JPH0497273A - 文字表示装置

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は文字表示装置、特にコンピュータシステムにお
ける入出力端末の表示部として用いられる文字表示装置
において、操作者以外の人間に表示内容を見られたくな
い場合の文字表示装置に関する。

〔従来の技術〕

従来のこの種の文字表示装置は、パスワードの入力等他
人に見られたくない内容をソフトウェアが画面に表示さ
せないようにしている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の文字表示装置では、操作者が自分で入力
した内容は隠すことはできても、操作者自身が見たい内
容は表示せざるを得ないので他人にも見られてしまうと
いう欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の装置は、面上に規則正しく配列された多数の輝
点の発光によって文字を表現する文字表示装置であって
、明点と暗点とを互いに直角な偏向角を持つ同じ明るさ
の２種類の偏光により表す手段を有している。

〔実施例〕

第１図は本発明の一実施例によるブラウン管表示器の管
面上の１つの輝点を示す断面及び前面図であり、横偏向
ガラス１と、縦偏向ガラス２と、蛍光体１１．１２とか
ら構成されている。

第１図において、電子１００が蛍光体１１に衝突すると
前面には横偏向ガラス１を通して横偏向を発し、電子１
００が蛍光体１２に衝突すると前面には縦偏向ガラス２
を通して縦偏向を発する。

また、第２図は第１図のブラウン管表示器を用いてｒＡ
Ｊの文字を表示させた例である。

第２図において、斜線部は横偏向を発し、それ以外の部
分は縦偏向を発しているものとする。この状態において
、横偏向メガネをかけた操作者には斜線部のみが明るく
見えるのでｒＡＪの部分が読み取れるが、それ以外の人
間には全体が同じように明る（見えるので、表示内容を
読み取ることができない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明の文字表示装置は、偏向メガ
ネをかけた操作者にのみ表示内容を読み取れるようにす
ることにより、操作者が入力した内容のみならず全ての
表示内容を他人に読み取らせない効果がある。熱論、表
示面に偏向フィルターを装着すれば通常の文字表示装置
として使用できる。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明の一実施例によるブラウン管表示器の管
面上の１つの輝点を示す断面及び前面図、第２図は第１
図のブラウン管表示器を用いてｒＡＪの文字を表示させ
た例を示す図である。１・・・横偏向ガラス、２・・・縦偏向ガラス、１１゜
１２・・・蛍光体、１００・・・電子。

【特許請求の範囲】

面上に規則正しく配列された多数の輝点の発光によって
文字を表現する文字表示装置において、明点と暗点とを
互いに直角な偏向角を持つ同じ明るさの２種類の偏光に
より表す手段を有する事を特徴とする文字表示装置。