JPH05107375A - 収納式取手装置 - Google Patents
収納式取手装置Info
- Publication number
- JPH05107375A JPH05107375A JP27089191A JP27089191A JPH05107375A JP H05107375 A JPH05107375 A JP H05107375A JP 27089191 A JP27089191 A JP 27089191A JP 27089191 A JP27089191 A JP 27089191A JP H05107375 A JPH05107375 A JP H05107375A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- frame
- unit
- type handle
- lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Abstract
の外側面等に容易に装着することができ、取手引出し状
態および収納状態に枠型取手部材を容易に変位させ、か
つ、施錠状態に保つことのできる収納式取手装置の提
供。 【構成】 取手部3を一辺に有し、その両側に軌条2A
および係止部2B,2Cを有する方形の枠型取手部材2
と、軌条2Aに両側が摺動自在に嵌合され、上記係止部
2B,2Cに係合してロック状態に、またその解除が可
能なロック装置10,11,12,13を有する枠案内
兼固定部材4とで一体型ユニットとして構成した収納式
取手装置。
Description
特に、ラック式に収納されるパワーユニットのように比
較的重量が重い機器に対し、その収納や交換時に丈夫で
かつ取扱い易く、取手自体を収納状態で外方に突出させ
ないようにした収納式取手装置に関する。
種各様の取手類が用いられてきた。しかし、上述した電
源装置のようにユニットとしてラック式に組込まれるも
のにおいては引出すなり押込むための操作が一般に必要
とされ、さらにその前面側には操作用の部材等が配置さ
れることから各ユニットの筐体両側近傍にそれぞれ1個
ずつの取手装置が望まれ、しかもこれらの取手が不用の
ときには前面から引込んだ位置に収納されることが望ま
しい。
のような電源装置の各ユニットに取手を取付けるにあた
っては、ユニットの筐体サイズが異なっている場合でも
そのいずれに対しても容易に装着が可能なように共用性
のあることが好ましい。しかも取手として使用される時
と、収納される時とで確実に取手の位置が安全操作のた
めにロック固定され、かつ、破損したりする虞の無いこ
とが望まれる。
し、コンパクトな一体型の組立体構造で、筐体のサイド
への装着が容易であり、搬送移動等のための取手引出時
および収納時にはそのまま自動的に施錠状態(ロック状
態)に保たれる収納式取手装置を提供することにある。
めに、本発明は、方形枠型の一辺に形成された取手部お
よび該取手部の両側の平行辺に沿って設けられた案内軌
条および、該案内軌条対称位置に配設された係止部を有
する枠型取手部材と、該枠型取手部材の前記案内軌条の
それぞれに両端部が摺動自在に嵌合され、前記係止部に
係合可能な係合部材および該係合部材を付勢する弾性体
および前記係合部材を連動させてロックを解除させるロ
ック解除部材からなるロック装置を有し、筐体の平坦な
外側面に沿って固定可能な枠案内兼固定部材とを一体の
組立体に構成し、前記枠案内兼固定部材を前記筐体の外
側面に固定した状態で、前記枠型取手部材を前記ロック
装置により引出し状態および収納状態で係止可能とした
ことを特徴とする。
側面に固定した状態で例えば収納状態のままロックされ
た状態に保持される枠型取手部材をロック装置のロック
解除部材を介して解除し、軌条に沿わせて引出した取手
使用状態で再び自動的にロック状態に保つことができ
る。そこで、取手部を人手により把持していかなる方向
に操作しようとも取手部が不安定に移動し、取手部によ
る筐体の移動が不安定になるようなことがない。
ック状態にある枠型取手部材をロック装置を介して簡単
に解除することができるので、このあとは取手部を軌条
に沿って押込むようにするだけで収納定位置にまで押込
まれたところで再びロック装置により自動ロックした状
態に保つことができ、不用意に取手が飛び出してきたり
する虞がない。
細かつ具体的に説明する。
取手装置の本体の構成について説明する。
2はその取手装置1の枠型取手部材(以下で枠体とい
う)、3は枠体2の一方の形成された取手部、2Aは枠
体2の両側の辺に形成された案内軌条、2Bおよび2C
は両側の軌条2Aの2箇所に刻設されたそれぞれ係止溝
である。また、4は後述するようにして電源装置の各ユ
ニットに固定され、その内部に係止用ばねが組込まれて
いて、枠体2を使用位置と収納位置とに移動させてロッ
ク可能な枠案内兼固定部材(以下で枠案内部材という)
である。
置1においては、枠案内部材4に穿設されているねじ孔
4Aを利用して図2に示すように電源パワユニット5の
筐体5A両側面対称位置に設けたねじ孔6にねじ7で螺
着することにより固定された枠案内部材4を介して枠体
2を矢印A−A′方向に移動可能な状態に保つことがで
きる。なお、図1および図2において、枠体2および枠
案内部材4はいずれも金属合金(例えば亜鉛ダイキャス
ト品)で形成されていて、枠体2の取手部3や枠案内部
材4のねじ取付部8には樹脂系材料による化粧部材3A
および8Aが装着される。
置1全体の組立構造、特に枠案内部材4の組立構造につ
いて詳述する。ここで、4−1は部材4のうち、図2に
示した筐体5Aへの取付時に取手装置1の外側となる部
分(以下でロック操作部という)、また、4−2は部材
4のうち、筐体5Aに形成される固定溝5Bに取付けら
れる側の部分(以下で固定部という)をそれぞれ示して
いる。なお、このような枠案内部材4の操作部4−1に
はロック解除部材10の爪部10Aを摺動自在に保持す
る溝11が上下に設けられている。また、この図におい
て、12は上下2本からなる係止用ピン部材である。そ
して、これら棒状をなすピン部材12の間に作用ばね1
