JPH05115719A - 多機能濾過機 - Google Patents

多機能濾過機

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JPH05115719A
JPH05115719A JP3281498A JP28149891A JPH05115719A JP H05115719 A JPH05115719 A JP H05115719A JP 3281498 A JP3281498 A JP 3281498A JP 28149891 A JP28149891 A JP 28149891A JP H05115719 A JPH05115719 A JP H05115719A
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JP
Japan
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container
filtering
impeller shaft
stirring blade
impeller
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JP3281498A
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Shinji Yamaguchi
慎治 山口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器部の中央部における攪拌性を向上し、同
部の排出性を向上でき、しかもセンター排出型の利点を
も備えた多機能濾過機を提供する。 【構成】 側面に排出口4を有する容器部1と、この容
器部1の底部の底板12上に設けた、スペーサ上に濾布
を配するかまたは多孔体を配してなる濾過部11と、前
記容器部1の外部に設けた駆動部と連結したインペラー
シャフト22と、インペラーシャフト22と直角に複数
取り付けたインペラーアーム23ー1、23ー2と、イ
ンペラーアームに少なくとも一個取り付けたレーキ24
とからなる攪拌翼部21とを備え、攪拌、乾燥、排出、
晶析、濾過のうち2つ以上の機能を有する多機能濾過機
において、前記濾過部11の中央部に凸部26を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は側面排出型の多機能濾過
機に関し、特に攪拌効率、排出効率の良好な多機能濾過
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の側面排出型の多機能濾過機
の全体の一構成を示す図である。図2に示す例おいて、
31は金属製の缶体からなる容器部、31aは容器部3
1の側面に設けた排出口、32は容器部31の底部の底
板上に設けた、スペーサ上に濾布を配するかまたはセラ
ミック多孔体を配してなる濾過部、33は容器部31の
外部に設けた駆動部34と直結するインペラーシャフト
35と、インペラーシャフト35と直角に取り付けたイ
ンペラーアーム36ー1、36ー2と、インペラーアー
ム36ー1、36ー2に複数取り付けたレーキ37とか
らなる攪拌翼部である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、上述した構成の
多機能濾過機においては、図2に示すように、濾過部3
2上の粉体等を、回転する回転翼部33のレーキ37に
より内側から外側へ移動させて、容器部31の側面に設
けた排出口31aから外部へ排出するよう構成してい
る。そのため、図2中、攪拌翼部33のインペラーシャ
フト35の直下にあたる濾過部32の中央部Cに粉体等
の排出すべき部室が存在すると、この物質がレーキ37
により外側へ移動しにくく、排出性が悪くなる問題があ
った。また、スラリーを攪拌する場合は、攪拌羽根の直
下にあたる濾過部32の中心部C付近では攪拌性が悪い
という問題があった。
【0004】また、中央部Cにおける排出性、攪拌性の
悪化を防止するため、排出口を容器部31の側面ではな
く、濾過部32の中央に設けたセンター排出型の多機能
濾過機も知られているが、このタイプの多機能濾過機で
は装置の全高が高くなり、構造も複雑となるとともに、
装置が高価になる問題があった。
【0005】本発明の目的は上述した課題を解消して、
容器部の中央部Cにおける攪拌性を向上し、同部の排出
性を向上でき、しかもセンター排出型の利点をも備えた
多機能濾過機を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の多機能濾過機
は、(a) 側面に排出口を有する容器部と、(b) この容器
部の底部の底板上に設けた、スペーサ上に濾布を配する
かまたは多孔体を配してなる濾過部と、(c) 前記容器部
の外部に設けた駆動部と連結したインペラーシャフト
と、インペラーシャフトと直角に複数取り付けたインペ
ラーアームと、インペラーアームに少なくとも一個取り
付けたレーキとからなる攪拌翼部とを備え、攪拌、乾
燥、排出、晶析、濾過のうち2つ以上の機能を有する多
機能濾過機において、前記濾過部の中央部に凸部を設け
たことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上述した構成において、側面排出型の多機能濾
過機の容器部の中央部に凸部を設け、中央部にスラリー
等が常に存在しないよう構成したため、簡単な構造で容
器部の中央部の攪拌性および排出性を向上でき、従来の
側面排出型と同等の装置全高を保つことができるととも
に、攪拌翼部が上下動した場合最降下位置でのストッパ
ーとなるため、レーキおよび濾過部を保護することがで
きる。。また、攪拌翼部を最降下させた位置で駆動する
際、インペラーシャフトの中心と係合するよう構成した
場合は、インペラーシャフトおよび濾過部の振れ止めの
効果があるため好ましい。
【0008】
【実施例】図1は本発明の多機能濾過機の全体の一構成
を示す図であり、図1(a)は部分断面で示した正面図
を、図1(b)はその側面図を、図1(c)はその平面
図をそれぞれ示す。図1に示す例において、1はステン
レス等の金属製缶体からなる容器部であり、容器部1の
上部中央には、スラリー供給口2および点検窓3を設け
ている。また、容器部1の側面には、処理済みの粉体等
を容器部1内から外部へ排出するための排出口4を設け
るとともに、乾燥の際に使用する加熱ジャケット5を設
けている。さらに、容器部1内には、洗浄水を容器部1
内に供給するためのノズル6を設けている。
【0009】容器部1の底部には液密に濾過部11を設
けている。本実施例において、濾過部11は、底板12
上にスペーサ13を介して濾布14を設けて構成してい
る。底板12には、スペーサ13および濾布14を固定
するためのピンを挿通するピン孔を設けている。また、
その周縁部にはフランジ部12bを設け、濾液がフラン
ジ部12bと容器部1の下部との間に構成される濾液通
路12cを通じて濾液排出口12dから外部へ排出でき
るよう構成している。また、スペーサ13としてテフロ
ン製のスペーサを使用すると、耐食性の点でより良い性
能を得ることができるため好ましい。さらに、本実施例
では底板12上にスペーサ13と濾布14とからなる濾
過板を配して濾過部11を構成したが、スペーサ13と
濾布14との代わりに多孔質セラミック板を使用するこ
ともできる。
【0010】容器部1の上部および開口1aを介した内
部には、液密に攪拌翼部21を設けている。本実施例に
おいて、攪拌翼部21は、開口1aに液密かつ回動自由
に設けたインペラーシャフト22と、このインペラーシ
ャフト22の容器部1内の端部に直角に2本設けた中空
のインペラーアーム23ー1、23ー2と、インペラー
アーム23ー1、23ー2に複数取り付けたレーキ24
と、インペラーシャフト22の容器部1の上部に設け
た、インペラーシャフトに回転および昇降運動を与える
駆動部25とから構成している。
【0011】本実施例で重要なのは、前記濾過部11の
中央部に、攪拌翼部21を最降下させた位置で駆動する
際、インペラーシャフト22の中心と係合して振れ止め
作用を発揮する凸部26を設けた点である。この凸部2
6の形状は、水平断面が円形状で、上端はR形状、テー
パ形状、円錐形状であると好ましい。凸部26の高さは
レーキが濾板に接しない程度の高さが必要であり、イン
ペラー形状によって異なるが、50 mm 〜 500 mm 程度が
望ましい。又、凸部外径は直径30 mm 〜タンク内径の1/
3 である必要があり、インペラーシャフトと同径程度が
望ましい。また凸部26にはグラスライニングを施す
か、その材質をテフロンまたはセラミックとすると好ま
しい。
【0012】上述した構成の本発明の多機能濾過機で
は、濾過時や攪拌時にスラリー等の物質が溜まり易い濾
過部11の中央部に凸部26が存在するため、スラリー
等の物質がまったく溜まらず、攪拌性および排出性を向
上することができるとともに、インペラーシャフト22
の回転時に回転中心となるインペラーシャフト22と凸
部26とが係合しているため、回転時にインペラーシャ
フト22や濾過部11がふれることがない。また、凸部
26は、インペラーシャフト22が上下動した場合、最
降下した時のストッパーの役目も果たし、レーキ27お
よび濾過部11の保護をすることができる。
【0013】本発明は上述した実施例にのみ限定される
ものでなく、幾多の変形、変更が可能である。例えば、
上述した実施例では、インペラーシャフト22と凸部2
6とを平面上で摺動させたが、インペラーシャフト22
の中心部に凹部設けこの凹部に凸部26の先端を挿入し
て構成することもできるし、またインペラーシャフト2
2を中空パイプより構成しこの中空部に凸部26を係合
させて構成することもできる。また、上述した例では、
凸部26にインペラーシャフト22の中心と係合して振
れ止めを行なうよう作用を持たせたが、この作用が必須
のものでないことはいうまでもない。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したところから明らかな
ように、本発明によれば、側面排出型の多機能濾過機の
容器部の中央部に凸部を設け、中央部にスラリー等が常
に存在しないよう構成したため、簡単な構造で容器部の
中央部の攪拌性および排出性を向上でき、従来の側面排
出型と同等の装置全高を保つことができるとともに、ス
トッパーの役目を果たすため、レーキおよび濾過部を保
護することができる。また、攪拌翼部を最降下させた位
置で駆動する際、インペラーシャフトの中心と係合する
よう構成した場合は、インペラーシャフトおよび濾過部
の振れ止めの効果があるため好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多機能濾過機の一例の構成を示す図で
ある。
【図2】従来の多機能濾過機の一例の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 容器部 4 排出口 11 濾過部 12 底板 21 攪拌翼部 22 インペラーシャフト 23ー1、23ー2 インペラーアーム 24 レーキ 26 凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 11/12 D 7824−4D B 7824−4D

