プツシユホンに
よつてポケツトベル受信器20の個別の呼び出し
番号を押し、その後にメツセージ番号を発信す
る。発信者はコード表によつて選択するメツセー
ジに対応する番号を選び、この番号をメツセージ
番号として発信することになる。
ポケツトベル受信器20が受信状態となると、
LED22が点灯し、これが光センサ43によつ
て検知される。そして検知回路44からの信号に
よつてメイン電源45がONになる。発信者が発
信したメツセージ番号がポケツトベル受信器20
の液晶表示パネル21によつて表示されると、イ
メージリーダ31がこれを走査し、表示内容がイ
メージパターンとして読み取られる。このイメー
ジパターンは、文字識別回路32によつて数字と
して認識される。コード比較制御回路33では、
認識された数字の組合せを、コードメモリ35の
記憶内容と比較し、番号の組み合わせに対応した
通信メツセージが識別される。この識別に応じて
メツセージ信号出力回路34からメツセージ信号
が出力される。自動車の乗員が文字表示の選択釦
15を押している場合には、表示駆動回路36が
動作して、液晶表示パネル13に文字によるメツ
セージが表示される。この表示内容は「カイシヤ
ニデンワセヨ」、「カイシヤニモドレ」、など具体
的なものとなる。また乗員が印刷選択釦16を押
していると、プリンタ38が始動し、メツセージ
内容がハードコピー38aとして打ち出される。
このハードコピー38aの記載内容は、前述の文
字表示と同じ具体的なメツセージ内容であり、こ
れが受信時刻とともに打ち出される。プリンタ3
8を使用する場合、特に乗員が一時的に自動車か
ら離れているときなどに便利である。勿論、液晶
表示パネル13による文字表示とプリンタ38に
よる打ち出しの両方を同時に行なうことも可能で
ある。
また、第4図に示すその他の駆動回路41を用
いる例としては、駐車場にある自動車のエンジン
を自宅から始動し、またエアコンを同時に始動さ
せる場合などに使用される。この場合、自宅から
プツシユホンを使用してポケツトベル受信器20
を始動するとともに、エンジン始動のためのコー
ド番号をメツセージと同様にして発信する。この
コード番号が、コードメモリ35に記憶されてい
るコードと比較されて、エンジン始動コードであ
ることが識別されると、コード比較制御回路33
からの信号によつて駆動回路41が作動し、イグ
ニツシヨンに始動信号が送られることになる。
なお、本考案の受信部材は、ポケツトベル受信
器のように数字を表示するものに限られず、記号
や場合によつては簡単な文字だけを表示できるも
のを使用することも可能である。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、ポケツトベル受
信器などの受信部材を使用して具体的なメツセー
ジ内容を文字によつて表示しまたはハードコピー
として打ち出せることができる。よつて、専用の
送信器および受信器を使用することなく、自動車
の乗員に対して正確なメツセージの伝達を行なう
ことができる。またコード番号などの読み取りは
イメージリーダによつて行なつているので、ポケ
ツトベル受信器を使用する場合、このポケツトベ
ル受信器をイメージリーダの位置にセツトするだ
けで通信が可能になる。よつてポケツトベル受信
器を車内にてセツトするのが簡単であり、車外へ
の持ち出しも簡単である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1
図は本考案による通信装置を装備した自動車の車
室内を示す斜視図、第2図は通信装置の外観を示
す斜視図、第3図は受信部材の一例としてポケツ
トベル受信器を示す斜視図、第4図は通信装置内
の回路構成を示すブロツク図、第5図はイメージ
リーダに設けられている光センサの配置の一例を
示す斜視図である。 1……通信装置、11……パネル、12……受
信部材の挿入口、13……液晶表示パネル、14
……ハードコピーの出力口、20……ポケツトベ
ル受信器(受信部材)、21……ポケツトベル受
信器の表示パネル、31……イメージリーダ、3
2……文字識別回路、33……コード比較制御回
路、34……メツセージ出力回路、35……メモ
リ、38……プリンタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 通信内容を数字または記号によつて表示する
    受信部材と、この受信部材に表示される数字な
    どをイメージパターンとして読み取るイメージ
    リーダと、イメージリーダによつて読み取つた
    イメージパターンから数字などを認識する識別
    回路と、数字などの組み合わせを所定のメツセ
    ージに符合させて記憶しているメモリと、前記
    識別回路によつて識別された数字などをメモリ
    による記憶内容と比較し且つ受信内容を所定の
    メツセージ信号として出力する比較制御回路
    と、この比較制御回路から出力されるメツセー
    ジ信号を文字にして乗員に伝達する伝達部材
    と、を備えて成る自動車の通信装置。 (2) 伝達部材は、文字の表示装置である実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の自動車の通信装
    置。 (3) 伝達部材は、メツセージ内容を打ち出すプリ
    ンタである実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の自動車の通信装置。 (4) 受信部材は、通信内容を数字などで表示する
    表示装置を備えたポケツトベル受信器であり、
    このポケツトベル受信器が着脱自在に装備され
    ている実用新案登録請求の範囲第1項記載の自
    動車の通信装置。
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