JPH0497401A

JPH0497401A - 統合化都市ユーティリティ・プラント

Info

Publication number: JPH0497401A
Application number: JP21548790A
Authority: JP
Inventors: Hitoshi Sogabe; 均曽我部
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-08-15
Filing date: 1990-08-15
Publication date: 1992-03-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は都市のユーティリティ供給系である電力、ガス
、上・中・下水、雨水、冷暖房熱、ゴミ等の各種ユーテ
ィリティ系プラントを、熱的あるいは水その他のエネル
ギー資源で密接に統合し、各ユーティリティ系プラント
間でエネルギー資源の授受を行なって、エネルギー資源
を高効率で有効に活用し得るようにした統合化都市ユー
ティリティ・プラントに関するものである。

（従来の技術）従来から、都市のユーティリティ供給系としては、電力
、ガス、上、・中・下水、雨水、冷暖房熱、ゴミ等があ
る。そして、これらを供給する各種ユーティリティ系プ
ラントは、通常それぞれ個々に計画・建築・運用がなさ
れている。このため、ある任意のユーティリティ系プラ
ントの稼働中に排出される種々の副生物が、そのまま廃
棄物として捨てられてしまい、有効に回収されることな
く、エネルギー資源の浪費を招くと共に、環境破壊をも
引起こしている。

（発明が解決しようとする課題）以上のように従来では、各種ユーティリティ系プラント
が独立に存在し、個々に運用・管理されるいることから
、廃棄物が多くエネルギー資源が浪費されたり、環境破
壊を引起こすという問題があった。

本発明の目的は、各種ユーティリティ系プラントが独立
に存在し、個々に運用・管理されることからくるエネル
ギー資源の浪費や環境破壊を最小限に抑制し、エネルギ
ー資源を高効率で有効に活用することか可能な画期的な
統合化都市ユーティリティ・プラントを提供することに
ある。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段）上記の目的を達成するために、本発明による統合化都市
ユーティリティ・プラントは、都市のユーティリティ供
給系である電力、ガス、上・中・下水、雨水、冷暖房熱
、ゴミ等の各種ユーティリティ系プラントを、熱的ある
いは水その他のエネルギー資源で密接に統合し、各ユー
ティリティ系プラント間でエネルギー資源の授受を行な
うように、各ユーティリティ系プラントを総合的に運用
・管理する運用・管理システムを備えて構成している。

（作　用）従って、本発明の統合化都市ユーティリティ・プラント
においては、各ユーティリティ系プラント間でエネルギ
ー資源の授受を行なう、すなわち任意のユーティリティ
系プラントから排出される熱その他のエネルギー資源を
有効に回収して他のユーティリティ系プラントの資源的
入力とすることにより、全体として効率のよい、したが
って廃棄物の少ない省資源・省工子ルギーで公害の少な
い資源循環型の都市を形成して、住みゃすい都市造りを
行なうことができる。

（実施例）以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は、本発明による統合化都市ニーティティ・プラ
ントの全体構成例を示すブロック図である。本実施例の
統合化都市ユーティリティ・プラント１は、第１図に示
すように、都市のユーティリティ供給系である電力２．
ガス３．上水４゜雨水５．鉄道排熱等の冷暖房熱６．都
巾ゴミ７下水８等の各種ユーティリティ系プラントを、
熱的あるいは水その他のエネルギー資源で密接に統合し
、さらに各ユーティリティ系プラント間でエネルギー資
源の授受を行なうように、各ユーティリティ系プラント
を総合的に運用・管理（熱収支や資源の流れをコントロ
ール）する運用・管理システム９を備えて構成している
。

すなわち、本実施例では、各種ユーティリティ系プラン
トを、受電施設置ｏ、コジェネ１１、排熱ボイラ１２、
冷凍機・ヒートポンプ１３、真空輸送施設置４、焼却施
設置５、下水処理施設置６、汚泥施設置７、中水処理施
設置８、中水施設置つにより統合化している。

次に、以上のように構成した本実施例の統合化都市ユー
ティリティ・プラントにおいて、総合化都市ユーティリ
ティ・プラント１には、外がら電力２．ガス３．上水４
．雨水５等が供給される。

