JPH05108326A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH05108326A
JPH05108326A JP26642691A JP26642691A JPH05108326A JP H05108326 A JPH05108326 A JP H05108326A JP 26642691 A JP26642691 A JP 26642691A JP 26642691 A JP26642691 A JP 26642691A JP H05108326 A JPH05108326 A JP H05108326A
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JP26642691A
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Inventor
Masahiro Inoue
正広 井上
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 登録書作成時に未確定要素があっても、ソー
ス・プログラムを生成できるようにする。 【構成】 ソース・ジェネレータは、登録書の項目記述
部の先頭から、順次1行づつ読み出し(SA1)、その
行を各要素に分解した後(SA2)、任意の要素に
“?”が設定されているか否か判別する(SA3)。そ
して、“?”が設定されていれば、次にいずれの要素に
“?”が設定されているか調べ(SA6)、当該?用部
品定義を参照してその“?”が設定されている要素に対
応する暫定データを決定した後(SA7)、暫定用のコ
メント並びに暫定行データを生成し、当該表の当該位置
に設定する(SA9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の記述仕様に従っ
て作成された登録書から当該処理用のソース・プログラ
ムを自動生成し、そのソース・プログラムを解釈・実行
することにより上記当該処理を実行する情報処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】所定の記述仕様に従って項目等の各種パ
ラメータの集まりが所定の書式で記述された登録書か
ら、定型的な事務処理(帳票出力、伝票入力、ファイル
更新等)用のソース・プログラム(目的プログラム)を
自動的に生成するプログラム・ジェネレータがあり、ま
たそのソース・プログラムを解釈・実行して上記各種事
務処理を行う処理装置がある。
【0003】上記プログラム・ジェネレータを用いれ
ば、各種パラメータ(出力項目・入力項目等)を仕様に
沿って記述するだけで、プログラム言語によるプログラ
ミングを行わずとも、所望する事務処理を行うソース・
プログラムを生成できるので、ユーザはプログラム言語
を習得しなくても容易に目的のソース・プログラムを作
成することができ、非常に便利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
プログラム・ジェネレータにおいては、登録書の記述内
容に文法エラーや、記述抜け等があった場合、エラーメ
ッセージの出力を行い、ソース・プログラムの生成は行
わなかった。しかし、実際にはプログラム・ジェネレー
タを使用する時点で、入力方法の定まっていないパラメ
ータがあったり、まだ出力仕様が定まっていない等の不
確定事項がある場合がある。このような場合、登録書は
不完全なものとなるので、上記のような理由で、プログ
ラム・ジェネレータはソース・プログラムの生成は行わ
ない。したがって、入出力仕様の定まっていない要素を
含むソース・プログラムについては、それらの要素につ
いて入出力仕様が定まるまでの動作確認試験を行うこと
はできず、そのためソース・プログラムの開発が遅れて
しまうため問題となっていた。
【0005】この問題は、従来のプログラム・ジェネレ
ータが、プロトタイピングという手法を採用しており、
記述抜けがあった場合には、文法エラーとみなし、その
時点でソース・プログラムの生成を中止するような方式
になっていることに起因している。
【0006】してみれば、登録書において入出力仕様等
がまだ未確定のパラメータ(要素)があっても、文法エ
ラーとすることなく暫定的なデータを一時的に割り当て
て仮のソース・プログラムを生成するようにすれば、未
確定要素を含む登録書からでもソース・プログラムを自
動生成できるようになるため、未確定要素を含むソース
