JPH0510628Y2 - - Google Patents

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JPH0510628Y2
JPH0510628Y2 JP1987036140U JP3614087U JPH0510628Y2 JP H0510628 Y2 JPH0510628 Y2 JP H0510628Y2 JP 1987036140 U JP1987036140 U JP 1987036140U JP 3614087 U JP3614087 U JP 3614087U JP H0510628 Y2 JPH0510628 Y2 JP H0510628Y2
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conveyor
drying
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rice
take
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、せんべい、あられ等の米菓の生地
或いはこれに類する食品の生地を乾燥する装置に
関するもので、食品工業の分野で利用される。
(従来の技術) 従来、米菓の生地は、主原料の米や、その他の
でん粉との混合物に水分と熱を加えα化し、水分
が40%前後の餅に加工し、これを圧延型抜して水
分を20%前後まで乾燥している。米菓以外の生地
でもこのような乾燥を必要とするものがある。
米菓様の食品生地を乾燥する装置として、乾燥
室内に搬送コンベアを水平に、かつ多段に設置
し、被乾燥生地を上段の搬送コンベアより下段の
搬送コンベアへ順次移送するようにした乾燥装置
が知られている。
前記の如くの乾燥装置においては、乾燥室から
出て来る食品生地が所望の乾燥度となるようにす
る為には、搬送コンベアの速度を変化させたり、
乾燥室の温度や湿度を制御するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 搬送コンベアの速度を制御したり、乾燥室の温
度や湿度を制御する場合、乾燥途中の乾燥度や乾
燥室から出て来る食品生地の乾燥度を把握する必
要があるが、従来適当な手段が無く、自動的な制
御ができなかつた。
即ち、従来の乾燥度のチエツクは、乾燥途中や
乾燥室から出て来た生地を手で取り出して水分計
で測定したり、或いは手に持つたり、口に含んで
その時の触感や、歯当りで判断したり、生地どう
しを打ち合わせて、その音で判断していたので、
前記制御を自動的にできないと共に、熟練を必要
とするばかりでなく、人為的な測定による誤差も
あつたのである。
(問題点を解決する為の手段) そこでこの考案は、搬送中の食品生地を自動的
に外部へ抽出してその重量を測定し、前記制御の
自動化を可能としたのである。
即ちこの考案の米菓様食品の生地乾燥装置は、
乾燥室内に搬送コンベアを水平、多段に設置し、
被乾燥生地を上段の搬送コンベアより下段の搬送
コンベアへ順次移送するようにした乾燥装置であ
つて、上段の搬送コンベアより下段の搬送コンベ
アへ移乗する部分の適所に取出用コンベアが挿脱
自在に設置され、該取出用コンベアの終端側下方
にカウンターおよび計量装置が設置してあること
を特徴としている。
(作用) この考案の乾燥装置によれば、取出用コンベア
を経て取出した生地の個数(n)と全重量(W)
を測定することができるので、平均重量(W/n) の変化から乾燥度が求まり、この値に応じて搬送
コンベアの速度や乾燥室の温度および/または湿
度を制御することができる。
(実施例) 以下この考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は粳米粉を原料としたせんべい生地を所
定の形状に製造し、これを乾燥するようにした装
置であつて、該装置は型抜部Aと乾燥部Bで構成
されている。
型抜部Aは通例の方法で得た、水分40%程度の
餅を収容するホツパー1に、圧延ローラ2,2
a,3,3aを連設し、次いで型抜ローラ4,4
aを設置して構成されている。
この型抜部Aではホツパー1に収容した餅が圧
延ローラ2,2a,3,3aを経て所定の幅およ
び厚さの帯状とされ、次いで型抜ローラ4,4a
によつて、帯状の餅より円形、角形等の所定形状
のせんべい生地が打ち抜かれるようになつてい
る。打抜きによつて残つた餅は斜設したコンベア
5によつてホツパー1へ返還されるようになつて
いる。
次に乾燥部Bは乾燥室8内に搬送コンベア9
