JPH0492064A - 雪害防止型鉄塔および雪害防止方法 - Google Patents
雪害防止型鉄塔および雪害防止方法Info
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- JPH0492064A JPH0492064A JP20882890A JP20882890A JPH0492064A JP H0492064 A JPH0492064 A JP H0492064A JP 20882890 A JP20882890 A JP 20882890A JP 20882890 A JP20882890 A JP 20882890A JP H0492064 A JPH0492064 A JP H0492064A
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Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、鉄塔よりの落雪により塔下に被害の発生ずる
のを防止し得る雪害防止型鉄塔および雪害防止り法に関
し、とくに鉄塔部材に冠着し、た雪の一部が融けて融水
となり、それが夜間に雪と共に凍結して大きな氷雪塊と
なって落下することを防止可能としてなる鉄塔およびそ
の防止力法に関するものである。
のを防止し得る雪害防止型鉄塔および雪害防止り法に関
し、とくに鉄塔部材に冠着し、た雪の一部が融けて融水
となり、それが夜間に雪と共に凍結して大きな氷雪塊と
なって落下することを防止可能としてなる鉄塔およびそ
の防止力法に関するものである。
[従来の技術]
近年、地域開発の進展などに伴い住宅地等が既設の送電
線路に接近し、あるいは電力需要の増大から送電線路が
数多く新設されたりし2て、人家や農耕地等と送電線用
の鉄塔が近接する例が多くなった。
線路に接近し、あるいは電力需要の増大から送電線路が
数多く新設されたりし2て、人家や農耕地等と送電線用
の鉄塔が近接する例が多くなった。
鉄塔に降雪があると、主材、斜材、水平材を問わず冠着
し、その部位によっては大きな雪塊に成長する。このよ
うな雪塊が鉄塔の高所より落下してくると、鉄塔下の通
行人や構築物あるいは農作物などに被害を与えるおそれ
がある。
し、その部位によっては大きな雪塊に成長する。このよ
うな雪塊が鉄塔の高所より落下してくると、鉄塔下の通
行人や構築物あるいは農作物などに被害を与えるおそれ
がある。
そこで、鉄塔に落雪防止ネ・ソトを取付けたり、鉄塔部
材にヒータを取付1jておいて融雪さゼたり、あるいは
鉄塔部材にストッパとなる突起を設置し、でおいで宵が
斜ヰ4を滑落しようとする場合に当該ストッパで受は止
めぞこで落雪を阻止し、あるいはストッパにより鉄塔の
内側り向に向−)て落雪させるなど種々な対策が試みら
才[てさた。(、かし11、いずれも十分な効果を期待
できないのが実情Cある。
材にヒータを取付1jておいて融雪さゼたり、あるいは
鉄塔部材にストッパとなる突起を設置し、でおいで宵が
斜ヰ4を滑落しようとする場合に当該ストッパで受は止
めぞこで落雪を阻止し、あるいはストッパにより鉄塔の
内側り向に向−)て落雪させるなど種々な対策が試みら
才[てさた。(、かし11、いずれも十分な効果を期待
できないのが実情Cある。
(発明が解決しよ・うとする課題]
鉄塔よりの雪塊落)゛の状況を詳細に観察し、た結果に
よると、鉄塔部材」−に冠着し、た雪塊がクリープによ
って傾き、重力のバランスを失って落T’ する場合と
、氷雪塊とな−)で落下する場合の44.、つの態様の
あるJ、とが判明し、た。
よると、鉄塔部材」−に冠着し、た雪塊がクリープによ
って傾き、重力のバランスを失って落T’ する場合と
、氷雪塊とな−)で落下する場合の44.、つの態様の
あるJ、とが判明し、た。
前者のクリープによる傾斜に起因する雪塊であっても、
それが大きなものであれば、当然被害のおそれが考えら
れるが、この状態では雪塊自体が積雪[7たままの疎な
密度であるため、落]ミの中途で細gに1解したり他の
部材に接触し、で砕は散ったりする場合が比較的多く、
深刻な被害1ご進展砂る例は比較的少ない、。
それが大きなものであれば、当然被害のおそれが考えら
れるが、この状態では雪塊自体が積雪[7たままの疎な
密度であるため、落]ミの中途で細gに1解したり他の
部材に接触し、で砕は散ったりする場合が比較的多く、
深刻な被害1ご進展砂る例は比較的少ない、。
しかし、後者の場合は問題がないとはいい難い。
1なわち、関東地力のように豪雪となることがなく、適
