JPH05115568A - 高周波治療器 - Google Patents
高周波治療器Info
- Publication number
- JPH05115568A JPH05115568A JP27989091A JP27989091A JPH05115568A JP H05115568 A JPH05115568 A JP H05115568A JP 27989091 A JP27989091 A JP 27989091A JP 27989091 A JP27989091 A JP 27989091A JP H05115568 A JPH05115568 A JP H05115568A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- constant voltage
- storage battery
- voltage circuit
- high frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コルピッツ発振回路の入力電源として蓄電池
電圧そのままではなく、定電圧回路を使用した定電圧で
駆動することにより、安定した高周波発振出力を得るこ
と。 【構成】 高周波発振回路としてのコルピッツ発振回路
Xの入力電源側に、定電圧回路Tを接続する構成。
電圧そのままではなく、定電圧回路を使用した定電圧で
駆動することにより、安定した高周波発振出力を得るこ
と。 【構成】 高周波発振回路としてのコルピッツ発振回路
Xの入力電源側に、定電圧回路Tを接続する構成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安定した高周波発振出
力が得られる高周波治療器に関する。
力が得られる高周波治療器に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の高周波治療器の回路図を示
している。この回路図の高周波発振出力のコルピッツ発
振回路Xでは、入力電源を蓄電池E(電圧1.0〜1.
8V)から供給しているために、図4に示すように蓄電
池電圧によって高周波発振出力特性が変動して不安定で
ある。
している。この回路図の高周波発振出力のコルピッツ発
振回路Xでは、入力電源を蓄電池E(電圧1.0〜1.
8V)から供給しているために、図4に示すように蓄電
池電圧によって高周波発振出力特性が変動して不安定で
ある。
【0003】又この高周波治療器の充電方式として加算
減算方式を使用することにより、実際に使用した分だけ
を充電するようにしているが、図5に示すように蓄電池
電圧によって消費電流が変動するために、減算の方法
(消費した分の計算方法)を平均消費電流(蓄電池が
1.4Vのときの消費電流)により計算している。
減算方式を使用することにより、実際に使用した分だけ
を充電するようにしているが、図5に示すように蓄電池
電圧によって消費電流が変動するために、減算の方法
(消費した分の計算方法)を平均消費電流(蓄電池が
1.4Vのときの消費電流)により計算している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように高周波発振
出力のコルピッツ発振回路Eの入力電源として、1.4
V以上の蓄電池電圧だけを使用した場合には充電不足気
味となり、逆に1.4V以下の蓄電池電圧だけを使用し
た場合には過充電気味となるので、減算カウンタ分と実
際の消費分との間にズレを生じ易くなり、蓄電池の残量
表示をする場合には良好な精度結果を得ることができな
い欠点がある。
出力のコルピッツ発振回路Eの入力電源として、1.4
V以上の蓄電池電圧だけを使用した場合には充電不足気
味となり、逆に1.4V以下の蓄電池電圧だけを使用し
た場合には過充電気味となるので、減算カウンタ分と実
際の消費分との間にズレを生じ易くなり、蓄電池の残量
表示をする場合には良好な精度結果を得ることができな
い欠点がある。
【0005】補足的に説明すると、動作時間をT1 、動
作時の平均消費電流をI1 、充電時間をT2 及び充電電
流をI2 とすると、T1 ×I1 =T2 ×I2 =カウント
値となるが、このように充電を制御することが充電の加
算減算方式である。そして蓄電池電圧Eが変化すると、
消費電流I1 は図5のように変化することになり、消費
電流I1 を一定としているので、充電の制御の誤差を生
ずる。
作時の平均消費電流をI1 、充電時間をT2 及び充電電
流をI2 とすると、T1 ×I1 =T2 ×I2 =カウント
値となるが、このように充電を制御することが充電の加
算減算方式である。そして蓄電池電圧Eが変化すると、
消費電流I1 は図5のように変化することになり、消費
電流I1 を一定としているので、充電の制御の誤差を生
ずる。
【0006】又高周波治療器本体Nから発振する高周波
発振出力Pの存在を検知するチエッカー回路M(高周波
を検知するとブザー音を発生する。)の感度を調整する
ことが困難であり、而も蓄電池電圧Eが低いときには高
周波発振出力Pも低いので、図6に示すように高周波発
振出力Pの検知高さH(高周波発振を検知し始める高さ
を表すもので、蓄電池Eが消耗すると徐々に低くな
る。)も低くなり、高周波治療器の使用者は、蓄電池電
圧Eが低くなると、治療効果そのものが無くなるのでは
ないかと、誤解してしまう虞がある。
発振出力Pの存在を検知するチエッカー回路M(高周波
を検知するとブザー音を発生する。)の感度を調整する
ことが困難であり、而も蓄電池電圧Eが低いときには高
周波発振出力Pも低いので、図6に示すように高周波発
振出力Pの検知高さH(高周波発振を検知し始める高さ
を表すもので、蓄電池Eが消耗すると徐々に低くな
る。)も低くなり、高周波治療器の使用者は、蓄電池電
圧Eが低くなると、治療効果そのものが無くなるのでは
ないかと、誤解してしまう虞がある。
【0007】更にコルピッツ発振回路Xにより、蓄電池
Eの消費電流の90%程度を占めてしまうので、その蓄
電池Eの電圧によって消費電流I1 も変動して充電方式
(充電量の加算減算カウンタ方式)に於いて、減算カウ
ンタ分と実際の消費分とのズレにより充電不足気味或い
は過充電気味となり、良好な加算減算方式の精度が得ら
れない問題点がある。
Eの消費電流の90%程度を占めてしまうので、その蓄
電池Eの電圧によって消費電流I1 も変動して充電方式
(充電量の加算減算カウンタ方式)に於いて、減算カウ
ンタ分と実際の消費分とのズレにより充電不足気味或い
は過充電気味となり、良好な加算減算方式の精度が得ら
れない問題点がある。
【0008】本発明はこのような問題点を解決するため
に、高周波発振出力のコルピッツ発振回路の入力電源と
