JPH0510030A - 建築仕上材の搬送方法 - Google Patents

建築仕上材の搬送方法

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JPH0510030A
JPH0510030A JP18681491A JP18681491A JPH0510030A JP H0510030 A JPH0510030 A JP H0510030A JP 18681491 A JP18681491 A JP 18681491A JP 18681491 A JP18681491 A JP 18681491A JP H0510030 A JPH0510030 A JP H0510030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trolley
parts
container
construction
transported
Prior art date
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Pending
Application number
JP18681491A
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English (en)
Inventor
Takayuki Oshima
孝之 大島
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Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建築仕上工事をする場合に、仕上材を容易に
組立てられるようなパーツに作成して必要な全てのパー
ツを効率よく建築現場近くに搬送し、資材パーツを多能
工が組み立てて、さらに建築作業所の所定位置に自動的
に搬送できるようにした。 【構成】 建築作業所の各ブロック毎に必要とされる全
てのパーツをコンテナ1内に収納し、パーツを収納した
コンテナ1をトラックなどにより建築作業所の所定位置
に搬送し、搬送されたコンテナ1内のパーツを現場誤差
等のため切断加工して組立てるようにした。さらに組立
てた仕上材を、トロリーの移動制御により所定位置に搬
送するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築仕上材としての必
要資材を効率よく搬送するとともに、それらを組立てて
建築作業所の所定位置に自動的に搬送できるようにした
建築仕上材の搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多種多様の資材を使用し、労務集約型の
産業であるといわれている建設業も、近年、機械化工
法、合理化工法など生産システムの研究が盛んに行われ
ており、省力化を売り物にした新建材の開発も多く手掛
けられている。躯体工事においては鉄骨構造、PC化な
ど工業化指向が強く、現状での労務不足対応に大いに寄
与しているところである。しかし仕上工事に関しては、
パネル化やユニット化による乾式工法が多く採用される
ようになったものの、仕上職種が多いためトータルでは
大きな省人化に繋がっているとは云えなかった。ユニッ
ト化、規格化、標準化を徹底して進めればよいという意
見もあるが、顧客や設計者のニーズも多様で、なかなか
軌道に乗らないのが実状であった。このため躯体工事お
よびカーテンウォール等の外壁工事、あるいはスラブの
直押え工事の後に行われる仕上工事では、各種の仕上工
事をそれぞれの専門業者に発注し、業者間の段取りをし
つつ作業を進めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の建築仕上
工事では、仕上材となるように組立てる作業は専門職で
ないとできないため種々の専門職を確保するのが困難で
あった。また種々の専門職が順次作業をするため、作業
手順の上で作業間のロスが多く、かつ業種間の調整業務
が多く、さらに業種間の連携意識が薄いため製品の完成
に支障が出ることがあった。また科目別の契約発注にな
るため原価管理などが煩雑であり、ゴミや残材がそのつ
ど発生し、処分、片付けに多くの時間とコストを要し
た。そこで本発明は、建築仕上工事をする場合に、種々
の専門職を使用することなく行えるようにするため、仕
上材を容易に組立てられるようなパーツに作成して必要
な全てのパーツを効率よく建築現場近くに搬送し、資材
パーツを多能工が組立てて、さらに建築作業所の所定位
置に自動的に搬送できるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、建築作業所の各ブロック毎に必要とされる全
てのパーツをコンテナ内に収納し、パーツを収納したコ
ンテナをトラック等により建築作業所の所定位置に搬送
し、搬送されたコンテナ内のパーツを現場誤差等のため
