JPH0497643A - 加入者線接続制御方式及び中継線接続制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 １又は２以上の加入者線、又は中継線の単一加入者回路
、又はトランクへ引き込み可能な加入者線接続制御方式
及び中継線接続制御方式に関し、加入者サービスの向上
、乃至トラヒイック量の変動吸収を達成することを目的
とし、 加入者回路と、トランクと、ネットワークと、ネットワ
ークとトランク及び加入者回路との間に設けられた通信
制御インターフェイスと、制御装置とを有するディジタ
ル交換機において、加入者回路に設けられ、切り換え制
御信号を受信する制御信号受信回路と、制御信号受信回
路の出力に接続されたスイッチ切り換え制御回路と、加
入者回路と複数の加入者線との間に接続され、スイッチ
切り換え制御回路によってその開閉を制御されるスイッ
チ素子とを設けて、請求項１に記載した発明を構成し、
前記ディジタル交換機において、トランクに設けられ、
切り換え制御信号を受信する制御信号受信回路と、制御
信号受信回路の出力に接続されたスイッチ切り換え制御
回路と、トランクと複数の中継線との間に接続され、前
記スイッチ切り換え制御回路によってその開閉を制御さ
れるスイッチ素子とを設けて、請求項２に記載した発明
を構成した。

〔産業上の利用分野］ 本発明は、１又は２以上の加入者線、又は中継線の単一
加入者回路、又はトランクへ引き込み可能な加入者線接
続制御方式及び中継線接続制御方式に関する。

ディジタル交換局等における電話交換方式は、１対１の
交換がその原則的な交換方式である。そのため、ハード
ウェア通信路の形成制御も、その原則に則って行なわれ
る。又、この原則から生ずる不都合を回避し、同一の通
信を複数の着信先と同時に行なうためにディジタル交換
機内に該複数の着信先への通信路をソフトウェア制御で
形成するが、その複数の着信先へのハードウェア通信路
については前記従来方式に従う個別のハードウェア通信
路を使用するという技術も開発されている。

〔従来の技術〕

電話交換方式における前述の従来加入者回路、又はトラ
ンク回りの回路構成の例は、第３図、及び第４図に示す
ようなものである。つまり、前述のような１対１の交換
を忠実に達成し得る回路構成が採用されている。加入者
系については、加入者回路搭載の加入者回路パッケージ
６０には、各加入者毎に加入者回路６２を設け、その加
入者回路６２に単一の加入者線６４を主配電板（ＭＤＦ
）６６を介して繋ぎ込んでいる。

又、中継線糸においても、同様にトランク搭載のトラン
クパッケージ７０には、各中継線毎にトランク７２を設
け、そのトランク７２に主配電板（ＭＤＦ）７６を介し
て単一の中継線７４を繋ぎ込んでいる。

〔発明が解決しようとする課題〕

前述のような加入者線と加入者回路とを１対１で接続し
たり、又は中継線とトランクとを１対１で接続すること
により、通信の秘密性や、交換制御の簡易化を達成し得
るが、それとは引換えにそこに装備されているハードウ
ェアの硬直性からそのハードウェアの柔軟な使用を妨げ
、その結果としてそのハードウェアの使用効率の低下、
ひいては経済的な使用に欠けることとなる。

本発明は、斯かる技術的課題に鑑みて創作されたもので
、加入者サービスの向上、乃至トラヒイック量の変動吸
収を達成し得る加入者線接続制御方式及び中継線接続制
御方式を提供することを目的とする−０ 〔課題を解決するための手段〕 第１図は、本発明の原理ブロック図である。この図にお
いて、請求項１に記載した発明は、加入者線を接続する
加入者回路１と、該加入者回路１への通話路を設定する
ネットワーク３と、該ネットワーク３と前記加入者回路
１との間に設けられた通信制御インターフェイス５と、
該通信制御インターフェイス５に対し制御信号を送出す
る制御装置７とを有するディジタル交換機に、次の構成
要素を設けて構成した。その構成要素は、前記加入者回
路１に設けられ、前記通信制御インターフェイス５の切
り換え制御信号を受信する切り換え制御信号受信回路１
０Ｓと、該切り換え制御信号受信回路１０Ｓの出力に接
続されたスイッチ切り換え制御回路１２Ｓと、前記加入
者回路１と複数の加入者線との間に接続され、前記スイ
ッチ切り換え制御回路１２Ｓによってその開閉を制御さ
れるスイッチ素子１４Ｓである。