して蓄電池電圧そのままではなく、定電圧回路を使用し
た定電圧で駆動することにより、安定した高周波発振出
力を得ることができるようにした高周波治療器を提供す
ることを目的としている。
に、高周波発振出力のコルピッツ発振回路の入力電源と
して蓄電池電圧そのままではなく、定電圧回路を使用し
た定電圧で駆動することにより、安定した高周波発振出
力を得ることができるようにした高周波治療器を提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、高周波発振回路の入力電源側に、定電圧回
路を接続したり、又上記定電圧回路として、集積回路中
の定電圧回路を兼用したりするものである。
するために、高周波発振回路の入力電源側に、定電圧回
路を接続したり、又上記定電圧回路として、集積回路中
の定電圧回路を兼用したりするものである。
【0010】
【作用】次に本発明の作用について述べる。高周波発振
出力のコルピッツ発振回路の入力電源として蓄電池電圧
そのままではなく、定電圧回路による定電圧により駆動
して安定した高周波発振出力を得るのである。
出力のコルピッツ発振回路の入力電源として蓄電池電圧
そのままではなく、定電圧回路による定電圧により駆動
して安定した高周波発振出力を得るのである。
【0011】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の実施例を具
体的に説明する。図1に本発明に係る高周波治療器の回
路図を示す。集積回路(IC回路)中に於いて、充電カ
ウンタの加算減算クロックのもとになる発振回路を定電
圧回路Tにより駆動しているために、その出力Vreg を
コルピッツ発振回路Xにも駆動できるように兼用して、
配線だけで簡単に高周波発振回路を安定化することがで
きる。
体的に説明する。図1に本発明に係る高周波治療器の回
路図を示す。集積回路(IC回路)中に於いて、充電カ
ウンタの加算減算クロックのもとになる発振回路を定電
圧回路Tにより駆動しているために、その出力Vreg を
コルピッツ発振回路Xにも駆動できるように兼用して、
配線だけで簡単に高周波発振回路を安定化することがで
きる。
【0012】このようにして消費電流の90%を占めて
いるコルピッツ発振回路Xが安定することにより、消費
電流I1 が安定して一定となるために減算カウンタの設
定を容易に、而も正確に行うことができるのである。図
2に減算カウンタの設定と蓄電池の残量との関係を示し
ている。
いるコルピッツ発振回路Xが安定することにより、消費
電流I1 が安定して一定となるために減算カウンタの設
定を容易に、而も正確に行うことができるのである。図
2に減算カウンタの設定と蓄電池の残量との関係を示し
ている。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明は、集積回路の中の
定電圧回路をコルピッツ発振回路の入力電源としてその
まま兼用することができて、簡単に配線を変更するだけ
の定電圧駆動のコルピッツ発振により、高周波発振が安
定することになり、従ってチエッカ感度が一定となって
チエッカの検知高さも一定となるので、治療効果は蓄電
池の消耗程度により左右されることがなく、変化しない
ことを確実に知らせることができる。又蓄電池の消費電
流も一定となるために、充電の加算減算方式の精度を高
めることができて消費した分だけを確実に充電すること
ができ、而も充電の加算減算方式の精度を高めることに
より、蓄電池の残量表示を減算カウント値の設定で容易
且つ正確に行うことができる等の効果がある。
定電圧回路をコルピッツ発振回路の入力電源としてその
まま兼用することができて、簡単に配線を変更するだけ
の定電圧駆動のコルピッツ発振により、高周波発振が安
定することになり、従ってチエッカ感度が一定となって
チエッカの検知高さも一定となるので、治療効果は蓄電
池の消耗程度により左右されることがなく、変化しない
ことを確実に知らせることができる。又蓄電池の消費電
流も一定となるために、充電の加算減算方式の精度を高
めることができて消費した分だけを確実に充電すること
ができ、而も充電の加算減算方式の精度を高めることに
より、蓄電池の残量表示を減算カウント値の設定で容易
且つ正確に行うことができる等の効果がある。
【図1】本発明に係る高周波治療器の回路図。
【図2】減算カウンタの設定と蓄電池の残量との関係
図。
図。
【図3】従来の高周波治療器の回路図。
【図4】蓄電池電圧に対する高周波出力特性の変化図。
【図5】蓄電池電圧に対する消費電流の変化図。
【図6】チエッカー回路の略図的正面図。
E 蓄電池 X コルピッツ発振回路 IC 集積回路
Claims (2)
- 【請求項1】 高周波発振回路の入力電源側に、定電圧
回路を接続することを特徴とする高周波治療器。 - 【請求項2】 上記定電圧回路として、集積回路中の定
電圧回路を兼用することを特徴とする請求項1記載の高
周波治療器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27989091A JPH05115568A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 高周波治療器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27989091A JPH05115568A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 高周波治療器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05115568A true JPH05115568A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=17617358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27989091A Pending JPH05115568A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 高周波治療器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05115568A (ja) |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP27989091A patent/JPH05115568A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001031 |