切断加工をして組立てるようにした。
【0005】また、第2の発明は、建築作業所にトロリ
ーレールを設けてそれに沿ってトロリーを移動可能に設
け、トロリーに吊下げた建築仕上材をトロリーの移動制
御により建築仕上材を所定位置に搬送するようにした。
さらに第3の発明は、パーツを収納したコンテナを搬送
してパーツを組立てる方法と、建築仕上材をトロリーを
移動制御して搬送する方法とからなる搬送方法である。
【0006】
【作用】上記の建築仕上材の搬送方法では、コンテナに
各種の仕上材を全て収納して搬送し、所定位置で多能工
が組立てるようになっているので作業順序の段取りの問
題はなく、迅速に作業することができる。また組立てた
仕上材はトロリーにより自動的に搬送でき、搬送された
仕上材は建物への取付け易い状態に保持されるので専門
業者によることなく、効率よく建築仕上げ作業をするこ
とができる。
【0007】
【実施例】本発明の第1実施例を図1〜3により説明す
る。各種の建築仕上材の施工図、加工図を作業所との打
合わせをしてCAD(コンピュータによる設計製図)に
より作成し、同時にそれらのパーツリストを作成する。
また各仕上材作成のために契約した各業者は、共同の加
工工場に資材を運び込み、加工工場に設置された組立ラ
インの自動加工機により前記加工図に基づき各部位のパ
ーツを加工する。
【0008】建築作業所のそれぞれに定めたブロック毎
に必要な全てのパーツをコンテナ1の出荷場所に集積す
る。コンテナ1の出荷場所には、図1に示すようなコン
テナ1が用意され、そのコンテナ1は種々の棚が備えら
れ、ボード2、タイルカーペット3、錠前4、クロス
5、接着剤6など建築現場で必要な全てのパーツを収納
する。この場合、各パーツはゴミの発生ができるだけな
いように梱包し、コンテナ1の使用については、収納エ
リア、大きさなど検討を加え、数種のタイプを用意して
おく。全てのパーツを収納したコンテナ1は、トラック
Aなどにより建築現場に搬送し、そこでフォークリフト
19などの自動搬送機により所定の位置に搬送する。
【0009】上記のように搬送されたコンテナ1から各
パーツを取出し、各パーツを組立てて、例えば図2
(a)に示すパネル7を完成する。パネル7の組立て
は、人手により現場誤差などに対応して一部切断、加工
をするが自動組立てラインを作成して、パーツを自動的
に組立ててもよい。また全てのパーツが集積される場所
を新たに設けて、そこでパーツを組立て、組立てられた
パネル7をコンテナ1に収納して建築現場まで搬送する
ようにしてもよい(図3参照)。図2(a)のパネル7
では、パネル中央にガラス8が組込まれ、上端に吊上げ
フック9と突上げボルト10とが設けられ、突上げボル
ト10の下方に固定用落とし10aが設けられ、さらに
パネル7の前面にスイッチ11、コンセント12が設け
られている。また別のパネル7aとして、図2(b)に
示すようにパネル中央に扉13を設けたタイプも別種の
パーツで作成する。パネル7のクロス貼りは、図2
(c)に示すようにジョイント部でクロス7bを折り曲
げて貼り、施工後、折り曲げ部を切断する。
【0010】次に本発明の第2実施例を図4、5により
説明する。この実施例は前記第1実施例により、建築現
場にトラックAで搬送したコンテナ1を自動フォークリ
フト19で組立場所に搬送し、そこで組立てた後に、後
記する建築現場のトロリーレールの入口のリフト自動搬
送装置14の位置まで搬送する。
【0011】建築作業所の所定位置にパネルなどの仕上
材7Aを配設するため、建築作業所の天井部にトロリー
レール21を取付け、そのトロリーレール21は仕上材
7Aを取付ける位置を通る経路に配設する。トロリーレ
ール21は、トロリー22の駆動部がコンピュータ23
により遠隔操作されて移動、方向変換、停止の制御がさ
れる。トロリー22は、図4に示されるように2つの駆
動部22a、22bから構成され、トロリーレール21
の直角に曲がる部分には回転装置24が設けられ、2つ
の駆動部が角部を移動する際に、直角に回動されて移動
する。なお、各トロリーレール21の下方の床上に、ト
ロリーレール21に沿ってランナー25を取付けてお
く。
【0012】トロリー22の横方向片側には、係止部材
22cが設けられ、パネルなどの仕上材7Aのフック9
を介して吊下げ、トロリー22の横方向逆側にバランサ
ー26を取付けて仕上材7Aを鉛直に保持できるように
なっている。またトロリーの係止部材22cは、トロリ
ーの移動方向と直角な方向に移動できるようになってい
て、仕上材7Aの保持位置を調整できるようになってい
る。トロリー22の横方向外端部にセンサー27を取付
け、そのセンサーはランナー25に沿って設けた地墨セ
ンサーコード28読み取りながら移動し、仕上材7Aの
出入り位置を決められるようになっている。
【0013】さらに仕上材7Aの上端にバーコードなど
の信号部材が取付けられ、仕上材7Aの種類を図示を省