請求項２に記載した発明は、中継線を接続するトランク
１１と、該トランク１１への通話路を設定するネットワ
ーク３と、該ネットワーク３と前記トランク１１との間
に設けられた通信制御インターフェイス１５と、該通信
制御インターフェイス１５に対し制御信号を送出する制
御装置７とを有するディジタル交換機に、次の構成要素
を設けて構成した。その構成要素は、前記トランク１１
に設けられ、前記通信制御インターフェイス１５の切り
換え制御信号を受信する切り換え制御信号受信回路１０
Ｔと、該切り換え制御信号受信回路１０Ｔの出力に接続
されたスイッチ切り換え制御回路１２Ｔと、前記トラン
ク１１と複数の中継線との間に接続され、前記スイッチ
切り換え制御回路１２Ｔによってその開閉を制御される
スイッチ素子１４Ｔである。

（作　用〕 ディジタル交換機において、その制御装置７が加入者系
の通信制御インターフェイス５を介して加入者回路１に
対して切り換え制御信号を送出する。その切り換え制御
信号を切り換え制御信号受信回路１０Ｓで受信する。該
切り換え制御信号受信回路１０３から送出される切り換
え信号によってスイッチ素子１４ｓが切り換えられ、当
該加入者回路ｌをそこに接続されていた成る加入者回線
から他の加入者回線へ切り換える。

同様な切り換えを、トランクについても生ぜしめること
が出来る。これは、制御装置７が中継線系の通信制御イ
ンターフェイス１５を介してトランクエ１に対して切り
換え制御信号を送出し、その切り換え制御信号を受信し
た切り換え制御信号受信回路１０Ｔからスイッチ素子１
４Ｔに対して切り換え信号を送出することにより、達成
される。

前記切り換え制御信号の通信制御インターフェイス１．
１５への送出は、時間、若しくはトラヒイック量に応じ
て可変的に設定されるので、１つの加入者回路、又はト
ランクを時間、若しくはトラヒイック量に応じて成る加
入者線、又は中継線から他の加入者線、又は中継線へ切
り換えて設定することが可能になる。従って、加入者回
路、又はトランクの使用効率の向上が図れる。加入者回
路、又はトランクについての経済的な構築にも寄与する
。トランクについてのトラヒイック量に応じての可変的
な接続設定は、新たにトランクを増設することなしに、
その変動するトラヒイック量を既設のトランクで吸収す
ることが出来る。

［実施例］ 第２図は、請求項１及び請求項２に記載した発明を包含
する一実施例を示す。第３図は、第１の発明対応の詳細
構成図を示し、第４図は第１の発明対応の詳細構成図を
示す。

第２図において、ディジタル交換機は、主配電板６６、
加入者回路２０、集線装置２２、主配電板７６、トラン
ク３８、ネットワーク２４、プロセッサ２６、チャネル
制御装置２８、磁気テープ制御装置３０、磁気テープ装
置３２、ＷＳインターフェイス３４、及びワークステー
ション３６から成る。ネットワーク２４は、受信信号メ
モリ　（Ｒ３Ｍ）４Ｑ、送信信号メモリ（ＳＳＭ）４２
、及び信号送受信部（ＳＲＤ）４４から成る。このディ
ジタル交換機の主配電板６６の各接続端子には、予め割
り付けられた加入者線が繋ぎ込まれている。同様に、主
配電板７６の各接続端子には、予め割り付けられた中継
線が繋ぎ込まれている。

加入者回路２０には、２本の加入者線が、又トランク３
１．３３には、２本の中継線が引き込まれている。

第３図に示すように、加入者回路パッケージには従来と
同様に加入者回路２０が搭載されるほか、その加入者回
路２０には、２本の加入者線を引き込むように構成され
ている。その引き込みを可能にするのが、リレー接点２
１８、リレー接点２１２である。これらのリレー接点２
１゜ リレー接点２１□は、リレー接点２１によって切り換え
られる。分離回路２３の出力が、リレー接点２１へ供給
されるように構成されている。これら２本の加入者線の
いずれを加入者回路２０へ接続させるかという切り換え
制御系は、次のように構成されている。

