JPH05103738A - 電気掃除機の吸口体 - Google Patents

電気掃除機の吸口体

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JPH05103738A
JPH05103738A JP27068291A JP27068291A JPH05103738A JP H05103738 A JPH05103738 A JP H05103738A JP 27068291 A JP27068291 A JP 27068291A JP 27068291 A JP27068291 A JP 27068291A JP H05103738 A JPH05103738 A JP H05103738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
belt
driving
wheel
rotating
Prior art date
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Pending
Application number
JP27068291A
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English (en)
Inventor
Masaro Sunakawa
正郎 砂川
Susumu Sato
佐藤  進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明は、吸口体1外郭を上ケース2,下ケー
ス3、および上下ケースに対して着脱自在とした吸込口
カバー4で構成し、モータの両側に回転軸を延ばしベル
トを懸架して、一方のベルトで回転ブラシを駆動し、も
う一方のベルトで走行車輪等を駆動できるように構成し
た電気掃除機の吸口体である。 【効果】回転ブラシに過負荷が加わった場合に、モータ
回転軸の一方に引張荷重が加わるが、モータ回転軸のも
う一方に走行車輪等の駆動のためのベルトが懸架されて
いるので、バランスがとれモータに対して過負荷になり
にくい電気掃除機の吸口体を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塵埃を掻き上げる回転体
である回転ブラシを内蔵した電気掃除機の吸口体に係
り、特に該回転ブラシをモータで駆動するものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機の吸口体は、特公平2
−11246号,特開昭63−197422号公報に記載のように、
回転ブラシの駆動のためにモータの一方に回転軸を延ば
しベルトを懸架したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開昭63−197422号公
報では、モータの一方に回転軸を延ばしベルトを懸架し
て回転ブラシを駆動しているので、回転ブラシに過負荷
が加わったとき、たとえば毛足の長いじゅうたん上で回
転ブラシがロックするような場合に、その衝撃力がベル
トを介してモータに引張荷重として加わるため、モータ
が傾くことからベルトがはずれる等の恐れが有り、はず
れなくてもモータの回転軸にこじれを生じ、モータの寿
命を低下させる一因となっていた。特公平2−11246号に
おいては、ベルトはずれのためにモータの回転軸の端部
に軸受を設け、回転軸の傾きを防止してはいるものの、
モータの回転軸に対して過負荷が加わることに変わりな
く、同様にモータの寿命低下の一因となっていた。
【0004】また、特公平2−11246号、特開昭63−1974
22号公報共に、モータは回転ブラシを駆動させるためだ
けの単機能のものであったが、近年の掃除機の吸込力向
上により、吸込口が床面に吸いついて操作しずらいもの
となってきていることから、回転ブラシだけでなく走行
車輪も駆動するタイプのものがでてきている。
【0005】本発明の目的は、従来例の欠点を除去し、
モータが回転ブラシの過負荷の影響を受けにくく、ま
た、回転ブラシを駆動するモータで走行車輪を駆動する
等の機能を持たせることが容易な電気掃除機の吸口体を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸口体外観を
上ケース,下ケース、および塵埃を掻き上げる回転体で
ある回転ブラシの上方に位置し上下ケースに対して着脱
自在とした吸込口カバーで構成し、モータの両側に回転
軸を延ばしベルトを懸架して、一方のベルトで回転ブラ
シを駆動し、もう一方のベルトで走行車輪等を駆動でき
るように構成した電気掃除機の吸口体である。
【0007】
【作用】本発明では、回転ブラシに過負荷が加わった場
合に、モータ回転軸の一方に引張荷重が加わるが、モー
タ回転軸のもう一方に走行車輪等の駆動のためのベルト
