JPH0497846A - 導電性プラスチック板状品製造方法およびその成形品 - Google Patents

導電性プラスチック板状品製造方法およびその成形品

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JPH0497846A
JPH0497846A JP2216194A JP21619490A JPH0497846A JP H0497846 A JPH0497846 A JP H0497846A JP 2216194 A JP2216194 A JP 2216194A JP 21619490 A JP21619490 A JP 21619490A JP H0497846 A JPH0497846 A JP H0497846A
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JP
Japan
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plastic
sheet
metal
rolls
coated
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JP2216194A
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English (en)
Inventor
Akira Yotsutsuji
晃 四ッ辻
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KOOKI ENG YUGEN
Original Assignee
KOOKI ENG YUGEN
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は無機質域紺、有a質繊柑等より製造された織物
あるいは不m布に融点が47℃から300℃を示す粒状
あるいは燐片状の金属を塗布あるいはすき込んだシート
(以後シートと称す)をリングダイあるいはTダイ法で
一体成形するこ°とによってプラスチックの表面に伝導
性膜を形成した成形品の製造方法および成形品に関する
もので。
製造された成形品は電波反射体、電磁波シールド材、静
電防止材、導電性要求材、熱線反射体、防音材等の用途
に使用する。
(0)従来の技術 プラス・チックは電波反射機能、電磁波シールド機能、
静電防止機能 導電性機能、熱線反射機能等の機能を全
く有していない、そのような目的に使用するプラスチッ
ク成形品はその表面に導電性塗料を塗布したり、金属箔
を貼り付けたり、あるいはプラスチック表面にメツキを
行って導電性を付与している。
塗料を塗布する方法は簡便であるが2手間の掛かる塗装
工程を含めて2工程が必要であり、さらには塗装装置等
の設備が必須である。また塗装された導電膜は塗料の接
着力に左右され、耐久性で多々問題となることが多い。
プラスチックの表面に金属箔を貼り付ける方法は接着材
が必須で、プラスデック材料の種類°によって種々選択
しなければならない、もしこの選択が不適性であると、
得られた成形品は全く実用に耐えないものとなる。さら
区こ、収縮が大きく、難接着性のプラスチック材料例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセタール、
ポリブチレンテレフタレートといったt、t ttては
どのような接着材を用いても金属箔とプラスチックを接
着できないといったことも大きな難点である。
プラスチックへの鍍金はコスト高てあり、またこの場合
でもプラスチックと鍍金膜の密着性が問題で、これが悪
いと、成形品の耐熱耐久性が大幅に低下することとなる
(ハ)発明が解決しようとする問題点 本発明は従来技術が抱えている前記1’!、’Jf1点
、すなわち、どのような形状品の表面にも# TL膜が
簡単に一体的に形成できること、導電膜の形成工程を成
形と同時に行うこと、どのようなプラスチック材料にも
導電膜が形成できること、生産コストが安価であること
、接着材等を必要としないことなどの問題点を根本的に
解決することにある。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は前記手法と全く異なる手法でプラスチックの表
面に電気伝導性膜を形成するものであるこの目的に使用
するシート及びこれを用いての成形品製造方法について
より詳しく述へる。
すなわち、ガラス繊維、有銭縁維2りを用いて製造され
た・織物、あるいは不縁布に融点が47〜300℃の金
属(以下金属と称す)を例えば、メタルスプレーガンを
用いてaflLt布してシートを作成する。この状態で
は塗布された金属は温紺状物の表面に粒子状あるいは切
片状で汲付着されたままである。このシートを使用して
の導電性プラスチック板の製造工程を第1図を用いて説
明する。
第1図、1 は熱可塑性樹脂用押出機であり。
原料プラスチックを10のホッパより供給すると押出様
のスクリューによって原料は可!比され。
20部分(グイと称す) よりシート状あるいはリング
状で押し出されてくる。押し出されてさたプラスチック
は高温で、軟化あるいはE Dした状態にある。高温の
プラスチック板状物は3の°コールに導かれ、圧延と冷
却が行われる。板は室温付近まで冷却され6のカッタで
適当なりイズミこ切断される。
本発明では、3のロールへ押し出されたプラスチック材
料が挟み込まれる手前(あるい:よ二切な工程段階)で
本発明の金属塗布シートlc’Aね合わせ、3.・4あ
るいは6のロールを通過させる。シート中の粒状金属は
プラスチック材料からの熱と3のロールの圧締力によっ
て軟化あるいは溶融し、繊維状物に含浸しながら表層に
均質でしかも連続した金属膜が形成される。
一方溶融あるいは軟化したプラスチックは使用した繊I
IFjの空間部分に入り込み、繊維材料と一体不可分に
物理的に結合し、金属は溶融、あるいは軟化状態で圧締
されるため、繊維層とまた一体不可分に含浸する。
結果としてプラスチック層−繊維層−金属層とといった
一体構成体が連続的に生産される。
また2本発明は接着材を使用せずとも金属−プラスチッ
ク間に強い接着力を有しているが、“さらに高度な性能
が要求されるような事例2例えば耐水性、耐候性などを
向上させたいときには、シート中に樹脂を混入させたり
、成形品に後塗装を行うことも有効である。
また本発明に使用する繊維状物は、11物、あるいは不
織布を一般的に用いるが、用途によフては非金属塗布面
にプラスチックフィルムを貼付けたもの、あるいは塗料
を塗布したものを使用するとさらに成形品の諸性質が向
上する。
本発明に使用する金属−繊維状物より作られたシートは
プラスチック基材に対して、金属塗布面を最外皮とする
こと、あるいは金属塗布面を内面(繊維状物とプラスチ
ック基材の間とする)とすることで、得られた成形品の
性能を変化させることができる。
ロール温度を適切な条件とすると金属薄膜はその外面が
金属調となるとともに使用した繊維材料によって補強さ
れた形態となる。さらに繊維状物には数多くの凹凸や空
隙が残存しているが、この部分にはプラスチック材料が
ロール圧締力に°よって充填され、なんら接着材を使用
しなくとも、プラスチックとシート材間には強固な接合
が行われる。またどのようなプラスチック材料とも強固
な接合ができ、いままでは接着材がみあたらずに。
金属との接合が不可能とされていた。ポリエチレン、ポ
リプロピレン、アセタール樹脂、ポリブチレンチレワタ
レート、ポリスチレン変性ポリフェニレンオキサイド等
にも完全な一体化電気伝導膜を形成することができた6 その他のプラスチック、例えば、ポリスチレン、ポリカ
ーボネート、ポリウレタン、ポリイミド、ポリアミド、
塩化ビニル、ABS樹1W、AS樹脂、アクリル樹脂、
all素プラスチック、その多いわゆるポリマーアロイ
といわれるat脂、スーパエンジニアリング樹脂等はも
ちろん本発明に使用できる。
本発明のシート製造に使用する繊維材料は織物であれば
その織り方、不織布であればその繊維長およびバインダ
ーを調節すれば金属薄膜では得られない大きな伸び率を
もたせることも可能で°、異形品等の複雑形状品にも導
電層を形成することができる。
本発明に使用する金属は特に限定しないが使用目的によ
って金属そのもの、あるいは合金として使用される。
その選択の目安は使用するプラスチック材料の可塑化温
・度、成形するときの金型温度、成形材料からの熱量、
要求される耐熱性、金属薄膜に要求される特性等である
例えば、その−例をあげると、錫−ビスマスーインジュ
ームー鉛合金(融点47℃)、ビスマス−鉛−錫合金(
融点96℃)、錫−インジュム合金(融点117℃)、
ビスマス−錫合金(融点138℃)、錫−鉛一カドミュ
ーム合金(融点145℃)、錫亜鉛合金(融点199℃
)、カドミュームーアンチモン合金(融点292℃)、
その他車−成分金属としては、すす、鉛、ビスマス等融
点が300℃以下の金属が使用できる また本発明に使用する。金属粒体−繊維シートはその生
産工程を第1図に示した工程と連動°する装置とすれば
より生産性の向上を計ることができる。
(へ)実施例 実施例1 ポリエステル繊維、レーヨンwA維、硝子繊維。
綿繊維、カーボン繊維より作られた不織布を用意合金を
メ・タルスプレーガンを用いて、1平方メートル当たり
金属の量が300gとなるよう塗布してシートを作成し
た。
成形材料はポリプロピレン、ABS、ポリカーボネート
を用いた。
第1図の押出機のホッパ部分にベレット原料を装置し、
ポリプロピレンは190℃、ポリカー、ボネートは24
0℃、ABSは200℃といった押出温度で厚さ3mm
のシートをTダイより押し出した。30ロールは100
℃〜30”Cとした。
30ロールの上部2本のロール間に5種類の繊維から作
られた本発明のシートを各々挟み込み。
4及び6のロールで冷却して成形品を得た。
得られた成形品の外観、金属層とプラスデックの密着性
、電磁波遮蔽性等について試験した。
ポリエステル   金属調 金属調 金属調レーヨン 
      〃〃〃 綿 硝子 カーボン繊維 他に、金属の塗布量は100,500g/ m2として
金属塗布量が少ない場合は金属調の光沢がやや失われ、
多い場合は極めて滑らかな外観を示した。
ポリエステル    OO レーヨン      OO 綿             OO 硝子        OO カーボン繊維i維    OO (○は材質破壊したことを示す) 化ポリエステル 0、レーヨ・ン          55ハ、綿   
               55二硝子     
      55 ネ、カーボン繊維      60 (測定周波数、500メカヘルツ) (ト)発明の効果 本発明では種々な融点を示す金属材料を適切な方法0例
えば金属溶射装置等を用いて、各種f&維基材の表面に
塗布したシート材を、Tダイ法によるプラスチック板生
産装置のロール圧延、冷却工程に組入れることによって
、シート中の粒状あるいは切片状金属を溶融軟化させて
プラスチック表面に均質でしかも密着性の高い導電性薄
膜を一工程で形成できることである。
さらに本発明ではどのようなプラスチック材料にも適用
が可能で、さらに優れている点は、なんら接着材を使用
せずして、金属層とプラスチック層を強固に金型中で一
体化できることである。
また繊維基材を適切に選択すれば、大きな伸び性が得ら
れるため、従来の金属では達成できなかった異形品の形
状品まで適用できること、すなわち複雑形状品に対応で
きることも大きな長所である。
以上の利点の他に、工業生産において工程が簡単である
こと、W、料コストが低いこと、生産性が優れているこ
と等の理由によって成形品の大幅なコスト低減が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図中、1は押出機、2はダイ、3は冷却厚み出しロ
ール、4はガイドロール、5は引取ロール、6はカッタ
、7は成形されたシート、8は押出機より押し出された
プラスチックシート、9は本発明に使用する1a雑物に
金属を塗布あるいはすき込んだシート材、10は原料挿
入口(ホツ゛バ)寧+fl 1、事件の表示 平成2年特許願第216194号 3、補正をする者 事件との関係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、リングダイ法あるいはTダイ法等の成形方法で行う
    プラスチック板の製造工程で、溶融、押し出されてくる
    プラスチックの表面に電気伝導性層を形成するために、
    無機質繊維、有機質繊維等より製造された織物あるいは
    不織布に融点が47℃から300℃を示す金属を塗布し
    たシートを重ね合わせ、装置に連結されたロールによっ
    てプラスチックと該シートを熱圧して、シート中の金属
    を溶融圧延し、同時にシートとプラスチックを一体接合
    して行う導電性プラスチック板の製造方法。 2、リングダイ法あるいはTダイ法等の成形方法で行う
    プラスチック板の製造工程で、溶融、押し出されてくる
    プラスチックの表面に電気伝導性層を形成するために、
    無機質繊維、有機質繊維等より製造された織物あるいは
    不織布に融点が47℃から300℃を示す金属を塗布し
    たシートを重ね合わせ、装置に連結されたロールによっ
    てプラスチックと該シートを熱圧して、シート中の金属
    を溶融圧延し、同時にシートとプラスチックを一体接合
    して製造した導電性プラスチック板。 3、特許請求範囲第1項の目的に使用する導電層形成用
    シート。
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