JPH05115618A - コースター装置 - Google Patents
コースター装置Info
- Publication number
- JPH05115618A JPH05115618A JP41432290A JP41432290A JPH05115618A JP H05115618 A JPH05115618 A JP H05115618A JP 41432290 A JP41432290 A JP 41432290A JP 41432290 A JP41432290 A JP 41432290A JP H05115618 A JPH05115618 A JP H05115618A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coaster
- ring
- rails
- supported
- mobius
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005484 gravity Effects 0.000 abstract description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 レジャーランドなどに設置されるコースター
装置に関し、限られた空間においても変化に富み安全な
コースを設定できる装置の提供を目的とする。 【構成】 メビウスの輪状に形成され、輪の両側にレー
ル10が各々設けられたコースター路12と、コースタ
ー路12上を走行するコースター14と、を備え、コー
スター14は、走行方向を軸として回転自在に走行基台
16で支持された客席18と、客席18の下側に取り付
けられたウェイト20と、を有する。
装置に関し、限られた空間においても変化に富み安全な
コースを設定できる装置の提供を目的とする。 【構成】 メビウスの輪状に形成され、輪の両側にレー
ル10が各々設けられたコースター路12と、コースタ
ー路12上を走行するコースター14と、を備え、コー
スター14は、走行方向を軸として回転自在に走行基台
16で支持された客席18と、客席18の下側に取り付
けられたウェイト20と、を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレジャーランドや博覧会
場などに設置されるコースター装置に関する。
場などに設置されるコースター装置に関する。
【0002】この種のコースター装置によれば、限られ
た空間内で変化に富んだコースター路を設けることが可
能となる。
た空間内で変化に富んだコースター路を設けることが可
能となる。
【0003】
【従来の技術】レジャーランドや博覧会場などに設置さ
れている従来のコースター装置は、支柱等で支持されレ
ールが敷設されたコースター路と、コースター路のレー
ル上を走行し1台または複数台の車両よりなるコースタ
ーとで構成されている。
れている従来のコースター装置は、支柱等で支持されレ
ールが敷設されたコースター路と、コースター路のレー
ル上を走行し1台または複数台の車両よりなるコースタ
ーとで構成されている。
【0004】コースターには客席が設けられており、コ
ースター路に沿ってコースターが上昇、下降、バンクし
ながら走行することで、乗客はスリルと興奮を楽しめ
る。
ースター路に沿ってコースターが上昇、下降、バンクし
ながら走行することで、乗客はスリルと興奮を楽しめ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のコース
ター装置では一般にコースター路の全長がコース全体の
距離となるので、乗客が楽しめるコースを設定するため
には多大なスペースが必要となり、建設費も高額とな
る。
ター装置では一般にコースター路の全長がコース全体の
距離となるので、乗客が楽しめるコースを設定するため
には多大なスペースが必要となり、建設費も高額とな
る。
【0006】また、従来のコースター装置ではコースタ
ーがバンクしたりするとこれに合わせて客席も同様に動
くので、コースに変化を付けるには構造上および安全上
から一定の限界があり、例えば走行中にコースターの上
下方向を変えたり、コースター路のバンク角を大きくと
ったりするコース設定は原則として行えない。
ーがバンクしたりするとこれに合わせて客席も同様に動
くので、コースに変化を付けるには構造上および安全上
から一定の限界があり、例えば走行中にコースターの上
下方向を変えたり、コースター路のバンク角を大きくと
ったりするコース設定は原則として行えない。
【0007】本発明は上記従来の事情に鑑み創案された
もので、その目的は、限られた空間においてもコースタ
ーの走行距離が長く、変化に富み、かつ安全なコースを
低コストで建設できるコースター装置を提供することに
ある。
もので、その目的は、限られた空間においてもコースタ
ーの走行距離が長く、変化に富み、かつ安全なコースを
低コストで建設できるコースター装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によるコースター装置は以下のように構成され
ている。
に本発明によるコースター装置は以下のように構成され
ている。
【0009】図1に示されるようにコースター路12は
メビウスの輪状に形成されており、その両側にはレール
10が各々設けられている。
メビウスの輪状に形成されており、その両側にはレール
10が各々設けられている。
【0010】コースター路12上を走行するコースター
14には図2に示されるように客席18が設けられてお
り、客席18は走行方向を軸として回転自在に走行基台
16で支持されている。
14には図2に示されるように客席18が設けられてお
り、客席18は走行方向を軸として回転自在に走行基台
16で支持されている。
【0011】客席18の下側にはバランス保持用のウェ