3が圧縮した状態に保たれると共に、部材12のそれぞ
れが上下のロック解除部材10と係合していて、その状
態で操作部4−1と固定部4−2との間に収容され、固
定ねじ14によって一体の枠案内部材4に組立てられ
る。なお、このように組立てられた状態で操作部4−1
および固定部4−2の上下の端部同士間に枠体2の案内
軌条2Aが挾持されることにより、両側の軌条2Aによ
って枠体2を摺動自在に保持する。また、樹脂成形にな
る化粧部材3Aは自体の有する弾性を利用して枠体2の
取手部3に嵌め込まれる。
に図2に示したようにして例えば電源パワユニットの筐
体5Aの前面側両端部にねじ7で固定された上、さらに
そのねじ取付部8に化粧部材8Aが嵌め合わされて、そ
の取付が完了する。
て、取手装置1の収納時および使用時における取手部3
の押込みおよび引出し動作について説明する。
納状態では、筐体5Aに固定されている枠案内部材4に
対し、枠体2は矢印A′方向に押込まれた位置に保たれ
ており、従って、取手部3の先端部は筐体5Aの前面と
ほぼ一致した線上に保たれ、これより突出して操作等の
妨げとなることがない。また、この状態で先に図3のと
ころで示した作用ばね13のばね力により上方のピン部
材12の上端、下方のピン部材12の下端がそれぞれ軌
条2Aの溝2Bに嵌り込むことによって、枠体2の移動
を禁止している。
取手部3を使用するために引出す要が生じたときは、そ
の(B)において矢印で示すように上下の爪部10Aを
指先で挾み込むようにして双方のロック部材10を図示
の位置に移動させる。かくすることにより、先に図3に
示した上下のピン部材12,12をばね13のばね力に
抗して移動させ、上下の溝2C,2Cからの係合を解い
て枠体2、従って、取手部3を矢印方向、図4の(A)
では矢印A方向に自在に移動させることができる。そし
て上記のピン部材12,12を上下の軌条2A,2Aの
溝2B,2B位置に導いたところで、ばね13のばね力
を利用して各部材12の先端部を溝2Bに自動的にそれ
ぞれ嵌まり込ませ、取手部3を引出し位置に係止させる
ことができる。
式取手装置をコンパクトで平坦な一体型として構成し、
しかも容易かつ強固に筐体に装着できることと、収納状
態および引出し状態でそれぞれ自動的にロックされるこ
とにある。従って、比較的に重量があり、特に取扱いに
注意を要するような電源にかかわるユニット等の引出し
サイズ、すなわちその上下の高さや幅に合わせた形状の
取手装置を作業に妨げのない状態で取付けることがで
き、しかも破損したりする心配がない。
に対する取扱い上の要求から取手装置を金属製とした
が、本発明の適用はこれらに限られるものではなく、軽
量の機器の筐体に取付けられるような場合であれば装置
の少なくとも一部あるいは全体を例えば機械的強度の点
で優れている種類の樹脂系材料によって構成することも
可能である。
軌条2Aが設けられる両側の枠構成片の中間部にヒンジ
部を形成し、取手部3を引出した状態で取手部3がヒン
ジ部を介して回動自在に保たれるように構成することも
可能である。また、かかる形態のものを筐体の平坦な面
に沿って取付けるなり、同形の凹部に埋設の形で固定
し、収納時には平坦で出張らない形に保持させ、取手使
用時にのみロックを解除し取手部3を引き起して使用す
るようにすることもできる。
段として上下対のロック部材10とこれらの係合するピ
ン部材12およびばね13の組合せで構成したが、図示
はしないが1つのロック解除部材の一方向の摺動により
ばね力を利用してリンク機構により上下のピン部材の溝
からの係合を同時に解除するように構成したり、あるい
は、以上述べたようなロック解除動作に連動して枠体2
を例えば図1で矢印A方向に突出させる引出し動作を枠
体2と枠案内部材4との間に組込んだ不図示のばねによ
り行わせるようにすることが可能なことはいうまでもな
い。
体5Aの側面に沿って埋込む形にして側面から出張らさ
ないようにすることも可能である。
ば、方形枠型の一辺に形成された取手部および該取手部
の両側の平行辺に沿って設けられた案内軌条および、該
案内軌条対称位置に配設された係止部を有する枠型取手
部材と、該枠型取手部材の前記案内軌条のそれぞれに両
端部が摺動自在に嵌合され、前記係止部に係合可能な係
合部材および該係合部材を付勢する弾性体および前記係
合部材を連動させてロックを解除させるロック解除部材
からなるロック装置を有し、筐体の平坦な外側面に沿っ
て固定可能な枠案内兼固定部材とを一体の組立体に構成
し、前記枠案内兼固定部材を前記筐体の外側面に固定し
た状態で、前記枠型取手部材を前記ロック装置により引
出し状態および収納状態で係止可能としたので、取手部
のみならず、これを摺動自在に保持する固定部までを平
坦な枠型の一体成形組立品として構成したことによって
装着が容易であるのみならず、共用性があって部品管理
上にも貢献できる。また、半自動式のロック装置が組込
まれていることにより、収納時にも取扱い時にも取手部
を介し安心して筐体を自在な方向に移動操作することが
できる上、指先操作だけでロック状態の解除が容易であ
る。また収納状態でも取手装置自体が操作の妨げとなら
ないように平坦に取付けることも可能である。
図である。
る。
視図である。
びロック解除時(B)の状態をそれぞれ示す説明図であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 方形枠型の一辺に形成された取手部およ
び該取手部の両側の平行辺に沿って設けられた案内軌条
および、該案内軌条対称位置に配設された係止部を有す
る枠型取手部材と、 該枠型取手部材の前記案内軌条のそれぞれに両端部が摺
動自在に嵌合され、前記係止部に係合可能な係合部材お
よび該係合部材を付勢する弾性体および前記係合部材を
連動させてロックを解除させるロック解除部材からなる
ロック装置を有し、筐体の平坦な外側面に沿って固定可
能な枠案内兼固定部材とを一体の組立体に構成し、前記
枠案内兼固定部材を前記筐体の外側面に固定した状態
で、前記枠型取手部材を前記ロック装置により引出し状
