JPH0494100A - 静電加速器 - Google Patents
静電加速器Info
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- JPH0494100A JPH0494100A JP21136990A JP21136990A JPH0494100A JP H0494100 A JPH0494100 A JP H0494100A JP 21136990 A JP21136990 A JP 21136990A JP 21136990 A JP21136990 A JP 21136990A JP H0494100 A JPH0494100 A JP H0494100A
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- Japan
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- gas supply
- tube
- accelerator
- resistance
- resistor
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- Pending
Links
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- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 12
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 4
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 3
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
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- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Particle Accelerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、タンデム型加速器等の静電加速器に関する。
〈従来の技術〉
タンデム型加速器においては、加速管に配列された複数
枚の電極に均等な電界傾斜を与えるために、各電極間に
それぞれ分割抵抗を設けている。
枚の電極に均等な電界傾斜を与えるために、各電極間に
それぞれ分割抵抗を設けている。
この分割抵抗としては、加速管の電極間に針状電極を設
はコロナ放電を利用した放電抵抗や、あるいは電極間に
おいて必要な耐電圧を得ることのできる長さをもつ固体
抵抗かある。この固体抵抗の構造としては、例えば第2
図に示すように、多数個の高抵抗25・・・25を接続
した高抵抗群を、設置距離を得るために加速管21の各
電極22・・・22間において傾斜する方向、つまり高
抵抗群をらせん状に配置した構造のものがある。
はコロナ放電を利用した放電抵抗や、あるいは電極間に
おいて必要な耐電圧を得ることのできる長さをもつ固体
抵抗かある。この固体抵抗の構造としては、例えば第2
図に示すように、多数個の高抵抗25・・・25を接続
した高抵抗群を、設置距離を得るために加速管21の各
電極22・・・22間において傾斜する方向、つまり高
抵抗群をらせん状に配置した構造のものがある。
〈発明か解決しようとする課題〉
ところで、上述の放電抵抗によれば、加速管にコンパク
トに組み込めるが、コロナ放電用の放電電極の磨耗や、
ガス圧の変動等により抵抗値か変化するなどの原因によ
り安定した分割抵抗値を得ることか難しいという問題か
ある。一方、固体抵抗によると、温度による抵抗値の変
化はあるものの、抵抗値が容易に揃えられ安定している
。ところか、取り付は面積を要し、しかも支持体を必要
とするため、小型加速管に組み込み難い点か問題として
あげられる。さらに、第2図に示したように、チャージ
変換ガスセル23へのガス供給管24が配置された場合
には、そのガス供給管24と固体抵抗群25・・・25
との干渉を避ける必要があり、このため、その両者の配
置か複雑かつ困難となる。
トに組み込めるが、コロナ放電用の放電電極の磨耗や、
ガス圧の変動等により抵抗値か変化するなどの原因によ
り安定した分割抵抗値を得ることか難しいという問題か
ある。一方、固体抵抗によると、温度による抵抗値の変
化はあるものの、抵抗値が容易に揃えられ安定している
。ところか、取り付は面積を要し、しかも支持体を必要
とするため、小型加速管に組み込み難い点か問題として
あげられる。さらに、第2図に示したように、チャージ
変換ガスセル23へのガス供給管24が配置された場合
には、そのガス供給管24と固体抵抗群25・・・25
との干渉を避ける必要があり、このため、その両者の配
置か複雑かつ困難となる。
本発明は、上記の従来の諸問題を解決すべくなされたも
ので、その目的とするところは、チャージ変換ガスセル
への供給管ならびに抵抗値が安定した分割抵抗とを備え
、しかもその両者の構造か簡易てかつその設置スペース
も狭い、静電加速器を提供することにある。
ので、その目的とするところは、チャージ変換ガスセル
への供給管ならびに抵抗値が安定した分割抵抗とを備え
、しかもその両者の構造か簡易てかつその設置スペース