イト20が取り付けられている。
イト20が取り付けられている。
【0012】
【作用】本発明では、メビウスの輪状に形成されたコー
スター路12の両側にレール10が各々設けられている
ので、コースター14の走行距離をコースター路12全
長の2倍とすることが可能となる。
スター路12の両側にレール10が各々設けられている
ので、コースター14の走行距離をコースター路12全
長の2倍とすることが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例
を説明する。
を説明する。
【0014】図1には第1実施例の全体構成が示されて
いる。
いる。
【0015】コースター路12はコース途中で半転され
てメビウスの輪状に形成されており、適宜間隔をおいて
支柱22で支持されている。
てメビウスの輪状に形成されており、適宜間隔をおいて
支柱22で支持されている。
【0016】コースター路12の両側には図2に示され
るように断面リップ溝形のレール10が各々設けられて
おり、レール10に支持されてコースター路12上をコ
ースター14が走行する。
るように断面リップ溝形のレール10が各々設けられて
おり、レール10に支持されてコースター路12上をコ
ースター14が走行する。
【0017】このため、コースター14はコースター路
12を2周して出発点に戻ることとなる。
12を2周して出発点に戻ることとなる。
【0018】図2,図3に示されるようにコースター1
4は、側部がレール10内へ嵌め込まれた略リング状の
走行基台16と、複数の走行基台16で支持され円筒状
のシールド24で覆われた客室部26とで構成されてい
る。
4は、側部がレール10内へ嵌め込まれた略リング状の
走行基台16と、複数の走行基台16で支持され円筒状
のシールド24で覆われた客室部26とで構成されてい
る。
【0019】レール10内へ嵌め込まれた走行基台16
の側部には複数の車輪28が取り付けられており、走行
基台16とレール10とは車輪28を介して接してい
る。
の側部には複数の車輪28が取り付けられており、走行
基台16とレール10とは車輪28を介して接してい
る。
【0020】客室部26は軸受30を介して走行基台1
6に支持されており、走行方向を軸として回転自在とさ
れている。
6に支持されており、走行方向を軸として回転自在とさ
れている。
【0021】客室部26内には複数の客席18が配置さ
れており、客席18の下側にはバランス保持用のウェイ
ト20が取り付けられている。
れており、客席18の下側にはバランス保持用のウェイ
ト20が取り付けられている。
【0022】このため、コースター路12にバンク角が
付けられていてもコースター14の走行速度が低いと図
5のように客席18は水平状態に保持される。
付けられていてもコースター14の走行速度が低いと図
5のように客席18は水平状態に保持される。
【0023】また、コースター14の走行速度が上がる
と重力と遠心力との合力により図6のように客席18が
傾く。
と重力と遠心力との合力により図6のように客席18が
傾く。
【0024】なお、客席18が走行基台16に固定され
ている場合には図4のようにコースター路12のバンク
角と同角度で客席18も傾く。
ている場合には図4のようにコースター路12のバンク
角と同角度で客席18も傾く。
【0025】図7には第2実施例の全体構成が示されて
いる。
いる。
【0026】この実施例ではレール10の形状がフラン
ジ状とされており、図8に示されるように走行基台16
の側部にはレール10を覆う断面略コ字状の溝32が形
成されている。
ジ状とされており、図8に示されるように走行基台16
の側部にはレール10を覆う断面略コ字状の溝32が形
成されている。
【0027】溝32には複数の車輪28が取り付けられ
ており、溝32は車輪28を介してレール10と接して
いる。
ており、溝32は車輪28を介してレール10と接して
いる。
【0028】以上説明したように本実施例によれば、コ
ースター路12がメビウスの輪状に形成され、かつその
両側にレール10が各々設けられているので、コースタ
ー14はコースター路12を2周して出発点に戻ること
となり、このため、限られた空間においてもコース距離
の長いコースター装置を低コストで建設できる。
ースター路12がメビウスの輪状に形成され、かつその
両側にレール10が各々設けられているので、コースタ
ー14はコースター路12を2周して出発点に戻ること
となり、このため、限られた空間においてもコース距離
の長いコースター装置を低コストで建設できる。
【0029】また、走行方向を軸として客席18が回転
自在であり、客席18の下側にはウェイト20が取り付
けられているので、走行中にコースター14の上下方向
を変えたり、コースター路12のバンク角を大きくとっ
たりしても客席18を水平状態に保つことが可能とな
る。
自在であり、客席18の下側にはウェイト20が取り付
けられているので、走行中にコースター14の上下方向
を変えたり、コースター路12のバンク角を大きくとっ
たりしても客席18を水平状態に保つことが可能とな
る。
【0030】このため、安全で変化に富んだコースを設
定できる。
定できる。
【0031】さらに、コースター14の走行速度を変え
ることにより、場内観覧用のものからジェットコースタ
ーのような娯楽用のものまで広い用途に対応できる。
ることにより、場内観覧用のものからジェットコースタ
ーのような娯楽用のものまで広い用途に対応できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、メ
ビウスの輪状とされたコースター路12の両側にレール
10が各々設けられているので、限られた空間において
もコース距離の長いコースター装置を低コストで建設す
ることが可能となる。
ビウスの輪状とされたコースター路12の両側にレール
