JPH05106764A - 流体の等圧・等量放流管 - Google Patents

流体の等圧・等量放流管

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JPH05106764A
JPH05106764A JP3054133A JP5413391A JPH05106764A JP H05106764 A JPH05106764 A JP H05106764A JP 3054133 A JP3054133 A JP 3054133A JP 5413391 A JP5413391 A JP 5413391A JP H05106764 A JPH05106764 A JP H05106764A
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JP
Japan
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pipe
discharge
equal
pressure
fluid
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JP3054133A
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Motoo Yamada
山田元夫
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SUPETSUKU KK
Original Assignee
SUPETSUKU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外管に穿設した複数個の放流小孔を通して、
等圧、等量で流体を放流する。 【構成】 外管1の各放流小孔h1〜hnは、その面積
の和が内管2の内径断面積に等しいか、またはそれより
小さくなるよう穿設され、且つ内管2の各放流中孔H1
〜Hnは、その面積の和が内管2の内径断面積に等しい
か、または大きくなるよう穿設される。そして、前記外
管1の放流小孔h1〜hnと内管2の放流中孔H1〜H
nが夫々同一断面上の同一角度に位置しないように外管
1内に内管2を挿入固定して、前記外管1と内管2間に
間隔を保持した空隙部より成る蓄圧室10を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外管に穿設した複数個
の放流小孔を通して、等圧・等量の流体放流を行なうこ
とができる流体の等圧・等量放流管に関するものであ
る。
【0002】
【発明の背景】本発明は、特に水平方向に対して流体を
放出する場合に、相当な範囲まで流体を等圧・等量に放
出できる装置に関するものであるが、このような装置は
従来から次のような技術分野に於いて望まれていた。
【0003】(1)バ―ナ― 熱処理工程等に於いて、所謂長物の焼き入れ焼き戻しを
実施する場合、加熱バ―ナ―を複数個並べて均一加熱を
実施することが必要になるが、現実には各バ―ナ―の均
一加熱は燃料の等圧・等量放流が不可能なために、必要
以上に燃料を加圧放流し、エネルギ―消費上の無駄が多
く、且つ各バ―ナ―の燃料弁制御装置数も多くなる等問
題点が多くなり、これらの問題点を経済的に解決でき、
然も各バーナーに対し燃料の等圧・等量供給が可能で、
且つ簡単に燃料制御ができる燃料供給装置の出現が望ま
れていた。
【0004】(2)エア―レ―ション 飲料水、汚水等水質の如何に拘らず水の処理を実施する
場合に、水中に含有する有機物に対して好気性細菌の増
殖を図り、該好気性細菌により有機物を消化の上汚泥化
して沈澱させて除去するが、この時に水中へ大量の空
気、すなわち酸素を吹き込み、水を曝気させるエア―レ
―ションといわれる空気を均一放流する装置が必要とな
るが、現状は必ずしも均一適量のエア―レ―ションは行
われず、必要以上の吹き込みで均一化を保持する方法が
取られており、均一、適量なエア―レ―ション装置の早
急な開発が望まれていた。
【0005】(3)水の殺菌を実施する塩素ガスの水中
吹き込み 飲料水や汚水等は、処理工程終了後必ず放流前に塩素ガ
スを水中へ吹き込むことによって、殺菌または滅菌し、
然る後飲料水は水道、汚水は海または河川へそれぞれ放
流されるが、この塩素ガスを水中へ吹き込む装置は未だ
完全といえるものは存在せず、簡便で、且つ効果的な均
一吹き込み装置の開発が望まれていた。
【0006】(4)消泡 汚水等の処理時に汚水中に含有する石鹸分等、発泡質の
物が近年多く含有され、大量の泡が発生して処理作業を
妨害する要因となっているが、この泡を消すためには広
範囲にわたって微量均一の散水を必要とするが、継続的