a,9b,9c…9nを水平、かつ多段に架設し
て、せんべい生地を上段の搬送コンベアより下段
の搬送コンベアに順次移送できるように構成され
ている。最上段の搬送コンベア9aは、前記型抜
ローラ4,4aによつて打抜かれたせんべい生地
を重ねることなく整列した状態で受けて、これを
乾燥室8内に移送するようにしたもので、終端側
のみが乾燥室8内に水平に導入されている。
最上段の搬送コンベア9aと二段目の搬送コン
ベア9bの移乗部、二段目の搬送コンベア9bと
三段目の搬送コンベア9cの移乗部並びに最下段
の搬送コンベア9nと、その上の搬送コンベア9
mの移乗部には夫々移乗コンベア10a,10
b,10cが設置されている。
移乗コンベア10a,10b,10cは、始端
側が上段側の搬送コンベアの終端部に覆いかぶさ
るようにされると共に、終端側が下段側の搬送コ
ンベアの始端部上側に臨むように設置されてお
り、上段側の搬送コンベアで運ばれた生地が移乗
コンベアで案内されながら反転して、整列状態を
みだされることなく、下段側の搬送コンベアに乗
り移るようになつている。
最下段の搬送コンベア9nとその上側の搬送コ
ンベア9mの間隔は、他の部分の間隔より広くし
てあり、この間隙部には乾燥室8の側壁を貫通し
て摺動自在に架設した取出用コンベア11の始端
側が挿脱できるようになつている。然して、最下
段の搬送コンベア9nの始端部に臨むようにした
前記移乗コンベア10cは第2図および第3図に
示したように、終端部が搬送コンベア9nの始端
部および取出用コンベア11の始端部の両方に近
接して臨ませ得るようにシフト可能としてある。
前記取出用コンベア11の終端側下側にはカウ
ンター12および計量装置13が連設してある。
このカウンター12および計量装置13の設置位
置は、前記取出用コンベア11が搬送コンベア9
mと9nの間隙部に挿入した時、終端部とカウン
ター12および計量装置13が一直線に並ぶよう
な位置としてある。カウンター12は、光源と受
光器を組合せたもので構成され、取出用コンベア
11から落下して該部を通過するせんべい生地の
数nをカウントできるようになつている。又計量
装置13は、カウンター12を通過して落下して
きたせんべい生地を受け取るようになつており、
受け取つたせんべい生地の全重量(W)が計測で
きるようになつている。
図中14は、演算制御装置であり、前記カウン
ター12および計量装置13からの信号を受け
て、せんべい生地1個当りの平均重量(W/n)を 演算する機能と、平均重量(W/n)に基づいて型 抜部Aおよび乾燥部Bの動力源となるモータ15
の速度および/または乾燥室8内の温度、湿度を
制御する機能を有している。尚、乾燥室8内の温
度は、例えば搬送コンベア間に配管した蒸気配管
6へ送る加熱蒸気量をバルブ7の開閉で変化させ
ることにより行う。又、乾燥室8内の湿度は、例
えば排気管16に設けたバルブ17を開閉するこ
とにより排気量を変化させて行う。
図中18は排出コンベアで、乾燥工程を終了し
たせんべい生地を次工程へ移送できるようになつ
ている。
上記実施例において、搬送コンベア9aで乾燥
室8内に導かれたせんべい生地は、乾燥室8内で
乾燥されながら、下段側の搬送コンベア9b,9
c…へと順次移送され、乾燥が終了したせんべい
生地は排出コンベア18で外部へ移送される。
ここで、前記移乗コンベア10cを第3図図示
の状態にシフトさせると共に、取出用コンベア1
1を乾燥室8内へ摺動させると、搬送コンベア9
mで移送されたせんべい生地を、取出用コンベア
11で外部へサンプルとして取出すことができ
る。そして取出されたサンプルのせんべい生地
は、カウンター12を通過して計量装置13へ落
下するので、サンプルの個数(n)およびサンプ
ルの全重量(W)を計測することができる。サン
プルの取出しが終了したら、取出用コンベア11
および移乗コンベア10cは夫々第2図図示の状
態に復帰させるのであるが、復帰のタイミングは
時間又はカウンターによる計数量に基づいて規定
すれば良い。
演算制御装置14では、サンプルとして取出し
たせんべい生地の一個当りの平均重量を演算する
ので、この演算結果からせんべい生地の乾燥の進
行状況を判断することができる。例えば演算装置
14に予め設定した設定平均重量Wと前記W/n
を比較することによつて行う。
演算制御装置14は上記の結果に基づいてモー
タ15および/またはバルブ7,17の開閉を制
御するので、排出コンベア18には所望の乾燥度
に乾燥させたせんべい生地を順次受けて、これを
