JPH0496878A - 画像傾き検出方式 - Google Patents

画像傾き検出方式

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JPH0496878A
JPH0496878A JP2214265A JP21426590A JPH0496878A JP H0496878 A JPH0496878 A JP H0496878A JP 2214265 A JP2214265 A JP 2214265A JP 21426590 A JP21426590 A JP 21426590A JP H0496878 A JPH0496878 A JP H0496878A
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circumscribed rectangle
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JP2214265A
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Satoo Nakahara
仲原 聡雄
Haruo Takeda
晴夫 武田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0496878A publication Critical patent/JPH0496878A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像処理方式に関し、特に帳票等の文書画像
データに好適な画像傾き検出方式に関する。
〔従来の技術〕
スキャナーやカメラから入力した論文・帳票等の文書画
像の認識を効率良く行うためには、その入力画像の傾き
を検出する処理が重要である。従来の傾き検出方式とし
ては、例えば、特願昭63−209975号明細書に示
されている方法がある。この方法は、傾きを求めたい画
像に対して、ある一定間隔ごとに画像の端より黒画素の
抽出を行ない、それを表形式を構成している直線、即ち
、傾き検出対象とする直線とみなし、Hough変換を
用い直線の分布表を作成し、その最大値なる直線の傾き
に基づいて画像の傾きを決定するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、傾き検出対象となる直線の位置を抽出
する処理において、抽出開始位置となる画像の端から傾
き検出対象としたい直線までの間に、ノイズによる画像
データとは無関係な直線が発生している場合、Houg
h変換を用い直線の分布表を作成し、その最大値なる直
線がノイズによる直線になってしまい、正確な傾き補正
を行なうことができないという問題があった。
本発明の目的は、ノイズによる直線が存在している場合
にも表形式画像データの傾きを検出し、正しい傾き補正
を行なう手段を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
表形式の画像データは、縦方向または横方向に複数の平
行線を持っている。本発明では、平行線、即ち同じ角度
を持つ複数の直線を抽出する。また、画像データ中に成
る角度の直線と、これとは異なる角度を持つ複数の平行
線とが存在しているとき、本発明では、平行線の方を優
先させる。これにより、複写あるいはスキャナー読み取
り時のノイズによる線が存在している場合でも表形式を
構成している真の直線を抽出でき、これにより正しい傾
き補正ができる。
上記のように平行線を見つけるために本発明では、ディ
ジタル化した画像データの中より、黒画素がX軸方向に
連結した塊であるランを求める手段と、ランにおける始
終点座標をHough変換を用い画像データ中の直線の
分布表を作成する手段と、その分布表に基づいて複数の
平行線を抽出する手段と、これらの平行線により画像デ
ータの傾きを検出する手段を設けることを特徴とする。
〔作用〕
画像データの中より、黒画素がX軸方向に連結した塊で
あるランの始終点は、表形式の画像データでいう縦線成
分を強く表している。また、画像データよりランの始終
点は容易に検出することが可能であり、画像データの全
ての黒画素に比べはるかに少ないデータ量ですむ。さら
に画像処理の一手段である14 o u g h変換は
、一般に画像データ中の全ての黒画素に対して処理を行
い、線分を検出する方法であり、データ量の増加によっ
て比例的に処理速度が遅くなる。そのため、ランの始終
点を使用することにより、Hough変換の処理自体が
大幅に少なくなり、垂直θと原点からの距離ρで表され
る画像データ上の縦直線の分布表を作成すθ軸の垂直な
直線上に写像される性質がある。この性質を利用し、分
布表より平行線を抽出する方法として、θ軸の垂直な方
向単位に直線とみなせるデータの個数を求め、その個数
が最大なるものを選択することにより、同一角度の直線
が最も多く存在している部分を抽出することができ、そ
れ以外の直線を無視することができる。即ち1表形式を
構成している複数の平行線を優先して抽出することが可
能となる。
本発明によれば、このような平行線を抽出することによ
り、表形式データ上で本来なら水平あるいは垂直である
べき平行線が傾いていた場合に、その傾きを正確に検出
することができる。また、傾き角度に応じて画像データ
を回転し、正しい姿勢の画像データに変換できる。さら
に、傾き角度を考慮し、入力画像中の文字・線分等を自
動的に認識することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明を適用する画像処理装置の構成を示す
ブロック図である。この装置は、画像入力部101と、
画像入力部101を制御するコントローラ102と、デ
ィジタル化された入力画像が一時的に格納される画像メ
モリ108と、傾き補正等の処理を受けた後の画像デー
タが格納される画像メモリ109と、画像処理およびこ
の装置全体の制御を行うためのデータ処理装置104と
、上記データ処理装置を動作させるためのプログラムメ
モリ107と、画像上でX軸方向に連結した塊であるラ
ンが格納されるテーブルメモリ110と、ランの始終点
座標をRough変換により傾き角を変えた複数の仮定
線の頻度の一覧が記憶されるテーブルメモリ111と、
ランの始終点座標をHough変換により傾き角を変え
た複数の仮定線の頻度を集計したテーブルが記憶される
テーブルメモリ112と、画像上の文字・線分認識結果
が記憶されるテーブルメモリ113と、デイスプレィ装
置105と、デイスプレィ装置105を制御するコント
ローラ106と、コマンド入力等のキーボード103お
よび装置間をつなぐバス114を備えている。
第2図は、本発明のデータの流れを示す。
本装置において、処理装置104は入力装置103から
のコマンドに従い、コントロール102を通じて画像入
力装置EIOIから対象とする原画像21を入力すると
、原画像21上の画像情報がディジタル化された後、画
像メモリ108に格納される。画像メモリ108内のデ
ータ登順次に処理し、画像上で黒画素がX軸方向に連結
するランを求め、これらの−覧表であるランテーブル部
22をテーブルメモリ110上に作成する。
次に処理装置104は上記ランテーブル部22の始終点
座標を順次テーブルメモリ110より読み出し、Rou
gh変換により傾き角度を変えた複数の仮定線の頻度を
求め、それを−覧表にした頻度分布テーブル部23をテ
ーブルメモリ111に格納する。次に処理装置104は
、頻度が最も多くなる平行線を形成する直線群を求める
ために、まず頻度分布テーブル部23を順次テーブルメ
モリ111より読み出し、頻度集計テーブル部24をテ
ーブルメモリ112に作成する。次に処理装置104は
、頻度集計テーブル部24を順次テーブルメモリ112
より読み出し、その集計値が最大となる平行線の傾き2
5を求める。尚、これらの画像データは、以下説明の簡
単化めために、白黒2値のディジタル画像とする。
次に第3図〜第5図を参照し、本発明の原理について説
明する。
第3図は入力された原画像21の1例を示す。
この例で直線26はノイズによる直線であり、直線27
と直線28が画像を構成している真の直線と仮定する。
それぞれのランの始終点座標を)laugh変換を用い
変換することにより、第4図に示す頻度分布テーブル部
23を作成する。この頻度分布テーブル部23のθ軸に
垂直な方向に成るしきい値を持って集計を行ない、第5
図に示す頻度集計テーブル部24を作成する。
この頻度集計テーブル部24の最大値を検索することに
より、傾きの値としてθ2 を得ることができる。
次に、第2図の原画像21からランテーブル部22を求
める手順について説明する。原画像21を対象とする画
像データの一例を示しており、この例では、表題2文字
2表を形成している線分が含まれている。画像データよ
り、ランを求めるには、画像データをX軸方向にサーチ
を行い、白画素から黒画素に変化する点をランの開始点
、黒画素から白画素に変化する点をランの終了点とする
ことにより求めることができる。またランテーブル部2
2は、原画像21より黒画素がX軸方向に連結した塊で
あるランを格納するテーブルであり、ランの開始X座標
221.終了X座標222およびY座標223をそれぞ
れ管理する。
第6図に、上記ランテーブル部22を作成するアルゴリ
ズムの一例を示す。ステップ301は、画像データのY
座標を表す変数Yを初期化している。ステップ302画
像データのX座標を表す変数Xを初期化している。ステ
ップ303は、変数FLAGに検索状態を始点検索状態
に設定している。ステップ304は1画像データの[X
、Y]の位置の画素が黒画素かどうか判定し、黒画素な
らばステップ309へ、そうでなければステップ305
へそれぞれすすむ。ステップ305は、変数FLAGの
検索状態を見て、始点検索状態ならばステップ311へ
、そうでなければステップ306へ進む。ステップ30
6は、終点保存変数ENDに終点座標を代入している。
ステップ307は、始点、終点とそれらのY座標を1つ
の組として、ランテーブル部22へ格納している。ステ
ップ308は、変数FLAGの状態を始点検索状態にし
ている。ステップ309は、始点保存変数5TARTに
始点座標を代入している。ステップ310は、変数FL
AGの状態を終点検索状態に設定している。ステップ3
11は、変数Xの値を1増加させている。ステップ31
2は、変数又と画像データの幅を比較し、変数Xの方が
大きければステップ313へ、そうでなければステップ
304へ進む。ステップ313は、変数FLAGの検索
状態を見て、始点検索状態ならばステップ317へ、そ
うでなければステップ314へ進む。
ステップ314は、終点保存変数ENDに終点座標を代
入している。ステップ315は、始点、終点とそれらの
Y座標を1つの組として、ランテーブル部22へ格納し
ている。ステップ316ステツプ308は、変数FLA
Gの状態を始点検索状態にしている。ステップ317は
、変数Yの値を1増加させている。ステップ318は、
変数Yと画像データの高さを比較し、変数Yの方が大き
ければ終わりへ、そうでなければステップ302へ進む
次に、前記ランテーブル部22を使い、頻度分布テーブ
ル部23を作成する手順について説明する。ここでは、
例として画像処理の分野でHough変換と呼ばれる手
法を応用する。尚、Hough変換のアルゴリズムにつ
いては、例えば、rFIough変換とパターンマツチ
ング」 (情報処理Vo1.30Na9  pp、10
35−1046 Sep、1989)に詳しい。Hou
gh変換は一般的に画像中に実在する直線を検出する手
段として使われているが、本発明では、画像中の直線群
に対する傾きの頻度を求める手段としてこれを利用する
。すなわち各ランデータの始点X−Y座標座標点終点−
Y座標をρ=Xtsinθ+Ytcosθ のρとθの関係f(ρ、θ)として求めている。
ここでρは、四捨五入等により整数化する。各点につい
て求めたρとθを、ρ−θの2次元の配列である頻度分
布テーブル部22に累積する。この蓄積された値が大き
いものほど多数の点を通る直線を表している。第2図に
、頻度分布テーブル部23の一例を示す。図中ρの値は
画素単位にとってあり、八〇は傾きの精度を表す角度ピ
ンチを示す。応用によって異なるが、Δθの値を例えば
0.05°とすると、0.05°単位で画像の傾きを求
めることができる。
第7図に、直線パラメータを累積するための頻度分布テ
ーブル部23を作成するアルゴリズムの一例を示す。ス
テップ401〜407は、頻度分布テーブル部23の内
容をゼロリセット処理を行なっている。ステップ408
〜415は、頻度分布テーブル部23に対し、直線方程
式で求めた[ρ、θコの場所に、1増加処理を行なって
いる。
これを繰り返して行なうことにより頻度分布テーブル部
23を完成させる。
次に、前記頻度分布テーブル部23を使い、頻度集計テ
ーブル部24を作成する手順について説明する。頻度が
最も多くなる平行線を形成する直線群を求めるために、
Hought変換により作成したテーブルには、互いに
平行な直線群はρ−θの2次元配列中のθ軸に垂直な直
線上に写像されるという性質を持つ。この性質を使い、
θ軸に垂直な方向単位に直線と判別できるしきい値αを
定め、その総和のテーブルである頻度集計テーブル部2
4を作成する。
第8図に、頻度集計テーブル部24を作成するアルゴリ
ズムの一例を示す。ステップ501は、変数θに角度初
期値MINθを代入している。ステップ502は、頻度
集計テーブル部24のθ番目の内容をゼロリセットして
いる。ステップ503は、変数ρに初期値を代入してい
る。ステップ504は、頻度分布テーブル部23の[ρ
、θ]位置の値としきい値αを比較し、頻度分布テーブ
ル部23の[ρ、 O]位置の値の方が大きければステ
ップ505へ、そうでなければステップ506へ進む。
ステップ505は、頻度集計テーブル部24のθ番目の
内容に頻度分布テーブル部23の[ρ、θ]位置の値を
加えている。ステップ506は、変数ρの値を1増加し
ている。ステップ507は、変数ρとMAXρの比較を
行い、変数ρの方が大きければステップ508へ、そう
でなければステップ504に進み上記処理を繰り返す。
ステップ508は、変数θに角度の刻み幅Δθを加えて
いる。ステップ509は、変数θとMAXθを比較し、
変数θの方が大きければ終わりへ、そうでなければステ
ップ602進み上記処理を繰り返す。上記アルゴリズム
を行なうことにより頻度集計テーブル部24を完成させ
る。
次に、頻度集計テーブル部24より画像データの傾き2
5を検出する手順について説明する。頻度集計テーブル
部24は、平行線を形成する直線群の頻度を集計したテ
ーブルである。画像上では、平行な線分が多く存在する
ものほど、その平行線分の傾きが画像の傾きを強く表し
ていると考えられる。そのため、平行線を形成する直線
群の最大頻度を求めることにより画像データの傾き25
を検出することができる。
第9図に、頻度集計テーブル部24より画像データの傾
き25を求めるアルゴリズムの一例を示す。ステップ6
01は、変数θに角度初期値MINθを代入している。
ステップ602は、最大値判定用変数MAXの値を初期
化している。ステップ603は、頻度集計テーブル部2
4のθ番目の内容と変数MAXを比較し、頻度集計テー
ブル部24のθ番目の内容の方が大きければステップ6
04へ、そうでなければステップ606へ進む。ステッ
プ604は、変数MAXに頻度集計テーブル部24のθ
番目の内容を代入している。ステップ605は、傾き保
存変数Rに変数θの値を代入している。ステップ606
は、変数θの角度の刻み幅へ〇を加えている。ステップ
607は、変数OとMAXθを比較し、変数θの方が大
きければ終わりへ、そうでなければステップ603へ進
み上記処理を繰り返す。上記アルゴリズムにより、変数
R内に画像の傾き25が求まる。
上記第1の実施例によれば、傾きを検出する上で有用な
ランの始終点座標を容易に検出することができる。また
ランの始終点座標は、画像データのすべての黒画素の点
座標に比べはるかに少数であるため、頻度分布テーブル
部22を作成する処理回数を少なくすることができる。
上記第1の実施例では、ランの始終点座標の全ての座標
に対して頻度分布テーブル部23を作成したが、ランを
縦・横・斜めに連結している塊ごとにラベル付きランテ
ーブル部71を作成し、そのラベルごとに外接矩形情報
を抽出し、その最大外接矩形情報を属するランに対して
頻度分布テーブル部23を作成することによって、ラン
をさらに選択することとなり頻度分布テーブル部23を
作成する処理回数をさらに少なくできる。また、ノイズ
・文字等の画像上で外接矩形が小さいランを取り除くこ
ととなり、より正確な傾き検出を行うことができる。
以下、上記改良点を含む第2の実施例について説明する
。この場合、第2図に示す原画像21から、第10図に
示すラベル付きランテーブル部71を作成し、そのラベ
ルごとに外接矩形情報テーブル部72を抽出し、その最
大外接矩形情報に属するランを使用し、第2図に示す頻
度分布テーブル部23を作成する。尚、ラベル付きラン
テーブル部71は、第2図に示すランテーブル部22に
連結成分ごとのラベル711を付加したものである。外
接矩形情報テーブル部72は、X座標における始点72
1.終点722とY座標における始点723.終点72
4をそれぞれ管理する。
次に、ラベル付きランテーブル部71より外接矩形情報
テーブル部72を作成する手順について説明する。ラン
により外接矩形情報を求めるには、ラベルごとにX座標
の始終点、Y座標の始終点の最外値と、ランのX座標の
始終点、Y座標との間で比較処理を行うことにより求め
ることができる第11図に、ラベル付きランテーブル部
71より外接矩形情報テーブル部72を作成するアルゴ
リズムの一例を示す。ステップ801は、変数ラベルN
oの値を初期化しているゎステップ802は、変数No
の値を初期化している。ステップ803は、外接矩形情
報テーブルのxisの始点を保存する変数721に、最
大値を代入しているステップ804は、外接矩形情報テ
ーブルのY座標の始点を保存する変数723に、最大値
を代入している。ステップ805は、外接矩形情報テー
ブルのX座標の始点を保存する変数722に、最小値を
代入している。ステップ806は、外接矩形情報テーブ
ルのY座標の始点を保存する変数724に、最小値を代
入している。ステップ807は、X座標始点721とラ
ンのX座標始点221を比較し、X座標始点721のほ
うが小さければステップ809へ、そうでなければステ
ップ807に進む。ステップ808は、X座標始点72
1にランのX座標始点221を代入している。ステップ
809は、X座標終点722とランのX座標終点222
を比較し、X!標終点722のほうが大きければステッ
プ811へ、そうでなければステップ810に進む。ス
テップ810は、X座標終点722にランのX座標終点
222を代入している。ステップ811は、Y座標始点
723とランのY座標223を比較し、Y座標始点72
3のほうが小さければステップ813へ、そうでなけれ
ばステップ812に進む。ステップ812は、Y座標始
点723にランのY座標223を代入している。ステッ
プ813は、Y座標終点724とランのY座標223を
比較し、Y座標終点724のほうが大きければステップ
815へ、そうでなければステップ814に進む。ステ
ップ814は、Y座標終点724にランのY座標223
を代入している。ステップ815は、変数Noを1増加
している。ステップ816は、変数Noとラベル付きラ
ンテーブル部71の最大個数MAXN○を比較し、変数
Noの方が大きければ終わりへ、そうでなければステッ
プ817に進む。ステップ817は、変数ラベルNoと
ラベル部711の値を比較し、同じであればステップ8
07へ、そうでなければステップ818に進む。ステッ
プ818は、変数ラベルNOの値を1増加している。
次に、外接矩形情報テーブル部71より最大外接矩形情
報をもつラベルを抽出する手順について説明する。最大
外接矩形情報は、X−Y座標方向の矩形の長さが共に最
長となる外接矩形である。
そのため、外接矩形情報よりX−Y座標方向にそれぞれ
矩形の長さを求め、その最大となる矩形の長さに対応す
るラベルを抽出すればよい。
第12図に、外接矩形情報テーブル部71よす最大外接
矩形情報に対するラベルを抽出するアルゴリズムの一例
を示す。ステップ901は、X座標方向の矩形の長さを
記録する変数X 1.、、 E Nを初期化している。
ステップ902は、Y座標方向の矩形の長さを記録する
変数YLENを初期化している。ステップ903は、変
数ラベルNoを初期化している。ステップ904は、変
数ラベルNO番目の矩形が最大の矩形か比較し、R大で
あればステップ905へ、そうでなければステップ90
8に進む。ステップ905は、変数XLENの値を現状
の最大値にする。ステップ90Gは、変数YLENの値
を現状の最大値にする。ステップ907は、最大矩形の
ラベル番号を保存する変数Sラベルに現状のラベル番号
を保存する。ステップ908は、変数ラベルNOの値を
1増加している。ステップ909は、変数ラベルNoと
ラベル番号の最大値であるMAXラベルを比較し、変数
ラベルNoのほうが大きければ終わりへ、そうでなけれ
ばステップ904へ進む、このようにして。
最大外接矩形をもつラベル番号を求めることができる。
次に、ラベル付きランテーブル部71と外接矩形情報テ
ーブル部72より抽出したラベルを使って頻度分布テー
ブル部23を作成する手順について説明す゛る。この場
合、ランが指定されたラベルに属しているかを判定する
処理を、第7図に示すアルゴリズムにつけ加えることに
よりできる。
第13図に、ラベル付きランテーブル部71と外接矩形
情報テーブル部72より抽出したラベルを使って頻度分
布テーブル部23を作成するアルゴリズムの一例を示す
。ステップ1001は、頻度分布テーブル部23の内容
を初期化している。
ステップ1002は、変数NOの値を初期化している。
ステップ1003は、ラベル番号714が指定ラベルで
あるか比較し、同じであればステップ1004へ、そう
でなければステップ1008に進む。ステップ1004
は、変数θの値を初期化している。ステップ1005は
、前記直線方程式により計算した値を頻度分布テーブル
部23に累積している。ステップ1006は、変数θの
値に増加分Δθを加えている。ステップ1007は、変
数θと角度の最大値MAXθを比較し、変数θのほうが
大きければステップ1008へ、そうでなければステッ
プ1005に進む。ステップ1008は、変数Noの値
を1増加している。ステップ1o09は、変数NOと最
大値MAXNC1比較し、変数Noのほうが大きければ
終わりへ、そうでなければステップ1003に進む。
上記第2の実施例によれば、ランを縦・横・斜めに連結
している塊ごとにラベル付ランテーブル部71を作成し
、そのラベルごとに外接矩形情報を抽出し、その最大外
接矩形情報に属するランに対して頻度分布テーブル部2
3を作成することによって、ランをさらに選択すること
となり頻度分布テーブル部23を作成する処理回数をさ
らに少なくできる。また、ノイズ・文字等の画像上で外
接矩形が小さいランを取り除くこととなり、より正確な
傾き検出を行うことができる。
上記第2の実施例では、最大外接矩形情報に属するラン
により頻度分布テーブル部23を作成したが、ランはX
軸方向に連続しているデータであるため、始終点間のX
座標を省略しているという特性を考慮するならば、Y座
標方向に最長な外接矩形情報に属するランに頻度分布テ
ーブル部23を作成することによって、ランの選択条件
をより簡単化でき容易にランを選択することができる。
以下、これを実施する第3の実施例について説明する。
この場合、第10図に示す外接矩形情報テーブル部72
より、Y座標方向に最長な外接矩形情報に属するランを
使用し、第2図に示す頻度分布テーブル部23を作成す
るものとする。
まず、外接矩形情報テーブル部71よりY座標方向に最
長な外接矩形情報をもつラベルを抽出する手順について
説明する。ここでは、第12図に示すアルゴリズムの中
の最大かどうか判定している処理を、Y座標だけを判定
するように変更するだけでよい。
第14図に、外接矩形情報テーブル部71よりY座標方
向に最長な外接矩形情報をもつラベルを抽出するアルゴ
リズムの一例を示す。ステップ1101は、Y座標方向
の矩形の長さを記録する変数YLENを初期化している
。ステップ1102は、変数ラベルNOを初期化してい
る。ステップ1103は、変数ラベルNo番目の矩形が
Y座標方向に1番長いか比較し、長ければステップ11
04へ、そうでなければステップ1106に進む。ステ
ップ1104は、変数YLENの値を現状の最大値にす
る。ステップ1105は、Y座標方向に最長矩形のラベ
ル番号を保存する変数Sラベルに現状のラベル番号を保
存する。ステップ1106は、変数ラベルNoの値を1
増加している。ステップ1107は、変数ラベルNoと
ラベル番号の最大値であるMAXラベルを比較し、変数
ラベルN。
のほうが大きければ終わりへ、そうでなければステップ
1103に進む。
上記第3の実施例によれば、ランの特性である横に連続
しているデータのX座標を省略しているということを考
慮し、Y座標方向に最長な外接矩形情報に属するランに
頻度分布テーブル部23を作成することによって、ラン
の選択条件をより簡単化でき容易にランを選択すること
ができる。
上記第3の実施例では、Y座標方向に最長な外接矩形情
報に属するランにより頻度分布テーブル部23を作成し
たが、横長の画像データに対しては、X座標方向に最長
な外接矩形情報に属するランを90’回転させたランに
より頻度分布テーブル部23を作成することによって、
Y座標方向に短いランに対しても上記第3の実施例と同
じ効果が得られることができる。
以下、これを実施する第4の実施例について説明する。
まず、外接矩形情報テーブル部71よりX座標方向に最
長な査接矩形情報をもつラベルを抽出する手順について
説明する。ここでは、第12図に示すアルゴリズムの中
の最大かどうか判定している処理を、X座標だけを判定
するように変更するだけでよい。
第15図に、外接矩形情報テーブル部71よりX座標方
向に最長な外接矩形情報をもつラベルを抽出するアルゴ
リズムの一例を示す。ステップ1201は、X座標方向
の矩形の長さを記録する変数XLENを初期化している
。ステップ1202は、変数ラベルNoを初期化してい
る。ステップ1203は、変数ラベルNo番目の矩形が
X座標方向に1番長いか比較し、長ければステップ12
04へ、そうでなければステップ1206に進む。ステ
ップ1204は、変数XLENの値を現状の最大値にす
る。ステップ1205は、X座標方向に最長矩形のラベ
ル番号を保存する変数Sラベルに現状のラベル番号を保
存する。ステップ1206は、変数ラベルNoの値を1
増加している。ステップ1207は、変数ラベルNOと
ラベル番号の最大値であるMAXラベルを比較し、変数
ラベルN。
のほうが大きければ終わりへ、そうでなければステップ
1203に進む。次に、ランを90’回転させる手順に
ついて説明する。ランを回転させるためには、まずラン
の始終点座標を座標変換によって90°回転させ、その
ランを一度画像データに戻し、第3図に示すアルゴリズ
ムによりランを90’回転させて再生することによりで
きる。
第16図に、ランを90°回転させるアルゴリズムの一
例を示す。ステップ1301は、ランにおけるXP!1
.標の始点711、終点712及びY座標713を90
°回転させた座標に変換を行なう。
ステップ1302は、回転を行なった座標に対してそれ
をドツトイメージである画像データに変換している。ス
テップ1303は、画像イメージよりランを求めている
上記第4の実施例によれば、横長の画像データに対して
は、X座標方向に最長な外接矩形情報に属するランを9
0’回転させたランにより頻度分布テーブル部23を作
成することによって、Y座標方向に短いランに対しても
上記第3の実施例と同じ効果が得られることができる。
本発明はさらに、種々の変更を加えた形でも実施できる
。例えば、ランテーブル部22の内容から同一間隔ごと
のY座標を持つランをさらに選択することによって、さ
らに頻度分布テーブル部23を作成する処理の回数を削
減することができる。
以下、これを実施する第5の実施例について説明する。
この場合、第2図のランテーブル部22から、同一間隔
ごとのY座標を持つランをさらに選択し、頻度分布テー
ブル部23を作成すればよい。
まず、ランテーブル部22をさらに選択する手順につい
て説明する。ランにおける整合性を保つために、同−Y
座標にあるランデータを1つのグループとして、そのグ
ループごとにあるラインピッチΔY単位に有効データと
する方式により選択を行えばよい。
第17図は、ランテーブル部22より同一間隔ごとのY
座標を持つランをさらに選択し、頻度分布テーブル部2
3を作成するアルゴリズムの一例である。ステップ14
01は、頻度分布テーブルを初期化している。ステップ
1402は、変数Noの値を初期化している。ステップ
1403は、注目すべきランのY座標を記憶している変
数CYにY座標を代入している。ステップ1404は、
現在のランが計算対象か判断し、計算対象であればステ
ップ1405へ、そうでなければステップ14o8に進
む。ステップ1405は、指定角度内で前記直線方程式
により計算を行なった結果を頻度分布テーブル部23に
累積を行なっている。
ステップ1406は、変数CYと次のランのY座標を比
較し、同じであればステップ1408へ、そうでなけれ
ばステップ1407に進む。ステップ1407は、変数
CYの値に増加分ΔYを加えている。ステップ1408
は、変数Noの値を1増加している。ステップ1409
は、変数NOを最大値MAXNOを比較し、変数Noの
ほうが大きければ終わりへ、そうでなければステップ1
404に進む。
上記第5の実施例によれば、頻度分布テーブル部22を
作成する処理回数を少なくすることができ、正確に画像
の傾きを検出することができる。
また、本発明の発明者等が出願した「文書画像処理方式
(特願昭6O−273226) Jに記載された方法を
用いることによって画像データの傾き補正を行うことが
できる。
さらに、上記出願記載された方法を用いることによって
、文字等の認識を行うことができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、傾き検出対象である枠・線を容易に見
つけだし、傾き検品処理用の位置データを作成すること
ができる。また、傾き検出対象である枠は外枠だけに限
定することなく、傾き検出処理を行うことができる。さ
らに、帳票画像のような傾き対象の枠の中に多くの平行
線が含まれるものは、平均的な傾きを検出することが可
能となり、全体として見ると、正確な傾き検出処理が行
える。つけくわえるならば、傾き検出処理用の位置デー
タをその情報を壊すことなく、省略することが可能なた
め、傾き検出処理を高速に行うことができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用する画像処理装置の構成を示す
ブロック図、第2図は、本発明のデータの流れを示す構
成図、第3図は、入力原画像の1例を示す図、第4図は
、頻度分布テーブルの構成の1例を示す図、第5図は、
頻度巣形テーブル部の構成の1例を示す図、第6図は、
画像データよリランを求める処理内容を示す図、第7図
は、頻度分布テーブルを作成する処理内容を示す図、第
8図は、頻度集計テーブルを作成する処理内容を示す図
、第9図は、頻度集計テーブルより傾きを決定する処理
内容を示す図、第10図は、他の実施例によるデータの
流れを示すブロック図、第11図は、ランテーブルより
外接矩形情報を作成する処理内容を示した図、第12図
は、外接矩形情報より最大の外接矩形を求める処理内容
を示した図、第13図は、最大外接矩形に属するランに
より頻度分布テーブルを作成する処理内容を示した図、
第14図は、外接矩形情報よりY方向に最長の外接矩形
を求める処理内容を示した図、第15図は、外接矩形情
報よりX方向に最長の外接矩形を求める処理内容を示し
た図、第16図は、ランを90°回転させる処理内容を
示した図、第17図は、特定のY座標により頻度分布テ
ーブル不 1 図 第 Z 図 第 図 不 固 劣 乙 図 (”l’/+1) 箒 乙 邑 (童のZ) 図 (ぞf)2) 不 図(f:f)/) 築 ■ 7/ 園 ζ佇1ジ 慕 /ρ 図 γ 〆 第 図 第 !″7 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、画像を入力する入力手段と、入力画像データを記憶
    するための記憶手段と、上記記憶手段に記憶された画像
    データを処理する処理手段とからなる画像処理装置にお
    いて、上記処理手段が上記記憶手段に記憶された画像デ
    ータ中で黒画素がX軸方向に連結した塊であるランを求
    める手段と、ランにおける始終点座標をHough変換
    を用い上記画像データ中の直線の分布表を作成する手段
    と、その分布表に基づいて複数の平行線を抽出する手段
    と、これらの平行線により上記画像データの傾きを検出
    する手段を設けることを特徴とする画像傾き検出方式。 2、前記画像データより連結情報を含んだランを求め、
    それら連結情報より所定のルールによりランを選択する
    ことを特徴とする第1項記載の画像傾き検出方式。 3、前記連結情報より外接矩形情報を求め、それら外接
    矩形情報の内、最大となる外接矩形情報に属するランを
    選択することを特徴とする第2項記載の画像傾き検出方
    式。 4、前記外接矩形情報において、それらの外接矩形情報
    の内、Y座標方向に最も長い外接矩形情報に属するラン
    を選択することを特徴とする第2項記載の画像傾き検出
    方式。 5、前記外接矩形情報において、それらの外接矩形情報
    の内、X座標方向に最も長い外接矩形情報に属するラン
    を選択し、そのランを90゜回転させることを特徴とす
    る第2項記載の画像傾き検出方式。 6、前記ランにおいて、同一間隔ごとのY座標を持つラ
    ンをさらに選択することを特徴とする第1項記載の画像
    傾き検出方式。 7、前記処理手段が、前記直線群の傾き角度に応じて前
    記画像データを回転処理し、傾きを補正することを特徴
    とする第1項記載の画像傾き検出方式。 8、前記処理手段が、前記直線群の傾き角度を考慮し、
    前記画像データ中の文字・線分等の認識処理を行うこと
    を特徴とする第1項記載の画像傾き検出方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07105310A (ja) * 1993-10-05 1995-04-21 Ricoh Co Ltd 画像傾き検出方法及び表処理方法
JP2007226546A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Oki Electric Ind Co Ltd 画像処理装置,画像処理方法,およびコンピュータプログラム
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