当に積雪かぁ−〕た後外気温が融雪を生ずる程度にIT
温するとい−〉た気象条件の地域では、第9図に示すよ
うに鉄塔部月10上の冠雪20 if落下し2ない状態
のままぞの〜部が融けて水となり、とくに冠雪の鉄塔部
材表面近<1.”融水21を多量に含んだ雪がそのまま
落トゼずに止まり、あるいは落雷を防」1するために役
目られた突片により11められ、これが夜間に凍結して
氷雪塊ノーなっで翌[1が端太となったり、凪が吹いた
りすると、この氷雪塊が鉄塔部材の界面から離脱(て大
きな結氷塊又は結氷片となって地1−に落ドする3、こ
の場合は、王の−・部は硬い氷であり、このような氷雪
片や氷雪塊の1撃を受りたりすることはまことに危険で
ある。
当に積雪かぁ−〕た後外気温が融雪を生ずる程度にIT
温するとい−〉た気象条件の地域では、第9図に示すよ
うに鉄塔部月10上の冠雪20 if落下し2ない状態
のままぞの〜部が融けて水となり、とくに冠雪の鉄塔部
材表面近<1.”融水21を多量に含んだ雪がそのまま
落トゼずに止まり、あるいは落雷を防」1するために役
目られた突片により11められ、これが夜間に凍結して
氷雪塊ノーなっで翌[1が端太となったり、凪が吹いた
りすると、この氷雪塊が鉄塔部材の界面から離脱(て大
きな結氷塊又は結氷片となって地1−に落ドする3、こ
の場合は、王の−・部は硬い氷であり、このような氷雪
片や氷雪塊の1撃を受りたりすることはまことに危険で
ある。
本発明の目的は、−に記し、六ような実情にかんがみ、
鉄塔部材IJ冠着した雪の 部が融けて融水2なり、そ
れが夜間に雪と共に凍結して翌0に氷雪塊あるいは片と
なって落下するようなことを防止可能と11.てなる鉄
塔およびその防止方法を提供しようとするものである。
鉄塔部材IJ冠着した雪の 部が融けて融水2なり、そ
れが夜間に雪と共に凍結して翌0に氷雪塊あるいは片と
なって落下するようなことを防止可能と11.てなる鉄
塔およびその防止方法を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段]
本発明は、鉄塔部材のとくに冠雪を生ずる表面に雪が融
i)るこきによって生じた水分を毛細管現象により吸い
取りあるいはさらに吸い取った水を水滴として落下ぜし
、め得る然るべき連続した間隙を形成(2、たことにあ
り、そのようにして冠着りまた雪からの耐水分を可能な
限り積雪層中より分離せし、め、冠雪をし、て細粉状態
あるいは細片状態においで落下ゼしめ、前述した氷結塊
あるいは氷結片の落下を未然に阻止可能とする雪害防止
力法を基本理念とするものであり、そのための具体的鉄
塔の構成とし、て、鉄塔を構成し、でいる鉄塔部材の表
面に1−又は複数本の溝を形成してなること、あるいは
鉄塔部材の表面に線月を1本のみ又は複数本を各1本ご
とに離間さゼた状態に取イ」け【なること、あるいはさ
らに複数本の線材を、密着平行又は撚ハせ又は編組面状
体の如く集合状態に形成さ七て取付けてなることをそれ
ぞれ要旨としているものである。
i)るこきによって生じた水分を毛細管現象により吸い
取りあるいはさらに吸い取った水を水滴として落下ぜし
、め得る然るべき連続した間隙を形成(2、たことにあ
り、そのようにして冠着りまた雪からの耐水分を可能な
限り積雪層中より分離せし、め、冠雪をし、て細粉状態
あるいは細片状態においで落下ゼしめ、前述した氷結塊
あるいは氷結片の落下を未然に阻止可能とする雪害防止
力法を基本理念とするものであり、そのための具体的鉄
塔の構成とし、て、鉄塔を構成し、でいる鉄塔部材の表
面に1−又は複数本の溝を形成してなること、あるいは
鉄塔部材の表面に線月を1本のみ又は複数本を各1本ご
とに離間さゼた状態に取イ」け【なること、あるいはさ
らに複数本の線材を、密着平行又は撚ハせ又は編組面状
体の如く集合状態に形成さ七て取付けてなることをそれ
ぞれ要旨としているものである。
[作用]
1本又は複数の連続溝は耐水分を吸水するに十分な間隙
に形成することで水分を典型的に吸い取る作用を発揮し
、また添設された線材は自らの外表面と鉄塔部材の外表
面との間に間隙を作り、上記連続溝同様の水分吸い取り
作用を発揮するから、冠雪中の融水は物理的に上記溝あ
るいは線材にj、り吸い取られることになり、夜間に冠
雪が氷雪塊となって凍結するおそれを大巾に低減させ得
る。
に形成することで水分を典型的に吸い取る作用を発揮し
、また添設された線材は自らの外表面と鉄塔部材の外表
面との間に間隙を作り、上記連続溝同様の水分吸い取り
作用を発揮するから、冠雪中の融水は物理的に上記溝あ