な微量均一散水が可能で簡便で、且つ効果的な装置の新
たな開発が望まれていた。
【0007】(5)溶雪氷 積雪地帯などでは、冬季の積雪を除去するために、道路
または屋根等に複数個の小孔を穿設したパイプを敷設し
て、該パイプに地下水等を送水放流して地下水等が保有
する水温により効果的に雪氷を溶かす溶雪氷装置がある
が、該装置の多くは最小限の水量による均一放水が不可
能であるため、必要以上の水圧を保持するので放水量も
必要以上に増加し、地下水等の冬季枯渇に伴う地盤沈下
等が問題化しており、継続的な微量均一放水が可能で、
且つ効果的な装置の新たな開発が望まれていた。
【0008】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】前記
各技術分野に於いて、流体の極微低圧から高圧力に至る
までの広範囲に亘って、流入圧力に応じた流体の等圧・
等量放流の必要性が高いにも拘らず、従来は図12に示
すように、同一放流面積の放流小孔h1〜hnを長手方
向一列に亘って等間隔を置いて複数個穿設すると共に、
一端側の流体流入口31の前方にバルブ32を付設し、
更に他端側を閉塞材33により閉塞した放流パイプ34
が一般的に知られていた。
【0009】そして、特に高圧でない場合、この放流パ
イプ34で流体を放流すれば、図12に示すように流体
流入口31側に最も近い放流小孔h1の放流圧が最高と
なり、且つ放流量も最大になる。以下放流小孔がh2〜
hnへと流体流入口31から遠ざかるに従って、各放流
小孔で失われる圧力が影響して次第に放流圧と放流量が
減少して行くために、流体の放流はある一定圧力以下で
は均一性を欠くので、放流均一性を維持するには一定圧
力以上、すなわち必要以上の流圧と流量を確保しなけれ
ばならなくなり、必要量をはるかに超える流量を消費す
るか、あるいは不十分な結果で満足する以外に方法はな
かった。
【0010】また更に、図13に示すものは、同一放流
面積の放流小孔h1〜hnを長手方向一列に亘って等間
隔を置いて複数個穿設すると共に、一端側の流体流入口
35の前方にバルブ36を付設し、更に他端側を閉塞材
37により閉塞した放流パイプ38に均一流体放流を実
施するために、前記各放流小孔h1〜hnに夫々等圧放
流弁V1〜Vnを取付けたものである。
【0011】この図13に示すものは、各等圧放流弁V
1〜Vnは設計された圧力に達すると、自動的に弁が開
き均一放流を行なうものであるが、設計圧力以下の流体
圧力では使用できないばかりか、極めて高価な装置とな
り経済的にも引き合わず、各個の等圧放流弁V1〜Vn
に故障が発生した場合、交換修理等の整備管理に要する
費用も無視できないという問題点があった。
【0012】本発明は前記従来の問題点を解決すること
を目的とする流体の等圧・等量放流管を提供するもので
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、外管の外周長
手方向に適当な配列と適当な間隔を置いて複数個の放流
小孔を穿設し、該各放流小孔の面積の和が前記外管内に
嵌挿固定される内管の内径断面積以下に形成され、且つ
前記内管の外周長手方向には適当な間隔を置いて複数個
の放流中孔が穿設され、該各放流中孔の面積の和は内管
の内径断面積に等しいか、または大きくなるよう形成さ
れ、更に前記外管の放流小孔と内管の放流中孔が夫々同
一断面上の同一角度に位置しないようにして、内管を外
管内に嵌挿固定して、前記外管と内管間に間隔を保持し
た空隙部より成る蓄圧室を形成するという手段を採用す
ることにより、上記問題点を解決した。
【0014】
【作用】上記構成より成る本発明によれば、外管の各放
流小孔の面積の和が内管の内径断面積より小さく、且つ
内管の各放流中孔の面積の和が内管の内径断面積より大
なるため、流体流入圧力と放流小孔で放流される流体流
失圧との差圧が蓄圧室に蓄圧され、該蓄圧力は蓄圧室全
般に均一圧力で及び、各放流小孔から流体が等圧、等量
で放流される。
【0015】
【実施例】図1、図2は、一端側に設けられた流体流入
口から流体が流入して、放流小孔から等圧・等量で流体
が放流される片側流体流入方式の流体の等圧・等量放流
管Aを示す斜視図および組立分解斜視図である。円筒状
パイプの外周長手方向に一列に亘って一定間隔を置い
て、一定放流面積を有する複数個の放流小孔h1〜hn
を穿設して外管1が形成され、且つ前記各放流小孔h1
〜hnはその面積の和が後述の内管2の内径断面積より
小なるよう形成されると共に、前記外管1より小さい径
を有する円筒状パイプの外周長手方向に一列に亘って一
定間隔で、一定放流面積を有する放流中孔H1〜Hnを
複数個穿設して内管2が形成され、且つ前記各放流中孔
H1〜Hnはその面積の和が、内管2の内径断面積より