そして、運用・管理システム９により、各ユーティリテ
ィ系プラント間でエネルギー資源の授受が行なわれて、
外部（都市内）へ、電力２０．冷熱・温熱２１、上水２
２、汚泥堆肥２３、中水２４等か供給される。また、都
市の活動に伴って、鉄道排熱等の冷暖房熱６．都市ゴミ
７、下水８等が発生する。

すなわち、第１図において、都市ゴミ７を例にとると、
真空輸送施設ユ４によって収集された都市ゴミ７は、焼
却施設置５により焼却されるが、この時の廃熱をボイラ
等にて回収することにより、冷凍機・ヒートポンプユ３
を通して都市内へ供給される。このようにして、従来で
あれば有効活用されることなく単に捨てられていたゴミ
焼却熱が有効に活用されることになる。

上述したように、本実施例の統合化都市ユーティリティ
・プラントは、都市のユーティリティ供給系である電力
２．ガス３．上水４．雨水５．鉄道排熱等の冷暖房熱６
．都市ゴミ７、下水８等の各種ユーティリティ系プラン
トを、受電施設置ｏ、コジェネ１１、排熱ボイラ１２、
冷凍機・ヒートポンプ１３、真空輸送施設置４、焼却施
設］５、下水処理施設置６、汚泥施設置７、中水処理施
設１８、中水施設置９によって、熱的あるいは水その他
のエネルギー資源で密接に統合し、さらに各ユーティリ
ティ系プラント間でエネルギー資源の授受を行なうよう
に、各ユーティリティ系プラントを総合的に運用・管理
（熱収支や資源の流れをコントロール）する運用・管理
システム９を備えて構成するようにしたものである。

従って、電源設備やゴミ焼却時に発生する熱を有効に回
収し、また下水処理、中水処理の仮定で発生する汚泥を
焼却することによって発生する熱を有効に回収すること
ができる。また、各ユーティリティ系プラント間の熱収
支や資源の流れが、運用・管理システム９により最適に
コントロールされるため、従来のように各種ユーティリ
ティ系プラントか独立に存在し、個々に運用・管理され
ることからくるエネルギー資源の浪費や環境破壊を最小
限に抑制することが可能となる。これにより、エネルギ
ー資源を極めて高効率で有効に活用することかでき、画
期的な総合化都市ユーティリティ・プラントを実現する
ことか可能となる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、各種ユーティリテ
ィ系プラントが独立に存在し、個々に運用・管理される
ことからくるエネルギー資源の浪費や環境破壊を最小限
に抑制し、エネルギー資源を高効率で有効に活用するこ
とが可能な画期的な統合化都市ユーティリティ・プラン
トが提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による統合化都市ユーティリティ・プラ
ントの一実施例を示すブロック図である。１・・・統合化都市ユーティリティ・プラント、２・・
・電力、３・・・ガス、４・・・上水、５・・・雨水、
６・・・冷暖房熱、７・・・都市ゴミ、８・・・下水、
９・・・運用・管理システム、１０・・・受電施設、１
１・・・コジェネ、１２・・・排熱、ボイラ、１３・・
・冷凍機・ヒートポンプ、１４・・・真空輸送施設、１
５・・・焼却施設、１６・・・下水処理施設、１７・・
・汚泥施設、１８・・・中水処理施設、１９・・・中水
施設、２０・・・電力、２１・・冷熱・温熱、２２・・
・上水、２３・・・汚泥堆肥、２４・・中水。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第１図

Claims

【特許請求の範囲】都市のユーティリティ供給系である電力、ガス、上・中
・下水、雨水、冷暖房熱、ゴミ等の各種ユーティリティ
系プラントを、熱的あるいは水その他のエネルギー資源
で密接に統合し、前記各ユーティリティ系プラント間でエネルギー資源の
授受を行なうように、前記各ユーティリティ系プラント
を総合的に運用・管理する運用・管理システムを備えて
成ることを特徴とする統合化都市ユーティリティ・プラ
ント。