・プログラムについての動作確認試験も行えるようにな
り、ソース・プログラムの開発を従来よりも効率良く短
期間で行えるようになるものと考えられる。
【0007】本発明の課題は、登録書において入出力仕
様等がまだ未確定の要素があっても、文法エラーとする
ことなく暫定的なデータを一時的に割り当てて仮のソー
ス・プログラムを生成できるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。本発明は、所定の形式で複数の要素データが記
述された登録書から、所定の形式で複数の処理定義が記
述されたソース・プログラムを自動生成し、そのソース
・プログラムを解釈・実行することにより各種情報処理
を行う情報処理装置を前提とする。
【0009】検出手段1(図1の機能ブロック図を参
照、以下同じ)は、前記登録書を構成する各要素に、所
定の処理定義を生成するための確定された要素データが
設定されているか否かを検出する。
【0010】生成手段2は、検出手段1により確定され
た要素データが設定されていないことが検出された要素
を、前記ソース・プログラムにおいて文法エラーとなら
ないその要素に対応する暫定的な処理定義に置き換え、
その暫定的な処理定義を生成すべきソース・プログラム
の当該記述位置に設定する。
【0011】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。検出手
段1は、ユーザ等により作成された登録書に記述されて
いる全ての要素の設定データを所定の順序で順次読み出
し、その要素に確定された要素データが設定されている
か否か検出する。そして、検出手段1が任意の要素に確
定された要素データが設定されていないことを検出する
と、ソース・プログラムにおいて文法エラーとならない
その要素に対応する暫定的な処理定義に置き換え、その
暫定的な処理定義を生成すべきソース・プログラムの当
該記述位置に設定する。
【0012】したがって、登録書において入出力仕様等
がまた未確定の要素があっても、文法エラーとすること
なく暫定的なデータを一時的に割り当てて仮のソース・
プログラムを生成することができる。
【0013】
【実施例】以下、図2乃至図9を参照して一実施例を説
明する。図2において、登録メモリ101は、ソース・
ジェネレータ102が生成すべきPS(目的ソース・プ
ログラム)の概略仕様が記述された登録書を複数記憶す
るメモリであり、上記登録書には、例えば帳票出力、伝
票入力、またはファイル更新用のPSを生成するための
概略仕様が記述される。この登録メモリ101への登録
書の登録は、ユーザが後述する入力部109を介して登
録エディタ112を起動することにより行われる。
【0014】スケルトン群ファイル103並びに部品群
ファイル104は、それぞれ上記ソース・ジェネレータ
102が上記各種登録書から当該PS(目的ソース・プ
ログラム)を作成するために必要な情報が定義されてい
る複数のスケルトン(スケルトンI、スケルトンII、
スケルトンIII)並びに複数の部品(部品I、部品I
I、部品III)を格納しているファイルである。尚、
上記スケルトンIと部品I、上記スケルトンIIと部品
II、及びスケルトンIIIと部品IIIは、それぞれ
互いに相関関係にあり、それぞれソース・ジェネレータ
102がPSI,PSII,PSIIIを生成するため
に参照される。
【0015】ソース群ファイル(PS群ファイル)10
5は、上記ソース・ジェネレータ102により生成され
るPSI,PSII,PSIII等の各種PSを格納す
るファイルである。
【0016】処理装置106は、上記ソース群ファイル
105内に格納されているPSI,PSII,PSII
Iを解釈・実行して、帳票出力、伝票入力、ファイル更
新等の各種処理を行う。
【0017】印字部107は、シリアルプリンタ、ライ
ンプリンタ、またはページプリンタ等の各種プリンタか
ら成り、上記処理装置106の制御を受けて帳票等を印
字出力する。
【0018】データ群ファイル108は、品目テーブル
ファイル等の各種データファイルが格納されたファイル
群である。入力部109は、キーボード等からなり、伝
票入力の際に伝票データを入力したり、後述するPSエ
ディタ111や前記登録エディタ112の起動コマンド
や入力データを入力するなどのために使用される。
【0019】表示部110は、CRTディスプレイやL
CD(液晶表示装置)等の表示装置から成り、上記伝票
入力画面の表示や、PSエディタ111や登録エディタ