大なるよう形成され、且つ前記構成より成る内管2を前
記外管1に嵌挿固定して、本発明片側流体流入方式の流
体の等圧・等量放流管Aが形成されている。
【0016】以下更に本発明片側流体流入方式の流体の
等圧・等量放流管Aに就いて詳細に説明すると、前記構
成より成る内管2は、その一端部(図中左側端部)は開
口されて流体流入口3とされ、且つその他端部(図中右
側端部)は閉塞されて、内管2の放流中孔H1〜Hnと
外管1の放流小孔h1〜hnとが、夫々同一断面上の同
一角度に位置せず、直接対面することがないように調整
して前記外管1内に内管2を嵌挿すると共に、外管1の
他端部(図中右側端部)に外管閉塞材4を固定して閉塞
し、図1に示すように該外管閉塞材4の内壁面に前記内
管2の他端部を密接固定する。
【0017】または、前記図1,図2に示す固定方法に
代えて、図3のように内管2の他端部に内管閉塞材5を
固定して閉塞すると共に、該内管2の他方側または中央
部付近外周面に外管1の内周壁面と内管2の外周壁面と
の間隔を保持する間隔維持片6を円周方向に複数本突設
した内管止めリング7を嵌挿固定して、該内管止めリン
グ7の間隔維持片6の先端縁を外管1の内周壁面に摺接
する方法を採用してもよい。これにより、図1に示すよ
うに内管2の他端部を前記外管閉塞材4の内壁面に密接
固定する必要がない。
【0018】一方、外管1の一端部(図中左側端部)に
は、前記内管2を貫挿できる径を有する貫挿孔8を穿設
した、外管1の一端部を閉塞する内管挿入用閉塞材9が
固定されていて、該内管挿入用閉塞材9の貫挿孔8に内
管2を貫挿して密着固定すると共に、内管2の基端部分
を突出せしめ、外管1の内周壁面と内管2の外周壁面と
の間隔を保持して、図4に示すように内管2と外管1と
の間に環状の空隙部を設けてこれを蓄圧室10として、
本発明片側流体流入方式の流体の等圧・等量放流管Aが
形成されている。
【0019】前記構成より成る本発明片側流体流入方式
の等圧・等量放流管Aを、図1に示すように、内管挿入
用閉塞材9より突出した流体流入口3の外周縁部に、接
続管11を介してバルブ12を併設した流体流入ホース
やパイプ13を連結固定し、使用流体が水で、放流環境
が空気である場合に使用した実施例の作用に就いて説明
する。
【0020】本発明片側流体流入方式の等圧・等量放流
管Aを水平に保持して設置し、バルブ12の開操作によ
り、流体流入パイプ13より流出した必要量の水は、流
体流入圧力の作用により流体流入口3から内管2へ流入
し、内管2の放流中孔H1〜Hnを通して外管1と内管
2の間に設けられた空隙部、すなわち蓄圧室10内に流
入する。この際、放流中孔H1〜Hnの放流面積の和
は、前記内管2の内径断面積より大きいので、流入した
水は蓄圧室10に貯溜して、前記外管1の放流小孔h1
〜hnを通して外部環境へ放出されるが、前記各放流小
孔h1〜hnの放流面積の和は、前記内管2の内径断面
積よりも小さいため、流体流入圧力と放流小孔h1〜h
nで放流される流体流失圧との差圧が蓄圧室10に蓄圧
され、この蓄圧力は蓄圧室10全般に同一圧力で及ぶた
め、各放流小孔h1〜hnから水が等圧・等量で放流さ
れるように作用する。
【0021】なお、図1は放流小孔h1〜hnを上へ向
けると共に、放流中孔H1〜Hnを下向き、すなわち前
記放流小孔h1〜hnと180度角度を異にして使用し
た例を示すものであるが、図5〜図7は放流小孔h1〜
hnを横向きにすると共に、放流中孔H1〜Hnを下向
き、すなわち前記放流小孔h1〜hnと90度角度を異
にして、流体である水の流入から外部環境へ放流するま
でを説明する縦断面図である。
【0022】すなわち、先ず図5に示すように流体流入
パイプ13に連通された内管2に流入した水は、その流
体流入圧力P1により放流中孔H1〜Hnを通して、蓄
圧室10内の下方部に水が流下して貯溜されて行く。こ
の状態では水の蓄圧室10内への流入に伴って、該蓄圧
室10内の空気圧力P2は外部環境圧力より徐々に高く
なるが、水位は放流小孔h1〜hnまでは達していない
ので、蓄圧室10内の一部の空気は水が蓄圧室10内に
貯溜して行くに従って、放流小孔h1〜hnを通してあ
る程度の圧力の下に放流される。
【0023】図6に示すように、前記蓄圧室10内に貯
溜されて行く水の水位が、放流小孔h1〜hnの下部開
口縁K1を超えその上部開口縁K2に達するまでの間
は、各放流小孔h1〜hnから放流される水の流体放流
圧力P3は最低圧力で、微量の水が放流される。しか
し、その間においても蓄圧室10内の空気圧力P2は更
に高くなる。
【0024】そして更に、図7に示すように、水位が完
全に各放流小孔h1〜hnの上部開口縁K2の位置を超
えて上位に位置すると、残留空気は蓄圧室10の上部に
