JPH05101913A - 抵抗器及び抵抗器素子 - Google Patents

抵抗器及び抵抗器素子

Info

Publication number
JPH05101913A
JPH05101913A JP4080789A JP8078992A JPH05101913A JP H05101913 A JPH05101913 A JP H05101913A JP 4080789 A JP4080789 A JP 4080789A JP 8078992 A JP8078992 A JP 8078992A JP H05101913 A JPH05101913 A JP H05101913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
resistor
circuit
resistance film
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4080789A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0821489B2 (ja
Inventor
Jr Richard E Caddock
リチヤード・イー・カドツク,ジユニアー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caddock Electronics Inc
Original Assignee
Caddock Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Caddock Electronics Inc filed Critical Caddock Electronics Inc
Publication of JPH05101913A publication Critical patent/JPH05101913A/ja
Publication of JPH0821489B2 publication Critical patent/JPH0821489B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C7/00Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material
    • H01C7/13Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material current responsive
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C7/00Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material
    • H01C7/10Non-adjustable resistors formed as one or more layers or coatings; Non-adjustable resistors made from powdered conducting material or powdered semi-conducting material with or without insulating material voltage responsive, i.e. varistors
    • H01C7/12Overvoltage protection resistors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/0039Means for influencing the rupture process of the fusible element
    • H01H85/0073Expansion or rupture of the insulating support for the fusible element
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/02Details
    • H01H85/04Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges
    • H01H85/041Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges characterised by the type
    • H01H85/046Fuses formed as printed circuits
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/02Details
    • H01H85/04Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges
    • H01H85/041Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges characterised by the type
    • H01H85/048Fuse resistors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/02Details
    • H01H85/36Means for applying mechanical tension to fusible member