も狭い、静電加速器を提供することにある。
く課題を解決するための手段〉
上記の目的を達成するための構成を、実施例に対応する
第1図を参照しつつ説明すると、本発明は、複数枚の電
極2・・・2が所定の間隔で配列された加速管1と、そ
の加速管に配設されたチャージ変換ガスセル3を備えた
加速器において、セル3にガスを供給するガス供給管4
を加速管1の外部壁面に沿って配設し、かつ、各電極2
・・・2をそれぞれ電気的に分割するための抵抗体5を
ガス供給管4に沿って配設するとともに、抵抗体5をガ
ス供給管4で保持するよう構成したことよって特徴づけ
られる。
第1図を参照しつつ説明すると、本発明は、複数枚の電
極2・・・2が所定の間隔で配列された加速管1と、そ
の加速管に配設されたチャージ変換ガスセル3を備えた
加速器において、セル3にガスを供給するガス供給管4
を加速管1の外部壁面に沿って配設し、かつ、各電極2
・・・2をそれぞれ電気的に分割するための抵抗体5を
ガス供給管4に沿って配設するとともに、抵抗体5をガ
ス供給管4で保持するよう構成したことよって特徴づけ
られる。
く作用〉
ガス供給管4は、通常ナイロンチューブなど絶縁性の高
い樹脂チューブが使用されるので、柔軟性があり、しか
も静電場による作用力に耐え得るだけの強度がある。従
って、このガス供給管4に抵抗体5を保持することによ
り、抵抗体5の支持用の部品を別途設ける必要はなくな
る。しかも、ガス供給管4と抵抗体5を同一構成品とす
ることか可能となり、その両者の設置スペースを少なく
することかできる。
い樹脂チューブが使用されるので、柔軟性があり、しか
も静電場による作用力に耐え得るだけの強度がある。従
って、このガス供給管4に抵抗体5を保持することによ
り、抵抗体5の支持用の部品を別途設ける必要はなくな
る。しかも、ガス供給管4と抵抗体5を同一構成品とす
ることか可能となり、その両者の設置スペースを少なく
することかできる。
〈実施例〉
第1図は本発明の実施例の構成を示す要部正面図である
。
。
加速管1には複数枚の電極2・・・2か所定のピッチで
配列されている。また加速管1の内部には、所定位置に
チャージ変換ガスセル3が配置されている。
配列されている。また加速管1の内部には、所定位置に
チャージ変換ガスセル3が配置されている。
さて、本発明実施例においては、ガス供給管4に抵抗線
5をらせん状に巻付け、さらにこのガス供給管4を、加
速管1の側方外周部にらせん状に巻き付けて、その端部
をチャージ変換ガスセル3に接続している。そして、抵
抗線4の一部を各電極2・・・2にそれぞれ電気的に接
触させている。なお、ガス供給管4としては、柔軟性お
よび絶縁性がとも4こ優れたナイロンチューブ等の樹脂
性チューブを用いている。
5をらせん状に巻付け、さらにこのガス供給管4を、加
速管1の側方外周部にらせん状に巻き付けて、その端部
をチャージ変換ガスセル3に接続している。そして、抵
抗線4の一部を各電極2・・・2にそれぞれ電気的に接
触させている。なお、ガス供給管4としては、柔軟性お
よび絶縁性がとも4こ優れたナイロンチューブ等の樹脂
性チューブを用いている。
以上の構造とすることにより、各電極2・・・2間にお
ける抵抗線4の巻き数すなわちその長さを適宜に選定す
ることにより、その各電極2間に所望の耐電圧を得るこ
とができるとともに、その各電極2間におけるそれぞれ
の抵抗値を揃えることができる。
ける抵抗線4の巻き数すなわちその長さを適宜に選定す
ることにより、その各電極2間に所望の耐電圧を得るこ
とができるとともに、その各電極2間におけるそれぞれ
の抵抗値を揃えることができる。
ここで、ナイロンチューブ等のガス供給管4は、柔軟性
が高く、しかも静電場による作用力に耐え得るだけの強
度があるので、抵抗線5を支持するための部品を新たに
設ける必要はなくなり、しかも抵抗線5つまり分割抵抗
の加速管1への取り付けも容易となる。さらに、各電極
2・・・2間の分割抵抗とガス供給管とが同一構成品と
なるため、その両者の専有スペースを狭くすることがで
き、これにより加速器の小型化をはかることかできる。
が高く、しかも静電場による作用力に耐え得るだけの強
度があるので、抵抗線5を支持するための部品を新たに
設ける必要はなくなり、しかも抵抗線5つまり分割抵抗
の加速管1への取り付けも容易となる。さらに、各電極
2・・・2間の分割抵抗とガス供給管とが同一構成品と
なるため、その両者の専有スペースを狭くすることがで
き、これにより加速器の小型化をはかることかできる。
また、ガス供給管4も抵抗線5により電極2・・・2間
において均等な電界傾斜か得られるため、ガス供給管4
に部分的に高電圧がかかることかなく、電圧異常分布に
よる放電現象を防止できる。
において均等な電界傾斜か得られるため、ガス供給管4
に部分的に高電圧がかかることかなく、電圧異常分布に
よる放電現象を防止できる。
なお、以上の本発明実施例においては、抵抗線5がらせ
ん状に巻かれたガス供給管4を、加速管1にらせん状に
巻いているか、これに限られることなく、抵抗線4をガ
ス供給管4に直線状に配置した構成品を加速管1にらせ
ん状に配置してもよいし、あるいはガス供給管4に抵抗
線5をらせん状に巻いた構成品を、加速管1の外部壁面
に直線状に配置してもよい。また抵抗線をガス供給管に
埋め込んでもよいし、供給管そのものを抵抗材で作成す
ることも可能である。
ん状に巻かれたガス供給管4を、加速管1にらせん状に