10が各々設けられているので、限られた空間において
もコース距離の長いコースター装置を低コストで建設す
ることが可能となる。
【0033】また、走行方向を軸として客席が回転自在
であり、客席の下側にはウェイトが取り付けられている
ので、安全で変化に富んだコースを設けることが可能と
なる。
であり、客席の下側にはウェイトが取り付けられている
ので、安全で変化に富んだコースを設けることが可能と
なる。
【図1】第1実施例の全体構成を示す概要図である。
【図2】コースターの構成を示す断面図である。
【図3】コースターの構成を示す斜視図である。
【図4】客席が走行基台に固定された状態のコースター
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図5】
【図6】客席が走行基台に対し回転自在とされた状態の
コースターを示す断面図である。
コースターを示す断面図である。
【図7】第2実施例の全体構成を示す概要図である。
【図8】コースターの構成を示す断面図である。
10 レール 12 コースター路 14 コースター 16 走行基台 18 客席 20 ウェイト 22 支柱 24 シールド 26 客室部 28 車輪 30 軸受 32 溝
Claims (1)
- 【請求項1】 メビウスの輪状に形成され、輪の両側に
レール(10)が各々設けられたコースター路(12)
と、 コースター路(12)上を走行するコースター(14)
と、 を備え、 コースター(14)は、走行方向を軸として回転自在に
走行基台(16)で支持された客席(18)と、客席
(18)の下側に取り付けられたウェイト(20)と、
を有する、ことを特徴とするコースター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41432290A JPH05115618A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | コースター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41432290A JPH05115618A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | コースター装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05115618A true JPH05115618A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=18522813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41432290A Pending JPH05115618A (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | コースター装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05115618A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7594473B2 (en) | 2005-05-20 | 2009-09-29 | William J. Kitchen | Wheel hub rider conveyance |
US7918740B2 (en) | 2006-11-14 | 2011-04-05 | William J. Kitchen | Big wheel roundabout amusement ride |
US8641542B2 (en) | 2009-09-04 | 2014-02-04 | William J. Kitchen | Stationary track with gimbaled rider carriages amusement ride |
IT202000005761A1 (it) * | 2020-03-18 | 2021-09-18 | S B F S R L | Un apparato di divertimento a montagne russe |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP41432290A patent/JPH05115618A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7594473B2 (en) | 2005-05-20 | 2009-09-29 | William J. Kitchen | Wheel hub rider conveyance |
US7918740B2 (en) | 2006-11-14 | 2011-04-05 | William J. Kitchen | Big wheel roundabout amusement ride |
US8641542B2 (en) | 2009-09-04 | 2014-02-04 | William J. Kitchen | Stationary track with gimbaled rider carriages amusement ride |
IT202000005761A1 (it) * | 2020-03-18 | 2021-09-18 | S B F S R L | Un apparato di divertimento a montagne russe |
WO2021186379A1 (en) * | 2020-03-18 | 2021-09-23 | S.B.F. S.R.L. | Roller-coaster amusement apparatus |
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