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Fuses (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Details Of Resistors (AREA)
  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Thermally Actuated Switches (AREA)
  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 予め設定した高電圧の過負荷に応答して熱衝
撃破断するようになした平坦なフィルム型の抵抗器によ
る装置と方法を提供すること。 【構成】 フィルム型の抵抗器には応力状態のスプリン
グワイヤが搭載され、抵抗器と回路接続されている。ハ
ンダが溶融し、スプリングが曲がり、回路を遮断するま
での間、前記スプリングワイヤを屈曲状態で保持する所
定のハンダと温度勾配が採用される。ヒートシンクがこ
のような抵抗器の回路基板に設けられている抵抗器のピ
ンを収容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抵抗器、組合体及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】電話シ
ステムのラインカード(line card)に使用される平衡抵
抗器(balancingresistor)が正確な値を有することは重
要である。正確な抵抗器は適正な線路平衡を可能とし、
適正な平衡はより忠実な音声伝搬とより適正なデータ伝
送をもたらし、信頼性を向上させる。しかし、正確な抵
抗値は、その平衡抵抗器が電話会社によって良いものと
認められるか否かを決定する要因の一つにすぎない。
【0003】三つの特有或いは標準レベルの悪状況の下
で、平衡抵抗器やラインカードが、電話会社が要求する
或る仕方でうまく働くことは極めて重要である。第一の
レベルは、ラインカードがある状況、その一つとして電
撃があり、これにもかかわらず存続し正確に機能し続け
るということである。第二のレベルは、例えば技術者に
より誤って接続されたためにラインカードが過熱するこ
とが原因となって、平衡抵抗器が連続的に過熱する状態
と関連する。この第二レベルに関連して、ラインカード
回路基板が燃え始める前に電流を中断するために熱遮断
動作が行われなければならない。第三レベルは、例えば
電源線が電話線に落下したとき等に突然高電圧が作用す
ること等である。この第三レベルに関連して、電流が実
質上瞬間的に遮断されねばならない。さもなくば電話シ
ステムの小径の線が溶けるかもしれない。
【0004】正確な平衡と、特定のタイプの悪状況に耐
える能力あるいは安全に電流を遮断する能力とを両立さ
せたこれらの要求を従来技術の抵抗器と比較して更に小
型の抵抗器や、従来技術の抵抗器の抵抗値のほんの一部
の抵抗値しか有さない抵抗器によって満たさねばならな
い。物理的に小さい平衡抵抗器で且つ低抵抗の平衡抵抗
器の必要性に関連する大きな問題は、電撃過渡電流や過
負荷状態の間に、低抵抗の抵抗器が、高抵抗の抵抗器の
場合よりも、より大きな電力をその中に導入することで
ある。例えば、もし抵抗値が半分になると、導入される
電力は二倍になる。物理的に小さい抵抗器によって電撃
過渡電流等で生じる大電力を扱うことは非常に困難であ
る。物理的に小さい抵抗器は、物理的に大きい従来技術
の抵抗器と比較して、本質的に熱放散表面領域が少な
く、それ故、冷却するのが困難である。
【0005】要するに、電話会社は、与えられた空間に
より多くのカードが入るように、小型にしたラインカー
ドを望んでいる。それ故、彼らは、カード上に搭載され
る構成部品の小型化を望んでおり、そして最小限の数の
構成部品が採用されることも望んでいるが、しかしいま
だ厳しい性能要求がある。
【0006】前述した第二レベルの悪状況に関連し、別
個に製造され、別個に搭載される部品であるヒューズ或
いは熱遮断器(thermal cutoff)を使用することが慣例に
なっている。これらは、回路基板上で組み立てるために
別個の作業工程を必要とし、さらに該基板上にかなりの
空間が必要となる。
【0007】前述した第三レベルの悪状況に関連して、
各種の試みがなされている。これらはヒューズ、電圧制
御回路等を含んでいる。これらは、別個の構成部品や個
々に搭載する作業工程が必要で、同様に基板上に追加空
間が必要である。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、フィ
ルムタイプの平衡抵抗器は、第三レベルの悪状況が生じ
たときに熱衝撃的に破壊し瞬間的に回路を遮断するよう
に意図的に構成されている。すなわち、抵抗フィルムを
取付けることができるようになした基板と、該基板に取
付けられた抵抗フィルムと、該抵抗フィルムに接続さ
れ、該抵抗フィルムを電気回路に接続する終端手段とか
らなり、前記基板は、前記抵抗フィルムに高電圧が作用
したときの熱衝撃に応答して瞬間的に破断するように構
成され、前記抵抗フィルム、基板及び終端手段は、前記
熱衝撃破断で前記抵抗器を介して電気回路を遮断するよ
うになされていることを特徴としている。従って、別個
のいかなる構成部品、基板上の余分ないかなる空間等も
必要としない。
【0009】この発明によれば、ある種のフイルム抵抗
器レイアウトと非常に小さなスプリングワイヤ構造が、
小型で精密な構成部品という電話会社の各種要求に合致
するように、他の要素と結合して採用されている。すな
わち、基板と、該基板上に取付けられた抵抗フィルム
と、前記基板上に取付けられ、前記抵抗フィルムを接続
する終端手段と、前記基板の回路に前記抵抗フィルムと
回路をなして搭載され、応力をかけた状態の、細長の電
導性スプリング要素と、前記被応力状態ににもかかわら
ず、前記スプリングの一端を前記基板に保持するハンダ
手段とからなり、前記ハンダ手段は、前記抵抗器とその
関連要素の過熱に応答して溶融するようになしてあり、
それによって前記スプリングの一端が前記基板から離れ
るのを許容し、その結果、前記回路が遮断し、前記抵抗
器と回路の他の要素を保護するように構成したことを特
徴としている。
【0010】
【実施例】最初に図1乃至図7の実施例によれば、抵抗
器10が回路基板11上に搭載されており、後者(回路
基板)は僅かな部分しか図示されていない、すなわちこ
の部分は抵抗器10のための搭載領域を提供するもので
ある。回路基板には抵抗器10のみでなく、電話ライン
カード構成部品も搭載され、これら全てによって電話シ
ステムのラインカードを構成する。各ラインカードは、
通常、2個から4個の通話回線を有し、各通話回線は地
面上又は地中の加入者回線に接続される。
【0011】図4、5及び6は基板の前面、裏面の両方
を示している。図7は下方の回路基板領域の底面及び表
面を示している。
【0012】図2乃至図7に示すように、抵抗器10は
フィルム型の抵抗器で、このフィルム型の抵抗器は細長
の長方形状の基板12をもち、この基板12は以下に説
明するあらかじめ設定した熱衝撃状態の下で或る一般的
な仕方で破断するように構成され関連づけられている。
【0013】図4に示すように、(金属被覆された)一
定パターンの終端トレース13が基板12の前面と裏面
の両方に形成されている。前記トレース13は、例え
ば、パラジウム−銀の混合物からなり、基板の上にスク
リーン印刷され、次いで焼成される。
【0014】以下に説明するように、基板12の両側に
は各2個の抵抗フイルムがある。例えば基板上の一方の
半分の領域の2個のフィルムで1個の抵抗器が形成さ
れ、他方の半分の領域の2個のフィルムで別の抵抗器が
形成されている。このような一つの抵抗器と他の一つの
抵抗器は相互に関連するように通常は五分五分にバラン
スされている(同じ抵抗値を有している)。
【0015】このような抵抗器の回路網としては、前記
トレース13は望ましくは次のパターンをもつている。
すなわち、2個の下段のトレース14は軸方向に並び、
中央間隙15で分離され、2個の上段のトレース16は
軸方向に並び、中央間隙17で分離され、そして2個の
端トレース18は上段のトレース16に接続されている
が、下段のトレース14には接続されていない。各端ト
レース18は下段のトレース14との間に比較的短い間
隔があけられており、この短い間隔は基板の長さを可及
的に短くしている。トレース14、16は互いに平行
で、そして基板12の上縁と下縁に対して平行であり、
一方、端トレース18は互いに平行で、そして基板12
の端部に対して平行であり、トレース14、16に対し
て垂直である。
【0016】前記トレースパターンはさらに四組の二重
ピン(ハンダ)パッドを含んでいる。例えば、二組の外
側パッド20、21は、好ましくは基板端部から基板中
央までの距離の約三分の一の間隔をおいて設けられてい
る。同様に、二組の内側パッド22、23は基板中央か