態および収納状態で係止可能としたことを特徴とする収
納式取手装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27089191A JP2771362B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 収納式取手装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27089191A JP2771362B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 収納式取手装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05107375A true JPH05107375A (ja) | 1993-04-27 |
JP2771362B2 JP2771362B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=17492412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27089191A Expired - Fee Related JP2771362B2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | 収納式取手装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2771362B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113885656A (zh) * | 2020-07-03 | 2022-01-04 | 神讯电脑(昆山)有限公司 | 功能扩充装置及包含其的电子装置 |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP27089191A patent/JP2771362B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113885656A (zh) * | 2020-07-03 | 2022-01-04 | 神讯电脑(昆山)有限公司 | 功能扩充装置及包含其的电子装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2771362B2 (ja) | 1998-07-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20220243501A1 (en) | Security apparatus | |
EP3275338B1 (en) | Slide rail assembly | |
US7758996B2 (en) | Battery latching assembly | |
US8397546B2 (en) | Cabinet security system | |
GB2393477A (en) | Latch assembly for a track device | |
JP2020532342A (ja) | 連結品を備えた取付システム | |
TWM577638U (zh) | 計算機機架附接設備及計算機機架系統 | |
ATE333553T1 (de) | Verriegelbare sicherungseinrichtung | |
EP1132556A2 (en) | Door latch | |
KR101450037B1 (ko) | 사물함용 잠금장치 | |
JP2019034111A (ja) | スライドレールアセンブリ及びそのレールキット | |
EP3295828A1 (en) | Push-to-open device | |
GB2208454A (en) | Electric switch locking device | |
JPH05107375A (ja) | 収納式取手装置 | |
US5926914A (en) | Locking/unlocking mechanism for the extendable handle on a hand-trailable luggage case | |
WO2016004707A1 (zh) | 一种支架系统及其锁止机构和夹持装置 | |
JP2978922B1 (ja) | 積み上げ式通信機器の構造 | |
US20220381060A1 (en) | Storage device for key | |
US4465329A (en) | Storage cabinet travel lock | |
KR101565309B1 (ko) | 사물함용 잠금장치 | |
JPH049833Y2 (ja) | ||
GB2285887A (en) | A locking device for a circuit breaker handle | |
CN115341814B (zh) | 磁性扣合装置 | |
CN211403067U (zh) | 侧手柄 | |
KR101793543B1 (ko) | 기중차단기 투입 잠금장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080417 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090417 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090417 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100417 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110417 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |