JPH05113216A - ワイヤレスリモコン装置 - Google Patents

ワイヤレスリモコン装置

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JPH05113216A
JPH05113216A JP27226291A JP27226291A JPH05113216A JP H05113216 A JPH05113216 A JP H05113216A JP 27226291 A JP27226291 A JP 27226291A JP 27226291 A JP27226291 A JP 27226291A JP H05113216 A JPH05113216 A JP H05113216A
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antenna
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Takeshi Muramatsu
猛 村松
Shunichi Nagamoto
俊一 長本
Terue Matsumura
照恵 松村
Yasuo Yoshimura
康男 吉村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電波を用いたワイヤレスリモコン装置に関す
るもので、人体の影響の有無に対してアンテナの性能を
確保する。 【構成】 給湯機1と電波を用いて制御信号を送受信す
るリモコン送受信部7と、リモコンアンテナ6と、リモ
コンの操作部10と、リモコンアンテナ6とリモコン送
受信部7の間のインピーダンス整合を取るための第1の
整合部11と、リモコンを操作した後から一定時間、切
替タイマー部13、切替スイッチ14により第1の整合
部11に代わって接続され異なる整合値を持つ第2の整
合部12で構成される。したがって、操作のためワイヤ
レスリモコンに人間が近づいた時、整合部を切り替えて
アンテナの効率を低下させることなく、リモコンの送受
信性能を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイヤレスリモコン装置
に関し、特に効率の良いアンテナを得るためのアンテナ
整合部に係るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来例を、給湯機とその遠隔制
御器(以下リモコン)の場合について説明する。図5に
示すように、室外に設置された給湯機1の内部に設けら
れた制御部4と、室内に設置されたリモコン16とは壁
8を貫通してリモコンコーブル17で連結され、リモコ
ン16からの制御信号はリモコンケーブル17を介して
給湯機1へ伝送されるように構成されている。
【0003】また、ワイヤレスリモコンとしては、実開
昭57−77671号公報に示されたものがあり、電波
を用いたワイヤレスリモコンによって給湯機を遠隔操作
したり、給湯機の動作状態をワイヤレスリモコンで遠隔
モニタする構成がすでに考案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のリモコンケーブル方式の構成では、給湯装置を設置す
る場合、壁8に穴8aを明け、2〜8芯の信号線からな
るリモコンケーブル17を通し、給湯機1とリモコン1
6を接続しなければならなかった。そのため、壁の貫通
工事が必要であるとともにリモコンケーブル17の接続
ミスを生ずる畏れがあるという課題があった。
【0005】また、上記給湯機のワイヤレスリモコンで
はVHFやUHF帯の電波を用いるので、操作者である
人間の影響を受けにくい1/2波長のモノポールアンテ
ナをワイヤレスリモコンに用いることはアンテナの長さ
の点で難しく、1/4波長以下の短縮アンテナを採用す
る。したがって、人間が近づくことによるアンテナ周囲
の空間容量の変化によって、アンテナの入力インピーダ
ンスが変化し、常時アンテナと入力回路の整合を取るこ
とは難しい。しかし、この種のワイヤレスリモコン式給
湯装置は、ワイヤレスリモコンの周囲に誰もいない状態
でも常時モニタ信号の送受信を行い、操作時は人間が近
くに居る状態で送受信を行うので、周囲環境の変化に対
応してアンテナと送受信回路のインピーダンス整合を取
ることは実用化に対して非常に重要な課題である。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、壁の
穴あけ工事とケーブルの接続作業が不要であるととも
に、リモコン操作時に人体がアンテナに近づくことで変
化するアンテナの入力インピーダンスに対応して、アン
テナと入力回路のインピーダンス整合をはかる整合部を
切り替えることで効率の良いアンテナを持つワイヤレス
リモコン装置を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のワイヤレスリモコン装置は、電気器具本体
と電波を用いて制御信号を送受信するリモコン送受信部