ら外側に向けて間隔をおいて設けられている。そのた
め、下段のトレース14の内端は内側パッド22、23
から内側に間隔を置いて配置されている。各組の二つの
パッド20、21と22、23はそれぞれ互いに間隔を
おいて配置され、トレース領域24によって互いに連結
されている。これらパッドは基板12の水平下縁に接近
して配置されている。
【0017】外側パッド20、21は、トレース領域2
6によって端トレース18の下端に連結されている。内
側パッド22、23は、トレース領域27によって下段
のトレース14に連結されている。
【0018】2枚の抵抗フィルム28、29はスクリー
ン印刷によって基板12の各側に塗布されており、図5
に示すように終端トレース13と一致関係にある。それ
故、各フィルム28、29は、その上縁と下縁がそれぞ
れトレース16、14に重ねて印刷されている。フィル
ム28、29の端部はトレース14、16に近接して配
置されているが、好ましくはトレース14、16の両側
の端部を越えないように配置されている。フィルム2
8、29はガラスマトリックスの電導性の複合金属酸化
物である。
【0019】次の図6を参照すると、アーク防止、環境
保護被覆物31が、前記基板12の両側と前記トレース
の上と前記抵抗フイルムの上に施されている。この被覆
物はパッド20−23には施されておらず、(好ましく
は)パッド20−21、22−23の隣接する組の間の
空間にも施されていない。前記被覆物31の構成と厚さ
は以下に述べる。
【0020】ピン33−40は全て図2、3に示すよう
にそれぞれパッド20−23に接続され、基板12の真
反対の両側面の2個のパッドに接続されるピン(例え
ば、図2中のピン40)がある。各ピンは長く延びる脚
部を有し、該脚部がショルダー部で基板12の下縁を握
持する顎部41に一体的に接続されている。例えば、基
板の一方の側に二つの顎部があり、基板の他の側に一つ
の顎部がある。各ピンの脚部は例えば前後の寸法が0.02
54cm(0.010インチ)で、幅が0.0508cm(0.020インチ)
である。ピンは好ましくは板状にされ、打ち抜かれたり
ん青銅である。
【0021】次に回路基板11の説明をすると、図1、
7(そして図10)に回路基板の一部のみを示している
が、回路基板は、その上に回路の多数の構成部品(図示
せず)と接続するための銅トレースを有する通常のエポ
キシガラス基板である。好ましい実施例では、基板11
は、その上の銅トレースのみならず、基板の両側にピン
33−40を受け入れるための銅ヒートシンク領域43
−46を有している。図1、図7を参照すると、(この
例では)基板11の各側面に4個のヒートシンク領域4
3−46があり、基板表面の各領域は(好ましくは)対
応する基板裏面の領域と整合している。領域43−46
には8個の穴47が形成され、各領域に二つの穴があ
る。穴47はメッキされたスルーホールである。
【0022】ヒートシンク領域43−46は基板製造時
に銅トレースが形成されると同時にエッチングによって
形成される。ハンダマスクコーティング48は基板11
に上側面と下側面に形成される。
【0023】ピンは、顎部41の底部の肩部が基板表面
に当接するまでそれぞれの穴47に挿入される。そし
て、ハンダが各穴47に塗布され、そこに挿入されたピ
ンの脚部をハンダ付けする。ピンの脚部の近傍以外はハ
ンダをせず、ヒートシンク領域43−46はハンダマス
ク部分によって被覆するのが好ましい。
【0024】〔この発明の第一実施例(図1−図7)の
使用方法の説明と装置の説明〕第一実施例に関連する抵
抗器の使用方法によれば、基板上のいずれかの一方の抵
抗器か、或いは基板上の両方の抵抗器に高電圧の過負荷
が作用することに応答する熱衝撃によって、基板12が
瞬間的に破断するように使用される。また、この方法に
よれば、終端トレース、抵抗フィルム及び他の要素は、
熱衝撃の破断が回路を確実に瞬間的に遮断し、全ての電
流をほとんど或いは全く電弧を生じることなく遮断する
ようにしてある。
【0025】今説明した抵抗器は、それぞれラインカー
ドの他の構成部品とともに回路内にあり、そのために一
つ又は両方の抵抗器を介して回路を遮断すると、該抵抗
器に連結されたそれぞれの構成部品中の電流も停止する
と理解すべきである。
【0026】従って、基板の破断によって前述した第三
レベルの悪状況を克服することができる。例えば、高電
圧電源線が電話線上に落下して瞬間的に高電圧の過負荷
が生じても、電流を早く切るので、電話回路の細線が溶
断することはない。
【0027】この方法によれば、終端トレースと他の要
素は、瞬間的な熱衝撃破壊が基板12の予め決められた
領域で起こり、別の領域では起こらないようにしてあ
る。このことは、残骸を減少させるだけでなく、第二実
施例と関連して以下に説明するように、相当な長さの金
属要素が回路基板の他の構成部品上に落下して、電弧を
生じたり又は回路を短絡させたりすることがないように
保証する。
【0028】基板12は、高電圧(600ボルト程度の
高電圧)の過負荷が突然作用した時に瞬間的に破断する
ように十分薄いが、次の二つの要求を満たすように十分
厚い。すなわち、(1)かなりの量の熱が抵抗フィルム2
8、29から基板を介してピン33−40に効果的に熱
伝導して、ヒートシンク領域43−46に流れること、
(2)ラインカードが壊れないように機械的破壊に対して
十分な抵抗力を備えること。
【0029】基板12の材料は上述の基準を満たすよう
に選択される。非常に好ましくは、セラミックである。
好ましいセラミックは酸化アルミニウムである。より具
体的には、好ましくは96%酸化アルミニウム(コロラ
ド州、グランドジャンクションのコアズ・セラミク社の
ナンバーADS96Rが入手可能)である。
【0030】基板の好ましい厚さは0.1016cm(0.040イ
ンチ)である。
【0031】図1には、基板の上外側領域とその上のフ
ィルムが示されていない。これらの領域は熱衝撃破断に
よって破壊されている。図4を参照すると、この方法の
好ましい実施例では、基板12の端部に位置するトレー
ス18によって上段のトレース16に電流が導かれるこ
とを示している。この電流はパッド20、21とトレー
ス領域26とを通る。電流はフィルム28、29及びト
レース領域14、27を通って残りのパッド22、23
に流れ、このようにして回路基板を流れる。
【0032】トレース18を基板の外端に設けることに
よって、破壊が基板の上外側の角で生じ、トレース18
が破壊し、そしてこのようにして抵抗器にそれぞれ接続
された構成部品に通じる回路を中断することが保証され
る(上で言及したように、過負荷は一つの抵抗器にのみ
作用し、基板12の半分にのみ作用し、この場合一つの
トレース18のみが破壊される)。
【0033】図1を再び参照すると、基板の中央部分と
基板の下縁部全てはそのまま残る。これはこの方法と装
置による結果として典型的な態様である。
【0034】この抵抗器の熱衝撃破断は、(1)電話シス
テムの他の要素の損害を防止する目的、(2)高電圧の瞬
間的作用から保護するための別個の構成部品又は回路の
必要を無くそうという二つの目的で意図的に行われるも
のである。
【0035】抵抗器は過負荷によって引き起こされる熱
衝撃のために長いこと“破裂”するのが常であり、これ
は一般に望ましくないと見られている。一方、出願人
は、予め設定した要望するタイプの“故障”を起こし、
好ましい結果を生じるような、制御された状況を創作し
ている。抵抗フィルムと終端トレースは、必要な圧力パ
ターンを引き起こすように形造られ、相互に関連してい
る。抵抗フィルムは、電圧の作用から保護され、基板を
破断するに十分なパワーと熱を生じるように形成されて
いる。併せて、基板は熱くなったとき確実に破断するよ
うな組成と物理的形状を有するようになっている。
【0036】熱衝撃の結果としての終端トレース18の
破壊によって、このようなトレースが最初に破壊する場
所で瞬間的な電弧とイオン化を生ずる。電弧がほんの短
い期間起こるとはとはいえ、基板12の角が取れ去り、
その周囲の空気をイオン化する。このことは電圧差が最
大の回路領域において電弧傾向を大きく増大させる。空
気をイオン化するにもかかわらず、このような高い電圧
差のある領域で電弧を防ぐ被覆31を提供することはこ
の方法の更に有利な面である。
【0037】図4乃至図6に示すように、下段のトレー
ス14の外側端部と終端トレース18の下方領域との間
には比較的小さい間隙Gがある。この間隙Gは幅が狭く
設定されている。何故なら、この2個の抵抗器において
は各増加分毎に2個の増加分だけ基板12の長さが拡大
するからである。好ましくは、トレース14と向かい合
っている各トレース18の幅は、トレース14上方の離
れた箇所における各トレース18の幅よりも多少狭くな
っている。このことは、基板の長さ、したがって抵抗器
全体の長さを長くすることなく、間隙Gの幅を増加させ
るが、この方法では間隙Gの増加に関連して厳しい限界
がある。
【0038】更にこの発明によれば、抵抗器上の、少な
