JPH049719B2 - - Google Patents

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JPH049719B2
JPH049719B2 JP57058415A JP5841582A JPH049719B2 JP H049719 B2 JPH049719 B2 JP H049719B2 JP 57058415 A JP57058415 A JP 57058415A JP 5841582 A JP5841582 A JP 5841582A JP H049719 B2 JPH049719 B2 JP H049719B2
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vibration
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C27/00Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/001Vibration damping devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C27/00Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/001Vibration damping devices
    • B64C2027/002Vibration damping devices mounted between the rotor drive and the fuselage
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C27/00Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/001Vibration damping devices
    • B64C2027/005Vibration damping devices using suspended masses

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ヘリコプタのトランスミツシヨンボ
ツクスの防振懸架装置に関するものである。
この装置はトランスミツシヨンボツクスの底部
両側にヘリコプタの胴体の縦軸線に平行でかつ互
いに平行に配置された細長い普通の棒形状の2本
の変形可能なバーを備え、これらバーは前記トラ
ンスミツシヨンボツクスに結合され、更に各々の
バーはヘリコプタ胴体の上部構造体の支持部に軸
着されており、かつ前記バーの両端部には揺動重
錘が装着され、一方、前記バー、軸着部、及び揺
動重錘はヘリコプタのロータ回転軸線とヘリコプ
タ胴体の縦軸線とを含む対称面と、このロータ軸
線を含みかつ前記対称面に体する垂直面とに対し
て対称に配置されている。
本明細書の用語「軸着」は「軸により旋回自在
に取付ける」ことを意味する。
(従来の技術と発明が解決しようとする課題) このタイプの懸架装置は、フランス特許第78/
26242号(ボーイング社)で公知である。この装
置では、重錘付きレバーとそれと組み合わされた
弾性アームの集成体が支持系を介してヘリコプタ
の胴体をトランスミツシヨンボツクスに結合され
ており、前記支持系は、前記レバーと組み合わさ
れた弾性アームの各々に対して2つの継手を備
え、その第1の継手は第1の枢着軸の回りでトラ
ンスミツシヨンボツクスをレバーに結合し、第2
の継手はレバーの長さを越えて第1の枢着軸から
離れている第2の枢着軸の回りでヘリコプタ胴体
をレバーに結合しており、前記両枢着軸の一つは
レバーの一端に実質的に位置している。この装置
の前記の対を成した支持系の構造は複雑である上
に、2つの枢着軸と弾性力を伝達する点との間の
ずれに比例して生じる振動力の影響を無くする為
に補助的バネを付加する必要がある。
本発明の目的は、前記装置を簡単にし、ロータ
によりロータ面において発生する振動を完全に吸
収出来、かつロータの駆動トルクの反作用とロー
タによつて生じる動的モーメントを吸収するよう
に改良することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の提供する懸架装置は、ロータによりロ