るいは線材にj、り吸い取られることになり、夜間に冠
雪が氷雪塊となって凍結するおそれを大巾に低減させ得
る。
[実施例]
以下に、本発明について具体的な実施例図面を参照し説
明する。
明する。
第1図は本発明に係る鉄塔を構成するアングル材よりな
る鉄塔部材10の一実施例を示す端面図であり、第3図
はその説明斜視図である。
る鉄塔部材10の一実施例を示す端面図であり、第3図
はその説明斜視図である。
図に示す、!うに鉄塔部+110の外側表面、“4なわ
ち雪の何着l、得る外表面には長手方向に連転4゛る溝
1が形成さオフている1、 この溝1は12F−てあ、)でも図のように複数本(あ
ってもよく、溝1の111につい”こは広す゛ぎるJ、
となく、いわゆる毛細管現象iJよっ−ご水を吸収捕捉
せしめることが可能な程度の141に形成するのがよい
1、 第2図ζJ同しアングル材よりなる鉄塔部材10
の外表面長手方向に線キイ2を取付けた実施例を示すも
のであり、この線材2に一部)いては、表面に1本のみ
あるいは第2図1=、 iず、4.うに複数本4−間隔
を持た刊て長手プ1向に取付けるものである5、この線
材2の形状は好ましくは端面円形であるのがよく、その
太さに−)いでは線材2の表面と鉄塔部1−11−0の
表面とによって水を吸収I捕捉l、得る程度の間隙が形
成される太さに選定−タるのかよい。
ち雪の何着l、得る外表面には長手方向に連転4゛る溝
1が形成さオフている1、 この溝1は12F−てあ、)でも図のように複数本(あ
ってもよく、溝1の111につい”こは広す゛ぎるJ、
となく、いわゆる毛細管現象iJよっ−ご水を吸収捕捉
せしめることが可能な程度の141に形成するのがよい
1、 第2図ζJ同しアングル材よりなる鉄塔部材10
の外表面長手方向に線キイ2を取付けた実施例を示すも
のであり、この線材2に一部)いては、表面に1本のみ
あるいは第2図1=、 iず、4.うに複数本4−間隔
を持た刊て長手プ1向に取付けるものである5、この線
材2の形状は好ましくは端面円形であるのがよく、その
太さに−)いでは線材2の表面と鉄塔部1−11−0の
表面とによって水を吸収I捕捉l、得る程度の間隙が形
成される太さに選定−タるのかよい。
また、第4図は線材を第2図の、J−うに1本ご♂に離
間して長手方向に取付(jる代わりに線条の編組による
面状体3を形成[5、こ才1を鉄堵部牟、4’ 10に
取付+1だ例を示す斜視図である。
間して長手方向に取付(jる代わりに線条の編組による
面状体3を形成[5、こ才1を鉄堵部牟、4’ 10に
取付+1だ例を示す斜視図である。
この場合においても、編組を構成する線材の太さならび
に編組の網目など1こついでは水を吸収捕捉することか
可能な状態に選択する必要のあることはいうまでもない
。
に編組の網目など1こついでは水を吸収捕捉することか
可能な状態に選択する必要のあることはいうまでもない
。
第5図は、さらに別な実施例を示すもの7・あり、第2
図において線材2をそれぞれ一本ごとに独立させて長手
方向に取付けたのに対し5、図はパイプ材よりなる鉄塔
部材10に線材2を密着型f1さぜ、巻回させた例をン
]<すものである。このように構成すれば、線材2の複
数本が密着平行状態に巻かれているために、線材間に毛
細管現象が! j:先番J−説明した融水2]が生]ま
たとしても、この密着平行巻回させた線材2.2が当該
融水を吸い取り、吸い取られた融水は自重により′7■
・“方に流れ集まり水滴22となって落丁し5てhさ、
第9図のように含水状態を形成するおそれはない1、 図に示すように密着平行に巻回4るかわりに複数の線I
イを撚合せで=巻回しても同様の効果を期待Aることか
できる。
図において線材2をそれぞれ一本ごとに独立させて長手
方向に取付けたのに対し5、図はパイプ材よりなる鉄塔
部材10に線材2を密着型f1さぜ、巻回させた例をン
]<すものである。このように構成すれば、線材2の複
数本が密着平行状態に巻かれているために、線材間に毛
細管現象が! j:先番J−説明した融水2]が生]ま
たとしても、この密着平行巻回させた線材2.2が当該
融水を吸い取り、吸い取られた融水は自重により′7■
・“方に流れ集まり水滴22となって落丁し5てhさ、
第9図のように含水状態を形成するおそれはない1、 図に示すように密着平行に巻回4るかわりに複数の線I
イを撚合せで=巻回しても同様の効果を期待Aることか
できる。
なお、第6および7図1.1鉄塔部材に形成舅−る溝の
方向を第3図のJ、うに長手方向に平行゛Cはなく斜方
向あるいは曲角方向に形成l、た説明斜視図である。こ