112の入力画面の表示に用いられる。
【0020】PSエディタ111は、上記ソース・ジェ
ネレータ102により生成される各種PS(PSI,P
SII,PSIII等)の内容を、ユーザが直接変更す
るために使用されるスクリーンエディタであり、上記表
示部110に変更を所望するPSの内容を画面表示させ
ながら、ユーザが入力部109を介して入力する変更デ
ータに応答して、上記画面表示されているPSの内容を
変更し、変更終了後、その変更されたPSをソース群フ
ァイル105内に書き戻す。
【0021】登録書エディタ112は、登録書作成用の
スクリーンエディタであり、表示部110に登録書入力
画面を表示させながら、ユーザが入力部109を介して
入力する登録書の入力データを取り込み、ユーザが入力
部109を介して登録書作成終了のコマンドを入力する
と、上記ユーザにより作成された登録書を前記登録メモ
リ101に書き込む。
【0022】次に、ユーザが登録エディタ112の操作
により登録メモリ101に登録する登録書の一部である
項目記述部201の一設定例を図3(a) に示す。同図
(a) に示すように、登録書の項目記述部201には各項
目について{項目名、型、桁数、操作、内容}を記述す
る。
【0023】「項目名」は、各項目の名称が記述される
欄であり、データファイルの各データの名称や、入力デ
ータの名称等が該当する。「型」は、各項目のデータ型
式を示す欄であり、「コード」、「文字」、「数値」等
からなる。「コード」は、キー索引ファイルのキーとな
るコード、「文字」は英数字、かな等の文字を示すキャ
ラクタコード、「数値」は「0」〜「9」の数字を示す
キャラクタコードである。
【0024】「操作」は、各項目の入力方式を示す欄で
あり、「入力」、「索引」等からなる。尚、「入力」
は、入力部109を介して入力されるデータ、「索引」
はデータ群ファイル108内のキー索引ファイルから読
み出されるデータであることを示す。
【0025】「内容」は、上記「操作」欄に記述された
処理を行うために必要な補完情報が記述される欄であ
り、例えば図3(a) に示すように「操作」の欄が「索
引」であれば、当該キー索引ファイルの名称が記述され
る尚、以後上記登録書の項目記述部201に記述すべき
「項目名」、「型」、「桁数」、「操作」、及び「内
容」を要素と呼ぶことにする。本実施例においては、登
録書の項目記述部201に設定すべき任意の要素が、登
録書作成時点で未確定であった場合には、その要素に対
し“?”を設定することが可能となっている。
【0026】同図(a) に示す登録書の項目記述部201
においては、単価の「操作」がまだ未確定なので“?”
が設定されている。次に、同図(a)に示す登録書から作
成されるA表の記述形式を、同図(b) に示す。
【0027】同図(b) に示すように、A表は{項目
名}、{操作}、{内容}、{条件}の各要素から成
る。そして、{項目名}には、登録書の項目記述部20
1の「項目名」欄の設定内容がそのまま転記される。ま
た{操作}には、登録書の項目記述部201の「操作」
欄が「入力」、「索引」に設定されていた場合、それぞ
れ「I」、「=」に変換されて記述される。また「操
作」欄が“?”に設定されていた場合には、暫定的に
「I」に変換され、その「I」の記述行の上部には、上
記暫定生成が行われた旨のコメント「PSG 暫定生
成」が、その生成日付「 1991-02-28 」(1991年2月28
日)と共に記述される。
【0028】このように、本来ならば、「単価」につい
ては、データ群ファイル108に作成されるキー索引フ
ァイルである単価テーブルファイルから読み出したいの
であるが、まだ単価テーブルファイルが作成されていな
い場合、登録書の項目記述部201の「操作」の欄に
“?”を仮設定しておくことにより、ソース・ジェネレ
ータ102は、処理装置106がPSを実行するときに
は、ユーザの入力部109からのデータ入力で代用でき
るように、PSを構成するA表の{操作}の欄には自動
的に「I」(入力)を設定する。
【0029】同様に、特に図示していないが、登録書項
目記述部201の「項目名」欄の記述内容が“金額”等
のように、項目記述部201の「操作」欄に本来は「計
算」を設定すべきなのに、まだ「内容」欄に設定すべき
“計算式”が未決定である場合にも、登録書の項目記述
部201の「操作」欄に“?”を設定することにより、
PS実行時には、“金額”についてもユーザの入力部1
09からのデータ入力により代行することが可能であ
る。