ータ面内に発生する振動を実用的に吸収する目的
に対する第一発明に関して、トランスミツシヨン
ボツクスの底部縁両側でヘリコプタ胴体の縦軸線
に平行にかつ互いに平行に配置された2本の細長
い可撓性かつ弾性なバーを備え、前記バーの各々
はヘリコプタ胴体の上部構造体へ2つの強固は支
持部において、ヘリコプタ胴体縦軸線15に垂直
な横断面24に平行な水平軸の周りに旋回自在に
取付けられ、かつ前記バーの両端部に揺動重錘が
取り付けられ、前記バー、軸着部、及び揺動重錘
はヘリコプタのロータ軸線とヘリコプタ胴体の縦
軸線とを含む対称面と、このロータ回転軸線を含
みかつ前記対称面に対する垂直面とに対して対称
に配置されたヘリコプタの主トランスミツシヨン
ボツクスの防振懸架装置において、各々のバー1
3,14は、その中心部分がトランスミツシヨン
ボツクス10の底部10aに強固に結合される部
分27で構成され、かつこの部分27の前記胴体
の強固な支持部17,18における軸着部との間
の部分26と、前記軸着部からの延在部としてか
つ端部に前記揺動重錘20が荷重装着された部分
25とを備えており、更にヘリコプタのロータ回
転軸線22上に整列配置され、かつトランスミツ
シヨンボツクスの底部10aとヘリコプタ胴体の
上部構造体19とにヘリコプタ胴体縦軸線15に
垂直な横断面24に平行な水平軸の周りに旋回自
在に取付けられる連接棒21が装着され、前記ト
ランスミツシヨンボツクスは実質的にバー13,
14と連接棒21のみにより懸架され、かつ前記
連接棒21は前記バー13,14へトランスミツ
シヨンボツクスに加わる揚力が及ばないよう作用
することを特徴とするヘリコプタの防振懸架装置
である。
第一発明の好ましい実施態様において、バーが
その異なる三つの部分において、支持すべき力と
要求される可撓性に応じて変化する断面積を有す
る。このバーは更に、縦方向ガラス繊維とプラス
チツクをベースにした複合材料で構成することが
出来る。
一方、ロータの回転軸内の力、特にロータの揚
力は、トランスミツシヨンボツクスの底部から前
記連接棒を介して胴体へ直接伝達される為に、上
下振動は完全に吸収されない。このことはロータ
が3枚以上の羽根を有する場合には特に面倒な問
題ではない。その理由は、このようなロータで
は、上下励振のレベルは充分に低く、ヘリコプタ
の乗り心地を実際に損なう程度でないからであ
る。
しかし、若しヘリコプタの全体の振動レベルを
完全に下げる為に、胴体へ伝達される上下動的力
を小さくしたい場合には、第二発明として、前記
懸架用の連接棒の下端部と抵抗力の強いヘリコプ
タ胴体構造体との間に補助的吸収装置を介在させ
ることによつて胴体とトランスミツシヨンボツク
スとの連結装置を完全なものにすることが出来
る。
更に、本発明は、総ての上下振動を完全に吸収
する第二発明に関しており、この目的の為に第一
発明に加えて使用される補助的吸収装置は、連接
棒21の下端部とヘリコプタ胴体の上部構造体1
9との間の上下振動を吸収する集成体装置38が
介在し、前記装置38はロータ軸線に垂直に配置
された弾性バー33を備え、この弾性バー33
は、その中心において連接棒21と、ヘリコプタ
胴体縦軸線15に垂直な横断面24に平行な水平
軸により旋回自在に取付けられ、他方前記中心よ
り所定距離の両側において、ヘリコプタ胴体の上
部構造体19に固定された2つの支持部35にお
けるヘリコプタ胴体縦軸線15に平行な水平軸に
より旋回自在に取付けられ、更に前記弾性バー3
3は、前記支持部35から各々の外側へ延在して
アーム部36を形成して各々の端部に重錘37を
装着することを特徴とする。
補助的吸収装置のバーも、縦方向ガラス繊維と
プラスチツクをベースにした複合材料で構成する
ことが出来る。
トランスミツシヨンボツクスの底部とヘリコプ
タ胴体の上部構造体へ直接に、又は補助的吸収装
置のバーに前記連接棒を軸着する為の継手は、好
ましくは玉軸受である。
(作用) 第一発明のヘリコプタの防振懸架装置の全体装
置の配置(第1〜2図)は、ロータとトランスミ
ツシヨンボツクス10をバー13,14と連接棒
21とのみにより懸架してヘリコプタ胴体に確実
に連絡出来る構成の為に、ロータによりロータの