くとも間隙G上のしかも間隙Gに比較的接近した領域、
好ましくはパッド20−23と基板の該パッド間の領域
を除いた全ての領域(図6)に電弧抵抗被覆31を提供
する。
【0039】より詳細に説明すると、電弧防止−加えて
環境保護−のための被覆31は、間隙Gの幅と関連した
厚さを有するガラス層である。間隙Gを抵抗器サイズを
縮小するために狭くした場合には、ガラス被覆を厚くす
る。一方、間隙Gを小さくしなければならないほど基板
のサイズが小さくない場合には、ガラス被覆31の厚さ
をコスト低減のために薄くする。
【0040】詳細な例を説明すると、間隙の幅が0.0081
28cm(0.032インチ)のとき、0.00254cm(0.001イン
チ)の厚さのガラスの層は、故障(急に作用する600
Vの試験電圧)に対して実質的に完全に保護することが
判明している。被覆ガラスの厚さが0.002032cm(0.000
8インチ)のとき、間隙の幅が同じだと、多少の故障があ
る。ガラス堆積厚さが0.001524cm(0.0006インチ)のと
き、指定された幅の間隙だとかなりの数の故障がある。そ
れ故、このような間隙の場合、出願人は、O.O0254cm(0.0
01インチ)の厚さのガラス被覆31を採用することとし
ている。
【0041】ガラスは、上述したように、基板上のトレ
ースと抵抗フィルムにスクリーン印刷される。比較的低
融点のガラスフリットが、図6に示す領域にスクリーン
印刷され、続いて該部分はガラス粒子を溶融するために
焼成される。
【0042】前記ガラスが抵抗フィルム28、29を傷
つけないようにすることが重要である。抵抗フィルムが
800°C、それ以上の温度で焼成されるから、ガラス
フリットは500°Cよりも低い融点を有するようにさ
れている。したがって、層31を溶融するために焼成温
度は500°Cである。
【0043】第一実施例の抵抗器10も上述した第一レ
ベルの悪状況を満足させる。換言すれば抵抗器は過渡的
な稲妻によって生じるような悪状況の下で耐え、正確に
作動する。これは、抵抗器10から回路基板、そしてピ
ン33−40から外部への良好な熱伝達特性を有してい
るという理由による。このことは第二実施例に関連して
以下に説明する。
【0044】〔この発明の第二実施例の抵抗器組合体及
び方法、図7−図15まで〕上述した抵抗器10の典型
的な長さは4.482cm(1.8インチ)である。抵抗器の長さ
を(例えば)5.08cm(2インチ)にすると、すなわち基
板の長さを0.508cm(0.2インチ)追加すると、抵抗器組
合体は三つのレベルの悪状況を全て満足させる。これに
より、第二レベルの悪状況を満足させるために別個の熱
遮断要素を設ける必要がなくなる。
【0045】上述した図1乃至図6の抵抗器の前面側と
裏面側は前に述べたように好ましくは同一である。第二
実施例の抵抗器では基板の前面と裏面は通常互いに同一
ではなく、或る領域については別に説明する。以下に述
べる重要な例外を除いて第二実施例の抵抗器(と回路基
板)は第一実施例の抵抗器10と同一である。第一実施
例の要素と実質的に対応する第二実施例の要素は同一数
字に文字aを付した以外は同じ数字を付してある。
【0046】第二実施例の抵抗器組合体は、数字51が
付されている(図10)。図8(正面図)及び図11
(背面図)を参照すると、基板12aは下段トレース1
4aの他に上段トレース16aと端トレース18aを有
している。抵抗器の各半分のトレース16a、14aの
内端は第一実施例の場合よりも離れている。抵抗器の両
側では、トレース区画52がそれぞれ下段トレース14
aの内端と接続し、そして上方内側に延び、パッド53
まで達している。基板の各側のパッド53は離れてお
り、基板12aの上縁に接近している。抵抗器の前面側
のみに基板下縁に接近してパッド54がある(図8)。
このパッド54は、それぞれ基板前面上の前記パッド5
3の真下にある。
【0047】パッド56−63(図8)は、基板12a
の底縁に沿って配置され、基板12aの半分の領域にあ
るパッド56−59は、それぞれ他の半分の領域にある
パッド60−63と鏡像関係(左右対称位置)にある。
パッド56と60は、それぞれトレース領域26aと接
続され、そして端トレース18aを介して上段トレース
16aと接続されている。トレース部分64と65は、
それぞれパッド56、57とパッド60、61とを相互
に接続する。
【0048】パッド56は、基板の端部と隣のパッド5
7と十分距離をおいて配置されている。これに対応して
パッド60は抵抗器の端部とパッド61と十分距離をお
いて配置されている。他方、パッド58、59は相互に
接近し、パッド62、63も同様に接近している。パッ
ド対58、59はトレース14aの内端部分に接近して
おり、該内端部分は図示するように比較的幅が広い。こ
れに対応してパッド対62、63は右側のトレース14
aの内端部分に比較的接近しており、該内端部分は図示
するように比較的幅が広い。
【0049】トレース領域66はパッド58、59を相
互に接続し、トレース領域67はパッド62、63を相
互に接続する。トレース領域68はパッド59とパッド
54とを接続し、一方トレース領域69はパッド63と
パッド54とを接続する。
【0050】基板の裏面にはパッド54又はトレース領
域68、69が設けられていない(図11)。構成要素
56、64、57、58、66、59、63、67、6
2、61、65及び60は基板の裏面に対応する構成要
素を有し、これらは同一数字に文字bを付した以外を除
いて同じ数字を付してある。
【0051】抵抗フィルム28aと29aは、図9と1
2に図示するように、上段と下段の終端片16aと14
aとの間に設けられている。図10及び13の重ね塗り
層31aは、各種パッドとパッド57−58、61−6
2(そして57a−58a、61a−62a)間を除い
てそれぞれの側の各抵抗器上に設けられている。
【0052】〔スプリングワイヤ遮断〕電導性のスプリ
ングワイヤ71は、左側の抵抗器の前面上のパッド5
3、54間にハンダ付けされている。電気伝導性のスプ
リングワイヤ72は、右側の抵抗器の正面上のパッド5
3、54間にハンダ付けされている。各ワイヤ71、7
2は、自由な状態というよりはむしろ応力を加えた或い
は撓めた状態にあり、各ワイヤの下端がパッド54から
該パッドの溶融に応答して跳ね上がるような関係にあ
る。(ハンダは図10や図13には図示していないが、
図14及び図15には図示してある。)スプリングワイ
ヤ71、72の上端は、ヘアピン状にU字形に曲げられ
て基板12aの上縁周辺に係合し、該基板の裏面のパッ
ド53にハンダ付けされている(図13及び図14)。
従って、電流が両方の抵抗フィルム28a−基板12a
の前面及び裏面の抵抗フィルム−からトレース52を通
り、そこからスプリングワイヤ71を通ってパッド54
とそれに結合したピンに流れる関係になっている。同じ
電流パターンがフィルム29aに関して−上述した場合
と鏡像関係で−起こり、電流が直列にスプリングワイヤ
72を介して流れる。
【0053】パッド54に結合する各ワイヤ71、72
の下端は図10に示すようにハンダと結合するワイヤ金
属量が増加するように半円によじられて曲げられてい
る。
【0054】次に図14及び図15を参照すると、これ
ら図面はスプリング71の2つの位置を示しており、同
じことがスプリング72とそれに結合する付属品にも適
用されると理解されたい。スプリング71は、そのアー
ムが基板12aの真裏側のパッド53に(スプリングバ
イアスにより)固定されるU字形の上端71aを有して
いる。このアームはハンダ74、75によってパッドに
しっかり固定されている。
【0055】基板12aの前面側にあるハンダ74の下
方のスプリング71は可撓性部分71bに沿って湾曲し
ており、この部分は図15に示す位置に跳ね上がるよう
応力が加えられている。図14の正規の位置あるとき、
部分71bの下端はハンダ76によってパッド54に固
定されており、ハンダ76は図10に示すように捩れ部
73に結合されている。
【0056】8本のピン77−84は、その顎部がそれ
ぞれのパッド56−59、63、62、61、60に接
続されている。第一実施例と関連して説明したように、
これらのピンは回路基板11aのメッキされたスルーホ
ールを貫通し、ハンダ付けされている(図10)。基板
の両面のスルーホールの周囲には上述したものと位置以
外は対応するヒートシンク領域がある。図10に示すピ
ンに対応し且つ受け止めるピンホール間の空間を除いて
は、図7に示すように各ピン或いはピン対の位置で真反
対側に2個のヒートシンクがある。
【0057】出願人が採用したスプリングワイヤ71、
72の材料は17−7PH、状態Cのステンレス鋼であ
る。各ワイヤの直径は0.0304cm(0.012インチ)であ
る。スプリング71、72の好ましい直径範囲は0.0127
cm(0.005インチ)乃至0.0508cm(0.020インチ)であ
る。
【0058】各スプリングワイヤは銀メッキされてい