閉じ込められ、流体流入圧力P1によって蓄圧室10内
の残留空気の空気圧力P2は流体流入圧力P1と同じま
で圧縮される。この圧縮された空気圧力P2は、蓄圧室
10内全般にその圧力を同一圧力で平均に及ぼすように
働き、流入物体である水に対して気蓄器の役割を果すこ
とになり、その結果水は各放流小孔h1〜hnより等圧
・等量に放流されるのである。従って、放流小孔h1〜
hnにおける水の等圧・等量放流に対して、蓄圧室10
内の残留空気は何等阻害要因とはならないのである。
【0025】この逆の場合、すなわち液体環境中に、本
発明片側流体流入方式の等圧・等量放流管Aを沈設して
気体を放流する際は、液体は蓄圧室10の底に残留する
が、これは蓄圧室10の容積が小さくなるだけで、気体
の等圧・等量放流に対して何等阻害要因にはならない。
【0026】前記は使用流体が水で放流環境が空気であ
る場合についての例であるが、使用流体が気体で放流環
境が液体の場合、または使用流体、放流環境がいずれも
液体の場合についても、前記作用、効果は同一である。
【0027】そして、使用流体、放流環境がいずれも気
体の場合には、本発明放流管は水平に保持する必要はな
く、いずれの位置に保持しても気体の放流は等圧、等量
となる。
【0028】図8は、両端側に設けられた流体流出入口
から流体が流入して、放流小孔から等圧・等量で流体が
放流される両側流体流出入方式の流体の等圧・等量放流
管Bを示す全体の斜視図である。この方式の等圧・等量
放流管Bには、前記した片側流体流入方式の流体の等圧
・等量放流管Aのものと同一構成の外管1と内管2およ
び内管挿入用閉塞材9を使用する。
【0029】すなわち、前記外管1の両端部に内管2を
貫挿できる径を有する貫挿孔8を穿設した、外管1の両
端部を閉塞する内管挿入用閉塞材9が固定されていて、
該各内管挿入用閉塞材9の貫挿孔8に内管2を、各放流
中孔H1〜Hnと各放流小孔h1〜hnとが同一断面上
の同一角度に位置せず、直接対面することがないように
調整して、貫挿して密着固定すると共に、内管2の各流
体流出入口3a部分を両側へ突出せしめ、外管1の内周
壁面と内管2の外周壁面との間隔を保持して、内管2と
外管1との間に環状の空隙部を設けてこれを蓄圧室10
として、本発明両側流体流出入方式の等圧・等量放流管
Bが形成されている。
【0030】なお、前記片側流体流入方式の等圧・等量
放流管Aと異なり、図8に示すものは後述するように複
数本連結して使用することができるので、内管2の両端
部から流体が流出したり、または内管2内に流入したり
して、内管2の両端部は流体の流出入を兼ねる流体流出
入口3aとなると共に、この方式の等圧・等量放流管B
は、両側より流体が流出したり、流入したりする方式で
ある。
【0031】そして、この本発明両側流体流出入方式の
等圧・等量放流管Bも、前記等圧・等量放流管Aの場合
と同様に、両側に突出した内管2の流体流出入口3aの
両端部に接続管を接続して、且つ該接続管にバルブや流
体流入ホースやパイプを連結固定して使用するが、本発
明両側流体流出入方式の等圧・等量放流管Bは、前記片
側流体流入方式の等圧・等量放流管Aとは、内管2の両
側から流体物が流出入するだけの相違があるのみで、理
論的にその作用は全く同一である。
【0032】また、前記各等圧・等量放流管A・Bにお
いては、外管1および内管2と共に、円筒状パイプを用
いたものについて説明したが、これら外管1および内管
2は円筒状ではなく、多角筒状であってもよい。更に、
外管1および内管2とも直管状のものについて説明した
が、これら外管1および内管2は湾曲管状のもの、ある
いは円管状のものであってもよい。また更に、図1〜図
3および図8においては、各放流小孔h1〜hnは一列
に亘って一定間隔を置いて、一定面積を有するよう構成
されているが、各放流小孔h1〜hnは必ずしも一列、
同一面積に限定する必要はなく、また一定間隔に配設す
る必要もなく、各放流小孔h1〜hnの面積の和が内管
2の内径断面積以下であればよい。
【0033】図9は、本発明等圧・等量放流管Aの各放
流小孔h1〜hnに夫々放流パイプT1〜Tnを連結
し、且つ該各放流パイプT1〜Tnの先端に放流対象機
器M1〜Mnを連結することにより、各放流対象機器M
1〜Mnに対して等圧・等量の流体を供給する使用例を
示す概略平面図である。具体的な使用例としては、前記
本発明等圧・等量放流管Aをガス本管として、放流パイ
プT1〜Tnを前記ガス本管から分岐するガス枝管とし
て、放流対象機器M1〜Mnを各家庭のガスバーナーと
して利用でき、これは特にマンションやビル等の集合住
宅等において有効である。その他、本発明等圧・等量放
流管Aを散水本管として、放流パイプT1〜Tnを前記