回転面内に発生される上下振動及び縦振動と更に
特定横振動のような総ての振動に由来する力によ
るトランスミツシヨンボツクス10、ロータ軸1
1及びロータボス12からなる集成体に対する縦
方向及び横方向の振動モーメントを効果的に濾波
吸収出来る。この励振は3枚以上の羽根を有する
ロータの場合に、縦方向の振動モーメントは充分
に低くなるので、横方向モーメントが支配的に吸
収される。その理由は、この横方向モーメントに
よつて前記バー13,14には交互湾曲を生じ、
それが端部揺動重錘に比較的大きな変位を生起さ
せ、今度はその前記揺動重錘の変位に応じて慣性
力が生じるが、その反作用は、バー13,14を
ヘリコプタ胴体に連結している各々の点17,1
8に対する垂直成分が、弾性反作用の垂直成分と
は反対方向の反作用となつているからである。
第二発明のヘリコプタの防振懸架装置の構成
(第5図)において、前記補助の集成体装置38
は、トランスミツシヨンボツクスの底部からヘリ
コプタ胴体への静的垂直力を吸収し、かつ同時に
動的垂直力を吸収出来る大きさである。動的垂直
力を吸収出来るのは、それがバー33の湾曲を介
して端部重錘の運動を惹起し、この運動によつて
慣性力が生じるが、その反作用はヘリコプタ上部
構造体への各固定部34に対する垂直成分が、弾
性反作用の垂直成分とは反対方向の反作用となつ
て、その結果弾性反作用は実質的に消滅するから
である。
(発明の効果) 本発明に係るヘリコプタの防振懸架装置は単純
で、軽量かつ低コストであるにも拘わらず、防振
効果が大きいと言う利点がある。更に、トランス
ミツシヨンボツクスを固定する為に、その頭部と
ヘリコプタ胴体との間に従来設けられていた傾斜
バー用の空間を無くすことも出来る利点がある。
(実施例) 以下、添付図面を用いて本発明をいかに実施す
るかを説明するが、これは単なる一例であり、本
発明はこれのみに限定されるものではない。
第1図及び第2図に示したヘリコプタの主トラ
ンスミツシヨンボツクス10は、図示していない
推進装置とロータ軸11の間に配置されている。
参照符号12はロータのボスを単純化して示した
ものである。トランスミツシヨンボツクスのハウ
ジングの底部10aは、ヘリコプタ胴体の左右に
関する底板両側縁部で、ヘリコプタ胴体縦軸線1
5に対して平行でかつ互いに平行な2本のバー1
3,14を剛性結合している。図示した実施例で
は、これら2本のバー13,14はボルト16に
よつてトランスミツシヨンボツクスの底部10a
に剛性結合されており、かつヘリコプタ胴体の上
部構造対19の2つの強固な支持部17,18で
各々ヘリコプタ胴体縦軸線15に垂直な横断面2
4に平行な水平軸の周りに旋回自在に取付けられ
ている。また、各バー13,14の固定されてい
ない両端部には揺動重錘20が装着されている。
第2図から分かるように、防振懸架装置全体は、
ロータの回転軸線22と前記ヘリコプタ胴体縦軸
線15を含む対称面と、ロータ回転軸線22を含
み前記対称面に直角な面とに対して対称に構成さ
れている。
トランスミツシヨンボツクスは前記2本のバー
13,14と結合されると共に、前記底部10a
の中心部と前記ヘリコプタの上部構造体19との
間でヘリコプタ胴体縦軸線15に垂直な横断面2
4に平行な水平軸の周りに旋回自在に取付けられ
た連接棒21を介してヘリコプタ胴体に変位可能
に連結されている。この連接棒21は垂直方向に
強固かつ剛性な連結を保証し、かつロータの揚力
によつて前記バー13,14が湾曲されないよう
に、この揚力を前記ヘリコプタの上部構造体19
に直接伝達する役目を果たす。連接棒21の両端
は、トランスミツシヨンボツクス10の底部10
aと前記ヘリコプタの上部構造体19に強固に固
定されるが、幾らかの変位、特に、前記底部10
aの横振動によるヘリコプタ胴体縦軸線15の方
向の主変位が可能にされねばならない。連接棒2
1の両端を前記底部10aと前記ヘリコプタの上
部構造体19に直接的に結合することは、金属の
疲労破損による危険があるので避けなければなら
ない。適切には、連接棒21の両端は、2つの軸
40(第3図、及び第4図参照)により旋回自在
に結合されるのが良く、この2つの軸40は、水
平に、かつヘリコプタの縦軸線15に垂直な横断
面24に平行にトランスミツシヨンボツクス10
の底部10a及びヘリコプタ胴体の上部構造体に