【0030】また、{内容}、{条件}についても、ソ
ース・ジェネレータ102が、部品に定義されている内
容に基づき、同図(b) に示すような生成を行う。尚、
{内容}において、“SC”はコードを示す記号、
“N”は数値を示す記号である。また、登録書の「操
作」欄に「索引」が設定されていれば、A表の{内容}
欄には、#索引(「内容」欄に指定されているファイル
名,=登録書の前の行に設定されている項目名、登録書
の項目名)が記述される(図3(a) ,(b) 参照)。
【0031】続いて、スケルトンI、部品I及び総体関
数Iの構成及び相関関係を図4に示す。スケルトンは、
ソース・ジェネレータ102が生成すべきPSの構成を
示すもので、登録書の種別に対応して設けられ、各スケ
ルトンI、II、IIIは、スケルトン群ファイル10
3に格納される。
【0032】図4に示すように、スケルトンIには、P
SIがA1 表、C1 表、D1 表、E 1 表で構成されるこ
とが定義されており、ソース・ジェネレータ102は、
スケルトンIに対応する登録書を読み出すと、このスケ
ルトンIを参照して、生成すべきPSIのA1 表、C1
表、D1 表、E1 表の作成を開始する。
【0033】ソース・ジェネレータ102は、上記A1
表、C1表、D1 表、E1 表を作成する際には、部品I
内に記述されているA1 表部品定義、CI 表部品定義、
1表部品定義、E1 表部品定義を参照する。また、ソ
ース・ジェネレータ102は、帳票表示等の表示部11
0への出力用のD1 表または帳票出力等の印字部107
への出力用の表であるE1 表の作成の際には、画面表示
や印字出力の自動レイアウト用の演算式等が定義された
総体関数Iを参照する。
【0034】ここで、上記部品IのA1 表部品定義の内
部構成を図5に示す。同図に示すように、部品Iには登
録書の項目記述部201の「操作」欄に設定される“入
力”、“索引”等の各種別毎に、ソース・ジェネレータ
102が登録書からA1 表を生成するために必要な定義
が記述されている。
【0035】すなわち、「操作」欄が“入力”であると
きのA1 表部品定義内の「入力用部品定義」には、同じ
く登録書の「型」欄に設定される“文字”、“数値”、
“コード”の各型毎に個別に定義がなされている。ま
た、「操作」欄が索引であるときのA1 表部品定義内の
索引用部品定義に対しては、上述した図3(b) に示す
{品目名;=#索引(品目テーブル,=品目コード,品
目名);}を生成するための定義が記述されている。同
図(b) と図5とを比較対照すれば、明らかなように図5
に示す内容(2) は、登録書の項目記述部201の「内
容」欄において2番目に記述されているキー索引ファイ
ルの名称(図3(a) の場合、「品目テーブル」)が該当
する。
【0036】次に、本実施例の特徴である登録書の項目
記述部201の「操作」欄が“?”に設定されていると
きに、ソース・ジェネレータ102が参照する部品Iに
は記述されているA1 表部品定義内の?用部品低地(図
5参照)の内容を、図6(a)に示す。
【0037】ソース・ジェネレータ012は、上記A1
表部品定義内の?用部品定義を参照し、まずA1 表に記
述すべき下記のコメント(1) をA1 表に転記する。 *******・・・・・ ***** ** PSG 暫定生成 #日付 ** ・・・・・・(1) *******・・・・・ ***** 尚、「#日付」は変数であり、ソース・ジェネレータ1
02は、特に図示していないタイマ・クロック(timer
clock)から読み出す現在の日付(年・月・日)をその位
置に記述する。
【0038】次に、ソース・ジェネレータ102は、上
記コメント(1) に続いて定義されているif〜else文を解
釈し、登録書の項目記述部201の「型」欄に“文字”
が設定されている場合には、A1 表に上記コメント文に
続いて 項目名;I;S;〔<=桁数〕 を記述し、上記「型」欄に“文字”以外の型が設定され
てる場合には、 項目名;I;N;〔<=桁数〕 を記述する。
【0039】尚、上記「項目名」及び「桁数」には、登
録書に設定されているものをそのまま転記する。したが
って、ソース・ジェネレータ102は、図3(a) に示す
登録書の「単価」の項目については、A1 表に図6(b)
に示すような設定を行う(A1 表の生成を、1991年3月
15日に行った場合)。
【0040】次に、上記構成の情報処理装置におけるソ
ース・ジェネレータ102の概略的な全体動作を図7を
参照しながら説明する。まず、登録書の先頭には、同図