のよ・)に溝1.]を形成するごさにより、第5図に示
[また線材の平行巻回と同様な作用をもつで融i′jた
雪の水分を吸い取り、か−)下刃に流−1・させ、水滴
としで落下さぜる効果を期待Aることが1す能となる。
方向を第3図のJ、うに長手方向に平行゛Cはなく斜方
向あるいは曲角方向に形成l、た説明斜視図である。こ
のよ・)に溝1.]を形成するごさにより、第5図に示
[また線材の平行巻回と同様な作用をもつで融i′jた
雪の水分を吸い取り、か−)下刃に流−1・させ、水滴
としで落下さぜる効果を期待Aることが1す能となる。
第8図は、第4図に示し、た編組面状体3をパイプ材よ
りなる鉄塔部材10に取付けた例を示dものであり、編
組面状体3の具体的構成に一ついては、先に第4図にお
いて説明したと同様な構成とすることが望まれる。この
ようにパイプ材よりなる鉄塔部材10に編組面状体を取
付ければ、第5図の複数線条体の密着巻回よりもより効
果的に融水を水滴とし、て滴下させ得ることが期待でき
る。
りなる鉄塔部材10に取付けた例を示dものであり、編
組面状体3の具体的構成に一ついては、先に第4図にお
いて説明したと同様な構成とすることが望まれる。この
ようにパイプ材よりなる鉄塔部材10に編組面状体を取
付ければ、第5図の複数線条体の密着巻回よりもより効
果的に融水を水滴とし、て滴下させ得ることが期待でき
る。
上記(7た(れぞれの実施例はあくまで例示に1ぎない
ものであり、具体的にはその地方の気象条件あるいは雪
質さらには平均的積雪量などを考慮し、適宜設計変更可
能なことは勿論である3、1−発明の効果] 以上の通り、本発明にかかる鉄塔ならびに方法によれば
、鉄塔部Hに冠着した雪の一部が融けて融水とな−〕で
も、これを可能な限り吸い取り捕捉し7あるいはさらに
Tカに流ドさぜ水滴として落1させ得るから、雪そのも
のに水分が多i1に含まれた状態に維持されるのを防止
苅ることが可能となり、鉄塔部材1−の雪は細粉あるい
は細片状の疎な密度の状態を保持し得るから夜間になっ
て外気温が低下し、でも氷結するおそれは少なく、従っ
て、これが落丁する場合においても氷塊あるいは氷片状
となって落下せず、細片状態において落下せしめること
が可能となり、落雷による鉄塔)の被害を犬11]に低
減さぜることが可能となる。
ものであり、具体的にはその地方の気象条件あるいは雪
質さらには平均的積雪量などを考慮し、適宜設計変更可
能なことは勿論である3、1−発明の効果] 以上の通り、本発明にかかる鉄塔ならびに方法によれば
、鉄塔部Hに冠着した雪の一部が融けて融水とな−〕で
も、これを可能な限り吸い取り捕捉し7あるいはさらに
Tカに流ドさぜ水滴として落1させ得るから、雪そのも
のに水分が多i1に含まれた状態に維持されるのを防止
苅ることが可能となり、鉄塔部材1−の雪は細粉あるい
は細片状の疎な密度の状態を保持し得るから夜間になっ
て外気温が低下し、でも氷結するおそれは少なく、従っ
て、これが落丁する場合においても氷塊あるいは氷片状
となって落下せず、細片状態において落下せしめること
が可能となり、落雷による鉄塔)の被害を犬11]に低
減さぜることが可能となる。
このように鉄塔部材と冠着した雪の間における水分を除
去し得る構成にしてあれば、従来鉄塔部材と雪との間に
形成された水膜によって雪の移動が生じ、氷雪塊が成長
していた現象をも解消することができ、落雪片の細片状
態の落下をうながす効果をも有寸る。
去し得る構成にしてあれば、従来鉄塔部材と雪との間に
形成された水膜によって雪の移動が生じ、氷雪塊が成長
していた現象をも解消することができ、落雪片の細片状
態の落下をうながす効果をも有寸る。
第1−から8図は本発明に係る落雷防止型鉄塔を構成す
る鉄塔部材の具体的構成例を示すものであり、第1図は
鉄塔部材表面に長→一方向の溝を形成した状態を示1端
面図、第3図はその説明斜視図、第2図IJ鉄堵部材の
長平方向に線材を離間状態て取(=t l:lた状況を
示す端面図、第4図は鉄塔部卆(に線材をもつで構成し
、た編組面状体を取付けた状態を示す説明斜視図、第5
図はバイブ祠よりなる鉄塔部材に複数の線材を密着平行
さ上巻回さ七た状況を示Aものであり、それによって雪
の融水か水滴となっ′C落Tりる状態を示す説明図、第
6および7図はアングル月よりなる鉄塔部材に形成する
溝の方向をぞれぞれ斜方向および長平方向に直交する方
向に形成し、た実施例を示す説明斜視図、第8図は第4
図に小し、た編組面状体をパイプ材よりなる鉄塔部材に
取付けた様子を示す説明斜視図、第9図は鉄塔部材上に