夫々強固に支持されている。
2本のバー13,14は、好適には熱硬化性プ
ラスチツク中にガラス繊維を埋め込んだ複合材料
で構成され、これらのバー13,14は、引張り
−圧縮(第2図)により、かつ一方のバーが地方
のバーに対して回転すること無く、トランスミツ
シヨンボツクス10からヘリコプタ胴体の上部構
造体19へロータの駆動トルクの反作用を伝達す
る。一方、ロータ平面中に生じる力即ちモーメン
トに結果するところの、前記トランスミツシヨン
ボツクス10、ロータ軸11、及びロータボス1
2から成る集成体の縦方向及び横方向の振動モー
メントによつて、バー13,14は曲げられる。
これらの振動的モーメントによつて前記揺動重錘
20が大きく変位し、この変位によつて慣性力が
生じ、この慣性力の反作用はバー13,14を前
記胴体上部構造体19に固定される支持部17,
18の所で生じ、その方向は前記の弾性反作用と
逆である。
2本のバー13,14の各々は、ロータ回転軸
線22を含みヘリコプタ胴体の縦軸線に垂直な横
断面24に対して対称で、かつ2個の同一な半分
バーによつて構成されていると見なすことが出来
る。この半分バーの各々は、3つの部分、即ち、
端部に揺動重錘20が装着されかつこの重錘を支
持するのに丁度必要なだけの剛性を有し、支持部
18より外側の部分25と、前記トランスミツシ
ヨンボツクス10により発生する揺動応力の作用
下に可撓性及び可変形性部分を構成する支持部1
8とトランスミツシヨンボツクス10との間の部
分26と、トランスミツシヨンボツクス10の底
部10aへの固定部分27とにより構成される。
両方のバーの前記部分26と27の厚さ及び構
成材料は、揺動モーメントの作用によつて前記部
分26が湾曲出来るように選択される。トランス
ミツシヨンボツクスの底部10aと胴体上部構造
体19上の支持部18との間にあるこれらの2つ
の部分26の抵抗力は、これら部分26がロータ
の駆動トルクによつて生じる引張り力又は圧縮力
の両方を伝達し、かつ静的及び動的曲げモーメン
ト及び揺動モーメントに耐えるだけのものでなけ
ればならない。一方、バーの端部の部分25は、
それに装着される揺動重錘20によつて生じる慣
性力に結果する交互モーメントのみに耐え、かつ
前記揺動重錘20が大きな慣性力の創生を助ける
相当な相対運動を達成出来るように部分25の断
面積は、前記部分26,27よりも小さくなけれ
ばならない。
両バー13,14の寸法、トランスミツシヨン
ボツクスの底部10aとバーを胴体上部構造体1
9に軸着している点、及びこの点と揺動重錘20
との夫々の間の距離、更にこの揺動重錘20の大
きさは、構成体上への固定点における各種タイプ
の反作用の間に平衡が存在するように選択され
る。
第3図及び第4図に示した実際的な実施態様に
おいて、第1図及び第2図に略図的に示した懸架
装置の各要素と同じ要素には、同じ参照符号を付
けて図示されている。バー13,14は、その一
端から他端まで延在する帯状の積層薄板30,3
1によつて構成されている。ヘリコプタ上部構造
体19上の各バーの支持部17,18の間におい
てバーは前記薄板30,31の間にプラスチツク
中に埋め込んだガラス繊維によつて作られた「コ
ンパウンド」のような充填物32を挟んで強化さ
れている。
垂直な連接棒21は、一端部が玉軸受28の軸
40によりトランスミツシヨンボツクス10の底
部10aに旋回自在に連結され、他端部が玉軸受
23の軸40によりヘリコプタ胴体上部構造体1
9に旋回自在に連結され、かつ連結棒21の両端
部が凸球面に形成され、前記2つの凸球面は、前
記底部10aと前記ヘリコプタ胴体上部構造体1
9の表面下に埋め込まれた2つのソケツト41,
41の凹球面により滑動自在に係合している。前
記軸40,40は、トランスミツシヨンボツクス
10の底部10aとヘリコプタ胴体の上部構造体
19の各々において、水平にかつヘリコプタ胴体
縦軸線15に垂直な横断面24に平行に強固に支
持され、これにより連接棒21は、バー13,1
4がロータの揚力により湾曲されるのを防止出来
る。前記玉軸受23,28の軸40,40は、連
接棒21の端部が、トランスミツシヨンボツクス
10の底部10aの中心部の極めて小さいが主た
るヘリコプタ胴体の縦軸線15の方向の横振動に