に示すように一種のヘッダ情報である基本項目(業務タ
イプ、印刷方式、入力キランザクション、更新ファイ
ル、・・・)が設定されており、ソース・ジェネレータ
102は、その基本項目の設定情報を参照して、その登
録書の業務タイプに対応する1個の当該スケルトン(図
中、斜線が引かれているスケルトン)を、スケルトン群
ファイル103から読み出す(決定する)。そして、そ
の当該スケルトンに対応する部品群ファイル104内の
部品を読み出す(決定する)。上述したように、各部品
には登録書の「操作」欄に設定可能な各内容(入力、索
引、?、等)毎の定義が記述されている。ソース・ジェ
ネレータ102は、以後登録書に設定されている項目内
容と上記決定された部品の定義内容とに基づいて、上記
決定した当該スケルトンに記述されているPSの生成を
行うが、それは登録書に設定されている各項目毎にその
記述順に処理することにより行われる。そして、上記処
理において各項目の任意の要素(項目名、型、桁数、内
容)について、“?”の設定があった場合には、その要
素に対応する「?用部品定義」を参照して当該PSを構
成するA表、C表、D表、またはE表の生成を行う。
尚、この表生成処理においては、登録書の各項目毎に
「操作」欄の内容に応じて参照すべき部品定義を選択す
る。換言すれば、「操作」欄の内容に応じて、参照すべ
き部品定義が1つ決定される。
【0041】次に、上記構成の情報処理装置の全体動作
を図8のフローチャートを参照しながら説明する。ま
ず、ユーザが入力部109を操作して登録エディタ11
2を起動させ、所望の処理に対応する登録書を作成す
る。このユーザにより作成された登録書には、登録エデ
ィタ112により、登録メモリ101に格納される(S
1)。
【0042】次に、ユーザは入力部109を操作してソ
ース・ジェネレータ102を起動させ、上記作成した登
録書から処理装置106が実行可能なPS(目的ソース
・プログラム)を生成させる。
【0043】ソース・ジェネレータ102は、登録メモ
リ101からユーザにより指定された登録書を読み出
し、その登録書の基本項目の設定内容から当該スケルト
ンを決定し、その当該スケルトンをスケルトン群ファイ
ル103から読み出すと共に、その当該スケルトンに対
応する当該部品を部品ファイル群104から読み出す。
そして、登録書の設定内容と上記当該部品に記述されて
いる定義とを参照して、上記当該スケルトンに定義され
ているPSを生成し、その生成したPSをソース群ファ
イル105に書き込む(S2)。
【0044】続いて、ユーザは入力部109を操作して
処理装置106を起動させ、処理装置106により上記
ソース・ジェネレータ102により生成されたPSの実
行を行わせる。処理装置106は、ソース群ファイル1
05から上記ユーザにより指定されたPSを読み出し、
そのPSを解釈・実行し、帳票出力、伝票入力、または
ファイル更新等の処理を行う(S3)。
【0045】続いて、ソース・ジェネレータ102によ
り行われる上記PS生成処理S2の詳細を図9のフロー
チャートを参照しながら説明する。ソース・ジェネレー
タ102の処理ブロックは、大別して「前処理部」、
「解釈部」、及び「生成部」に分かれており、「前処理
部」により、上述した登録書の基本項目の設定内容の参
照による当該スケルトン並びに当該部品の決定(選択)
が行われる。
【0046】図9に示すフローチャートは、上述のよう
にして「前処理部」により当該スケルトン並びに当該部
品が決定された後の「解釈部」及び「生成部」の動作を
説明するものである。
【0047】「解釈部」は、まず登録メモリ101から
登録書の項目記述部201の先頭の1行を読み出し(S
A1)、その1行を各要素(項目名、型、桁数、操作、
内容)に分解する(SA2)。そして、次に、いずれか
の要素に“?”の設定があるか否かを判別し(SA
3)、いずれの要素にも“?”の設定がなければ、続い
て「生成部」が起動され、「生成部」は上記行の各要素
の設定内容を上記当該部品に記述されている定義を参照
しながら解釈し、(SA4)、上記当該スケルトンに定
義されているPSを構成する各表の先頭の1行を生成す
る(SA5)。
【0048】上記動作により、ソース・ジェネレータ1
02は、図3(a) に示す登録書の項目記述部201の先
頭行の項目データから、同図(b) に示すA1 表の先頭の
1行{品目コード;I;SC;〔<=6〕;}を生成す
る。
【0049】上記処理SA5の後、再び、「解釈部」に