と、リモコンケース内または外に設けたアンテナと、操
作部と、アンテナとリモコン送受信部の間のインピーダ
ンス整合をとるために挿入され、人体が近くに無い状態
で整合を取った第1の整合部と、リモコン操作部の一定
時間、第1の整合部に代わって接続され、人体が近くに
有る状態で整合を取った第2の整合部とを備えたもので
ある。
【0008】また、第二の手段はリモコン操作から操作
情報の送受信終了まで第1の整合部に代わって接続する
第2の整合部を備えたものである。
【0009】
【作用】本発明は上記構成によって、アンテナに人間が
近づきリモコンを操作すると、第一の方法は、操作から
一定時間、第1の整合部から第2の整合部に切り変わ
る。第二の方法は、操作から操作に基づく操作情報の送
受信の終了まで第1の整合部から第2の整合部に切り換
わる。これによって、特別な人体検知部を設けなくて
も、人体の影響によるアンテナの入力インピーダンス変
化に対して整合部を最適なものに切り換えることができ
る。したがって、常に効率の良いアンテナを持ったワイ
ヤレスリモコン装置が実現できる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図1〜図4を参照して
説明する。図1において、1は給湯機、2は給湯送受信
部、3は給湯機アンテナ、4は給湯送受信部2の制御お
よび給湯機1全体の働き制御するための制御部である。
給湯機1は屋外や外壁等に取り付けられ、家内の各所に
配管で湯水を供給する。5は風呂、台所等の壁に設置さ
れるワイヤレスリモコン、6はリモコンケース5aより
導出された棒状のリモコンアンテナ、7はVHFまたは
UHF帯の電波で情報を送受信するリモコン送受信部で
ある。給湯機アンテナ3及びリモコンアンテナ6から発
射される電波は、壁8を透過することで給湯機1とワイ
ヤレスリモコン5間でデータを交信する。
【0011】上記構成によって、ワイヤレスリモコン5
が操作されると、操作情報は直ちにリモコン送受信部7
から電波信号として給湯機1へ送信され、給湯送受信部
2が受信し、その内容にもとづいて制御部4が給湯機1
を動作させるものである。また、給湯機1の動作状態
は、状態変化時または定期的に、給湯送受信部2から電
波信号としてワイヤレスリモコン5へ送信され、リモコ
ン送受信部7が受信して表示するものである。
【0012】図2は、第一の実施例の給湯機およびワイ
ヤレスリモコンの制御ブロック図である。ワイヤレスリ
モコン5は、リモコンアンテナ6、リモコン送受信部
7、表示部9、操作部10、第1の整合部11、第2の
整合部12、切替タイマー部13、切替スイッチ14で
構成される。操作部10の操作情報はリモコン送受信部
7から給湯機1へ送信され、リモコン送受信部7で受信
した給湯機1の動作状態情報は表示部9で表示される。
整合部はアンテナの周囲に何もない状態でマッチングが
取れる第1の整合部11と、人間がアンテナの近傍にい
る状態でマッチングが取れる第2の整合部からなる。ア
ンテナは1/4波長以下のモノポールアンテナで、入力
インピーダンスは容量性を示す。最も簡単な整合方法
は、コイル等によるインダクタンスをアンテナと送受信
回路に直列に挿入することで行われる。図3は、インダ
クタンス値と送信出力の特性図である。アンテナの近く
に何もない時の特性カーブIと、アンテナに人体が近づ
いた時の特性カーブIIを示す。送信出力がピークとなる
点は、最も整合が取れた点であり、その時のインダクタ
ンスはAとBである。ピークはアンテナに人間が近づく
にしたがって、アンテナの容量成分が増すためAからB
へ移動する。したがって、整合値としてAのインダクタ
ンスを持つ場合は、人体が近づいた時にはアンテナと回
路の整合が取れない。実施例では、第1の整合部はAを
整合値とし、第2の整合部はBを整合値として持つ。切
替タイマー部13は、操作部10より操作信号があると
起動して切替スイッチ14を動作させ、リモコンアンテ
ナ6とリモコン送受信部7の間に挿入されている第1の
整合部11に代わって第2の整合部12をあらかじめ定
めた時間接続する。この時間は、操作後の操作情報の送
受信にかかる時間に余裕時間を加えたものとする。操作
に基づく操作情報の通信は、操作後直ちに行われるの
で、第2の整合部12が接続されている間に行われ、そ
して切替タイマー部13がタイムアップすると切替スイ
ッチ14がもとに戻り、第1の整合部11に接続が切り
替わる。切替スイッチ14には、ピンダイオードや高周
波リレーが用いられる。リモコンアンテナ6は、リモコ
ンケース5a内に収められるか、外部に付けられるモノ
ポールアンテナである。
【0013】上記構成において、リモコンアンテナ6
は、リモコンケース5aの内外に付けられ、送受信電波
に対して1/4波長またはそれ以下の長さで構成される
ことが多く、またリモコンケース5aの大きさも波長に
たいして十分大きくない。さらにワイヤレスリモコン5
は大地に対して接地されない。よって、リモコンアンテ
ナ6はアンテナ周囲の影響を受けやすく、リモコンを操