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 側面に排出口を有する容器部と、
    (b) この容器部の底部の底板上に設けた、スペーサ上に
    濾布を配するかまたは多孔体を配してなる濾過部と、
    (c) 前記容器部の外部に設けた駆動部と連結したインペ
    ラーシャフトと、インペラーシャフトと直角に複数取り
    付けたインペラーアームと、インペラーアームに少なく
    とも一個取り付けたレーキとからなる攪拌翼部とを備
    え、攪拌、乾燥、排出、晶析、濾過のうち2つ以上の機
    能を有する多機能濾過機において、前記濾過部の中央部
    に凸部を設けたことを特徴とする多機能濾過機。
  2. 【請求項2】 前記凸部が、攪拌翼部を最降下させた位
    置で駆動する際、前記インペラーシャフトの中心と係合
    して振れ止め作用を発揮する請求項1記載の多機能濾過
    機。
JP3281498A 1991-10-28 1991-10-28 多機能濾過機 Expired - Lifetime JP3045845B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108905764A (zh) * 2018-10-10 2018-11-30 徐州明润磁材有限公司 一种磁性材料搅拌装置
CN114794213A (zh) * 2021-01-29 2022-07-29 大连鑫玉龙海洋生物种业科技股份有限公司 一种海参加工装置及其制备方法

Cited By (2)

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CN108905764A (zh) * 2018-10-10 2018-11-30 徐州明润磁材有限公司 一种磁性材料搅拌装置
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