実行が移り、「解釈部」は登録書の項目記述部201の
次の行に項目の記述があるか、すなわち項目記述部20
1の最終行まで解釈・生成処理を行ったか否かを判別し
(SA10)、まだ未解釈の行があれば、再び前記処理
SA1に戻り、項目記述部201の次の行を登録メモリ
101から読み出す。そして、続いて、上記処理SA
2、SA3を行い、次に読み出した行のいずれの要素に
も“?”の設定がなければ、「解釈部」、「生成部」は
再び上記処理SA4、SA5を行う。
【0050】上記動作により、ソース・ジェネレータ1
02は、図3(a) に示す登録書の項目記述部201の2
行目の項目データから、同図(b) に示すA1 表の2行目
のデータ{品目名;=;#索引(品目テーブル、=品目
コード、品目名);}を生成する。
【0051】一方、上記処理SA3で、項目記述部20
1の任意の行のいずれかの要素に“?”の設定があると
判別すると、「解釈部」は、まずどの要素で“?”が設
定されているか調べ(SA6)、“?”が設定されてい
る要素が分かると、次にその要素に対して予め定められ
ている“?”設定の場合の代替設定情報を、前記当該部
品内の?用部品定義から読み出し決定する(SA7)。
次に、「解釈部」から「生成部」ヘ実行が移り、「生成
部」は上記代替設定情報から上記当該スケルトンに定義
されているPSを構成する各表に暫定用のコメントを生
成し(SA8)、続けて上記“?”設定がなされた要素
に対応する欄に上記代替情報により指定されているデー
タが設定された行データを生成する(SA9)。
【0052】上記動作により、ソース・ジェネレータ1
02は図3(a) に示す「操作」欄に“?”が設定された
「項目名」が“単価”の3行目の項目データから、図3
(b)に示すように、A1 表の2行目以降に生成日付が設
定されたコメントと共に、「操作」欄に対応するデータ
が暫定的に「I」に設定された行データ{単価;I;
N;〔<=6〕;}を生成する。
【0053】以後、同様に登録書の項目データ記述部2
01の残りの行の項目データについても上記処理SA1
〜SA9を行い、上記処理S10で登録書の項目データ
記述部の201の全ての行について、上記当該スケルト
ンに定義されているPSを構成する全ての表を生成する
処理を終了したと判別した時点で、PS生成処理S2を
終了する。
【0054】このように、本実施例においては、登録書
作成時点でまだ未確定な要素に対しては“?”を設定す
ることにより、ソース・ジェネレータ102はその未確
定要素を文法エラーとみなすことなく、当該?用部品定
義に定義されている暫定データを生成すべき行の当該位
置に設定して、当該PSを生成する。したがって、実際
にはファイルから読み出されるデータが設定される要素
について、まだそのファイルが未完成な場合には、その
要素に設定すべきデータを入力部109から入力される
データに暫定的に置き換えてPSの動作試験を行うこと
が可能となる。また、本実施例においては、上記暫定デ
ータが設定されている各表の行データの直前にその表が
暫定生成である旨のコメントを記述するので、ユーザが
暫定的に生成されたPSの表を実際の稼働用の表に変更
する作業を誤って忘れてしまう事態をより確実に防止で
きるようになっている。
【0055】尚、上記実施例においては、「操作」欄に
ついてのみ、“?”を設定する例のみを具体的に示した
が、登録書に設定される他の要素についても、PSの各
表に上記「操作」欄と同様な適切なデータを暫定的に設
定することにより、ソース・ジェネレータがそれらの要
素に対しても文法エラーとすることなく、自動的に適切
な暫定データを割り当てて、暫定的なPS、すなわちソ
ースプログラムを生成するようにすることも可能であ
る。
【0056】また、上記実施例では、登録書の要素欄の
“?”を検出することにより、その欄に確定された要素
データが設定されていないことを検出したが、この
“?”の記述を省略した場合にも、“?”が設定されて
いるとみなし、適切なデータを暫定的に設定するように
してもよい。
【0057】
【発明の効果】この発明は、登録書において入出力仕様
等がまた未確定の要素があっても、文法エラーとするこ
となく暫定的なデータを一時的に割り当てて仮のソース
・プログラムを生成するようにしたので、未確定要素を
含む登録書からでもソース・プログラムを自動生成でき
るようになるため、未確定要素を含むソース・プログラ
ムについての動作確認試験も行えるようになり、ソース