る。基板12aの前面側のパッド54に使用するハン
ダ、好ましくは基板上の全てのパッドに使用するハンダ
は、錫が96.5%で銀が3.5%である。この共晶物の融点
は221°Cである。
【0059】回路基板11aにピンを接続するハンダ
は、錫が63%、鉛が37%であり、温度183度Cで溶融
する、換言すれば、錫−銀ハンダの融点より38°C低
い温度で溶融する。
【0060】この発明の方法及び装置によれば、基板上
のハンダの融点がピンを回路基板に接続するハンダより
も確かに高いが、後者のハンダは前者のハンダ76(図
14及び15)が溶融して(もし全て溶融して)スプリ
ング71、72が図14に示す位置から図15に示す開
回路位置に解放されるまで溶融しない。
【0061】パッド58、59と54及びパッド62、
63と54とが接近し、これらがそれぞれ抵抗フィルム
28a、29aの下端内側のコーナーと接近しているた
め、これらパッド及びその上のハンダは比較的熱くな
る。このことは、基板12aがセラミックとしては比較
的熱を良く伝導し、熱を抵抗フィルムのコーナー領域か
らパッドに伝導するために、特に言えることである。こ
の熱の大部分はラインカードを収容している容器内の循
環空気中に放散するのみならず、回路基板11aのピン
79、80及びピン81、82と該基板の両面上の銅ヒ
ートシンクに下降してくる。
【0062】ピンへの熱の移行と、回路基板のピン領域
からヒートシンクを貫通する熱の移行は、スプリング7
1及び/又はスプリング72が解放、すなわちスプリン
グ71及び/又はスプリング72が外れる前に回路基板
の従来型ハンダが溶融しないようにして行われる。
【0063】回路基板のパッドからピンに下降して熱が
減少する同様の熱移行作用が、上述した第一実施例の場
合もあり、このような第一実施例と第二実施例は第一レ
ベルの悪状況に十分に耐えることができる。
【0064】この第二実施例はまた第二レベルの悪状況
にも耐えることができる。何故なら、(一つ又は両方)
のスプリングが外れて電流を中断し、基板を保護して燃
えないように保証するからである。操作の為に再びライ
ンカードに使用するには、技術者が今ある抵抗器組立体
を同じものと取り替えればよい。
【0065】第三レベルの悪状況に関連し、瞬間的な高
電圧の過負荷が作用した場合、スプリング71、72は
外れず、その代わりに基板12aの上側領域が熱衝撃の
ために砕け去る。破断形態は例えば図1に示すものと同
じである。基板12aの中央部分は破断せず、したがっ
てスプリング71、72とそれに結合した要素は基板の
他の部分に落下せず、電弧が生じる可能性はない。
【0066】この実施例の抵抗器を製造するには、全て
がタイバー(図示せず)に連結されているピン71−8
4の顎部を基板12aの底縁のそれぞれのパッド上に搭
載する。スプリングワイヤ71、72の下方部分は、最
初、図示する場合よりも長く、基板からタイバーの裏側
領域に向かって下方に突き出ている。したがって、タイ
バーはスプリングの部分をパッド54と接触させて保持
し、該スプリングは図14の撓み関係になる。
【0067】次いで、前記組立体を前述した特定のハン
ダ或いは(望ましくはないが)他のハンダの溶融槽に浸
漬し、同時に全てのピンの顎部をそれぞれのパッドに固
定し、スプリングをパッド54に固定する。スプリング
の上側パッド53の近傍部分は、後に行われる別個の浸
漬操作によってハンダ付けされるか、或いは同時に抵抗
器全体をハンダ槽に浸漬することによってハンダ付けさ
れる。その後、前記タイバーと突き出たスプリング部分
は切り取られる。
【0068】この発明を具体化する典型的な抵抗器は5
0オームの抵抗値を有しており、すなわち基板中央の各
面の合計値は50オームである。この50オームの抵抗
器は12.5Vの電圧を印加することによって3.125ワット
となり、ラインカードを収容する容器内の周囲温度85
°Cまでは連続動作する。85°Cを越えると、周囲温度
とスプリング71、72の下端部で抵抗器が発生する熱
による温度とが合わさってスプリング71、72が外
れ、電流が中断する。
【0069】一定の抵抗値のフィルム抵抗器では、フィ
ルムを基板の両側に抵抗器を設ける代わりに基板の一方
の側にのみ設けてもよい。
【0070】以上説明した詳細な説明は図面と例示によ
って明確に理解され、この発明の精神と範囲は請求の範
囲によってのみ限定される。
【0071】なお、前記第一実施例(図1乃至図7)に
おいて、前記抵抗フィルムが設けられる基板は平坦であ
ることが好ましい。
【0072】ここで、前記基板はセラミック製で、前記
抵抗フィルムに高電圧の過負荷が作用したとき、これに
応答して破断する程度に十分薄く、機械的圧力に対して
耐える程度に十分厚く設定することが好ましい。
【0073】また、前記セラミック基板は、厚さ0.1016
cm(0.040インチ)程度のものであることが好ましい。
【0074】また、前記終端手段は、前記基板上に取付
けられ前記抵抗フィルムに接続される電導性のトレース
を含み、また前記基板に搭載され、回路基板に接続する
ために前記トレースにハンダ付けされたピンを含むこと
が好ましい。
【0075】また、前記高電圧の過負荷は600ボルト
である。
【0076】また、前記トレースの少なくとも電弧が生
じやすい領域に溶融ガラス層を設けることが好ましい。
【0077】また、突然の過負荷に応答して回路を遮断
する組み込まれた能力をもつフィルム型抵抗器でもよ
い。
【0078】すなわち、平坦なセラミック基板と、該基
板上に設けられた抵抗フィルム手段と、前記基板に設け
られ前記抵抗フィルム手段に接続される終端トレース
と、前記基板に搭載され前記トレースに接続される終端
ピンとを有し、前記抵抗フィルム手段、前記基板及び前
記トレースが、前記ピンに突然高電圧の過負荷が作用し
たときに熱衝撃破断を受け、そのために前記トレースを
遮断し、また前記抵抗フィルム手段を介して前記回路を
遮断するように構成されていることを特徴としているも
のでもよい。
【0079】ここで、前記抵抗フィルム手段を厚膜スク
リーン印刷によって形成し、また前記トレースをスクリ
ーン印刷によって形成し、前記抵抗フィルム手段の上と
前記トレースの上にはそれぞれ電弧防止被覆手段をスク
リーン印刷によって形成することが好ましい。
【0080】また、前記被覆手段はガラス層であること
が好ましい。
【0081】また、前記基板は細長で、また前記終端ト
レースは前記抵抗フィルムの端部と前記基板の端部との
間に配置されたトレース領域を含み、前記基板と前記終
端トレースは、基板の角部とトレースが高電圧の過負荷
によって破断するように関連づけられていることが好ま
しい。
【0082】また、熱応答回路遮断手段を前記抵抗フィ
ルム手段と回路をなして前記基板上に設け、該熱応答回
路遮断手段を、前記抵抗フィルム手段に作用する高電圧
の過負荷と区別される過剰電流が該抵抗フィルム手段に
継続して流れることに応答して溶融し、抵抗フィルム手
段を介して回路を遮断するように構成することが好まし
い。このように平衡抵抗器内に熱応答回路遮断装置を組
み込んだ場合には、このような装置がない場合と比較し
て抵抗器のサイズが僅かに増加するだけである。抵抗器
内に回路遮断装置を組み込んでいるため、抵抗器を基板
上に搭載するときに追加の組み立て工程の必要がない。
【0083】また、前記抵抗フィルム手段を前記回路基
板に搭載し、前記終端ピンを該基板に挿入し、前記回路
基板は前記ピンの位置にヒートシンク要素を有すること
が好ましい。このようにすると、精密な抵抗値の平衡抵
抗器が、比較的小さな基板上に設けられ、回路基板の比
較的小さなヒートシンク領域と相俟って電話会社が望む
ように抵抗値を非常に低くできる上に、導入した比較的
大きな電力を扱うことができる。
【0084】また、前記ピンを前記基板に比較的融点の
高いハンダによってハンダ付けし、前記ピンを前記回路
基板に比較的融点の低いハンダによってハンダ付けする
ことが好ましい。
【0085】また、電話回路の平衡抵抗器で、次のよう
に構成されたものでもよい。
【0086】すなわち、セラミックから形成された細長
で平坦な基板と、前記基板の各半分の双方の側に設けら
れた抵抗フィルムと、前記基板の下縁に沿って配置され
たピンと、前記基板上に設けられ前記ピンと前記抵抗フ
ィルムとの間を接続する終端トレースを有し、前記基板
の双方の側の前記抵抗フィルムは間隙領域によって互い
に分離され、前記間隙領域の各側の抵抗フィルムは2個
の抵抗フィルムの1個を形成し、前記間隙領域の各側の
前記抵抗器は前記間隙領域の他の側の抵抗器と比較して
抵抗値がバランスし、前記ピンが前記間隙領域の向かい
合う両側で前記基板の双方の側の前記抵抗フィルムに対
して少なくとも2個あり、且つ前記ピンに高電圧の過負
荷が作用して前記基板と前記終端トレースに突然の熱衝
撃破断が生じ、少なくとも1個の抵抗器を介して回路を
遮断するように前記基板、抵抗フィルム及び終端トレー
スを構成したことを特徴とするものでもよい。