作するために人間が近づいた時と、近くに誰もいない時
では大きく入力インピーダンスが異なる。実施例におい
ては、第1の整合部11と第2の整合部12を設けると
ともに、切替タイマー部13によって操作から一定時
間、第1の整合部11に代わって第2の整合部12を接
続する。これによって、操作時にリモコンアンテナ6の
入力インピーダンスが人体の影響で変化することに対し
て最適な整合値に変えることができ、リモコン送受信部
7とリモコンアンテナ6のインピーダンス整合が取れ
る。
【0014】図4は、第二実施例の給湯機及びワイヤレ
スリモコンの制御ブロック図である。ワイヤレスリモコ
ン5は、リモコンアンテナ6、リモコン送受信部7、表
示部9、操作部10、第1の整合部11、第2の整合部
12、切替スイッチ14、切替部15で構成され、切替
部15を除いて第一実施例と同様に動作する。整合部は
アンテナの周囲に何もない時にマッチングが取れる第1
の整合部11と、人間がアンテナの近傍にいる時にマッ
チングが取れる第2の整合部からなり、切替部15は操
作部10よりの操作信号があると切替スイッチ14を動
作させて第1の整合部11に代わって第2の整合部12
を接続する。リモコン送受信部7で操作部10の操作情
報が送信され確認の応答が受信されると、切替部15に
終了信号が出され切替部15は、再び切替スイッチ14
を動作させて整合部を第1の整合部11に戻す。
【0015】これによって、操作時に変化するアンテナ
の入力インピーダンスに対して最適な整合部を選択でき
るだけ出なく、再送等によって通信が長引いた時に通信
中に整合部が切り替わることが防げる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明のワイヤレス
リモコン装置によれば、次の効果が得られる。 (1)リモコンケーブル工事のいらないワイヤレスリモ
コンを提供できる。 (2)第一の整合部と第二の整合部を設けたのでアンテ
ナに人体の影響が加わっても前記の整合部を切り替える
ことでアンテナ効率の良いワイヤレスリモコンが提供で
きる。 (3)操作時だけ人間がワイヤレスリモコンに近づくこ
とから、リモコン操作後から一定時間または送受信終了
まで、第一の整合部から第二の整合部に切り替えること
で、特別に人体検知手段等を設けることなく最適な整合
部を選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワイヤレスリモコン装置の実施例を採
用した給湯装置の構成図
【図2】同装置の第一実施例の給湯機及びワイヤレスリ
モコンの制御ブロック図
【図3】同装置におけるインダクタンス値と送信出力の
特性図
【図4】同装置の第二実施例の給湯機及びワイヤレスリ
モコンの制御ブロック図
【図5】従来の給湯装置の構成図
【符号の説明】 6 リモコンアンテナ 7 リモコン送受信部 10 操作部 11 第1の整合部 12 第2の整合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉村 康男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電波を用いて電気器具本体と信号を送受信
    するリモコン送受信部と、リモコンケースの内または外
    に設けたアンテナと、操作部と、前記アンテナと前記リ
    モコン送受信部の間に挿入されインピーダンス整合を取
    る第1の整合部と、前記操作部の操作開始からあらかじ
    め設定された時間、前記第1の整合部に代わって接続さ
    れ異なる整合値を持つ第2の整合部からなるワイヤレス
    リモコン装置。
  2. 【請求項2】第2の整合部は、操作部の操作開始から操
    作に基づき前記リモコン送受信部による操作情報の送受
    信終了まで第1の整合部に代わって接続される構成とす
    る請求項1記載のワイヤレスリモコン装置。
JP3272262A 1991-10-21 1991-10-21 ワイヤレスリモコン装置 Expired - Lifetime JP3008605B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6643497B1 (en) 1999-09-07 2003-11-04 Nec Corporation Portable telephone compensable for change of antenna impedance

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6643497B1 (en) 1999-09-07 2003-11-04 Nec Corporation Portable telephone compensable for change of antenna impedance

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