散水本管から分岐する散水枝管として、放流対象機器M
1〜Mnを散水ノズルとして利用でき、これは特にビニ
ールハウス栽培等において有効である。
【0034】なお、前記は等圧・等量放流管Aについて
の例であるが、等圧・等量放流管Bをも同様に使用でき
ることは勿論のことである。
【0035】図10は、前記本発明等圧・等量放流管
A,Bを2本ずつ一列に接続した使用例を示す概略平面
図で、2本の両側流体流出入方式の等圧・等量放流管B
を、その各対面する、外側へ突出した流体流出入口3a
にT型接続管14を連結すると共に、前記各等圧・等量
放流管Bの前記反対側へ突出した流体流出入口3aと、
片側流体流入方式の等圧・等量放流管Aの流体流入口3
とを夫々直列接続管15で連結し、且つ前記T型接続管
14に連結された流体流入ホースまたはパイプ16には
バルブ17が備えられる。この使用例においては、各外
管1の放流小孔h1〜hnの各面積の総和が、内管2の
内径断面積以下であれば、両側流体流出入方式の等圧・
等量放流管Bを更に複数本追加接続しても同一効果が得
られる。
【0036】図11は、前記本発明等圧・等量放流管A
を1本端末用の等圧・等量放流管とし、これに3本の等
圧・等量放流管Bを一列に接続した使用例を示す概略平
面図であって、3本の両側流体流出入方式の等圧・等量
放流管Bの各対面する、外側へ突出した流体流出入口3
a間に直列接続管18を介在せしめて連結すると共に、
一端部の前記等圧・等量放流管Bの流体流出入口3a
と、片側流体流入方式の等圧・等量放流管Aの外側へ突
出した流体流入口3とを直列接続管19で連結し、更に
他端部の前記等圧・等量放流管Bの他端側へ突出した流
体流出入口3aに連結された流体流入ホースまたはパイ
プ20にはバルブ21が備えられている。この使用例に
おいては、各外管1の放流小孔h1〜hnの各面積の総
和が、内管2の内径断面積以下であれば、両側流体流出
入方式の等圧・等量放流管Bを更に複数本追加接続して
も同一効果が得られる。
【0037】また、前記図10,図11に示す使用例に
おいて、各等圧・等量放流管A,Bの長さは限定され
ず、使用場所と条件によって長くも短くもなると共に、
多数連結も可能になり、長い1本だけのもの、あるいは
短い1本だけの場合もある。更に、前記各直列接続管1
5,18に代えて、例えばゴム製、またはプラスチック
製のホース、あるいは金属可撓管を使用することによ
り、前記各等圧・等量放流管A,Bは相当な範囲で屈曲
でき、放流範囲を変更することが可能である。また更
に、エルボ等を使用することにより、接続方式に多様性
を持たせることも可能である。
【0038】
【発明の効果】本発明は上述の通り、流体を流入させる
内管とその流入した流体を受けて等圧・等量で放流する
外管で構成され、前記内管には流入流体を外管と内管の
間に設けた蓄圧室に注入するため、各放流中孔の面積の
和が内管の内径断面積に等しいか、または大きい放流中
孔を複数個穿設し、前記外管には蓄圧室からの流体を圧
力差で等圧・等量放流を行なうために、各放流小孔の面
積の和が内管の内径断面積以下の放流面積を有する複数
個の放流小孔を外管に穿設し、各放流小孔から放流され
る流体はそれぞれ流体流入量の多寡に拘らず、本発明放
流管を通常水平状態に保持することによって等圧・等量
となるので、流体流入口直前のバルブで必要量を簡単に
制御できる。流体放流条件が、使用流体が気体で放流環
境も気体である場合に限り、本発明放流管の保持位置は
どのような位置でも、気体の放流が等圧・等量となり、
使用流体が気体で放流環境が液体の場合、使用流体が液
体で放流環境が気体の場合および使用流体、放流環境が
共に液体の場合は、本発明放流管を水平に保持すること
により流体の等圧・等量放流が可能となる。また、本発
明放流管は必ずしも直管だけに適用するものではなく、
湾曲管、円管にも適用可能である。前記流体に燃料を用
いれば常時希望する等熱量で作用するバ―ナ―となり、
大気、各種のガス、あるいは水等使用流体の性質に関係
なく、流体の等圧・等量放流が簡便、且つ設備費用も安
価であるので、本発明放流管は、エア―レ―ション、消
泡、溶雪氷、等量散水等、その用途は極めて広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明片側流体流入方式の流体の等圧・等量放
流管の斜視図である。
【図2】本発明片側流体流入方式の流体の等圧・等量放
流管の組立分解斜視図である。
【図3】本発明片側流体流入方式の流体の等圧・等量放
流管の他の実施例を示す組立分解斜視図である。
【図4】図1のI−I線断面図である。
【図5】本発明等圧・等量放流管による流体の放流状態
を説明する断面図である。
【図6】本発明等圧・等量放流管による流体の放流状態