【0087】ここで、前記基板と前記抵抗フィルム及び
トレース上にガラス膜を溶融して被覆することが好まし
い。
【0088】また、前記基板は実質的に長方形で、前記
終端トレースは前記基板の各端部に沿って延び、前記ピ
ンと前記フィルムの上縁部分の終端トレースとを接続す
るトレース領域を含み、前記ピンに作用する高電圧によ
って前記基板と該基板の端部の前記トレース領域に熱衝
撃破断を引き起こすが、この破断は前記基板のほんの一
部で生じ、前記間隙領域や前記基板の下縁を含まないよ
うな関係にすることが好ましい。
【0089】また、応力状態のスプリングワイヤを前記
基板にハンダ付けし、前記抵抗器の少なくとも一つのト
レース領域と回路接続し、前記スプリングワイヤのため
のハンダを前記スプリングワイヤの一端のハンダが溶融
することによりスプリングを前記基板から跳ね上げて回
路を遮断するようになしてあることが好ましい。
【0090】また、前記間隙領域の少なくとも1個に2
個のスプリングワイヤを配置し、各スプリングワイヤの
一端を前記基板の双方の側の抵抗フィルムに接続するよ
うにすることが好ましい。
【0091】また、前記基板は実質的に長方形状で、前
記終端トレースは前記基板の端部に沿って延びて前記ピ
ンと前記フィルムの上縁の終端トレースとを接続するト
レース領域を含み、前記ピンに作用する高電圧によって
前記基板と該基板の端部の前記トレース領域に熱衝撃破
断を引き起こすが、この破断は前記基板のほんの一部で
生じ、前記間隙領域や前記基板の下縁を含まないような
関係にし、応力状態のスプリングワイヤを前記基板にハ
ンダ付けし、前記抵抗器の少なくとも一つのトレース領
域に回路接続し、前記スプリングワイヤのためのハンダ
を、前記スプリングワイヤの一端のハンダが溶融するこ
とにより前記基板からワイヤを跳ね上げて回路を遮断す
るようになし、また前記間隙領域の少なくとも一方に2
個のスプリングワイヤを配置し、各スプリングワイヤの
一端を前記基板の双方の側の抵抗フィルムに接続するよ
うにすることが好ましい。
【0092】また、前記第二実施例(図8乃至図15)
において、前記基板は平坦で且つセラミックから形成す
ることが好ましい。
【0093】ここで、スプリング要素はスプリングワイ
ヤで、その他端が前記基板の一端縁の回りで折り返され
るように屈曲され、該他端はハンダ手段によって固定さ
れた一端から離れていることが好ましい。
【0094】また、第2抵抗フィルムを前記基板の前記
スプリングワイヤから離れた側に設け、該第2抵抗フィ
ルムを前記離れた側の前記スプリングワイヤの折り返し
屈曲端に接続し、該スプリングワイヤは、前記ハンダ手
段の溶融に応答し前記両方の抵抗フィルムを介して回路
を遮断するように接続されていることが好ましい。
【0095】また、前記抵抗フィルムと前記セラミック
は、前記抵抗器の端子に高電圧が突然作用したのに応答
して前記セラミックの熱衝撃破断を引き起こし、これに
よって前記抵抗フィルムを介して回路を遮断するように
構成されていることが好ましい。
【0096】また、前記抵抗フィルムと該抵抗フィルム
の終端手段は、前記熱衝撃破断が前記スプリングワイヤ
の下側の前記セラミックの領域を破損しないようにして
あり、これによって前記スプリングワイヤが前記熱衝撃
破断に応答して前記抵抗器から落下しないようにするこ
とが好ましい。
【0097】ここで、前記終端手段は、前記基板にハン
ダ付けされ、回路基板にハンダ付けするように構成され
たピンを含み、該ピンは回路基板のスルーホールから突
出してそこにハンダ付けされ、前記基板上の前記ハンダ
手段は、前記ピンを前記回路基板に固定するハンダより
も実質的に高い融点を有することが好ましい。
【0098】また、ヒートシンクパッドを前記ピンから
放熱するため前記回路基板の前記スルーホールに設ける
ことが好ましい。
【0099】また、前記抵抗フィルムは前記基板に厚膜
スクリーン印刷によって形成され、前記終端手段は前記
基板上の終端トレースを含み、前記抵抗フィルムと前記
終端トレース上に電弧防止重ね塗り層をスクリーン印刷
することが好ましい。
【0100】また、二つのタイプの過負荷状況に応答し
て回路を遮断するように以下のように構成した電話用抵
抗器であってもよい。
【0101】すなわち、セラミック基板と、該セラミッ
ク基板上に設けられた抵抗フィルムと、該抵抗フィルム
のための端子手段と、前記基板に搭載された熱応答遮断
手段からなり、前記基板は、前記抵抗フィルムに高電圧
の過負荷が突然作用することに応答して熱衝撃破断し、
前記抵抗フィルムを介して前記回路を遮断するように構
成され、前記熱応答遮断手段は、長引く電流過負荷に応
答して前記抵抗フィルムを介して前記回路を遮断するよ
うに構成してなることを特徴とするものであってもよ
い。
【0102】また、突然の高電圧の過負荷に応答して抵
抗器を含んだ電話回路を遮断する遮断方法にして、
(a) 前記抵抗器を熱衝撃破断するように構成された
基板上に抵抗フィルムの形で設ける工程と、(b) 前
記抵抗フィルムをその上に設けた前記基板特有の熱衝撃
破断特性を意図的に選択し、電源線が電話線上に落下す
る結果としての高電圧の過負荷に応答して前記基板が瞬
間的に破断し、そして前記抵抗フィルムを介して前記回
路を遮断するようにした工程と、(c)電話回線上に電
源線が落下したときの高電圧の過負荷にさらされるよう
になっている電話回路に、前記抵抗器を接続する工程、
を有してなることを特徴とする遮断方法であってもよ
い。
【0103】また、前記第二実施例の抵抗器要素と回路
遮断要素の組合体の製造方法において、前記抵抗器が端
子ピンを有するフィルム抵抗器で、該ピンを前記抵抗器
の基板に前記ハンダと同じハンダで同じ浸漬操作で固定
することが好ましい。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
一、第二、第三レベルの悪状況に耐えることができる。例
えば、第三レベルの悪状況が生じたときに、熱衝撃的に
破壊して瞬間的に回路を遮断する。従って、別個のいか
なる構成部品、基板上の余分ないかなる空間等も必要と
しない。
【0105】また、この発明によれば、フイルム抵抗器
レイアウトと非常に小さなスプリングワイヤ構造が、小
型で精密な構成部品という電話会社の各種要求に合致す
るように、他の要素と結合して採用されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】回路基板の底部と結合した破断基板を示す等角
投影図である。
【図2】基板を図示しないが、破断が生じる前の図1の
抵抗器(ネットワーク)の前部平面図である。
【図3】図2に示す抵抗器の端部の立面図である。
【図4】図1乃至図3の抵抗器基板の平面図で、抵抗器
基板の前後両方の終端トレースを示している。
【図5】基板に抵抗フイルム(ハッチングによって図式
的に表現されている)を適用した後の抵抗器の前後の平
面図である。
【図6】重ね塗り(別のハッチングで図示)された後の
抵抗器の前後の平面図である。
【図7】図1に描かれている回路基板の平衡抵抗器の下
方領域(ピンは図示していない)における表面及び底面
を示す平面図である。
【図8】第二レベルの悪状況が生じたときの電流遮断の
ための手段をもつ第二実施例による平衡抵抗器を示す前
部平面図である。
【図9】図8と類似の前部平面図で、抵抗フイルムを示
している。
【図10】図9と類似の前部平面図で、重ね塗りと回路
遮断スプリング手段、さらにピンと回路基板の下方領域
を断面で示し、ヒートシンクとハンダは図示しない。
【図11】図8乃至10の抵抗器の後部平面図で、抵抗
器の後部の終端トレースを示している。
【図12】後部に抵抗フイルムを設けた抵抗器の後部平
面図である。
【図13】後部に重ね塗りした抵抗器の後部平面図であ
り、これはピンと回路基板部分を図示しない図10の背
面図に相当し、ハンダは図示していない。
【図14】図10の14−14線に沿う一部断面一部側
立面で示した拡大図である。
【図15】図14と類似の図で、回路遮断後と仮定した
場合のスプリングの位置を示している。
【符号の説明】
10 抵抗器 11 回路基板 12、12a 基板 13 トレース 14、14a 下段のトレース 16、16a 上段のトレース 18 端トレース 20−23、53、54、56−63 パッド 28、29、28a、29a 抵抗フィルム 31 環境保護被覆物 33−40、77−84 ピン 43−46 ヒートシンク領域 71、72 スプリングワイヤ 74、75、76 ハンダ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 抵抗器及び抵抗器素子
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィルム型抵抗器、電話
回路の平衡抵抗器、電話用抵抗器等の抵抗器及び抵抗器
素子に関する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01H 85/048