が懸架されているので、バランスがとれモータに対して
過負荷になりにくい電気掃除機の吸口体を提供すること
ができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いるとこ
ろにより説明する。吸口体1は、上ケース2,下ケース
3および吸込口カバー4により外郭を構成し、下ケース
3と上ケース2および吸込口カバー4の間に家具などへ
の傷つきを防止するバンパー5を設け、後端部に上下回
動自在なケーシング6を備え、その先に回転自在な吸口
継手7を接続している。下ケース3の前側下方に横長の
吸込口8を形成し、吸込口8の前方に可撓性を有し吸込
口8内の吸込圧力を保持する圧力制御板9を横方向に配
設している。また、下ケース3は前側下方にローラ10
を、後側下方に車輪11を備え、このローラ10と車輪
11によって下ケース3の下面と床面との間に一定の間
隔を生じるようになっている。吸口体1の内部には、塵
埃を掻き上げる可撓性を有するブレード12を設けた回
転ブラシ13を収納する回転ブラシ室14,吸込口8か
ら入った塵埃をケーシング6および吸口継手7へ導く連
絡路15,回転ブラシ13の駆動手段となるモータ16
を収納するモータ室17、さらにモータ16の回転を制
御する制御基板18がある。回転ブラシ13には、一方
にフランジ19を、もう一方に断面台形状の歯を有する
摩擦車(従動側)20を嵌着した摩擦プーリ21を配設
すると共に、ブレード12を設けたロータリーコア部2
2の両端にシャフト23を圧入し、すべり軸受24によ
って回動自在に軸支し、すべり軸受24を圧入した軸受
カバー25を下ケース3に設けた一対の対峙した支持リ
ブ26,27により保持している。ここで、摩擦車(従
動側)20の材質として、耐摩耗性に優れると共に嵌着
のために可撓性を有するウレタンゴムを使用している。
モータ16には、両側に防振ゴム(大)28,防振ゴム
(小)29があり、回転軸30は両側に有する両軸タイ
プを使用し、それぞれにプーリ31,32と、回転ブラ
シ13がロックするなど、過負荷が加わったときにモー
タ16の移動を防止するためにすべり軸受33を圧入し
た軸受部34を備えている。連絡路15と下ケース3の
間には、モータ16の回転により駆動する駆動輪35を
配している。駆動輪35は、外側に軟質のタイヤ36
を、両側に塵埃の侵入を防止する保護カバー37を設
け、モータ16の回転を伝える駆動プーリ38を備えた
シャフト39に圧入し、その両端をすべり軸受40を圧
入した軸受部41にて回動自在に軸支し、軸受部41を
連絡路15と下ケース3により嵌着固定している。モー
タ16の回転は、減速比を大きくとるため途中の中間プ
ーリ42を介してベルト43,44によって駆動プーリ
38に伝達する。中間プーリ42は、シャフト45を圧
入し、両端をすべり軸受46を圧入した軸受部47にて
回動自在に軸支しており、軸受部47は連絡路15と上
ケース2とで嵌着固定している。一方、モータ16の回
転を回転ブラシ13に伝達するために、摩擦車(従動
側)20と対向する位置に摩擦車(従動側)20の断面
台形状の歯に対応する溝を有した摩擦車(駆動側)48
を配置し、これと並列にモータ16の回転をベルト49
を介して伝えるプーリ部50を配置し、摩擦車(駆動
側)48とプーリ部50を固着することにより連結プー
リ51を構成している。連結プーリ51は、プーリ部5
0にシャフト52を圧入し、摩擦車(駆動側)48を嵌
着してEリング53で固定して、両端をすべり軸受54
を圧入した軸受部55にて回動自在に軸支している。こ
こで、回転ブラシ13の摩擦車(従動側)側の軸受カバ
ー25と下ケース3に設けた支持リブ26の間に板バネ
56を配置し、摩擦車(従動側)20が常に摩擦車(駆
動側)48に押しつけられるようにしている。制御基板
18の下側には、吸口体1の操作方向を検知するために
回動自在に軸支した方向センサー57があり、上方をセ
ンサーホルダー58で覆うと共にこれにマイクロスイッ
チ59を固着している。ここで、方向センサー57の回
動方向によりマイクロスイッチ59を開閉させ、その信
号を制御回路に取込み、モータ16の回転を吸口体1の
操作方向に合わせて正逆転させている。また、吸口体1
の操作方向を表示する表示基板60を有し、上ケース2
上面に表示窓61がある。吸込口カバーは、両側に開閉
レバー62,63を有し、これを操作することにより上
ケース2及び下ケース3から取外すことができる。
【0009】以上のように構成した吸口体1は、操作方
向に合わせてモータ16が回転し、駆動輪35はモータ
16と同一方向に回転する。一方、回転ブラシ13は途
中の摩擦車(従動側)20と摩擦車(駆動側)48の摩
擦伝達により回転方向が変えられモータ16と逆方向に
回転する。従って、掃除面に対してブレード12の掻き
上げ効果が高められる方向に回転させることができる。