を説明する断面図である。
【図7】本発明等圧・等量放流管による流体の放流状態
を説明する断面図である。
【図8】本発明両側流体流出入方式の流体の等圧・等量
放流管の斜視図である。
【図9】本発明等圧・等量放流管の使用例を示す概略平
面図である。
【図10】本発明等圧・等量放流管を複数本連結して使
用した使用例を示す概略平面図である。
【図11】本発明等圧・等量放流管を複数本連結して使
用した他の使用例を示す概略平面図である。
【図12】従来例を示す斜視図である。
【図13】他の従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 外管、 2 内管、 3 流体流入口、 3a 流
体流出入口、 4 外管閉塞材、 5 内管閉塞材、
6 間隔維持片、 7 内管止めリング、 8貫挿孔、
9 内管挿入用閉塞材、 10 蓄圧室、 h1〜h
n 放流小孔、 H1〜Hn 放流中孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年5月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】また、前記各等圧・等量放流管A・Bにお
いては、外管1および内管2と共に、円筒状パイプを用
いたものについて説明したが、これら外管1および内管
2は円筒状ではなく、多角筒状であってもよい。更に、
外管1および内管2とも直管状のものについて説明した
が、これら外管1および内管2は湾曲管状のもの、ある
いは円状のものであってもよい。また更に、図1〜図
3および図8においては、各放流小孔h1〜hnは一列
に亘って一定間隔を置いて、一定面積を有するよう構成
されているが、各放流小孔h1〜hnは必ずしも一列、
同一面積に限定する必要はなく、また一定間隔に配設す
る必要もなく、各放流小孔h1〜hnの面積の和が内管
2の内径断面積以下であればよい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】
【発明の効果】本発明は上述の通り、流体を流入させる
内管とその流入した流体を受けて等圧・等量で放流する
外管で構成され、前記内管には流入流体を外管と内管の
間に設けた蓄圧室に注入するため、各放流中孔の面積の
和が内管の内径断面積に等しいか、または大きい放流中
孔を複数個穿設し、前記外管には蓄圧室からの流体を圧
力差で等圧・等量放流を行なうために、各放流小孔の面
積の和が内管の内径断面積以下の放流面積を有する複数
個の放流小孔を外管に穿設し、各放流小孔から放流され
る流体はそれぞれ流体流入量の多寡に拘らず、本発明放
流管を通常水平状態に保持することによって等圧・等量
となるので、流体流入口直前のバルブで必要量を簡単に
制御できる。流体放流条件が、使用流体が気体で放流環
境も気体である場合に限り、本発明放流管の保持位置は
どのような位置でも、気体の放流が等圧・等量となり、
使用流体が気体で放流環境が液体の場合、使用流体が液
体で放流環境が気体の場合および使用流体、放流環境が
共に液体の場合は、本発明放流管を水平に保持すること
により流体の等圧・等量放流が可能となる。また、本発
明放流管は必ずしも直管だけに適用するものではなく、
湾曲管、円管にも適用可能である。前記流体に燃料を
用いれば常時希望する等熱量で作用するバ―ナ―とな
り、大気、各種のガス、あるいは水等使用流体の性質に
関係なく、流体の等圧・等量放流が簡便、且つ設備費用
も安価であるので、本発明放流管は、エア―レ―ショ
ン、消泡、溶雪氷、等量散水等、その用途は極めて広
い。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【実施例】図1、図2は、一端側に設けられた流体流入
口から流体が流入して、放流小孔から等圧・等量で流体
が放流される片側流体流入方式の流体の等圧・等量放流
管Aを示す斜視図および組立分解斜視図である。円筒状
パイプの外周長手方向に一列に亘って一定間隔を置い
て、一定放流面積を有する複数個の放流小孔h1〜hn
を穿設して外管1が形成され、且つ前記各放流小孔h1
〜hnはその面積の和が後述の内管2の内径断面積に等
しいか、またはそれより小なるよう形成されると共に、
前記外管1より小さい径を有する円筒状パイプの外周長
手方向に一列に亘って一定間隔で、一定放流面積を有す
る放流中孔H1〜Hnを複数個穿設して内管2が形成さ
れ、且つ前記各放流中孔H1〜Hnはその面積の和が、
内管2の内径断面積に等しいか、またはそれより大なる
よう形成され、且つ前記構成より成る内管2を前記外管
1に嵌挿固定して、本発明片側流体流入方式の流体の等