略した種別センサーにより検出して、所定の種類の仕上
材7Aをトロリー22で所定の位置へ移動させるように
なっている。なお、トロリー22は走行距離のカウント
が可能であって、所定の位置を感知して停止し、仕上材
7Aを所定の位置に降ろすことができる。このようにト
ロリーから降ろされた仕上材7Aは、自立装置で保持し
て下部をランナー25に取付け、上部は突上げボルト1
0で固定する。これら作業は人手により行う。また仕上
材と仕上材とのジョイントも人手により行う。
【0014】本発明の第3実施例は、第1実施例と第2
実施例の搬送方法を組合わせたものである。即ち、第1
実施例のように例えばパネル7に必要とされる全てのパ
ーツをコンテナ1に収納して、加工場所に搬送し、そこ
でパネル7に組立て加工し、さらに建築現場に搬送す
る。建築現場への搬送は、第2実施例のように建築現場
でトロリー22により自動的に仕上材7Aを所定位置に
搬送するようにした。
【0015】
【発明の効果】本発明の建築仕上材の搬送方法では、建
築仕上材として必要な全てのパーツをコンテナに収納し
建築作業所附近に搬送して加工するため、種々の専門業
者を必要とせず、多能工としての作業員が、加工し易く
セットされているパーツを容易に組立てることができ、
建築仕上工事を効率よく行うことができる。また、組立
てられた建築仕上材は、建築現場に設けたトロリーによ
り、自動的に搬送することができ、人手をほとんど要す
ることなく建築の仕上作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用するコンテナの収納状態を示す斜
視図である。
【図2】建築仕上材としての2種類のパネルの斜視図
と、パネルの接合部の断面図である。
【図3】パネルをコンテナに収納した状態の説明図であ
る。
【図4】建築仕上材を建築現場で自動的に搬送するため
のトロリーレールの配置図である。
【図5】トロリーレールに沿って移動するトロリーがパ
ネルを搬送する状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 コンテナ 7 パネル 7A 仕上材 9 フック 21 トロリーレール 22 トロリー 25 ランナー 26 バランサー 27 センサー 28 地墨センサーコード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築作業所の各ブロック毎に、仕上材と
    して必要とされる全てのパーツをコンテナ内に収納し、
    パーツを収納したコンテナをトラック等により建築作業
    所の所定位置に搬送し、搬送されたコンテナ内のパーツ
    を現場誤差等の切断加工をして組立てるようにした建築
    仕上材の搬送方法。
  2. 【請求項2】 建築作業所の天井部にトロリーレールを
    設けてそのトロリーレールにトロリーを移動可能に設
    け、トロリーに建築仕上材を保持させてトロリーを移動
    制御することにより、仕上材をトロリーレールに沿って
    所定位置に搬送させるとともに、その搬送中、床面に設
    けたセンサーコードをトロリーに設けたセンサーが読み
    取りながら位置ずれなく移動するようにしたことを特徴
    とする建築仕上材の搬送方法。
  3. 【請求項3】 建築作業所に配設するパネル等に必要と
    される全てのパーツをコンテナ内に収納して、トラック
    等により建築作業所付近の所定位置に搬送し、搬送され
    たコンテナ内のパーツを組立てて建築作業所に搬送し、
    建築作業所の天井部に設けられたトロリーレールに沿っ
    て移動可能なトロリーにパネル等を吊下げ、トロリーを
    移動制御することにより、各パネル等をトロリーレール
    に沿って所定位置に搬送させることを特徴とする建築仕
    上材の搬送方法。
JP18681491A 1991-07-01 1991-07-01 建築仕上材の搬送方法 Pending JPH0510030A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019031894A (ja) * 2017-07-25 2019-02-28 ヨゼフ フェゲーレ アーゲー 道路舗装機アセンブリ用コンテナ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019031894A (ja) * 2017-07-25 2019-02-28 ヨゼフ フェゲーレ アーゲー 道路舗装機アセンブリ用コンテナ
US11266236B2 (en) 2017-07-25 2022-03-08 Joseph Voegele Ag Container for a road paver assembly
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