また、回転ブラシ13のメンテナンスのために回転ブラ
シ13を取り出すのに、吸込口カバー4を上ケース2お
よび下ケース3から取外せば回転ブラシ13が摩擦車
(従動側)20と摩擦車(駆動側)48の部分で着脱自
在となるため、回転ブラシ13の着脱が容易で、メンテ
ナンスに優れ、また、掃除面に応じてそれぞれに適した
別の種類の回転ブラシを取付けたことを考えた場合に
も、取扱が容易なものである。
【0010】本実施例によれば、モータ16の両側に回
転軸30を延ばしベルトを懸架して、一方のベルト49
で回転ブラシ13を駆動し、もう一方のベルト43,4
4で駆動輪35を駆動できるように構成しているので、
回転ブラシ13に過負荷が加わった場合に、モータ16
の回転軸30の一方にベルト49を介して引張荷重が加
わるが、回転軸30のもう一方に駆動輪35の駆動のた
めのベルト43,44が懸架されているので、バランス
がとれモータに対して過負荷になりにくい電気掃除機の
吸口体を提供することができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、モータの両側に回転軸を延ばしベルトを懸架して、
一方のベルトで回転ブラシを駆動し、もう一方のベルト
で走行車輪を駆動できるように構成しているので、回転
ブラシに過負荷が加わった場合に、モータの回転軸の一
方にベルトを介して引張荷重が加わるが、回転軸のもう
一方に走行車輪の駆動のためのベルトが懸架されている
ので、バランスがとれモータに対して過負荷になりにく
い電気掃除機の吸口体を提供できるという効果がある。
【0012】また、一つのモータで回転ブラシを駆動す
る以外の、たとえば走行車輪を駆動するなどの、複数の
機能を容易にもたせることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す吸口体の上ケースを除
き一部を断面図示した平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1の裏面から見た部分平面図である。
【図4】図1において吸口体の上ケースを取付けたとき
の平面図である。
【図5】本発明の一実施例を示す吸口体の分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…吸口体、8…吸込口、13…回転ブラシ、16…モ
ータ(駆動手段)、20…摩擦車(従動側)、30…回
転軸、35…駆動輪、43…ベルト、44…ベルト、4
8…摩擦車(駆動側)、49…ベルト。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込口内部に塵埃を掻き上げる回転体と、
    該回転体を駆動するための駆動手段となるモータと、吸
    込口下部に吸口体の移動を容易ならしめる回転自在な走
    行車輪とを備え、モータの両側に延びた回転軸の一方に
    ベルトを介して塵埃を掻き上げる回転体と連結せしめ、
    もう一方にベルトを介して前記走行車輪と連結したこと
    を特徴とする電気掃除機の吸口体。
  2. 【請求項2】請求項1において、モータの回転軸方向
    と、塵埃を掻き上げる回転体の回転軸方向及び走行車輪
    の回転軸方向が、ほぼ平行となるように配置したことを
    特徴とする電気掃除機の吸口体。
  3. 【請求項3】請求項1において、塵埃を掻き上げる回転
    体か走行車輪のいずれか一方若しくは両方にモータとの
    連結の途中に歯車若しくは摩擦車を介すことにより、前
    記回転体と走行車輪の回転方向が常に反対となるように
    構成したことを特徴とする電気掃除機の吸口体。
JP27068291A 1991-10-18 1991-10-18 電気掃除機の吸口体 Pending JPH05103738A (ja)

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JP27068291A JPH05103738A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 電気掃除機の吸口体

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JPH05103738A true JPH05103738A (ja) 1993-04-27

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JP27068291A Pending JPH05103738A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 電気掃除機の吸口体

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