圧・等量放流管Aが形成されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】本発明片側流体流入方式の等圧・等量放流
管Aを水平に保持して設置し、バルブ12の開操作によ
り、流体流入パイプ13より流出した必要量の水は、流
体流入圧力の作用により流体流入口3から内管2へ流入
し、内管2の放流中孔H1〜Hnを通して外管1と内管
2の間に設けられた空隙部、すなわち蓄圧室10内に流
入する。この際、放流中孔H1〜Hnの放流面積の和
は、前記内管2の内径断面積に等しいか、またはそれ
り大きいので、流入した水は蓄圧室10に貯溜して、前
記外管1の放流小孔h1〜hnを通して外部環境へ放出
されるが、前記各放流小孔h1〜hnの放流面積の和
は、前記内管2の内径断面積に等しいか、またはそれ
りも小さいため、流体流入圧力と放流小孔h1〜hnで
放流される流体流失圧との差圧が蓄圧室10に蓄圧さ
れ、この蓄圧力は蓄圧室10全般に同一圧力で及ぶた
め、各放流小孔h1〜hnから水が等圧・等量で放流さ
れるように作用する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】また、前記各等圧・等量放流管A・Bにお
いては、外管1および内管2と共に、円筒状パイプを用
いたものについて説明したが、これら外管1および内管
2は円筒状ではなく、多角筒状であってもよい。更に、
外管1および内管2とも直管状のものについて説明した
が、これら外管1および内管2は湾曲管状のもの、ある
いは状のものであってもよい。また更に、図1〜図3
および図8においては、各放流小孔h1〜hnは一列に
亘って一定間隔を置いて、一定面積を有するよう構成さ
れているが、各放流小孔h1〜hnは必ずしも一列、同
一面積に限定する必要はなく、また一定間隔に配設する
必要もなく、各放流小孔h1〜hnの面積の和が内管2
の内径断面積に等しいか、またはそれ以下であればよ
い。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】図10は、前記本発明等圧・等量放流管
A,Bを2本ずつ一列に接続した使用例を示す概略平面
図で、2本の両側流体流出入方式の等圧・等量放流管B
を、その各対面する、外側へ突出した流体流出入口3a
にT型接続管14を連結すると共に、前記各等圧・等量
放流管Bの前記反対側へ突出した流体流出入口3aと、
片側流体流入方式の等圧・等量放流管Aの流体流入口3
とを夫々直列接続管15で連結し、且つ前記T型接続管
14に連結された流体流入ホースまたはパイプ16には
バルブ17が備えられる。この使用例においては、各外
管1の放流小孔h1〜hnの各面積の総和が、内管2の
内径断面積に等しいか、またはそれ以下であれば、両側
流体流出入方式の等圧・等量放流管Bを更に複数本追加
接続しても同一効果が得られる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】図11は、前記本発明等圧・等量放流管A
を1本端末用の等圧・等量放流管とし、これに3本の等
圧・等量放流管Bを一列に接続した使用例を示す概略平
面図であって、3本の両側流体流出入方式の等圧・等量
放流管Bの各対面する、外側へ突出した流体流出入口3
a間に直列接続管18を介在せしめて連結すると共に、
一端部の前記等圧・等量放流管Bの流体流出入口3a
と、片側流体流入方式の等圧・等量放流管Aの外側へ突
出した流体流入口3とを直列接続管19で連結し、更に
他端部の前記等圧・等量放流管Bの他端側へ突出した流
体流出入口3aに連結された流体流入ホースまたはパイ
プ20にはバルブ21が備えられている。この使用例に
おいては、各外管1の放流小孔h1〜hnの各面積の総
和が、内管2の内径断面積に等しいか、またはそれ以下
であれば、両側流体流出入方式の等圧・等量放流管Bを
更に複数本追加接続しても同一効果が得られる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】
【発明の効果】本発明は上述の通り、流体を流入させる
内管とその流入した流体を受けて等圧・等量で放流する
外管で構成され、前記内管には流入流体を外管と内管の
間に設けた蓄圧室に注入するため、各放流中孔の面積の
和が内管の内径断面積に等しいか、または大きい放流中
孔を複数個穿設し、前記外管には蓄圧室からの流体を圧
力差で等圧・等量放流を行なうために、各放流小孔の面
積の和が内管の内径断面積に等しいか、またはそれ以下
の放流面積を有する複数個の放流小孔を外管に穿設し、
各放流小孔から放流される流体はそれぞれ流体流入量の
多寡に拘らず、本発明放流管を通常水平状態に保持する
ことによって等圧・等量となるので、流体流入口直前の
バルブで必要量を簡単に制御できる。流体放流条件が、