巻いているか、これに限られることなく、抵抗線4をガ
ス供給管4に直線状に配置した構成品を加速管1にらせ
ん状に配置してもよいし、あるいはガス供給管4に抵抗
線5をらせん状に巻いた構成品を、加速管1の外部壁面
に直線状に配置してもよい。また抵抗線をガス供給管に
埋め込んでもよいし、供給管そのものを抵抗材で作成す
ることも可能である。
〈発明の効果〉
以上説明したように、本発明によれば、ガス供給管を加
速管の外部壁面に沿って配設し、かつ、このガス供給管
に沿って抵抗体を配設して、その抵抗体の少なくとも一
部をガス供給管で保持するよう構成したので、各電極間
における分割抵抗を、特別な支持体を別途設けることな
く配置でき、これにより、部品点数が少なくなるととも
に構造も簡略化される。その結果、組立てが容易となっ
て製造コストが低減する。しかも分割抵抗およびガス供
給管の配置スペースを従来に比して狭くでき、加速器全
体の小型化をはかることができる。
速管の外部壁面に沿って配設し、かつ、このガス供給管
に沿って抵抗体を配設して、その抵抗体の少なくとも一
部をガス供給管で保持するよう構成したので、各電極間
における分割抵抗を、特別な支持体を別途設けることな
く配置でき、これにより、部品点数が少なくなるととも
に構造も簡略化される。その結果、組立てが容易となっ
て製造コストが低減する。しかも分割抵抗およびガス供
給管の配置スペースを従来に比して狭くでき、加速器全
体の小型化をはかることができる。
また、ガス供給管の電圧分布を抵抗体によって均等な傾
斜分布とすることかでき、これによりガス供給管の電圧
異常分布による放電現象を防止できる。
斜分布とすることかでき、これによりガス供給管の電圧
異常分布による放電現象を防止できる。
第1図は本発明実施例の構成を示す要部正面図である。
第2図は分割抵抗およびチャージ変換用ガス供給管が設
置された静電加速器の構造例を示す要部正面図である。 1・・・加速管 2・・・2・・・電極 3・・・チャージ変換ガスセル 4・・・ガス供給管 5・・・抵抗線
置された静電加速器の構造例を示す要部正面図である。 1・・・加速管 2・・・2・・・電極 3・・・チャージ変換ガスセル 4・・・ガス供給管 5・・・抵抗線
Claims (1)
- 複数枚の電極が所定の間隔で配列された加速管と、その
加速管に配設されたチャージ変換ガスセルを備えた加速
器において、上記セルにガスを供給するガス供給管を上
記加速管の外部壁面に沿って配設し、かつ、上記各電極
をそれぞれ電気的に分割するための抵抗体を上記ガス供
給管に沿って配設するとともに、その抵抗体を上記ガス
供給管で保持するよう構成したことを特徴とする静電加
速器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21136990A JPH0494100A (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | 静電加速器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21136990A JPH0494100A (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | 静電加速器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0494100A true JPH0494100A (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=16604827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21136990A Pending JPH0494100A (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | 静電加速器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0494100A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006043366A1 (ja) * | 2004-10-20 | 2006-04-27 | Kyoto Institute Of Technology | 加速管用電圧分割抵抗体、加速管、及び加速器 |
-
1990
- 1990-08-08 JP JP21136990A patent/JPH0494100A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006043366A1 (ja) * | 2004-10-20 | 2006-04-27 | Kyoto Institute Of Technology | 加速管用電圧分割抵抗体、加速管、及び加速器 |
US7671546B2 (en) | 2004-10-20 | 2010-03-02 | Kyoto Institute Of Technology | Voltage division resistor for acceleration tubes, acceleration tube, and accelerator |
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