冠着した雪の一部が融けて融水となり、雪塊が含水状態
を形成して鉄塔部材に付着[1、ている秤子を示す説明
斜視図である。 第2図 第1図 第3図 第4図 第5図 溝、 線材、 編組曲状体1 、鉄塔部材、 宵1 、融水、 :水滴。
る鉄塔部材の具体的構成例を示すものであり、第1図は
鉄塔部材表面に長→一方向の溝を形成した状態を示1端
面図、第3図はその説明斜視図、第2図IJ鉄堵部材の
長平方向に線材を離間状態て取(=t l:lた状況を
示す端面図、第4図は鉄塔部卆(に線材をもつで構成し
、た編組面状体を取付けた状態を示す説明斜視図、第5
図はバイブ祠よりなる鉄塔部材に複数の線材を密着平行
さ上巻回さ七た状況を示Aものであり、それによって雪
の融水か水滴となっ′C落Tりる状態を示す説明図、第
6および7図はアングル月よりなる鉄塔部材に形成する
溝の方向をぞれぞれ斜方向および長平方向に直交する方
向に形成し、た実施例を示す説明斜視図、第8図は第4
図に小し、た編組面状体をパイプ材よりなる鉄塔部材に
取付けた様子を示す説明斜視図、第9図は鉄塔部材上に
冠着した雪の一部が融けて融水となり、雪塊が含水状態
を形成して鉄塔部材に付着[1、ている秤子を示す説明
斜視図である。 第2図 第1図 第3図 第4図 第5図 溝、 線材、 編組曲状体1 、鉄塔部材、 宵1 、融水、 :水滴。
Claims (4)
- (1)鉄塔部材の表面に1又は複数本の溝を形成してな
る雪害防止型鉄塔。 - (2)鉄塔部材の表面に線材を1本のみ又は複数本を各
1本ごとに離間させた状態に取付けてなる雪害防止型鉄
塔。 - (3)鉄塔部材の表面に複数本の線材を、密着平行又は
撚合せ又は編組面状体の如く集合状態に形成させて取付
けてなる雪害防止型鉄塔。 - (4)鉄塔部材の外表面に請求項1から3のいずれかの
構成によって水分を捕捉せしめ得る連続した間隙を形成
し、鉄塔表面に冠着した雪が融けることによって生じた
融水を前記間隙によって吸水捕捉して雪より分離させあ
るいはさらに融水の自重により下方に移動させて水滴と
して落下させ、雪自身に融水が貯溜されるのを阻止し、
雪を細粉あるいは細片状態において落下せしめる鉄塔よ
りの雪害防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20882890A JPH0492064A (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | 雪害防止型鉄塔および雪害防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20882890A JPH0492064A (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | 雪害防止型鉄塔および雪害防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0492064A true JPH0492064A (ja) | 1992-03-25 |
Family
ID=16562789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20882890A Pending JPH0492064A (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | 雪害防止型鉄塔および雪害防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0492064A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6938701B2 (en) | 2002-11-12 | 2005-09-06 | Komatsu Limited | Blade for working machine, and construction and earth-moving machine with the blade |
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-
1990
- 1990-08-06 JP JP20882890A patent/JPH0492064A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
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