使用流体が気体で放流環境も気体である場合に限り、本
発明放流管の保持位置はどのような位置でも、気体の放
流が等圧・等量となり、使用流体が気体で放流環境が液
体の場合、使用流体が液体で放流環境が気体の場合およ
び使用流体、放流環境が共に液体の場合は、本発明放流
管を水平に保持することにより流体の等圧・等量放流が
可能となる。また、本発明放流管は必ずしも直管だけに
適用するものではなく、湾曲管、管にも適用可能であ
る。前記流体に燃料を用いれば常時希望する等熱量で作
用するバ―ナ―となり、大気、各種のガス、あるいは水
等使用流体の性質に関係なく、流体の等圧・等量放流が
簡便、且つ設備費用も安価であるので、本発明放流管
は、エア―レ―ション、消泡、溶雪氷、等量散水等、そ
の用途は極めて広い。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外管の外周長手方向に適当な配列と適当
    な間隔を置いて複数個の放流小孔を穿設し、該各放流小
    孔の面積の和が前記外管内に嵌挿固定される内管の内径
    断面積以下に形成され、且つ前記内管の外周長手方向に
    は適当な間隔を置いて複数個の放流中孔が穿設され、該
    各放流中孔の面積の和は内管の内径断面積に等しいか、
    または大きくなるよう形成され、更に前記外管の放流小
    孔と内管の放流中孔が夫々同一断面上の同一角度に位置
    しないよう、他端部を外管閉塞材で閉塞した外管内に前
    記内管を嵌挿して、該内管の他端部を前記外管閉塞材に
    密接固定すると共に、前記内管の一端部の流体流入口
    を、外管の一端部に固着した内管挿入用閉塞材の貫挿孔
    に貫通して密着固定して突出させ、前記外管と内管間に
    間隔を保持した空隙部より成る蓄圧室を形成して成る片
    側流体流入方式の流体の等圧・等量放流管。
  2. 【請求項2】 外管の外周長手方向に適当な配列と適当
    な間隔を置いて複数個の放流小孔を穿設し、該各放流小
    孔の面積の和が前記外管内に嵌挿固定される内管の内径
    断面積以下に形成され、且つ前記内管の外周長手方向に
    は適当な間隔を置いて複数個の放流中孔が穿設され、該
    各放流中孔の面積の和は内管の内径断面積に等しいか、
    または大きくなるよう形成され、更に前記外管の放流小
    孔と内管の放流中孔が夫々同一断面上の同一角度に位置
    しないよう、他端部を外管閉塞材で閉塞した外管内に、
    内管閉塞材を他端部に固定し、且つ他方側または中央部
    付近の外周面に内管止めリングを嵌挿固定した内管を嵌
    挿固定すると共に、前記内管の一端部の流体流入口を、
    外管の一端部に固着した内管挿入用閉塞材の貫挿孔に貫
    通して密着固定して突出させ、前記外管と内管間に間隔
    を保持した空隙部より成る蓄圧室を形成して成る片側流
    体流入方式の流体の等圧・等量放流管。
  3. 【請求項3】 外管の外周長手方向に適当な配列と適当
    な間隔を置いて複数個の放流小孔を穿設し、該各放流小
    孔の面積の和が前記外管内に嵌挿固定される内管の内径
    断面積以下に形成され、且つ前記内管の外周長手方向に
    は適当な間隔を置いて複数個の放流中孔が穿設され、該
    各放流中孔の面積の和は内管の内径断面積に等しいか、
    または大きくなるよう形成され、更に前記外管の放流小
    孔と内管の放流中孔が夫々同一断面上の同一角度に位置
    しないよう、外管の両端部に固着した内管挿入用閉塞材
    の各貫挿孔に内管を貫通して密着固定して、両端を突出
    して流体流出入口とすると共に、前記外管と内管間に間
    隔を保持した空隙部より成る蓄圧室を形成して成る両側
    流体流出入方式の流体の等圧・等量放流管。
JP3054133A 1991-01-22 1991-01-22 流体の等圧・等量放流管 Pending JPH05106764A (ja)

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JP (1) JPH05106764A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007159482A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Kunihiro Ogiwara 緑化システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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