追従して変位可能とされ、かつ前記ソケツト41
の各々は、連接棒21の端部が、ヘリコプタ胴体
の縦軸線15の方向を主とする極めて小さい横振
動に追従するのを容易にする。
ロータに由来する垂直振動を濾波吸収して更に
振動レベルを改善したい場合には、第5図に示す
ように、前記の連接棒21と胴体上部構造体19
との間に補助的な集成体装置38を付加する。こ
の補助的な集成体装置38を構成するカバー33
は、例えばガラス繊維とプラスチツクの積層体で
構成され、このカバー33は、ヘリコプタ胴体縦
軸線15に平行でかつトランスミツシヨンボツク
ス10の底部10aに装着されたバー13,14
とも平行であり、かつヘリコプタ胴体縦軸線15
とロータ回転軸線22とを含む垂直面内に配置さ
れ、ヘリコプタ胴体の上部構造体19に強固に固
定された2つの支持部35におけるヘリコプタ胴
体縦軸線15に垂直なヘリコプタ胴体の横断面2
4に平行な水平軸を備える継手34により旋回自
在に取付けられ、かつこの継手34から延在する
バー33のアーム部36を形成し、これらのアー
ム部36の端部の各々には重錘37が装着されて
いる。この集成体装置38は軸線22に対して対
称である。
ロータに由来する静的垂直力は、本質的にはロ
ータの揚力であるが、これは前記バー33の湾曲
によつて吸収されるので、2つの支持部35を介
して胴体の上部構造体19へ伝達されない。動的
な垂直力はバー33の交互湾曲を引き起こし、か
つ前記継手34の回りで重錘37に振動運動を引
き起こし、それによつてこれらの継手34に弾性
反作用と反対方向の垂直力を生じさせ、その結果
弾性反作用は実質的に消滅し、かくしてロータに
由来する垂直振動が濾波吸収される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一発明に係るヘリコプタの
防振懸架装置の側面略図、第2図は同じ装置の平
面略図、第3図は本発明の実際的実施態様の懸架
装置の主要部に関する第4図の−線における
断面図、第4図は第3図装置の−線における
断面図、第5図は本発明の第二発明である垂直振
動を吸収する補助集成体装置を備えた防振懸架装
置の側面略図である。 10……トランスミツシヨンボツクス、10a
……底部、11……ロータ軸、13,14……バ
ー、15……ヘリコプタ胴体縦軸線、16……ボ
ルト、17,18……支持部、19……胴体上部
構造体、20……揺動重錘、21……連接棒、2
2……ロータ回転軸線、23……玉軸受、24…
…横断面、25,26,27……部分、28……
玉継手、30,31……薄板、32……充填物、
33……弾性バー、34……継手、35……支持
部、36……アーム部、37……重錘、38……
集成体装置、40……軸、41……ソケツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トランスミツシヨンボツクスの底部両側でヘ
    リコプタ胴体の縦軸線に平行にかつ互いに平行に
    配置された2本の細長い可撓性かつ弾性なバー1
    3,14を備え、前記バー13,14の各々はヘ
    リコプタ胴体の上記構造体へ2つの強固な支持部
    17,18において、ヘリコプタ胴体縦軸線15
    に垂直な横断面24に平行な水平軸の周りに旋回
    自在に取付けられ、かつ前記バー13,14の両
    端部に揺動重錘20が取り付けられ、前記バー1
    3,14、前記支持部17,18の前記水平軸、
    及び揺動重錘20はヘリコプタのロータ回転軸線
    22とヘリコプタ胴体縦軸線15とを含む対称面
    と、このロータ回転軸線22を含みかつ前記対称
    面に対する垂直面とに対して対称に配置されたヘ
    リコプタのトランスミツシヨンボツクス10の防
    振懸架装置において、各々のバー13,14は、
    その中心部分がトランスミツシヨンボツクス10
    の底部10aに強固に結合される部分27を備え
    て構成され、かつこの部分27と前記胴体の強固
    な支持部17,18における水平軸との間の部分
    26を備え、前記部分26はトランスミツシヨン
    ボツクス10により発生する揺動応力の作用下に
    可撓性及び可変形性であり、前記水平軸位置より