ディジタル交換機に従来から装備されているＳＤゼイン
ーフェイス（シグナルドライブインターフェイス）の中
に前記切り換え制御系が構築される。そのＳＤインター
フェ、イスは、加入者回路２０、集線装置２２とネット
ワーク２４との間に形成されるハイウェイ（各種信号を
多重化されている信号線）の一部で構成される。このＳ
Ｄインク−フェイスへの切り換え信号の挿入回路は、プ
ロセッサ２６、信号送受信部４４、及び受信信号メモリ
４０から成る。プロセッサ２６への前記切り換え信号対
応の切り換え情報は、ワークステーション３６、及びＷ
Ｓインターフェイス３４、又は磁気テープ装置３２、磁
気テープ制御装置３０から与えられる。

第２図及び第３図において、加入者回路２０は、第１図
の加入者回路１に対応し、ネットワーク２４は、第１図
のネットワーク３に対応する。加入者系のＳＤゼインー
フェイスは、第１図の通信制御インターフェイス５に対
応する。プロセッサ２６は、第１図の制御装置７に対応
する。分離回路２３は、第１図の制御信号受信回路１０
Ｓに対応し、リレー２１は、第１図のスイッチ切り換え
制御回路１２Ｓに対応し、リレー接点２１．．２１ｇは
、第１図のスイッチ素子１４Ｓに対応する。

次に、前記構成の本発明実施例の動作を以下に説明する
。

前記ワークステーション３６、及びＷＳインターフェイ
ス３４、又は磁気テープ装置３２、磁気テープ制御装置
３０から与えられたプロセッサ２６は、切り換え制御信
号を信号送受信部４４、送信信号メモリ４２を介してハ
イウェイ上に載せる。

該切り換え制御信号は、前記プロセッサ２６へ与えられ
る切り換え情報に従った態様、例えば昼間と夜間とでリ
レー接点２１．とリレー接点２１□とを切り換える態様
となる切り換え信号である。

このようにして、切り換え制御信号は、プロセッサ２６
の制御の下に前記ＳＤベインーフェイス上に載せられ、
加入者回路２０に到達したＳＤベインーフェイス上の多
重化信号は、加入者回路２０内の分離回路２３において
各信号別に分離される。

分離された前記切り換え制御信号は、前記リレー２１へ
供給されてリレー接点２１１、及びリレー接点２１！を
切り換える。従って、電話機Ｂは、加入者回路２０を昼
間使用し、電話機Ａは、加入者回路２０を夜間使用する
ことが出来る。加入者回路の効率的な使用が図れ、加入
者系を経済的に構成するのに寄与する。

加入者系について前述した構成、動作は、中継線系につ
いてもほぼ当て嵌まる。即ち、第４図において、ネット
ワーク２４とトランク３１．３２（第１図のトランク１
１に対応）との間の構成、及び動作は、同じである。そ
して、加入者系のリレー接点２１３、及びリレー接点２
１ｔ、リレー２１、並びに分離回路２３は、それぞれ中
継線系におけるリレー接点３５３、リレー接点３５□、
リレー接点３７Ｉ、及びリレー接点３７□　（第１図の
スイッチ素子１４Ｔに対応）、リレー３５及びリレー３
７（第１図のスイッチ切り換え制御回路１２Ｔに対応）
、並びに分離回路３９．．３９ｚ（第１図の制御信号受
信回路１０Ｔに対応）に対応し、その中継線系のＳＤゼ
インーフェイス（第１図の通信制御インターフェイス１
５に対応）を介して転送されて来た切り換え制御信号の
分離は、分離回路３９．．３９□で行なわれてリレー３
５、及びリレー３７が切り換えられる。前記切り換え制
御信号を送出せしめる制御情報は、従来のディジタル交
換機に装備のトラヒイック量検出手段がら得られる。そ
こで検出されたトラヒイック量を用いて前記切り換え制
御信号の送出が、プロセンサ２６において行なわれる。

これにより、昼間の成る時間帯、例えば午前中にリレー
接点３５３、リレー接点３５□、リレー接点３７０、及
びリレー接点３７□を切り換えて（・ラヒイツク量の多
いＰＢＸＡに４回線を割り当てること（第４図の実線参
照）が出来る一方、昼間の他の時間帯、例えば午後にリ
レー接点３５１、リレー接点３５２、リレー接点３７１
、及びリレー接点３７□を切り戻してトラヒイック量の
多いＰＢＸＢに４回線を割り当てることが出来る（第４
図の点線参照）。