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗フィルムを取付けることができるよ
    うになした基板と、該基板に取付けられた抵抗フィルム
    と、該抵抗フィルムに接続され、該抵抗フィルムを電気
    回路に接続する終端手段とからなり、 前記基板は、前記抵抗フィルムに高電圧が作用したとき
    の熱衝撃に応答して瞬間的に破断するように構成され、 前記抵抗フィルム、基板及び終端手段は、前記熱衝撃破
    断で前記抵抗器を介して電気回路を遮断するようになさ
    れていることを特徴とする抵抗器。
  2. 【請求項2】 抵抗器要素と回路遮断機要素の組合体に
    して、 基板と、該基板上に取付けられた抵抗フィルムと、前記
    基板上に取付けられ、前記抵抗フィルムを接続する終端
    手段と、前記基板の回路に前記抵抗フィルムと回路をな
    して搭載され、応力をかけた状態の、細長の電導性スプ
    リング要素と、前記被応力状態ににもかかわらず、前記
    スプリングの一端を前記基板に保持するハンダ手段とか
    らなり、 前記ハンダ手段は、前記抵抗器とその関連要素の過熱に
    応答して溶融するようになしてあり、それによって前記
    スプリングの一端が前記基板から離れるのを許容し、そ
    の結果、前記回路が遮断し、前記抵抗器と回路の他の要
    素を保護するように構成した、 ことを特徴とする抵抗器要素と回路遮断要素の組合体。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の抵抗器要素と回路遮断要
    素の組合体の製造方法にして、 小径のステンレス鋼ワイヤを準備し、 前記ワイヤを屈曲し、 前記ワイヤの少なくとも一端を錫と銀を主成分とするハ
    ンダ手段によって抵抗器に接続して搭載し、 前記ハンダが溶融したときに回路を遮断するように、前
    記ワイヤと前記抵抗器を相互に回路接続する、 以上の各工程からなるこを特徴とする抵抗器要素と回路
    遮断要素の組合体の製造方法。
JP4080789A 1991-04-02 1992-04-02 抵抗器、抵抗器素子及び抵抗器ー遮断素子組合体 Expired - Fee Related JPH0821489B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US67960391A 1991-04-02 1991-04-02
US679603 1991-04-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05101913A true JPH05101913A (ja) 1993-04-23
JPH0821489B2 JPH0821489B2 (ja) 1996-03-04