    の延在部としてかつ端部に前記揺動重錘20を荷
    重装着するのに丁度必要な剛性を有する可撓性弾
    性の部分25とを備えており、更にヘリコプタの
    ロータ回転軸線22上に整列配置され、かつトラ
    ンスミツシヨンボツクスの底部10aとヘリコプ
    タ胴体の上部構造体19とに、ヘリコプタ胴体縦
    軸線15に垂直な横断面24に平行に支持される
    水平軸40の周りに旋回自在に取付けられる連接
    棒21が装着され、前記トランスミツシヨンボツ
    クスは実質的にバー13,14と連接棒21のみ
    により懸架されることを特徴とするヘリコプタの
    防振懸架装置。 2 バー13,14が直線形であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のヘリコプタの防
    振懸架装置。 3 バー13,14はその異なる部分25,2
    6,27において支持すべき力と要求される可撓
    性とに応じて異なる断面積を有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項又は第2項に記載のヘ
    リコプタの防振懸架装置。 4 バー13,14が縦方向ガラス繊維とプラス
    チツクをベースにした複合材料で構成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項〜3項の
    いずれか1項に記載のヘリコプタの防振懸架装
    置。 5 連接棒21の両端部が凸球面に形成され、前
    記凸球面は、トランスミツシヨンボツクス10の
    底部10aの中心部に固定されるソケツト41と
    ヘリコプタ胴体の上部構造体19に固定されるソ
    ケツト41の両凹球面と滑動自在に係合されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1〜4項のいず
    れか1項に記載のヘリコプタの防振懸架装置。 6 トランスミツシヨンボツクスの底部両側でヘ
    リコプタ胴体の縦軸線に平行にかつ互いに平行に
    配置された2本の細長い可撓性かつ弾性なバー1
    3,14を備え、前記バー13,14の各々はヘ
    リコプタ胴体の上部構造体へ2つの強固な支持部
    17,18において、ヘリコプタ胴体縦軸線15
    に垂直な横断面24に平行な水平軸の周りに旋回
    自在に取付けられ、かつ前記バー13,14の両
    端部に揺動重錘20が取り付けられ、前記バー1
    3,14、前記支持部17,18の水平軸、及び
    揺動重錘20はヘリコプタのロータ回転軸線22
    とヘリコプタ胴体縦軸線15とを含む対称面と、
    このロータ回転軸線22を含みかつ前記対称面に
    対する垂直面とに対して対称に配置されたヘリコ
    プタのトランスミツシヨンボツクス10の防振懸
    架装置において、各々のバー13,14は、その
    中心部分がトランスミツシヨンボツクス10の底
    部10aに強固に結合される部分27を備えて構
    成され、かつこの部分27と前記胴体の強固な支
    持部17,18における水平軸との間の部分26
    を備え、前記部分26はトランスミツシヨンボツ
    クス10により発生する揺動応力の作用下に可撓
    性及び可変形性であり、前記水平軸位置よりの延
    在部としてかつ端部に前記揺動重錘20を荷重装
    着するのに丁度必要な剛性を有する可撓性弾性の
    部分25とを備えており、更にヘリコプタのロー
    タ回転軸線22上に整列配置される連接棒21を
    備え、前記連接棒21の上端部は、トランスミツ
    シヨンボツクスの底部10aに軸40により、か
    つその下端部は、弾性バー33の中心部に他の軸
    40により旋回自在に結合され、前記2つの軸4
    0,40は、水平であり、かつヘリコプタ胴体縦
    軸線15に垂直なヘリコプタ胴体の横断面24に
    平行であり、前記弾性バー33は、ヘリコプタ胴
    体縦軸線15及び前記バー13,14に平行であ
    り、かつヘリコプタ胴体縦軸線15とロータ回転
    軸線22とを含む垂直面内に位置し、前記弾性バ
    ー33の両端部は、ヘリコプタ胴体の上部構造体
    19に強固に固定される2つの支持部35におい
    て、ヘリコプタ胴体縦軸線15に垂直なヘリコプ
    タ胴体の横断面24に平行な水平軸により旋回自
    在に取付けられ、更に前記弾性バー33は、前記
    支持部35から各々の外側へ延在してアーム部3
    6を形成し、前記アーム部36の各々の端部は重
    錘37を装着し、前記弾性バー33はロータによ
    り発生する垂直力下に湾曲可能であり、前記アー
    ム部36は、その端部における重錘37を支持す
    るのに丁度必要な剛性を有する可撓性弾性体であ
    ることを特徴とするヘリコプタの防振懸架装置。 7 バー13,14及び33が直線形であること
    を特徴とする特許請求の範囲第6項記載のヘリコ
    プタの防振懸架装置。 8 バー13,14及び33が縦方向ガラス繊維
    とプラスチツクをベースにした複合材料で構成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第6項
    又は第7項に記載のヘリコプタの防振懸架装置。 9 連接棒21の両端部が凸球面に形成され、前
    記凸球面は、トランスミツシヨンボツクス10の
    底部10aの中心部に固定されるソケツト41と
    前記弾性バー33の中心部に固定されるソケツト
    41の両凹球面と滑動自在に係合されることを特
    徴とする特許請求の範囲第6〜8項のいずれか1
    項に記載のヘリコプタの防振懸架装置。
JP57058415A 1981-04-10 1982-04-09 Vibration-proof suspension system for helicopter Granted JPS57191196A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8107270A FR2503663A1 (fr) 1981-04-10 1981-04-10 Dispositif de suspension antivibratoire pour helicoptere

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Publication Number Publication Date
JPS57191196A JPS57191196A (en) 1982-11-24
JPH049719B2 true JPH049719B2 (ja) 1992-02-21

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ID=9257266

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JP57058415A Granted JPS57191196A (en) 1981-04-10 1982-04-09 Vibration-proof suspension system for helicopter

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US (1) US4458861A (ja)
EP (1) EP0063078B1 (ja)
JP (1) JPS57191196A (ja)
DE (1) DE3260522D1 (ja)
FR (1) FR2503663A1 (ja)

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Publication number Publication date
JPS57191196A (en) 1982-11-24
EP0063078A1 (fr) 1982-10-20
US4458861A (en) 1984-07-10
FR2503663B1 (ja) 1984-05-04
FR2503663A1 (fr) 1982-10-15
DE3260522D1 (en) 1984-09-13
EP0063078B1 (fr) 1984-08-08

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