そのようなトラヒイック量の変動にトランクの数を何ら
変更する必要がない。トランクの効率的な使用が図れる
し、トラヒイック量の変動を吸収することも出来るし、
トランクを経済的に構成するのにも寄与する。

なお、第２の発明実施例を示す第４図において、そのＰ
ＢＸが、他のディジタル交換局であってもよい。又、加
入者線、又は中継線の数を時間に応して可変に設定する
ようにしてもよい。

（発明の効果〕 上述したように本発明によれば、１つの加入者回路、又
はトランクの成る加入者線、又は中継線から他の加入者
線、又は中継線−・の切り換え接続を時間、若しくはト
ラヒイック量に応して可変的に設定することが可能にな
るので、加入者回路、又はトランクの使用効率の向上が
図れる。加入者回路、又はトランクについての経済的な
構築にも寄与する。トランクについてのトラヒイック量
に応じての可変的な接続設定は、新たにトランクを増設
することなしに、４その変動するトラヒイック量を既設
のトランクで吸収することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は請求項１及び請求項２に記載した発明を包括し
て示すディジタル交換機の構成図、第３図は請求項１に
記載した発明についての加入者系、及び従来の加入者系
の細部構成を示す図、第４図は請求項２に記載した発明
についての中継線系、及び従来の中継線系の細部構成を
示す図である。 第１図乃至第４図において、 １は加入者回路（加入者回線２０） ３はネットワーク（ネットワーク２４）、５．１５は通
信制御インターフェイス（加入者系のＳＤインターフェ
イス、中継線系のＳＤインターフェイス）、 ７は制御装置（プロセッサ２６）、 １０Ｓ、１０Ｔは制御信号受信回Ｎ（分離回路２３．３
９）、 １１はトランク（トランク３１．３２）、１２Ｓ、１２
Ｔはスイッチ切り換え制御回路（リレー２１．３５．３
６）、 １４Ｓ、１４Ｔはスイッチ素子（リレー接点２１１．２
１！、３５１，３５□、３７．．３７□）である。 ｆＰ発日月の屓ぽ里フ゛ロー・７図 第１図 〃ｎ入港系ｑ縛部精べＬ江１躬 第 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）加入者線を接続する加入者回路（１）と、該加入
   者回路（１）への通話路を設定するネットワーク（３）
   と、該ネットワーク（３）と前記加入者回路（１）との
   間に設けられた通信制御インターフェイス（５）と、該
   通信制御インターフェイス（５）に対し制御信号を送出
   する制御装置（７）とを有するディジタル交換機におい
   て、 前記加入者回路（１）に設けられ、前記通信制御インタ
   ーフェイス（５）の切り換え制御信号を受信する切り換
   え制御信号受信回路（１０Ｓ）と、該切り換え制御信号
   受信回路（１０Ｓ）の出力に接続されたスイッチ切り換
   え制御回路（１２Ｓ）と、 前記加入者回路（１）と複数の加入者線との間に接続さ
   れ、前記スイッチ切り換え制御回路（１２Ｓ）によって
   その開閉を制御されるスイッチ素子（１４Ｓ）とを設け
   たことを特徴とする加入者線接続制御方式。
2. （２）中継線を接続するトランク（１１）と、該トラン
   ク（１１）への通話路を設定するネットワーク（３）と
   、該ネットワーク（３）と前記トランク（１１）との間
   に設けられた通信制御インターフェイス（１５）と、該
   通信制御インターフェイス（１５）に対し制御信号を送
   出する制御装置（７）とを有するディジタル交換機にお
   いて、前記トランク（１１）に設けられ、前記通信制御
   インターフェイス（１５）の切り換え制御信号を受信す
   る切り換え制御信号受信回路（１０Ｔ）と、 該切り換え制御信号受信回路（１０Ｔ）の出力に接続さ
   れたスイッチ切り換え制御回路（１２Ｔ）と、 前記トランク（１１）と複数の中継線との間に接続され
   、前記スイッチ切り換え制御回路（１２Ｔ）によってそ
   の開閉を制御されるスイッチ素子（１４Ｔ）とを設けた
   ことを特徴とする中継線接続制御方式。