Family

ID=24727562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4080789A Expired - Fee Related JPH0821489B2 (ja) 1991-04-02 1992-04-02 抵抗器、抵抗器素子及び抵抗器ー遮断素子組合体

Country Status (5)

Country Link
EP (2) EP0507465B1 (ja)
JP (1) JPH0821489B2 (ja)
AT (1) ATE174154T1 (ja)
DE (1) DE69227719T2 (ja)
ES (1) ES2124242T3 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5361300A (en) * 1993-01-19 1994-11-01 Caddock Electronics, Inc. Balancing resistor and thermistor network for telephone circuits, and combination thereof with relay
US5481242A (en) * 1994-05-10 1996-01-02 Caddock Electronics, Inc. Debris-reducing telephone resistor combination and method
US5594407A (en) * 1994-07-12 1997-01-14 Caddock Electronics, Inc. Debris-reducing film-type resistor and method

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6124205A (ja) * 1984-07-13 1986-02-01 株式会社タイセー 自動車用送風機の速度制御用抵抗器

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE341746B (ja) * 1970-03-10 1972-09-18 Ericsson Telefon Ab L M
DE3245629A1 (de) * 1982-12-09 1984-06-14 Telefunken electronic GmbH, 6000 Frankfurt Sicherungselement mit einer dickschichtwiderstandsanordnung
GB2163307B (en) * 1984-08-15 1987-12-16 Crystalate Electronics Fusible electrical resistor
GB2230921B (en) * 1989-04-25 1994-01-05 Plessey Telecomm Protective arrangement for telecommunications line interface circuit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6124205A (ja) * 1984-07-13 1986-02-01 株式会社タイセー 自動車用送風機の速度制御用抵抗器

Also Published As

Publication number Publication date
EP0507465A2 (en) 1992-10-07
DE69227719T2 (de) 1999-04-22
EP0507465B1 (en) 1998-12-02
ATE174154T1 (de) 1998-12-15
JPH0821489B2 (ja) 1996-03-04
EP0507465A3 (en) 1993-02-03
EP0789381A1 (en) 1997-08-13
DE69227719D1 (de) 1999-01-14
ES2124242T3 (es) 1999-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0270954B1 (en) Chip-type fuse
JP5259289B2 (ja) 一体化されたサーミスタ及び金属素子装置並びに方法
US4494104A (en) Thermal Fuse
US7477130B2 (en) Dual fuse link thin film fuse
US6636409B2 (en) Surge protection device including a thermal fuse spring, a fuse trace and a voltage clamping device
CN101313382A (zh) 具有空腔形成外壳的熔丝
TW201230116A (en) Compact transient voltage surge suppression device
US5254969A (en) Resistor combination and method
US5844761A (en) Device for circuit board power surge protection such as protection of telecommunication line cards from lightning and power cross conditions
US5204799A (en) Protective arrangement for telecommunications line interface circuit
US5793274A (en) Surface mount fusing device
JPH05101913A (ja) 抵抗器及び抵抗器素子
US6980411B2 (en) Telecom circuit protection apparatus
EP0395231B1 (en) Protective arrangement for telecommunications line interface circuit
EP0608077B1 (en) Resistor network including telephone circuits
US10204757B2 (en) Electrical circuit protection device with high resistive bypass material
US6859999B2 (en) Method for manufacturing a power chip resistor
US5889462A (en) Multilayer thick film surge resistor network
KR101987019B1 (ko) 전력형 온도퓨즈 저항기 및 그 제조방법
US20060138588A1 (en) Self-configuring component by means of arcing
JP2670756B2 (ja) チップ形ヒューズ抵抗器、及びその製造方法
CN110859051A (zh) 热保护的金属氧化物变阻器
CA2028862A1 (en) Melting fuse
TWM653402U (zh) 保護元件
JPH03216927A (ja) 電子部品保護用ヒューズ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080304

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090304

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100304

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110304

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110304

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees