JPH049588Y2 - - Google Patents

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JPH049588Y2
JPH049588Y2 JP7195286U JP7195286U JPH049588Y2 JP H049588 Y2 JPH049588 Y2 JP H049588Y2 JP 7195286 U JP7195286 U JP 7195286U JP 7195286 U JP7195286 U JP 7195286U JP H049588 Y2 JPH049588 Y2 JP H049588Y2
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cable
damper
adhesive tape
ring
shaped member
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JP7195286U
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は超音波送受波器、温度センサー等の海
洋センサーの吊下機構に関するものであつて、特
にセンサー本体を潮流等の影響を受けずに吊下す
るためのダンパーの構造に関する。
(従来の技術) 第6図は従来技術の構成を示す全体外観図であ
つて、1はダンパー全体を吊下するゴムコード、
2は円盤部材、3はナイロンシートなどでできた
セール、4は袋状の布などでできたケーブルガイ
ド、5はケーブル、6は受波器であり、ダンパー
本体は前記円盤部材2、セール3、ケーブルガイ
ド4からなる。
このダンパー本体の上下にわたり、ケーブル5
が配線されており、円盤部材2に設けられた図示
しない穴を介して、ガンパー本体の下に吊下され
ている受波器6に接続されている。このケーブル
5をダンパーに配線するためには予めセール3へ
ケーブルガイド4を縫製等により設けておき、ケ
ーブル5をケーブルガイド4へ通し、第7図のご
とくケーブルガイド4の先端をゴムコード1へ結
び付けている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述した方法では予めダンパー
本体へ配線ガイドを設けなければならず、ダンパ
ー本体の制作コストが高くなるという問題点があ
つた。
また、ダンパーへの配線作業もケーブルをケー
ブルガイドへ通すことや、ケーブルガイド端末を
ゴムコードへ結ぶ方法をとつているので、作業効
率の低下が避けられないという問題点もあつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記配線作業の効率化と部品点数の削
減を目的としたものであつて、その構成は、海洋
センサーを吊下するダンパーにおいて、 センサを吊下するに十分な強度を有する片面粘
着テープの両端部を各々長さ方向で折り返して、
粘着面どうしを対向させ、該粘着テープの各々の
折り返し部分にリング状部材を挟んで接着し、更
に前記粘着テープのほぼ中央部分にはセンサに接
続すべきケーブルをセールで挟んで接着してケー
ブルガイドとし、一方のリング状部材には吊下ケ
ーブルを接続し、他方のリング状部材にはダンパ
ーの円盤部材を接続して成るダンパーの構造であ
る。
(作用) 上述の構成によれば、センサに接続すべきケー
ブル、および接続のためのリング状部材を容易に
粘着テープの中、すなわちケーブルガイドに装着
することができ、部品点数、工程を節約すること
ができるのである。
(実施例) 第1図aは本考案の実施例を示す全体外観図、
同図bはその概略断面図である。第1図aにおい
て、1はダンパー全体を吊下する吊下ケーブルで
あつて、この場合はゴムコードとし、2は円盤部
材、3はセール、5はケーブル、6は受波器であ
る。本実施例においては円盤部材2を折り畳み可
能な構成とするため、第1図bに示すように、心
材2cをシート2bで包んで内部を中空とし、リ
ング状の板バネ2aを入れて前記シートを引き伸
ばし、ケーブル5は円盤部材2の心材2cと吊下
ひも2dで結ばれて吊下されるものとする。
第2図は本実施例のダンパー上部の詳細図であ
つて、1はゴムコード、3はセール、5はケーブ
ル、7は束線バンド、8は繊維入り粘着テープで
ある。次に、配線及びゴムコードへの接続の工程
を順を追つて説明する。
先ず第3図に示すように円盤部材2とセール3
とケーブル5をはわせておき、(工程1)第4図
に示すように繊維入り粘着テープ8のほぼ中央部
分でケーブル5をセール3で挟むようにして貼り
付ける。更に繊維入り粘着テープ8の両端は余長
を取り、束線バンド7を粘着面に当てて、繊維入
り粘着テープ8を矢印Aと矢印Bの方向に折り曲
げて粘着同志を合わせて接着させて取り付ける。
このようにすることにより、強固な接着となる
(工程2) 次に第5図に示すように束線バンド7をゴムコ
ード1の輪に通して束線バンド7を矢印C方向に
締め付けて余長を切断して配線作業とゴムコード
1への接続を完了する。(工程3)なお、ダンパ
ーの円盤部材2への接続も同様に行なうものとす
る。
なお本実施例では束線バンドを用いたが、適当
なリング状部材を用いて先にケーブルガイドを形
成し、後でゴムコードを結び付けても同様の効果
が得られることは言うまでもない。
(考案の効果) 本考案によれば、ダンパーに配線用ケーブルガ
イドを予め設けなくてもよいので部品点数の削減
が可能となる。また粘着テープにケーブルや束線
バンドなどのリング状部材を容易に装着できるた
め、組み立てや他部品との接続といつた工程を単
純化することができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の実施例の全体外観図、第1
図bは同図aの概略断面図、第2図は本考案の実
施例のダンパー上部の詳細図、第3図は本考案の
実施例の組立の第1の工程を説明する説明図、第
4図は本考案の実施例の組立の第2の工程を説明
する説明図、第5図は本考案の実施例の組立の第
3の工程を説明する説明図、第6図は従来のダン
パーの構成を示す全体外観図、第7図は従来のダ
ンパーに用いられているケーブルガイド上部の詳
細図である。 1……ゴムコード、2……円盤部材、3……セ
ール、4……ケーブルガイド、5……ケーブル、
6……受波器、7……束線バンド、8……繊維入
り粘着テープ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 海洋センサーを吊下するダンパーにおいて、
    センサを吊下するに十分な強度を有する片面粘
    着テープの両端部を各々長さ方向で折り返し
    て、粘着面どうしを対向させ、該粘着テープの
    各々の折り返し部分にリング状部材を挟んで接
    着し、更に前記粘着テープのほぼ中央部分には
    センサに接続すべきケーブルをセールで挟んで
    接着してケーブルガイドとし、一方のリング状
    部材には吊下ケーブルを接続し、他方のリング
    状部材にはダンパーの円盤部材を接続して成る
    ダンパーの構造。 (2) 粘着テープとして繊維入り粘着テープを用
    い、リング状部材として束線バンドを用いた事
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のダンパーの構造。
JP7195286U 1986-05-15 1986-05-15 Expired JPH049588Y2 (ja)

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JP7195286U JPH049588Y2 (ja) 1986-05-15 1986-05-15

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JP7195286U JPH049588Y2 (ja) 1986-05-15 1986-05-15

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JPS62184479U JPS62184479U (ja) 1987-11-24
JPH049588Y2 true JPH049588Y2 (ja) 1992-03-10

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ID=30914964

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JP7195286U Expired JPH049588Y2 (ja) 1986-05-15 1986-05-15

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0735831Y2 (ja) * 1989-04-14 1995-08-16 沖電気工業株式会社 ダンパーの収納構造

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JPS62184479U (ja) 1987-11-24

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