・プログラムの開発を従来よりも効率良く短期間で行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の情報処理装置の全体構成を
示すブロック図である。
【図3】登録書の項目記述部の一設定例及びその登録書
から生成されるA1表の内容を示す図である。
【図4】スケルトンIの内部構成、そのスケルトンIに
対応する部品Iの内部構成、及びスケルトンIに付随す
る総体関数を示す図である。
【図5】部品Iの詳細な内部構成を示す図である。
【図6】?用部品定義の内部構成及びその?用部品定義
を参照して生成されるA1表内のコメント並びに暫定デ
ータを説明する図である。
【図7】本実施例の全体動作の概略を説明する図であ
る。
【図8】本実施例の全体動作を説明するフローチャート
である。
【図9】ソース・ジェネレータにより行われるPS生成
処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 検出手段 2 設定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の形式で複数の要素データが記述さ
    れた登録書から、所定の形式で複数の処理定義が記述さ
    れたソース・プログラムを自動生成し、そのソース・プ
    ログラムを解釈・実行することにより各種情報処理を行
    う情報処理装置において、 前記登録書を構成する各要素に、所定の処理定義を生成
    するための確定された要素データが設定されているか否
    かを検出する検出手段と、 該検出手段により確定された要素データが設定されてい
    ないことが検出された要素を、前記ソース・プログラム
    において文法エラーとならないその要素に対応する暫定
    的な処理定義に置き換え、その暫定的な処理定義を生成
    すべきソース・プログラムの当該記述位置に設定する設
    定手段と、 を有することを特徴とする情報処理装置。
JP26642691A 1991-10-15 1991-10-15 情報処理装置 Pending JPH05108326A (ja)

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JP26642691A JPH05108326A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 情報処理装置

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JP26642691A JPH05108326A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 情報処理装置

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Family

ID=17430775

Family Applications (1)

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JP26642691A Pending JPH05108326A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 情報処理装置

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JP (1) JPH05108326A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2591888A1 (en) 2011-11-08 2013-05-15 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Assembling apparatus and method, and assembling operation program

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2591888A1 (en) 2011-11-08 2013-05-15 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Assembling apparatus and method, and assembling operation program

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