JPH0492184A - 形状記憶合金継手 - Google Patents
形状記憶合金継手Info
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- JPH0492184A JPH0492184A JP20774090A JP20774090A JPH0492184A JP H0492184 A JPH0492184 A JP H0492184A JP 20774090 A JP20774090 A JP 20774090A JP 20774090 A JP20774090 A JP 20774090A JP H0492184 A JPH0492184 A JP H0492184A
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- shape memory
- joint
- liner
- memory alloy
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- Pending
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Landscapes
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、接続が容易で接続の信顧性が高く、かつ安価
な形状記憶合金継手に関するものである。
な形状記憶合金継手に関するものである。
従来、一般にメカニカルな配管継手は溶接による配管の
接続に比べて、その性能や信顧性が劣るものと考えられ
ていた。しかし米国で開発された形状記憶合金を用いた
継手は、一般のメカニカルな継手がもつ欠点を解消し、
溶接によるパイプ接続と同等な性能が得られ、各分野で
実用化されている。
接続に比べて、その性能や信顧性が劣るものと考えられ
ていた。しかし米国で開発された形状記憶合金を用いた
継手は、一般のメカニカルな継手がもつ欠点を解消し、
溶接によるパイプ接続と同等な性能が得られ、各分野で
実用化されている。
上記のような形状記憶合金を継手として用いているのは
、例えば特開昭５０−９３８４７号公報に示されており
、その他にも多くの出願がなされている。
、例えば特開昭５０−９３８４７号公報に示されており
、その他にも多くの出願がなされている。
この形状記憶合金継手は、形状記憶合金の温度変化によ
る相変態（マルテンサイト相→オーステナイト相）によ
りその内径が収縮するパイプ形状の継手であって、例え
ば第７図（ａ）、（ｂ）に示すように、接続しようとす
るそれぞれの配管（１）の端部を管状または環状の形状
記憶合金の継手（２）の両側から挿入しておき、その後
これを加熱して収縮させ、配管を強固に締め付けて接続
する構造となっている。
る相変態（マルテンサイト相→オーステナイト相）によ
りその内径が収縮するパイプ形状の継手であって、例え
ば第７図（ａ）、（ｂ）に示すように、接続しようとす
るそれぞれの配管（１）の端部を管状または環状の形状
記憶合金の継手（２）の両側から挿入しておき、その後
これを加熱して収縮させ、配管を強固に締め付けて接続
する構造となっている。
一般に継手用の形状記憶合金としてはＮｉ−Ｔｉ系合金
、Ｃｕ −Ｚｎ −Ａ ｊ！系合金が使用されているが
、耐食性を要求されるような場所ではＮｌＴｉ系合金が
用いられる。
、Ｃｕ −Ｚｎ −Ａ ｊ！系合金が使用されているが
、耐食性を要求されるような場所ではＮｌＴｉ系合金が
用いられる。
さらに配管中を通るものが腐食性の流体の場合は、接続
配管と同材質のライナ（３）を継手の内側に設ける。こ
れは自然電位の高いＮｉ−Ｔｉ系合金と配管の間の配管
内部を流れる流体による電位差腐食を防止するためであ
る。
配管と同材質のライナ（３）を継手の内側に設ける。こ
れは自然電位の高いＮｉ−Ｔｉ系合金と配管の間の配管
内部を流れる流体による電位差腐食を防止するためであ
る。
またシール性を高めるために第８図のようにライナ内部
に数本の周方向の突起（４）を設けてシール性を維持す
る。
に数本の周方向の突起（４）を設けてシール性を維持す
る。
ところが上記のライナ内面の突起は周方向のみにあるた
め、配管の長手方向の引張り、圧縮力に対しては強いが
、配管の周方向のねしり力に対しては弱い。
め、配管の長手方向の引張り、圧縮力に対しては強いが
、配管の周方向のねしり力に対しては弱い。
したがって配管システム中に使用する場合、従来の形状
記憶合金継手においては配管のねしりに対してこの信頼
性が低い問題があった。
記憶合金継手においては配管のねしりに対してこの信頼
性が低い問題があった。
〔発明が解決しようとする課題］
本発明は上記の問題について検討の結果、配管の長手方
向の引張り、圧縮力に対すると同時に、配管の周方向の
ねしりに対しても強く、信頼性の高い形状記憶合金継手
を開発したものである。
向の引張り、圧縮力に対すると同時に、配管の周方向の
ねしりに対しても強く、信頼性の高い形状記憶合金継手
を開発したものである。
（課題を解決するための手段）
本発明は、形状記憶合金からなる管状もしくは環状の継
手と、該継手の内側に円筒状のライナを配した形状記憶
合金継手において、該ライナの内面内側に周方向に沿っ
た突起を設けると共に、該ライナの内面両端部側に、周
方向に沿った部分的に欠落部を有する突起を設けたこと
を特徴とする形状記憶合金継手である。
手と、該継手の内側に円筒状のライナを配した形状記憶
合金継手において、該ライナの内面内側に周方向に沿っ
た突起を設けると共に、該ライナの内面両端部側に、周
方向に沿った部分的に欠落部を有する突起を設けたこと
を特徴とする形状記憶合金継手である。
すなわち本発明は、第１図および第２図に示すように、
形状記憶合金継手の内側に配置するライナ（３）の内面
に周方向に沿った突起（４）を設けて配管との接続のシ
ール性を高める共に、その外側の両端部側に周方向に沿
った部分的に欠落部（５）を有する突起（４′）を設け
たものである。
形状記憶合金継手の内側に配置するライナ（３）の内面
に周方向に沿った突起（４）を設けて配管との接続のシ
ール性を高める共に、その外側の両端部側に周方向に沿
った部分的に欠落部（５）を有する突起（４′）を設け
たものである。
この突起（４′）は、欠落部（５）が第２図に示すよう
に周方向に均一に分散するように設けてもよ（、また第
３回および第４図に示すように不均一に分散するように
設けてもよい。
に周方向に均一に分散するように設けてもよ（、また第
３回および第４図に示すように不均一に分散するように
設けてもよい。
さらに第５図および第６図に示すように欠落部（５）を
周方向に均一に分散するような突起（４′）を両端部側
に複数本設けることもできる。
周方向に均一に分散するような突起（４′）を両端部側
に複数本設けることもできる。
また上記の欠落部はライナの内面より深く設は削り込ん
で設けてもよい。
で設けてもよい。
上記のライナの内面内側に周方向に沿って設けた突起（
４）は接続する配管端部に近い位置に設けるもので突起
の数は少なくとも１本が配管の端部にかかるように設け
るものであり、この突起により、シール性と配管の軸方
向の力に対する保持力をもたせたものであり、その外側
、すなわちライナの両端部側に設けた欠落部を有する突
起（４′）は、配管の端部に少なくとも１本がかかるよ
うに設けるもので、配管に接続の際欠落部の工ンジが配
管の周方向のねじり力に対して強い保持力をもたせるこ
とができ継手としての信頼性を高めるものである。
４）は接続する配管端部に近い位置に設けるもので突起
の数は少なくとも１本が配管の端部にかかるように設け
るものであり、この突起により、シール性と配管の軸方
向の力に対する保持力をもたせたものであり、その外側
、すなわちライナの両端部側に設けた欠落部を有する突
起（４′）は、配管の端部に少なくとも１本がかかるよ
うに設けるもので、配管に接続の際欠落部の工ンジが配
管の周方向のねじり力に対して強い保持力をもたせるこ
とができ継手としての信頼性を高めるものである。
この場合使用する形状記憶継手は第７図（ａ）のような
管状のものでも（ｂ）のような環状のものいずれも同様
のシール性を有するが、（ｂ）［１のものは継手材料を
節約できる利点がある。
管状のものでも（ｂ）のような環状のものいずれも同様
のシール性を有するが、（ｂ）［１のものは継手材料を
節約できる利点がある。
なお本発明の継手に用いられる形状記憶合金としてはＮ
ｉ−Ｔｉ系合金、Ｃｕ −Ｚｎ −Ａｆ系合金の他通常
の形状記憶合金が使用でき、またライナの材質としては
、配管材料に通常用いられる材料と同じ材質のものが適
用され、例えば鉄系、銅系、ステンレス鋼系、アルミニ
ウム系、その他の合金が使用できる。
ｉ−Ｔｉ系合金、Ｃｕ −Ｚｎ −Ａｆ系合金の他通常
の形状記憶合金が使用でき、またライナの材質としては
、配管材料に通常用いられる材料と同じ材質のものが適
用され、例えば鉄系、銅系、ステンレス鋼系、アルミニ
ウム系、その他の合金が使用できる。
以下に本発明の一実施例について説明する。
第７図（ａ）に示すような継手構造とし、第１図、第２
図に示すようにライナの内面内側に周方向に沿った突起
（４）を４本設け、その外側に欠落部（５）が周方向に
均一に分散した突起（４′）を両端部側に各１本宛設け
たライナと、第５図および第６図に示すようにライナの
内面内側に周方向に沿った突起（４）を２本設け、その
外側の両端部側に欠落部（５）が均一に分散した突起（
４′）をそれぞれ２本宛設けたライナを作製した。また
比較材として第８図に示すようなライナの内面に周方向
に沿った６本の突起（４）を設けたライナを作製した。
図に示すようにライナの内面内側に周方向に沿った突起
（４）を４本設け、その外側に欠落部（５）が周方向に
均一に分散した突起（４′）を両端部側に各１本宛設け
たライナと、第５図および第６図に示すようにライナの
内面内側に周方向に沿った突起（４）を２本設け、その
外側の両端部側に欠落部（５）が均一に分散した突起（
４′）をそれぞれ２本宛設けたライナを作製した。また
比較材として第８図に示すようなライナの内面に周方向
に沿った６本の突起（４）を設けたライナを作製した。
これらのライナは肉厚２ｆｌで５ＵＳ３０４を用い、突
起の高さは０．５ｍ１１、欠落部の長さは３〜１０閣と
した。
起の高さは０．５ｍ１１、欠落部の長さは３〜１０閣と
した。
継手の形状記憶合金にはＮｉ−Ｔｉ合金を用い肉厚を１
０ｍｍに作った。接続配管は５ＵＳ３０４製の呼び径Ｉ
Ｂ配管を用いた。
０ｍｍに作った。接続配管は５ＵＳ３０４製の呼び径Ｉ
Ｂ配管を用いた。
これらの継手を低温で拡管し、高温にして収縮させ配管
を拘束した。その後水中で５ｋｇｆ／ｃｉの空気圧をか
け、リーク試験を行い、配管への締結を確認した後、配
管の周方向のねしり試験を行い、拘束力を比較した。そ
の結果を第１表に示す。
を拘束した。その後水中で５ｋｇｆ／ｃｉの空気圧をか
け、リーク試験を行い、配管への締結を確認した後、配
管の周方向のねしり試験を行い、拘束力を比較した。そ
の結果を第１表に示す。
第 １ 表
である。
〔効果］
以上のように、本発明の継手を用いると、従来の形状記
憶合金継手は引っ張り、圧縮方向の力に対してのみ強か
ったが、ねじり方向の力に対しても強くなり、配管シス
テムとしての信輔性が高まる等、工業上顕著な効果を奏
する。
憶合金継手は引っ張り、圧縮方向の力に対してのみ強か
ったが、ねじり方向の力に対しても強くなり、配管シス
テムとしての信輔性が高まる等、工業上顕著な効果を奏
する。
第１図、第３図および第５図は本発明の一実施例に係る
ライナの断面図、第２図、第４図および第６図は、第１
図、第３図および第５図の側面図、第７図は形状記憶合
金継手の正面図、第８図は従来のライナの断面図である
。 １・・・配管、 ２・・・継手、 ３・・・ライナ
、 ４４′・・・突起。
ライナの断面図、第２図、第４図および第６図は、第１
図、第３図および第５図の側面図、第７図は形状記憶合
金継手の正面図、第８図は従来のライナの断面図である
。 １・・・配管、 ２・・・継手、 ３・・・ライナ
、 ４４′・・・突起。
Claims (3)
- （１）形状記憶合金からなる管状もしくは環状の継手と
、該継手の内側に円筒状のライナを配した形状記憶合金
継手において、該ライナの内面内側に周方向に沿った突
起を設けると共に、該ライナの内面両端部側に、周方向
に沿った部分的に欠落部を有する突起を設けたことを特
徴とする形状記憶合金継手。 - （２）欠落部がライナの内面より深いことを特徴とする
請求項１記載の形状記憶合金継手。 - （３）欠落部が均一に分散していることを特徴とする請
求項１または２記載の形状記憶合金継手。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20774090A JPH0492184A (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | 形状記憶合金継手 |
| EP91402188A EP0470902B1 (en) | 1990-08-06 | 1991-08-05 | Liner for pipe joint by use of shape memory alloy |
| DE69116765T DE69116765T2 (de) | 1990-08-06 | 1991-08-05 | Büchse zur Rohrverbindung in Anwendung als Memory-Legierungsform |
| CA002048466A CA2048466A1 (en) | 1990-08-06 | 1991-08-06 | Liner for pipe joint by use of shape memory alloy |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20774090A JPH0492184A (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | 形状記憶合金継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0492184A true JPH0492184A (ja) | 1992-03-25 |
Family
ID=16544753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20774090A Pending JPH0492184A (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | 形状記憶合金継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0492184A (ja) |
-
1990
- 1990-08-06 JP JP20774090A patent/JPH0492184A/ja active Pending
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