次工程へ移送することができる。
モータ15の速度は遅くすると乾燥時間が長く
なることから乾燥量を多くできるのに対し、速度
を速くすると乾燥量を少なくできる関係にある。
又、乾燥室内の温度と乾燥量の関係では温度を高
くすると乾燥量が多くなり、温度を低くすると乾
燥量が少なくなる。一方湿度と乾燥量の関係では
湿度を高くする乾燥量が少なくなり、湿度を低く
すると乾燥量が多くなる。
従つて演算制御装置14による制御は、上記の
関係に基づいて、モータ15および/またはバル
ブ7,17の開閉を適宜制御するようにすること
は言うまでもない。
尚、取出用コンベア11を設置する位置は実施
例の如く、最下段の搬送コンベア9nの上側位置
に限られるものでは無く、中間部の搬送コンベア
間に取出用コンベア11を設けて乾燥途中のサン
プルを受けるようにしても良い。
(考案の効果) 以上に説明した通りこの考案によれば、乾燥室
内を進行している生地の乾燥度を計測して、搬送
コンベアの速度や乾燥室の温度および/または湿
度を制御できるようにしたので、乾燥工程を自動
化できると共に、人為的な要素が無いため乾燥を
略一定にできるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の系統図、第2図お
よび第3図は同じく実施例の一部説明図である。 A……型抜部、B……乾燥部、8……乾燥室、
9a,9b……搬送コンベア、11……取出用コ
ンベア、12……カウンター、13……計量装
置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乾燥室内に搬送コンベアを水平、多段に設置
    し、被乾燥生地を上段の搬送コンベアより下段の
    搬送コンベアへ順次移送するようにした乾燥装置
    において、上段の搬送コンベアより下段の搬送コ
    ンベアへ移乗する部分の適所に取出用コンベアが
    挿脱自在に設置され、該取出用コンベアの終端側
    下方にカウンターおよび計量装置が設置してある
    ことを特徴とした米菓様食品の生地乾燥装置。
JP1987036140U 1987-03-12 1987-03-12 Expired - Lifetime JPH0510628Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987036140U JPH0510628Y2 (ja) 1987-03-12 1987-03-12

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JP1987036140U JPH0510628Y2 (ja) 1987-03-12 1987-03-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63143176U JPS63143176U (ja) 1988-09-21
JPH0510628Y2 true JPH0510628Y2 (ja) 1993-03-16

Family

ID=30846269

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JP1987036140U Expired - Lifetime JPH0510628Y2 (ja) 1987-03-12 1987-03-12

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JP (1) JPH0510628Y2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4920513A (ja) * 1972-04-27 1974-02-23
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JPS5210795A (en) * 1975-07-15 1977-01-27 Fukutaro Onishi Sampling method
JPS5977332A (ja) * 1982-10-27 1984-05-02 Imamura Seisakusho:Kk ベルトコンベヤ上の輸送物からのサンプルを採取する方法

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JPS63143176U (ja) 1988-09-21

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